ショートヘアで就活は大丈夫? 企業受けする髪型や注意点など解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 就活で目立ちやすいショートヘアは注意が必要
  2. 就活は一つ結びではなくショートヘアでもOK
  3. ショートヘアで就活に臨む際の2つのメリット
  4. ①活発・爽やかな印象を与えることができる
  5. ②忙しい時ほど実感できるセットや入浴の時間短縮
  6. ショートでも気を付けたい! 就活ヘアスタイルの4つの基本を押さえよう
  7. ①前提となるのが「清潔感」
  8. ②明るい髪色はNG
  9. ③前髪が目にかからない
  10. ④お辞儀をしても髪が邪魔にならない
  11. 前髪が重要! 就活におすすめのショートヘアスタイル
  12. ストレートヘアか軽い内巻きにしよう
  13. 前髪が長い人は耳にかけよう
  14. 前髪が短い人は下ろして左右どちらかに流そう
  15. 就活用ショートヘアのスタイリングのコツ
  16. 目立たない色のヘアピンで顔周りをスッキリさせる
  17. ワックスやまとめ髪スティックを使う
  18. ショートヘアだからこそ気を付けたい4つのポイント
  19. ①企業によっては雰囲気が合わない可能性がある
  20. ②人によってはセットに時間がかかることもある
  21. ③髪が伸びすぎていないか定期的にチェックしよう
  22. ④頼りなく見えるかも? 薄すぎるメイクには注意しよう
  23. 就活でのショートヘアについてよくある質問に回答!
  24. 爽やかなショートヘアで企業に良い印象を与えよう

就活で目立ちやすいショートヘアは注意が必要

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「髪が長い人は結べばいいけど、ショートヘアの場合はどうしたらいいんだろう……」
「髪を切りたいんですが、就活でショートヘアはありですか?」

就活を控える女性から、髪型についてこのような相談を受けることがあります。就活生の髪型と言えば一つ結びやハーフアップが多いため、ショートヘアの場合はどんなアレンジをするべきなのかが分かりにくいですよね。髪を結ばないと企業側からの印象が悪くなってしまうのではないかと不安に思う人もいるでしょう。

ショートヘアは割合で言うと少ないため、選考や説明会で他の就活生と比べて目立ちやすくなります。もちろんショートヘアで就活にのぞむことは問題ありませんが、最低限のマナーが守られていないと悪目立ちしてしまうことも。そうした背景もあり、就活シーンに応じたセットやスタイルへの配慮がより必要となるのがショートヘアともいえます。

この記事では、就活向きのショートヘアスタイルやスタイリングのコツ、またショートヘアならではの注意点などを解説します。企業に好印象を残すショートヘアについて正しく理解して、ぜひ本番で実践してみてくださいね。

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就活は一つ結びではなくショートヘアでもOK

「ショートヘアは企業からの印象が悪くなってしまうのではないか」と不安に思う就活生もいるかと思います。結論からいうと、就活はショートヘアでも問題ありません。

むしろ、ショートヘアだからこそ与えられるポジティブな印象もあります。女性らしさや華やかさを求めるような業界であれば不向きな場合もありますが、基本的にはショートヘアが不利になるようなことはありません。

ビジネスの場に適した髪型であれば、一つ結びじゃないといけないというわけではないので、ショートヘアの女性やこれからショートヘアにしようと考えている人は安心して臨んでくださいね。

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ショートヘアで就活に臨む際の2つのメリット

ショートヘアだからこそ、就活生にとってメリットになることもあります。すでにショートヘアの人は、メリットが分かっていればそこを意識して活用することができますし、ショートヘアにするか迷っている人は比較材料にして検討してみてくださいね。

①活発・爽やかな印象を与えることができる

就活では一つ結びやハーフアップの人が多いため、ショートヘアだと「活発」「フレッシュ」「爽やか」などの印象を与えることができます。

どの企業も、新入社員にはフレッシュさや明るさを求めています。そうした新入社員ならではの魅力を髪型からアピールできるのがショートヘアのメリットと言えるでしょう

また、髪が短いとスッキリしていて爽やかに見えますよね。選考では第一印象が大きく影響します。髪型から清潔感や爽やかさを感じることで、あなた自身への好印象につながりますよ。

乾 花穂子

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ショートヘアは快活な印象に近づく

ほかにもショートヘアは、企業に「明るく」「快活」な印象を与えます。短く切り揃えられた襟足ははつらつとしたイメージを与え、スポーティで元気な雰囲気となるでしょう。

男女問わずバリバリ働く営業職のような職種なら「この学生は元気に働いてくれそうだ」という好印象につながりやすいですよ。ショートヘアはフレッシュな印象に仕上がりやすいので、新入社員に欠かせない「素直さ」を演出することもできます。また、ロングヘアと比べてショートヘアの学生は少ないので、面接官の印象に残りやすいこともポイントです。

②忙しい時ほど実感できるセットや入浴の時間短縮

選考対策などで多忙な毎日を送る中で、ロングヘアに比べて、セットや入浴の時間が短く済む点も見逃せないメリットです。たとえば、朝早くにおこなわれる選考の場合、セットの時間が短縮されれば、その分を選考対策の復習にあてることもできますよね。

就活では身だしなみも重要な要素となるため、就活終盤になると「毎日、身だしなみを整えるのに疲れた」といった声もよく聞きます。身だしなみを整えるのに時間がかからないというメリットは、忙しくなればなるほど実感できるといえるでしょう

就活中は、身体的にも精神的にも疲れてがたまりやすくなります。入浴中のシャンプーやドライヤーの時間が数分短くなるだけでも、疲れている日には嬉しいメリットです。

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キャリアアドバイザー

「身だしなみを整えるのに、あまり時間をかけたくない」「多くの企業を受けるなど活動量をとにかく多くしたい」。そんな人はこうしたメリットに魅力を感じてショートヘアを選ぶ人も中にはいますよ。

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ショートでも気を付けたい! 就活ヘアスタイルの4つの基本を押さえよう

就活ヘアスタイルの基本

ショートヘアのポイントに入る前に、まずは就活生のヘアスタイル全般における4つの基本を解説します。ショートヘアでもロングヘアでもこれらをクリアしていれば問題ないため、前提として正しく押さえておきましょう。

①前提となるのが「清潔感」

就活のどの場面でも大切なのが、清潔感のある見た目です。説明会や選考ではほとんどの社員が初対面となるため、第一印象が大きな影響を与えます。

髪型に清潔感がないと、「だらしがない」「マナーがなってない」などとマイナスの印象を持たれるかもしれません。見た目の清潔感はビジネスマナーの基本でもあるため、「清潔感があるかどうか」は髪型や服装など身だしなみにおいて必ず確認しましょう

一次面接の対策として、就活に適した身だしなみをこちらの記事で紹介しています。併せて確認してみてくださいね。

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②明るい髪色はNG

就活の場面では、明るい髪色は避けましょう。企業によっては、「清潔感に欠けている」「ビジネスの場に適していない」と捉えられる可能性があります。

就活生の多くは黒髪で臨むため、普段の生活では明るいと感じないような茶髪でも、説明会や選考に行くと目立ってしまうこともあります。もちろん業界や企業によって髪色にこだわらない場合もありますが、基本的には黒髪にしておくと安心です。

③前髪が目にかからない

顔周りに髪が多いとなんとなく暗い印象を与えてしまいます。特に、前髪が目にかかっていないかどうかは注意が必要です。

前髪が目にかかっていると清潔さを感じにくく、特に年配の社員などは不快に感じる可能性もあります。普段前髪を降ろしている人も、眉毛が見えるくらいまで短くするかピンで留めるなどして、顔周りをスッキリさせましょう

④お辞儀をしても髪が邪魔にならない

意外と多いのが、お辞儀をするたびに髪を直している就活生です。お辞儀など動く度に髪が邪魔になってしまっては不便ですし、企業側としても頻繁に髪を直していたら気になりますよね。

髪をスタイリングした後は実際にお辞儀をしてみて、髪が顔周りにかかってこないか確認すると良いですよ。邪魔になる場合は、耳にかけたりピンで留めたりして対策しましょう。

就活のヘアスタイル全般に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。併せて読んでみると良いですよ。

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前髪が重要! 就活におすすめのショートヘアスタイル

就活におすすめのショートヘアスタイル

それでは、就活向きの具体的なショートヘアスタイルについて解説していきます。髪を結ぶことができない分スタイリングに悩む人も多いですが、ここでのポイントを押さえておけば企業への印象が良くなりますよ。

ストレートヘアか軽い内巻きにしよう

髪全体のスタイリングとしては、基本的にストレートヘアかワンカールの軽い内巻きにしましょう。外ハネやパーマなどはカジュアルな印象を与えてしまう可能性があります。

特に肩につくかつかないかくらいの長さの人は、ハネやすいため注意が必要です。ドライヤーやアイロンで丁寧にスタイリングするか、もしくは思い切ってピンなどで留めて結んでしまうのも良いでしょう

前髪が長い人は耳にかけよう

前髪が長い人は、耳にかけて顔周りをスッキリさせましょう。前髪を2つにわけて顔の周りに残している人も多いと思いますが、就活では耳にかけたほうが清潔感が出ますよ。

お辞儀をしても落ちてこないように、前髪の長さがあまりない人は耳の上あたりをピンで留めておくと安心です。また、前髪を伸ばしかけの人や普段前髪を巻いていて何もしないと目にかかってしまうような人も、ピンで留めて眉毛や目が見えるようにしましょう。

前髪が短い人は下ろして左右どちらかに流そう

前髪が短くて普段下ろしている人は、就活の場面でも下ろしていて問題ありません。ただし、目にかかったり眉毛が全て隠れてしまったりしないよう注意しましょう。

ぱっつん前髪や重めの前髪の人は、幼い印象や暗い印象を与えてしまう可能性があります。左右どちらかに流して、片側をスッキリさせることで清潔感が生まれますよ

左右に流す際は、ケープなどのスタイリング剤を使うと崩れにくくなるためおすすめです。流した方と反対側の余った髪は、ピンなどで留めて目にかからないようにしてくださいね。

就活用ショートヘアのスタイリングのコツ

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就活生

ショートヘアってスタイリングが難しいです……。

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キャリアアドバイザー

髪を結べないからこそ難しい点はありますよね。就活でショートヘアをスタイリングする際のコツをお伝えします。

ショートヘアは髪を結んで終わりではないため、スタイリングが難しく感じる人もいるでしょう。企業に好印象を与えるショートヘアにするために、スタイリングのコツを2つ紹介します。

目立たない色のヘアピンで顔周りをスッキリさせる

ショートヘアは髪を結ばないため、髪をスッキリ見せられるかが重要です。特に癖毛の人や髪の量が多い人は、一つ結びの人と比べて清潔感に欠けてしまうかもしれません。

髪型をスッキリさせるためにおすすめなのは、顔周りの髪をヘアピンで留めることです。ヘアピンは、黒や茶色など髪の色に馴染むものを使いましょう。それでもボリューム感が気になる場合は、内側の髪をピンで留めると自然に髪が落ち着きますよ。

ワックスやまとめ髪スティックを使う

ショートヘアの人は髪を結ばない分、スタイリング剤を活用すると髪型がまとまりやすくなります。ワックスを使えば、前髪や髪全体のボリューム感を整えることができますよ。

また、まとめ髪スティックはショートヘアの人にもおすすめです。前髪をまとめる際や、頭頂部の髪のハネ防止に役立ちます。特に6月は梅雨と重なり、髪を結んでいないと扱いにくくなるため、ぜひスタイリング剤も使ってみてくださいね

就活のワックスの選び方や注意点についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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ショートヘアだからこそ気を付けたい4つのポイント

ショートヘアの気を付けたいポイント

ショートヘアにはロングやミディアムにはないメリットもありますが、反対に気を付けなければならないポイントもあります。スタイリングさえ押さえておけばそれで終わりではなく、注意点まで把握した上で就活本番に臨みましょう。

①企業によっては雰囲気が合わない可能性がある

ショートヘアには、活発さや爽やかさをアピールできるメリットがあると解説しました。しかし企業によっては、求める人物像と合わずにマイナスな印象となってしまう可能性があります。

女性らしさを求める業界や企業では、髪が短すぎるとボーイッシュな印象を持たれてしまいます。基本的にショートヘアで不利になることは少ないですが、業界や企業によっては注意が必要です。企業が求める人物像と照らし合わせて確認しましょう。

企業が求める人物像を知る方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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②人によってはセットに時間がかかることもある

ショートヘアは髪が短い分シャンプーやドライヤーが楽になりやすいですが、人によってはセットに時間がかかる場合があります。

元々癖毛だったり寝ぐせがついていたりしても、髪を結んでしまえばある程度は気になりませんが、ショートヘアの場合はちょっとしたハネやうねりが目立ってしまいます。癖毛の人やボリュームの出やすい人は注意が必要です。

③髪が伸びすぎていないか定期的にチェックしよう

3月に情報解禁してから就活が終わるまでは数か月かかる人がほとんどです。そのため、就活に向けて髪を切っても、気づいたら肩の下まで伸びていたなんてこともあります。

毎日自分の姿を見ていると、髪が長くなっていてもなかなか気づきにくいものです。定期的に髪の長さを自分でチェックして、伸びすぎていたら切るか結ぶかの対応をしましょう

④頼りなく見えるかも? 薄すぎるメイクには注意しよう

ショートヘアは、ロングやミディアムと比べてフレッシュに見える傾向にあります。そのため、メイクが薄すぎたり地味だったりすると、人によっては「幼い」「頼りない」という印象を持たれやすくなってしまいます

普段あまりメイクをしないという人も、就活中は最低限のメイクをしましょう。また、ショートヘアはボーイッシュに見られやすいため、口紅などで華やかさをプラスすると良いですね。

吉田 実遊

キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる

面接官目線で仕上がりをチェックしよう

ショートヘアで注意したいことは「面接官は年齢層が高いことも多い」ということです。トレンドに詳しい学生目線で「ボーイッシュじゃない女性らしいショートヘア」や「ちょうどよい濃さのメイク」と思えても、面接官からすると「髪が短いからボーイッシュ」や「濃い(もしくは薄い)メイク」と捉えかねません。幅広い年代からでも印象が良いスタイルを心がけましょう。

またショートヘアは結べないので髪のパサつきがカバーしにくいものです。とはいえ面接のときにスタイリング剤をつけすぎるのは避けたいところ。ストレートアイロンを使うと自然なツヤ感を与えることができ、ボリュームダウンにもつながりますよ。

就活でのショートヘアについてよくある質問に回答!

ショートヘアで就活をする際の企業からの印象や、気をつけるべきことを知っておきたいと考える人も多いですよね。ここでは、そのような学生からの質問にキャリアアドバイザーが回答していきます。

  • ショートヘアで就活するときの企業からの印象を教えてください。

    「ショートヘアで就活すると、企業から印象が悪くなってしまうかもしれない」と不安に思う学生もいるかもしれませんが、ショートヘアが原因で企業側がマイナスな印象をもつことはほとんどありません。むしろ、比較的フレッシュさが大事になる新卒の就活では、ショートヘアは爽やかな印象につながることもあります。

    また、活発な印象も残せるため、とくに営業職のような快活さがもとめられる仕事ではより好印象につながりやすいでしょう。

  • ショートヘアで就活するときに気をつけるべきことは何ですか?

    ショートヘアで就活するときは、髪が顔にかからないよう注意しましょう。前髪が目にかかっていると、目線や表情が隠れてしまい、話の内容や熱意が伝わりにくくなってしまう可能性もあります。また、お辞儀をしたときに髪が顔にかかると都度髪の毛を直すことになるため、面接官も気になってしまうかもしれません。

    前髪は目にかからない長さに切るか、ピンで留めてスッキリさせるのが良いですね。顔周りの髪も、固めたりピンで留めておき、お辞儀をしたときに顔にかからないか事前に確認しておくのがベストです。

爽やかなショートヘアで企業に良い印象を与えよう

就活に適したショートヘアは、企業に爽やかで活発な印象を与えることができます。一つ結びやハーフアップとはまた違ったアピールができるのがショートヘアの強みです。

今回紹介した髪型やスタイリングのコツをふまえて、ぜひ自分の魅力を最大限アピールできる状態で本番に臨んでくださいね。

就活にショート ヘアってあり? 注意点も解説!

本コンテンツにおける編集方針

近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
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