目次
- 就活で用いる「キャッチコピー」の作り方を解説!
- 選考突破者の例文3選|アドバイザー解説付き
- 【選考突破者例文①】26卒 早期選考 広告業界
- 【選考突破者例文②】26卒 本選考 不動産業界
- 【選考突破者例文③】26卒 早期選考 広告業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①文字数が多すぎる
- ②志望企業の求める人物像とずれている
- ③「四字熟語」や「ことわざ」をそのまま使っている
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
就活でまれに聞かれる変わり種の質問として、「自分にキャッチコピーをつけてください」というものがあります。クリエイティブさが求められる広告業界などで聞かれることの多い質問ですが、どういった視点で回答を考えれば良いのか悩みますよね。
そこでこの記事では、選考を突破した26卒学生が実際に用いた「キャッチコピー」を厳選して3つ紹介。あわせて、作成する際のポイントや注意点について詳しく解説していきます。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
関連する記事を見る
就活で用いる「キャッチコピー」の作り方を解説!
選考突破者の例文3選|アドバイザー解説付き
【選考突破者例文①】
26卒 早期選考 広告業界
私のキャッチコピーは「国境も年齢も越える、対話のオールラウンダー」です。
なぜなら、私はどんな環境でも、瞬時に相手との心理的な壁を取り払い、信頼関係を築くことができるからです。
旅行先のテーマパークでは、偶然出会った海外の観光客の方に自ら英語で話しかけ、半日一緒にアトラクションを回る関係性を築きました。
また、飲食店の相席で意気投合した年配の社会人の方から、後日結婚式のムービー作成を依頼された経験もあります。
貴社においても、この関係構築力を活かし、社内外問わず円滑なコミュニケーションでビジネスを推進します。
キャリアアドバイザーが読み解く!自身の特性を見事に一言にまとめている
「年齢も国籍も関係なくすぐに仲良くなれる」という自身の特性を、うまく一言にまとめられていて素晴らしいキャッチコピーですね。「国籍を問わない」というのを「国境を超える」と言い換えている点も印象的で記憶に残ります。
また、実際にその裏付けとなる具体的なエピソードをあわせて伝えられている点もお見事。誇張しているわけでなく、実際に高いコミュニケーション能力を有していることが伝わってきます。
さらに、その持ち前のコミュニケーション能力をどのように入社後活かすのかについてまで言及できている点もぬかりありません。採用担当者に、入社後の活躍イメージを感じさせる内容になっています。
選考において自身の「コミュニケーション能力」を効果的にアピールする方法は以下の記事で詳しく解説しています。
「長所はコミュニケーション能力」で差がつく10個の言い換えとは
【選考突破者例文②】
26卒 本選考 不動産業界
私のキャッチコピーは「周囲を芯から温める、人間こたつ」です。
周囲を笑顔にし、誰もが本音を話しやすい居心地の良い場を作ることが得意だからです。学生時代の文化祭では、クラスの親睦を深めるために有志で出し物を企画し、バラバラだったクラスを一つにまとめました。
持ち前の親しみやすさでチームの潤滑油として機能し、小中高すべての部活動において主将やリーダー役を任されてきました。
貴社に入社後も、チームの雰囲気を明るくし、組織全体のパフォーマンスを底上げする存在として貢献します。
キャリアアドバイザーが読み解く!モノに例えることで印象に残る内容に
キャッチコピーを伝える際は、自身をモノや動物に例えるのも効果的な戦略です。
この例文であれば、自身の「居心地の良い環境を作る」という強みを「こたつ」という実際に居心地の良い場所に例えて伝えられている点が秀逸。「こたつ」と言えば誰もがその温かさを連想できる身近なアイテムですから、採用担当者もすぐに脳内にイメージを思い浮かばせることができます。
このように、難しく考えずにシンプルにモノに例えるだけでも、一気にほかの学生との差別化になるので、ぜひ試してみてください。
自分をモノや動物に例えるキャッチコピーを作成する際は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
関連する記事を見る
【選考突破者例文③】
26卒 早期選考 広告業界
私のキャッチコピーは「夢で仲間を巻き込む、冒険家」です。
高い目標を掲げて熱意を伝播させ、周囲を適材適所で頼りながらチームを推進する力があるからです。
長期インターンシップではリーダーを務めましたが、一人で業務を抱え込むのではなく、メンバーそれぞれの強みを見極めて役割を分担し、個別の行動計画をともに立てました。
結果として、チーム全体のモチベーションが高まり、担当部署の月間目標を先月の2倍の成果で達成しました。貴社においても、周囲を巻き込みながら目標を達成するチームの推進力として貢献します。
キャリアアドバイザーが読み解く!「冒険家」という言葉が目に留まる
「仲間を巻き込み推進する」というのを「冒険家」という言葉にうまく言い換えられている点が評価ポイント。このように自分の特性に関して、何か別の職業や言葉に言い換えることができないかは、一度考えてみることをおすすめします。
またその根拠となるエピソードに対して、インターンでの成果を定量的な数値を用いて伝えられている点もグッド。
「チームを推進します」といったリーダーシップを感じさせるキャッチコピーに対して、企業側は「口だけでは?」と疑いを持つことも多くあります。そこで具体的な数値とともに成果を伝えることで、採用担当者に安心感を抱かせることができますよ。
リーダーシップをアピールする人が参考にしたい記事を以下にまとめました。ぜひあわせてチェックしてみてください。
関連する記事を見る
NG例文|アドバイザー添削付き
①文字数が多すぎる
私のキャッチコピーは「どんな困難な状況に陥っても決して諦めることなく、常に周囲のメンバーを励まし続けながら新しい解決策を見つけ出す不屈のチャレンジャー」です。
学生時代に所属していたゼミのグループワークでは、テーマ設定の段階で意見が真っ二つに割れてしまい、作業がまったく進まない時期がありました。
しかし、私はこのキャッチコピーの通り、決して諦めずに両方の意見の良いところを抽出し、さらに教授にも何度も相談に行くことで、まったく新しい第3のテーマを提案しました。
結果として全員が納得し、無事に発表を終えることができました。
可能な限り短く要約しよう!
キャッチコピーでは、あなたの特性を可能な限り端的に伝えることを意識しましょう。この例文のようにダラダラと長く書いてしまっては、要約力に欠けるという印象になってしまいます。
「常に周囲のメンバーを励ます」「新しい解決策を見つけ出す」といったサブの要素はその後のエピソードの部分で語るようにして、キャッチコピーそのものは短くするようにしてください。
私のキャッチコピーは「逆境をチャンスに変える、不屈のチャレンジャー」です。
学生時代に所属していたゼミのグループワークでは、テーマ設定の段階で意見が真っ二つに割れてしまい、作業がまったく進まない時期がありました。
しかし、私は異なる意見からそれぞれ良いところを抽出すればより良いテーマが作れるのではと考え、両者の意見を粘り強く聞いたうえで教授にも相談をし、双方の強みを活かした新しい第3のテーマを提案しました。
その結果、チーム全員が納得する内容での発表に成功し、教授からも最高評価をもらうことができました。
この強みを活かし、貴社でも困難な局面で打開策を提示できる人材として貢献します。
②志望企業の求める人物像とずれている
私のキャッチコピーは「誰の意見にも左右されない、孤高の開拓者」です。
私は幼い頃から、他人がやらないことに一人で挑戦することに無上の喜びを感じてきました。
大学時代の個人的な研究活動においても、教授のアドバイスや既存の論文の定説をあえて疑い、まったく異なるアプローチで実験を繰り返しました。
貴社の事務職においても、この既存のルールに縛られない姿勢を貫き、マニュアルを無視してでも自分なりの効率的な業務フローを確立していきたいと考えています。
企業の社風にあわせたキャッチコピーを用いよう
他部署との連携や、既存のマニュアルの理解が重要な事務職を志望しているにもかかわらず、「誰の意見にも左右されない」「孤高」といった伝え方をしてしまっては、完全に適性がずれていると判断されてしまいます。
まずは志望企業・職種に求められる適性をしっかりと理解したうえで、そこにマッチするようなキャッチコピーを作るようにしましょう。
私のキャッチコピーは「チームの課題を見つけて改善する、縁の下の仕掛け人」です。
大学のサークル活動では、長年放置されていた備品管理の非効率さに気づき、自ら表計算ソフトを用いた新しい管理システムを構築しました。
導入にあたっては、メンバー全員が使いやすいよう個別にヒアリングをおこない、マニュアルも作成しました。結果、備品探しの時間が大幅に短縮され、チームの練習時間を確保できました。
貴社の事務職においても、周囲の状況を冷静に観察し、チーム全体が働きやすくなるような自発的なサポートをおこないたいです。
「企業の求める人物像」を調べる方法については、以下の記事で解説しています。あわせて確認してみてください。
就活対策! 企業の「求める人物像」とは? 調べ方・活用法を大公開
③「四字熟語」や「ことわざ」をそのまま使っている
私のキャッチコピーは「猪突猛進」です。
私は一度目標を決めると、それに集中して突き進む性格をしています。
大学の文化祭の実行委員会では、集客数を前年比1.5倍にするという目標を立て、ひたすら近隣の店舗を回ってポスターを貼ってもらうようにお願いして回りました。
断られてもめげずに何度も足を運び、文字通り猪突猛進で営業活動を続けた結果、なんとか目標の集客数を達成することができました。
考えるよりも先にまず身体を動かすタイプなので、貴社の営業職においても、猪突猛進の精神でひたすら顧客にアタックし続け、誰よりも多くの件数をこなして売上に貢献したいと考えております。
既存の言葉をそのまま使うのはNG
「猪突猛進」といった既存の四字熟語やことわざを「キャッチコピー」としてしまっては、あなたの個性やアイディアがまったく見えてきません。
無理に奇抜な言葉を用いる必要はありませんが、少なくともすでにある言葉を使うのではなく自分の頭を使って一から考えるようにしてください。
私のキャッチコピーは「目標に向かって突き進む、ブルドーザー」です。
私は一度目標を決めると、それに集中して突き進む性格をしています。
大学の文化祭の実行委員会では、集客数を前年比1.5倍にするという目標を立て、ひたすら近隣の店舗を回ってポスターを貼ってもらうようにお願いして回りました。
その粘り強い行動力の結果、協力店舗を開拓し、目標集客数を達成できました。貴社の営業職においても、ブルドーザーのように目標に向かって突き進み、着実に成果を挙げる人材として貢献します。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!奇抜な回答をしようと無理に意識する必要はない
キャリアアドバイザー
津田 祥矢
プロフィールをみる「キャッチコピー」と言われると、何か奇抜な発想で回答しなければならないと考える学生が多いですが、必ずしもそういった回答が求められているわけではありません。
たしかに面白い回答ができれば印象に残れるかもしれませんが、変に突飛な回答をしすぎるとかえって冷ややかな目で見られてしまうリスクもあります。
「キャッチコピー」というのは、言い換えれば「あなたを一言で表すなら」ということ。変にひねらなくても、自身の性格や過去の経験で培ったスキルを端的にまとめて伝えれば良いのです。
また、キャッチコピーを伝える際はあわせて、その詳細や具体的なエピソードを伝えることを忘れないようにしましょう。キャッチコピーはあくまで要約なので、その後にその中身について補足することが重要です。
企業はコピーライターを求めているわけではありません。自己分析をしっかりと深めたうえで、自分という人間を端的に表す言葉を伝えることができれば、十分に評価してもらえますよ。