目次
- 企業からの「短期バイト」の印象
- アピールできる強み
- 注意点
- おすすめの業界・職種・会社
- 「短期バイトのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!
- 「短期バイト」を題材にした例文
- 短期バイトの経験でガクチカを作りたい人はこちら!
「短期で働いていたアルバイトって、ガクチカにしても良いの?」
ガクチカを考えるうえで、そういった疑問を抱く人もいるでしょう。
結論、短期バイトをガクチカにするのはかなり難易度が高いです。ただし一概にダメというわけではありません。工夫や伝え方次第では魅力的なガクチカになります。
この記事では、短期バイトに対する企業の率直な印象や評価されるガクチカに仕上げるコツを解説します。
なお、ガクチカの基本的な作り方から知りたい人は、以下の記事を読んでみてください。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
企業からの「短期バイト」の印象
初対面の人とも臆せずかかわるコミュニケーション能力がありそう
一つの場所にとどまるのが苦手な場合、自社に定着し辛抱強く取り組めるかは見極めが必要
アピールできる強み
- 日々状況が変わる現場で、環境の変化に素早く対応し役割を果たす力が評価される
(例)初めて入る現場でも指示を迅速に理解し、効率的に動くことで現場に貢献した
- 初めて会うスタッフと協力し、チームのために先回りして行動する力が評価される
(例)周囲の状況を観察し、手が足りていないポジションのサポートへ自主的に入った
注意点
- 並みのエピソードだと、短期間での成果は「一次的な気合いや偶然の可能性がある」として評価につながりにくい
⇒短期間であっても現場でどのような課題意識を持ち、個人としてどんな工夫や貢献をしたかを明確に語る
- 言われた作業をただこなして終わる受け身な姿勢に見られやすい
⇒自ら目標を立てて創意工夫を重ね、主体的にやり抜いたプロセスを伝える
おすすめの業界・職種・会社
- 毎日異なる現場や人とかかわる環境
- 環境の変化に怯まずすぐに適応・貢献する柔軟性が現場で活きやすい
- スピード感や臨機応変さが重視される環境
- 突発的な変化を前向きにとらえて主体的に役割を果たす姿勢が高く評価される
「短期バイトのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!
「短期バイト」を題材にした例文
私が学生時代に注力したことは、カスタマーサポートで短期アルバイトをしたことです。
本来は長期的に働く予定でしたが、大学の集中講義やゼミのプロジェクト期間と両立させる必要があったため、3カ月という短期のアルバイトを選びました。
新たなサービスが始まったことをきっかけに設置された部署ということもあり、働き始めてすぐは問い合わせが殺到しました。毎日かなりの件数を対応する必要があったうえ、マニュアルに載っていないイレギュラーな質問をされたり、システムの不具合が相次いだりと、現場は混乱を極めていました。
そこで私は、現場で発生したトラブルの事例とその解決策をメモに書き留め、毎日仲間に共有し続けました。また1日の終わりには互いに事例の共有をする時間を作り、イレギュラーな事態が起きても柔軟に対応できる土台を作りました。
その結果、1件あたりの対応時間が30秒短くなり、チーム内で発生していた対応の滞りを解消することができました。管理者の方からは「適応力が高い」と評価され、契約が終わった後もリーダーとして別のプロジェクトに入ってくれないかと打診いただくことができました。
この経験で培った「流動的な環境のなかでも柔軟に対応できる」という強みを活かし、貴社でも素早く業務に適応して貢献してまいります。
この例文は、以下の2点が良いですね。
・なぜ短期バイトを選んだのかという説明がしっかりできている
・短期ではあるものの「対応時間を30秒短縮」など明確な成果を上げられている
このように課題に対して自分なりに考え、チームを巻き込んで成果を上げたエピソードがあれば、短期アルバイトであっても十分高く評価されるガクチカに仕上げることができますよ。
短期バイトの経験でガクチカを作りたい人はこちら!
アルバイトのガクチカを魅力的に仕上げる方法については以下の記事で解説しています。アルバイトならではの経験をどう魅力的なアピールにすれば良いのか気になる人は、ぜひチェックしてみましょう。
ガクチカ「アルバイト」で差をつける方法! OK・NG例文付き
またアルバイトの経験でガクチカを作った場合の例文が知りたい人は、以下の記事がおすすめです。実際に内定を獲得した26卒の学生のESを紹介しているので、参考にしてください。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!短期バイトは避けたほうが無難!?
キャリアアドバイザー
堀内 康太郎
プロフィールをみる「指示待ち人間」と思われたら即アウトの可能性大
実際のところ、私が担当してきた学生には「短期バイトのガクチカはできるだけ避ける」という方向でサポートをしてきました。というのも、やはり企業からすれば、
・なぜ短期間で終わらせたのか
・長期ならより大きな成果を出せたのでは?
・長い大学生活のなかで短期バイトしかガクチカがないのか
という点は懸念材料になるからです。
また、短期間だからこそ現場に行って指示通りに動く以上の功績を残しにくく、企業側に「指示待ちの姿勢が目立つ」と判断される場合もあります。
特に中長期的な組織への貢献度や当事者意識を重視する大手老舗企業などでは評価が厳しくなりやすいでしょう。
成果を上げたエピソードでの逆転を狙おう
ただし、限られた時間のなかで瞬時に環境に適応し、初対面の相手とも柔軟にコミュニケーションを取って成果を残した過程を示せれば、それは一つのアピールになります。
もし私が短期バイトでのアピール法を考えるとしたら、
・「なぜ短期バイトなのか」という目的意識を伝える
・明確に成果を上げたエピソードを伝える
上記2つの対処法を提案します。
【目的意識を伝える方法】
こちらの方法は、企業側のなぜ短期バイトしかできないのかといった疑問を解消するもの。たとえば、
・長期のアルバイトでは学業との両立ができなかったため短期バイトを選んでいた
・特定の職種に就くために短期間でできるだけ多くの経験を積むべく短期バイトを選んでいた
といった明確な目的を持っていたことを伝える方法です。加えて目的を達成できたのか、その結果どうなったのかまで言えるとある程度のアピールにはなります。
【成果を上げたエピソードを伝える方法】
これは短期バイトのなかでもきちんと成果を上げた過程を伝える方法です。私が過去に担当した学生を例に挙げると、
【バイトの概要】
・新入生向けの物件を大学生が営業するタイプの不動産の短期バイトを経験
・多くの不動産会社が参加するイベントのなかで「いかに顧客を獲得するか」が重視された
【やったこと】
・事務所での電話番
・物件を見て情報を頭に入れる
・営業に役立つ内容の整理
【自分なりの工夫】
・学生とその親に「入学したらこのような手続きが必要になる」「この地域は夜はかなり暗くなる」「距離的には近く見えるが坂がある」などの+αの情報を提供
・その後実際の物件の話に移り、一緒に物件を見て回る
【効果】
・好調な営業成績を記録。次の年のバイトも直接声がかかり「バイトリーダーをやってほしい」と打診を受けた
このように、短期だからこそ主体的に動き、バイトリーダーへの昇格という成果につなげたエピソードがあれば、企業からも一目置かれやすくなりますよ。