目次
- 就活面接の持ち物を完璧にして自分の魅力を十分発揮できるようにしよう
- 就活の面接で必須の持ち物8選
- ①A4サイズのカバン
- ②スマートフォン
- ③提出書類
- ④筆記用具・スケジュール帳
- ⑤印鑑
- ⑥現金
- ⑦腕時計
- ⑧ハンカチ・ティッシュ
- 不安な人は持っておくべき!面接であると便利な持ち物
- ①トラブルに備える持ち物
- ②身だしなみを整える持ち物
- ③面接中に役立つ持ち物
- ④宿泊を伴う場合に役立つ持ち物
- 面接前に確認しよう!持ち物チェックリスト
- 必須の持ち物
- あると便利な持ち物
- 面接の持ち物は企業からのメールを必ず確認しよう
- 面接当日に持ち物を忘れてしまった場合の3つの対処法
- 家に取りに戻る・届けてもらう
- コンビニで購入する
- 持ち物を完璧にして面接で最大限力を発揮しよう
就活面接の持ち物を完璧にして自分の魅力を十分発揮できるようにしよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接を控えた学生から
「面接当日に必要なものがわかりません」
「就活に持っていくと便利なものは何でしょうか」
という声が寄せられています。当日の持ち物が企業から提示されていない場合は何を持っていけば良いのかを悩む学生もいるのではないでしょうか。
面接では必須の持ち物があります。持っていくのが当たり前とされている企業もあるため、事前に提示されていない場合でも持っていた方が良いでしょう。
この記事では、就活の面接で必須な持ち物や面接が不安な人用の便利な持ち物、忘れ物をした場合の対処法を解説していきます。持ち物チェックリストを記載しておくので、面接に向かう学生は出発する前に確認してみてください。
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就活の面接で必須の持ち物8選
就活の面接で必ず持っていくべきものを8つ紹介します。
万が一忘れ物をしてしまった場合はマイナスな印象につながるほど、重要な持ち物が多いです。忘れ物によって動揺して、本来に実力を出せなかったなんてことがないように、事前に確認してから家を出ましょう。
【就活】面接で必須の持ち物とあると役立つ物35選! 持ち物は〇〇に注意!
①A4サイズのカバン
就活に適しているのはA4サイズの書類が入る黒色のビジネスバックです。カバンは面接の会場に持ち込むので、柄物や派手な色のものは避け、社会人として恥ずかしくないデザインを選ぶのをおすすめします。就活では履歴書やエントリーシートなど応募書類を持参したり、応募先企業から資料を手渡されたりする場面が多いです。
また、床においた時に自立するかも重要な購入基準の一つです。面接時は椅子の横にバックを置くことが多いため、自立できるタイプのカバンでないと、倒れてしまうかもしれません。
最近はスーツにリュックを合わせるスタイルも多いですが、ビジネスの場に相応しくないと考える企業も一定数います。念の為、リュックは避けましょう。
リュックについて詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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ビジネスバックがないときの対処法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。
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②スマートフォン
スマートフォンは緊急時の連絡ツールとして利用できるため、就活でも持ち歩くことは大切です。事前に新卒採用窓口や採用担当者の連絡先を登録しておくと、当日に急なアクシデントにあった場合でも迅速に連絡できるのでおすすめです。
しかし、面接の会場に入ったらマナーモードや機内モード、または電源を切って音やバイブレーションがならないようにしましょう。特に忘れやすいのがバイブレーションですが、静かな面接の部屋では音が響きやすいです。面接中に音が聞こえると気が散ってしまい、受け答えに集中できなくなってしまいますよね。スマートフォンの扱いには十分に注意しましょう。
このほかに必要なものについてはこちらでまとめています。
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③提出書類
応募の際に必要な履歴書やエントリーシートに加えて、選考時に企業側から学校で発行する書類の提出を求められる場合もあります。
- 学業成績証明書
- 卒業・修了見込証明書
- 健康診断証明書
学校によって証明書を発行できる曜日や時間帯が異なるので、余裕を持って準備するのがおすすめです。
また、「学業成績証明書」の提出を求められているのに、誤って「卒業見込証明書」を持っていってしまったなど間違いがないよう、提出書類の内容を確認しておきましょう。
④筆記用具・スケジュール帳
説明会や面接、OB・OG訪問など、どんな場面でも必要になるのが筆記用具とスケジュール帳です。
筆記用具は黒のボールペンを用意しましょう。大切な書類への署名を求められることもあるので、こすって消えることのないボールペンが必須です。また面接の終盤で次回選考の日程について相談される場面も多いので、すぐに予定を確認できるように、スケジュール帳を常備しておきましょう。
すぐに予定を確認できないと再度メールや電話で連絡を取る必要があるので手間がかかってしまいます。スマートフォンでスケジュールを管理している人もいるかもしれませんが、マナー違反とみなされる場合があるので、スケジュール帳に準備しておきましょう。
キャリアアドバイザー
ただしメモを取る際には気をつけたいマナーがあります。こちらの記事で確認しておきましょう。
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⑤印鑑
万が一書類の押印忘れを発見した場合でもその場で対処できたり、交通費の精算書類の記入、内定承諾書に押印が必要になったりする場合があります。
どんな場面でも対応できるように、常に印鑑を就活用のカバンの中に入れておくのがおすすめです。印鑑の種類としては、朱肉につけて押す「認め印」として使える印鑑であれば実印でなくても問題ないですが、公的書面など正式な文書に押印する場合はインク浸透印(シャチハタ)は認められません。
そのため、就活ではシャチハタ以外の印鑑を用意しておいてみてくださいね。
キャリアアドバイザー
朱肉は企業側が用意してくれることがほとんどですが、念のために持参しておきましょう。
⑥現金
最近はキャッシュレス決済が多く、現金をあまり使わない学生も多いのではないでしょうか。しかし、地方などの企業の立地によっては、現金が必要になることもあります。
たとえば、企業の近隣にキャッシュレス決済に対応していないお店しかなかったり、地方の企業では最寄り駅で降りる際に交通系ICカードが使用できなかったりする場合もあります。
また、公共交通機関のトラブルで遅刻しそうな場合はタクシーを利用することを視野に入れておきましょう。タクシーの支払いではクレジットカードが使用できない場合もあるので、ある程度の現金を手元に用意しておきましょう。
キャリアアドバイザー
電子マネーやクレジットカードが使えない場合も想定して、1~2万円くらいは用意できるといいですね。
⑦腕時計
普段はスマートフォンで時間を確認している学生も多いでしょう。ただ、就活という公式の場では、スマートフォンで時間を確認することをマナー違反と判断する採用担当者もいます。
グループディスカッションなど制限時間のある選考では企業から特に指示がない場合、スマートフォンではなく腕時計で時間を管理できるようにしましょう。
自分から見える位置に時計がない部屋で筆記試験を受ける場合は、スマートフォンを取り出すこと自体禁止されていることもあるので腕時計は必ず用意しましょう。
- デザイン:シンプルかつ華美でないもの
- ベルト:メタルまたは皮(黒・茶系)
キャリアアドバイザー
腕時計は、デジタル時計でもアナログ時計でも構いませんが、華美でなくシンプルなものにしましょう。
腕時計についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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⑧ハンカチ・ティッシュ
ハンカチ・ティッシュは身だしなみの基本です。普段は常備していない学生もいるかもしれませんが、就活中は持っておきましょう。
最近は新型コロナウイルス感染症の影響でハンドドライヤーが使用できないトイレが増加していますので必須です。
採用担当者にどこで何を見ているかわからないので、ハンカチ・ティッシュを常に身につけて、清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。
不安な人は持っておくべき!面接であると便利な持ち物
必須ではありませんが、面接の日に持っておくと便利な持ち物を紹介します。就活は初めての体験が多いので、不安がつきまとうものです。ただ、事前に万全な準備をしておけば、多少のトラブルが起こっても、落ち着いて対処できるようになりますよ。
現時点で必要だと感じた持ち物は購入しておきましょう。
①トラブルに備える持ち物
あらゆるトラブルを事前に予測して、準備しておきましょう。会場に着くまでの道のりや面接時のトラブルに対処できるアイテムを紹介します。
- 会場への地図
- モバイルバッテリー
- 折りたたみ傘
- 予備のマスク
- 予備のストッキング(女性の場合)
- 薬
- 予備のコンタクトレンズ・メガネ
- 身分証明書
- 交通系ICカード
会場への地図
普段はスマートフォンで地図を確認している学生も多いですよね。ただ、万が一スマートフォンの充電が切れてしまったり、壊れてしまった場合に備えて、会場への地図を持参しましょう。
地図は企業のホームページやPCの地図アプリから印刷したもので構いません。道に迷った場合でも印刷した地図なら人に広げて見せられるので、道をたずねる際に教えてもらいやすいです。
ただ、道に迷わないように、面接会場の最寄り駅の出口や徒歩ルートは事前に調べておいたり、地図で目標になる建物に印をつけておいたりと対策することをおすすめします。
モバイルバッテリー
家を出る前にスマートフォンを充電していても、面接の待ち時間や移動中に調べ物をしていると、帰宅まで充電が持たない場合があります。
面接後すぐに電話をかけて合否を伝える企業もあるので、充電切れで電話が取れないリスクを回避するためにもモバイルバッテリーは用意しておきましょう。
折りたたみ傘
面接前に雨に打たれて、整えた身だしなみが台無しになってしまわないように、折りたたみ傘を持ち歩いておきましょう。
「天気予報を見て、傘は必要な時にだけ持てば良い」と考える学生もいるかもしれませんが、天気予報でも予測し切れないゲリラ豪雨など突然の悪天候に見舞われる可能性もあります。
そのため、天気予報にかかわらず、かさばらないサイズの折りたたみ傘をビジネスバックに常備しておく対策がおすすめです。
予備のマスク
最近は新型コロナウイルス感染症の影響でマスク着用が必須な企業がほとんどですが、紐が切れたり、汚れたりする可能性もあるので予備で一枚もっておくと安心です。マスクも身だしなみの一部として重要なので、以下のようなビジネスシーンに適したマスクを持参しましょう。
- 色:白・グレー・薄い水色・薄いピンクなど。基本的に派手な色でなければ問題はない。
- 柄:無地が好ましい。ドットやワンポイントが入っているものはNGだと判断する面接官もいる。
- 素材:不織布や布地のマスク、ポリウレタン素材など。息苦しくて面接に集中できないことがないように、通気性が良いものを選んだ方が良い。
マスクは「派手ではない」「清潔感がある」ことが前提になります。就活に適したマスクの選び方について知りたい学生はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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予備のストッキング(女性の場合)
女性の場合はストッキングが伝線してしまった経験があるかもしれません。ストッキング自体はコンビニですぐに入手できますが、面接が差し迫っており、買いに行けない状況もあるため、予備のストッキングを持参しておくのをおすすめします。
仮に伝線したまま選考に臨んでしまうと「だらしない」といった印象になってしまいます。ストッキングの予備は確実に持っておくと安心できますね。
薬
大半の学生は就活を体験するのが初めてなので、不慣れな状況で体調を崩してしまうかもしれません。
体調を崩した状態で面接に望んで、質問の受け答えに支障が出てしまうのは避けたいですよね。面接に悪い影響が出ないよう、自分が体調を崩した際によく起こる症状を予測して、普段から使っている薬を持っておくのをおすすめします。
- お腹が痛くなる
- 頭痛になりやすい
- 喉が乾燥して痛みを感じやすい
予備のコンタクトレンズ・メガネ
普段はコンタクトレンズを常用していても、予備のコンタクトレンズやメガネを用意していない学生も多いのではないでしょうか。就活の際は不測の事態に備えて、予備のコンタクトレンズ・メガネを持っておくのがおすすめです。
特に就活序盤の3〜5月は花粉症が猛威を奮っている時期です。目が充血していたり、コンタクトレンズの異物感を感じたりすることもよくあります。
面接での集中力を保つためにも、コンタクトレンズを外して、メガネを変える選択肢も持っておいた方が安心ですね。
身分証明書
就活では身分証明書の持参は必須ではありませんが、稀に面接中に学生証の提示を求められる場合があります。
また、セキュリティが強化されているオフィスビルでは、身分証明証を提示しないと入館できない企業もあるので、忘れないようにしましょう。
キャリアアドバイザー
身分証明書は学生証、保険証、免許証、パスポートが有効です。
交通系ICカード
電車、バス移動をスムーズにおこなうためにはSuicaやPASMOなど交通系ICカードを用意しておきましょう。
就活で普段使わない公共交通機関を利用する場合もありますよね。乗り換えの時間が短い場合もあるので、切符を買っていると乗り遅れてしまうかもしれません。
一方、交通系ICカードなら切符を購入するタイムロスがなくなり、余裕を持って乗車することができる可能性が高いです。そのため、十分な金額をチャージした交通系ICカードを用意しておきましょう。
②身だしなみを整える持ち物
ほとんどの面接官が初対面の就活の状況では、第一印象を左右する身だしなみはかなり重要なポイントです。
事実、身だしなみの重要性は心理学の法則である「メラビアンの法則」からよくわかっており、印象を決定づける要素は資格情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%と言われています。
つまり、他人の印象を決定づける大きな要素は見た目になります。いくら面接でうまく話せても、見た目でマイナスな印象を持たれてしまってはもったいないですよね。
そこで見た目の印象を少しでも良くするため、身だしなみを整える持ち物を紹介します。
- 手鏡
- エチケットブラシ
- 歯磨きセット
- 整髪料・ヘアブラシ(男女共通)
- コンシーラー(男女共通)
- 化粧直し道具(女性の場合)
手鏡
面接当日はトイレの鏡などで身だしなみのチェックを済ませようと考えている学生も多いのではないでしょうか。
面接直前にはトイレに行く時間がなかったり、面接会場のトイレが混んでいて入れなかったりする場合もあるので、手鏡を常備しておくのをおすすめします。
- スーツの襟やシャツがヨレていないか?
- ネクタイが曲がっていないか?
- 髪が乱れていないか?
最後に鏡の前に立ってから時間が経っていると、身だしなみが乱れている場合があります。そのため、面接直前に手鏡で最終確認をしておきましょう。
エチケットブラシ
エチケットブラシとは、スーツについた埃や繊維などの異物を簡単に絡め取ることができる簡易的なブラシです。100円ショップでも購入できるので、手に入れやすいですね。
特に黒のリクルートスーツは汚れが目立つので、小まめに汚れを落とすことをおすすめします。
歯磨きセット
面接に向かう途中で食事を取る予定の学生も多いでしょう。
面接では笑顔を見せた方が快活な印象になり、評価が良くなる傾向があります。しかし笑顔を見せた時、歯に食べ物が付着していたり、口臭があると清潔感が失われてしまうかもしれません。
そのため、歯磨きセットを持参して、歯を磨いてから面接会場に向かいましょう。
整髪料・ヘアブラシ(男女共通)
家で完璧にセットした髪型でも天候次第で移動中に崩れてしまうかもしれません。ボサボサの髪型では「身だしなみを疎かにしている」と勘違いされてしまいます。
ただ、ブラシや整髪料があれば、応急処置をして清潔感のある髪型を再構築可能です。そのため、整髪料・ヘアブラシを持っておくのをおすすめします。
化粧直し道具
女性の場合、化粧直し道具も忘れずに持参しましょう。面接の時間が遅いと、ファンデーションが崩れかけていたり、眉毛を消えてしまうこともあります。
夏場は汗をかくため、化粧が崩れやすいのです。防水加工を施した化粧品を使用して、対処するのをおすすめします。
キャリアアドバイザー
マスクをしていると特にメイクが崩れやすいです。身だしなみを整えるためにメイクポーチは必ず用意しておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント辻 華菜子プロフィールをみる
就活中、面接前は一番緊張しやすいタイミングと言われています。練習中はきちんとできていたことでも、面接当日では思いがけない失敗をしてしまったという人も多いのではないのでしょうか。また、面接当日になって持ち物に関して不安を覚えてしまう人も多いもの。少しでもその緊張や不安をなくすために、事前にしっかりと準備をし、万全の状態にしてから臨むようにしましょう。
学生の中には、万全の準備を整えたのにもかかわらず、必要なときに必要なものがカバンの中から見つからずに焦ってしまう人が見受けられます。このようなことがないように、持ち物は乱雑に就活用バッグに入れるのではなく、トラブル用、薬用、身だしなみ用など小分けにしてポーチに入れておくと安心です。面接直前に身だしなみを整える際など、いざというときにポーチを開けばすぐに身だしなみのすべてが整うくらいの準備ができると安心ですね。
③面接中に役立つ持ち物
面接中に必要になるものもたくさんあります。面接前よりも、その場で必要になるものは面接官の印象にも直結するので、忘れないようにしましょう。
- A4サイズのクリアファイル
- 応募書類のコピー
- 配布された資料(会社案内など)
A4サイズのクリアファイル
面接当日にはA4サイズのクリアファイルを持参しておくと役立ちます。提出する書類や企業から受け取る書類が折れ曲がってシワにならないようにするためです。
クリアファイルのサイズはA4がベストです。社会では多くの公的書類がA4サイズで作成されるため、資料を折り曲げずに収納できますね。
応募書類のコピー
面接では提出した履歴書やエントリーシートの記載内容について質問されることが多いです。
応募する企業に合わせて内容を変えていたり、二次選考や三次選考に進んだりすると応募書類に記載した内容を忘れてしまっているかもしれません。質問への回答の内容が応募書類と異なる場合は「嘘をついているのでは?」と疑われてしまう可能性があります。
そのため、事前に提出済のエントリーシートや履歴書など応募書類のコピーを持参して、読み返しておきましょう。
キャリアアドバイザー
読み返すことで回答に一貫性が出るため、採用担当者から信用してもらいやすくなりますよ。
配布された資料(会社案内など)
配布された資料に目を通すことで、面接会場に向かう電車の中など移動中に企業情報のおさらいをしたり、企業が求める人物像を確認したりできます。
企業の理解が深まり、面接で回答する際のイメージでしやすくなるかもしれません。
また、面接は自分が評価されるだけでなく、企業のことを知るチャンスでもあります。疑問が見つかった場合は資料に書き込んでおいて、逆質問の時間で質問してみてはどうでしょうか。
- 経営理念
- 企業規模
- 事業内容
- 業績
- 社長(代表取締役)の氏名
上記のような企業についての質問に答えられないと「自社への志望度が低い」と判断されてしまいます。
キャリアアドバイザー
志望度の低い学生は内定を辞退される可能性が高いため、採用を避けられてしまう恐れがあります。基本的な情報はきちんと頭に入れておきましょう。
④宿泊を伴う場合に役立つ持ち物
地元に帰って就活したり、地方から東京に就活にきたりする学生も多いのではないでしょうか。その際は宿泊することも念頭に置いた持ち物を把握しておきましょう。
- スマートフォンの充電器
- スーツケース
- 着替え
- 就活用の参考書・メモ
- 防寒対策グッズ
スマートフォンの充電器
モバイルバッテリーを持っていたとしても、スマートフォンの充電器は持参しましょう。
睡眠中にモバイルバッテリーで充電をしていた場合、日中にモバイルバッテリー自体の充電が切れてしまう可能性があります。スマートフォンの充電が完全に切れてしまった場合は対処できなくなり、本末転倒です。
そのため、宿泊先でスマートフォンとモバイルバッテリーの両方を充電しておくのをおすすめします。
スーツケース
複数の企業の選考を受けるために、数日間宿泊する学生もいるのではないでしょうか。その場合はスーツケースを利用しましょう。
リュックやトートバックの場合は大量に荷物をパッキングすると、衣服にシワがついてしまう恐れがあります。一方、スーツケースなら重いものをタイヤ側の下に、軽いものを上に収納することで、衣服を含めた荷物の形が崩れる心配がありません。
加えて、キャスター付きのため、移動も楽になります。長時間の移動や選考のある学生はかなり嬉しいポイントですね。
着替え
着替えも数日間の滞在する場合は必要になります。スーツは1着しか持っていない学生も多いのでしょう。
スーツの場合、数日間着ただけでは目立つほどの汚れはつきません。シワ取りスプレーでシワを取ったり、エチケットブラシで軽く埃を取ったりすれば大丈夫です。
ただ、シャツは汗ジミや襟の汚れが目立つので、同じものを毎日着るのはやめておきましょう。そのため、シャツは選考に参加する日と同じ枚数を持っていくのをおすすめします。
キャリアアドバイザー
スーツはジャケットをハンガーにかけた状態で持ち運べる布製のバッグである「ガーメントケース」に入れておくと、型崩れを起こしにくいですね。
就活用の参考書・メモ
就活用の参考書・メモを面接前日や当日の朝に見返すことで、身につけた就活ノウハウや企業の情報を再確認できます。
また、就活では1冊のノートを「就活ノート」として使用するのがおすすめです。自己分析や企業の情報など複数のノートに分けてまとめてしまうと、宿泊先に必要なノートを間違って持ってきてしまったり、持ち運ぶ際にかさばったりします。
就活ノートを1冊用意しておきましょう。就活ノートについて詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。
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就活ノートの作り方|自己分析と企業研究を言語化しよう
就活ノートを作ると「自己分析」と「企業研究」を効率よく進めるためのツールとして活用できます。 この記事では就活ノートの作成メリット、ノートの活用方法、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 毎日の習慣にすることで企業選びの軸が明確になりますよ!
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防寒対策グッズ
3〜4月でもまだ肌寒い地方の企業を受ける学生もいるかもしれません。
実際、東北地方と関東地方では5〜10℃近い気温差がある日も多いので、天気予報をチェックしつつ、防寒対策グッズを持参するのをおすすめします。
- ブランケット
- 薄手のコート
- ヒートテック
- ウール素材のソックス
ヒートテックや薄手のコートなど衣服類を着込むかはその日の気温によって判断しましょう。最高気温が15℃未満の場合は着込んでも良いかもしれませんね。
キャリアアドバイザー
女性の場合はパンツスタイルに変更するだけでも防寒対策に一役買う可能性がありますよ。
面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答集」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でも実際に聞かれたような質問とその答え方が一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
面接前に確認しよう!持ち物チェックリスト
これまで面接で必須の持ち物とあると便利な持ち物を紹介しましたが、これらをチェックリストにまとめました。ブックマークやスクリーンショットをしておき、家を出発する前に再度チェックしてみてください。
必須の持ち物
- A4サイズのカバン
- スマートフォン
- 提出書類
- 筆記用具・スケジュール帳
- 印鑑
- 現金
- 腕時計
- ハンカチ・ティッシュ
あると便利な持ち物
- 会場への地図
- モバイルバッテリー
- 折りたたみ傘
- 予備のマスク
- 予備のストッキング
- 薬
- 予備のコンタクトレンズ・メガネ
- 身分証明書
- 交通系ICカード
- 手鏡
- エチケットブラシ
- 歯磨きセット
- 整髪料・ヘアブラシ
- 化粧直し道具
- A4サイズのクリアファイル
- 応募書類のコピー
- 配布された資料(会社案内など)
- スマートフォンの充電器
- スーツケース
- 着替え
- 就活用の参考書・メモ
- 防寒対策グッズ
面接の持ち物は企業からのメールを必ず確認しよう
持ってきてほしい持ち物がある場合、企業側から事前に連絡がくることがほとんどです。
たとえば、採用担当者も面接当日にどの学生が選考突破するのかわからないので、学生の交通費の精算は確実に済ませる必要があります。印鑑を忘れてしまうと、次回の選考に呼ばない場合は精算する場がなくなってしまうため、企業側も重要事項としてメールに記載されている可能性が高いですね。
最低限、面接の持ち物は企業からのメールに記載された持ち物と今回紹介した就活の面接で必須の持ち物は確実に持っていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる
企業からの連絡は必ずこまめに確認するようにしましょう。過去のメールには記載されていなかったものも、面接の日程が近づいたタイミングで新たに必要なものが追記されている場合があります。
その中でも「成績証明書」や「卒業見込み証明書」は印鑑同様に面接の際によく指定される持ち物ですが、これは大学に確認をとったり、発行するまでに時間がかかったりします。大学関連の書類に関しては、企業に言われてから用意すると間に合わない可能性もあるので、「いずれ言われるもの」と考え今のうちから用意しておくと良いですね。
面接当日に持ち物を忘れてしまった場合の3つの対処法
就活生
もしも当日に忘れ物をしてしまった場合はどうなるのでしょうか?
キャリアアドバイザー
注意力が低い印象がついてしまう可能性があります。そのため、忘れ物をしてもリカバリーできる方法を把握しておきましょう。
就活生
忘れ物をしてもなんとかなる方法があればぜひ知っておきたいです!
キャリアアドバイザー
もちろん、必ずうまくいくわけではないので、忘れ物をしないようにチェックリストで事前に確認しておきましょう!
面接当日に持ち物を忘れてしまった場合の対処法を紹介します。万が一忘れ物をした際、対処できるように覚えておきましょう。
家に取りに戻る・届けてもらう
忘れ物があると、「注意力が低い」「仕事でもミスが多そう」と悪い印象につながる可能性があります。
もし、家へ取りに行ける距離かつ面接まで時間の余裕がある場合は家に取りに戻るのがおすすめです。また、実家暮らしで家族が届けてくれたり、一人暮らしでも友達に届けてもらったりできる場合はお願いしましょう。
急いで面接会場と自宅を往復すると気が散って、面接に集中できなくなる可能性もあります。また汗をかくと、せっかく整えた身だしなみが崩れてしまうかもしれません。忘れても対処できるように、面接の時間にはゆとりをもって行くようにしましょう。
コンビニで購入する
家に戻れる時間がない場合はコンビニで売っているものなら購入しましょう。忘れ物の種類によっては、コンビニの商品で代用できるかもしれません。
- 筆記用具
- ストッキング
- マスク
- ハンカチ・ティッシュ
- 歯磨きセット
- 整髪料
「100円ショップが近くにあれば、印鑑が買えるのでは?」と考えた学生もいるのではないでしょうか。ただ、100円ショップの印鑑はシャチハタの場合が多いので、間違わないように注意が必要です。
認め印が売っている店舗もあるので、きちんと探してみるのをおすすめします。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
忘れてしまう持ち物の中でも特に多いのが「傘」です。天気は変わりやすいものですから、天気予報だけをあてにしていると突然の雨に対応できません。雨に濡れてしまうと、身だしなみに影響が出るだけでなく、濡れたことばかりに気をとられて面接に集中できないこともあります。
折り畳みの傘は常に持ち歩くようにしましょう。最近では軽くて小さなものもたくさん売られているのでチェックしてみてくださいね。普段使っている折りたたみ傘とは別にもう一つ購入しておき、常に就活用のカバンとセットで持ち歩いておくのも忘れ物防止に有効かもしれません。そのほか傘以外でも何か忘れたときにすぐに対処できるように、面接先の企業周辺にコンビニがあるかどうか、場所も確認しておきましょう。
持ち物を完璧にして面接で最大限力を発揮しよう
就活の持ち物を完璧にしておけば、気持ちに余裕が生まれて、面接でもベストなパフォーマンスが発揮できる可能性が高いです。
また、就活が始まる前に必須の持ち物は揃えておき、あると便利な物は必要になってからその都度購入しても問題ありません。自信を持って面接に臨めるように、必要な持ち物を準備しておきましょう。
選考では具体的な業務内容について説明など聞き逃せない重要事項が含まれている場合があります。忘れることを防止するために、メモを取っておいてくださいね。