チャレンジ精神の自己PRポイント3つ|言い換え表現や例文も紹介

この記事のアドバイザー

塩田 健斗

大学卒業後、ポート株式会社に新卒として入社。メディア広告の営業とマーケティングを兼任。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、異動後1年で就活シェアハウス事業の責任者として事業運営。入社後、ご自身の選択を正解にしたいと思えるようなキャリア選択のサポートをします。

戸田 開

大学卒業後、大手民間教育企業に入社し歴代新卒最速で拠点長に。その後、外資系生命保険会社での営業では単月5000万の売上を出すなど別の土俵でも活躍を見せる。人と向き合う仕事を経験し続けてきた中で、「就職」という人生の一大選択に自身の経験を役立てたいという想いからポート株式会社に入社を決意し今に至る。学生の皆さんに真剣に向き合って、キャリアプランを一緒に考えていきたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください!

コラムの目次

  1. チャレンジ精神は自己PRの題材としておすすめ
  2. チャレンジ精神を自己PRする際のポイント3つ
  3. チャレンジ精神は言い換え表現を使うのもおすすめ
  4. チャレンジ精神の自己PR例文・NG例文
  5. チャレンジ精神で自己PRをする際の注意点2つ
  6. チャレンジ精神はアピールの仕方が重要

チャレンジ精神は自己PRの題材としておすすめ

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「チャレンジ精神って自己PRに向いていますか?」
「面接官に評価されるチャレンジ精神ってどんなのですか?」

という声を多く聞きます。自己PRは就活において必須であり、何を題材にしようか迷う人も多いでしょう。チャレンジ精神は自己PRの題材として考えられやすい特徴のひとつですが、これは武器になるのか疑問に思う人は少なくありません。

結論から言えば、チャレンジ精神は自己PRの題材として使えます。ただし、それをどのように伝えるかが重要で、アピールの方法次第で評価は大きく違ってくるため注意しなければなりません。チャレンジ精神自体は仕事をする上で役立つ能力で、評価されやすいです。魅力的な題材を上手にアピールするためにも、どのように伝えるべきかポイントを知っておきましょう。

チャレンジ精神を自己PRする際のポイント3つ

チャレンジ精神を自己PRの題材にするなら、アピールの方法を考えなければなりません。アピールの際のポイントは大きく3つで、これらを踏まえて伝えることでより魅力的に伝えられるでしょう。細部のポイントまで把握して、魅力的な自己PRをおこないましょう。

①能力をより具体的に伝える

チャレンジ精神を題材にするなら、具体的な内容を伝えることが大切です。単にチャレンジ精神といっても、人によってイメージする能力は異なります。新しいことにどんどんチャレンジするのか、それとも難しいことでも諦めずにチャレンジできるのかといった違いは、明確に示しておいたほうがいいでしょう

能力を具体的に提示して、かつ冒頭でそれを提示することで、アピールのインパクトは増します。結論を後回しにしてしまうと、内容が伝わりづらく印象が薄くなってしまうため注意しなければなりません。明確性やインパクトの大きさが重要なので、結論ファーストで伝えることは忘れず、最初に何を伝えたいのかを述べておきましょう。

②どのように発揮した・身につけたかのかを伝える

自己PRは根拠を提示することも大切です。チャレンジ精神をどのような場面でどのように発揮したのか、あるいは身につけたのかを述べなければなりません。ただ「チャレンジ精神があります」とだけ伝えても、信ぴょう性がなく面接官の印象に残ることは難しいです。

チャレンジ精神を根拠付けたいなら、明確なエピソードを提示することが大切です。過去の経験を元にチャンレンジ精神が身についていることを伝えると信ぴょう性が増し、より魅力的なアピールになります。チャレンジ精神をアピールする際のエピソードには学業やアルバイト、ゼミやサークル、ボランティアなど様々あります。自分で探しきれない場合は、友人や家族など身近な人に聞いてみるといいでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

実際に経験した内容を具体的に表現しよう

チャレンジ精神を発揮した、身につけたエピソードを伝える際は、より具体性とオリジナリティを持たせて伝えることが何よりも重要です。ありきたりなエピソードをありきたりに伝えてしまうと、せっかくチャレンジをしているのに強みが伝わらなくなってしまいます。

できるだけご自身が経験した内容を具体的に表現をすることで、あなたにしか話せないエピソードになるはずです。具体性があるということはつまり「本当に経験したこと」であり、「あなたにしか話せないエピソード」になるかと思いますので、しっかり準備をしておきましょう。

③仕事でどのように活かすのかを伝える

チャレンジ精神はそれ単体で評価されるわけではなく、仕事で活かせるからこそ評価されます。そのため、チャレンジ精神が仕事にどのように活かせるか、企業の利益に貢献できるのかを述べることも大切です。仕事での再現性を明確にすることで、採用メリットのアピールになり、より高い評価を獲得できます。

どれだけ上手にチャレンジ精神を提示できていても、仕事での活かし方が明確になっていないと、魅力が半減してしまうため注意しなければなりません。就活では単に自身の魅力を感じ取ってもらうだけではなく、自分から売り込み、採用メリットを提示することが大切です。最終的な着地点が仕事の再現性になることを意識して、チャレンジ精神のアピールを締めくくりましょう。

仕事での活かし方の例
  • 初めてやることでも意欲的に取り組む
  • 自ら目標を定めてそれに向かって努力する
  • 困難なことでも率先して立ち向かう

キャリアアドバイザーコメント

チャレンジ精神の活かし方を業務内容を理解した上で伝えよう

「どのように活かすのか」を必ず述べましょう。ただやみくもに「頑張ります」「やります」などのポジティブワードを並べても、組織の中で活躍できるイメージを相手に抱いてもらえなければ意味をなしません。実務内容を理解した上で再現性のある伝え方をしましょう。

そして、面接の際は必ずお相手の顔を見ながら話してください。目線が合わないと自信がないように見受けられます。表情も情熱、意欲を感じ取る大切な要素です。内容には勢いがあるけれど、目も会わない、声も小さいとなると説得力に欠けます。ぜひ、ご自宅の鏡の前で声をだして練習してみましょう。ご自身を客観視できると改善ポイントも理解しやすく、より伝わりやすい努力が出来ますよ!

チャレンジ精神は言い換え表現を使うのもおすすめ

チャレンジ精神を自己PRの題材にするなら、言い換え表現を使うのもおすすめです。単にチャレンジ精神があると述べるだけでは相手に伝わりづらく、また、自身の能力が厳密にはチャレンジ精神とは呼べない可能性もあります。

細かいニュアンスの違いがあるため、言い換え表現を使ったほうがしっくりくる場合もあるでしょう。チャレンジ精神はそのまま伝えるのか、それとも言い換え表現を使うべきか考え、より自分の特徴を明確に言い表す題材を選ぶことが大切です。

言い換え表現例の一覧

チャレンジ精神の言い換え表現
  • 好奇心旺盛
  • 行動力がある
  • 向上心がある
  • 成長意欲が高い
  • 勉強熱心
  • 諦めずに行動し続けられる

簡単に挙げただけでもこれらの言い換え表現があり、どれも幅広い業界・企業で評価される題材です。それぞれでニュアンスが違い、アピールできる能力の詳細も異なるため、シーンに合わせて使い分けるといいでしょう。

例えば「好奇心旺盛」なら、新しいことにどんどんチャレンジできる柔軟性の高さがアピールできます。「諦めずに行動し続けられる」では、ひとつのことにチャレンジし続けられる粘り強さを伝えられるでしょう。それぞれの違いを活かし、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

チャレンジ精神の自己PR例文・NG例文

上手に伝えるポイントと注意点を意識し、実際の例文もチェックしておきましょう。ポイントを踏まえて例文を確認することで、どのようにアピールすればいいのかイメージを膨らませやすいです。また、NG例文も参考にすることで、自分も同じところで間違っていないか、何がマイナス評価に繋がるのかも把握しやすいでしょう。

例文①

例文

私はチャレンジ精神があり、新しいことでも恐れずに挑戦出来るのが強みです。大学時代はバックパッカーとして世界中を旅し、新たな文化に触れ続けました。行く先々で違った文化がありましたが、私は何でもまずはやってみようと思い恐れず取り組みました。
良いと思うこと、自分には合わないと思うことの両方がありましたが、挑戦した後には世界が広がり、価値観を広げることが出来ました。御社でも挑戦を繰り返すことで経験を積み、ゆくゆくは〇〇事業で活躍出来る人材として貢献したいと考えています。

キャリアアドバイザーコメント

戸田 開

チャレンジ精神をどのように活かして活躍したいのかを伝えよう

世界中を旅したという一般的に皆がやらないようなことにチャレンジした経験を基に自身のチャレンジ精神をアピールしている点と、入社後の意欲的な姿勢についても触れられている点もはとてもいいと思います。改善するとさらによくなるという観点からアドバイスをすると、文章全体を通して漠然とした印象が強いので、もう少し内容に具体性を持たせるといいと思います。

例えば「世界が広がり、価値観を広げる事が出来た」の部分に具体的なエピソードを入れたり、チャレンジ精神をどのように活かして(再現性を発揮して)「〇〇事業で活躍したい」と思っているのかについて言及したりすると読み手側はイメージが持ちやすくなります。

例文②

例文

私は、困難な物事でも率先して取り組むチャレンジ精神が強みです。私はダンス部に所属しており、部が創立されて初めて中国で開催されたアジア大会に出場しました。海外で開催される大会への出場切符を掴んだことはあったようなのですが、手続きやコストの問題があり辞退しているようでした。
しかし、今までできなかったからといって自分達もできないと決めつけるのはよくないと考え、部員やコーチを説得しました。部員には、海外に挑戦する貴重な経験をこの部の集大成にしようと伝えました。結果的に全員がアジア大会へのモチベーションを高めてくれ、力を合わせて無事に出場することができました。私が御社に入社しましたら、マーケティング事業において新たな施策にチャレンジしたいと考えております。

この例文では、冒頭で「困難な物事でも率先して取り組むチャレンジ精神」として内容が具体的に伝えられています。ダンス部での経験を元に、課題→乗り越えた方法という流れで構成されています。これまで不可能とされていたことを可能にするための心意気が伝わる例文です。

例文③

例文

私は、未経験の仕事を任された際に自分で目標を設定して行動することができます。居酒屋でアルバイトをしていましたが、慣れてきた頃に店長から呼び込みを任されるようになりました。私は呼び込みは売上を伸ばすために重要な仕事だと考え、1日に5組の呼び込みを成功させるという目標を立てました。
大勢の人に注目されるよう大きな声を出し、おすすめメニューの看板も手書きで作成しました。結果的に、呼び込みをした日は平均8組のお客様に来店していただくことができました。私が御社に入社しましたら、自ら目標を立てて様々な業務にチャレンジしていきたいと考えています。

この例文では、未経験の物事に対して目標を設定し、課題を解決する方法を考えて行動できることをアピールしています。チャレンジ精神は「目の前の物事をとりあえずやってみる」というイメージも強いですが、この考えは仕事をする上でマイナスです。目標を立てることはもちろん、それをどのように達成するのかまで考えることが大切です。この例文では順序立てて取り組みについて説明できており、実際に結果も出しています。数字で結果を表すとわかりやすいです。

NG例文①

NG例文

私はチャレンジ精神があります。どのようなことでも挑戦することができ、大学時代はいろいろなことを試しました。サークルではカメラ、落語、スキー、バスケ、サッカー、フットサル、囲碁や将棋とインドアとアウトドアの両方を経験しました。
大学2回生の時にはバックパッカーとして世界中を旅し、ノープランで放浪したこともあります。新しい挑戦は常に驚きと感動に満ちていて、挑戦することそのものが楽しいと感じるようになりました。御社でも何でも積極的に取り組み、楽しみながら活躍を目指したいと考えています。

冒頭でチャレンジ精神があると述べられているものの、詳細な能力が明らかにされていません。また、挑戦した内容が多岐に渡り過ぎており、計画性のなさや飽き性というマイナス面が目立ちます。仕事への再現性も「積極的に取り組む」「楽しみながら活躍する」という内容で印象が薄いです。全体的にアピールが曖昧な点がNGポイントでしょう。

NG例文②

NG例文

私は皆がやらないことをやるチャレンジ精神があります。例えば3日間お菓子だけで過ごすということや、真冬に半袖と短パンだけで過ごすということをやりました。自分しかやらないことを達成した時にとても自信がつきます。

何も学びや利益がない例文ですね。チャレンジする内容は何でもいいわけではなく、誰かの役に立つことが好ましいです。根気はあるようなので、学業やサークル活動などでチャレンジした経験について振り返るといいでしょう。

NG例文③

NG例文

私はチャレンジ精神が強く、何でも気になったことはやってみることを大切にしています。テレビで海外ボランティアの取り組みを見て自分もやってみたいと思い、すぐに申し込みました。ボランティアでは現地の人とのふれあうことができ、喜ぶ顔が見れて達成感を感じました。御社でも持ち前のチャレンジ精神でフットワーク軽く行動していきたいです。

この例文では、気になるものがあればとりあえずやってみるということをアピールしています。その具体例としてボランティアを取り上げていますが、「なぜやってみたいと思ったのか」「ボランティア先にはどんな課題があったのか」などの内容がないため、目的もなしにただ行っただけの印象になっています。企業に入社後も、物事をただやるだけになってしまい、成長しないと思われかねない例文です。

チャレンジ精神で自己PRをする際の注意点2つ

チャレンジ精神は評価されやすい題材ですが、必ずしも高評価に繋がるとは限りません。伝え方次第では魅力が半減しますし、場合によってはマイナスの印象を与えてしまうこともあるでしょう。上手にアピールするには注意点を守り、マイナス要素を排除して伝えることが大切です。アピールの際の注意点は大きく2つに分けられます。2つのポイントを正しく理解して、失敗のないアピールでさらに魅力を高めましょう。

①ただやっただけの経験では評価されない

チャレンジ精神をアピールするには、何かに挑戦した経験を述べなければなりません。しかし、何かに取り組んだ経験なら何でもいいわけではなく、目標を持って取り組んだ経験をアピールすることが大切です。明確な目標もなく、ただやみくもにやっただけの経験では評価されないため注意が必要です。

チャレンジ精神はただ何かに取り組む力ではなく、目的意識を持ち、それを成し遂げる力を指します。企業が考えるチャレンジ精神と就活生が考えるチャレンジ精神は違っていることも多いため、このギャップを埋めることが大切です。また、必要性に迫られてやったこともNGです。取り組みは自分の意志で、自発的にやったもののみが評価されると考えましょう。

②計画性がないと思われないよう注意

新しいことにどんどんチャレンジしていくチャレンジ精神も評価はされますが、計画性がないと思われないよう注意しなければなりません。チャレンジ精神自体は長所とカウントできますが、見方を変えると「計画性がない」「飽き性」といった印象を与えてしまうこともあります。

長所と短所は表裏一体の存在で、捉え方次第ではどのようなアピールもマイナスの印象を与えてしまうことは理解しておきましょう。魅力的に伝えるには短所をカバーできることが大切です。計画性のなさは特に感じ取られてしまいやすいポイントのため、何を考えチャレンジしたのか、過程の部分を明確に伝えるといいでしょう

チャレンジ精神はアピールの仕方が重要

自己PRの題材としてチャレンジ精神は適しており、業界や企業を問わずに評価されやすいです。しかし、チャレンジ精神を提示したからといって、無条件で高評価になるわけではありません。アピールの仕方は非常に重要で、伝え方次第ではマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。

魅力的なアピールにするには、いかに好印象を残し、悪印象を取り除けるかが重要です。評価されるにはアピール方法を工夫して、短所の面を削っていかなければなりません。どのようなチャレンジ精神が身についているか、それがいかに仕事で活かせるかが重要なポイントです。仕事での再現性を意識することで採用メリットを上手に提示して、チャレンジ精神をアピールしましょう。

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