目次
- 「人生で一番失敗したこと」の作り方を解説!
- 内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文①ビジネス・インターンでの失敗例】27卒 大阪公立大学 IT業界
- 【内定者例文②部活・スポーツでの失敗例】26卒 神戸大学 アパレル業界
- 【内定者例文③海外生活での失敗例】27卒 駒澤大学 コンサルティング業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①スケールの小さすぎる失敗を語る
- ②失敗を他人のせいにしてしまっている
- ③失敗の克服方法を語れていない
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
就活で聞かれることのある「人生で一番失敗したこと」。自身の失敗談について、どのように伝えればポジティブな印象を残せるのか、悩む声を多く耳にします。
そこでこの記事では、実際に内定を獲得した27卒学生らの例文を紹介。「人生で一番失敗したこと」を通して高評価を得るためのポイントを詳しく解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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「人生で一番失敗したこと」の作り方を解説!
内定者の例文3選|アドバイザー解説付き
【内定者例文①ビジネス・インターンでの失敗例】
27卒 大阪公立大学 IT業界
私が人生で一番失敗したと感じているのは、ITベンチャー企業での長期インターンで、納品直前にシステムの仕様認識のズレを発覚させてしまったことです。
当時、私がお客様との要件定義を十分にすり合わせないまま開発を進めてしまい、自社の開発技術とお客様の求める仕様が異なっていることが納品1週間前に判明しました。損害賠償につながりかねない事態となり、自身の確認不足を深く反省しました。
しかし、落ち込んでいる猶予はなかったため、すぐに状況を整理し、自社の技術で再構築可能な代替案を考案しました。
ほかのエンジニアにも頭を下げて協力を仰ぎ、1週間で大幅な仕様変更と修正対応を完了させ、無事に期日通り納品することができました。
この経験から、思い込みで仕事を進める危険性と、こまめな認識合わせの重要性を痛感しました。
貴社に入社後も、常にステークホルダーとの密なコミュニケーションを徹底し、未然にトラブルを防ぐ姿勢を大切にします。
キャリアアドバイザーが読み解く!失敗を隠さない姿勢をアピールしよう!
「損害賠償にもつながりかねない」という深刻なミスにおいて、一人で抱え込まず周囲を巻き込んで解決したプロセスが採用担当者に刺さります。
ミスをした際についそれを隠してしまい、後々発覚して大ごとになるというのはビジネスの現場で良くあることです。
そこで、自身が「自分の失敗を素直に開示し周りに助けを求められる人材」ということをアピールすることで、採用担当者に安心感を抱かせることができます。
【内定者例文②部活・スポーツでの失敗例】
26卒 神戸大学 アパレル業界
私が人生で一番失敗したと感じているのは、大学の卓球部の公式戦でサーブミスを連発し、チームを敗退の危機に陥らせてしまったことです。
中学から卓球を続けてきましたが、大学の重要な試合でのプレッシャーからイップスのような状態になり、得意だったサーブがまったく入らなくなってしまいました。
その結果、団体メンバーから外れ、一時は競技自体を辞めたいとまで思い詰めました。
しかし、「このまま逃げたくない」という思いから、自分と向き合う決意をしました。プレッシャーのかかる場面でも確実に入れられるよう、スピードや回転といった威力ではなく、コースやタイミングを工夫する新しいサーブをゼロから研究しました。
過去のフォームの動画を徹底的に分析し、毎日反復練習をおこなった結果、以前とは異なる戦術を確立し、再びレギュラーに復帰することができました。
この挫折と挑戦から、困難な壁にぶつかっても、アプローチを変えて粘り強く試行錯誤すれば道は開けるということを学びました。
キャリアアドバイザーが読み解く!「気合いで乗り越えた」はNG!
スポーツにおける失敗は「怪我」や「試合中のミス」が多いですが、それを「気合で乗り越えた」という精神論で終わらせては評価されません。ビジネスにおける再現性が低いと判断されてしまう可能性が高いです。
そこで大切なのが、「原因をどう分析し、どう改善を図ったか」という論理的なプロセスを入れること。この例文であれば、「サーブの研究や動画の分析」という具体的な施策を伝えられている点が素晴らしいですね。
スポーツの失敗談はつい根性論になりがちですが、そこから一歩踏み込んで論理的に改善を図った経験を伝えられると、採用担当者の評価が一気に高まりますよ。
【内定者例文③海外生活での失敗例】
27卒 駒澤大学 コンサルティング業界
私が人生で一番失敗したと感じているのは、海外でのワーキングホリデー中に準備不足からすべての仕事を失い、生活が立ち行かなくなったことです。
渡航後、語学学校を経て現地のカフェやレストランで働いていましたが、冬の閑散期に入ると同時にシフトを削られ、最終的に解雇されてしまいました。
当時は語学力にもまだ不安があり、貯金も底を尽きかけるという非常に苦しい状況に陥りました。
失敗の原因は、閑散期のリスクを事前にリサーチせず、楽観視していた私の計画性の甘さにありました。
そこで私は心を入れ替え、現状の英語力でも貢献できる職場をリストアップし、1日に20店舗以上飛び込みでレジュメを配り歩きました。
断られても笑顔でコミュニケーションを図り続けた結果、最終的に新たな仕事を見つけることができました。
この経験から、事前のリスクヘッジの重要性を痛感するとともに、予測不可能な事態に陥っても、自ら行動を起こして切り拓く「サバイバル能力」を身につけました。
キャリアアドバイザーが読み解く!慣れない環境下で失敗を乗り越えた経験が光る
この例文のような、慣れない環境のなかで失敗を乗り越えた経験は、精神的なタフさやバイタリティを証明できるため採用担当者に刺さりやすいです。
企業に入社後はこれまでの学生生活とはまったく違う環境で一から働く必要があります。そのため、慣れない環境への高い適性を示せると採用担当者からは評価を得やすいです。
また「20店舗以上飛び込んだ」という、定量的な数値を盛り込めている点も高評価。このように具体的な回数を示すことで、一気に内容の説得力が上がるので真似してみましょう。
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NG例文|アドバイザー添削付き
①スケールの小さすぎる失敗を語る
私が人生で一番失敗したことは、大学の授業に寝坊して遅刻してしまったことです。
前日にサークルの飲み会があり、つい夜遅くまで起きていたため、翌朝のアラームに気づかず、必修科目の授業に30分遅れてしまいました。
教授に怒られ、単位を落とすかもしれないと非常に焦りました。
この失敗から、夜更かしは良くないと深く反省し、それ以降は必ず夜12時までには寝て、目覚まし時計を2つセットするようにしました。
おかげで今は絶対に遅刻をしない人間になりました。
日常の些細なミスは題材として不適切
「人生で一番失敗したこと」として日常の些細なミスを語ってしまうと、「これまで何も挑戦してこなかったのか」と懸念を抱かれる可能性が高いです。
「人生で一番」というからには、もう少しスケールの大きい失敗を語るようにしましょう。
私が人生で一番失敗したことは、サークルの新入生歓迎イベントの責任者を務めた際、準備不足で当日のスケジュールを大幅に遅延させてしまったことです。
自分の業務処理能力を過信し、ほかのメンバーに仕事をうまく割り振らずに一人で抱え込んでしまったことが原因でした。結果として、当日の進行が滞り、参加者にも迷惑をかけてしまいました。
それ以降のイベントでは、事前に詳細なマニュアルを作成し、各メンバーの適性に合わせて役割を分担することで、スムーズな運営を実現できるようになりました。
この失敗から、チームで動く際には「人に頼る勇気」と「適切なタスク分散」が不可欠だと痛感しました。
②失敗を他人のせいにしてしまっている
私が人生で一番失敗したことは、アルバイト先のカフェでクレームを受けたことです。
当時、新人の後輩がオーダーを間違えてしまい、お客様が激怒されました。
私は後輩の指導担当ではありましたが、直接オーダーを取ったのは後輩だったので、自分には責任がないと思い、店長に丸投げしました。
その結果、店長から「連帯責任だ」と叱られ、とても理不尽な思いをしました。
この経験から、後輩がミスをしないように、もっと厳しく監視しなければならないと学びました。
「自分に何ができたか」という視点で語ろう
「オーダーを取ったのは後輩だから自分は悪くない」という他責思考が前面に出てしまっています。このような内容では「入社後もミスを人のせいにするのでは」と思われてしまいます。
たとえ実際に自分以外のミスだったとしても、「自分にはなにができたか」という視点で語ることを意識しましょう。
私が人生で一番失敗したことは、アルバイト先のカフェで新人教育を任された際、後輩のミスでお客様から大きなお叱りを受けてしまったことです。
当時は「一度教えたからできるだろう」と自分の基準で判断し、後輩の習熟度を確認するフォローを怠っていました。
ミスをしたのは後輩ですが、根本的な原因は私のコミュニケーション不足と指導力不足にあったと猛省しました。
それ以来、指導する際は必ず「理解度を確認するプロセス」を設け、後輩が質問しやすい雰囲気づくりを徹底しました。
結果として、店舗全体の接客ミスを減らすことができました。
③失敗の克服方法を語れていない
私が人生で一番失敗したことは、大学受験で第一志望の大学に不合格になってしまったことです。
高校3年間、毎日夜遅くまで塾に通い、遊ぶ時間も削って必死に勉強しました。
しかし、本番のプレッシャーに負けてしまい、実力を発揮することができませんでした。
合格発表の掲示板に自分の番号がなかったときの絶望感は今でも忘れられません。あのときの悔しさは私の人生最大の挫折です。
企業が知りたいのは失敗からの改善プロセス
失敗談を伝えただけで終わっており、そこからどう改善したかを盛り込めていません。
失敗から立ち上がったプロセスこそが企業の知りたいポイントなので、そこに焦点を当てた内容に書き換えましょう。
私が人生で一番失敗したことは、大学受験で第一志望に不合格となったことです。
当時は「とにかく時間をかければ良い」と無計画に勉強量だけを追っており、自分の弱点分析や効率的な学習計画の策定を怠っていたことが最大の敗因でした。
この悔しさを糧に、大学入学後は「正しい計画と分析」を徹底するようになりました。
たとえば、簿記検定の資格勉強の際には、過去問の傾向分析から逆算して日々のタスクを細分化し、計画的に学習を進めた結果、独学で合格することができました。
この「失敗から学んだ計画力」を貴社の業務でも活かしていきたいです。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!失敗から立ち上がったプロセスに焦点を当てよう
キャリアアドバイザー
川﨑 瑛久
プロフィールをみる企業に入社後は必ずしもうまくいくことばかりではありません。必ず一度や二度は挫折や失敗を経験するはずです。
そのため、企業は事前に「人生で一番失敗したこと」を聞くことによって、学生がそういった際にどのように改善を図るのかを知ろうとしています。
そこで重要になるのが、失敗から立ち上がったプロセスを詳細に伝えること。可能な限り具体的に自らの施策を語ることで、「困難を乗り越える力」を有した人材として評価されます。
絶対に避けたいのは、「失敗したことはありません」と伝えてしまうこと。
失敗を恥ずかしいこととして隠そうとする学生は多いです。しかし、失敗から適切な施策でリカバリーした経験をあわせて伝えられれば、むしろ高い課題解決能力を有していると、好印象を残すことができますよ。