目次
- ESの趣味「ライブ鑑賞」の作り方|アドバイザーが解説
- 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①】26卒 筑波大学 IT業界
- 【内定者例文②】26卒 仙台青葉学院短期大学 介護業界
- 【内定者例文③】26卒 岩手県立大学 小売業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①「仕事よりもライブ優先」と思われてしまう
- ②アーティストの魅力ばかり語ってしまう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
エントリーシート(ES)の趣味欄に「ライブ鑑賞」と書く際、「ビジネスとの結びつきが弱いから評価を下げられるかも……」と不安を感じた経験はないでしょうか。
そこでこの記事では、26卒内定者が実際にESで使った「趣味:ライブ鑑賞」の例文を紹介。なぜその伝え方が評価されるのか、またどのような点に注意すべきかについて詳しく解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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ESの趣味「ライブ鑑賞」の作り方|アドバイザーが解説
内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①】
26卒 筑波大学 IT業界
趣味はライブ鑑賞です。音楽を通じて会場全体が一体となり、観客と共に熱狂的な空間を共有する瞬間に幸せを感じます。
また、単に楽しむだけでなく、ライブの演出や照明、音響の細部にまで注目し、そこで得たアイデアを大学のイベント運営サークルの企画に活かしてきました。
このように、趣味から得たインスピレーションを実際の行動やチーム運営に還元できる点が私の強みです。
キャリアアドバイザーが読み解く!ただの「観客」で終わらない視点が素晴らしい
ライブ鑑賞を趣味として語る学生は、「一ファン目線」で語ってしまっていることがほとんど。しかし、そこから一歩踏みこみ、単なる消費ではなくアウトプットにつなげていることを示せると好印象につながります。
この例文であれば、ライブを楽しみながらも、同時に演出や照明、音響に注目し、自身のサークル運営に活かした経験に言及できている点が素晴らしいです。
ライブ鑑賞について語る際は、ただ受け身で享受するだけでなく、そこから何かを吸収してアウトプットに変換する主体的な姿勢を盛り込めると良いでしょう。
【内定者例文②】
26卒 仙台青葉学院短期大学 介護業界
趣味はライブ鑑賞です。ただの娯楽として楽しむだけでなく、自身の行動力を向上させるきっかけになっています。
具体的には、好きなアーティストのライブに参加するため、自ら計画を立てて関東から関西まで遠征するなど、フットワーク軽く行動範囲を広げることができました。
仕事においても、この行動力を活かして自ら進んで現場に足を運び、情報収集や課題解決に取り組みたいと考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!「地方遠征」を行動力の証明に活用!
「ライブ鑑賞」をビジネススキルに紐づける際に最もおすすめなのが「行動力」です。
ライブは自身の居住地から離れた地方での公演があることも多いですよね。
そういったライブに参加した経験があるのであれば、それを「自ら進んで現場に足を運ぶ行動力」などビジネスに活きるスキルとして再定義し伝えることで、採用担当者に評価される内容に仕上がります。
実際この例文も、関東から関西に遠征した経験を自身の行動力として伝えて、入社後の「情報収集や課題解決」に活かせるとうまく伝えられていますよね。
このように、ライブ鑑賞を通じて培ったスキルをビジネスでの具体的な行動に落とし込むことを意識してください。
【内定者例文③】
26卒 岩手県立大学 小売業界
趣味はライブ鑑賞です。日頃から自身の気分や状況に応じて多様なジャンルの音楽を聴いており、ストレス解消に役立てています。
さらに、音楽の話をきっかけにアルバイト先の初対面の人とも意気投合し、一緒にライブに行くなど、交流のきっかけとしても活かしています。
入社後も、こうした関係構築力を活かし、社内外の人々と円滑なコミュニケーションを図りながら業務を進めていきたいです。
キャリアアドバイザーが読み解く!コミュニケーション能力は評価されやすい強み!
ライブ鑑賞を通じてアピールできる自身の強みとして「コミュニケーション能力」も挙げられます。
この例文であれば、ライブ鑑賞を通じてアルバイト先の人と信頼関係を構築した経験を語れていますよね。企業に入社後はチームで働くことがほとんどなので、趣味を通じてこういったコミュニケーション能力を示せると評価されやすい傾向にあります。
また冒頭の「音楽をストレス解消に役立てている」という、高いセルフマネジメントスキルを感じさせる一文も評価ポイント。
社会に出てからはストレスがたまる瞬間というのも必ずあるので、それを自ら解消する術をもっている学生に、採用担当者は好印象を抱くでしょう
NG例文|アドバイザー添削付き
①「仕事よりもライブ優先」と思われてしまう
趣味はライブ鑑賞です。年間50公演以上のライブに参戦しており、全国各地を飛び回っています。
休日や有給休暇はすべてライブの遠征に充てており、ライブに行くためにアルバイトのシフトも調整してきました。
社会人になっても、この情熱は変わらないため、仕事のスケジュールをうまく調整しながら、全国ツアーには欠かさず参加し続けたいと考えています。
仕事に支障をきたすのは絶対にNG
熱意は素晴らしい一方で、これでは「繁忙期でもライブのために休むのではないか」という懸念を抱かせてしまいます。
企業が求めているのは「自社に貢献してくれる人材」です。趣味はあくまでリフレッシュで、優先すべきは仕事であるという表現に修正しましょう。
趣味はライブ鑑賞です。月に一度ライブに足を運び、生の音楽とパフォーマンスに触れることで、日常のストレスをリセットし、新たな活力を得ています。
遠征の際には限られた時間と予算のなかで効率的にスケジュールを組む必要があり、この経験を通じて計画性と段取り力が身につきました。
社会人になってからも、培った計画性を業務のタスク管理に活かし、しっかりと成果を出していきたいと考えています。
②アーティストの魅力ばかり語ってしまう
趣味はライブ鑑賞です。特に大好きなロックバンドのライブに行くことが生きがいです。
彼らの魅力は、何といってもボーカルの圧倒的な歌唱力と、心に響く歌詞のメッセージ性にあります。
デビュー曲から最新曲まで、彼らの楽曲には常に社会に対する熱い思いが込められており、ライブでのパフォーマンスは圧巻の一言です。
彼らのライブに行くたびに、私自身も勇気をもらい、もっと多くの人にこのバンドの素晴らしさを知ってほしいと強く感じます。
企業が知りたいのは「あなたの魅力」
採用担当者が知りたいのは「アーティストのこと」ではなく「あなた自身のこと」です。
ただアーティストの素晴らしさを語るのではなく、「その音楽に影響を受けて、あなたがどう変わったか、何を行動したか」に焦点を当てて語りましょう。
趣味はライブ鑑賞です。特にメッセージ性の強いロックバンドのライブに足を運んでいます。
彼らの音楽から「失敗を恐れず挑戦することの大切さ」を学び、私自身も大学時代には未経験からITベンチャーでの長期インターンに飛び込む決意ができました。
貴社に入社後も、高い目標に対して臆することなく挑戦し、情熱を持って日々の業務に取り組んでいきます。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ビジネスに活きるソフトスキルに紐づけよう!
キャリアアドバイザー
北浦 ひより
プロフィールをみる結論から言うと、趣味欄に「ライブ鑑賞」と書いたことで評価を下げられるということはまずないでしょう。
趣味欄はアイスブレイクや学生の人柄を測るために設けられていることが多いので、素直に自身の関心のある趣味を記載するのがベストです。
ただその一方で、プラスαの評価をもらいたいのであれば、少し工夫が必要です。ただ「感動する」「楽しい」とだけ伝えるのはアピールとしては不十分。
「遠征のスケジュールを立てる計画性」「ライブ演出を俯瞰で見る分析力」など、ライブ鑑賞を通じて培ったビジネスに活きるスキルを添えられると評価につながるでしょう。
企業は入社後自社の利益のために活躍してくれる学生を求めています。そのため、たとえ趣味欄であっても、自身が「企業に貢献できる人材」であることをはっきりと示すことで、採用担当者の心がグッと動く内容に仕上がりますよ。