自己PRの書き出しが思いつかない…差がつく3つのコツを解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 自己PRは書き出しにも力を入れよう
  2. 自己PRの評価ポイントとは?
  3. 学生の人柄
  4. 自社で今後活躍・成長できるか
  5. 自己PRの基本的な構成と書き出しに書くべき内容
  6. ①自分の強み
  7. ②強みを裏付けるエピソード
  8. ③企業での活かし方
  9. どうして自己PRでは書き出しが重要なのか?
  10. 文章全体のまとまりに影響するから
  11. 書き出しだけで良し悪しを判断されることもあるから
  12. 自己PRの書き出しで他の人と差をつける3つのコツ
  13. ①アピールポイントを修飾する
  14. ②キャッチフレーズを活用する
  15. ③ものにたとえる
  16. これだけは注意! 自己PRの書き出しに使うべきではないワード
  17. ①ネガティブな印象になる言葉
  18. ②あいまいな表現
  19. ③誇張や嘘はつかない
  20. アピールしたい強み別! 自己PRの書き出しの例文
  21. 例文①やりぬく力
  22. 例文②チャレンジ精神
  23. 例文③縁の下の力持ち
  24. 例文④聞き上手
  25. 例文⑤真面目
  26. 例文⑥忍耐力
  27. 例文⑦協調性
  28. 例文⑧積極性
  29. 例文⑨思いやり精神
  30. 例文⑩計画性
  31. 例文⑪コミュニケーション能力(話す力)
  32. 例文⑫臨機応変さ
  33. 例文⑬明るさ
  34. 例文⑭あきらめない心
  35. 例文⑮素直
  36. 書き出しを工夫すれば内定に近づく!

自己PRは書き出しにも力を入れよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「自己PRの書き方での注意点はありますか」
「自己PRの書き出しはどう書けばいいですか?」

と質問をもらうことがよくあります。多くの就活生がエントリーシート(ES)や履歴書で書くことになる自己PRですが、意識してほしいのが書き出しです。内容ももちろん大事なのですが、書き出しで失敗してしまうと、毎日のようにたくさんの自己PRを読んでいる百戦錬磨の採用担当者の目に止まることができません。

自己PRの書き出しは、どんなことを意識して書けばよいのでしょうか。例文とともに紹介するので、自分なりの自己PRの書き出しを考えてみましょう。

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自己PRの評価ポイントとは?

自己PRの評価ポイント

自己PRの書き出しについて考える前にまずは自己PRとは何か、そして企業が自己PRで知りたがっているのは何かについて把握しましょう。ここを押さえておくことで、書き出しの重要性や書き出しで書くべき内容についてわかりやすくなるはずですよ。

そもそも自己PRとは、自身の強みや経験についてアピールし、企業へ採用メリットを感じてもらうものです。そんな自己PRをもとに、企業は何を知ろうとしているのでしょうか。

学生の人柄

自己PRでは学生の人柄を感じることができます。強み一つとっても、「負けず嫌い」をアピールする人と「慎重さ」をアピールする人とでは人柄が違うことが想像できますよね。強みを知ることで、この学生はどのような性格や人となりなのかを測ろうとしているのです。

加えて、自己PRの表現の仕方によっても人柄を推し量ることができます。それこそこの「書き出し」ですが、書き出しの重要性を理解してきれいにまとめられている人には丁寧さや責任感を感じられますが、そうではない人には粗雑さやいい加減な印象を感じられてしまうかもしれません。自己PRは学生の人柄を知るために重要な質問のひとつです。

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キャリアアドバイザー

また「その性格・人柄が自社と合っているか」もチェックポイントのひとつです。相性の悪さは入社後のミスマッチにつながります。そういった事態を防ぐために、学生の人柄を把握したうえで自社と学生が合っているかもよく見られていますよ。

自社で今後活躍・成長できるか

基本的に新卒は「ポテンシャル採用」とされています。つまり、即戦力ではなく入社後の伸びしろを見込んでの採用となることが多いということです。将来的な活躍や成長が期待しての採用になるため、自己PRからは将来性をよく見られています。

まずは自己PRの内容が今後企業で本当に活かせるものなのか、そしてその強みには企業での再現性があるのか。再現性があれば今後もその強みを活かした成長が見込めるでしょう。個人の成長は企業の成長につながりますから、企業の業績向上にも寄与されるはずです。企業の仕事に活かし、そして将来の成長につながるということを意識してアピールするようにしましょう。

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自己PRの基本的な構成と書き出しに書くべき内容

自己PRの基本的な構成

ここまでの説明を踏まえ、自己PRの役割について理解できたのではないでしょうか。ここからは、自己PRの基本的な構成と書き出しに書くべき内容について解説していきます。自己PRを作成する前に基本的な構成と書く順番を理解しておきましょう。

①自分の強み

先ほどもお伝えした通り、自己PRは自分の強みをアピールするものです。そのため、自分の強みは確実に盛り込みます。

そのうえで、自己PRにおいてもっともアピールすべきことがこの「強み」です。一番に採用担当者の目に留まってほしい内容になるため、この「強み」を自己PRの書き出しに書きましょう

例文

私の強みは○○です。

せっかく強みを伝える自己PRで強み以外のことから話を進めてしまうと、全体が長ったらしい印象になり、結局何を伝えたいのかがあいまいになってしまいます。

ここで差別化を図るコツなどはこのあとさらに詳しく解説していきますね。

②強みを裏付けるエピソード

「私は○○が強みです」とは誰しもが言うことができます。しかし、その強みに説得力を与えたりそこから人柄を感じてもらうためには、その強みを裏付ける具体的なエピソードが欠かせません。学園祭のPR担当として集客した経験があったとします。その場合、経験したということだけでなく、成功(目的・目標)を定義し、具体的な行動と過程、最終的な結果を数値を含めて書きます

そうすると、採用担当者としては、仕事での再現性を感じることができる=入社後活躍してくれるイメージが沸きやすくなるのです。

エピソードを探す際はこちらの記事を参考にしてみてください。

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③企業での活かし方

その強みを企業でどう活かせるかも、自己PRに必ず盛り込みたい内容です。企業は自社に貢献してくれる人を求めているため、自分の強みについてアピールするだけでなく入社後に自分の強みを活かしてどう企業に貢献できるかを述べ、採用メリットを感じさせる必要があります

ポテンシャル採用と言われる新卒の就活では、ここの部分は非常に重要です。入社後に活躍している姿をイメージしてもらえるよう、必ず盛り込んでおくべき項目ですね。

自己PRの書き出しについては本記事で解説していますが、締め方についてはこちらの記事で解説しています。

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どうして自己PRでは書き出しが重要なのか?

そんな自己PRですが、企業に刺さる内容にするためにはこの「書き出し」が重要なカギを握ります。高評価につながるような自己PRを作成するためにも、書き出しの重要性についてしっかりと理解しておきましょう。

文章全体のまとまりに影響するから

書き出しは、採用担当者が一番に読む箇所です。つまり、一番に伝えたいことや結論などを書いておくことで、伝えたいことを確実に採用担当者に知らせることができます

例文

私は野球を小学生から現在まで続けております。目標に向かって頑張ってきました。高校では全国大会に出ることを目標にしており~

この例文のように、一番に伝えたいことが書き出しに書かれていなければ、採用担当者は「回りくどい」「結局この学生の強みは何なのだろう?」と思ってしまうことでしょう。自分のアピールしたい強みを理解してもらえないのは学生にとっても避けたいことですよね。

例文

私は目標を達成するまで粘り強く努力を続けることができます。小学生から15年続けている野球では~

その点この例文では最初に「粘り強く努力できる」ことを述べ、その裏付けとして野球の経験を伝える構成になっているため、一目で伝えたい強みがわかりやすいです。このように書き出しは文章のまとまりに影響します。自己PR全体の評価に直結するといっても過言ではないので、絶対に重要視するようにしましょう。

書き出しだけで良し悪しを判断されることもあるから

特に大企業など応募者の数が多い企業になればなるほど、採用担当者のもとには多くのESが届きます。そのすべてにしっかりと目を通すのは難しいことは想像できるのではないでしょうか。

その場合、採用担当者は書き出しで自己PRの良し悪しを判断します。書き出しで端的に知りたいことが示されていれば、「しっかり読んでみよう」と思われるはずです。逆に示されていない場合は読んでさえもらえない可能性も高いでしょう。「確実に読んでもらう」ためにも、自己PRの書き出しは重要になるのです。

企業と自分がどうマッチしているかが重要!

一方的に自分のアピールポイントを記載しても、採用担当者に良い印象を感じてもらうことはできません。応募企業の性質と合う自己PRを必ず書くようにしましょう。

たとえば、新しい事業がどんどん立ち上がるような企業には、どんな人がマッチするでしょうか。ひとつはチャレンジ精神が旺盛な人ですよね。つまり、そのような企業に応募する際には、まずは「チャレンジ精神があること」を書き出しでアピールする必要があります

どれだけ端的かつわかりやすく強みを示せていても、その企業と合う強みでなかった場合は書き出し時点で読まれない可能性が高いでしょう。

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自己分析と企業研究、それぞれおこなった結果をしっかり紐づけ、それを自己PRとして表現することで、通過率がグッと上がりますよ。

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自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

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自己PRの書き出しで他の人と差をつける3つのコツ

自己PRの書き出しで他の人と差をつける3つのコツ

「初めに強みを述べる」とは言っても、どうしてもアピールしたい強みがかぶってしまうこともあるでしょう。それを避けるためには、面接官の目を惹けるように伝え方に一工夫を施すことが大切です。強調の言葉を使ったり、表現方法を工夫してみるなど、先が読みたくなる自己PRの書き出しにできるといいですね。

ここから、自己PRの書き出しの工夫点を紹介していきます。これらは選考書類だけでなく、面接でも意識できるポイントなので、参考にしてみてください。

①アピールポイントを修飾する

例文

私には、初めて会った人でも会話を弾ませられるコミュニケーション能力があります。

たとえば、アピールしやすく、多くの学生が自身の強みとして用いる「コミュニケーション能力」。しかし、ありきたりなうえに一口で「コミュニケーション能力」と言ってもさまざまなコミュニケーション能力があるため、学生の強みがぱっと想像しづらくもあります。どんなコミュニケーション能力なのかを先に持ってくることで、採用担当者も応募者がどんな人物なのかイメージがしやすくなります

アピールポイントがどのような形で活かされるのか、修飾をして差別化を図りましょう。

②キャッチフレーズを活用する

例文

私はこんにゃく人間です。何事にも柔軟に対応する能力があります。

「こんにゃく人間とは!?」と、先を読みたくなるフレーズです。このように、キャッチフレーズはパッと目を惹く効果があります。ただし、インパクトを求めるあまり、長くて覚えられなかったり、その後に展開するエピソードと乖離してしまったり、考えすぎて意味が伝わらなくなってしまわないように気を付けましょう。思いつかないのであれば、無理に使う必要はありません。

あくまでもキャッチフレーズは自分のことを相手にわかりやすくアピールすることが目的なので、伝わりやすいシンプルなものであることは念頭に置いておきましょう

自己PRに使えるキャッチフレーズ例はこちらの記事でも紹介しているので参考にしてくださいね。

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塩田 健斗

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書き出しとアピール内容がズレないようにしよう

採用担当者は、企業によっては1日100件近くのエントリーシートに目を通さなければいけません。その中で印象に残るためには最初の一文が重要です。しかし、それと同じくらい大事になってくるのが「中身とのズレ」がないことです。

たとえば、上記の「こんにゃく人間」というキャッチフレーズを読んでもらっても、中身が「柔軟性」ではなく「協調性」であったり「吸収力」であれば微妙に冒頭のキャッチフレーズが変わってきます。キャッチーな言葉を考えることも大切ですが、それ以上に自分のアピールポイントとズレないように気をつけましょう。

③ものにたとえる

例文

私はタオルのように多くのことをどんどん吸収する力が強みです。

自分をものにたとえることで、まず採用担当の目を惹きやすくなるでしょう。「これはどういうことだろう」とその後に続くエピソードなどを読んでみたくなりませんか。ほかの学生と強みがかぶっていたとしても、差別化を図ることもできますね

ただし、あまりにもわかりづらい表現や逆にありきたりすぎる表現の場合は、かえって「意味がわからない」「ああ、またこれね」などというように強いインパクトを残せない可能性もあり、諸刃の剣ともいえます。ものにたとえる際は、語彙や表現をよく調べておき、納得のいく表現にすることを心掛けてくださいね。

自分をものにたとえるコツはこちらの記事で詳しく解説しています。

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これだけは注意! 自己PRの書き出しに使うべきではないワード

書き出しとは、採用担当に、そこから始まる自己PRを呼んでもらうための入り口ともいえます。自分の強みをアピールするために重要な役割を持っているため、魅力を半減させてしまうような表現は使うのを避けましょう。

①ネガティブな印象になる言葉

先ほどもお伝えした通り、最初に入ってくるイメージがその後に読む文章の印象を左右してしまいます。良い印象につなげるために、なるべくポジティブな印象になる言葉を使いましょう

たとえば「淡々と物事を進める」「冷静に物事を進める」という表現は、意味はとても似ていますが与える印象が違います。仕事において、「淡々と」という言葉を使うと、周りとかかわらない冷たいようなイメージで、「冷静に」という言葉は感情的にならず落ち着いているイメージになりますよね。

一緒に働く人材という観点で見た場合、どちらの人を選ぶでしょうか。自分が選考を受ける企業・職種の特色を理解したうえで、採用担当にマイナスイメージを持たれないような言葉選びをしましょう。

短所から長所への言い換え例はこちらの記事内でも一覧にしてありますので、ネガティブな言葉が浮かんだときはポジティブな言葉に言い換えてみましょう。

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②あいまいな表現

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就活生

私の強みは積極性だと思っています。

このように、「~だと思います」「~かもしれません」のようなあいまいな表現は使わないようにしましょう。自信のなさが感じられ、「本当に強みなのかな?」と信憑性に欠けてしまいます。ばしっと「私の強みは積極性です」と言い切っている人と比べたときに、あなたならどちらの学生を採用したいと感じますか。

自分の強みに自信がもてない学生も多くいるとは思いますが、こうしてアピールする際は自信をもって「~です」といった断定表現を用いるようにしましょう。

③誇張や嘘はつかない

自己PRでは自分をよく見せ、次に続く面接への切符を手にしたいところ。本来の強みを誇張したり、かけ離れた強みをアピールしてしまいたくなる気持ちもあるでしょう。しかし、本来は持っていない強みや誇張した内容を伝えてしまうのは危険です。採用担当は採用のプロですから、学生が嘘をついているかはすぐにわかります。また仮に誇張したり嘘の内容で選考を突破しても、続く面接で嘘だとバレてしまい、落とされてしまう可能性が高いです

基本的に嘘はバレるものですし、何より印象が悪くなります。ありのままの自分の強みやエピソードを選ぶようにしてくださいね。

就活で嘘をつくリスクについてはこちらの記事で解説しています。

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アピールしたい強み別! 自己PRの書き出しの例文

ここでは、アピールしたい強み別で自己PRの書き出しの例文を紹介します。先ほど紹介した、他の人と差をつける3つのコツに応じて書き出しを紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

例文①やりぬく力

例文

私は、行動する前に綿密に計画を練り、最後までやり抜くことができます。

持田 伊織

キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる

頑張った内容を相手がイメージできるように書こう

この書き出しの良いポイントとしては、最初の文でどんな風にやりぬくことが出来るのかが具体的に書かれていることです。よくある悪い書き出しの例は「私の強みはやりぬく力です」と抽象的な言葉で書かれているものです。

もちろん、やりぬくこと自体は素晴らしいのですが、どのようにやりぬけるのかというイメージが読み手に伝わりません。この例文は、文頭でも具体的に書かれていることに加えて、さらにその説明を実際の体験から数字を含めてお話しされているので、学生さんが伝えたい内容と読み手がイメージするものに大きな差はないと思います。

書き出しを書く際は、出来るだけ具体的に、自分が頑張ったことがそのまま相手にイメージがしやすいように文章を作ることをおすすめします。

こちらの記事では、やり抜く力を自己PRするポイントについて解説しています。魅力的な自己PRするためにぜひ参考にしてみてください。

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例文②チャレンジ精神

例文

私にはチャレンジ精神があり、新しいことでも物怖じせずに挑戦できるのが強みです。

こちらも、強みを「チャレンジ精神」だけで終わらせずに詳しく説明を加えているのが良い点ですね。特にベンチャー企業など新規事業を次々展開する企業にはよく刺さる書き出しとなっているでしょう。

こちらの記事では、チャレンジ精神を自己PRする際のポイントや言い換え表現、注意点などについて解説しています。他の就活生と差別化するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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例文③縁の下の力持ち

例文

私の強みは、人目につかない仕事でも真剣に取り組める縁の下の力持ちなところです。

吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

キャッチーで誰もが同じイメージを持てる書き出し

こちらの記事の書き出しは非常にキャッチーでいいですね! 「縁の下の力持ち」というと誰もが「知らないところで支えている」というイメージを持てますよね。他のスタッフが知らないところで支えていることを示せている内容になっているので、問題ないと思います。

唯一、改善点があるとしたら、最後の締めの文章が「裏方の業務でも」となっているのが気になります。業務を限定せずに「どんな業務でも」と書いておいた方が、幅広く活躍できるイメージを与えられます。また、「よく考えて工夫しながら」だけではなく、「効率的に進められるように」や「周りを常に考えながら」など「どんな工夫ができる人なのか」を伝えられるともっとよくなると思います。

こちらの記事では、縁の下の力持ちな人が向く仕事/向かない仕事や、自己PRする際のポイントについて解説しています。効果的に強みをアピールするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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例文④聞き上手

例文

私の強みは聞き上手なところです。私が考える聞き上手とは、さまざまな意見を聞いたうえで、それらを集約し一つの意見にまとめることができる力だと思っています。

聞き上手の場合、受動的な印象を持たれてしまうことがよくありますが、具体的に説明することにより意思を持って聞く側に回りさらに意見を集約するという能動的な様子がよくわかりますね。

例文⑤真面目

例文

私は、誰に対しても誠実に向き合い、対等に接することのできる真面目さが強みです。

真面目さとは、責任感があったり几帳面・正確性があったりとその強みからはさまざまなイメージが持たれます。それをこうして具体的に述べられているので、どのような真面目さを強みとして持っているのかがイメージしやすいですね。

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例文⑥忍耐力

例文

私は逆境でこそ真価を発揮する人間です。

忍耐力について、「耐えること」にフォーカスを当てうまくキャッチフレーズを作成していますね。このあとに続くエピソードが気になるところです。

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例文⑦協調性

例文

私は「物静かなリーダー」です。(周囲の意見を尊重しまとめられる)

リーダーにもさまざまなタイプがありますが、周囲と協調し、最終的に意見をまとめられるのもリーダーのひとつの姿です。協調性がある人は、こういった周囲の意見を尊重し最終的に一つの結論を出す力に長けています。

協調性をアピールしたい学生にはこちらの記事もおすすめですよ。

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例文⑧積極性

例文

私は誰よりも挙手の量とスピードに自信があります。

「積極的な性格」を「挙手」に置き換え、イメージがわかりやすく示せています。さまざまなことに積極的に取り組んでくれそうな印象がこの一文からでもわかりますね。

強みとして積極性をアピールしたい学生は、ぜひこちらの記事も併せて読んでみてくださいね。

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例文⑨思いやり精神

例文

私は気遣いの達人です。

思いやりを気遣いと置き換えたうえで、「達人」と言い切っていることから自分の強みに自信を持っているのが伝わり非常に好印象です。この一文で言い切り表現も、そして思いやりとは何かの定義もできているのが良いですね。

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例文⑩計画性

例文

私は、遅延を知らない電車です。

この一文から、物事を計画的に進められる力がよく伝わります。電車にたとえているのも身近でイメージがつきやすいですね。

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例文⑪コミュニケーション能力(話す力)

例文

私はスピーカーのような人間です。

コミュニケーション能力の中でも話す力の高さを表現している例文です。さまざまな人に広く声を届けられるようなイメージが沸きますね。協調性などを大切にする企業であれば重宝されるのではないでしょうか。

コミュニケーション能力についてはこちらの記事で解説しています。アピールの際は参考にしてみてください。

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例文⑫臨機応変さ

例文

私はカメレオンのように柔軟な対応ができるのが強みです。

臨機応変に対応できる強みを、場所に合わせて体の色を柔軟に変化させるカメレオンにたとえて表現しています。カメレオンというマイナーな動物を用いていることからも、採用担当の目を惹くアピールとなるでしょう。

臨機応変な性格をアピールしたい学生にはこちらの記事もおすすめですよ。

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例文⑬明るさ

例文

私は照明のように周囲を明るく照らせるところが強みです。

明るい性格を照明にたとえた例文です。もしたとえだけではわかりづらいようなら、この例文のように修飾を交えても良いですね。

明るさを強みや長所としてアピールしたい学生はぜひこちらの記事も参考にしてください。

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例文⑭あきらめない心

例文

私は、踏まれても踏まれてもくじけない雑草のような不屈の精神が強みです。

「雑草」という言葉を用いて、あきらめない精神を強くアピールした例文です。「もの」の修飾も詳しくされており、どんな強みを持っているのかがありありとわかりますね。

あきらめないことをアピールしたい学生にはこちらの記事もおすすめです。

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例文⑮素直

例文

私は掃除機のようになんでも吸収することが強みです。

掃除機の吸収力と、素直さの特徴の一つである何事も素直に吸収する点を掛け合わせた例文です。家電製品は身近なため、ものにたとえる際にはおすすめの題材ですね。

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