目次
- 就活での自己紹介は第一印象を決定づける! 伝え方を理解しよう
- 就活の自己紹介は自己PRではないことを意識しよう
- 題材別! 就活の自己紹介例文8選
- 例文①キャッチコピー
- 例文②長所
- 例文③趣味
- 例文④部活動の経験
- 例文⑤短期留学の経験
- 例文⑥ゼミの経験
- 例文⑦アルバイトの経験
- 例文⑧大学での研究内容
- 実際に作成しよう! 就活の自己紹介の作成法4ステップ
- ステップ①基本情報を伝える
- ステップ②自分の人柄を表す経験を伝える
- ステップ③経験と紐づけた選考への意欲を伝える
- ステップ④締めくくりの挨拶を添える
- 印象に残る就活の自己紹介を考える2つのコツ
- パーソナルな情報を盛り込んで親近感を出す
- 志望先が求める人物像をモデルケースにする
- NG例文付き! 就活での自己紹介で意識すべき4つの注意点
- NG例①基本情報を盛り込めていない
- NG例②自己PRになっている
- NG例③題材を盛り込みすぎている
- NG例④基本情報を述べるだけで終わっている
- 自己紹介は就活最初の重要なアピール! 好印象を残して面接を突破しよう
就活での自己紹介は第一印象を決定づける! 伝え方を理解しよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活中の学生から、
「就活の自己紹介では、どんなことを話せば良いのでしょうか?」
「自己紹介は評価の対象になるのでしょうか?」
といった質問をよく受けます。「自己紹介は簡単に済ませればいいや」と考える人もいるかもしれませんが、自己紹介は面接において自身の第一印象を決定づける、非常に重要な場です。そのため、内容や伝え方のポイントを押さえたうえで、しっかりと準備をしておく必要がありますよ。
この記事では、就活の自己紹介のポイントや注意点、作成法などについて解説していきます。題材別の例文も紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
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就活の自己紹介は自己PRではないことを意識しよう
就活の自己紹介を考えるうえで注意したいのが、自己PRとの混同です。
面接官が自己紹介を求めてくるのには、「どんな人か知りたい」「コミュニケーションのきっかけを作りたい」といった意図があります。そのため、自分の強みを中心とした自己紹介をすると、面接官の意図とは異なる内容になってしまい、マイナス印象につながります。
自分の強みをアピールできる場や時間は別にあるので、自己紹介は自己PRではないことはしっかりと認識しておきましょう。
題材別! 就活の自己紹介例文8選
就活の自己紹介を考えるにあたって、まずは例文を参考にしてイメージをつかんでおくことが大切です。
ここからは、就活の自己紹介例文を題材別に8つ紹介するので、全体の流れやアピールポイントなどに着目しながらチェックしてみましょう。
例文①キャッチコピー
○○大学商学部商業学科から参りました、○○と申します。私は○○県の出身で、地元は漁業が非常に盛んです。海に囲まれて育ったということもあり、おおらかな性格と自負しており、仲間内でも「海の男」と呼ばれています。幼少時代に素潜りで鍛えた体力を活かし、大学では水泳部の一員として活躍しました。
面接にはおおらかな気持ちでリラックスして臨み、粘り強さを活かしてアピールしていきたいと思います。本日は、何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
「海の男」というフレーズが、体力や水泳での活躍などを連想しやすくて良いですね。面接官は多くの学生と接することになるため、キャッチコピーがあれば「○○の学生だ」というように、面接官の記憶にも残りやすくなります。
自分なりのキャッチコピーの見つけ方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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キャッチーさがあり印象的! アピールしたことを面接内でしっかり体現しよう
非常にキャッチ―で面白い自己紹介ですね! 印象に残りやすいと思います。自分の出身地の紹介をしながら、自身の呼び名につながるような話題を広げている点、「海の男」という名前の通り、体力や水泳での活躍など連想しやすく良いと思います。
改善する点は特にありませんが、自身で「面接にはおおらかな気持ちでリラックスして臨み、粘り強さを活かしてアピールしていきたい」と宣言するのであれば、多少答えづらい質問がきても動じずに堂々と答える姿勢を徹底することが大切です。自身でアピールしたことを体現できないと、面接官に疑問を抱かせてしまうでしょう。
例文②長所
○○大学経済学部経済学科から参りました、○○と申します。大学時代は野球部に所属しており、ポジションはセンターでした。外野の一番遠いところからでも声が聞こえるということで、「人間メガホン」の異名をいただいたこともあります。
元気の良さはもちろん、常に前向きな姿勢を持ち、何事も楽しみながら取り組めるのが私の持ち味と感じております。面接では元気の良さを感じてもらえるように、誰よりも大きな声で臨みたいと思います。本日はよろしくお願いします。

キャリアアドバイザー
「人間メガホン」というフレーズがキャッチーで、元気の良さや前向きな姿勢が伝わってきますね。元気の良さをアピールしているため、面接中に多少答えにくい質問をされても、常に明るく対応することを心掛けましょう。
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一つの長所からさまざまな強みをアピール! 長所を活かして活躍した経験も伝えよう
非常にキャッチーでわかりやすい自己紹介で、人事の印象にも残りやすいでしょう。また、人間メガホンという部分から連想される「声の大きさ」だけではなく「元気の良さ」や「前向きな姿勢」という点をアピールできています。
改善するとさらに良い点としては、人間メガホンという異名をもらって活躍した部分や評価をされた点に少し触れるのもおすすめです。また、元気さをアピールするのであれば、多少答えにくい質問が飛んできても、明るさや元気の良さを失わないようにすることが大切ですね。
例文③趣味
○○大学文学部英米文学科から参りました、○○と申します。大学では文学を学んでいることもあり趣味は読書で、年間300冊は読んでいます。お気に入りの一冊は「十五少年漂流記」という冒険譚で、文字の世界で繰り広げられる冒険に何度読んでも心が踊らされます。
面接では読書で身に付けた知識や想像力を発揮して、私という人間を知ってもらい、いかに御社で役立つ存在かをアピールしたいと思います。本日は何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
年間の読書量を数字で示している点が良いですね。ありきたりな趣味であっても、「○○冊読んでいる」といった定量的な情報を盛り込むことで、面接官の印象に残りやすくなりますよ。
自己紹介に趣味の話を盛り込む際のポイントや注意点については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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例文④部活動の経験
○○大学商学部経営学科から参りました、○○と申します。大学時代は剣道部に所属し、4年間ひたすら打ち込み続けました。剣道は心技体の全てを磨く修行であり、厳しい修行に耐え抜くことで、忍耐力や精神力を鍛えられました。
本日の面接も最初から最後まで気を抜くことなく真剣に打ち込み、これまでの成果をしっかり発揮していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
剣道部の経験を通じて、うまく自分の人柄を表現できていますね。ただ、「耐えた」という表現はややネガティブな印象が残るため、「乗り越えた」などの表現に変えた方がいいかもしれません。
キャリアアドバイザーが読み解く!自己紹介で部活動の経験を伝えるときのポイント
ポジティブな表現で一緒に働きたくなる印象を持ってもらおう
「剣道で修行」というキャッチフレーズは面白くて良いと思います。そして培ってきた経験のアピールが盛り込まれている点も良いですね。
改善点としては、「耐えた」というのはネガティブな表現なので、「乗り越えた」などのポジティブな表現に言い換えましょう。面接官も、今後この人と一緒に働いていくことを考えています。そのため、ネガティブな人よりポジティブな人と一緒に働きたいと感じるのは想像しやすいですよね。ポジティブに就活を楽しんでいきましょう!
例文⑤短期留学の経験
○○大学文学部教育学科から参りました、○○と申します。私は小さい頃からアメリカ文化に関心を持ち、古い時代の小説や映画作品を鑑賞し、大学時代には3カ月間の短期留学もおこないました。
留学先では研究を進めたのはもちろん、多くの人達と触れ合うことで、言葉の壁を超えたコミュニケーションが可能であることを学びました。面接官の皆様とも距離を縮められるよう精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
自身の経験や趣味を端的に伝えられていますね。留学先でどのように言葉の壁を超えたのかを説明できれば、さらに良くなりますよ。
キャリアアドバイザーの体験談自己紹介で短期留学の経験を伝えるときのポイント
相手が理解しづらい抽象的な表現に気を付けよう
前半は、自分の趣味や経験してきたことが簡潔に伝えられていて、人柄や特徴がわかりやすくて良いですね! 探求心と行動力があることが伝わります。強いて言えば、アメリカ文化のどのような点に魅力を感じているのかがわかると、より良いです。
改善点としては、「多くの人達と触れ合うことで、言葉の壁を超えたコミュニケーションが可能」が挙げられます。どのように工夫して言葉の壁を乗り越えたのか、具体的に伝えられると良いです。また、後半に出てくる企業に対しての「壁を乗り越えたコミュニケーション」について説明が不足している印象を受けます。抽象的で相手が理解しづらい言葉を並べないようにしましょう。
例文⑥ゼミの経験
○○大学商学部会計学科から参りました、○○と申します。大学ではマーケティングゼミに所属し、地域企業の販売促進の施策を立案・提案するプロジェクトに取り組みました。企画からプレゼンテーションまで携わるなかで、行動力とチームワークの大切さを学びました。
本日の面接では、自ら積極的に動いて御社の業績に貢献できる人材であることを精一杯お伝えしたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
ゼミで経験したことや得たものを簡潔に説明できていますね。そのゼミを選んだ理由も付け加えると、さらに自分の人柄が伝わりやすくなりますよ。
自己紹介にゼミの話を盛り込む際のポイントや注意点については、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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例文⑦アルバイトの経験
○○大学法学部法律学科から参りました、○○と申します。大学時代は、飲食店での接客アルバイトを3年間続けてきました。私が働いていた飲食店は駅前に立地していたこともあり、店内は常に混雑していましたが、そのおかけでどんな状況でも冷静に対応できる臨機応変さと、周囲と連携して業務を回すための協調性を身に付けることができました。
面接でも持ち前の柔軟性を存分に発揮したいと考えていますので、本日はよろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
アルバイトの経験を通じて身に付けたスキルについて、自然な流れでアピールできていますね。常に混雑した状況で自分なりに工夫したことを述べれば、さらに説得力が増しますよ。
例文⑧大学での研究内容
○○大学文学部哲学科から参りました、○○と申します。大学では主に、人間の価値観や意思決定の根拠について探究してきました。研究を通じて、一つの物事に対して多角的に分析する力や、物事を論理的に構成する力を磨くことができました。
緊張していますが自分の持ち味を発揮できるよう精一杯頑張りますので、本日は何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
研究内容と研究を通じて得たものが端的にまとめられていますね。選考への意気込みを大学の研究と紐づけた内容にできれば、さらに完成度が高まりますよ。
実際に作成しよう! 就活の自己紹介の作成法4ステップ

自己紹介で何を話すかは自由ですが、就活の自己紹介は時間が限られているため、ポイントを押さえて簡潔に伝える必要があります。
ここからは、就活の自己紹介の作成法を4ステップで解説するので、実際に作成する際はこの手順に沿って考えてみてください。
ステップ①基本情報を伝える
就活の自己紹介では、まず基本情報から伝えましょう。
- 大学名
- 学部名
- 学科名
- 氏名
基本情報は自己紹介の核となる部分であるため、大学・学部・学科名はすべて略さずに正式名称を伝えるようにしてください。面接官は基本的にエントリーシート(ES)や履歴書を手元に置いていますが、相手が聞き取りやすいように固有名詞は気持ちゆっくりめに話すようにしましょう。

キャリアアドバイザー
ごくまれにですが、大学名を伏せて自己紹介するよう求めてくる企業もあります。そのようなケースでは、うっかり大学名を言ってしまわないよう注意してくださいね。
ステップ②自分の人柄を表す経験を伝える
基本情報を述べた後は、自分の人柄を表す経験を伝えるようにしましょう。
自己紹介は「自分がどんな学生なのか」を知ってもらう場です。ただ単に自分の性格や特徴などを伝えるよりも、具体的なエピソードがあった方が面接官の印象に残りやすいため、学生時代の経験とセットで伝えるのがポイントです。
- 学業
- ゼミ活動
- 部活動
- サークル活動
- アルバイト
- ボランティア活動

キャリアアドバイザー
面接では自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)についても聞かれるので、そのときに話す内容を自己紹介で触れておくのも良いですよ。
ステップ③経験と紐づけた選考への意欲を伝える
続いて、経験と紐づけた選考への意欲を伝えましょう。選考への意気込みを伝えることで、熱意や入社意欲をアピールできます。その際は、直前に伝えた経験と紐づけた内容にするのが効果的です。
たとえば、以下の2つの例文を比較してみましょう。
- A:本日は緊張していますが、精一杯頑張ります
- B:本日は○○で身に付けた想像力を発揮して、私という人間を知ってもらい、いかに御社で役立つ存在かをアピールしたいと思います
Aの例文のように率直な気持ちを伝えるだけでも問題はありませんが、Bの例文のように経験と紐づけた意欲を伝えることで、自己紹介に一貫性が生まれ、より好印象につながりやすくなります。
ステップ④締めくくりの挨拶を添える
最後に締めくくりの挨拶を述べて、自己紹介をまとめましょう。締めの言葉がないと、自己紹介がいつ終わったのかがわかりづらくなります。そのため、自己紹介の最後は「本日はよろしくお願いいたします」といった締めくくりの挨拶で締めるのが原則です。
なお、その際は「お忙しいなかお時間を割いていただき、ありがとうございます」といった、面接の機会を設けてもらったことへの感謝の意もあわせて伝えることで、より印象が良くなりますよ。
印象に残る就活の自己紹介を考える2つのコツ

自己紹介は自分のことを知ってもらうのが最大の目的ですが、せっかくであれば印象に残る自己紹介をしたいという人も多いかと思います。
そこでここからは、印象に残る就活の自己紹介を考えるためのコツを2つ紹介します。魅力的な自己紹介にしたいのであれば、積極的に取り入れてみてください。
パーソナルな情報を盛り込んで親近感を出す
自己紹介を印象的なものにするには、パーソナルな情報を盛り込んで親近感を出すのが効果的です。「自己紹介を通じてコミュニケーションのきっかけを作りたい」と考えている面接官も多いため、親近感を出すことで印象に残りやすくなります。
- 学業
- 部活動
- ボランティア活動
- アルバイト
- 趣味・特技
ただし、パーソナルな情報を盛り込む際は、ESや履歴書の内容とズレが生じないよう注意が必要です。面接官はESや履歴書を手元に置いて面接を進めるので、少しでも違うところがあると違和感を持たれてしまいます。

キャリアアドバイザー
書類と自己紹介の内容が異なると信ぴょう性が薄れてしまうので、気をつけましょう。
就活で趣味や特技をアピールする際のポイントや例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
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趣味・特技を一覧でチェック! 就活でアピールするときの例文24選
就活で役立つ趣味・特技を一覧でまとめました。今回は就活で役立つ趣味・特技を見ていくとともに、企業が趣味や特技を質問する理由をキャリアアドバイザーが解説します。また、趣味・特技の選び方や効果的にアピールするための伝え方を紹介していきます。
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志望先が求める人物像をモデルケースにする
印象に残る自己紹介にするには、志望先が求める人物像をモデルケースにするのも効果的です。
志望先の求める人物像を意識した自己紹介であれば、面接官の興味をひきやすく、その後の深掘り質問につながる可能性もあります。無理にあわせる必要はありませんが、志望先が求める人物像とマッチする強みや特徴があれば、自己紹介に盛り込んでみましょう。
- 企業のコーポレートサイトや公式SNSを確認する
- 経営者の書籍やインタビュー記事を読む
- OB・OG訪問をおこない実際に働いている人の話を聞く
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!面接官の印象に残る自己紹介を考えるコツ
まずは最低限の内容を考えてから肉付けしていこう
自己紹介を作成する際、まずは自己紹介で何を伝えたいか考えてみましょう。すぐに考え付く人はそこから情報を削っていき、考え付かない人は簡潔に必要最低限の内容を考えてから肉付けしましょう。また、自己紹介は伝えなければいけない内容(学校、学部学科、名前など)を除けばフリーの内容が多いです。
面白い経験や変わったアルバイトをしている人は、そういった点をアピールしていくのも良いです。面接官の印象に残って、そこから話が広がることもあります。アイスブレイクのように、自身と面接官の間の距離感を縮めることができます。
ただ、もし変わった経験などを話す際は、深掘りされる可能性が高いのでしっかりと詳細が話せるように準備しておきましょう。自己紹介で印象付けることが出来ればその後の面接が進めやすくなるので、入口からつまずかないようにしっかりと準備をしてくださいね。
自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!
NG例文付き! 就活での自己紹介で意識すべき4つの注意点
最後に、就活での自己紹介で意識すべき注意点をNG例文とセットで4つ紹介します。
自己紹介は自身の第一印象を左右する重要な場であるため、思わぬところで印象をダウンさせないためにも、事前にしっかりとチェックしておきましょう。
NG例①基本情報を盛り込めていない
○○と申します。映画が好きで、年間200本以上は観ていると思います。また、アウトドアな遊びも好きで、休みの日は海や山、川と自然に触れて過ごしていることも多いです。
多趣味と言われることも多く、私自身も好奇心旺盛な性格だと理解しています。次は何をしようかと考えると、楽しみで夜も眠れないこともあります。本日の面接は、何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
最初の基本情報では、学部と学科名まで述べるのが原則です。最低限のマナーができていない学生ととらえられてしまう可能性があるので、きちんと自分の基本情報は述べましょう。
NG例②自己PRになっている
○○大学経済学部国際経済学科の○○と申します。私の強みはコミュニケーション力です。接客のアルバイト経験があり、そこで人と触れ合うことの楽しさを学びました。
このコミュニケーション力を活かして御社の営業部門で活躍したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
この例文は自己紹介ではなく、自己PRになっています。自己紹介は自分をアピールする場ではないため、アルバイトに力を入れていたことと、何のアルバイトをどのくらい続けたのか程度の内容にとどめておきましょう。
NG例③題材を盛り込みすぎている
○○大学法学部政治学科から参りました、○○と申します。本日は貴重な機会をいただきありがとうございます。部活動は野球部のマネージャーをしており、休日はほとんどなく選手の試合に同行しています。居酒屋でのアルバイトも2年間続けています。料理が得意で、なるべく自炊するように心掛けています。また、読書が趣味で、月に平均10冊は読んでいます。本日はよろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
この例文は題材を盛り込みすぎており、まとまりがありません。このような自己紹介は、頭に浮かんだことをそのまま話しているだけの印象が強くなるため、事前に話す内容を整理しておきましょう。
NG例④基本情報を述べるだけで終わっている
○○大学商学部マーケティング学科から参りました、○○と申します。本日は何卒よろしくお願いいたします。

キャリアアドバイザー
自己紹介をコミュニケーションのきっかけ作りとする面接官も多いので、学生時代の活動や趣味・特技といった情報も盛り込むようにしましょう。
自己紹介は就活最初の重要なアピール! 好印象を残して面接を突破しよう
自己紹介は就活で最初のアピールとなり、面接の結果を左右しかねない重要な場です。自己紹介のアピール次第で第一印象が決まり、その後の面接の有利不利が変わると言っても過言ではありません。
好印象につながる自己紹介をするには、事前準備が欠かせません。今回解説した内容を参考にしながら、効果的な自己紹介を用意して面接の突破を目指してくださいね。
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自己紹介で伝えるべき内容やポイント
キャリアアドバイザー
塩田 健斗
プロフィールをみる内容そのものよりも第一印象が重視される! 基本的な情報を簡潔に伝えよう
自己紹介は、特に時間の指定がなければ、基本的な情報を簡潔に伝えるだけで十分です。具体的には、氏名、大学・学部名、大学で学んできたこと、といった内容ですね。
なぜなら、自己紹介では内容そのものよりも、明るく元気に、笑顔で話すことのほうが優先度が高いからです。第一印象は、面接の合否に大きく影響するため、非常に重要な要素と言えます。
もし長めに話す場合や自己PRと明確に区別して話す場合は、2~3つの話題について端的に話すのがおすすめです。たとえば、大学での学び、学生時代に力を入れたこと、アルバイト経験、趣味などです。自己PRは、一つのエピソードを深掘りすることが多いのに対し、自己紹介では複数の要素の概要や全体像を伝えるイメージを持つと良いですよ。