目次
- 就活時の傘の扱いには注意が必要! 慌てないためにも事前の備えを徹底しよう
- 就活において傘の選び方は合否に影響する? 気になる実情を解説
- 傘の色や柄が評価に影響することはない
- 扱い方のマナーなどで印象に影響を及ぼすケースはある
- これで安心! 就活に適した傘を選ぶ2つのポイント
- ①サイズ:コンパクトな折りたたみ傘
- ②色・柄:スーツに合う落ち着いたデザイン
- これさえ押さえればOK! 就活時に意識したい傘のマナー7選
- ①傘立てがあれば使わせてもらう
- ②傘立てがなければ傘袋に入れる
- ③水滴で床を濡らさないようにする
- ④傘はたたんで持ち歩く
- ⑤傘の先が床につかないようにする
- ⑥折りたたみ傘はカバンにしまう
- ⑦座る際は足元に傘を寝かせる
- 傘以外にも備えて安心! 雨で慌てないための就活持ち物リスト
- ①タオル
- ②ビニール袋
- ③クリアファイル
- ④折りたたみ傘
- ⑤替えの靴下やストッキング
- これだけは避けたい! 就活時の傘の扱い方の2つの注意点
- 人のいるところで傘を振って水滴を飛ばさない
- 傘の先を面接官のほうに向けて置かない
- 就活時の傘や雨の日のマナーについてよくある質問に回答!
- 就活での傘の選び方と扱い方を理解して雨でも落ち着いて行動できるようにしよう!
就活時の傘の扱いには注意が必要! 慌てないためにも事前の備えを徹底しよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
「面接では傘はどんなものを使えばよいですか?」
「就活用に傘を新調したほうがいいですか?」
就活でどのような傘を用意すれば良いのか迷っている学生から、こういった質問をよく受けます。面接というフォーマルな場ではどのような傘がマッチしているのかは、なかなか判断がしづらいですよね。
どんな傘を使っているかで合否に直接的に影響を及ぼすことはありませんが、身だしなみという観点では、傘の選び方・扱い方が面接時の印象を変えることはあります。少しでも好印象を残すためには、どんな傘を選ぶか、どういう風に扱うのがマナーに即しているのかを知ることが必要です。
そこでこの記事では、就活の際にどのような傘がおすすめなのか、傘を持って面接や説明会に参加する際にはどのようなマナーに気をつけるべきなのか解説していきます。雨の日でも自信を持って就活に臨めるよう、しっかり確認していきましょう。
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就活において傘の選び方は合否に影響する? 気になる実情を解説
就活生
キャリアアドバイザー
こんな傘を使っていたら合格・不合格が決まる、というのはなく、選考の合否に傘が影響することはありません。しかし、傘の扱いに関するマナーが、企業側の自分への印象に影響する可能性がありますよ。
マナーは基本的に相手に不快な思いをさせず、人間関係を円滑にするためにあります。傘が直接的に合否に影響することは基本的にありませんが、相手と場を考えて行動できる人物なのかという判断材料の一つにつながる可能性はないとはいえません。
就活の場で自信を持って行動できるよう、傘のマナーについて、次のことを理解しておきましょう。
傘の色や柄が評価に影響することはない
傘の色や柄が就活での評価に影響することは、基本的にありません。そもそも企業の担当者に会うときには、傘は畳んでいることがほとんどです。評価できるほど傘の色や柄がはっきり見えることはないと考えられます。
また、傘は晴れの日には必要のないものです。選考や説明会に参加したのがたまたま雨の日だったからといって、傘の色や柄まで選考基準にするのは公平ではありませんよね。こうした理由から、傘の色や柄が評価に影響することは基本的にありません。
しかし、それでも「私服のときに使っている手持ちの傘をそのまま使うのは不安」と悩む就活生は実際多いです。1つの判断軸として、いざ就活の場で傘を持参したときに、服装から浮いてしまわないか、自信を持っていられるかを判断基準にしてみるのもいいかもしれません。
扱い方のマナーなどで印象に影響を及ぼすケースはある
先述の通り、傘の色や柄が合否に直接的に影響することは基本的にありません。しかし、傘の扱い方が良くないと、マナー意識がもてていないのでは、など印象に影響を及ぼす可能性はあります。
たとえば、傘を邪魔になるところに置いていると、周りのことが見えない人だと判断されてしまうかもしれません。
また濡れた傘をそのまま社内に持ち込みオフィスの床を濡らしてしまうと、他の人が滑るかもしれず危険ですし、マナーが身に付いていない思われる可能性もあります。
キャリアアドバイザー
就活や説明会に傘をさしていく場合は、傘の扱い方に注意しましょう。
キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
先に解説したとおり、傘の色や柄が選考の評価に直接的に影響することはありません。ただやはり重要なのは傘の扱い方です。傘を乱雑に扱ったり、周りへの配慮が足りていない場合、社会人としてのマナーが備わっていないと判断されてしまう可能性があります。
普段の生活でも、傘を雑に扱っていて、周りに水滴を飛ばされたり、故意ではないにしろぶつけられたりしたら、良い印象は抱きませんよね。採用担当者も人ですから、あなたがどんな振る舞いをするかによって、受け取る印象も大きく変わります。
だからこそ、傘は面接ではなおさら丁寧に扱う姿勢が大切です。傘の扱い方を通じて、社会人としてのマナーが身に付いていることを示せるようにしておきましょう。
自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう
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これで安心! 就活に適した傘を選ぶ2つのポイント
「傘の色や柄は基本的に就活の評価に影響しない」とはいっても、就活の場に合った傘を選んで、少しでも印象アップを狙いたいですよね。
「これはダメ」というものはなく、どんな傘を選んで使おうが自由ですが、利便性やフォーマルな場に合うかどうかという視点で考えれば、サイズと色・柄という2つのポイントが判断軸となりますよ。ここからは具体的にどういったものがおすすめなのかを解説するので、ぜひチェックしておきましょう。
①サイズ:コンパクトな折りたたみ傘
就活時に使う傘としては、コンパクトな折りたたみ傘がおすすめです。折りたたんでカバンの中にしまえるため邪魔になりませんし、予想外の雨が降っても折りたたみ傘を常備していれば対応できます。
たとえば、集団面接では、隣の学生との距離が狭く、自分の椅子の横にカバンに加えて傘まで置きにくいという場合があります。隣の学生の靴に水滴がついたり、傘を置くのに手間取って、結果雑な置き方になったりすると面接官からの印象に影響する可能性があります。
キャリアアドバイザー
折りたたみ傘ならカバンにしまっておけるため、面接会場での傘の取り扱いについて心配する必要もありませんよね。
②色・柄:スーツに合う落ち着いたデザイン
就活で使う傘の色・柄は、スーツに似合う落ち着いたものがおすすめです。
色は黒やグレー、ネイビーなど華美でないものが合わせやすいですよ。その点でいえば柄も無地が使いやすいですが、ワンポイントが入っていたり、1本ラインが入っていたりする程度ならどんな服装にも合わせられます。
キャリアアドバイザー
普段着にも合わせられるような明るい色・柄の入った傘は、スーツと合わせたときにちぐはぐな印象になってしまう可能性もあるので、一度姿見鏡などでチェックしておくのがおすすめです。
ビニール傘より見分けがつきやすいデザインがおすすめ
ビニール傘も就活で使っても問題ありません。安価でどこでも買えるため、とても便利な傘です。
しかし、傘立てに立てると他の人のものと見分けがつかなくなりがちです。そのため、他の人と取り違えてしまうのを避けるために、見分けのつきやすいデザインの傘を選ぶのもおすすめです。
持ち手の部分に目印を付けておくのも、傘立てに複数の傘があっても素早く自分のものを見つけるうえで便利ですよ。
キャリアアドバイザー
もちろん、急な雨が降ったときなどにビニール傘を持って行ってはいけないというわけではありません。1つの選択肢として覚えておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント川﨑 瑛久プロフィールをみる
落ち着いたデザインの傘を用意しておけば、就活だけではなく、入社後も幅広いシーンで使うことができますよ。たとえば取引先やお客様への訪問の際も、落ち着いた色で柄が少ない傘が適切です。
また、折り畳み傘は通勤時の電車のなかでも邪魔にならずに便利です。カバンに折りたたみ傘を1本入れておけば、突然の雨にも対応でき、スーツが濡れてしまう心配も解消できるでしょう。
就活時だけではなく、入社後のさまざまなビジネスシーンでも使えるよう、この機会に落ち着いた傘を1本準備しておくことをおすすめします。
これさえ押さえればOK! 就活時に意識したい傘のマナー7選
先述の通り、傘の色や柄が就活の評価に影響することは基本的にありません。しかし、傘をどのように扱うかによって面接時の印象が左右される可能性は0ではありません。
マイナスな印象につながってしまうのを避けるためにも、これから紹介する7つのマナーをしっかり確認し、普段から意識するようにしましょう。
①傘立てがあれば使わせてもらう
会社に傘立てがある場合は、遠慮なく使わせてもらいましょう。
傘立てがあるということは、傘についた水滴を社内に持ち込んで欲しくないということかもしれません。遠慮して傘立てを使わないとかえって迷惑になる可能性もあるので、傘立てを使うことがおすすめです。
なお、傘立てを使う場合は傘はしっかり閉じて、付属されているバンド(ネーム)でとめておきましょう。傘が開いていると他の人が傘を立てる際に邪魔になるかもしれません。
キャリアアドバイザー
傘立てから取り出す際にも傘の骨が引っかかって手間取ったり、骨が折れてしまったりする可能性があるので、傘をたたんでおくことは重要です。
②傘立てがなければ傘袋に入れる
傘立てがない場合、傘は傘袋に入れておきましょう。傘袋を使えば会社の床を濡らしてしまうことを防げます。傘の水滴が自分の靴やストッキングにかかってしまうことも防げますよね。
傘袋を使う前には少し傘の水を払っておくのがポイントです。水滴がたくさんついたままの傘を傘袋に入れようとすると、手や袖口が濡れてしまう可能性が高くなります。傘袋に水滴がたまると重くなりますし、万が一袋が破れたときに、たまっていた雨水が一気に床を濡らしてしまいます。
キャリアアドバイザー
傘袋があると安心して水滴を払うのを忘れがちですが、きちんと水滴を払ったうえで傘袋を使いましょう。
③水滴で床を濡らさないようにする
濡れた傘を会社に持ち込む際には、水滴で床を濡らさないよう注意しましょう。
歩いているときに傘から水滴が滴っていたり、面接時に濡れた傘を床に置いたりすると、床が汚れるだけでなく、滑りやすくなって危険です。
訪問先を汚すということは失礼に当たります。傘立てや傘袋の用意がある場合は必ず利用し、これらがない場合は外で傘の水滴を払い、軽くタオルで傘を拭くなどしましょう。雨の日は靴や服、カバンなども濡れていることが多いので、これらも軽く拭くようにしてください。
キャリアアドバイザー
雨の日は靴の裏も汚れやすいので、会社の入り口にマットがある場合は、軽く靴の汚れを落としましょう。
④傘はたたんで持ち歩く
傘を社内に持ち込む場合は、折りたたんでしっかりネームをとめて持ち歩きましょう。
ネームをとめずに傘を持ち歩いていると、生地の部分がひらひらして水滴が広範囲に落ちやすくなります。
エレベーターで乗り合わせた社員の人に水滴がついてしまうおそれがありますし、自分の靴やズボン・ストッキングに水滴がつき、面接前に身だしなみが崩れる可能性もあります。
キャリアアドバイザー
広げたまま傘を持ち歩くのは、見た目としてもだらしない印象や清潔感のない印象になるので、傘を会社に持ち込む際には水滴を払い、折りたたんでネームをとめるようにしましょう。
⑤傘の先が床につかないようにする
社内で傘を持ち歩く際には、傘の先が床につかないようにしましょう。
傘の先を床につけて歩いていると音が鳴りますし、床に傷をつけてしまう可能性もあります。だらだら歩いているように見えて印象も良くありません。
なお、傘を持ち歩く際には、傘が床に対して垂直になるよう意識して持ちましょう。傘が床に対して水平になるような持ち方をしていると、周りの邪魔になりますし、手を前後に振ったタイミングで他の人に刺さってしまうかもしれません。
キャリアアドバイザー
周りへの配慮が足りないと思われかねないので、傘は床に対して垂直に持ち、先が床につかないよう気をつけましょう。
⑥折りたたみ傘はカバンにしまう
折りたたみ傘の場合は、社内に入る前に傘を折りたたみ、カバンにしまいましょう。
傘をカバンに入れてしまえば、会社の床や周りの人、自分自身を濡らしてしまう心配がありません。面接時に傘をどこに置こうか気を遣う必要もなくなりますよね。
ただし、折りたたみ傘をカバンにしまうとなかにあるものを濡らしてしまうおそれがあります。カバンにしまう前に水気をしっかり切り、タオルで包んだり袋に入れたりして他のものが濡れないようにしてください。
キャリアアドバイザー
特に企業に提出する履歴書やエントリーシートを持参している場合は、傘をカバンに入れることで書類が濡れないようファイリングをしておくなど、しっかり対策しましょう。
⑦座る際は足元に傘を寝かせる
着席する際は傘を足元に寝かせるようにしてください。手で持ったまま座ると片手が塞がり不自然ですし、椅子や椅子の背に立てかけると途中で倒れてしまうおそれがあります。基本的にはカバンと一緒に椅子の横や下に寝かせましょう。
この時、傘に水滴がたくさんついていると傘を寝かせた部分が濡れてしまいます。面接が終わり退出した後に、椅子の周辺が濡れて汚くなっているとあまり良くない印象を残してしまう恐れがあります。
傘袋を使ったりタオルで水滴を拭いたりして、床が濡れない対策をしておきましょう。
就活で意識したいマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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傘以外にも備えて安心! 雨で慌てないための就活持ち物リスト
- タオル
- ビニール袋
- クリアファイル
- 折りたたみ傘
- 替えの靴下やストッキング
ただでさえ緊張しがちな面接において、急な雨で慌ててしまうことはよくあります。普段から面接練習などを重ねていても、慌てた状態では本来の力はなかなか発揮できません。
どんなシーンでも慌てることなく平常心でいられるように、上記のチェックリストを参考に持ち物を用意しておきましょう。
①タオル
雨の日に備えて持っておくと良いものの1つに、タオルがあります。雨が降った際、傘の水滴で会社の床が濡れないようにしなければなりませんが、必ずしも傘立てや傘袋が用意されているとは限りません。
傘立てや傘袋が用意されていなかったとしても、タオルがあれば傘の水滴を拭き取れるため会社の床を濡らしてしまうことを防げます。
また、カバンや靴に水滴が付いていると目立ってしまいますが、タオルがあればそうした水滴も拭き取れます。
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水滴は薄いハンカチでは拭き切れないことが多いので、ハンカチとは別に吸水性のあるタオルも用意しておきましょう。
②ビニール袋
ビニール袋もあると、雨が降ったときに安心です。
たとえば折りたたみ傘をカバンの中にしまう場合、ビニール袋に入れておけば鞄の中の物が濡れる心配がありません。濡れたストッキングや靴下を入れておくのにも役立ちます。雨の日でなくてもちょっとしたゴミを入れるのに役立つため、常備しておくと便利です。
ただし、ビニール袋は素材によってはカサカサとした音が鳴ってしまいます。たとえば会社説明会でカバンから物を取り出す際、ビニール袋の音がすると目立ってしまいます。
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ビニール袋は音の鳴らない素材のものを選ぶことがおすすめです。音が鳴りにくく、水滴を吸収する傘袋も販売されているので、気になるようであれば購入も検討してみましょう。
③クリアファイル
クリアファイルも、雨に備えて持っておくと便利な持ち物の1つです。
書類をクリアファイルに入れておけば、濡れた折りたたみ傘をカバンにしまったり、濡れた手でカバンから物を取り出したりしても、書類が濡れることを防げます。
雨の日でなくても書類が折れて汚くなることを防げるため、クリアファイルは就活時の必須アイテムとして常に持っておきましょう。
場合によってはクリアファイルごとカバンから取り出すこともあります。競合他社の社名やマークが入っていたり、派手な柄が入っていたりすると印象が良くないため、無地のものを用意しておくと安心です。
④折りたたみ傘
折りたたみ傘以外の傘を使っている場合、保険として折りたたみ傘もカバンに入れておくのがおすすめです。傘を忘れてしまった場合や、突発的に雨が降ったときとしても、折りたたみ傘を常備していれば濡れずに済みます。
選ぶ基準としては、コンパクトに折りたためるものだとかさばらず持ち歩きやすいですが、傘を開いたときの大きさも重視しましょう。傘を開いたときの大きさが小さいと、十分に雨を防げず肩やカバンが濡れてしまう可能性があるからです。
開閉が簡単なタイプを選ぶこともポイントです。ワンタッチで開く折りたたみ傘なら手荷物が多くても簡単に使えますよ。
キャリアアドバイザー
折りたたみやすいタイプなら、傘をしまうときに手間取ったり手や袖口が必要以上に濡れたりすることを防げます。
⑤替えの靴下やストッキング
替えの靴下やストッキングも、雨に備えてぜひ持っておきたいアイテムです。
雨で靴下やストッキングが濡れていると、気持ち悪くて説明会や面接に集中できないかもしれません。足元が蒸れて悪臭の原因になったり、足が冷えてしもやけや風邪の原因になったりすることも考えられます。
誤って水たまりに入ってしまったり、車の水跳ねを受けたりして靴下やストッキングに泥水がつくと、見た目の面でも清潔感がなくなってしまいます。
雨の日でなくても、ストッキングが伝染したり靴下に穴が開いたりする可能性はあるので、予備は常に持っておきましょう。
面接時の持ち物についてはこちらの記事で確認してください。
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就活の面接で必須な持ち物は、提出書類や腕時計などさまざまあります。今回は、キャリアアドバイザーが就活の面接で必須な持ち物8選と面接であると便利な持ち物を紹介していきます。持ち物チェックリストや当日に忘れてしまった際の対処法も紹介しているので、参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
自宅を出発するときはしっかりと身だしなみを整えていたとしても、雨に濡れて前髪が額に貼りついたり、スーツに水滴がついてしまった場合は、面接前に整えておく必要があります。面接日が雨だった場合は少し早めに家を出発し、面接会場の最寄りの駅などのトイレで髪型や服装などをチェックし、整えてから面接に向かうようにしましょう。
また、雨の日は通常よりも電車やバス、車、タクシーで移動する人が多くなります。混雑により予定通りの電車に乗れなかったり、交通機関に乱れが発生する可能性があります。傘を持っていたり、足元も悪いのでいつも通りのペースで歩けないことも予想できます。余裕を持って行動することが大切だと覚えておきましょう。
これだけは避けたい! 就活時の傘の扱い方の2つの注意点
- 人のいるところで傘を振って水滴を飛ばさない
- 傘の先を面接官のほうに向けて置かない
傘の取り扱い方として、傘の水滴を払ったうえで傘立てや傘袋を利用すること、着席時にはカバンと一緒に床に寝かせることが重要ということは、先に紹介した通りです。
しかし、実はこれらの動作をするなかでついやってしまいがちな、避けておきたい行動が2つあります。それぞれについて解説するので、注意点としてしっかり把握しておきましょう。
人のいるところで傘を振って水滴を飛ばさない
傘の水滴を払う時、傘を回転させるという人は多いかもしれません。しかし、これは避けておきたい行動の1つです。
傘を回転させて水滴を払うと、水滴が広範囲に飛び散ります。人のいるところでこうした水滴の払い方をすると、周りの人にかかってしまいます。
自分の服や足にかかってしまう可能性もあるので、傘を左右に回転させる行動は避けましょう。
キャリアアドバイザー
傘の水滴を払うときは、傘の先が床につかないよう気をつけながら軽く縦に振りましょう。それだけでも多くの水滴を払うことができます。
傘の先を面接官のほうに向けて置かない
すべての面接官がそうというわけではありませんが、面接時に傘を床に寝かせる場合、面接官の方に傘の先を向けるのはマナー違反ととる人もいます。
傘の先は傷や汚れが付いていて見た目としても綺麗ではないことが多いため、ビジネスマナーの一つとして、床に置く際は傘の持ち手が面接官の方に向くようにしましょう。
細かいところではありますが、こうした小さい部分で印象が悪くなるのは避けたいところです。緊張していると傘を寝かせる向きにまで気が回らないかもしれないので、会社説明会など面接以外の就活の場でも意識し、習慣化しておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
ここまで解説した雨の日の避けておきたい行動については、就活のときのみ意識すべきマナーではなく、普段の生活でも意識しておきたい常識に近いマナーです。
たとえば、お店のなかで傘を回転させて水滴を振り払っていたら、近くにいる人にかかってしまいますよね。店内の床が濡れてしまい、滑って転倒してしまう危険性があります。そう考えれば、これは社会人としての最低限のマナーともいえます。
逆に考えれば、一人の社会人として、周囲の人に気を配ることや、迷惑にならないように心掛けた行動をすれば、傘を間違って扱うようなこともありませんよ。
就活時の傘や雨の日のマナーについてよくある質問に回答!
最後に、就活時における傘や雨の日のマナーについてよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。これまでの内容を振り返る意味も兼ねて、ぜひ目を通しておきましょう。
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ビニール傘で面接会場に行ってもいいですか?
ビニール傘で面接会場に行っても問題ありません。しかし、傘立てにビニール傘が複数立てられていると、どれが自分の傘かわからなくなりがちです。自分の傘が他の学生に持ち帰られてしまったり、自分自身が悪気なく他人の傘を持って帰ってしまったりするおそれもあります。ビニール傘を選ぶなら、持ち手に自分の目印を付けておくなど対策しておくことが大切ですよ。
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レインコートより傘のほうがいいですか?
レインコートは面接や説明会の会場で着脱に手間取りがちなため、利便性という面で傘の方がおすすめです。濡れたレインコートをたたむ際に手だけではなく自分の服まで濡れてしまう可能性もあります。また、レインコートはたたんでもかさばりやすく、着用後のレインコートをうまく袋に収納できず、カバンの中身が濡れてしまうことも考えられます。横殴りの雨で、傘をさしても服が濡れてしまう場合はレインコートの方が濡れないため便利ですが、傘で対応できる程度の雨であれば傘がオススメですよ。
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大雨の日は長傘と長靴で面接に行ってもいいですか?
まず、長傘は面接に持って行っても問題ありません。大雨の日は風が強いことも多く、耐久性の点から折りたたみ傘では対応できないこともあります。折りたたみ傘が折れてしまうと濡れた状態で面接に行くことになるため、雨の強さに応じて長傘を使うか折りたたみ傘を使うか柔軟に判断しましょう。一方、長靴で面接に行くことはあまりおすすめできません。屋内の面接会場では長靴だと浮いてしまいます。もちろん、靴や靴下・ストッキングが濡れないように面接会場近くまで長靴で行くことは問題ないでしょう。
会場近くまで来たらコインロッカーなどに長靴を保管し、革靴やパンプスに履き替えるのがおすすめですよ。
就活での傘の選び方と扱い方を理解して雨でも落ち着いて行動できるようにしよう!
就活の際、傘の色や柄で評価が変わることは基本的にありませんが、就活用に落ち着いた色で柄の少ない傘を用意しておくのがおすすめです。
また、雨の日には傘の扱いについてのマナーにも気をつける必要があります。周りの人や会社の床を濡らしてしまわないよう対策する、床に傘を寝かせる場合は相手に傘の先が向かないようにするなど、マナーもしっかり確認しておきましょう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
どのような傘を持つかによって選考の合否は変わるのですか?