目次
- 企業からの「面倒見が良い」の印象
- 評価につながる経験
- 新人への教育を仕組み化した経験
- 目標達成まで伴走した指導経験
- 注意点
- 「面倒見が良い」という言葉をそのまま使わない
- 「優しさ」や「相手の成長報告」で終わらせない
- 言い換えられる言葉
- 目標達成へ導くサポート力
- おすすめの業界・職種・会社
- チーム育成やマネジメントが重視される人材・サービス業界
- 寄り添う力が求められるカスタマーサクセスなどの職種
- 「面倒見が良い」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「面倒見が良い」の例文
- 「面倒見が良い」を自己PRにしたい人はこちら!
後輩に対して、根気強く指導する。
そんな面倒見の良さを自己PRとしてアピールしたい学生もいるでしょう。
結論、「面倒見が良い」は自己PRとしてアリです。しかし、表現や伝え方の切り口は工夫する必要がありますよ。
なお自己PRの作り方を基礎から知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
就活の自己PR完全ガイド|26の強み別で書き方や例文を紹介
企業からの「面倒見が良い」の印象
責任感が強く、後輩への指導がうまそう
伝え方によっては「上から目線」「自己満足なだけ」と感じる
評価につながる経験
新人への教育を仕組み化した経験
- メンター制度を導入することで離職率を改善させ、店舗の売上向上にも貢献した
- 業務マニュアルを作成し、手厚く指導することで新人が独り立ちするまでの期間を短縮させた
目標達成まで伴走した指導経験
- 厳しいことも伝えながら、求める成果レベルを下げずに目標達成まで指導し続けた
- 教育した新人が次の教育担当を任されるレベルにまで成長させた
注意点
「面倒見が良い」という言葉をそのまま使わない
- 企業に「上から目線」「自己満足」と受け取られるリスクがある
⇒「周囲と伴走して目標達成できる」「チームの士気を高められる」など、ビジネスシーンに適した表現に言い換える
「優しさ」や「相手の成長報告」で終わらせない
- 「寄り添った」「後輩が成長した」という話だけでは、自分の働きかけとの因果関係が不明確
⇒自分のかかわりが組織の成果(離職率低下・チームの売上向上など)にどうつながったかを論理的に説明する
言い換えられる言葉
目標達成へ導くサポート力
- メンバーに伴走することでチームの目標達成という成果に貢献できるスキルとして入社後の活躍をイメージしやすくなる
おすすめの業界・職種・会社
チーム育成やマネジメントが重視される人材・サービス業界
- 新人の定着やチーム全体の成果の底上げが成果につながる環境
- メンバーの状態に気を配りつつ、組織全体のパフォーマンスを高める力が評価される
寄り添う力が求められるカスタマーサクセスなどの職種
- 根気強い支援・指導が求められる環境
- 相手に深く寄り添いながら目標達成まで導く力との親和性が高い
「面倒見が良い」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「面倒見が良い」の例文
私の強みは、他者の成長を支援できる「サポート力」です。
学生時代はコールセンターでアルバイトしていました。私の所属するチームはなんでも質問しやすい雰囲気で、いつも和気あいあいと仕事をしていたのですが、その分新人がすぐに先輩に答えを求めてしまいがちでした。
そのためほかのチームより一人立ちが遅れる人が多く、チーム全体の対応件数が低いという課題がありました。そこで私は、答えを教えるのではなく「自分で解決する力をつける」指導を始めました。
たとえば、質問する際は「どこまで自分で調べたか」と「自分はどう思うか」を必ずセットで伝えるというルールを作りました。また調べ方がわからない新人にはどのマニュアルの項目を見ればよいかというヒントだけを出し、自分の力で正解にたどり着けるように工夫しました。
結果新人がスムーズに独り立ちできるようになり、先輩への質問回数も半減しました。また一人当たりの対応件数も月に3件増やすことができました。
貴社に入社後も、「周囲をサポートし成果につなげる」という強みを活かし、チーム全体の成果に貢献していきたいと考えています。
この例文の評価ポイントは、以下の3点です。
・周囲に流されずあえて厳しいルールを設けられている
・「組織のためになるか」を考えた指導ができている
・指導の成果が定量的に示せている
このように、長期的な目線を持ち「組織にとって、本人にとってのメリット」を考えたうえで動ける人は、周囲を巻き込みながら組織の成長を牽引できる人材として歓迎されるでしょう。
「面倒見が良い」を自己PRにしたい人はこちら!
「面倒見が良い」に似た強みとして、「人のために尽くす」があります。こういった切り口でのアピールも考えてみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
自己PRで「人のために尽くす」を伝える例文|26卒内定者の実例
また新人教育のエピソードで面倒見の良さをアピールしたい人は、以下の記事も読んでみましょう。新人教育のエピソードで押し出すべきポイントを解説しています。
「新人教育」をアピールする自己PR例文|26卒内定者の実例を紹介
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「面倒見が良い」をそのまま伝えるのは危険!
キャリアアドバイザー
根岸 佑莉子
プロフィールをみる評価されるのは「甘やかさない」サポート力
「面倒見が良い」は、正直なところ自己PRとしては微妙な印象です。
というのも、多くの学生が「面倒見が良い」という言葉を「優しく寄り添った」といった意味合いで使っているから。
ただ優しいだけでは仕事上でどう活かすのかが不明確なため、評価にはつながりにくいでしょう。
企業に響く自己PRにするためには、「目標に向かって伴走し、相手の士気を高める力がある」など仕事に活かせるビジネススキルをアピールすることが重要ですよ。
ここからは、私が実際に聞いて好印象だった具体例を紹介します。
高評価につながる! 「面倒見の良さ」の自己PR例
【どんな課題があった?】
・アルバイト先で新人の離職率が高かった
【どんなアクションをした?】
・新人がつまずきやすいポイントを分析し、独自のメモを作成した
・独り立ちできるまで定期的に振り返りの時間を設けた
【結果どうなった?】
・離職率が下がり、その新人が次の新人教育を任されるまでに成長した
⇒新人の成長を考え、目標達成するまで粘り強く伴走した姿勢が評価される!
このように「チーム全体の売上が上がった」「離職率が下がった」など組織への貢献にどうつながったかまでをセットで伝えると、単なる優しさにとどまらない「ビジネスで活きる伴走力」が面接官にしっかりと伝わります。
「個人の成長」だけで終わらせず、組織全体にどのような良い影響を与えたのか。
ただ優しいだけではない、あなたにしかできないサポートの形をアピールしてみてくださいね。