自己PRの書き出しで差をつけるコツ|OK・NG例文で徹底解説

この記事のアドバイザー

末吉 涼

大学2年生の時にヒッチハイクで日本一周を達成。何事もチャレンジする姿勢を大切にしています。ポート入社後は新卒1年目で人事に配属され、新卒採用を担当。面接では、自分を出しきれずに不完全燃焼している学生を多く見てきました。自分を出さないまま面接を終えるほど悔しいことはありません。私が自分を120%出せるよう精一杯サポートするので、一緒に頑張っていきましょう!

五反田 誉司

大学卒業後、大手アパレル企業にて販売と人材育成を経験。販売では個人成績で全国1位を獲得。また、店長として店舗のマネジメントも行い、赤字店舗を12か月連続予算達成店舗へと改善する。人材育成において、人の人生に関われる喜びを感じ、より多くの人の人生の選択のお手伝いをしたいと思い、人材業界に転身。 人の無限の可能性を信じ、広げるお手伝いをしております。 人と話すのが何よりも好きなのでまずはお気軽に何でもご相談ください。

持田 伊織

大学時代、「目の前のお客様に励ましを送る」ことを指針としていたゴスペル部で日々活動をしていました。卒業後も目の前の人の潜在的な可能性を広げていきたいとの思いからポート株式会社に新卒として入社。就職活動は、ご自身にとって明るい将来を描くための第一歩です!一緒に考えて納得するファーストキャリアを見つけていきましょう!

コラムの目次

  1. 自己PRは書き出しにも力を入れよう
  2. 自己PRで抑えるべき3つのポイント
  3. 自己PRの書き出しで他の人と差をつける3つのコツ
  4. アピールしたい項目別! 自己PRの書き出しの例文
  5. 自己PRに使える内容
  6. 書き出しを工夫すれば内定に近づく!

自己PRは書き出しにも力を入れよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「自己PRの書き方での注意点はありますか」
「自己PRの書き出しはどう書けばいいですか?」

と質問をもらうことがよくあります。多くの就活生がエントリーシート(ES)や履歴書で書くことになる自己PRですが、意識してほしいのが書き出しです。内容ももちろん大事なのですが、書き出しで失敗してしまうと、毎日のようにたくさんの自己PRを読んでいる百戦錬磨の採用担当者の目に止まることができません。

自己PRの書き出しは、どんなことを意識して書けばよいのでしょうか。例文とともに紹介するので、自分なりの自己PRの書き出しを考えてみましょう。

自己PRで抑えるべき3つのポイント

通常の選考では、ほぼすべての企業でエントリーシートもしくは履歴書にて自己PRを提出することになります。まずは自己PRの書き出しのコツを紹介する前に、基本のポイントをおさえておきましょう。

①自己PRは人柄を伝える機会

自己PRは「自分がどんな人なのか」を文章にします。その際、経験や経歴だけを伝えるのではなく、ある経験に対してどのように考えていたのか、どのような性格なのかなどの「性質」を記載しましょう。

性質とは「真面目」「明るい」「継続力がある」などのことです。あなたのどんな部分を企業にアピールしたいのかしっかり整理をして、採用担当者に伝わるように書きましょう。また、要素はたくさん入れるのではなく絞ったほうが伝わりやすくなります。

②具体的なエピソードは必ず盛り込む

人柄を伝えるために、自己PRには必ず具体的なエピソードを盛り込みましょう。例えば、学園祭のPR担当として集客した経験があったとします。その場合、経験したということだけでなく、成功(目的・目標)を定義し、具体的な行動と過程、最終的な結果を数値を含めて書きます

そうすると、採用担当者としては、仕事での再現性を感じることができる=入社後活躍してくれるイメージが沸きやすくなります。

③企業と自分がどうマッチしているかを書く

一方的に自分のアピールポイントを記載しても、採用担当者に良い印象を与えることはできません。応募企業の性質と合う自己PRを必ず書くようにしましょう。

例えば、新しい事業がどんどん立ち上がるような企業には、どんな人がマッチするでしょうか。ひとつはチャレンジ精神が旺盛な人ですよね。つまり、そのような企業に応募する際には、自分の中でチャレンジ精神をアピールできるエピソードを自己PRとして書くのです。

自己分析と企業研究、それぞれおこなった結果をしっかり紐づけ、それを自己PRとして表現することで、通過率がグッとあがると思いますよ

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自己PRの書き出しで他の人と差をつける3つのコツ

それではいよいよここから、自己PRの書き出しで気を付ける点をご紹介します。選考書類だけでなく、面接でも意識できるポイントなので、参考にしてみてください。

①書き出しで結論を伝える

一番伝えたいアピールポイントを最初に書きましょう。先にエピソードを書いてしまうと全体が長ったらしい印象になり、結局何を伝えたいのかが曖昧になってしまいます。結論をはじめに伝え、その根拠を示すエピソードを次にもってくることで伝えたいことが明確になってわかりやすくなります

また、自己PRを具体的に書こうとするあまり、長々としていて、何が言いたいのかわからない、印象に残りづらい文書になってしまっているものもよく見かけるので注意が必要です。簡潔な文章を心がけましょう。

NG例文①最初の一文で何を伝えたいかわからない

NG例文

私は野球を小学生から現在まで続けております。目標に向かって頑張ってきました。高校では全国大会に出ることを目標にしており~…

こちらの文章では最初の一文が「野球を続けたこと」になっており、次の「目標に向かって頑張ったこと」とともに、どちらもぼんやりとした印象になってしまっています。採用担当者に何をいちばん伝えたいのかがわかりづらいです。

OK例文①端的にどういう人なのかが伝わる

例文

私は目標を達成するまで粘り強く努力を続けることができます。小学生から15年続けている野球では~…

こちらでは最初に「粘り強く努力できる」ことをアピールし、その具体的なエピソードとして野球の経験を伝える構成になっているので、アピールポイントを強化できています。また「15年」という具体的な数字を入れることで、直接的に書かずとも「継続力」のアピールもできています。

②先を読みたいと思わせる印象的な言葉を使う

先ほども書いたように、採用担当者は多くの就活生の自己PRに目を通します。ですので、無難な表現に徹してしまうと印象に残らなくなってしまいます。強調の言葉を使ったり、表現方法を工夫してみるなど、先が読みたくなる自己PRの書き出しにできるといいですね。

例文①アピールポイントをより強調

例文

私には、初めて会った人でも会話を弾ませられるコミュニケーション能力があります。

アピールしやすく、多くの就活生が書く「コミュニケーション能力」ですが、どんなコミュニケーション能力なのかを先に持ってくることで、採用担当者も応募者がどんな人物なのかイメージがしやすくなります。

例文②キャッチフレーズを活用

例文

私はこんにゃく人間です。なにごとにも柔軟に対応する能力があります。

こんにゃく人間とは?! と、先を読みたくなるフレーズです。ただし、インパクトを求めるあまり、その後に展開するエピソードと乖離してしまったり、考えすぎて意味が伝わらなくなってしまわないように気を付けましょう。思いつかないのであれば、無理に使う必要はありません。

③ネガティブな印象になる言葉は使わない

先ほど最初に結論を述べるとお伝えしましたが、その際に使う言葉選びも大切です。最初に入ってくるイメージが、その後に読む文章の印象を左右してしまいます。なるべくポジティブな印象になる言葉を使いましょう。

例えば「淡々と物事を進める」「冷静に物事を進める」という表現は、意味はとても似ていますが与える印象が違います。仕事において、「淡々と」という言葉を使うと、周りと関わらず冷たいようなイメージで、「冷静に」という言葉は感情的にならず落ち着いているイメージになりますよね。

一緒に働く人材という観点で見た場合、どちらの人を選ぶでしょうか。自分が選考を受ける企業・職種の特色を理解したうえで、採用担当にマイナスイメージを持たれないような言葉選びをしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

書き出しとアピール内容がズレないようにしよう

採用担当者は、企業によっては1日100件近くのエントリーシートに目を通さなければいけません。その中で印象に残るためには最初の一文が重要です。しかし、それと同じくらい大事になってくるのが「中身とのズレ」がないことです。

例えば、上記の「こんにゃく人間」というキャッチフレーズを読んでもらっても、中身が「柔軟性」ではなく「協調性」であったり「吸収力」であれば微妙に冒頭のキャッチフレーズが変わってきます。キャッチーな言葉を考えることも大切ですが、それ以上に自分のアピールポイントとズレないように気をつけましょう。

アピールしたい項目別! 自己PRの書き出しの例文

ここでは、アピールしたい項目別に書き出しのコツを抑えた自己PRの例文をご紹介します。書き出しではどのように工夫し、その後の流れでどう具体性を持たせるのかみていきましょう。

例文①「計画性」「やりぬく力」

例文

私は、行動する前に綿密に計画を練り、最後までやり抜くことができます。大学時代にコンビニでアルバイトをしていた時、クリスマスシーズンにケーキを1人30個予約販売するというノルマがありました。11月にノルマを言い渡されたのですが、次の日には1日あたりの目標販売個数を決め、早期達成を目指しました。
レジでの接客時に宣伝したり、POPを自作してディスプレイしたりしました。その結果、12月1週目に達成することができました。貴社でも常に目標を立てて粘り強く努力していこうと思います。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織

頑張った内容を相手がイメージできるように書こう

この書き出しの良いポイントとしては、最初の文でどんな風にやりぬくことが出来るのかが具体的に書かれていることです。よくある悪い書き出しの例は「私の強みはやりぬく力です」と抽象的な言葉で書かれているものです。

もちろん、やりぬくこと自体は素晴らしいのですが、どのようにやりぬけるのかというイメージが読み手に伝わりません。この例文は、文頭でも具体的に書かれていることに加えて、さらにその説明を実際の体験から数字を含めてお話しされているので、学生さんが伝えたい内容と読み手がイメージするものに大きな差はないと思います。

書き出しを書く際は、出来るだけ具体的に、自分が頑張ったことがそのまま相手にイメージがしやすいように文章を作ることをおすすめします。

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例文②「チャレンジ精神」

例文

私にはチャレンジ精神があり、新しいことでも恐れずに挑戦出来るのが強みです。大学時代は新たな文化を知ることを目的に、バックパッカーとして世界8ヵ国を旅しました。行く先々で違った文化がありましたが、私は何でもまずはやってみようと思い、出会う人々との会話や交流に恐れず取り組みました。
最初は初めての経験に怖気づくこともありましたが、挑戦した後には自分の世界が広がり、価値観を広げることが出来ました。貴社でも挑戦を繰り返すことで経験を積み、苦手を克服しながらゆくゆくは〇〇事業で活躍出来る人材として貢献したいと考えています。

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例文③「縁の下の力持ち」

例文

私の強みは、人目につかない仕事でも真剣に取り組める縁の下の力持ちなところです。私は学生時代、レストランの洗い場でアルバイトをしていました。レストランウェディングの予約が入ったことがあったのですが、次々と洗い物が運ばれてきて洗い場はとても混乱しました。
私はこの時、常に補充が必要なグラスや取り皿を優先して洗うように工夫していたのですが、後日ホールの先輩から「〇〇がいる日は常にグラスや皿が補充されて困らない」と言われました。貴社に入社後も、裏方の業務でもよく考えて工夫しながら仕事を進めていきます。

キャリアアドバイザーコメント

末吉 涼

キャッチーで誰もが同じイメージを持てる書き出し

こちらの記事の書き出しは非常にキャッチーでいいですね! 「縁の下の力持ち」というと誰もが「知らないところで支えている」というイメージを持てますよね。他のスタッフが知らないところで支えていることを示せている内容になっているので、問題ないと思います。

唯一、改善点があるとしたら、最後の締めの文章が「裏方の業務でも」となっているのが気になります。業務を限定せずに「どんな業務でも」と書いておいた方が、幅広く活躍できるイメージを与えられます。また、「よく考えて工夫しながら」だけではなく、「効率的に進められるように」や「周りを常に考えながら」など「どんな工夫ができる人なのか」を伝えられるともっとよくなると思います。

こちらの記事では、縁の下の力持ちな人が向く仕事/向かない仕事や、自己PRする際のポイントについて解説しています。効果的に強みをアピールするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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自己PRに使える内容

どんなことを自己PRにしたらいいのか思いつかない……という就活生も多いです。何をアピールするか悩んだ際は、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」を参考にしてみるのも良いでしょう。

この「社会人基礎力」は文字のごとく仕事で活用できる能力を指したものなので、うまくアピールできれば、採用担当者も入社後仕事で活躍するイメージがつきやすいです。自己分析をした結果と「社会人基礎力」を照らし合わせて、同じ言葉を使ってみるといいでしょう。

自己PRの参考になる社会人基礎力一覧

こちらの記事では、面接官が評価する社会人基礎力をランキング形式で解説しています。

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書き出しを工夫すれば内定に近づく!

自己PRひとつとっても、採用担当者の印象に残り選考通過するためにできる工夫はたくさんあります。「たかが書き出し」とないがしろにせず、自分の良さを最大限に伝えることができるように作成しましょう。

また、自己PRに限らず採用に関わる書類に関しては、先輩や友人、学校の就職相談員やプロの就活エージェントに読んでもらいフィードバックしてもらうことで一方的になりすぎていないか、企業への情熱が伝わる文章になっているかをチェックすることができるので、ぜひ自分だけで完結せずに一度他の人の目を通すことをおすすめします。

記事の監修責任者

北原 瑞起 (きたはら みずき)

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。詳細

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