目次
- スポーツ栄養士になるには資格が必要! 早めの準備がカギになる
- まずはここから! スポーツ栄養士の基本事項を押さえよう
- スポーツ栄養士の現状
- 公認スポーツ栄養士との違い
- 多岐にわたる! スポーツ栄養士の仕事内容
- 栄養管理
- 食事のアドバイスや悩み解消
- セミナー開催
- カウンセリング
- どこで働く? スポーツ栄養士のおもな3つの就職先
- スポーツチーム・実業団・選手の専属
- ジム・フィットネスクラブ
- 病院・教育機関
- 人気の理由は? スポーツ栄養士の5つの魅力
- ①活躍できるフィールドが多い
- ②有名なスポーツ選手の専属として働ける可能性がある
- ③さまざまな分野の専門家と仕事ができる
- ④選手に個別にアドバイスをできる
- ⑤選手や顧客と一緒に喜びを分かち合える
- 専門性が重要! スポーツ栄養士に求められる知識・スキル
- ①栄養の知識
- ②スポーツの知識
- ③コミュニケーション能力
- ④想像力
- 資格取得が必要! スポーツ栄養士になるための方法
- 大学や専門学校で専門知識を学ぶ
- 栄養士の資格を取得する
- キャリアの幅が広がる! 公認スポーツ栄養士に必要な4つの申請資格
- ①管理栄養士の資格を取得しているか
- ②既定の年齢であるか
- ③スポーツ栄養指導の経験または予定があるか
- ④日本スポーツ協会と日本栄養士会に認定されているか
- スポーツ栄養士について学生からよくある質問に回答!
- スポーツ栄養士はアスリートを食でサポートする存在! 早めの準備で憧れの仕事に就こう
スポーツ栄養士になるには資格が必要! 早めの準備がカギになる
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく
「スポーツ栄養士はどのような職業か知りたいです。」
「スポーツ栄養士になるにはどうしたら良いのでしょうか?」
といった質問を受けます。スポーツ栄養士はスポーツ選手のほか、健康のためなどの目的で運動をする人を栄養面でサポートするスペシャリストです。スポーツ栄養士になるには大学や専門学校で栄養士の資格を取得するほか、スポーツに関する専門性も身に付ける必要があるため、早めの準備が重要になります。
この記事ではスポーツ栄養士の仕事内容や魅力について解説します。スポーツ栄養士に必要な知識・スキル、事前準備も紹介しているので、スポーツ栄養士に興味がある学生はぜひ参考にしてくださいね。
まずはここから! スポーツ栄養士の基本事項を押さえよう
スポーツ栄養士は、栄養士のなかでも「スポーツ栄養」に特化した専門家です。スポーツや運動などのパフォーマンスを最大限発揮するために「何を、いつ、どれだけ、どのように摂取するか」を管理する「スポーツ栄養マネジメント」がスポーツ栄養士の役割です。
スポーツ栄養士になるには、栄養士または管理栄養士の資格が必要です。さらに難関資格の「公認スポーツ栄養士」を取得することで、スポーツ栄養に特化したより高い専門性を身に付けることができます。
まずはスポーツ栄養士の概要として、スポーツ栄養士の現状と、通常のスポーツ栄養士と「公認スポーツ栄養士」との違いについて解説します。
スポーツ栄養士の現状
スポーツ栄養士の仕事といえば、競技で結果を出したいプロアスリートの食事面でのサポートやジュニア選手の食事管理など、スポーツに特化した場面を想像する学生もいるでしょう。
しかし近年はそれだけでなく、医療現場での栄養指導や、健康増進のために運動をする一般の人へのカウンセリングなど、さまざまな場面で「こうなりたい」という目的の達成を支援できるスポーツ栄養士へのニーズが高まってきています。
人数
スポーツ栄養士のなかでも難関資格である「公認スポーツ栄養士」は、養成のための講習会に年間70人ほどしか参加できないなど非常に狭き門です。公益社団法人日本栄養士会によると、公認スポーツ栄養士の認定者総数は464人(2023年5月現在)となっています。
公認スポーツ栄養士の資格なしで働くスポーツ栄養士の人数は厳密にはわかりませんが、厚生労働省によると2021年度時点での免許交付数は栄養士が約115万人、管理栄養士が約27万人となっており、その中の一部の人がスポーツ栄養士として働いていると考えられます。
キャリア
アドバイザー
勤務形態
スポーツ栄養士の勤務形態は、勤務先によってさまざまです。スポーツジムやフィットネスクラブ、病院、教育機関などは1日8時間の定時制勤務が基本となります。勤務先によっては夜間勤務が中心になるなど、勤務の時間帯は勤務先によって大きく異なるでしょう。
プロのスポーツチームや実業団、あるいはアスリート専属の栄養士として働く場合には、選手やチームのスケジュールにあわせて勤務する必要があり、柔軟な働き方が求められます。
公認スポーツ栄養士との違い
スポーツ栄養士は、栄養士・管理栄養士の資格を活かしてアスリートやスポーツ愛好家などを栄養面からサポートする栄養士です。スポーツ栄養士として活動するためには、栄養士あるいは管理栄養士の資格が必須となります。
一方で「公認スポーツ栄養士」は、特定分野における専門性を有する「特定管理栄養士」の一種で、公益社団法人日本栄養士会と公益財団法人日本スポーツ協会の共同認定資格です。
公認スポーツ栄養士になるためには、管理栄養士資格を取得したうえで、養成講習会を受講し検定試験に合格する必要があります。講習会を受けられるのは年間で70人ほどしかおらず、座学のほか40時間以上のインターンシップをおこなう必要があり、申し込みから認定を受けるまで最低でも2年半かかる難関資格です。
キャリア
アドバイザー
狭き門であるため希少価値があり、非常に高い専門性を持つ公認スポーツ栄養士ですが、スポーツ分野で栄養士としてキャリアアップを目指すのであれば、公認スポーツ栄養士の取得をおすすめします。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
スポーツ栄養士をおすすめする人の特徴として、スポーツ経験のある人があげられます。もちろんスポーツ経験がなくても問題ありませんが、スポーツ経験があればアスリートの苦労や気持ちを理解しやすいほか、競技に対する知識があるほうが適切なサポートができるのは間違いありません。
また、自分が目立つよりサポートするのが好きな人も向いています。表舞台に立つのはアスリートであり、スポーツ栄養士はあくまでサポート役という立場です。そのため、日々努力を続けるアスリートを支えたいという気持ちは非常に重要といえるでしょう。
このほか、好奇心旺盛な人もスポーツ栄養士に適性があるといえます。栄養学などは年々変化するため、新しい知識を学ぶ意欲が必要です。また携わる競技やサポート対象が変化することも多々あります。特定の分野に固執することなく、さまざまなことに好奇心を持って取り組むこと姿勢が必要といえますね。
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多岐にわたる! スポーツ栄養士の仕事内容
スポーツ栄養士の代表的な仕事は、アスリートや健康の維持・増進のために運動する人に対する栄養指導や食事の管理です。
練習やトレーニングと連動した食事の計画を策定したり、栄養面での相談に乗ったりするほか、講習会やセミナーを開催することもあり、就職先や担当領域によって具体的な仕事内容は異なります。スポーツ栄養士のおもな4つの仕事内容を紹介するので、スポーツ栄養士に興味がある学生はぜひ参考にしてくださいね。
栄養管理
アスリートがパフォーマンスを発揮するうえでも、日常的な栄養管理はスポーツ栄養士としての重要な仕事です。スポーツ栄養士は理想的な食事のメニューを作成したり、実際の食事の内容や分量を確認・調整することで、アスリートのベストパフォーマンスを支援します。
競技内容や年齢などの成長段階に合わせるだけでなく、疲労回復や筋肉増強など、個々の選手の持つ目的や身体の状態に応じてサポートしていく必要があります。スポーツと栄養学に専門性を持ち、個々に合わせて最適な栄養管理を実施することが求められますよ。
食事のアドバイスや悩み解消
食事のメニューの考案や調整だけでなく、アスリート本人へのアドバイスもスポーツ栄養士の大切な業務です。アスリートも人間なので、いくら理想的なメニューを開発しても、押し付けるだけでは納得して食べてもらえません。相手との信頼関係を築き、相手のニーズや悩みに寄り添いながら提案する必要があるのです。
食事は栄養面でパフォーマンスを支えるのに重要なだけでなく、生活の中の大きな楽しみでもあります。なぜそのメニューにしたのか、しっかり理由を添えて納得してもらうと同時に、無理なく楽しく食べられるよう相手に寄り添うことも大切です。
キャリア
アドバイザー
メニューの提案やアドバイスにとどまらず、実際に調理する場合もあります。いずれにせよ、提案・フィードバック・改善を繰り返し、継続的に支援することでアスリートの悩みを解消する必要があります。
セミナー開催
スポーツ栄養士はアスリートやその家族などを対象に、栄養面に関するセミナーを開催する場合もあります。栄養がパフォーマンスに与える影響や日々の食事の摂り方など、知識を伝えることで、アスリート本人や普段の食事を支える家族が自ら栄養管理をできるようになることを目的としています。
セミナーをおこなうためには、当日だけでなく準備が大切です。資料をつくったり、知識がない人にもわかるように言い方を工夫する必要がありますよ。また、間違った知識・情報を伝えることのないよう、自身の知見をアップデートしていくことも求められます。
カウンセリング
スポーツ栄養士は専属のアスリートなどを相手に栄養管理をおこなうほか、単発で栄養相談・カウンセリングを受けることもあります。たとえばスポーツジムやフィットネスクラブなどで相談できるサービスは以前よりも一般的になっているため、目にしたことがある学生もいるのではないでしょうか。
カウンセリングでは個々の課題やニーズを聞き出すヒアリングから始まり、食生活などの改善点を明らかにしたうえで、適切な食事や栄養の摂り方を提案します。
また近年は対面だけでなく、オンラインでカウンセリングやアドバイスをするサービスも増えてきています。そのため、短時間で、ときには文章だけでコミュニケーションをとることもありますよ。
キャリア
アドバイザー
スポーツ栄養士として具体的にどのような仕事が中心になるかは勤務先や担当領域によってさまざまです。就職先をイメージする際は、スポーツ栄養の専門性をどのような相手に、どのように活かしていきたいかを考えてみましょう。
どこで働く? スポーツ栄養士のおもな3つの就職先
- スポーツチーム・実業団・選手の専属
- ジム・フィットネスクラブ
- 病院・教育機関
スポーツ栄養士といえばアスリートやスポーツチームの専属で働くイメージが強いかもしれません。しかし近年スポーツ栄養士のニーズは高まっており、スポーツ栄養士が活躍できるフィールドは数多く存在します。
おもな就職先について、どのような働き方をするのか解説するので、自分が働く姿をイメージしながら確認してくださいね。
スポーツチーム・実業団・選手の専属
スポーツチームや実業団は、スポーツ栄養士の代表的な就職先です。さまざまなスポーツ領域でデータやエビデンスに基づいた選手の支援が主流になってきており、スポーツ栄養士へのニーズは拡大しています。プロはもちろん、ジュニアやアマチュアでもスポーツ栄養士が求められるようになっていますよ。
仕事内容としては、日々の食事メニューの作成から体調などコンディションのチェック、カウンセリング、アスリート本人や家族に向けたセミナーや栄養指導など多岐にわたります。監督・コーチのほかさまざまなスタッフと連携し、アスリートのパフォーマンス向上に努めることが求められますよ。
キャリア
アドバイザー
フリーランスとして活動するスポーツ栄養士もおり、選手個人やチームとの直接契約を結ぶこともあります。
ジム・フィットネスクラブ
ジムやフィットネスクラブで、アスリート以外の人の栄養指導をおこなう道もあります。健康意識の高まりから、マンツーマンでの運動および食事の管理を提供するパーソナルジムが増えており、スポーツ栄養士への需要が高まっています。
「筋肉を付けたい」「ダイエットしたい」など、ジムやフィットネスクラブを利用する人の目的・ニーズもさまざまです。カウンセリングをおこない、それぞれの人の理想と状況に合わせて食事のメニューを提案・アドバイスすることが求められますよ。また、会員に向けたセミナーや栄養に関する個別相談をすることもあります。
キャリア
アドバイザー
一人ひとりとのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、相手に合った提案・アドバイスをおこなうなど、スポーツ栄養士としての専門性が求められる職場の1つです。
病院・教育機関
スポーツ分野以外でもスポーツ栄養士が活躍できるフィールドがあります。
病院など医療機関では、病気・ケガで運動機能に支障をきたした人のリハビリテーションや、糖尿病などの慢性疾患を持つ人への生活指導など、管理栄養士に加えて、運動と連動したスポーツ栄養の専門性が求められる場面があります。
また、大学・専門学校といった教育機関で、教育や研究に従事する仕事もあります。専門家として研究に携わるほか、後進の育成にも貢献できます。
日本スポーツ栄養学会の調査によると、公認スポーツ栄養士の勤務先は「研究教育機関(大学・短大・専門学校)」が24.5%ともっとも多くなっていることからも、多くのスポーツ栄養士が大学などの教育期間で勤務していることがわかりますね。
キャリア
アドバイザー
このほかにも、食品やサプリメントなどのメーカーの開発部門や、企業の社員食堂、福祉施設など、スポーツ栄養士が活躍できるフィールドは多岐にわたり、今後も拡大していく可能性が高いでしょう。スキルを磨きつつ、自分の関心や強みを活かせる職場・働き方を探してみてください。
病院の志望動機はこちらで詳しく紹介しているので、あわせて確認してくださいね。
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人気の理由は? スポーツ栄養士の5つの魅力
- 活躍できるフィールドが多い
- 有名なスポーツ選手の専属として働ける可能性がある
- さまざまな分野の専門家と仕事ができる
- 選手に個別にアドバイスをできる
- 選手や顧客と一緒に喜びを分かち合える
「アスリートを支える仕事がしたい」「食べることが好きで、それを活かして働きたい」そう思う人にとって、アスリートや一般の人を栄養面からサポートできるスポーツ栄養士はやりがいが大きく、人気職種の1つです。
スポーツ栄養士の仕事には大きく5つの魅力があります。あなたがなぜスポーツ栄養士になりたいかを明確にするために、どのような魅力があるのか詳しく知っておきましょう。
①活躍できるフィールドが多い
上述した通りスポーツ栄養士にはさまざまな就職先があるため、活躍できるフィールドが多い点が魅力の1つです。栄養の知識を活かしてアスリートをサポートしたい、専門性を高めていきたいなど、自分の希望に合わせて働き方を選べるのは大きなメリットですね。
また就職先が多岐に渡るため、全国で働くことができるのも魅力の1つです。特に病院やジム・フィットネスクラブは全国にあるため、希望する勤務地がある人には魅力的といえますね。
②有名なスポーツ選手の専属として働ける可能性がある
スポーツチームに所属したり選手直属のスポーツ栄養士の場合は、世界的に有名なスポーツ選手の活躍を栄養面でサポートできる可能性もあります。
近年スポーツにおいては、選手のパフォーマンスを向上させるうえで、データやエビデンスに基づいた支援に注目が集まっています。そうしたなか、栄養・食事の面で栄養学などに基づいたアドバイスができるスポーツ栄養士へのニーズは、さまざまなスポーツの分野で高まっていますよ。
キャリア
アドバイザー
実力のある選手をサポートするためには、キャリアや実績が重要です。公認スポーツ栄養士の資格取得など、スポーツ栄養士としての専門性を磨き、キャリアアップを目指しましょう。
③さまざまな分野の専門家と仕事ができる
いろいろな領域のプロフェッショナルと一緒に仕事ができることもスポーツ栄養士の魅力の1つです。
アスリートのパフォーマンスは栄養面の支援だけで実現できるものではなく、監督・コーチ、トレーナー、ドクター、理学療法士などさまざまな専門家と連携する必要があります。またアスリートの支援に限らず、患者をサポートする病院や新技術を模索する研究機関などでもさまざまな専門家との連携が求められます。
幅広い分野の知見に触れられるだけでなく、専門家本人からも刺激を得ることができるため、学びの充実感やさまざまな人脈が得られる環境もスポーツ栄養士の魅力ですね。
④選手に個別にアドバイスをできる
アスリートやチーム専属のスポーツ栄養士であれば、個々のアスリートとの信頼関係が重要です。食事の際の声かけや試合の応援、人によっては栄養士自身が調理をした食事を提供するなど、個々にコミュニケーションをとるなかでアスリートと深い関係性を築くことができます。
ときには相手を深く知るからこそアスリートの変化に気づけることがあったり、アドバイスをすることもできるでしょう。個々のアスリートに寄り添った支援ができることは、スポーツ栄養士の大きな醍醐味です。
⑤選手や顧客と一緒に喜びを分かち合える
自分がサポートしたアスリートや顧客、患者と一緒に喜びを分かち合える点もスポーツ栄養士の魅力の1つです。
アスリートを支援する場合は、アスリートが結果を出すために必要な栄養面の支援を提供します。試合での勝利など、サポートしてきたことの結果が得られた瞬間は、スポーツ栄養士にとっても大きな喜びを感じられる瞬間です。
アスリート以外の一般の人の栄養指導においても同じです。たとえばダイエット目的であれば体重や腹囲などの数字で見える結果だけでなく、本人の実感・喜びに立ち会うことができるのはサポートする身としてのやりがいを感じられる部分でしょう。
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上記のとおり、スポーツ栄養士はほかの仕事にはないような魅力ややりがいが溢れている仕事であると同時に、スポーツ栄養士ならではの大変さがあるのも事実です。
たとえば、サポートしているアスリートの成績によって、サポートの成果が明確にわかるのはスポーツ栄養士ならではの大変な部分といえるでしょう。またそれまでの実績次第で担当できる仕事も変わるなど、実力主義のシビアな世界となるため、知識のアップデートなど常に自己研鑽しなければなりません。
なにより、スポーツ栄養士は成績がすべてであるアスリートの栄養や食事面など、成績に直結する部分を支えるという、とても大きな責任がともなう仕事です。場合によっては、自分の責任で成績が下がり、アスリート人生に影響を与える可能性もあります。スポーツ栄養士にはこういった厳しい側面があることもしっかりと押さえたうえで志望するようにしましょう。
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専門性が重要! スポーツ栄養士に求められる知識・スキル
- 栄養の知識
- スポーツの知識
- コミュニケーション能力
- 想像力
就活生
スポーツ栄養士はやりがいがある分、責任も多そうですね……。スポーツ栄養士に興味はあるのですが、自分に向いているか不安になってきました。
キャリアアドバイザー
スポーツ栄養士は専門性が求められるからこそ、適性を見極めることも重要ですね。スポーツ栄養士に必要な4つのスキルを紹介しますね。
職業を決める際は、やりたいことを明確にすることに加え、自分の強みを知って活かすことが大切です。仕事内容や魅力を知り、スポーツ栄養士を目指したいと思ったら、次にスポーツ栄養士にはどのようなスキルが求められるのかを知っておきましょう。
スポーツ栄養士に求められる4つのスキルについて解説します。
①栄養の知識
栄養士としてアスリートを支援する職業のため、栄養の知識は不可欠です。スポーツ栄養士として働くためには、栄養士もしくは管理栄養士の資格が必須となります。栄養士養成の学校に通い、専門的な知識を身に付けましょう。
また学校で学んで終わりではなく、勤務先などに応じて必要な知識をアップデートしていく必要があります。プロアスリートの支援など、より高い専門性を求められる環境へのキャリアアップを望むのであれば、難関資格である「公認スポーツ栄養士」の取得を目指しましょう。
②スポーツの知識
アスリートのパフォーマンスの最大化を目指すためには、栄養の知識だけでなく、スポーツと結びついた知識や、個々の競技についての専門知識も必要になります。
たとえば、相撲の力士とマラソン選手とでは勝つために必要な体づくりはまったく異なりますよね。同じ競技でも、ポジションや役割によって必要な栄養も変わってくるでしょう。
キャリア
アドバイザー
適切に栄養指導するためには、スポーツに関する専門知識は不可欠です。スポーツが好きで詳しいことは、スポーツ栄養士を目指すうえでプラスの要素になるでしょう。
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スポーツ栄養士を目指すうえで、野球であれば野球の経験、サッカーであればサッカーの経験など、自分自身にそのスポーツ経験がないと実際に仕事をするのは難しいのではないかと不安を感じている人も多いですよね。
結論からお伝えすると、競技経験がなくても、その競技でスポーツ栄養士になることは可能です。もちろん競技経験がある人がプラスであることは間違いありませんが、競技経験がない状態で特定の競技のスポーツ栄養士として活躍している人もたくさんいます。
とはいえ、その競技に対する知識は不可欠です。もし競技経験がない場合は、書籍やネットで基本的なルールを把握するのはもちろん、競技経験のある人と実際に試合観戦するなど競技に触れる機会を増やせば、経験者レベルの知識を習得することができますよ。
③コミュニケーション能力
アスリートなどの支援において、相手と信頼関係を築くコミュニケーション能力も不可欠です。結果に大きな影響を与えるだけでなく、生活の中でも大きな要素を占める食事を安心して任せてもらうためには、信頼関係が不可欠だからです。
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- 相手にわかりやすく伝える力
- 周囲を巻き込む力
また監督やコーチなどさまざまな専門家やスタッフ、家族など、多くの関係者と連携する場面もあります。チームの連携をうまく機能させるためにもコミュニケーションが重要になるでしょう。
コミュニケーション能力をアピールするコツはこちらを参考にしてみてください。
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④想像力
生い立ちや生活環境、心理状態など、アスリートは一人ひとり、異なる背景を持っています。目の前の相手に合った支援を提供するためには、コミュニケーションをとって相手を理解することに加えて、背景に思いをめぐらせ「相手が本当に求めるものは何か」を想像する力が必要です。
栄養面を考えて提案したメニューが相手に受け入れられない、自分のアドバイスが聞き入れてもらえないといったことはよくあります。相手に寄り添い、ベストな提案やかかわりができるまでは、想像力を駆使してトライ&エラーを繰り返さなければなりません。
キャリア
アドバイザー
想像力を発揮し続けるためには、相手に寄り添いたい・結果を出したいという熱意が重要といえるでしょう。
資格取得が必要! スポーツ栄養士になるための方法
キャリア
アドバイザー
スポーツ栄養士に向いていそうだなと感じたので、さっそく目指してみたいです!
キャリア
アドバイザー
わかりました! ではスポーツ栄養士になるための2つの方法を紹介しますね。
スポーツ栄養士は資格ではなく職業ですが、スポーツ栄養士になるためには必要な資格や知識があります。ここからはスポーツ栄養士になるために必要な2つの点を紹介するので、スポーツ栄養士を目指したい人は参考にしてくださいね。
大学や専門学校で専門知識を学ぶ
スポーツ栄養士はアスリート一人ひとりにあった食事を考えたり、調子によって補給すべき栄養を変えるなど、さまざま知識が必要となります。独学で栄養学について幅広い知識を付けるのは難しいため、栄養やスポーツ栄養を学べる大学や専門学校に入学することをおすすめします。
- 基礎栄養学
- 食品衛生学
- スポーツ科学
- 心理学
学校を選ぶ際は栄養士科のある学校を選ぶようにしましょう。また専門学校ではスポーツ栄養士を育成するための特化したコースを用意している場合もありますよ。
栄養士の資格を取得する
スポーツ栄養士になるためには栄養士の資格が必要となります。栄養士の資格は栄養士科を卒業することで得ることができますよ。
また栄養士の上位資格である管理栄養士の資格を取得してもスポーツ栄養士になることができます。
資格の種別 | 取得難易度 | 仕事の範囲 | |
栄養士 | 都道府県知事 の免許を受け た資格 | 【低】 栄養士養成施設 卒業で得られる | ・おもに健康な人を対象とした 栄養指導 |
管理栄養士 | 厚生労働大臣 の許可を受け た国家資格 | 【中】 栄養士の取得に 加えて国家試験 合格が必要 | ・健康な人だけでなく傷病者や 特別の配慮が必要な人に対し ても栄養指導が可能 ・給食施設の運営・労務管理 |
管理栄養士を取得するには栄養士の取得だけでなく、国家試験の取得も必要です。管理栄養士を取得することでより仕事の幅も広がるので、スポーツ栄養士を目指す場合はぜひ管理栄養士の取得も検討しましょう。
キャリアアドバイザー
管理栄養士になる方法については後ほど詳しく紹介します。
キャリアの幅が広がる! 公認スポーツ栄養士に必要な4つの申請資格
- 管理栄養士の資格を取得しているか
- 既定の年齢であるか
- スポーツ栄養指導の経験または予定があるか
- 日本スポーツ協会と日本栄養士会に認定されるているか
就活生
スポーツ栄養士の次は公認スポーツ栄養士も目指したいと思っています! 公認スポーツ栄養士にはどうしたらなれますか?
キャリア
アドバイザー
公認スポーツ栄養士はより専門性が求められますが、その分仕事の幅も広がります。公認スポーツ栄養士になるための方法を紹介しますね。
スポーツ栄養士としてキャリアアップを目指したい、専門性を高めたいのであれば、公認スポーツ栄養士の取得を目標にしましょう。
公認スポーツ栄養士は、特定分野における専門性を有する「特定管理栄養士」の一種で、管理栄養士に合格後、スポーツ栄養士として実務経験を積みながら目指すのが一般的です。非常に狭き門で、2023年5月現在464名しか認定を受けていません。
公認スポーツ栄養士になるためには4つの申請資格を満たす必要があるため、公認スポーツ栄養士を目指したい学生はぜひ参考にしてくださいね。
①管理栄養士の資格を取得しているか
公認スポーツ栄養士は「特定管理栄養士」の一種で、スポーツ栄養士よりも専門的な知識が求められる仕事です。受験のためには国家資格である管理栄養士を取得済みである必要があります。
管理栄養士になる方法は大きく2つあります。1つは栄養士養成課程のある学校で栄養士の資格を取得し、1年以上の実務経験を積んだのち管理栄養士国家試験に合格する方法です。
もう1つは、管理栄養士養成課程のある学校で所定の単位を取得して卒業し、卒業と同時に管理栄養士の資格を取得する方法です。ただし、在学中に1年以上の実務経験を積むことが卒業の条件になっている点は注意が必要です。
②既定の年齢であるか
公認スポーツ栄養士になるためには公認スポーツ栄養士養成講習会の受講が必須ですが、受講にあたっては年齢の下限条件があります。認定を受ける際には「公認スポーツ栄養士養成講習会」を受講する必要がありますが、受講しようとする年度の4月1日時点で満22歳以上であれば申し込みが可能です。
③スポーツ栄養指導の経験または予定があるか
スポーツ栄養士としての実務経験もしくはその経験を積む予定があることも条件になります。年齢の条件もあるため、学校を卒業後に実務経験を積みながら目指すのが一般的です。
具体的には、スポーツチームやアスリートへの栄養指導や、スポーツ栄養に関する講習会やセミナーの講師を担当するなどして実務経験を積むと良いでしょう。また、スポーツ栄養指導の経験がない場合は、公認スポーツ栄養士養成講習会でインターンに参加することで実務経験を積むことも可能です。
キャリアアドバイザー
いずれの場合でも、1年以上の期間の経験があれば条件に該当することになります。
④日本スポーツ協会と日本栄養士会に認定されているか
以上3つの条件を満たしたうえで、資格認定をおこなう2つの団体(日本スポーツ協会・日本栄養士会)の認定を受ける必要があります。
認定を受けるまでには、養成講習会の受講、インターンの実施、2度の検定試験への合格といったプロセスが必要で、最短でも2年半かかることを覚えておきましょう。
資格認定を受けるまでの流れは以下のとおりです。それぞれ詳しく解説するので、公認スポーツ栄養士を目指したい人は参考にしてくださいね。
- 「スポーツ栄養ベーシックコース講習会」を受講
- 必要書類を日本スポーツ栄養学会へ提出
- 公認スポーツ栄養士養成講習会を受講
- 検定試験を受けて合格する
- 専門科目集合講習会を受講
- 専門科目検定試験を受ける
- 「公認スポーツ栄養士」認定と更新
①日本スポーツ栄養学会開催の「スポーツ栄養ベーシックコース講習会」を受講
まずは公認スポーツ栄養士認定のために、「養成講習会」を受講する必要があります。養成講習会は、「共通科目」(日本スポーツ協会が実施)と「専門科目」(日本スポーツ栄養学会が実施)の2つで構成されていますよ。
スポーツ栄養ベーシック講習会は、専門科目の「スポーツ栄養士に必要な基礎的知識」に相当する講座で、「ベーシック講習会」の修了がほかの養成講習会を申込む際の受講条件である点を覚えておきましょう。
3日間にわたる合計16.5時間で、「トレーニング論」「運動生理学」「スポーツ医学基礎」など10科目の講義を受け、すべての講義を受講すると修了証が発行されます。
②必要書類を日本スポーツ栄養学会へ提出
例年3月頃の申込期間中、以下の必要書類を日本スポーツ栄養学会に提出し、養成講習会の受講を申し込みます。
- 受講希望者個人調書
- 管理栄養士免許証の写し
- スポーツ栄養ベーシックコース修了証の写し
- 共通科目免除証明書の写し(該当者のみ)
注意する点として、受講定員は例年70人程度と限られており、申し込んだ全員が受講できるわけではありません。提出書類をもとに審査され、5月中旬ごろに日本スポーツ協会から受講決定の通知を受けた場合のみ受講が可能です。通知を受けた後、受講料45,100円(税込)を支払い、受講確定となります。
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受講の申し込みから認定まで最短で2年半ですが、検定試験合格も狭き門であり、最短で合格する人は多くないようです。受講有効期限の5年間で、以下のプロセスをすべて完了する必要があります。
③公認スポーツ栄養士養成講習会を受講
申し込み後はまず、養成講習会のうち日本スポーツ協会が実施する「共通科目」を受講します。医・科学的知識やコーチングなどの3科目で、3日間の講習を受講するほか、事前・事後学習も含めて合計150時間のプログラムになっています。
④検定試験を受けて合格する
共通科目の受講後、知識確認の筆記テストと課題レポートの提出をもって検定試験となります。合格すると共通科目の修了判定となり、専門科目の受講に進むことができます。
- スポーツ栄養学
・スポーツ栄養の基本
・スポーツ栄養と健康
・スポーツ栄養とパフォーマンス - スポーツ生理学
・スポーツ生理学の基礎
・運動時のエネルギー代謝
・運動時の水分・電解質代謝
・運動時の栄養素の利用 - スポーツ医学
・スポーツ医学の基礎
・スポーツ障害
・スポーツ栄養とスポーツ障害
⑤専門科目集合講習会を受講
「専門科目」は合計8日間の集合講習会と、40時間以上のインターンを含む合計116.5 時間以上のプログラムです。講習会は「スポーツ栄養マネジメント」「スポーツ医学」など全9科目あります。
- スポーツ栄養学
- スポーツ生理学
- スポーツ医学
- スポーツ栄養指導の考え方
- スポーツ栄養指導の進め方
- スポーツ栄養指導の実際
- スポーツ栄養と競技別指導
- スポーツ栄養と障がい者スポーツ
- スポーツ栄養と健康増進
インターンでは、受講者本人が実施先を探し、実際のスポーツ現場で栄養指導をおこないます。
⑥専門科目検定試験を受ける
専門科目の検定試験はプレゼンテーションと口頭試問です。プレゼンテーションは、インターンについての要旨提出とパワーポイントを使用した成果発表をおこないます。口頭試問はスポーツ栄養の知識を問う質問に対して口頭で答える形式です。両方に合格すると資格の認定に進むことができます。
⑦「公認スポーツ栄養士」認定と更新
共通科目・専門科目両方の検定試験に合格すると、修了通知と「公認スポーツ栄養士」の登録案内が送られます。登録料の納入などの登録手続きを経て、公認スポーツ栄養士として認定されます。初回の登録料は23,300円(税込)です。
資格の有効期間は認定日より4年で、認定後は4年ごとに更新の手続きをする必要があります。有効期限の6か月前までに日本スポーツ栄養学会が認める研修会に参加し、更新の申請をします。また、毎度登録料は20,000円(税込)がかかることも覚えておきましょう。
キャリア
アドバイザー
公認スポーツ栄養士は、認定まで学ぶ内容も多く、一度で合格できるとは限らない難関資格です。その分資格取得によって高い専門性を身に付けることができるため、スポーツ栄養士としてキャリアアップを目指すのであれば取得を検討してみてください。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
公認スポーツ栄養士を目指すにあたって、注意点がいくつかあります。まず基本的なことですが、公認スポーツ栄養士に認定されるまでの流れは必ず押さえておいてください。それぞれのプロセスでかなり時間を要するため、取得したい時期から逆算してスケジュールを立て、計画的に進めることが不可欠です。
また、検定試験に向けた専門知識の習得はもちろん、受講料や登録料など費用がかかる部分がいくつかあるため、あらかじめ必要費用を算出し、準備しておいてください。
なにより、公認スポーツ栄養士を目指すのであれば、難関資格であるという事実をしっかりと理解しておくのが重要です。一度で合格する方が難しいので、失敗したとしても過度に落ち込まず、計画的に準備しながら粘り強く取得を目指すようにしましょう。
スポーツ栄養士について学生からよくある質問に回答!
スポーツ栄養士の仕事内容を知りたい学生や、魅力が気になっている学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問についてキャリアアドバイザーが回答します。
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スポーツ栄養士とはどんな仕事をするのでしょうか?
スポーツ栄養士は、スポーツ栄養の専門家です。スポーツや運動などのパフォーマンスを最大限するために「何を、いつ、どれだけ、どのように摂取するか」を管理します。プロのスポーツ選手はもちろんのこと、ジュニアやアマチュア選手、健康増進などを目的とする一般の人、また病院や教育機関など、さまざまな場面でその人の目的に応じた栄養面の支援をおこないます。
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スポーツ栄養士の仕事内容について教えてください。
スポーツ栄養士が活躍する職場は多岐にわたり、勤務先や担当領域によって仕事の内容は異なります。おもな仕事内容には、専属のアスリートや顧客に向けた食事メニューの作成などの栄養管理、アスリートや顧客への提案・アドバイス、セミナーによる栄養教育の提供、栄養相談のカウンセリングがあります。
そのほかにも、スポーツ栄養に関する研究・教育や、メーカーでの食品やサプリメントの開発など、フィールドによって仕事内容はさまざまです。
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スポーツ栄養士の魅力は何ですか?
スポーツ栄養士の魅力はさまざまあります。まずは有名スポーツ選手など、憧れの人の専属で働ける可能性があったり、スポーツ選手に限らず、さまざまな分野の専門家との人脈ができ、刺激を受けることができます。また、選手や顧客とは個別にかかわることで相手との信頼関係を築くことができ、その相手と一緒に成長や勝利などの喜びを味わうことができるサポートする仕事ならではのやりがいもあります。
何に魅力を感じるかは人それぞれです。自分にとってはどのようなことがやりがいになりそうか、掘り下げてみましょう。
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スポーツ栄養士に求められるスキルを教えてください。
スポーツ栄養士にもとめられるスキルとして「栄養の知識」「スポーツの知識」「コミュニケーション能力」「想像力」の4つがあげられます。栄養やスポーツの知識は想像しやすいと思いますが、人と接する仕事なのでコミュニケーション能力も必要である点も押さえておきましょう。また、栄養指導やカウンセリングは簡単にうまくいくとは限らず、相手が真にもとめることを想像し、ベストな支援ができるまで試行錯誤することができる想像力も重要になります。
このほか、勤務先や業務内容によって求められる力もあるでしょう。4つのおもなスキルは意識しつつ、自身がやりたいこと実現するために必要なスキルは何かをチェックしてみてください。
スポーツ栄養士はアスリートを食でサポートする存在! 早めの準備で憧れの仕事に就こう
スポーツ栄養士はアスリートを栄養の面でサポートできたり、一緒に喜びを分かち合えるなど魅力が多い仕事です。その分専門知識が求められ、資格が必要な仕事でもあります。
そのためスポーツ栄養士を目指すには必要な知識・スキルを知り、早めに準備を進める必要があります。またスポーツ栄養士は勤務先によっても仕事内容は変わってくるので、自分が「スポーツ栄養士としてどのような価値を提供したいのか」を考えることも重要です。
スポーツ栄養士に必要な資格や目指し方を押さえて、憧れの仕事を目指しましょう。
後ほど詳しく解説しますが、公認スポーツ栄養士になるにはさまざまなステップが必要になるため、狭き門であることを覚えておきましょう。