目次
- 面接で普段着を指定されても選ぶ基準を知っていれば失敗しない!
- 面接で普段着を指定する企業の意図
- 学生のパーソナリティを見たい
- リラックスして面接に挑んでほしい
- 企業側の指示に対応できているかを見たい
- 社風に合うかを確認したい
- 面接で普段着を指定する業界・企業って?
- ファッションセンスが問われる業界・企業
- 普段着での業務が可能な業界・企業
- 自由な社風が売りの業界・企業
- 面接での普段着を選ぶ際の大前提
- 普段着=オフィスカジュアル
- 就活での服装は「清潔感」が命!
- スーツで行くと「指示を無視した」と判断される可能性も
- 普段着の面接で好印象を与えるための3つのコツ
- 落ち着いた色味のアイテムを選ぶ
- 自分が演出したい印象から逆算して選ぶ
- 実際に働いている社員の方の服装を参考にする
- 絶対にNG! 普段着として面接で着ていかない方が良いアイテム・服装
- ①襟なしのトップス
- ②デニムのアイテム
- ➂スニーカー・サンダル
- ④ビジネス用ではないリュック
- ⑤必要以上のアクセサリー
- ⑥派手な色の服装
- ⑦露出が多い服装
- 男性編:面接に着ていくべき普段着
- トップス
- ジャケット
- ボトムス
- 革靴
- カバン
- 女性編:面接に着ていくべき普段着
- トップス
- ジャケット
- ボトムス
- パンプス
- ストッキング
- カバン
- 面接の印象に大きくかかわる服装以外のポイント
- 髪型
- メイク
- 爪・ネイル
- 面接で普段着を指定されてもビジネスカジュアルが大前提!
面接で普段着を指定されても選ぶ基準を知っていれば失敗しない!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。インターンシップの選考の始まりだす頃になると学生から
「面接で普段着と指定されたのですが、何を着ていけば良いのでしょうか?」
「普段着ということは、大学に着ていくような私服で良いということですか?」
などと、服装に関する質問が多く寄せられます。少し前までは、就活の服装といえばスーツでしたが、最近では普段着を指定する企業も増えてきています。ただ、普段着と指定されたからといって、どんな服装でも良いというわけではありません。
そこで今回は、面接で普段着を指定された場合の服装の選び方や注意点について解説します。具体的にどのようなアイテムを着用すれば良いかということも解説するので、面接の服装に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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面接で普段着を指定する企業の意図
「就活の服装=スーツ」というイメージが強い人からすると、企業が普段着を指定する意図が理解できないと思うかもしれません。しかし、企業も何の考えもなしに普段着を指定しているわけではありません。
そこでここからは、面接で普段着を指定する企業の意図について解説します。自分が受ける企業は、どんな意図を持っているのかを考えながら読んでみてください。
学生のパーソナリティを見たい
普段着を指定することで、服装から学生の人柄や性格を見ようとする企業も多いでしょう。
たとえば、黒やグレーなどの暗い色の服を着ている人と比べて、明るい色の服を着ている人は、「明るい人柄かな?」「楽しそうな人だな」と感じることもありますよね。
ほかにも、どんなブランドのものを着ているかや女性であればスカートかパンツかなどによっても、人柄や性格が読み取れる場合があります。
リラックスして面接に挑んでほしい
リラックスして面接に挑んでほしいという配慮から普段着を指定する企業もあります。
学生にとって面接は、大きな緊張を感じる場面ですよね。さらに、普段着慣れていないスーツを着ることによって緊張感が増すという人もいるでしょう。
しかし企業側からすると、学生が緊張しているとありのままの姿が見られず、合否の判断がしづらい場合があります。そこで、服装を普段着にすることで学生にリラックスしてもらい、本来の姿を見ようと考えている企業もあります。
企業側の指示に対応できているかを見たい
企業の中には、服装の指定をスーツではなく普段着にすることによって、学生がきちんと指示に従えるかを見ている場合があります。
服装の指示に従えなければ、入社後も社内のルールや規定に従わない可能性があると判断され、合否に影響する可能性があるのです。
社風に合うかを確認したい
面接で普段着を指定し、学生の服装を見ることによって、社風に合うかを確認している企業もあります。
スーツであると、学生1人1ひとりが放つ雰囲気や個性がつかみにくい場合があるため、普段着を着てきてもらうことによって、それらがつかみやすくなり、社風に合っているかを判断しやすくなるのです。
社風について詳しく知りたい学生はこちらも確認してみて下さいね。
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面接で普段着を指定する業界・企業って?
面接の服装の指定が、毎回普段着かスーツかわからないとなると、面倒に感じる人も多いですよね。しかし、普段着を指定する企業の特徴を知っておけば、あらかじめ多少の準備をしておくことができます。
そこでここからは、普段着を指定する業界・企業について解説します。自分が志望している企業や業界が当てはまっているか確認しながら、一度読んでみてください。
ファッションセンスが問われる業界・企業
アパレル業界はもちろん、メディア業界やブライダル業界などでは、ファッションセンスが仕事に大きくかかわってくるため、新卒で入社する学生にもある程度のファッションセンスを求めています。
そのため、面接では普段着を指定し、学生のファッションセンスがどのくらいか、自社に合ったセンスを持ち合わせているかなどを確認しているのです。
こういった業界や企業では、ファッションセンスが合否に影響することもあるので、面接の服装は抜かりなく準備することが大切です。
普段着での業務が可能な業界・企業
IT業界やマスコミ業界、外資系企業では、そもそもスーツで出勤しなければならないというルールがない場合があります。
また、近頃は大手企業でも、オフィス内での仕事が多い職種や営業職などでも顧客に合わない日は普段着でも構わないというように、服装に対して柔軟な対応をおこなっている企業もあります。
このような企業は、就活中の学生にも、スーツを指定することが少なく、普段着で面接をおこなっている場合があります。
自由な社風が売りの業界・企業
面接での服装を普段着と指定することで、自社の自由な社風をアピールする企業もあります。
学生の中には、自由な社風の企業や服装や髪型に決まりがない企業に魅力を感じる学生も多く、そういった学生に魅力的に感じてもらうために、面接での服装を普段着としているのです。
ただし面接での指定が普段着であっても、実際に入社してからの服装は普段着と決まっているわけではないので、服装に強いこだわりがある人は、事前に確認しておくことが必須です。
面接での普段着を選ぶ際の大前提
- 普段着=オフィスカジュアル
- 就活での服装は「清潔感」が命!
- スーツで行くと「指示を無視した」と判断される可能性も
面接で普段着を指定され、最も困ることの1つが、何を基準に選べば良いかわからないということではないでしょうか。
そこでここからは、面接での普段着を選ぶ際の大前提を紹介します。この前提を守っていれば、普段着を指定された場合も、服装によって悪い印象を与えることはないので、ぜひ参考にしてみてください。
普段着=オフィスカジュアル
普段着と聞くと、大学に行くときの服装や友達とどこかに遊びに行くときの服装を想像する人も多いと思います。
しかし、面接の場は、ビジネスの場であることが大前提なので、ジーンズやスウェット、リュックなどのカジュアルなアイテムは不適切であり、オフィスカジュアルが大前提となることは押さえておきましょう。
オフィスカジュアルとは、スーツスタイルをカジュアルにした服装を指します。こちらの記事も読んでおきましょう。
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顧客に会っても問題のない服装を指す
オフィスカジュアルと言われても、どういった服装かイメージしづらいという人もいると思います。
大きな基準となるのが、顧客に会っても問題のない服装かどうかということです。顧客に会っても問題のない服装とは、相手を不快にさせないことはもちろん、信頼を得られる服装です。
また、オフィス内で仕事が主な職種を志望していたとしても、面接でカジュアルすぎる服装だと、印象が悪くなってしまう可能性があるので、顧客に会っても問題のない服装を意識しましょう。
就活での服装は「清潔感」が命!
就活の服装や身だしなみにおいて最も大切といっても過言ではないのが、清潔感です。
顧客に会っても問題のない服装にしていたとしても、シャツがシワだらけであったり、靴に泥がついていたりする人を信頼し、ビジネスの相手として選びたいと思う人はいません。
そのため、何を選ぶかということも大切ですが、きちんとケアされているかということや、どのように着こなしているかということに意識を向けることが非常に大切なのです。
スーツで行くと「指示を無視した」と判断される可能性も
面接の際に普段着と指定されると、面倒に感じてしまい、スーツで行こうかと考える人も多いかもしれません。しかし、その判断は危険です。
普段着と指定されているにもかかわらずスーツを着ていくと、企業側からすると「この学生は指示に従わない」「連絡事項の確認ができていない」など、社会人としての素質を疑われることになりかねません。
そのため、面接の際に普段着を指定された際は、面倒かもしれませんが、時間を作って服装を考えるようにしましょう。
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オフィスカジュアルといきなり言われても何から揃えればいいのか困ってしまう人もいるかもしれません。詳しくは後述してますが、たとえば時計やアクセサリーなどで、小ぶりなデザインのものがあれば使用できるかもしれません。また、ジャケットの下に着るブラウスなどのインナーは働き始めてからも着回すことができるため今から持っておいて何の問題もないでしょう。
どうしてもすぐに揃えられない、という場合には、1ヶ月に数着のアイテムが手に届くファッションレンタルサービスなどを活用してヒントを得るのも1つの手です。オフィスカジュアルと言えども、「ものすごく高価なものを揃えなければいけない」というわけではありません。いろいろな情報を調べて研究をしてみてください。
普段着の面接で好印象を与えるための3つのコツ
ここまで、面接での普段着に関する大前提を解説してきましたが、大前提を押さえているだけでは、ほかの学生と差別化が難しくなってしまいます。
そこでここからは面接の普段着で好印象を与えるための3つのコツを紹介します。特に、志望度が高い企業の面接の際は、このコツを活かしてみてください。
落ち着いた色味のアイテムを選ぶ
オフィスカジュアルはスーツスタイルと比べて、選べるアイテムや色の種類が豊富になります。しかし、色味はできるだけ落ちついたものを選ぶ方が好印象につながります。
男性であれば、黒やネイビー、グレー、ベージュなどがおすすめです。女性も同様で、黒やネイビー、ベージュなどが良いでしょう。
キャリアアドバイザー
どうしても鮮やかな色味を入れたい場合は、ビビットカラーやネオンカラーは避け、パステルカラーやくすみカラーを1色だけ入れると、派手にならず、落ち着いた印象にまとめることができます。
自分が演出したい印象から逆算して選ぶ
就活ではあまり意識されることはないかもしれませんが、服装は自分自身の印象を大きく変えてくれます。つまり、上手く工夫することができれば、自分が相手に与えたい印象を服装によって演出することができるのです。
たとえば、男性であれば、シャツ1枚でも、襟付きのシャツを着ていると真面目な雰囲気を演出できます。一方で、襟なしのノーカラーシャツを着ていれば、スタイリッシュでオシャレな印象になるでしょう。
女性は、ボトムスで大きく印象が変わります。スカートでもフレアスカートではなく、タイトスカートにすると、真面目な印象を与えられます。また、パンツスーツであれば、活動的で頼りがいがある印象を演出することができるでしょう。
また、男女問わず、眼鏡をかけていれば知的な印象を与えられたり、シャツの色を白にすれば、ほかの色味よりも清潔感が増したりするなど、さまざまな工夫ができるのです。
キャリアアドバイザー
まずは企業にどのような印象を与えたいのかということを考えたうえで、そのイメージに合ったアイテムを選んでいくことが、好印象への第一歩です。
実際に働いている社員の方の服装を参考にする
面接で普段着を指定する企業の意図の中には、社風や社内の雰囲気とのマッチングを確認したいという場合があります。
この部分で好印象を与えるためには、事前に実際に働いている社員の方の服装をチェックしておくことが有効です。
企業説明会やインターンシップ(インターン)に参加した際に、社員の方が着ている服装を観察しまねると良いでしょう。また、OB・OG訪問の際に、社内の人はどういった服装の人が多いかを聞いておくと服装を考えやすくなります。
インターンに行く前にはこちらの記事も読んでおきましょう。
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キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる
私服での生活に慣れてしまった学生にとっては、制服やスーツを必須としている企業よりも「服装自由」としている企業のほうが何となく楽しそう、というイメージを持ってしまうかもしれません。このイメージをもつことは間違いではありませんが、服装だけで企業を選ぶことは避けた方がいいでしょう。
社会人としてまずやらなければいけないことは、自由な服装で生活をすることではなくて企業において業務に貢献をすることです。その意味では、就活においては服装ではなくて自分がどのような仕事に興味関心を持てるかどうかを知ることが何よりも大切なはずです。
もちろん、その結果として服装自由の会社に入社をした、ということはまったく問題ありません。しかし、服装だけで会社を選んだら、やりたい仕事ではなくて服を選ぶのも億劫になった、という状態になってしまったら本末転倒です。会社を選ぶ順番を間違えないようにしてくださいね。
絶対にNG! 普段着として面接で着ていかない方が良いアイテム・服装
- 襟なしのトップス
- デニムのアイテム
- スニーカー・サンダル
- ビジネス用ではないリュック
- 必要以上のアクセサリー
- 派手な色の服装
- 露出が多い服装
服装を工夫することで、企業に好印象を残せる一方で、面接に不適切な服装で参加してしまうと、印象が悪くなってしまう可能性が高まります。
そこでここからは、普段着として着ていかない方が良いアイテムや服装について解説します。これから紹介するアイテムや服装で面接に参加すると、面接の合否に悪影響を与えてしまう可能性があるため、必ず一度は目を通しておいてください。
①襟なしのトップス
普段着と聞くと、Tシャツやスウェットなどを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、これらの襟なしのトップスは、面接にはカジュアルすぎるため、適切な服装とは言えません。
面接で普段着と指定された場合でも、スーツスタイルの際と同様に、襟付きのトップスを着用すると、印象が悪くなる可能性が低いため、無難な選択といえます。
ただし、襟なしのノーカラーシャツや女性であればブラウスなどは、ビジネスの場でも着られることが多いため、襟がなくても印象を悪くしてしまう可能性は低いでしょう。
②デニムのアイテム
普段着として、デニム生地のアイテムを着ている人も多いですよね。しかし、普段着と指定されている場合であっても、デニムのアイテムは面接の服装としてはふさわしくありません。
デニムは作業着の生地として使われていたという歴史があり、フォーマルな服装とは真逆のものとされているからです。
そのためジーンズはもちろん、デニムシャツやデニムのジャケットは、面接に着ていかないようにしましょう。
➂スニーカー・サンダル
スーツスタイルの中で、最も億劫に感じることの1つが、就活用の革靴やパンプスの着用ではないでしょうか。
しかし、普段着と指定されていたとしても、革靴やパンプスは必須であり、スニーカーやサンダルはカジュアルなアイテムであるため、面接には適切とは言えません。
どうしても就活用の革靴やパンプスの着用が嫌な場合は、日常的に着用している革靴やパンプスがおすすめです。派手な色のものはあまりおすすめできませんが、就活用のものと比べて履きなれており、足が痛くなるのを防げるでしょう。
④ビジネス用ではないリュック
大学生であれば、普段使いのカバンとしてリュックを使用している人も多いと思います。
しかし、面接にリュックで参加するのは不適切です。リュックはカジュアルなアイテムなので、ビジネスの場にはふさわしくないとされる場合があるからです。
ただし、ビジネス用のリュックであれば問題ないので、荷物が多い人やどうしてもリュックでないと嫌だと思う人は、ビジネス用のリュックを購入しておくことがおすすめです。
リュックについてはこちらの記事も読んでおきましょう。
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⑤必要以上のアクセサリー
大学に行く際や友達と遊ぶときに、ピアスやリングを複数つけてオシャレを楽しむことは個人の自由です。
しかし、面接では必要以上にアクセサリーを付けないでおくことがおすすめです。必要以上のアクセサリーを付けていると、派手な印象を与えてしまったり、就活よりもオシャレを優先していると思われてしまったりするためです。
そのため、アクセサリーを付ける場合は、ピアスだけ、ネックレスだけというように派手な印象にならないように心掛けましょう。また、アクセサリーは小さく控えめなものを選びましょう。
⑥派手な色の服装
ネオンカラーやビビットカラーのような明るくて鮮やかな色の服を好む人もいるかもしれませんが、面接の際はできるだけ落ち着いた色の服装がおすすめです。
ビジネスの場での服装は、落ち着いた色のものが一般的なので、派手な服を着てしまうと、「ビジネスマナーを知らないのか?」「信頼できなさそう」などと、良くない印象を持たれてしまう可能性があります。
そのため、面接で普段着と指定されていたとしても、ビジネスカジュアルを前提に、落ち着いた色のアイテムを選ぶように心掛けましょう。
⑦露出が多い服装
夏になると、普段着としてタンクトップや半ズボン、サンダルなど、露出が多い服装をする人も多いと思います。
しかし、面接では、露出の多い服装はやめておきましょう。露出の加減としては、スーツスタイルと同じくらいにしておくのがベストです。スカートを選ぶ場合は、スカート丈がひざの中間、もしくはひざ下になっているかを確認しておくようにしましょう。
また、夏に面接を受ける際に、暑くてスーツを着られないという場合は、選考を受ける企業のクールビズの規定を事前に確認し、その規定に従って服装を選びましょう。
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男性編:面接に着ていくべき普段着
ここまで、普段着と指定された際の服装の選び方やポイントを解説しましたが、実際に何を着ていくかを考えるとなると、迷ってしまう人も少なくないと思います。
そこでここからは、男性の面接に着ていくべき普段着をアイテム別に解説します。服装選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
トップス
トップスは、白のシャツが最も無難なアイテムです。シャツはビジネスの場では定番のアイテムですし、白は清潔感を演出できます。
白の襟付きシャツが苦手な人は、襟がついていない白のノーカラーシャツが良いでしょう。襟付きのシャツと比べると、カジュアルな印象になりますが、最近ではビジネスの場でよく着られているアイテムです。
また、ジャケットを着るからといって、Tシャツやニットを選んでしまうと、カジュアルすぎる印象を持たれてしまい、評価に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。
ジャケット
普段ジャケットを着ることが少ない人は、ジャケットをきることにが苦手意識を持っているかもしれませんが、普段着指定でもジャケットは必須です。
ビジネスの場では、ジャケットの着用が当たり前となっており、ジャケットを着ていないと「社会人としてのマナーが身についていない」と思われてしまう可能性が高まります。
ジャケットの色は、黒やネイビー、グレーなどの落ち着いたものを選び、できるだけ柄のないものを選ぶことがおすすめです。
また、夏に着やすい通気性の良い素材で作られたジャケットも売られているので、夏に暑くてジャケットを着たくないという人は、ぜひ購入してみてください。
ボトムス
ボトムスは、デニムやスウェットなどのカジュアルなアイテムを避け、ビジネスの場にふさわしいスラックスなどを選びましょう。
スラックスは、ボトムスの正面にセンタープレスという折り目が入っており、ジャケットと合わせても違和感ないデザインです。
また、スラックスは、スーツを専門的に扱うお店でなくても、一般的なアパレルショップで低価格で購入することができるので、ぜひ探してみてください。
革靴
普段着と指定されていても、革靴で面接に参加するようにしましょう。普段の私服として、ローファーや革靴を履いている人は、そういったものでも問題ありません。
ただし、黒や茶色のシンプルな革靴であることが前提なので、派手な色のものや、スタッズがついていたり、刺繍が施されているものなどはやめておきましょう。
また、ビジネスの場にふさわしい革靴であっても、汚れてしまっていたり、劣化していたりすると、清潔感が損なわれ、印象が悪くなってしまうので、日頃から丁寧にケアしておくようにしましょう。
カバン
カバンは、日常的に使っているリュックやトートバックではなく、ビジネス用のバックを選ぶようにしましょう。また、ビジネス用であればリュックでも問題ありません。
カバンのサイズは、エントリーシート(ES)や履歴書などを折らずに入れる必要があるため、A4サイズ以上のものがおすすめです。また、色については黒やネイビーなどの色のものを選びましょう。
ビジネス用のバックは、収納力や耐久性があるので、学生時代に一度買っておくと社会人になってからも使い続けられます。
女性編:面接に着ていくべき普段着
女性の服装は選べるアイテムが多いため、どこまでがオフィスカジュアルになり、どのアイテムが好印象を与えられるのかなど、悩むことが多いと思います。
そこでここからは、女性の面接に着ていくべき普段着について解説します。服装選びに自信のない人は、ぜひ参考にしてみてください。
トップス
女性の場合、シャツやブラウス、ニットなど、トップスの選択肢が多く迷う人も多いと思いますが、シンプルなデザインで、色が白や薄ピンク、薄水色などの落ち着いたものであれば、問題ありません。また、夏は半袖や七分袖のものを選んでも良いです。
ただし、露出度合いや下着についての配慮をする必要があります。特に、胸元の空き具合が広いものやVネックのものは露出度が高くなってしまうため、要注意です。
また、色が薄いトップスの場合、下着が透けやすいため、シームレスの下着を選んだり、トップスと下着の間に厚手のインナーを着たりするなどの工夫をするようにしましょう。
ジャケット
女性のオフィスカジュアルでは、ジャケットの代用品としてカーディガンなどの薄手のアウターをきることもありますが、面接の際はジャケットが適切です。
ジャケットは、黒やネイビー、グレー、ベージュなど落ち着いた色を選び、ボトムスの色と合わせるようにしましょう。
また、私服として鮮やかなカラーやチェック柄のセットアップを持っている人もいるかもしれませんが、そういったものは面接にはふさわしくないので、着ていかないようにしましょう。
面接でのカーディガンの扱いはこちらの記事も読んでおきましょう。
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面接でカーディガンを着るのはやめておこう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接に臨む学生から 「面接のときってカーディガンで行っても良いですか?」「服装指定が特にないので、ジャケットではなくカーディガンを着よ […]
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ボトムス
ボトムスは、スカートとパンツどちらでも問題ないので、自分が好みの方を選びましょう。また、スカートでもパンツでも、色は黒やネイビー、グレー、ベージュなどがおすすめです。
スカートで気を付けたいのが、スカート丈です。膝上かそれ以上の短い丈になってしまうと露出が多くなってしまい、面接には不適切な服装になってしまいます。また、長すぎてもジャケットとのバランスが悪くなるので、膝の中心から膝下あたりの丈のものを選びましょう。
また、パンツの場合は、男性と同様にスラックスがおすすめです。カッチリとした印象になり、真面目な印象や頼りがいがある印象を演出できます。
パンプス
普段着と指定されていても、女性の場合はパンプスが必須です。パンプスはスーツスタイルのような黒の皮製のものでなくても問題ありませんが、派手なものは避けましょう。
ヒールは高すぎると、面接の場では浮いてしまうので3cm〜5cmくらいのものがおすすめです。また、革靴と同様に、汚れや傷が目立ってしまっていると清潔感がなくなってしまうので、事前に確認しておきましょう。
ストッキング
普段着と指定されていても、ストッキングをはかずに素足で面接に参加してはいけません。ストッキングを履いているか素足かということは、案外わかるものなので、ストッキングが苦手であっても履きましょう。
ストッキングを選ぶ際は、スーツスタイルのときと同様で、自分の肌にあった色のものを選ぶことが大切です。また、黒やそれ以外の色付きのストッキングは、面接には履いていかないようにしましょう。
ストッキングは、些細なことで伝線したり、穴が開いてしまったりするので、カバンの中に予備のストッキングを入れておくことがおすすめです。
カバン
カバンは、ビジネス用のトートバックを選びましょう。スーツと一緒に購入したものでも良いですし、シンプルなデザインで、落ち着いた色味、A4サイズが入るカバンであれば、普段使っているものでも問題ありません。
ただし、普段使っているカバンが、シンプルなデザインや色であっても、ハイブランドのものであると面接には向かないので、面接時には使わないことがおすすめです。
また、面接の際には、地面にカバンを立てておくため、カバンが自立するかを事前に確認しておきましょう。
面接の印象に大きくかかわる服装以外のポイント
服装が決まっていても、髪がぼさぼさになってしまっていたり、メイクが派手過ぎてしまうと、印象が悪くなってしまう可能性があります。
そこでここからは面接の印象に大きくかかわる服装以外のポイントについて解説します。面接で少しでも印象を良くしたいと考えている人はぜひ実践してみてください。
髪型
髪がセットされていなかったり、セットしていても乱れてしまっていたりすると、清潔感が損なわれ、印象が悪くなってしまう場合があります。特に、顔を見て話をする面接では、髪型も常に目線に入るため、髪をしっかりと整えておくことが大切です。
男性は、ワックスやジェルなどを使って、顔が見えやすいようにしっかりと髪型をセットしておきましょう。女性は、髪が肩よりも短い人はまとめる必要はありませんが、髪が肩につく人は、しっかりとまとめて結んでおきましょう。
また、自宅で髪をセットしていても、面接会場に着くまでに乱れてしまう可能性があるため、余裕をもって面接会場に到着し、面接前にチェックしてくことがおすすめです。
メイク
最近は、性別を問わず、メイクをする人が増えています。メイクをする理由は、自信を持つためやコンプレックスを克服するためなどさまざまな理由があると思います。
しかし、就活では、派手過ぎるメイクをしてしまうと、就活の場にふさわしくないとして、印象が悪くなってしまうこともあります。
そのため、面接やインターンシップ、企業説明会などに参加する際は、ナチュラルメイクを意識して、派手な色や大粒のラメが入ったものは使わないようにしましょう。
爪・ネイル
大学生であれば、オシャレを楽しむために普段ネイルをしている人もいると思いますが、就活の時期は我慢しておくことがおすすめです。
ストーンなどをのせた派手なものはもちろんですが、単色のものであっても、ビジネスの場にはふさわしくありません。
どうしてもネイルをしたいという人は、できるだけナチュラルに見えるよう、ネイルをしていないときの爪の色に近い色を選びましょう。
また、ネイルをしていなくても、爪が長すぎたり、爪の間が汚れていたりすると、清潔感が損なわれてしまうため、就活中は爪のケアをしっかりおこなう必要があります。
面接でネイルについて気になる学生はこちらの記事も読んでおきましょう。
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面接でのネイルはNG! 就活時に見落としがちな身だしなみの落とし穴
面接時のネイルは合否に影響する可能性があるので、しない方が安全です。今回は面接でネイルが推奨できない理由をキャリアアドバイザー紹介します。ネイル無しでも手先を清潔に見せる方法も紹介していくので参考にしてみてくださいね。またネイルを外す時間がない時の対処法も紹介しているので、ネイルをしている方はチェックしてみてください。
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面接で普段着を指定されてもビジネスカジュアルが大前提!
就活で忙しくしていれば、普段着や私服と指定されることが煩わしく、スーツの方が楽だと思う人も多いと思います。
しかし、普段着であれば、スーツと比べ着用できるアイテムの種類が増えるため、服装によって相手に与えたい印象を演出しやすくなります。
そのため、就活の服装は、自分自身をプロデュースすると思って、「企業がどんな人材を求めているか」「相手にどんな印象を与えたいか」を考えて、服装を考えていきましょう。
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ファッションはその人を表現するわかりやすい手段の1つです。ただし、物事には限度があるという点には注意をしましょう。たとえば皆さんの中には普段はデニムを履いたりラフな恰好を好む人がいるかもしれませんが、冠婚葬祭の場ではTPOをわきまえた洋服を意識することが多いのではないでしょうか。もし周囲に同じような考えの人がいる場合には、「私の冠婚葬祭はラフな恰好でも構わないよ」などと言われることもあるかもしれません。しかし、それもお互いのことをよく知ってから、段階を踏んで生じることでしょう。
初めて会う人がいる場所では、清潔感が重視される傾向が強いです。相手のことがわかり始めてやっと、「もっと奇抜にしてもいい」などの理解を得られるようになることが多いでしょう。どんなにファッションセンスが大事だと言われても、この境目を曖昧にしないようにしてください。