目次
- 新卒の「仕事を辞めたい」は甘え? 冷静に状況を見極める基準を理解しよう
- 新卒で「仕事辞めたい」と思っても甘えとは限らない3つの理由
- ①仕事や社会人の生活に慣れるのは大変だから
- ②労働環境や人間関係に問題がある職場もあるから
- ③新卒のうちはやりたい仕事ができないケースが多いから
- こんな状態なら「仕事を辞めたい」は甘えかも? 判断する3つの指標
- ①入社をしてから間もないタイミングである
- ②労働環境における不満が特にない
- ③自分の行動によって現状を変えられる余地がある
- 新卒で辞めたいと思ったら確認! 仕事を辞めるべきか判断する5つの基準
- ①法律に抵触するような労働環境の問題があるか
- ②今の仕事を続けてもやりたい仕事につながらないと判断できるか
- ③仕事のストレスによる心身の不調が出ていないか
- ④退職した後にやりたい仕事が見つかっているか
- ⑤仕事を辞めたとしても経済的に問題なく生活できるか
- 仕事を辞める前に試してみよう! つらい状況から抜け出す3つの行動
- ①業務の知識・スキルをさらに磨いて早く仕事に慣れる
- ②上司や先輩などに相談してアドバイスをもらう
- ③やりたい仕事ができるようになるまでのステップを考える
- 新卒で「仕事辞めたい」と思っても甘えととらえず冷静に次の一手を見極めよう
新卒の「仕事を辞めたい」は甘え? 冷静に状況を見極める基準を理解しよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。新卒で入社した企業で働いているものの、うまくいかずに悩んでいる人から、
「新卒で会社に入ったばかりですが、もう仕事を辞めたいです……」
「新卒で仕事を辞めたいと感じるのは甘えでしょうか?」
といった相談を受けることがあります。社会人として働き始めたばかりの時点では、誰しも悩み抱えることが多いもの。とはいえ「皆きちんと働けているのに……」と自分を責めてしまう人は多いです。
結論から言うと、新卒で入社したばかりで仕事を辞めたいと感じるのは甘えとは限りません。むしろこの機会を今の仕事や生活について見直すタイミングと考え、一度置かれている状況を整理してみましょう。
この記事では、新卒で仕事を辞めたいと思ったときに、自分の状況を冷静に見極めるための基準や次にとるべき行動について解説しています。これからどうしたら良いのか困ったときの指針にしてくださいね。
新卒で「仕事辞めたい」と思っても甘えとは限らない3つの理由


就活生
仕事に行くのがつらくて辞めたいんですが、新卒で働き始めたばかりですし、甘えかもしれないという気持ちもあります。

キャリア
アドバイザー
もう少し自分に優しくなっても良いと思いますよ。新卒の時期は何かと大変ですから。

就活生
そうなんでしょうか。新卒は任される仕事も限られていますし、一番楽な時期だと思うんですが……。

キャリア
アドバイザー
そんなことはありません。新卒だからこそのつらさや大変さというものは、確実にあります。
新卒は、仕事以外の大変さもある少し特殊な時期です。これから解説する3つの理由を知れば、仕事を辞めたいと感じている自分を否定する必要はないことがわかりますよ。
①仕事や社会人の生活に慣れるのは大変だから
新卒の頃にまず苦労するのが、学生気分をやめて社会人という立場で行動しなければならないことです。
就職すると、学生の頃よりも生活リズムが固定的になり、自由度が減ってしまう傾向があります。
また職場では、先輩や上司から教えられたことを次から次へと覚えていく必要があり、間違えないように常に緊張しながら業務に取り掛かりますよね。さらに人間関係に関しても一緒に働く人や取引先など、学生時代ほど気軽なものではありません。
<学生時代と社会人の違い>
| 比較項目 | 学生時代 | 社会人 |
| 生活リズム | 空きコマや長期休みなど自由時間が多い | 毎日同じ時間に出勤しなければならない |
| 学業・仕事に対する責任感 | 学業でミスをしても自分が後で困るだけで済む | 仕事でミスをすると周囲にも迷惑がかかる |
| 人間関係 | 気心を知れた仲の良い人たちとだけ一緒に居られる | どんな人ともうまくかかわることが求められる |

キャリア
アドバイザー
このような学生と社会人の違いに慣れるには、時間がかかります。特に社会人1年目の頃は前年とのギャップにとまどい「仕事を辞めたい」と感じる人が多いです。
②労働環境や人間関係に問題がある職場もあるから
新卒で仕事を辞めたくなる背景には、職場の労働環境や人間関係が影響していることもあります。これらの状態が悪い職場だと毎日会社に行くのが憂うつになり、「仕事を辞めたい」という気持ちになってしまいます。
- 休日出勤や時間外労働が多いのに残業代が出ない
- 人格否定をされるなど上司や先輩からパワハラを受ける
特に新卒の場合、ほかの会社や職場を知らない状態で働いているので「この大変な環境で働くのが当たり前だ」と思ってしまいやすく、精神的に追い詰められてしまうケースが少なくありません。
人間関係の悩みで仕事を辞めるかどうか悩んだときは、以下の記事で解説している6つの選択肢が参考になりますよ。合わせてチェックしてみてくださいね。
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③新卒のうちはやりたい仕事ができないケースが多いから
やりたいと思っていた仕事ができないのも、新卒が仕事を辞めたくなる理由の一つです。
- 雑用など簡単な仕事しか任せてもらえずやりがいを感じない
- 希望していなかった部署に配属されてモチベーションがわかない
最初のうちはスキルも経験もないため、簡単な仕事しか任せてもらえないのは仕方のないことです。配属も、会社全体の人材配置を考えての結果であり、受け入れるしかない場合もあります。
しかし、「やりたくない仕事をいつまでやらなければならないのか」という不満が溜まるのも事実。「やりたいことができないならこの会社にいても意味がない」と感じて退職を考え始める人も一定数います。
キャリアアドバイザーが読み解く!「仕事を辞めたい」というのは甘え?
自分の努力で改善するかで判断しよう
「新卒で仕事を辞めてしまうのは甘えかも……」と悩む人は多くいます。その際に判断の基準にしてほしいのが、「自分の努力で改善するか」ということ。
「嫌だな」と感じている事象があったとして、それが自分の行動や心の持ちようで改善できるのであればもう少し頑張ってみても良いかもしれません。一方で改善しないのであれば、それは「甘え」ではなく環境に問題があるか、単にあなたとの相性が悪かったという判断になるでしょう。
ただもし自分の行動や心の持ちようで改善できるとしても、そのための労力がつらいときもありますよね。その場合は「甘え」だと判断せずに退職するのも選択肢になるでしょう。
こんな状態なら「仕事を辞めたい」は甘えかも? 判断する3つの指標
新卒で仕事を辞めたいと思ったとき、自分の正直な気持ちを否定する必要はありません。しかし勢いで会社を辞めて後悔しないためにも、自分の忍耐や努力が足りていない可能性について一度考えてみることをおすすめします。
これから紹介する3つの指標を参考に、自分の状況を冷静に振り返ってみましょう。
①入社をしてから間もないタイミングである
入社してからあまり時間が経っていないのに「仕事が大変だから辞めよう」「やる気が出ないから辞めよう」と決めてしまうのは、状況によっては甘えと言わざるを得ないこともあります。
一般的には、入社してから職場に慣れるまで3カ月〜半年程度はかかります。半年以上経てば以下のような変化が生まれ、少しずつ気持ちの余裕が持てるようになる人が多いですよ。
- 職場のルールや人間関係、業務の進め方などがつかめてくる
- 少しずつやりたい仕事を任せてもらえるようになる

キャリア
アドバイザー
もちろん、労働環境や人間関係が悪い職場にいる場合はできるだけ早く辞めたほうが良いので、3カ月〜半年というのは一つの目安としてとらえましょう。
②労働環境における不満が特にない
今の職場の労働環境が比較的整っていて不満な点が特にないにもかかわらず「働きたくない」と感じるのは、甘えととらえられる可能性があります。
- 労働時間分の給与をもらえている
- 残業がほとんどない(月20時間未満が一つの目安)
- パワハラや人間関係のトラブルがない
もちろんどんなに環境が整っていても、気が合わない先輩社員や厳しい上司がいたり、やりたいことができなかったりして、仕事に対するモチベーションが下がることがあるかもしれません。
しかしそれらはどのような職場にいっても直面する課題であり、すべての希望をかなえられる企業を見つけるのは難しいです。そのため、仕事に対する自分の考え方や姿勢を変えて対処することが望ましいでしょう。
③自分の行動によって現状を変えられる余地がある
仕事の状況を好転させられる余地があるにもかかわらずまったく行動に移していない場合も、甘えととらえられても仕方がないかもしれません。
- 上司や先輩に何度も指摘されている部分を改善しようとしていない
- 職場になじめないと感じていながら自分からは社員と交流しようとしない
しかし新卒は毎日覚えることがたくさんあり、忙しすぎて上記のような改善の行動を起こせない場合もありますよね。そのため一概に「自分で改善できる余地があるのに何もしないのは甘え」とは言い切れない面もあります。

キャリア
アドバイザー
自分のこれまでの行動を振り返って「状況を変えるためにもっと頑張れる部分があったかも」と思うなら、少し仕事に対する甘えがあるのかもしれませんね。
新卒で辞めたいと思ったら確認! 仕事を辞めるべきか判断する5つの基準


就活生
甘えかもしれないのですが、やっぱり仕事がしんどいので辞めたいと考えてしまいます……。

キャリア
アドバイザー
無理を続けるのは良くないので、つらいときは辞めるのも一つの選択肢ですよ。

就活生
でもまだ入社したばかりなのに、辞めても本当に大丈夫なのでしょうか。

キャリア
アドバイザー
辞めるかどうか迷うときは、基準に沿って一度自分の状況を振り返ってみるのがおすすめです。
仕事を辞めるかどうかを感情的に決めてしまうと後悔する可能性が高いです。これから紹介する5つの基準をもとに、今後のキャリアや生活、自分の健康状態や経済状況などをふまえて総合的に判断するようにしましょう。
①法律に抵触するような労働環境の問題があるか
労働基準法や労働施策総合推進法などの法律に抵触するような、劣悪な労働環境で働いている場合は辞めることを検討しても問題ないでしょう。
- 残業代の未払いが発生している
- 月45時間・年360時間を超える時間外労働がある(例外のケースあり)
- パワハラ・セクハラなどのハラスメントがある
- 有給休暇をとらせてもらえない
- 雇用契約書の内容と実際の労働条件が違う

キャリア
アドバイザー
自分の職場が法律的に問題があるのかどうかわからないこともありますよね。そのときは労働基準監督署や総合労働相談コーナーに状況を説明して意見をもらいましょう。
もしパワハラが原因で会社を辞めたいと思っている場合は自己退職ではなく会社都合退職に該当しますが、会社都合退職を証明するには退職前に準備が必要なものもあります。以下の記事でぜひ対策を確認してみてくださいね。
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②今の仕事を続けてもやりたい仕事につながらないと判断できるか
入社して最初の頃は、やりたい仕事を任せてもらえないことが多いです。しかし働き続けてスキルや経験を積んでいれば、自分の希望の業務を任せてもらえる機会に巡り合うかもしれません。
もし今の仕事を続けてもやりたい仕事につながる可能性がないと思ったら、自分の理想のキャリアを実現するために会社を辞めるのも一つの選択肢ですよ。
- 自分よりも数年入社が早い先輩が今どのような業務を担当しているか調べる
- 上司にこのまま進めば今後どんなポジションでどんな業務ができるか聞く
仕事について考えているうちに、今の仕事がそもそも自分に向いていないという結論になることもあります。そのときは適職分析をして自分にどんな仕事が合っているのか整理してみましょう。詳しくは以下の記事で解説しているので、悩んだときの参考にしてくださいね。
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③仕事のストレスによる心身の不調が出ていないか
心身の調子が悪くなるほど仕事のストレスが溜まってしまっている場合も、仕事を辞めることを前向きに検討してみるべき状況といえます。たとえば以下のような症状がすでにある場合には注意が必要です。
- 毎朝胃腸の調子が悪い
- 食欲がわかない
- 寝付きが悪く十分な睡眠がとれていない
- 以前に比べて格段に集中力が落ちている
- 何もしていないのに涙が出る
- 動機や息苦しさがある
- 何に対してもモチベーションがわかない
特に心の変化は目に見えないため、まだ大丈夫と思っているうちに状態が悪くなってしまうことがあります。
仕事によるストレスで会社を辞めたいと思ったときは、退職以外にも休職や部署異動など比較的リスクが小さい選択肢もあります。詳しくは以下の記事で解説しているので、このような選択肢も前向きに検討してみてくださいね。
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キャリア
アドバイザー
自分の状態は客観的に見ることができないため、自分の状況について家族や友人などにも相談してみるのがおすすめです。
④退職した後にやりたい仕事が見つかっているか
「〇〇の仕事がしたいから辞める」と次の仕事の目星がある程度付いているかどうかも、辞めるタイミングを判断するうえで大事な指標です。
次にやりたい仕事が決まっていないまま「今の仕事が嫌だから」という理由で勢いで退職すると、以下のようなリスクがありますよ。
- 「これからどうしたら良いのか」と先の見えない不安で精神的に追い詰められる
- 次の就職先が見つかるまで無職となり履歴書にブランク期間ができる
しかし、今の仕事で疲れ切ってしまっていると、やりたい仕事を探す気力がわかないことがあります。まずは心身を休めることを優先し、冷静な判断ができるようになってからやりたいことを考えるようにしましょう。
⑤仕事を辞めたとしても経済的に問題なく生活できるか
退職後の経済的な問題も、仕事を辞めるかどうかの判断に影響します。
退職すると当然収入がなくなるため、貯金を切り崩す生活になります。入社して1年も経っていない場合は、失業保険も頼りにできません。雇用保険の加入期間が足りず給付の対象外になる可能性が高いためです。
- 次の仕事が見つかるまで生活できる程度の貯金がある(3カ月程度が目安)
- 失業中の間は実家で過ごすことができる

キャリア
アドバイザー
経済的な余裕がないと精神的にもつらくなってしまうことがあるので、現実的な問題として慎重に判断することが大切ですよ。
入社3年以内の離職は「短期離職」とみなされて次のキャリアに影響することがあります。後悔しないためには事前に短期離職のリスクを把握したうえで早めに対策を打っておくことが大切です。詳しくは以下の記事で解説しているのであわせてチェックしてくださいね。
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短期離職について考えた時、その後のキャリアや転職活動への影響を考えて不安に思うことがありますよね。大切なのは本当に今辞めることがベストなのかを見極め、後悔のない選択をすることです。この記事では、専門家のアドバイスを交えて短期離職について悩んだときに覚えておいてほしいことについて解説していきます。
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仕事を辞める前に試してみよう! つらい状況から抜け出す3つの行動
新卒で仕事を辞めたいと思ったとき、いきなり退職すると後悔するリスクがあります。
そこでまずは、仕事を辞めずにつらい状況から抜け出す方法を模索してみましょう。これから紹介する3つの方法がおすすめです。
①業務の知識・スキルをさらに磨いて早く仕事に慣れる
早く仕事に慣れることができたら、わからない業務やできない業務でストレスが溜まることがなくなりますし、自分が成長している実感が得られてモチベーションも上がりやすくなりますよ。
- マニュアルや手順書を見なくても良いレベルまで仕事の進め方を覚える
- 業務終わりに今日学んだ仕事の知識やスキルを復習する
- これまで学んだことを体系的にまとめる
- 新しい業務に積極的にチャレンジして経験値を高める

キャリア
アドバイザー
与えられた業務をしっかりこなすことができれば、自分がやりたい仕事を任せてもらえるようにもなりますよ。
②上司や先輩などに相談してアドバイスをもらう
社会人経験がまだ十分にない若手のうちは、仕事で悩んだときに自分一人で抱え込んでも解決の糸口を見つけるのは難しいです。そのため、仕事で困ったら上司や先輩など自分よりも経験豊富な人に相談をしてアドバイスをもらうようにしましょう。
- 仕事が早くできるようになるにはどうしたら良いか?
- 仕事でうまくいかないときはどう改善したら良いか?
- 上司や先輩が自分と同じ問題に直面したとき、どう解決したか?
周囲の人に頼ることは甘えではありません。むしろ、周りの人の力を借りて自分の成長につなげることは、若手社会人に求められる姿勢ですよ。
③やりたい仕事ができるようになるまでのステップを考える
新卒で仕事を辞めたくなる原因の一つが「やりたい仕事ができていない」ということ。やりたい仕事ができるようになるまでのステップを考えれば、今の職場で働く意味が見出せるようになり、辞めたい気持ちが薄れることがありますよ。
- 自分が理想とする仕事をやっている人を複数人探す
- その人たちの新卒〜現在までのキャリアを調べる
- キャリアの共通点を探し出す
- 見つけた共通点を自分のキャリアプランに落とし込む
ステップを考えるうえで大切なのは「複数人」のキャリアを調べるということ。さまざまな事例を知っておくとその分視野が広がって、より多くのキャリアの選択肢に気づくことができます。

キャリア
アドバイザー
ステップを考えると、仕事に対して目的意識を持って取り組めるようにもなり、成果にもつながりやすくなりますよ。
何の参考もない状態でステップを考えるのが難しい場合は、以下の記事で紹介しているキャリアビジョンの例を見てみましょう。就活生向けの内容ですが、例をいくつか読むとアイデアが浮かびやすくなりますよ。
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就活においてキャリアビジョンを考える際は、例を参考にするのも方法の1つです。この記事では例だけでなく、キャリアビジョンの考え方についてもキャリアアドバイザーが詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください
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新卒で「仕事辞めたい」と思っても甘えととらえず冷静に次の一手を見極めよう
この記事では、新卒で仕事を辞めたいのは甘えなのかどうかについて解説しました。新卒は新しい職場や生活リズムなどに慣れるのが大変で、「仕事を辞めたい」「働きたくない」と感じやすい時期です。
しかし、新卒の時期を乗り越えて社会人として一人前になれば、働くことが楽しくなったり今の会社で仕事をしていて良かったと思える瞬間が来ることもあります。勢いで会社を辞めるのではなく、自分の状況を冷静に分析して次の行動を見極めるようにしましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ新卒で仕事を辞めたいときはどうする?
キャリアアドバイザー
堀内 康太郎
プロフィールをみる合わないのなら仕事は辞めても大丈夫
仕事を辞めたいと考えている人にまずお伝えしたいのは「仕事は辞めても大丈夫」ということ。
この世の中には400万社以上の企業があります。未経験という立場でそのなかから一社を選んで、その仕事が合わなかったというのはよくあること。むしろ一社目でいきなりぴったり合う企業と出会えるほうが奇跡と言えます。
一度仕事を経験したことで自分にはどのような環境があっているのか、新しく見えてくることもあります。それをふまえて仕事を探せば、今度はきっとあなたにぴったりの会社に出会えるはずですよ。
もちろん最初から「どうせ辞められるし」と考えるのは会社にとってもあなたにとっても良くありませんが、どうしてもつらいときには一番に自分自身を守る選択をすることが大切です。