目次
- 柔軟性の自己PRは企業にとっても魅力的な強み! コツを押さえてアピールしよう!
- 自己PRで使える! 柔軟性の言い換え例5選
- ①環境の変化にスムーズに対応できる
- ②既存のルールにとらわれず新たな発想を生み出せる
- ③状況に応じてさまざまな角度から物事を考えられる
- ④目標に向けてあらゆる方法で試行錯誤ができる
- ⑤立場の違う人や多様な価値観を持つ人と協力できる
- 自己PRで効果的に柔軟性をアピールする2つのコツ
- ①企業が必要とする素質に合わせた柔軟性をアピールする
- ②主体的な行動を起こしたエピソードを選ぶ
- 3ステップで簡単! 柔軟性をテーマにした自己PRの伝え方
- ステップ①結論から話す
- ステップ②柔軟性を発揮した具体的なエピソードを伝える
- ステップ③業務で柔軟性をどう活かせるのかで締める
- 自己PRで柔軟性をアピールする例文10選
- 例文①アルバイト経験
- 例文②ボランティア活動
- 例文③留学経験
- 例文④サークル活動
- 例文⑤長期インターン
- 例文⑥部活動
- 例文⑦ゼミ活動
- 例文⑧コンテストへの参加
- 例文⑨資格取得
- 例文⑩趣味の活動
- 自己PRで柔軟性が評価されやすい職種3選!
- ①インフラエンジニア
- ②秘書・受付
- ③商品開発職
- NG例付き! 自己PRで柔軟性をアピールする際の3つの注意点
- ①優柔不断な印象を抱かれてしまう可能性がある
- ②主体性がないと思われやすい
- ③直接的な成果に結びつきにくいと思われる場合がある
- 柔軟性の自己PRは2つのコツを押さえて高評価を得よう!
柔軟性の自己PRは企業にとっても魅力的な強み! コツを押さえてアピールしよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接を控えた就活生から、
「柔軟性って自己PRとして適切ですか?」
「どうやって柔軟性をアピールすれば良いのかわかりません……」
といった質問や相談をよくされます。自己分析を通じて「柔軟性が自分の強みだ」と気付いたものの、「ありきたりすぎるかも」「印象に残らないのでは」と不安になる気持ちもよくわかります。
しかし、柔軟性は企業が求める性質のひとつであり、伝え方次第で強力なアピール材料になります。ただし、抽象的な表現やエピソード不足では、主体性がない、優柔不断だと誤解されてしまうこともあるのです。
この記事では、柔軟性を効果的に伝える自己PRの作り方や、ほかの就活生と差をつけるポイントを例文付きで解説します。すでに自己PRを作成済みの人も、ぜひエントリーシート(ES)と照らし合わせながら読み進めてみてください。
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自己PRで使える! 柔軟性の言い換え例5選

就活生
自己PRで柔軟性をアピールしたいのですが、なんだかインパクトが弱い気がして……。

キャリア
アドバイザー
たしかに「柔軟性」という言葉だけだと、抽象的で伝わりにくく感じるかもしれませんね。でも、言い換えたり具体的な行動に落とし込んだりすれば、あなただけの強みになりますよ。
就活の自己PRにおいて、柔軟性は非常に評価される力のひとつです。ただし、「柔軟性があります」と伝えるだけでは、面接官にとっては多くの応募者と似たような印象になってしまうこともあります。
そこで重要になるのが、柔軟性を自分なりに言い換えて、経験とセットで語ることです。企業が求める柔軟性にはさまざまな側面があるため、自分の強みに合った表現を見つけることで、よりリアリティのある自己PRが可能になります。
ここからは、「柔軟性」を印象的に伝えるための言い換え表現を5つ紹介します。アピールに使える具体例も紹介するため、あなたの経験に近いものを参考にしてみてくださいね。
①環境の変化にスムーズに対応できる
現代のビジネスシーンでは、日々状況が変化します。リモートワークへの切り替えやツールの導入、チーム編成などに対していち早く対応できる力は、柔軟性のなかでも特に実践的な価値があります。
「変化に戸惑わず、前向きに受け入れ、行動に移せる人材」であることを伝えるには、環境の変化を乗り越えた経験を具体的に話すのが効果的です。
- コロナ禍で対面からオンライン授業に切り替わった際にすぐに環境を整えた
- サークルで急遽イベント内容が変更になった際、新しい役割にも前向きに取り組み、無事運営をやり切った
- ゼミ担当の先生が交代し研究内容が変更になった際、新テーマにも興味を持ち直し、主体的に取り組んだ
臨機応変に対応できる能力については、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね。
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②既存のルールにとらわれず新たな発想を生み出せる
柔軟性には、発想力という側面もあります。決められたやり方を守るだけでなく、「もっと良い方法はないか」と考え、実行に移す姿勢も立派な柔軟性です。
発想の柔軟性は、固定概念に縛られず物事を捉え直す力として評価されます。改善や提案につながった経験を持つ人は、その思考と行動のプロセスを伝えましょう。
- 学園祭の出し物で前年と違う形式を提案し、来場者数アップに貢献した
- アルバイトで作業効率を上げるやり方を考え、スタッフ間で共有した
- 部活で練習メニューに飽きが出ていたため、新しいトレーニング法を提案した
発想力を軸に自己PRを考えたいという場合には、こちらの記事も参考になりますよ。
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例文11選|発想力のアピールは課題解決で役立てたエピソードが必須
発想力は企業から見ても魅力的な強みなので、自己PRとしてはうってつけのテーマです。ただ、だからこそ多くの学生が自己PRに選んでいるため、印象づけるためには差別化の工夫が必須です。この記事ではキャリアアドバイザーのアドバイスを交えて、発想力をアピールするためのテクニックから、職種別の自己PR例文を11個用意。発想力を就活で押し出すなら必見の内容なので、ぜひチェックしてくださいね。
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③状況に応じてさまざまな角度から物事を考えられる
「柔軟な視点を持てる人」は、複雑な課題や意見の対立において冷静な対応ができる人材として重宝されます。チームで動くことの多い職場では、物事を一方的な視点で判断せず多角的に捉える力が求められます。
- プレゼン発表の際、聞き手の関心に合わせて説明の順序を変更した
- サークルで意見が対立したときにどちらの意見もまとめて全員が納得する案を提案した
- ゼミの議論で少数意見にも耳を傾けた

キャリア
アドバイザー
この能力は、プレゼンや課題解決の場面、意見調整など、あらゆるシーンで活きるスキルです。
④目標に向けてあらゆる方法で試行錯誤ができる
柔軟性は、単に受け身で「対応する」だけではありません。「どのようにすればうまくいくか」と思考を巡らせ、自分なりの方法を探す粘り強さにも表れます。方法を限定せず、何度も試行錯誤を重ねた経験がある人は、それをぜひ伝えてください。
- 勉強で点数が伸び悩んだ際、参考書を変えたり勉強時間を見直したりした
- 学内イベントの集客に苦戦したときにSNSの運用方法を何度も改善した
- グループ課題のスケジュールが遅れた際に進め方を見直し、全体の巻き返しを図った
このタイプの柔軟性は、「課題解決力」や「継続力」とセットで伝えると説得力が増します。こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
就活で使える問題解決能力を鍛えるには|3つの方法や例文から解説
「継続力」の自己PRは3段階で伝えよう! 13例文と注意点も紹介
⑤立場の違う人や多様な価値観を持つ人と協力できる
柔軟性には「人とのかかわり方の柔軟さ」も含まれます。チームで動くうえでは、自分とは考え方が違う人とどのように協働するかが重要です。多様性を受け入れ、相手の立場を理解しながら働けることは、大きな評価ポイントになります。
特に職場では、年齢・職種・国籍など、さまざまなバックグラウンドを持つ人とかかわるため、この力があると伝えると好印象を得やすくなります。
- 留学生とのグループワークで、文化の違いを尊重しながら役割分担を調整した
- アルバイト先で年齢の離れたスタッフと協力し、円滑な業務進行に貢献した
- 学外活動で、初対面のメンバーと柔軟に役割分担し、無事イベントを成功に導いた
多様な人とのかかわりのなかでは、コミュニケーション能力も培われます。自己PRの際にはセットでアピールするのがおすすめです。
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自己PRで効果的に柔軟性をアピールする2つのコツ

就活生
柔軟性って大事だと思うんですけど、どう伝えたら面接官の印象に残るのかわからなくて……。

キャリア
アドバイザー
たしかに、柔軟性は漠然としていてアピールが難しいテーマですよね。でも、企業が求めているポイントを押さえて、具体的な行動につなげて話せれば、しっかりと伝わりますよ。
柔軟性は、現代のビジネスにおいて非常に重視されるスキルです。ただし、「変化に対応できます」「人に合わせられます」といった表現だけでは、ほかの就活生との差別化は難しく、印象に残りにくくなってしまいます。
ここからは、柔軟性を効果的にアピールするための2つのコツを紹介します。
①企業が必要とする素質に合わせた柔軟性をアピールする
柔軟性は、業界や職種によって求められるポイントが少しずつ異なります。たとえば、急なトラブル対応が多いサービス業では「瞬時の判断力」や「対人対応の柔軟さ」が重視される一方で、コンサルティングや企画系の職種では「新しい視点で課題を考えられる柔軟性」が求められることが多いです。
このように、自分がアピールしたい柔軟性が「その企業の仕事とどう関係しているのか」を意識して伝えることで、説得力が格段に高まります。企業の求める人物像を事前に理解し、それに沿った柔軟性のエピソードを用意するのが効果的です。
- 企業の募集要項をチェックする
- 説明会で質問する
- 社員のインタビュー記事を読む
- OB・OG訪問をおこなう
キャリアアドバイザーの体験談柔軟性をアピールする際の注意点
志望企業が求める柔軟性を明確に理解しよう
柔軟性という言葉は抽象的なので、人によって受け取り方に違いが生まれる可能性があります。そのため、自分の志望企業がどのような柔軟性を求めているのかを具体的に知っておくことが重要です。
実際に、私が以前担当したある学生が、企業に対し「周りの意見に従って、和を乱さない柔軟性があります」とアピールしたところ、採用担当者から「弊社としては、新しい発想や仕組みを自分で柔軟に考えてほしいと思っている」と言われ、戸惑ってしまったというケースがありました。
そのため就活では、あなたが持つ柔軟性と企業が求める柔軟性にミスマッチがないよう、企業の求める柔軟性をしっかりと理解したうえでアピールしましょう。
②主体的な行動を起こしたエピソードを選ぶ
柔軟性は「ただ周囲に合わせる」ことではありません。「変化に気付き、自分から行動を起こす姿勢」があることで、初めて評価されるものになります。そのため、自己PRでは「どう柔軟に対応したか」だけでなく、「なぜその行動を取ったのか」や「自ら判断して動いた点」まで伝えることが大切です。
・グループワークで意見がまとまらなかったときに、自分から調整役を買って出て話し合いを進めた
・アルバイト先の業務で非効率な点に気付き、改善案を提案した
このようなエピソードであれば、柔軟性とともに主体性も伝えることができます。

キャリア
アドバイザー
受け身ではなく、自分の意思で動いた経験を語ることで、ただの「対応力」ではなく、柔軟性としてアピールできるようになります。
キャリアアドバイザーの体験談柔軟性を発揮したエピソードを考えるヒント
予想外の状況で自分なりに対応して解決した経験を思い出そう
柔軟性を発揮したエピソードを考える際は、予想外のトラブルが発生したときや、何か問題が起きたときに、あなたがどのように回避し、解決したかを思い出してみましょう。
たとえば、ある学生は演劇部に所属していましたが、例年開催していた舞台発表が新型コロナウイルス感染症の影響で中止になってしまいました。しかし、代わりにYoutubeでのオンライン公演を開催したところ、例年よりも多くの人に鑑賞してもらうことができ、メディアにも取り上げられたそうです。
ほかにも、留学を予定していたものの行けなくなってしまった学生がいました。その学生は、代わりにTOEICの試験勉強に励んだり、学内の留学生と積極的に交流を図ったりすることで、英語力を磨いて就活でアピールした学生もいましたよ。
窮地で新たな発想を生んで行動した経験が柔軟性につながる
「ピンチはチャンス」とも言われるように、窮地に立たされたときに、新たな発想を考え、自ら行動した経験こそが「柔軟性」につながります。学生生活を振り返り、あなたがどのように困難に立ち向かい、乗り越えたのかを具体的に思い出し、言語化してみると良いでしょう。
3ステップで簡単! 柔軟性をテーマにした自己PRの伝え方


就活生
柔軟性をアピールする自己PRって、どう作れば良いのかわからなくて……。

キャリア
アドバイザー
大丈夫ですよ! 柔軟性の自己PRは、ポイントを押さえて順番に進めていけば、誰でもしっかり作れます。難しく考えすぎずに、これから紹介する3ステップを一緒にやってみましょう。
柔軟性を上手に伝えるには、ちょっとした流れを意識することが大切です。この後紹介する方法に沿って進めていけば、あなたの強みがしっかり伝わる自己PRが完成しますよ。
ステップ①結論から話す
自己PRを始めるときは、まず最初に結論から伝えるのがポイントです。面接の時間は限られているため、前置きが長いと肝心の強みが伝わらないまま終わってしまうこともあります。
特に新卒採用の場合、採用担当者は一度に多くの就活生を相手にします。前置きが長い自己PRを好まない傾向があるため、はじめに「自分のどんな柔軟性をアピールしたいのか」を端的にまとめて話すようにしましょう。
柔軟性を言い換える
「柔軟性があります」だけでは漠然として伝わりにくいので、自分の強みを言い換えてみるのも効果的です。面接官がイメージしやすいように、具体的な表現に置き換えてみましょう。
たとえば、「どんな環境にも適応できる力があります」など具体的に置き換えてみてください。ただ柔軟性があることを伝えるだけでは他の学生と内容が似たり寄ったりになってしまいます。自分が話しやすく、面接官にも伝わりやすい表現を考えてみましょう。
- 適応力がある
- 初対面の相手とすぐに馴染める
- 新しいアイデアを考えるのが得意
- 相手の立場に立って行動できる

キャリア
アドバイザー
自分に合った言い換え表現を見つけて、話しやすく、伝わりやすい自己PRを目指しましょう。
ステップ②柔軟性を発揮した具体的なエピソードを伝える
次に、その柔軟性をどんな場面で発揮したのか、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。実体験を通して説明することで、あなたの強みの信ぴょう性が増し、説得力のある自己PRになります。
たとえば、

就活生
ゼミの発表準備で、班員それぞれの意見を取り入れながら話し合いを進め、全員が納得する形で発表をまとめました。
このように、柔軟に周囲の意見を受け入れて調整しながら成果を出したエピソードは、柔軟性の高さを示す良い例です。

キャリア
アドバイザー
エピソードは、5W1H(いつ・どこで・誰と・何を・なぜ・どんな)を意識して構成すると、よりわかりやすくなります。
ステップ③業務で柔軟性をどう活かせるのかで締める
自己PRの締めくくりでは、「この柔軟性が入社後どのように活かせるのか」を述べましょう。面接官は、「この学生の強みが、実際の仕事でも再現性があるのか」を重視しています。
たとえば、「相手の意見を受け入れる柔軟性を活かし、顧客ニーズに合わせた提案ができる営業職を目指しています」というように、志望する職種や業務内容と柔軟性をしっかり結びつけて説明できると、説得力がグッと増します。

キャリア
アドバイザー
企業側は「熱意があり、長く活躍してくれそうな人材かどうか」を見ています。自分の柔軟性がどう貢献できるかを具体的に伝えられれば、志望度の高さや将来性もきちんと評価してもらえますよ。
自己PRで柔軟性をアピールする例文10選

就活生
自己PRを作成するコツは理解できたのですが、文章にまとめようとするとうまくいきません……。

キャリア
アドバイザー
そんなときは例文を参考にしてみると良いですよ。構成を参考にしつつ、あなたなりにアレンジしてみてください。
ここからは、自己PRで柔軟性をアピールする例文を経験別に10パターン紹介します。あなたがアピールしたいエピソードに近いものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
例文①アルバイト経験
私の強みは既存のルールにとらわれない柔軟性です。私は学生時代、CDショップでアルバイトをしていました。その際に店舗アンケートで「接客の対応が遅い」という声をいただきました。
バイト仲間にヒアリングすると、マニュアルがわかりにくく、業務中にイレギュラーな対応ができないと意見がありました。そこで私は自分の経験から独自の状況別の対応マニュアルを作り、後輩スタッフに共有しました。結果的に次のアンケートでは店舗の評価は回復しました。
この柔軟性を活かして、御社でも顧客の役立つと思ったアイデアは積極的に発言して、貢献していきたいと思います。

キャリア
アドバイザー
新たな発想や気付きを活かせる力をアピールできている内容でした。イレギュラーな対応も取れているので、どちらのタイプの柔軟性のある人材を求めている場合でも対応できますね。
自己PRでアルバイト経験をアピールするコツはこちらの記事でも解説していますよ。
関連記事
例文10選|アルバイト経験の自己PRは4ステップの振り返りが必須
アルバイト経験は自己PRのテーマにおすすめです。「どのように考え行動したのか」を押さえれば効果的なアピールが可能になります。 この記事では、アルバイト経験を伝えるメリットや伝え方、例文をキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして魅力的な自己PRにしましょう!
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例文②ボランティア活動
私の強みはどんな環境にも適応できる柔軟性です。私は学生時代、台風被害による災害ボランティアに参加しました。瓦礫の撤去班に振り分けられましたが、1人では運べる瓦礫には限りがあります。
そこで被災地の人や同じボランティアの人とコミュニケーションを取りながら、進めました。自分では届かない場所は他の人に頼むなど効率的に作業を進められました。この経験を活かして、御社でもどんな状況でも柔軟な対応を心掛け、顧客のニーズをキャッチしていきたいと思います。

キャリア
アドバイザー
さまざまな組織でも柔軟に対応できる力をアピールしている例文です。ボランティア活動は主体性が伝わりやすいので、主体性がない印象がつく心配もありませんね。
ボランティア経験をアピールしたい学生はこちらの記事も読んでおきましょう。
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例文③留学経験
私の強みは何が起こっても臨機応変に対処できることです。私は学生時代、ベトナムに半年間留学しました。しかし、最後の週にインフルエンザにかかってしまい、帰国ができませんでした。次の便まで1週間以上ある状態で、私はせっかくであれば現地で短期のアルバイトを経験しようと考えました。
肉体労働系のアルバイトではジェスチャーを交えながら仕事をおこない、周りと交流し、新しい学びを得ることができました。この経験を活かして、御社でもどんな状況でも落ち着いて、イレギュラーな場面にぶつかっても楽しんで乗り越えていきたいと思います。

キャリア
アドバイザー
具体的に自分が逆境を柔軟性でどう乗り越えてきたのかが明確になっており、仕事をしている姿がイメージしやすくなっていますね。
留学生経験をアピールしたい学生はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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体験談ではNG! 自己PRで留学をアピールする方法と強み別例文6選
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例文④サークル活動
私の強みは柔軟な発想で新しい挑戦ができることです。私は文化祭実行委員会の企画部長として活動していました。当日、イベントではお呼びしたお笑い芸人が風邪でダウンしてしまい、タイムテーブルに穴が空いてしまいました。
そこで私は急遽、ピン芸人としても活躍している相方の芸人にリモートでの大喜利を依頼しました。なんとかOKをいただき、芸人さんの力もあり、結果的に成功を納められました。この経験を活かして、トラブルが起きた場合でも新しい策を講じて、顧客満足度を高められるような施策を考えていきます。

キャリア
アドバイザー
つい悲観的になる状況でも、それをチャンスに変え思い新しい試みができる人は企業でも重宝されますよ。
自己PRやガクチカにサークルでの経験を盛り込みたい場合は、こちらの記事も参考になりますよ。
【例文付き】自己PRではサークル活動をアピール|作成のコツも解説
11例文|ガクチカでサークル活動を魅力的に伝える4ステップ
例文⑤長期インターン
私の長所は人の意見を取り入れられる柔軟性です。私はベンチャー企業の長期インターンに参加していました。新規開拓営業としてオフィス家具を売る仕事でした。最初は商材をうまくアピールできず、一件も契約を獲得できませんでした。そこで学生の立場を利用して、とにかく社員さんや顧客に自分の商談の改善点を聞きました。
社員Aさんと社員Bさんの意見が矛盾しているときは顧客の意見をもとに、取捨選択もしました。結果的に月間で5件の契約を獲得するインターンでの最高記録が出せました。今後も人の意見をうまく取り入れて、新規契約を取り、業績に貢献していきたいと思います。

キャリア
アドバイザー
人の意見を取り入れるだけだと優柔不断な印象になりがちですが、意見を取捨選択していることから決断力を感じさせる内容になっていますね。インターンとはいえ、営業経験があるのは企業からの高い評価につながりますよ。
長期インターンについてはこちらの記事も参考になりますよ。
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インターンの種類とそれぞれの特徴
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例文⑥部活動
私の強みは状況に応じた判断力があることです。私は学生時代、サッカー部に所属していました。主将としてチームを勝たせるために作戦をチームメイトと常に考えてきました。そこで時にはレギュラーメンバーを外したり、練習試合ではできるプレーを限定したりと強くなるために工夫を施しました。
試合の局面で必要な選手がいる場合は監督に進言して変えてもらうなど勝負どころの状況判断により、チームは2部から1部へ昇格できました。この柔軟性のある判断力を活かして、顧客が今必要な商材を汲み取り、業績に貢献していきたいと思います。

キャリア
アドバイザー
さまざまな組織で柔軟に対応できる力と新しい気付きを活かせる力が両方入った例文です。主将として決断してきた経験は主体性のアピールにもなっています。
部活動を魅力的にアピールするコツはこちらの記事を参考にしましょう。
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自己PRで部活経験を魅力的にアピールするコツ|例文あり
自己PRで部活のエピソードを話すのは好印象? こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活で部活の経験をアピールする就活生は多いですよね。マイナビの2025年卒マイナビ企業新卒採用予定調査によると、採用担当者が選考時 […]
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例文⑦ゼミ活動
私の強みは周りとの関係性をうまく保てる柔軟性です。私はゼミ活動で高齢者施設の事件について調べました。センシティブな内容のため、言葉や情報の選択が重要になりますが、班員は自分の意見を入れたいという思いが強く、まとまりませんでした。
そこで班長として常に班員の意見に耳を傾け、危険な意見はカットしたり、必要な情報は班員で再度深掘りしたりしました。結果的に全員のアイデアを取り入れた内容の資料ができあがり、発表は教授から絶賛していただきました。この経験を活かして、周りと関係性をうまく保ちつつ、チームで売れる良い商品が生み出せるように尽力していきます。

キャリア
アドバイザー
最初から発表のゴールが見えていたり、要点を掴むのがうまかったりと柔軟性があることによって達観した印象を受けますね。リーダーシップの側面も見せられる良い内容です。
自己PRやガクチカでゼミの内容をアピールしたい場合は、ぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
【13例文】ゼミ題材の自己PRは行動×学びでマッチ度をアピール!
例文10選|ゼミのガクチカの作り方を解説! 高評価を得る3つの掟
例文⑧コンテストへの参加
私の強みは、状況に応じて柔軟に行動を変えられる力です。
大学のビジネスコンテストに参加した際、当初のプレゼン内容が審査員のニーズとズレていると直前に判明しました。そこで、チームメンバーと議論しながら一晩で資料を再構成し、本番に臨みました。結果的に特別賞を受賞することができました。
この経験を通じて、限られた時間でも柔軟に対応する姿勢の大切さを学びました。今後も急な変更や課題にも冷静に対応し、価値ある提案ができる人材を目指していきます。

キャリア
アドバイザー
プレッシャーのかかる場面でチームと協力し、結果を出せた経験は大きな強みです。課題に柔軟に向き合う力と行動力の両方が伝わりますね。
例文⑨資格取得
私の強みは、目的に応じて行動を柔軟に変えられる判断力です。大学2年のときに簿記2級を目指して勉強していた際、独学だけでは理解が追いつかないと感じ、オンライン講座や学習アプリを併用する方法に切り替えました。
その結果、短期間で合格することができました。この経験を通じて、自分に合った手段を柔軟に選びながら、目標達成に近づく重要性を実感しました。業務においても、状況に応じて最適な手法を選び、効率的に成果を出していきたいです。

キャリア
アドバイザー
「状況に応じた判断力」は社会人になってからも重宝されます。柔軟な思考と行動の切り替えができる点をしっかりアピールできています。
自己PRで資格取得についてアピールする際には、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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9例文|自己PRで資格取得を伝えるなら「取得までの過程」が超重要
自己PRで資格取得について触れるなら、資格そのものよりも、取得に至るまでの「過程」が強力なアピールポイントになりますよ。この記事ではキャリアアドバイザーが資格取得をベースした自己PRの伝え方を例文付きで解説しています。
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例文⑩趣味の活動
私の強みは、相手や状況に応じて臨機応変に動ける柔軟性です。
私は趣味で写真撮影をしており、大学の広報誌制作にかかわる機会がありました。当初は風景を撮影する予定でしたが、編集担当から「学生の表情を重視したい」と依頼され、急遽人物撮影に変更しました。慣れないジャンルでしたが、求められるイメージを把握しながら撮影に取り組み、最終的に表紙にも採用されました。
この経験を通じて、相手のニーズをくみ取り柔軟に対応する力を身に付けました。仕事でもその力を活かし、相手に喜ばれる成果を出したいです。

キャリア
アドバイザー
趣味の延長でも、実際の成果や他者のニーズに応えた経験があると説得力が増しますね。自主的な行動と柔軟性がうまく表現できています。
以下の記事では、趣味を効果的にアピールする方法や就活でアピールできる趣味について解説しています。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
【13例文】自己PRで趣味を取り上げるなら3つの工夫がカギ!
趣味・特技を一覧でチェック! 就活でアピールするときの例文24選
自己PRで柔軟性が評価されやすい職種3選!

就活生
柔軟性って自己PRで使えるって聞いたんですけど、どんな職種で評価されやすいんでしょうか?

キャリア
アドバイザー
実は柔軟性が特に評価されやすい職種がいくつかあるんです。自己PRの方向性に悩んでいるなら、その職種を目指すのも一つの方法ですよ。
柔軟性が評価されやすい職種を狙うのは、自己PRをより効果的に伝えるための戦略のひとつです。というのも、「企業が評価する」ということは、あなたの強みがその仕事にマッチしている=活躍できる可能性が高いということでもあります。
「やりたいことがまだ定まっていない……」という人でも、柔軟性を活かしやすい仕事を選べば、自然と自分らしいキャリアが見えてくるかもしれません。ここからは、柔軟性が特に重視される3つの職種を紹介します。
①インフラエンジニア
自己PRで柔軟性が評価されやすい職種の1つ目は、インフラエンジニアです。
インフラエンジニアの業務は、外的な要因でトラブルが発生することが日常茶飯事です。復旧が遅れるとユーザーへの影響も大きくなるため、応急処置的な方法を探すなど柔軟性が求められます。
また、IT業界は特に情報の流れが速いので新しい物事を常に柔軟に吸収する姿勢が求められるでしょう。
インフラエンジニアの志望を検討する人はこちらの記事も読んでみてくださいね。
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14例文|未経験でもOK!インフラエンジニアの志望動機の作り方
インフラエンジニアの志望動機は、業界理解を深め自分の経験と紐付けると内定を獲得できますよ。 この記事では業界の仕事内容、就職先、向いている人、志望動機の作成方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 例文も参考に面接官に刺さる志望動機を作成しましょう。
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②秘書・受付
自己PRで柔軟性が評価されやすい職種の2つ目は、秘書・受付です。
秘書であれば業務をサポートする相手の急なスケジュール変更などにも対応する必要がありますし、受付も同様に急な来客の対応などに追われることもあります。
外部からの顧客に対して失礼がないように、自分でしっかりと考えてイレギュラーな状況にも対応できる柔軟性が必要になります。
秘書・受付を目指す場合はこちらの記事も参考になりますよ。ぜひあわせてチェックしてください。
【例文7選】秘書の志望動機は3ステップで伝えよう|業務内容も解説
受付事務の志望動機は業務への理解が不可欠|例文7選付きで解説
③商品開発職
自己PRで柔軟性が評価されやすい職種の3つ目は、商品開発職です。
商品開発職の仕事では、企画を進めていく際に自分が想定していないような意見をもらう場面もあります。そのため、必要な意見を取捨選択して、柔軟に他人の意見を取り入れながら良い商品を作る姿勢が求められます。
このような商品開発職では、自分だけのアイデアに固執する人より柔軟性のある人のほうが評価されやすいですよ。
キャリアアドバイザーが読み解く!接客業も柔軟性が評価されやすい
多種多様な価値観を受け入れて対応できる姿勢がアピールになる
ほかにも、柔軟性が評価されやすい業界として、接客業など対人サービスを担う職種が挙げられます。顧客の要望や求めるサービスは多種多様であり、マニュアルだけに頼って仕事をすることはまずないでしょう。
たとえば、ホテルのコンシェルジュやウェディングプランナーといった仕事に携わる人たちは、ときに予想していなかったサービスを求められることもあります。その際、「会社の決まりだからできません」とただ断るのではなく、なるべく顧客の期待に応えられるよう、柔軟な姿勢で解決策を考えるはずです。
対人サービスにおいては、年齢、性別、国籍など、さまざまな違いを持った人を相手にすることが多くあります.。そのため、サービスを提供する人は、価値観の違いを受け入れ、柔軟な対応をできる人が求められる傾向があるのです。
自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!
自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。
そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが自動で完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう!
NG例付き! 自己PRで柔軟性をアピールする際の3つの注意点


就活生
ここまでの内容を参考に、柔軟性を軸にした自己PRを作成してみました。これでバッチリですね!

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最後に、注意点を押さえておきましょう。NG例を知っておくことで、自己PRをより良いものにブラッシュアップできますよ。
自己PRで柔軟性をアピールするのはとても効果的ですが、伝え方を間違えるとマイナス評価につながることもあります。
ここからは、柔軟性を自己PRで使う際に気を付けたい3つのポイントをNG例とともに紹介します。最終チェックとして、ぜひ活用してくださいね。
①優柔不断な印象を抱かれてしまう可能性がある
「柔軟性=何でも合わせられる」と強調しすぎると、自分の意見を持っていない優柔不断な人だと思われてしまうリスクがあります。
私の強みはその場に応じて臨機応変に対応できることです。私は学生時代に居酒屋でアルバイトをしていました。クレームに対応したり、人が足りないと頼まれた際には厨房に入ったりしました。この臨機応変な対応力を活かして、御社でもトラブルに対処していきたいと思います。

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このように「合わせること」だけを強調すると、判断力や決断力に欠ける印象になってしまいかねません。柔軟性はあくまで「状況に応じて最適な選択ができる能力」として表現しましょう。
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②主体性がないと思われやすい
柔軟性を「受け身の姿勢」として伝えてしまうと、主体性がなく自ら動けない人だと受け取られてしまいます。
私は指示に柔軟に対応するのが得意です。アルバイト先では、店長や先輩から言われたことにすぐに対応し、任された仕事はきちんとこなしてきました。どんな指示にも柔軟に動ける自信があります。御社に入社した後も、持ち前の柔軟性を活かして活躍したいと思っています。
このような表現だと、ただ指示待ちをしているだけに聞こえてしまいます。自分なりに考えて対応した経験を語るようにしましょう。

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企業は自ら行動できる人材を求めているため、柔軟性の裏にある「自分の判断や工夫」をしっかり示すことが大切です。
③直接的な成果に結びつきにくいと思われる場合がある
柔軟性は目に見える成果として表しづらいため、「実際に何を成し遂げたのか」が曖昧になりやすいです。そのため、エピソードを通して結果がきちんと伝わるよう工夫が必要です。
私はどんな環境でも柔軟に対応できることが強みです。アルバイト先では、スタッフの人数が少なかったり忙しかったりする日など状況が違っても、柔軟に対応してきました。その場その場で判断して動くことが多く、柔軟に動けていたと思います。社会人になった後も、その場の判断で柔軟に乗り越えることを意識したいです。
こちらの自己PRには柔軟に動いたという主張はあるものの、具体的な工夫や行動、成果の記述がなく、企業側が「実際どう役立つのか」が想像しにくくなってしまいます。成果や周囲の反応まで具体的に伝えることが重要です。

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成果を伝える際には数値を用いるとよりわかりやすくなりますよ。
柔軟性の自己PRは2つのコツを押さえて高評価を得よう!
柔軟性は、多くの企業が重視する重要な資質の一つです。しかし、そのアピール方法を誤ってしまうと、かえって「主体性がない」「自分の意見がない」といったマイナスな印象を与えてしまうこともあります。
だからこそ、「なんとなく」で柔軟性を選ぶのではなく、自分にとっての柔軟性とは何かを深く掘り下げ、具体的なエピソードや行動とともに伝えることが大切です。
企業が必要とする柔軟性がどのようなものかしっかり理解したうえで自己PRを作ることが内定への第一歩です。丁寧に準備を重ねれば、あなたの柔軟性はきっと企業から高く評価され、内定獲得に近づけますよ。
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キャリアアドバイザーが読み解く!柔軟性「だけ」をアピールしても高評価にはつながらない
キャリアアドバイザー
吉川 智也
プロフィールをみる主体性を明確に伝えることがコツ
正直なところ、「柔軟性」という言葉だけを自己PRの話題にしても、面接官にはあまり響きません。「柔軟性」は抽象的で、やや受け身な印象を持たれてしまう可能性があるからです。
そのため、もし柔軟性を強みとしてアピールしたいのであれば、その強みを発揮して「主体的に行動した」という具体的なエピソードに落とし込むことが不可欠です。たとえば、「予期せぬ状況でも目的達成に向けて試行錯誤し、結果を出した」といった経験を伝えることで、単なる柔軟性ではなく「目的達成意欲」や「課題解決能力」として、より具体的な強みに言い換えられるでしょう。
このように、自身の言葉で主体的な行動と成果を伝えることが、高評価につながる重要なポイントです。