お祈りメールに返信は必要?気持ちを切り替えるために考えたいこと

この記事のアドバイザー

塩田 健斗

大学卒業後、ポート株式会社に新卒として入社。メディア広告の営業とマーケティングを兼任。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、異動後1年で就活シェアハウス事業の責任者として事業運営。入社後、ご自身の選択を正解にしたいと思えるようなキャリア選択のサポートをします。

コラムの目次

  1. お祈りメールとは
  2. お祈りメールに返信は必要?
  3. お祈りメールをもらったときの考え方
  4. お祈りメールをもらったら気分転換をしよう
  5. お祈りメールをもらったら気持ちを切り替えて次の選考を受けよう

お祈りメールとは

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「またお祈りメールをもらいました」
「お祈りメールに返信って必要ですか?」

という声を多く聞きます。お祈りメールは不採用通知を意味するものです。不採用の連絡がメールでされる場合、文末には「今後の活躍をお祈りしています」と書かれていることが多いため、このように呼ばれています。

お祈りメールをもらうのはショックなことですが、就活において避けては通れない道ともいえるでしょう。そこでこの記事では、お祈りメールをもらった際の返信の必要性や考え方など、お祈りメールとの上手な向き合い方についてご紹介していきます。

お祈りメールに返信は必要?

基本的には不要

お祈りメールへの返信は基本的に不要であり、返事をしなくても問題ありません。選考が終了した以上、返信の有無は関係なく、返事をしなくても評価に関係しない可能性が高いです。お祈りメールでも返信を促すような内容が書かれている場合は別ですが、単に不採用と告げられているだけなら、その企業は諦めて別の企業に目を向けましょう。

お祈りメールを受け取る度に重く受け止めていると身が持たないため、「ダメなら次」と気持ちを素早く切り替えることも大切です。また、お祈りメールに返信をしても、それに対して必ず返信がくるとも限りません。企業によっては返信をしない対応を取っているケースもあるため、返信に期待するのは心の安定を保つ上でおすすめしません。

必要性が高いなら返信してもOK

返信の必要性はないものの、返信してはいけないというわけではありません。どうしても返信がしたいなら、返事を出してすっきりするというのもひとつの方法です。例えば以下の例に該当するなら、お祈りメールへの返信を考えてみてもいいでしょう。

  • これまで選考をしてくれたことへの感謝を伝えたい
  • 最終選考まで残った
  • 採用担当者にお世話になった
  • 諦めきれない

企業への思い入れが強く、返信をしないと気が済まないという人もいると思います。お祈りメールは事務的な内容のものがほとんどなので、思い入れが強い分このまま終わらせたくないと思ってしまいますよね。そのような場合は返信をしてすっきりさせてから、他の企業の選考に切り替えるといいですね。ただし、この場合も返信がくるとは限らないため、自分の中で区切りをつけるために送ると考えましょう。

 お祈りメールに返信する際の例文

例文

件名:Re:二次面接の結果につきまして

○○株式会社
人事部 人事課 ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
先日は、お忙しい中貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
私の力不足のため残念な結果となりましたが、今回の経験を活かして引き続き就職活動に励んでいきます。
最後になりましたが、貴社益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
署名

こちらは基本的な返信例文となります。基本的には、以下の流れで作成しましょう。他に感謝や伝えたいことがある場合は、相手の負担にならない範囲で丁寧に記載してください。

  • 送付者の企業、部署、氏名大学、学部、氏名
  • 面接のお礼
  • 不採用結果への感想
  • 今後の抱負
  • 締めの挨拶

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

最終面接で不合格になった際にメールを送り内定を獲得したケースもある

お祈りメールへの返信によって絶対に結果が変わるとは限りません。ただ、過去に私が担当し最終面接にて不合格になった学生が企業様へ非常に丁寧なメールを送り、再度最終面接を実施してくれることになり内定を獲得したケースがありました。

特に最終面接フェーズになると、企業様も学生に対して思い入れも印象も強くなります。面接は1時間程度の短い時間で、面接官も評価を誤ってしまうケースもあります。そんな時にみなさんが丁寧な返信をすることで「もう一度話をしてみるべきか?」ともう一度チャンスを与えてくれる可能性があります。特に志望度が高い企業に対しては返信をする価値はあるかと思います!

お祈りメールをもらったときの考え方

誰もが経験すること

就活はエントリーから始まり、書類選考、一次面接、二次面接、最終選考と多くの関門を突破しなければ内定を獲得することができません。株式会社ディスコの調査によると、2018年7月時点でのエントリー数平均は30.7社、筆記試験10社、面接試験7.9社と、内定を獲得するまでに複数の企業からお祈りメールをもらっていることが想像できます。

お祈りメールをもらうことは就活において誰もが経験することであり、深く落ち込む必要はないのです。お祈りメールは自分に合った企業に入社するために必要な通過点と思い、ひとつの企業にこだわり過ぎないようにしましょう。「縁がなかっただけ」と割り切ることも大切です。

相性がよくない企業は必ずある

お祈りメールをもらっても落ち込んでしまい、すぐに就活を続行できないという人もいるでしょう。確かに不採用になったなら落ち込みますが、どうしても相性がよくない企業はあります。就活生が自分に合う企業を探しているように、企業も自社に合う人材を探しています。相性が合わない企業に就職してもどうしても違和感が生じてしまい、早期退職のリスクも高まるでしょう。

やりたい仕事と向いている仕事が必ずしも一致しているとは限らず、それほど志望度が高くなかった企業に就職しても、働くうちにやりがいを感じることもあります。不合格になるのは実力不足とは限らず、単に相性の問題であることも多いため、必要以上に自分を責めて落ち込まないことが大切です

キャリアアドバイザーコメント

お祈りメールをもらった時はさらにいい企業のために時間を使おう

採用人数が100人で応募人数が10,000人いる企業の場合、9,900人が不合格になります。倍率は100倍です。つまり落ちる人の方が圧倒的に多いのです。「早めにわかってラッキー!」と考えるようにしましょう。

逆に言えば300〜400万社とある企業の中で内定をもらえる企業は、非常に縁のある企業であると思います。お祈りメールがきて落ち込んだ時は、次の企業の選考対策や新しく選考を受ける企業を探すなど、次のもっといい企業と出会うために時間を使うようにしましょう!

気持ちが沈んでいる状態だと元気がなく見えてしまうので、他の企業の選考にも影響が出てしまいます。早めの切り替えが大事です!

経験はむだにならない

お祈りメールをもらったところで、選考のためにやってきた履歴書の作成や筆記試験対策、面接対策がむだになるわけではありません。結果的に不採用になってしまっただけで、選考のためにおこなってきた努力は自分の実力となっているはずです。些細なことでもいいので、就活を始める前よりも成長できたことを考えてみましょう。

お祈りメールをもらうと落ち込むのが当たり前だと思います。しかし、いつまでも落ち込んでいては次の企業の選考に進めません。それどころか、知らず知らずのうちに自分を追い詰めてしまいます。お祈りメールをもらったら、その企業の選考で努力したこと・成長したことを思い浮かべて、自信に変えましょう。

お祈りメールをもらったら気分転換をしよう

「入社したかった企業にお祈りメールをもらったのに、そんなに早く切り替えられない」という就活生も多いと思います。そんなときは、無理をせずに一度就活から離れてみるといいでしょう。マイナスな気持ちを抱えたままでいると、他の企業の選考を受けても面接官に見透かされてしまいます。

自分を取り戻すためにも、1日、数時間でもいいので就活を忘れて気分転換をしましょう。友達と話す、カラオケに行く、運動をする、映画を見る、漫画を読む、とにかく寝る、買い物に行く、ライブに行く、飲みに行く…など、日頃のストレス発散もかねて好きなことをして過ごしてください。気分転換ができたら、「できる!」「やるぞ!」と前向きな気持ちで次に受ける企業の選考準備に入りましょう。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

お祈りメールが続くときは自分自身について見つめ直そう

企業がお祈りメールを送る、つまり不採用にする理由は大きく分けて2つあります。1つ目は「企業から見て学生が自社とマッチングしないと判断をした場合」です。ミスマッチに関してはネガティブに捉える必要はありません。

2つ目は「面接の中で自社とマッチングしているか見えなかった場合」です。これはそもそも学生自身がどういう人間か、どんなことをしたいのかが分からなくなってしまっている状態になっているということです。

これは、面接の中での伝え方や伝えたい内容に問題があるケースがほとんどです。自己分析から再度見つめなおしていく必要性がありますので、焦らずに基礎固めからやりましょう。

お祈りメールをもらったら気持ちを切り替えて次の選考を受けよう

お祈りメールをもらったら、落ち込んでしまうものです。しかし、就活においてお祈りメールは珍しいものではなく、誰もが経験するものと言えます。志望度が高い分ショックも大きいかもしれませんが、選考のために努力したことはむだにはなりません。不採用になったことにこだわりすぎず、以前よりも成長したことを思い返して自信にしましょう

お祈りメールへの返信は基本的にしなくていいですが、必要性が高いと感じる場合はしても問題ありません。ただし、必ずしも返信がくるとは限らないので、返信を期待して送るのではなく、気持ちを切り替えるために送るといいですね。お祈りメールがきたショックを引きずったまま他の企業の選考を受けてもいい結果は得られないので、一度就活から離れて気分転換をしてみるのがおすすめです。気持ちの切り替えができたら、前向きな姿勢で就活に臨みましょう。

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