内定のお礼状の書き方|相手に好印象を与えるマナーや例文をご紹介

この記事のアドバイザー

塩田 健斗

大学卒業後、ポート株式会社に新卒として入社。メディア広告の営業とマーケティングを兼任。2年目からキャリアアドバイザーへジョブチェンジし、異動後1年で就活シェアハウス事業の責任者として事業運営。入社後、ご自身の選択を正解にしたいと思えるようなキャリア選択のサポートをします。

五反田 誉司

大学卒業後、大手アパレル企業にて販売と人材育成を経験。販売では個人成績で全国1位を獲得。また、店長として店舗のマネジメントも行い、赤字店舗を12か月連続予算達成店舗へと改善する。人材育成において、人の人生に関われる喜びを感じ、より多くの人の人生の選択のお手伝いをしたいと思い、人材業界に転身。 人の無限の可能性を信じ、広げるお手伝いをしております。 人と話すのが何よりも好きなのでまずはお気軽に何でもご相談ください。

コラムの目次

  1. 内定後にお礼状を送って感謝の気持ちを伝えよう
  2. 内定後にお礼状を出す際のポイント
  3. 内定後に出すお礼状の書き方
  4. お礼状に記載すべき項目
  5. 内定後はお礼状で感謝の気持ちを伝えよう

内定後にお礼状を送って感謝の気持ちを伝えよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「内定したら企業にお礼を言った方がいいんですか?」
「お礼状ってどうやって書くんですか?」

という声を多く聞きます。内定が出たらお礼を伝えましょう。メールでお礼を伝える方法もありますが、手紙でお礼状を送ることで、より丁寧に感謝の気持ちを伝えることができます。もちろん、お礼状はそもそもの性質上絶対に必要というものではなく、あくまで個人の気持ちを伝える書状のため、絶対ではありません。

しかし、今後は企業の一員として長くお世話になるため、そのあいさつとしてもお礼状は出しておいたほうがいいです。この記事では、内定が出た後に送るお礼状の書き方をご紹介していきます。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

お礼状は人間関係を重視する企業/メールは効率性を大事にする企業に好まれる

お礼状が好まれる業界・企業で言えば創業年数が長い、人とのコミュニケーションを特に重視する企業、既存顧客との関係構築が仕事において重視される企業などが当たります。お礼状はより手間がかかります。その分受け手としては心がこもって感じるものですので、人間関係を重視するような働き方をする会社は特にお礼状が好まれる傾向にあります。

メールが好まれる業界・企業は、ベンチャー企業やIT業界など効率性を大事にするような企業が当たります。忙しかったりするとなかなか読む機会がないのですが、メールであれば日常的な業務の中で必ず目を通すものですので読みやすいです。

内定後にお礼状を出す際のポイント

内定後にお礼状を出す際のポイント

内定後にお礼状を出す場合にはポイントがあります。お礼状は正しい形式で作成して送るだけでも印象はいいですが、さらに好印象を獲得するには、より細かい点まで意識して作成しなければなりません。細部までこだわりを見せることで丁寧な気持ちが伝わり、入社後の評価にも繋がるでしょう。

手書きで書く

お礼状を書く場合、パソコン作成と手書きで悩む人が多いと思います。パソコンだと字に自信がない人でも整った書面を作成できますが、それだとメールと変わらないですよね。せっかく手紙にしてお礼状を送るのですから、思いを込めて手書きで書きましょう。パソコンで書いたものより、手書きでゆっくり書いたものの方が気持ちが伝わります。これは「相手が自分に手間をかけて書いてくれた」と感じるためです。

パソコンで作成された手紙には、業務的で冷たい印象を持つ人も多いです。業務でパソコンしか使わない企業に入社する場合は、企業で働く社員にとって手書きの手紙が新鮮に見えるかもしれません。せっかくこれからお世話になる企業に向けたお礼状を書くのであれば、多少字に自信がなくても丁寧に書いて感謝の気持ちを伝えましょう。

当日から1週間以内には送る

お礼状は内定後いつ出してもいいわけではなく、基本的には内定をもらった直後に素早く出さなければなりません。結果が出てからお礼をするまでの時間が空いてしまうと、感謝の気持ちが伝わりづらくなります。あまりにも遅すぎると、企業への優先度が低いとも思われかねないため注意しなければなりません。早ければ当日、遅くても1週間以内には出すようにしましょう。

特にお礼状を出す場合、ポストに投函してから企業に届くまでは数日かかります。投函自体が遅れてしまうと、企業に届くまでにかなりの時間を要してしまうため、結果を受けたらすぐに送ることを意識しましょう。もちろん、早く送るといっても速達にする必要はありません。内定の連絡からポストに投函するまでの期間を短くする努力をしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

お礼状を送るのが早いとしっかりしている印象を与えられる

内定を獲得したことへの喜びという点もありますが、1人の社会人として、内定後すぐにお礼状を送るという行為は非常に高評価を得られる行動です。ビジネスにおいてもお礼状やお礼のメールなど送ることは日常的にあります。

ひとつひとつの行動に対するスピード感によって、取引先などから得られる信頼度は変わってきます。内定のお礼状も同じです。対応が早い学生は企業様から「マメだな」という印象だったり、「しっかりしている」という印象をもらえます。その印象はきっと入社後の評価にも繋がることでもあります。先に述べたように失礼な表現や書き方がないようにすることはもちろん、なるべく早めに送れるようにしましょう。

内定後に出すお礼状の書き方

就活生

お礼状って、手紙を書くような感じでいいんですよね?

キャリア
アドバイザー

ビジネス上のやり取りになるので、マナーやフォーマットを守って書きましょう。

お礼状は自身の気持ちを伝える書状であるため、「この内容を書かないといけない」という厳密な決まりはなく、感謝の気持ちが伝わるということが重要なポイントです。ただ、厳密な決まりはないといってもそれは内容の話で、お礼状という形式を取るなら、書き方のルールは守らなければなりません。最低限のフォーマットは決まっているため、守りながら作成しましょう。

便せんはシンプルなものを選ぼう

お礼状に使用する便せんは、色は白で、柄が入っていないシンプルなデザインを選びましょう。縦書き、横書きどちらの形式でも問題ありません。また、お礼状は封筒に入れて送りますが、書状が縦書きなら封筒も縦書きにしたほうがより綺麗に見えます縦書きだと数字は漢数字(一、二、三)、横書きならアラビア数字(1、2、3)といった細かい違いもあるため、これらの点にも注意しましょう。

お礼状に記載すべき項目

お礼状に記載すべき項目
  • 頭語(拝啓)
  • 時候の挨拶
  • 内定へのお礼
  • 今後の抱負
  • 結語(敬具)
  • 日付
  • 大学名、氏名
  • 宛名(企業名、部署、担当者の名前がわかる場合は○○様)

時候の挨拶はその時々で違うので、季節に合った挨拶を使いましょう。内定へのお礼は簡単にで構いませんが、丁寧に伝えることを意識してください。今後の抱負は、現在の気持ちやこれからどうしたいかなど、幅広い内容で記載して構いません。気持ちが伝わることが大切であるため、ポジティブな内容で締めくくりましょう。最後に大学名と氏名、宛名を記載します。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

入社後にやりたいことを書いて意気込みを伝えよう

お礼状での「就職に向けての意気込み」は、具体的にどんなことをしたいのかを熱意を持って書けるといいと思います。内定を頂いた=来年度からはその企業の社員になるわけなので、社員になったら具体的にどんな仕事をしたいのか?何に取り組んでいきたいのか?を明記するといいですね。

また、人事の方だけでなく、企業によっては社長や役員の方もご覧になられるかもしれないものなので、フォーマットに沿って書き上げることも大切です。周りに頼れる人がいる状況であれば、出来上がったものを確認してもらって、不備がないかダブルチェックしてもらいましょう。あくまでも「お礼状」なので、表現や書き方に失礼がないようにしましょう。

時候の挨拶一覧

1月から12月まで、それぞれに「○○の候」という言い回しがあります。季節にあった時候の挨拶を選び、「○○の候、貴社ますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。」と書きましょう。

時候の挨拶一覧
  • 1月 厳寒の侯
  • 2月 立春の候
  • 3月 春暖の候
  • 4月 陽春の侯
  • 5月 新緑の侯
  • 6月 梅雨の侯
  • 7月 盛夏の侯
  • 8月 残暑の侯
  • 9月 初秋の侯
  • 10月 秋冷の侯
  • 11月 晩秋の侯
  • 12月 師走の候

お礼状の例文(手書き)

例文

拝啓 

初秋の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は内定をいただきまして、誠にありがとうございました。
早速恩師と両親に報告したところ、大変喜んでおりました。
来春から貴社に貢献できるよう、就業までの期間も努力を重ねて参ります。
未熟な私ですが、今後共ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は内定をいただき、本当にありがとうございました。
略儀ではございますが、まずは書面にてお礼申し上げます。

敬具

令和○年 ○月○日

○○大学○○学部○○学科四年 ○○ ○○
株式会社○○ 人事部人事課 ○○様

お礼状を書く際、挨拶の次にお礼を伝えます。そして、内定をもらえて嬉しい気持ちを伝えましょう。恩師や両親といった第三者も喜んでいると書くことで、企業側を安心させることができます。両親などの反対が内定辞退に繋がるケースもあるので、承諾を得ているというアピールになるのです。

企業に貢献していきたいという抱負や、入社までの過ごし方にも触れるといいですね。その後に「これからお世話になります」という旨を伝えます。内定に対する感謝が再び書かれていますが、内定のお礼を伝える重要な礼状では、最後に改めてお礼をするのがマナーです。

お礼状の例文(メール)

例文

件名:内定のお礼/○○大学○○学部 ○○ ○○(氏名)

株式会社○○
人事部人事課 ○○様

お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科の○○ ○○(氏名)です。

このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
恩師や家族に報告したところとても喜んでおり、感謝の気持ちでいっぱいです。
貴社で1日も早く活躍できるよう、一生懸命努力して参ります。
未熟な私ですが、今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

署名

お礼状の書き方について紹介してきましたが、事情があってメールでしか出せないという就活生もいると思います。大切なのは感謝を伝えることなので、お礼状を出せない場合は無理をせずにメールでもOKです。メールではひと目でわかるように件名に内容を記載しましょう。

メールでは、冒頭で企業名と相手の方の氏名を書きます。挨拶をしてから大学名、学部、学科名、氏名を書きましょう。そして、内定に対する感謝の気持ちを伝えます。入社まで努力することも大切です。最後に署名を忘れないように気を付けましょう。

内定後はお礼状で感謝の気持ちを伝えよう

内定後はお礼状を送って、感謝と「これからよろしくお願いします」というお願いの気持ちを伝えましょう。内定のお礼を伝える方法には電話やメールもありますが、電話は担当者の仕事を中断させてしまう恐れがあります。また、メールは最も手軽にお礼を伝えらえる方法ですが、お礼状と比べると真剣さや丁寧さが足りない印象です。

お礼状を手書きで書くことで、礼儀正しく感謝の気持ちをしっかり伝えられます。お礼状を作成する際は、ビジネスマナーを守ることが大切です。時候の挨拶などは使い慣れてないかもしれませんが、例文を参考にひとつひとつ書いていけば問題ありません。内定をもらい次第作成し、できるだけ早く郵送しましょう。

関連コラム