目次
- 面接の際の正しい立ち位置を押さえてマナーをアピールしよう!
- 面接のときの立ち位置は重要? まずはマナーに関する前提をチェック
- スキルや経験がアピールしにくい新卒はマナーが重視されやすい
- 面接の際の椅子に対する立ち位置を気にしすぎる必要はない
- 面接時の立ち位置は入口に近い方! 面接での立ち居振る舞い【入室編】
- ①入室:3回ノックして笑顔で扉を開ける
- ②挨拶:面接官の目を見てはきはきと自己紹介する
- ③着席:着席前は入口に近い側に立つ
- 面接終了後まで気を抜かない! 面接での立ち居振る舞い【退室編】
- ①挨拶:必ずお礼を添える
- ②退室:扉は丁寧に閉める
- ③帰宅:速やかに会場を出る
- 臨機応変に対応しよう! 面接で悩みやすいシチュエーション別の立ち位置
- ①椅子が入口の正面に置かれている:左右どちらでもOK
- ②椅子の入口側にスペースがない:反対側か椅子の前
- ③会議室などで椅子が複数用意されている:入り口側の椅子の横
- ④集団面接:入り口側か椅子の前
- 面接の際の立ち位置についてよくある質問に回答!
- 面接時の立ち位置は入り口に近い側! 入退室マナーを押さえて好印象を狙おう
面接の際の正しい立ち位置を押さえてマナーをアピールしよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「面接では椅子のどちら側に立てば良いですか?」
「面接でのマナーを教えてください。」
といった質問をよく受けます。面接では質問に対する受け答えはもちろん、身だしなみや振る舞い方なども評価対象となるので、事前に正しいマナーを知っておく必要がありますよ。
この記事では面接の際の立ち位置のほかに入退室マナーなど、面接時の立ち居振る舞いについてキャリアアドバイザーが解説します。面接のマナーを確認し、当日は自信を持って面接に臨みましょう。
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面接のときの立ち位置は重要? まずはマナーに関する前提をチェック
就活生
キャリアアドバイザー
椅子のどちら側に立つかで大きく印象が変わることはありませんが、マナーを意識できているかは面接官も注目しているポイントです。正しい立ち位置を知っておくに越したことはありませんよ。
面接の際には質問への受け答えだけでなく、面接中のあなたの振る舞い方にも注目されています。細かいところまで確認する面接官は多くなくとも、動作に迷いがあったりマナーを気にしていないような動きが目立つと印象ダウンにつながる可能性がありますよ。
ここからは、新卒がマナーを重視される理由やどの程度面接での立ち位置が注目されているかを詳しく解説していきます。
スキルや経験がアピールしにくい新卒はマナーが重視されやすい
新卒はスキルや実績でのアピールがしにくい分学生一人ひとりの差が付きにくくなるため、面接時の対応方法が評価基準に大きく影響する可能性が高いですよ。
「一緒に働きたいと思えるか」「将来に期待できるか」といった観点で学生を見た時、マナーにのっとった丁寧な対応ができるかどうかが重視されやすいのです。
キャリアアドバイザー
社会人になってからも、あらゆる場面でマナーを意識した振る舞いが求められます。面接ではマナーも重要な評価基準の1つであることを忘れず、しっかりと対策をしておく必要がありますよ。
就活マナーのなかには、立ち居振る舞いだけでなく身だしなみも含まれます。こちらの記事で忘れずにチェックしておきましょう。
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面接の際の椅子に対する立ち位置を気にしすぎる必要はない
マナーが重視されるとはいっても、面接の際の立ち位置を間違っただけで大きく印象が下がることはありません。実際のところ、椅子のどちら側に立つかを厳しく見ている面接官もそう多くはないでしょう。仮に間違ってしまったとしても、慌てる必要はありません。
しかし椅子の後ろに立ったり、左右のスペースが十分にあるにもかかわらず椅子の前に立つと違和感を抱かれてしまう可能性はあります。
面接において第一印象は非常に重要なので、ここでマイナスになるような事態を生まないためにも細かい部分までマナーを覚えておくと、安心して面接に挑むことができますよ。
キャリアアドバイザー
面接当日は緊張のあまりちょっとしたことでも「これってどうするんだっけ」と気になってしまうことがあります。そういった事態を回避するためにも、一通りマナーを頭に入れておくのがおすすめです。
面接時の立ち位置は入口に近い方! 面接での立ち居振る舞い【入室編】
就活生
新卒だからこそ、しっかりとマナーを意識しておくことが大切なんですね。
キャリアアドバイザー
そのとおりです! 第一印象で面接官の心をつかむためにも、マナーを意識できているかが重要な要素になりますよ。
就活生
では、面接のときの立ち位置はどこが正しいのでしょうか?
キャリアアドバイザー
面接の際には、入り口に近い側に立つのがベストです。この先で入室マナーをふまえて詳しく解説します。
面接の入室マナーは、第一印象を左右する非常に重要なポイントです。面接対策を徹底していてもここでマイナスになってしまってはもったいないので、しっかりと確認しておき、自信を持って面接に臨めるよう準備をしましょう。
特に一次面接は、企業があなたと初めて直接会話をする機会である場合が多いです。ここで好印象を残しておくためにも、こちらの記事を参考に一次面接ならではの対策を徹底しましょう。
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①入室:3回ノックして笑顔で扉を開ける
あなたが扉を開けて入室した際の出で立ちや表情は、第一印象として面接官の印象に残りやすいものです。入室の瞬間にも気を抜かないように気をつけましょう。
- ノックは3回
- 室内から「どうぞ」と聞こえたら「失礼します」と一言添えて入室する
- 口角を少し上げた自然な笑顔を見せる
- 面接官に背を向けずに扉の方を向いて閉める
集団面接で前の人に続き入室する場合は、ノックの必要はありません。「失礼します」と一言伝えてからそのまま入室しましょう。
キャリアアドバイザー
入室の瞬間は緊張するものなので、一度深呼吸をして呼吸を整えておいてくださいね。
上記のように、集団面接の際には集団面接ならではのポイントを押さえて対策をしておくことが大切です。詳しくはこちらの記事で解説しているので、集団面接がある人は確認しておきましょう。
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キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
面接室の扉がある場合はノックを3回して入室しますが、扉がない場合や扉が開いている状態のときにはノックをする必要はありません。ノックをする意味は顔が見えない相手への配慮だからです。
だからといって無断で入るのはマナー違反となるので、しっかり挨拶をしてから入室しましょう。まず面接室に入る一歩手前で止まり、「失礼します」と一言伝え、一礼をします。その際面接官と目を合わせ、表情や状態を確認しましょう。
多くの場合は面接官も挨拶を返してくれて中へ入るよう促されますが、面接官がメモを取っていたり面接官同士で会話をしている場合は、少し様子を見てから入室してください。入室してからのマナーは扉がある場合と一緒ですが、「解放されたドアの場合はノックはなし」と覚えておくと良いですよ。
②挨拶:面接官の目を見てはきはきと自己紹介する
挨拶は、あなたの声が面接官に直接届く最初の機会です。明るい声で、はきはきと話すことを意識しましょう。
- 面接官の目を見て話す
- 名前と「よろしくお願いします」の一言を伝える
- 名乗った後に軽く一礼する
集団面接の際には扉付近で立ち止まると後ろが詰まってしまうので、名前は省略してもかまいません。一礼だけするか、簡潔に「よろしくお願いします」とだけ伝えるようにしましょう。
キャリアアドバイザー
面接官の目を見ると緊張してしまう場合は、耳元や眉間などを見るのもおすすめです。
③着席:着席前は入口に近い側に立つ
着席をする前の立ち位置は、入り口側の椅子の横に立つのがベストです。基本的にはどの立ち位置でも印象に影響することはありませんが、椅子から離れていたり椅子の後ろに立つのは違和感につながるので避けましょう。
- 入り口側に近い方の椅子の横に立つ
- 「おかけください」と言われたら「失礼します」と答える
- 鞄を利き手側の椅子の横に置いて座る
座るときは背もたれに背を付けないよう、浅く座りましょう。背筋を伸ばし、少し顎を引くと自然に見えます。
キャリアアドバイザー
面接官の一言を待たずに座ってしまったり「失礼します」の一言を忘れると印象が下がることもあります。椅子に座る前には落ち着いて次の指示を待ち、面接官からの言葉には必ず返答することを意識しておきましょう。
この後の面接での質疑応答について、言葉づかいに少しでも不安がある場合はこちらの記事を参考に対策をしてくださいね。
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面接終了後まで気を抜かない! 面接での立ち居振る舞い【退室編】
就活生
立ち位置と入室マナーは完璧です! これで面接当日も慌てずに済みますね。
キャリアアドバイザー
待ってください! 面接が終わってからのマナーも面接官に見られていますよ。会社から出るまで気を抜かず、最後まで好印象につなげることを忘れないようにしましょう。
人の印象は第一印象で決まると言われていますが、面接官があなたを最後に見たときの印象も記憶に残りやすいものです。入室マナーや質問への受け答えが完璧でも、退室マナーができていないとそれまで好印象だったのがイメージダウンしてしまう可能性もありますよ。
この先の退室マナーもしっかりと確認し、最後まで気を抜かずに対策を固めましょう。
①挨拶:必ずお礼を添える
面接官から「これで面接は終了です」と伝えられた後は、忙しいなか時間を割いてもらったことへのお礼を必ず伝えましょう。相手の視点に立ち、少なからず時間と労力をかけてもらっていることを忘れないでくださいね。
- 面接終了の言葉の後に立ち上がり「お忙しいなかお時間をいただき、ありがとうございました」の一言を伝える
- 言葉の後に45度の深いお辞儀をする
お礼をする際の立ち位置は、椅子の前でもかまいません。立ち上がったらそのままお礼を伝え、お辞儀をしましょう。
②退室:扉は丁寧に閉める
退室の際は必ず振り返って再度お礼の言葉を伝え、扉は丁寧に閉めましょう。面接会場を出る際にも見られているという意識を忘れず、後ろ手に閉めたりせずに扉の方を向いて閉めてくださいね。
- 扉の前まで来たら振り返り「本日はありがとうございました。失礼いたします」と伝える
- 一言の後に30~45度の深いお辞儀をする
- 退室後は扉の方を向きゆっくりと閉める
集団面接で前後にほかの学生がいる場合は、そのまま扉の前で一言を伝え、お辞儀をしてから出ましょう。焦る必要はありませんが、なるべく後が詰まってしまわないようにスムーズな対応ができると良いですね。
③帰宅:速やかに会場を出る
面接が終了したら、そのまま建物の外に出て速やかに帰宅するのがベストです。もしエレベーターや出口まで送ってもらう場合は、エレベーターに乗る前や建物を出る前にもう一度振り返り、お礼の言葉とお辞儀を忘れないでくださいね。
- 移動中は面接官の後ろを歩く
- 口調や態度を崩さない
- すれ違った社員には必ず挨拶をする
- エレベーターのボタンは可能なら自分で押す
- 扉の真正面には立たない
- エレベーターに乗る前、建物を出る前に面接官にお礼を言う
- エレベーターの場合は扉が閉じるまでお辞儀をする
面接会場周辺では、誰があなたの姿を見ているかわかりません。「家に帰るまでが面接」という意識を持ち、最後まで気を抜かずに帰宅しましょう。
このほかの就活マナーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。しっかりと確認して徹底した対策をしておきましょう。
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キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
面接本番で万が一間違った動作をしてしまっても、慌てる必要はありません。たとえば「失礼します」と言ってからお辞儀をする「語先後礼」で練習していたのに、当日は挨拶とお辞儀のタイミングが一緒になった「同時礼」になってしまったとします。「あっ、どうしよう。今の違ったかも」と不安になることもあるかもしれませんが、こういった細かな部分であれば、面接官側からすると気にならないものです。
また立ち位置が逆になってしまい「もう1回入室からやり直したい」と思う人もいるかもしれませんが、そのまま堂々と続けるようにしましょう。
面接官は入退室の確認試験をしているわけではなく、応募者の雰囲気である「第一印象」「全体印象」を見ているので、多少マナーと違っていても感じの良い笑顔や元気の良いあいさつなどでカバーすることができます。
面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
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どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
臨機応変に対応しよう! 面接で悩みやすいシチュエーション別の立ち位置
- 椅子が入口の正面に置かれている:左右どちらでもOK
- 椅子の入口側にスペースがない:反対側か椅子の前
- 会議室などで椅子が複数用意されている:入り口側の椅子の横
- 集団面接:入り口側か椅子の前
就活生
入退室のマナーについてよく理解できました。ただ、これまでの解説どおりにはいかないこともありますよね。
キャリアアドバイザー
そうですね。特に立ち位置となると、椅子の周囲に十分なスペースがなかったり、椅子がちょうど扉の正面に置かれていることもあります。
就活生
そういった場合はどうすれば良いのでしょうか?
キャリアアドバイザー
面接での振る舞い方に関しては、ときに臨機応変な対応が必要です。ここからは面接で立ち位置に悩みやすいシチュエーションについて解説します。
企業によって、面接会場内の机や椅子の配置、入口の位置は変わります。また個人面接か集団面接かによっても立ち位置は調整する必要がありますよ。
ここからは、判断に悩みやすい4つのパターンについて解説します。当日に慌てることのないよう、しっかりと確認しておきましょう。
①椅子が入口の正面に置かれている:左右どちらでもOK
面接会場によっては、椅子がちょうど扉の正面に置かれていることがあります。こういった場合は、基本的には椅子のどちら側に立っても問題はありません。
ただ「利き手ですぐに椅子に触れられる位置に立つ」という考え方もあります。どうしてもマナーについて気になる場合は、右利きの場合は椅子の左側、左利きの場合は椅子の右側に立つパターンで統一しましょう。
②椅子の入口側にスペースがない:反対側か椅子の前
面接会場内が狭かったり、周囲に物が置いてあって椅子の入り口側に立てるほどの十分なスペースがない場合は、入り口から遠い方に立っても問題ありません。もし左右両方ともあまりスペースがない場合は、椅子の前に立ちましょう。
特別な事情がない限りは椅子の後ろに立つことは避けるのがおすすめですよ。
③会議室などで椅子が複数用意されている:入り口側の椅子の横
会議室のように複数の椅子が左右にいくつか並んでいるのに対し、自分一人で面接をする場合は入り口側の椅子の横に立つのがおすすめです。面接が始まる前の挨拶もそこでしましょう。
「どうぞ」と言われたら面接官の正面に座るようにしてください。もし面接官が複数人いる場合は、中央の人の前に座るのが良いですよ。
キャリアアドバイザー
左右に空いている椅子があっても、そこに荷物を置かないように気をつけましょう。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
面接官と椅子が偶数で、どのように座れば良いのか迷うこともありますよね。その場合でもなるべく中央の位置が望ましいため、まず中央寄りの2席に絞られます。
また役職の高い人が中央寄りで座っていることが多いので、2席のうちで瞬時に役職の高い方や年配の方を見定めることができれば、その人の前に座ることが望ましいですね。このようなシチュエーションを考えると、事前にホームページなどで社長の顔は確認しておくと良いでしょう。
瞬時に判断できない場合は「こちらの席に座ってもよろしいでしょうか」と聞いても問題ありません。もし聞けそうにない雰囲気なら、中央2席のうちの入り口に近い席に座りましょう。状況に合わせて落ち着いて座る席を選んでくださいね。
④集団面接:入り口側か椅子の前
集団面接の際には、置かれている椅子と椅子の間に十分な間隔があるかどうかで立ち位置を決めましょう。
もし椅子と椅子の間に十分な間隔があるときは、個人面接の際と変わらず椅子の横の扉に近い側に立つのがおすすめです。もし椅子と椅子の間に十分な間隔がないときは、椅子の前に立ちましょう。
キャリアアドバイザー
基本的にはどちらでも大きな問題はないので、「自分なら椅子の横に立つ」と思ったときでも、自分の前に入室した人が椅子の前に立っている場合はそちらに合わせるのが良いですよ。
上記のほかに、集団面接に関するマナーを知りたい場合はこちらの記事で確認しておきましょう。
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キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
面接室は、面接官の人数や椅子の数、室内のレイアウトなど、さまざまなシチュエーションがあることがわかりましたよね。これらのすべてを頭に入れたうえで面接に挑みたいところですが、当日に「あれっ、どこに座れば良いんだっけ」「こんなシチュエーション想定外だな」と戸惑ってしまう可能性もあります。
そのようなときでも慌てずに、落ち着いて「こちらに座ってよろしいでしょうか」と確認しましょう。もっとも避けたいのは挙動不審になって暗い表情でウロウロしてしまい、「自信がなさそう」「落着きのない人」とマイナス印象を持たれてしまうことです。
「わからないことがあったら聞く」という気持ちを持って、あまりマナーに気を張りすぎないことも大切です。わからないことを素直に聞くというマインドが評価される場合もあるので、自信を持って挑んでくださいね。
面接の際の立ち位置についてよくある質問に回答!
面接の立ち位置について、椅子のどちら側に立てば良いのか、集団面接のときはどこに立つのが正解か悩む学生もいますよね。そのような学生の疑問に、キャリアアドバイザーが回答します。
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面接での着席前の立ち位置は椅子のどちら側ですか?
面接で着席する前の立ち位置は、入り口側に近い方に立つのがおすすめです。もし入り口の正面に椅子が置かれている場合は、左右どちらでも大丈夫ですよ。とはいえ面接の際の立ち位置について厳密な決まりがあるわけではありません。あくまで当日になって焦ったり悩まないようにするための目安として考えておきましょう。
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集団面接のときの立ち位置を教えてください。
集団面接の際は、椅子の左右に立てるほどの十分な間隔があるかどうかで立ち位置を決めましょう。左右に十分な間隔があるときは入り口側、間隔がないときは椅子の前に立つのが良いですよ。また入室の際に先頭でない場合は、前の人に合わせましょう。仮に「マナーだとこっちに立つべきなのにな」と思ったとしても、面接官はそこまで立ち位置について重視していない可能性があります。
あえて前の人とずれた場所に立ち、バラバラの場所に立っている印象になる方が違和感を生みやすくなるため、柔軟に対応しましょう。
面接時の立ち位置は入り口に近い側! 入退室マナーを押さえて好印象を狙おう
面接の際の立ち位置は、基本的には入り口に近い側に立つのがおすすめです。とはいえベストな立ち位置はそのときの会場の間取りや状況、個人面接か集団面接かによっても変わります。当日に臨機応変な対応ができるよう、いくつかのパターンを頭に入れておきましょう。
入退室マナーは、あなたの第一印象を左右する重要なポイントです。立ち居振る舞いについてしっかりと確認し、面接で好印象を残しましょう。
面接にはさまざまなマナーがありますが、立ち位置についても指定がありますよね。これってそんなに重要でしょうか?