目次
- 企業が抱く「おせっかい」の印象
- 「おせっかい」な短所を前向きに言い換える方法
- 当事者意識が強すぎる
- 注意点
- 相手の成長機会を奪ったエピソードを話さない
- 「おせっかい」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
- 教育・指導系やアドバイザー職などの仕事
- 短所「おせっかい」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「おせっかい」を題材にした例文
- 短所で「おせっかい」を伝えたい人はこちら!
- 「おせっかい」な学生へのリアルな印象
- 「過干渉な人」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
この記事は現役キャリアアドバイザー・面接官への独自のインタビューをもとに作成しています。
「短所が『おせっかい』という学生が来たらどう感じますか?」
「『おせっかい』な短所を面接で伝えても大丈夫ですか?」
「『おせっかい』なことをうまく伝える方法はありますか?」
このような質問を通じて、実際のアドバイスの仕方や面接官からのリアルな視点を紹介しています。また実際の学生の実例や多くの就活生を見てきたからこそわかるキャリアアドバイザーならではの独自の見解も紹介。
就活のプロと面接官の意見を参考に、マイナス評価につながらない短所の伝え方をチェックしましょう。
「おせっかい」の短所について確認する前に、短所についての基本事項を押さえたい人は、以下の記事を確認してください。
10例文|面接での長所と短所の答え方3ステップ! 題材一覧も紹介
企業が抱く「おせっかい」の印象
- 自分以外の人のために積極的に動いてくれそう
- マネジメント層になった際に、部下をしっかり見て育てられそう
「おせっかい」な短所を前向きに言い換える方法
当事者意識が強すぎる
- 「干渉・自己満足」ではなく、「自分事としてとらえる責任感の強さが裏目に出てしまった」というニュアンスに引き上げられる
注意点
相手の成長機会を奪ったエピソードを話さない
- 「何かを肩代わりした」というエピソードだと、仕事でも他者の成長を阻害するのではという懸念が強まる
⇒他者の成長を阻害しない「おせっかい」の体験談に留め、反省点とセットで伝える
たとえば、塾講師のアルバイトで、「生徒が夏休みの宿題に困っていたため、自分が代わりにやってしまった」というのは生徒のためにならないですよね。
しかし、「アルバイトで後輩が困っていたため、サポートに入りすぎてしまった」なら、次回からサポートの割合を減らしたり、実働は後輩に任せれば良い話です。
このように、誰かの成長を邪魔しない「おせっかい」の経験を伝えてほしいです。
「おせっかい」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
教育・指導系やアドバイザー職などの仕事
- 支援対象者や顧客の自立を促し、成長させることが企業の目的
- 強みが活かせそうだが、おせっかいが過ぎると相手の自立や成長を妨げてしまい、職務の本質的な目的を果たせなくなるリスクがあるため
教師や塾講師、キャリアアドバイザーなどがこれに当たります。
教育系の仕事は、ベースに「人の成長をサポートする」使命があるもの。生徒や求職者からすれば「優しくて何でもやってくれる人」に映りますが、本質的な手助けにはつながっていません。
実際に私もキャリアアドバイザーとして活動する際、学生に考える余地を与えたり、意思決定はゆだねたりしていますよ。
短所「おせっかい」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「おせっかい」は当事者意識の表れ!
他者の成長を奪わない配慮まで伝え切ろう
個人的には、「おせっかい」は決して致命的な欠点ではないと感じています。それは、「自ら動ける当事者意識の強さ」を感じるからです。
もし、「短所はおせっかい」と伝える際は、相手の自立や成長を邪魔してしまったエピソードは避けるのが鉄則。
私自身、キャリアアドバイザーをしているのでわかるのですが、一から十まで学生の支援をしてしまうと「キャリアアドバイザーの言う通りに企業を受けていただけで、本当に志望したい企業が見つからない」という状況にもつながるのです。
伝える際は「他者の成長機会を奪わない範囲」でのおせっかいのエピソードと、その後の反省点を一緒に語りましょう。
どのような例がOKなのか、解説していきます。
【GOOD例:行動量を抑える学び・反省につながったおせっかい】
エピソード:
アルバイトで後輩が作業に困っていたため、サポートに入りすぎてしまい、自分の業務にしわ寄せがいってしまった
改善点:
手を出しすぎる反省から「次回からは実働は後輩に任せ、自分はアドバイスと見守りに徹する」とサポートの割合を調整した
このような例だと、後輩に自力で課題を解決させつつ、適切な距離感で伴走するバランス感覚が身についていることが伝わってきますよね。
大切なのは、他者の成長をサポートしたいという意識。「おせっかいを働いてしまった」と反省して終わりでなく、次の機会にどうサポートの姿勢に入ったのか、ここを深掘りしてみましょう。
「おせっかい」を題材にした例文
私の短所は、当事者意識が強すぎるあまり、相手の領域に踏み込みすぎてしまう点です。
飲食店のアルバイトで新人指導を担当した際、店舗全体の接客品質を底上げしたい一心で、本来は各スタッフが判断すべき場面まで先回りして指示を出してしまいました。たとえば、混雑時に後輩が注文を受け取る際、迷う前に私が判断を伝えて対応を促してしまっていたのです。
自分事として店舗の課題をとらえるあまり、指示を受けた後輩が「何を根拠にその判断をしたのか」を考える過程を飛び越えさせてしまいました。
過干渉になっていたと気づいてからは、業務の肩代わりや即答を避け、指示の出し方を改めました。答えを渡すのではなく、「今の状況だとどう動くのがスムーズだと思う?」と問いかけ、後輩自身に判断させるサポートへ切り替えたのです。
責任感から一人で抱え込んでしまう傾向を自覚し、現在は相手の自律的な行動を見守りながら、適切な距離感でサポートに入るよう意識しています。
・「おせっかい」が発揮されてしまった場面がわかりやすく描かれている
・「どうかかわり方を変えたか」という対策が具体的
この2点が良いポイントですね。
店全体の運営を自分事としてとらえる責任感が伝わり、それゆえの失敗であることも十分理解できます。
そのうえで、反省を活かし、今後は相手の立場に立ったかかわり方ができるだろうことが期待できる例文ですね。
短所で「おせっかい」を伝えたい人はこちら!
おせっかいな人は、「他者をサポートしたい」という思いが強いのではないでしょうか。以下の記事から人をサポートする仕事を確認し、適性のありそうなものを見つけてみてくださいね。
人をサポートする仕事一覧! 4つのタイプ別16職種や向いている人
また、おせっかいさが発揮されてしまう人は、何かにつけて頑張りすぎてしまう傾向もあるかもしれません。以下の記事では「頑張りすぎてしまう」短所について解説しているため、自分に近しい点がないかチェックしてみましょう。
「頑張りすぎる」を短所として伝える例文|26卒内定者らの実例
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
個人的に「おせっかい」に〇×△で評価をつけるなら「△」。伝えても良いけど、少しリスクを感じる側面があります。
それは、相手に過干渉なケースです。相手が助けを求めていないのに、勝手に入り込んでしまうという場合は、押しつけがましいイメージを持ってしまいますね。