目次
- TOEICスコアで嘘をつくとバレる可能性が高い
- TOEICスコアで嘘をつくデメリット4選
- 内定取り消しになる
- 入社後に懲戒処分になる
- 会社からの信用がなくなる
- 入社後に仕事で苦労する
- TOEICスコアの嘘がバレる6つの場面
- ①証明書の提出が求められるとき
- ②選考で英語力が問われるとき
- ③選考の受け答えをするとき
- ④入社後のTOEICスコアを確認されたとき
- ⑤実際の仕事での英語スキルが低いとき
- ⑥自分で言ったことが上長や人事に伝わったとき
- 就活で必要になるTOEICについて
- TOEICスコアとスコア別のスキル
- TOEFLやIELTSとの違い
- TOEIC IPやCASECとの違い
- TOEICスコアが就活で重視される企業の特徴5選
- ①外資系企業
- ②総合商社
- ③公用語が英語の企業
- ④海外取引がある企業
- ⑤国家公務員
- TOEICスコアが求められるときの対処法
- ES提出期限に合わせて受験する
- 類似英語スコアの提出可否を確認する
- 就活エージェントを利用する
- TOEICスコアで嘘をつかず就活のミスマッチを防ごう
TOEICスコアで嘘をつくとバレる可能性が高い
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活で使うTOEICのスコアは嘘をついてもバレませんか」
「TOEICのスコアを就活で嘘つくとどうなりますか」
このような質問をよく受けます。英語力を重視している企業を受けると、履歴書へTOEICスコアの記載を求められることがあります。基準を満たしていなかったり、あと数点で600点や700点など見栄えの良い点数であったりすると、つい嘘をついてしまいたくなりますよね。
ですが、TOEICのスコアで嘘をつくとバレてしまうリスクがあるため、自分が取得したスコアを記入しましょう。偽ったスコアを記入したことがバレてしまうと、選考通過できないだけでなく、内定後にも影響が出てしまう可能性があります。この記事では、TOEICスコアの嘘がバレてしまう理由とリスクについて詳しく解説します。
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TOEICスコアで嘘をつくデメリット4選
はじめにお伝えしたとおり、TOEICのスコアで嘘をついて申告することはおすすめではありません。ここでは、就活や就職後にどのようなマイナス影響があるのか4つのデメリットを紹介します。
内定取り消しになる
嘘のTOEICスコアを履歴書に記入していると、内定を獲得した人であっても内定取り消しになってしまう可能性があります。
基本的には内定獲得した後、企業による内定取り消しは違法となります。企業が内定を通知した時点で、労働契約が成立したと考えられるため、正当な理由がなければ内定取り消しは違法になるのです。ですが、TOEICスコアで嘘をついている場合は、経歴詐称になりかねず違法にならないケースもあります。
内定取り消しについてはこちらの記事で詳しく解説しています。内定取り消しになり得る原因についても紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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入社後に懲戒処分になる
嘘のTOEICスコアを記入して入社したとしても、入社後にバレてしまった場合にはこのような処罰を受ける可能性もあります。
- 減給
- 左遷
- 解雇
企業によってそれぞれの処罰の重さは異なりますが、重い処罰が課せられる可能性も十分にあることを理解しておきましょう。また、これらの処罰に限らず昇進など社内のキャリアにも悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
会社からの信用がなくなる
企業によっては、懲戒処分が全社員に向けて告知されることもあります。すると就活で嘘をついたことが周知され、仕事に対する信頼を失ってしまうのです。その結果、責任ある仕事を任せてもらえないことも出てきてしまう可能性すらあります。
入社後に仕事で苦労する
会社からの処罰だけでなく、自分の英語スキルが足りないことで実務上の苦労をすることもあります。TOEICスコアを過大申告した場合に、企業側はスコアに相当する仕事を任せることになりますよね。ですが、担当する仕事のレベルが高すぎると、残業時間が多くなってしまったり、先輩社員に頼ったりせざるを得なくなってしまいます。
何がきっかけでバレてしまうかわからないため、このようなリスクを抱えて就職することは避け、実際のTOEICスコアを申告するようにしましょう。
TOEICスコアの嘘がバレる6つの場面
ここまでに紹介したとおり、TOEICスコアで嘘をつくことは就活だけでなく入社後にもリスクを抱えることになります。必ず実際のスコアを申請するようにしましょう。
中には「バレなければ問題ない」と考えている人がいるかもしれません。ですが、ほとんどの場合がバレてしまうため、嘘のTOEICスコアを申告する危険性を把握しておくことも大切です。ここではTOEICスコアで嘘をついたことがバレる理由を6つ紹介しますね。
①証明書の提出が求められるとき
取得した資格を履歴書に記載している人は、取得した証明となる証明書の提出を求められることがあります。このときに、TOEICスコアが履歴書の点数と一致していないと嘘をついたことがバレてしまいますね。
すべての企業で提出が求められているということではありませんが、一部の企業で提出が求められていることは事実です。また、例年は求められていなかった企業でも、急に提出を求めるように変更される可能性も十分あります。
②選考で英語力が問われるとき
企業によっては選考中に、英語の適性試験や英語面接がおこなわれることもあります。特に入社後に英語を使用する可能性があるときには、試験や面接で英語の使用が設けられていることが多いです。
このときに履歴書へ記載したTOEICスコアと実力に乖離があると感じられるときに、証明書を求められることがありますよ。すると最終的に、嘘のスコアを申告したことがバレてしまうのです。
③選考の受け答えをするとき
企業の面接担当は採用のプロなので、面接の回答で嘘をついていることを見抜いていることもあります。また、大手であればあるほど採用ノウハウが溜まっており、嘘をついている学生の特徴なども面接官が理解していることもあるのです。
面接官によっては嘘をついていると感じた瞬間に、TOEICのスコアに対して深堀りをすることもありますし、先ほどの説明同様に証明書提出を依頼することもあります。
もし英語力の嘘をついていないとしても、面接で効果的に英語力をアピールしなければ、逆効果になってしまうことがあります。アピール方法はこちらで紹介しているので参考にしてくださいね。
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④入社後のTOEICスコアを確認されたとき
英語を実務で使う企業では、入社後に会社でTOEICを受けることがあります。このときに、就職活動で申告したスコアと社会人になってから受験したスコアに大きな差があると、バレる原因になってしまうのです。
就職をしているので内定取り消しにはなりませんが、説明したとおり減給などの懲戒処分になってしまう可能性があります。また、人事担当からの信頼関係が崩れてしまい、社内の昇進に影響が出る可能性も少なくないです。
⑤実際の仕事での英語スキルが低いとき
英語を使用する部署へ配属になったときには、履歴書に記載されていたTOEICスコアのレベルの仕事が任されますよね。実際に仕事をしたときに、英語を使う仕事に時間がかかったり、周りに聞いたりする機会が多いときにもバレるきっかけになってしまいます。
このときにもTOEICスコアの証明書提出を求められたり、懲戒処分になってしまったりします。また、英語を使いたいと思って入社した人は、人事異動で英語を使用しない部署への異動になってしまう可能性もあります。
⑥自分で言ったことが上長や人事に伝わったとき
バレてしまう理由で最も多いケースが、自分自身で「就活のTOEICスコアで嘘をついた」と同期に言ったことが人事や上長に伝わってしまうパターンです。会社の人が人事や上長にバラすだけでなく、たまたま話していたところを聞かれてしまうこともあります。また、どれだけ信頼している会社の人であっても、一度伝えてしまうと話が広がるリスクが一気に上がってしまいますよね。
このように就職活動中だけでなく、入社後にもTOEICスコアの嘘をついたことがバレる可能性が常にある状況です。このようなリスクを負って仕事をすることは、精神衛生上に良い影響がないため、実際のスコアを提出して等身大としての自分を評価してもらうことが大切ですね。
就活で必要になるTOEICについて
就活生
TOEICスコアの嘘をつくリスクはわかりましたが、スコアはどれくらいあれば良いのでしょうか。
キャリアアドバイザー
企業によって求めるレベルは異なりますが、一般的にスコアごとにスキルの定義がされていますよ。
就活生
そうなんですね!
あと、TOEICにもいくつか種類がありますし、似たような試験もあって違いが理解できていないです。
キャリアアドバイザー
たしかに理解しづらいですよね。
では、TOEICスコアとスキルの関係性と類似試験について詳しく解説しますね
TOEICスコアとスコア別のスキル
TOEICスコアのレベルは国際ビジネスコミュニケーション協会が「PROFICIENCY SCALE」でこのように定義しています。
- 860以上:Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる
- 730以上:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
- 470以上:日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
- 220以上:通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
- 220未満:コミュニケーションができるまでに至っていない。
この定義はあくまでも目安になるため、企業によって求めているレベルが異なります。募集要項をきちんとチェックして求められているレベルと確認しましょう。
TOEFLやIELTSとの違い
学生の中にはTOEICを受けたことがなく、TOEFL(トーフル)あるいはIELTS(アイエルツ)しかスコアを持っていない人がいるかもしれません。
TOEICはオフィスや日常生活での英語力を測る試験になっており、TOEFLやIELTSは留学志望向けに授業でのディスカッションや海外の授業を想定した英語力を測る試験です。また出題形式も異なり、TOEFLとIELTSはライティングとスピーキングもあるため総合的な英語スキルを測る試験となっています。
就職活動で英語力を示すためには、基本的にTOEICスコアを履歴書に記載すれば問題ありません。ですが、海外転勤がある企業などであれば、TOEFLやIELTSを受験しスコア提出をすると高い志望度がアピールできますよ。
TOEIC IPやCASECとの違い
TOEIC IP(International Program)は団体で受けるTOEICテストのことで、基本的に難易度は同等になっています。もちろんIPテストであっても、TOEICスコアとして履歴書に記載しても問題ありませんよ。
CASEC(キャセック)は自宅でオンライン受験できる英語試験です。試験時間は40分程度で、試験終了後すぐに結果が出るので手軽に英語スキルを知ることができます。TOEICとは出題形式が異なるものの、TOEICスコアとの対応表が用意されており、練習として解くことがおすすめです。ただしCASECはまだ知名度も低いため、可能な限りTOEICスコアを取得して記載しましょう。
キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる
ここまでTOEICを含む英語テスト・資格のスコアについて紹介されていますが、必ずしも英語力だけで合否が判断される訳ではありません。もちろん企業によっては英語力を重視していることもあります。ですが、スコアが数点足りなかったからと言って不合格になることは少ないです。
スコア以外のことが重視される理由について、企業側の目線に立って考えてみましょう。たとえば、TOEICスコアが高得点で企業が求める人物像と異なるAさんと、TOEICスコアが求める基準より低いが求める人物像と一致しているBさんが選考を受けているとします。このときに、どちらの学生を選考通過させたいと思うでしょうか。企業としては長期間活躍する人材を採用したいと思っているため、Bさんを合格とする可能性が高いですよね。
この例からも分かるとおり、必ずしもTOEICスコアだけで合否が判断されているということではありません。スコア以外にも総合的に判断されていることを意識して選考に臨みましょう。
TOEICスコアが就活で重視される企業の特徴5選
まだ就活を始める前で、「自分がエントリーする企業・団体がTOEICスコアを重視しているかどうかわからない」という人もいるのではないでしょうか。そのような人に向けて、TOEICスコアが重視されている企業や団体を5種類に分けて紹介します。
①外資系企業
外資系企業では、海外の親会社や取引先とのやりとりが発生します。また企業によっては、社内に外国人がいることもあり、英語スキルは選考で必須となっています。
TOEICスコアは英語のリーディングとリスニングの試験結果を提出することが一般的ですよね。そのため、履歴書とESを活用した一次選考(書類選考)で、合格点に達しているかどうかで判断されることが多いですよ。書類選考を通過したのちに、英語面接などでスピーキング能力が測られています。
②総合商社
総合商社は、国内企業と海外企業の商品を仲介する役割を担っています。そのため、海外出張や英語でのプレゼン・交渉、英語のビジネスメールなども仕事で日常的に使用することになりますよ。
外資系企業と同様に高いレベルの英語スキルが求められるため、TOEICスコアが書類選考の合否判定に活用されることが多いです。企業によっては必要なTOEICスコアが募集要項に記載されているので、きちんとチェックするようにしましょう。
商社は特に英語力が重視されています。商社に少しでも興味ある学生は、こちらの記事を読み、まずは商社で求められている英語力を正しく把握しましょう。
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商社への就職は英語力が大切! 必要な英語力と苦手な人の対策を解説
商社を希望する人は、英語力を鍛えて伝え方のコツを押さえると効果的にアピールできますよ! この記事では、商社で英語が必要な理由、求められる英語力、自己PRの仕方などをキャリアアドバイザーが解説します。 おすすめの勉強法も参考に英語力を磨いてくださいね。
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③公用語が英語の企業
外資系企業ではなくても、社内の公用語が英語の企業ではTOEICスコアが重視されており、書類選考のボーダーラインとしても設けられています。実際に日本の企業でもこれらの企業では、社内の一部の部署で公用語が英語となっています。
- 楽天株式会社
- アサヒビール株式会社
- 株式会社ユニクロ
- 株式会社資生堂
- シャープ株式会社
- 三井不動産株式会社
国内企業であっても英語力が活かせるので、どのように英語を活かしたいか考えることも大切になります。
④海外取引がある企業
外資系企業や総合商社ではない国内企業でも、海外と取引する企業ではTOEICスコアを重視しています。たとえば、貿易関連の企業や物流関連の企業では、海外との取引が多いため英語力を重視しています。
ただ、これまでに紹介した企業とは異なり対面での英語コミュニケーション頻度は少なくなります。そのため英語ビジネスメールの読み書きが重視されており、選考が進む過程で英語面接がおこなわれる企業は少ないですよ。
⑤国家公務員
国家公務員はOTEICスコアは必須ではありません。ですが、スコアが高い人は試験の加点対象になります。600点以上で15点、730点以上で25点が加算されるのです。そのため、国家公務員試験で必須ではないものの、重視している学生が多いですよ。
地方公務員であってもこのような加点制度を用意していることがあるので、募集要項をチェックして受験するようにしましょう。
TOEICスコアが求められるときの対処法
TOEICスコアの提出が求められたときには、まず受験をすることが頭に浮かぶのではないでしょうか。ですが、必ずしもTOEICの受験をしなくてもエントリーができることもありますよ。ここでは、スコア提出が必要な企業へエントリーしたい人に向けて、3つの対処法を紹介しますね。
ES提出期限に合わせて受験する
TOEICスコアの提出が求められていることがわかったタイミングで、TOEICの受験日程を調べて受験するようにスケジュール調整をしましょう。TOEICは1年に10回開催されており、連続で何度も受験をすることが可能です。あらかじめ試験日程は発表されているため、逆算して受験日を決めましょう。
また、TOEICは受験後すぐにスコアはわからず、試験日から30日以内にスコア証明書が発送されます。この結果を受領するまでの期間も加味して、ES提出に間に合うようにしましょう。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
すでに受験したTOEICスコアを提出するときに、受験した日からどれくらいの期間が経っているか確認はしましたか。TOEICを主催している団体は、「スコアに有効期限はないが、公式認定証の再発行は試験日から2年以内のものに限る」と回答しています。ただし、就活で提出するスコアが2年以上前の場合は注意が必要です。
一般的に、TOEICは2年以内に受験したスコアを提出することが望ましいとされています。受験した後に英語を全く勉強していないと英語力は下がってしまいますよね。特に就職するためにスコアが必要な場合は、英語力がスコア取得時よりも下がっていると仕事に悪影響がでてしまいます。そのため、2年以上前に受験したスコアではなく2年以内に受験したスコアを履歴書へ書くようにしましょう。
ただし、エントリーする企業によっては「◯年以内に受験したスコア」と条件が設定されていることもあります。必ず募集要項をチェックするようにしてくださいね。
類似英語スコアの提出可否を確認する
TOEICスコアの提出を求められたときに、TOEIC以外の英語スコアなら保有している人もいるのではないでしょうか。このような人は、まずは応募したい企業へTOEIC以外のスコア提出が認められるかを確認するようにしましょう。
TOEICは対策が必要な試験なので、勉強期間なしで受験すると思うように高いスコア獲得ができないこともあります。そのため受験をしたとしても、別のスコアと同じレベルの結果が出ないこともあるのです。今までに受験したTOEFLやIELTSでスコア提出ができるように交渉することも手段の1つですね。
就活エージェントを利用する
TOEICスコアに自信がないときには、就活エージェントを利用することがおすすめですよ。就活エージェントを利用すると、エントリーする企業によっては書類選考免除になったり、キャリアアドバイザーからの推薦を受けることができます。すると、TOEICスコアが基準に達していなくても選考に進める可能性がありますよ。
また、求人サイトでは募集されていない非公開求人を扱っていることも多いので、1件でも多く仕事紹介を受けたい人は、就活エージェントに登録がおすすめです。
TOEICスコアで嘘をつかず就活のミスマッチを防ごう
TOEICスコアで嘘をつくことによるリスクについて詳しく説明しました。就活や就職後にバレてしまい処分になるリスクもありますが、それ以上に「求められる英語スキル」と「仕事として対応できるスキル」にミスマッチが生まれてしまうことが問題です。それによって不幸を被るのは自分になってしまいますし、スキル不足になると別部署へ異動になってしまう可能性があることも説明しました。
就職後もTOEICスコアの嘘がバレるかどうかを気にせず、自分のスキルを活かして働くためにも、嘘偽りなくスコア申請をして就活をしましょう。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
ここまで読んだ学生の中に、「処罰を受けるのは嫌だけどバレるリスクを負ってでも内定が欲しい」と考えている人がいるかもしれません。たしかに志望度が高い企業であったり、内定獲得ができないと不安になりますよね。ですが、バレてしまったときのリスクを考えると、TOEICスコアで嘘をつくメリットはありません。就活のために嘘をつくことは避けるようにしましょう。
この記事で「TOEICスコアの嘘がバレる場面」が解説されていますが、バレてしまう可能性は意外と高いです。嘘がバレるリスクを抱えて入社をしても、「TOEICのスコアで嘘をついたことがバレないかな」と不安を抱えながら仕事をすることになってしまいます。すると、仕事に打ち込めなくなってしまいますよね。
もしTOEICスコアの嘘がバレてしまい、解雇になってしまうと社会的な信用を失ってしまうことにもなりかねません。転職活動をするときに、退職理由で嘘をつかざるを得ない可能性もあると思います。
内定が欲しいという短期的な気持ちが社会人生活を大きく変えてしまう可能性もあります。不安なく仕事に打ち込むためにも、TOEICスコアを偽って申請することは避けるようにしましょう。