受付は面接の一部! 状況別での正しいマナーを細かく紹介

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目次

  1. 面接での受付は第一印象に影響する可能性もある
  2. 選考結果にも影響する可能性も! 面接では受付も重要な2つの理由
  3. ①受付前後の言動はチェックされている場合が多いから
  4. ②受付での印象を採用の判断材料にする場合があるから
  5. 面接の受付で好印象を狙える4つの行動
  6. ①大きな声でハキハキと話す
  7. ②きちんと名乗り用件を簡潔に伝える
  8. ③笑顔を忘れない
  9. ④丁寧な言葉遣いを意識する
  10. 事前にチェック! 面接の受付で気を付けるべき5つのポイント
  11. ①前日までに受付時間を再確認する
  12. ②服装や髪型を整える
  13. ③お手洗いを済ませておく
  14. ④スマートフォンの電源を切る
  15. ⑤提出書類をすぐに取り出せるようにしておく
  16. 面接受付から退室までステップ別に解説! 押さえておきたい必須マナーとは
  17. 受付でのマナー
  18. 面接に呼ばれるまでのマナー
  19. 入室時のマナー
  20. 面接中のマナー
  21. 退出時のマナー
  22. 状況別! 面接の受付で好印象を得られる挨拶やマナー例文
  23. 例文①受付に内線電話が置いてある場合
  24. 例文②インターフォンが設置されている場合
  25. 例文③受付に人がいる場合
  26. 例文④担当者がわからない場合
  27. 例文⑤受付がない場合
  28. 例文⑥総合受付がある場合
  29. 例文⑦遅刻をしてしまった場合
  30. NG例文
  31. 面接の受付で避けるべき5つのNG行動
  32. ①受付の直前までイヤフォンをつけている
  33. ②コートを脱ぎながら受付をおこなう
  34. ③自分から声をかけずに待っている
  35. ④名乗らずに用件だけを伝える
  36. ⑤無表情で話す
  37. 面接は受付から正しいマナーを守って好印象を獲得しよう

面接での受付は第一印象に影響する可能性もある

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく

「面接の受付は選考にどれくらい影響するのでしょうか? 」
「受付の正しい対応方法やポイントについて教えてください。」

といった質問を受けます。面接対策はバッチリだけど、面接会場の受付はどう対応すれば良いかわからないという人も多いでしょう。

この記事では、面接の受付での挨拶のしかたやマナーについて解説していきます。面接対策だけでなく、受付での対応もチェックしましょう。

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選考結果にも影響する可能性も! 面接では受付も重要な2つの理由

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就活生

面接の受付対策は必要でしょうか?

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アドバイザー

もちろん必要です! 面接本番じゃないからといって気を抜いてはいけませんよ。

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就活生

面接官以外も学生をチェックしているということですか?

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アドバイザー

面接官以外の社員が学生をチェックしている場合も十分あります。悪い印象を持たれないためにも、受付の段階から面接モードに切り替えることが大切です。まずは面接の受付に注意が必要な理由について解説していきますよ。

面接本番の対策ばかりに気がいってしまいがちですが、実は面接会場に到着した瞬間から選考は始まっています。まずは面接の受付で注意が必要な理由を押さえたうえで、具体的な対策をチェックしていきましょう。

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①受付前後の言動はチェックされている場合が多いから

面接では入室から退室までの対応やマナーに注目しがちですが、受付の段階から選考が始まっているといっても過言ではありません。受付業務はその企業の社員が担当することが多いため、受付でのマナーが悪いとネガティブなイメージが面接官にも伝わってしまう可能性もあります

必要以上に良い印象を残そうと張り切ることはないですが、面接の場以外でマイナスの印象を持たれないようきちんとマナーに則った対応をすることが大切です。

②受付での印象を採用の判断材料にする場合があるから

採用担当者の中には、受付担当に学生の様子を聞く人もいます。そのときに「挨拶が小さかった」「目も合わせずに書類だけ渡された」など失礼な態度だったことを知れば、採用担当者も良い印象を持たないでしょう。

場合によっては面接では高評価だったとしても、面接以外の場での評価が低ければ選考結果に影響がある場合もあります。面接以外の場面でも採用担当者が感じた印象がそのまま採用の判断材料になることもあるので注意が必要です

上村 京久

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受付に若手社員を配置している企業もある

面接の受付が重要な理由として、入社後に一緒に働くことになる社員が配置されている場合があることもあげられます。企業によっては面接の受付に入社2~3年の社員を配置し、学生の様子をチェックしているケースがありますよ。入社後は入社年度が近い若手の社員が指導をする場合も多く、現場の社員との相性を見極めたいと考えているからです。

また人事や面接官の前では感じが良くても、それ以外の人に対しては違う態度をとっている学生に対しては「裏表があり信頼ができない」と思われてしまうでしょう。

そのため受付では面接の際と同様、言葉遣い、表情、声のトーン・スピード・大きさ、しぐさ、態度に気をつけながら話すようにしましょう。誰に対しても同じように丁寧かつ誠実な対応をするのが社会人としてのマナーですよ。

面接の受付で好印象を狙える4つの行動

面接の受付で好印象を狙える行動

面接時の印象がどれだけ良くても、受付での印象が悪ければ採用担当者も「実はマナーが守れない人なのかも……」と考えてしまいます。

ここからは、受付で好印象を狙える行動について解説します。面接対策に通じるものもあるのできちんと押さえておきましょう。

①大きな声でハキハキと話す

受付で名前や用件などを伝える際は相手に聞こえる大きさでハキハキと話すことが重要です。小さな声でぼそぼそと話すと聞き取りづらいうえに、暗い印象を持たれてしまいます。

ただし、大きな声を意識しすぎるあまり周りが驚くほどの声量を出してしまうとかえって周囲に迷惑をかけてしまう可能性もあるので、相手にとって聞き取りやすい話し方、声量を意識してください。企業の受付は学生のほかにも他企業からの来客もあるため、迷惑にならないよう配慮をすることが大切です。

さらに、ハキハキと話すためには少しゆっくりめに話すと相手も聞き取りやすく、明るく快活な印象になるでしょう

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②きちんと名乗り用件を簡潔に伝える

受付ではまずは名乗ってから要件を簡潔に伝えるようにしましょう。受付担当者から用件をたずねられる場合もありますが、基本的には挨拶をした流れで名前と用件を伝えるとスムーズです。

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就活生

本日、○時から面接のお約束をしています。××大学の△△と申します。

用件を伝える際は簡潔に伝えられるよう心掛けましょう。場合によっては面接があることを知らない社員が取り次ぐケースもあります。「面接の時間」「面接を受けに来たこと」「名前」の3点を押さえることで、面接の詳細を知らない社員でもスムーズに採用担当者に取り次ぐことができるでしょう

③笑顔を忘れない

受付で好印象を得るには笑顔を忘れないことが大切です。メラビアンの法則によると、特に視覚からの情報が相手に与える影響は55%と高い割合を占めており、いかに見た目や表情が第一印象に大きく影響するかがわかるでしょう

身だしなみを整えるのはもちろん、笑顔を心掛けることで相手から好印象や親近感を得ることもできます。また笑顔でいることは自分の自信にもつながるため、緊張しているときこそ笑顔を意識することで自信を持って面接に臨めますよ。

④丁寧な言葉遣いを意識する

受付で好印象を狙うためには丁寧な言葉遣いを意識することが大切です。敬語や丁寧語、謙譲語を正しく使い分けられるのが望ましいですが、難しい場合でも丁寧な言葉遣いを意識すればマイナスの印象は避けられます

受付でよく使うワードの「正しい表現」
  • (採用担当者)○○さん→○○様
  • 面接に来ました→面接に伺いました
  • (提出書類は)これです→こちらです
  • 貴社→御社

ほかにも「はーい」など語尾を間延びさせたり、「えー……」「あのー……」といったつなぎ言葉を頻発したりすると頼りない印象を持たれてしまいます。話すときは明るくハキハキと話すように心掛けましょう。

吉川 智也

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面接の受付では「企業の顔」として仕事を任せられるかも見極められている

企業に入社後の活躍イメージを持ってもらうためにも、面接の受付で好印象を得ることは重要です。入社後は新卒社員であっても社外の人からしたら、企業の代表です。

たとえば店舗におこなった際に販売員の態度が横柄だったり、身だしなみがだらしなく清潔感がなかった場合、その販売員に対して悪い印象を抱きますよね。販売員に対してだけでなく、企業に対して不信感を持ち、その企業の製品を二度と買わなくなる場合もあるでしょう。たった1人の社員のイメージが、製品や企業のイメージの良し悪しにつながってしまうことは大いにありえます。

直接顧客とかかわる接客業や営業職だけでなく、事務職や技術職でも同様です。企業にかかってきた電話に出たり、ほかの社員を訪ねてきた来客に会社の入り口で対応することもあるでしょう。面接の受付では、自分が企業の顔として信頼して仕事を任せられる人物かもチェックされているということを忘れないようにしてくださいね。

事前にチェック! 面接の受付で気を付けるべき5つのポイント

面接の受付で気を付けるべきポイント
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就活生

選考は受付の段階で始まっているんですね。面接当日にミスなくできるか不安です。

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事前準備をしっかりしておけばリラックスして面接に臨めますよ。

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就活生

面接の受付時にはどのようなことに気を付ければ良いでしょうか。

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それでは面接の受付時に気を付けるべきポイントについて解説していきますね。

選考は何も面接の場だけではありません。面接は会場に入るところから始まっていると考えてください。ここでは面接の受付でマイナス印象を持たれないために気をつけるべき5つのポイントを解説します。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

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①前日までに受付時間を再確認する

面接において遅刻は厳禁なので、必ず前日までに受付時間を確認しておきましょう。数分の遅刻であっても「時間にだらしがない」「計画性がない」といったマイナスの印象を持たれてしまうだけでなく、面接の時間を作っている企業にも迷惑をかけてしまいます。

万が一交通機関のトラブルで遅刻しそうな場合は、遅刻の可能性が発生した段階で企業に遅れる旨を伝えるようにしてください。メールだと企業が確認するまでに時間がかかる場合もあるため、電話で連絡しましょう。

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最寄駅から面接会場までの行き方もあわせて確認しておいてくださいね。

面接に遅刻しそうなときの対処法については、こちらの記事で詳しく解説しています。万が一のことがあったときに正しく対応するために、こちらの記事も合わせて読んでおきましょう。

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②服装や髪型を整える

面接会場に到着してから服装や髪型を整えようとすると思って、身だしなみが整っていない状態で受付してしまうのはやめましょう。面接会場に入ったところから面接が始まると思い、しっかり服装や髪型の乱れは面接会場に入る前にきちんと整えておきましょう。

面接の受付をする前に確認すべきこと
  • スーツにシミやシワがないか
  • (女性の場合は)ストッキングが電線していないか
  • (男性の場合は)ネクタイがよれていないか
  • 髪型が乱れていないか

特にスーツのシミやストッキングの電線などは会場内で気づいても対応できません。前日までにチェックしておくことはもちろん、会場までの間でトラブルが発生した際でもきちんと対応できるよう予備をカバンに入れておくなど対策をしておきましょう

就活で大事な身だしなみについてはこちらを参考にして、チェックしてみてください。

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就活のヘアスタイルのポイントはこちらの記事でもさらに詳しく解説していますよ。

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③お手洗いを済ませておく

受付後はどのような順番で選考が進むかわからないため、お手洗いは受付前に済ませておくと安心です。基本的に応募先の企業にあるトイレは使わず、最寄駅などのトイレで済ませておきましょう。企業内のトイレは社員や面接官も使用するので鉢合わせする場合があるため、社外で済ませておくのがマナーです。

ただし、どうしてもお手洗いに行きたい場合は近くの社員に声をかけてトイレを使用しても構いません。お手洗いは極力受付前に済ましておくのが望ましいですが、万全の状態で面接に臨むためにもどうしても行きたくなった場合は社員に断ってトイレを使用させてもらいましょう

④スマートフォンの電源を切る

面接中にスマホが鳴るのは、社会人のマナーとして失礼にあたります。スマホの電源は受付前に切り、カバンにしまっておきましょう。

マナーモードでも構いませんが、アラームの中にはマナーモードでも音が鳴ってしまうものもあるため注意が必要です。また、マナーモードにしていてもバイブレーションが気になって面接に集中できなくなる場合もあるので、スマホの電源は受付前に切っておくことをおすすめします

⑤提出書類をすぐに取り出せるようにしておく

企業によっては受付時に履歴書やエントリーシートなどの提出書類の提出をもとめられる場合があるため、取り出しやすい位置にしまっておきましょう。受付で書類を取り出すのに手間取ってしまうと、「事前準備ができない学生なのかな」と企業からマイナス印象を持たれかねません

また提出時に書類が汚いと印象も悪くなってしまいます。書類が折れたり汚れないように、書類はクリアファイルに入れてから持ち運ぶと良いですね。

書類を入れるクリアファイルのイメージがない人は、こちらの記事で選び方から解説しているので、チェックしてみてください。

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面接受付から退室までステップ別に解説! 押さえておきたい必須マナーとは

面接で押さえたいマナー
  • 受付でのマナー
  • 面接に呼ばれるまでのマナー
  • 入室時のマナー
  • 面接中のマナー
  • 退出時のマナー

面接においてマナーとは、自分自身を適正に評価してもらううえで必要な要素です。相手に敬意を示すだけでなく、自分がどのような人間であるかを伝える方法の1つでもあります。

たとえば、遅刻や服装の乱れはだらしない印象につながるだけでなく、志望度の低さを表しているようにも捉えられるでしょう。志望度が高くてもマナーが守られていないと本人の意図に関係なくマイナスの印象を持たれてしまいます。

面接の内容以外のところで損をしないためにも、面接の受付から退室までのマナーをステップごとに確認していきましょう。

39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!

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受付でのマナー

選考での第一印象は面接をする部屋に入った瞬間に決まると思っている学生もいますが、実は受付の段階で第一印象が決まります。面接の受付は応募先の社員が務めることが多く、面接官でなくても学生の様子をしっかり見ているため、明らかなマナー違反や失礼な態度であれば面接官に報告することも珍しくありません。

面接前だからといって気を抜かず、受付の段階から選考が始まっている気持ちで臨みましょう

受付でのマナー
  • 受付は7〜8分前が理想
  • 指定時間よりも早すぎる受付はNG
  • 明るく挨拶をして簡潔に用件を伝える
  • 書類の提出をもとめられたら素早く渡す

受付は7〜8分前が理想

面接ではたった数分の遅刻でも印象が悪くなるだけでなく、遅刻してしまった罪悪感から本来の自分のパフォーマンスを発揮できない場合もあるでしょう。そのため面接会場には余裕を持って到着し、指定時間の7〜8分前に受付をするのが理想です。

ギリギリのスケジュールを組んでいると道に迷ったり、エレベーターがなかなか来ないトラブルなどで遅刻することになりかねません。少し早めに家を出て面接会場の外で時間を潰すくらいの余裕を持ちましょう。

指定時間よりも早すぎる受付はNG

選考において遅刻は御法度ですが、早く受付をすれば良いわけではありません。あまり早く受付をしようとすると、準備が整っておらず相手を急かしてしまう場合もあるでしょう。採用担当者や面接官は面接以外の仕事もおこなっているため、相手のスケジュールを乱さないように配慮するのも大切です。

明るく挨拶をして簡潔に用件を伝える

受付では良い印象を持ってもらうためにも、明るく挨拶をして用件を簡潔に伝えるよう心掛けましょう。

受付には有人の場合と無人の場合があり、必ずしも担当者が直接待っているわけではありません。人がいない場合はインターフォンや備え付けの内線電話で受付をする必要があります。インターフォンや内線電話であっても、笑声(えごえ)を意識しながら用件を伝えましょう。

笑声とは相手に心地良い印象を与える声のことで、声だけで笑顔を表現する方法です。目の前に相手がいるイメージで明るい印象を意識しましょう。

書類の提出をもとめられたら素早く渡す

受付で履歴書やES(エントリーシート)などの提出をもとめられる場合があるため、提出書類はいつでも提出できるように受付前に準備しておきましょう。

あらかじめ受付での提出を知らされている場合は、手に持っておいても問題ありません。提出時に慌てないためにも、日頃からカバンを整理しておくことも大切です。

面接に呼ばれるまでのマナー

受付が済んだら面接までの待ち時間となります。面接会場に直接案内されるケースもあれば、控え室で待ち順番が来たら面接会場に案内される場合もあります。受付から面接までの流れは企業によって異なるため、状況に応じて対応しましょう。

面接までの待ち時間であっても気は抜けません。面接官や採用担当者がいなくても、いつ入室するかわからないのですでに選考が始まっている意識でいましょう

面接に呼ばれるまでのマナー
  • 姿勢を正しく静かに待つ
  • スマホを触るのは控える

姿勢を正しく静かに待つ

面接開始までの時間は、指定された場所で姿勢を正して静かに待ちます。周囲の学生と話したり、周囲をキョロキョロと見回したりするのは控えましょう。

応募先の資料や面接対策のノートなどを見直すのも準備不足な印象になる可能性もあります。また面接に案内されたタイミングで片づけたりなどバタバタするのも良くないので、基本的には静かに呼ばれるのを待つのがマナーです。

スマホを触るのは控える

面接を受ける学生の数によっては10分以上待つことも珍しくありませんが、待ち時間が長くてもスマホを触るのは控えましょう。面接前の最後の確認や時間をチェックしているだけでも、知らない人にとってはスマホでヒマつぶしをしているように見えてしまう場合もありますよ。

スマホは受付前に電源を切り、カバンにしまっておいてくださいね。

酒井 栞里

キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる

面接を待つ間に資料を見るのは避けた方が無難

面接が始まるギリギリまで少しでも質問への回答を確認したいと考える学生もいますが、面接の待ち時間中にノートやプリントなどのメモを見るのは避けたほうが良いでしょう。

面接で答える内容を確認していることがわかると、自分自身のことというよりも、事前に用意したセリフを覚えようとしているのではないかと誤解されかねません。また自分の番が回ってきた際に資料をしまうのに手間取り、「挽回しなくては」と焦ってしまう場合もあるでしょう。

面接の待ち時間は基本的に長時間にはなりません。自分の番を待っている間は深呼吸して緊張を和らげたり、姿勢を正して堂々と待つことを心掛けてくださいね。

入室時のマナー

控え室で自分の順番を待っている場合は、採用担当者に呼ばれてから面接する部屋に入室します。入室する際にも守るべきマナーがあり、マナーに則していないとマイナスの印象を持たれてしまう場合があるので注意しましょう。

緊張すると入室のマナーを忘れてしまう学生もいるので、当日焦らないためにもしっかりポイントを押さえておくことが重要です

入室時のマナー
  • ドアを3回ノックし「どうぞ」と言われてから入室する
  • 入室後はドアを向いて静かに閉める
  • 先に部屋に案内された場合は下座の席の横に立って待機
  • 挨拶と一礼をする

ドアを3回ノックし「どうぞ」と言われてから入室する

面接官や採用担当者に入室を促されたら、ドアを3回ノックし「どうぞ」と言われてから入室します。ノックの正しい回数はさまざまな説がありますが、日本では3回が一般的とされていますよ。

ノックをするときはゆっくりと大きすぎず小さすぎない音を心掛けることが大切です。焦ったようにノックしてしまうとあわただしい印象を持たれてしまうでしょう。また音が大きすぎると威圧感を与え、反対に小さすぎると存在感がなくなるのでノックのスピードや音にも気を配るようにしてくださいね。

入室後はドアを向いて静かに閉める

入室後は「失礼します」と挨拶をしてから面接官に向かって一礼します。顔を上げてからドアのほうを向き、静かにドアを閉めるのが入室後からの一連の流れです。挨拶をしてドアを閉めるまでの流れはすべてつなげず、一つひとつの動きにメリハリをつけるようにしましょう。

また面接官にお尻を向けるのは失礼だと、後ろ手でドアを閉める学生もいますが、きちんとドアのほうを向いて閉めるのが正しいマナーです。後ろ手で閉めると全体の動きが流れ作業のように見えてしまうため、きちんと後ろを向いて閉めましょう。

先に部屋に案内された場合は下座の席の横に立って待機

入室する際に面接官より先に案内された場合は下座の席の横に立って待機するようにしましょう。原則として入り口から1番遠い席を「上座」、近い席を「下座」と呼び、面接は入り口に1番近い席を選ぶようにしてくださいね。

面接官と学生の椅子がはっきりと区別されている場合はわかりやすいですが、一般的な会議用の席に案内されると座る場所に迷ってしまう場合もあります。どこが下座に当たるのかを事前に覚えておくと面接でも焦らずに対応できますよ。

面接での立ち位置についてはこちらの記事を参考にしてみましょう。シチュエーション別に詳しく解説していますよ。

関連記事

面接時の立ち位置は入り口側がベスト! 迷いやすい4パターンも解説

面接をする際、椅子に座る前にどこに立てば良いのか、立ち位置について不安になることもありますよね。面接でのマナーは面接官もチェックしているポイントなので、正しい知識を身に付けて自信を持って面接に挑むことが大切です。この記事では、キャリアアドバイザーが面接の際の立ち位置やマナーについて解説します。

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面接時の立ち位置は入り口側がベスト! 迷いやすい4パターンも解説

挨拶と一礼をする

面接官が入室したら挨拶をしてから一礼します。

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就活生

○○大学××学部の△△と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

場合によっては挨拶をする前に着席を促されることがありますが、その場合は面接官の指示に従いましょう。

一礼する際はきちんと挨拶を終えてから頭を下げ、挨拶と一礼が流れ作業にならないように注意しましょう。また着席する際は無言ではなく、「失礼します」と言ってから座るのもマナーですよ。

面接中のマナー

面接官は学生の志望動機や自己PRだけに注目しているわけではなく、挨拶や礼儀作法などから学生の人となりや性格を読み取ろうとしています。特に面接中は表情や声色、仕草など全体を見るため、基本的なマナーを押さえることが大切です。どれも基本的なことなので緊張せず、冷静に対応しましょう。

面接中のマナー
  • 履歴書を出す場合は両手で渡す
  • 名刺を渡されたら「頂戴します」といって受け取る
  • 面接官の話を遮らない

履歴書を出す場合は両手で渡す

履歴書やESの提出をもとめられた場合は、書類を両手で持ち「よろしくお願いします」と挨拶を添えて渡します。片手で渡したり無言で押し付けるのは失礼にあたるので注意しましょう。

また「着席しているときは立ち上がって渡す」「相手が読みやすい向きに直して渡す」なども覚えておきたいマナーの1つです。ちょっとした気遣いで丁寧な印象を得ることができますよ。

名刺を渡されたら「頂戴します」といって受け取る

面接官から名刺を渡された場合は「頂戴します」と言い、両手で受け取ります。ビジネスの場ではお互いが名刺を交換しますが、名前や住所、電話番号などは履歴書に載っているので就活では自分の名刺を渡す必要はありません。

名刺を受け取る際の注意点
  • 両手で受け取る
  • 名刺の余白を持って受け取る
  • 相手の顔を見て受け取る
  • すぐにしまわない
  • 姿勢を正して面接官の目を見て受け答えをおこなう

名称を受け取る際は相手の顔を見て両手で受け取るのが基本です。また、名刺の記載内容に指が触れてしまうと失礼にあたるので名刺の余白を持って受け取るようにしましょう。

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アドバイザー

名刺を受け取ったあとはすぐにしまわず、テーブルのはじに起き、退室する際に忘れずに持ち帰るようにしてくださいね。

面接官の話を遮らない

面接では自分の長所やアピールポイントを押し出したい気持ちから、焦って面接官の話を遮ってしまう人もいるでしょう。熱意ややる気は伝わりますが、相手の話を遮るのはマナー違反です。

質問に答える際は面接官の話を良く聞き、一呼吸置いて答えるようにしましょう。一呼吸置くことで適度な間を作れるだけでなく、自分の考えを整理する時間にもあてられます。

姿勢を正して面接官の目を見て受け答えをおこなう

面接では姿勢を正し、面接官の目を見て受け答えをするように心掛けましょう。たとえ面接内容に不安があっても、姿勢を正して座るだけで背筋が伸びて自信があるように見えますよ。

面接での印象は話した内容だけでなく、座る姿勢や視線の動きも影響します。そのため、姿勢を正し目を見て堂々と受け答えすることで好印象を得やすくなりますよ。

退出時のマナー

選考は面接会場を出るまで続いているため、最後まで気を抜かないように注意しましょう。特に退出時は面接が終わって気が抜けやすいタイミングの1つです。手応えがあってもなくても最後まで丁寧な対応を心掛けるようにしましょう

退出時のマナー
  • 一礼して退出する
  • ドアは静かに閉める
  • 見送りがある場合は面接官の後ろを歩き最後にお礼を伝える
  • 受付担当がいれば挨拶を忘れない
  • すぐにスマホを触らない

一礼して退出する

面接官から退室を促されたら、座ったまま「本日はありがとうございました」とお礼を述べてから一礼します。さらに起立してから椅子の横に立ち「ありがとうございました」と再び一礼するとより丁寧な印象になるでしょう。

ドアの前に移動したら面接官のほうを向き直り「失礼します」と挨拶後、一礼してから退出します。挨拶とドアを開けるタイミングが被らないように、一つひとつの行動にメリハリをつけるようにしましょう。

ドアは静かに閉める

ドアを閉めるときはドアのほうを向き、静かに閉めるのがマナーです。後ろ手で閉めたり、大きな音を立てたりするのはマナー違反なので注意しましょう。

ドアによっては勢い良く閉まる場合もあるので、ドアに片手を添えるようにすると静かに閉めやすくなります。

見送りがある場合は面接官の後ろを歩き最後にお礼を伝える

面接官や採用担当者がエレベーターホールやエントランスまで見送りをしてくれる場合は、面接官や採用担当者の後ろを歩き、最後に「本日はありがとうございました」とお礼を伝えましょう。

エレベーターに乗る場合はドアが閉まるまでお辞儀をするのがマナーです。お礼を言い終えたらエレベーターの閉じるボタンを押しながら、ドアが閉まるまでお辞儀をしましょう。

受付担当がいれば挨拶を忘れない

自分の面接が終わったあとも、次の学生を迎えるために受付に担当者が控えている場合があります。受付に担当者がいる場合は「ありがとうございました」と挨拶をしてから面接会場を出ましょう。

最後まで丁寧な対応を心掛けることで、誠実な印象を残すことができますよ。

すぐにスマホを触らない

面接終了後に時間や帰りの経路を確認するためにスマホを取り出す人も多いですが、スマホを触るのは面接会場を出てからにするのが無難です。

面接が終わってもどこで面接官や採用担当者と鉢合わせになるかわからないため、確認したいことがあっても面接会場を出るまで我慢しましょう。

状況別! 面接の受付で好印象を得られる挨拶やマナー例文

面接の受付で好印象を得られる挨拶やマナー例文
  • 例文①受付に内線電話が置いてある場合
  • 例文②インターフォンが設置されている場合
  • 例文③受付に人がいる場合
  • 例文④担当者がわからない場合
  • 例文⑤受付がない場合
  • 例文⑥総合受付がある場合
  • 例文⑦遅刻をしてしまった場合
  • NG例文
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受付から退出までの流れは理解できましたが、実際に受付ではどのように挨拶をすれば良いのでしょうか。

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アドバイザー

受付では状況に応じて挨拶やマナーを使い分けることが大切です。次は好印象を得られる挨拶やマナーを状況別に解説していきますね。

一口に受付と言ってもさまざまな状況が想定されます。受付で良い印象を残すためにも状況に応じた挨拶やマナーを身につけておきましょう。

例文①受付に内線電話が置いてある場合

例文

お忙しいところ失礼いたします。
本日○時より一次面接予定の××大学の△△と申します。
人事部の□□様/ご担当者様をお願いできますでしょうか。

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企業によってはエントランスに設置された内線電話で担当者につないでもらうケースがあります。必ずしも担当者が出るとは限らないため、名前と用件を簡潔に伝えて担当者に取り次いでもらいましょう。

例文②インターフォンが設置されている場合

例文

お忙しいところ失礼いたします。
本日○時からの一次面接に参りました××大学の△△と申します。
人事部の□□様/ご担当者様をお願いできますでしょうか。

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内線電話とインターフォンでの挨拶に大きな違いはありません。ただし、インターフォンや呼び鈴はコール音がないのできちんと反応しているか不安になることもあるでしょう。インターフォンはしっかりと1回鳴らし、反応があるまでしばらく待ちます。インターフォンを連打する行為は業務の妨げになるので避けるようにしましょう。

例文③受付に人がいる場合

例文

こんにちは。お忙しいところ失礼いたします。
本日○時より一次面接予定の××大学の△△と申します。
人事部の□□様/ご担当者様にお取り次ぎいただけますでしょうか。

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受付に人がいる場合は明るく「こんにちは」「おはようございます」などの挨拶をしてから用件を伝えるようにしてくださいね。

例文④担当者がわからない場合

例文

お忙しいところ失礼いたします。
本日○時から一次面接予定の××大学の△△と申します。
採用ご担当者様をお願いできますでしょうか。

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採用担当者の名前がわからない場合は「採用ご担当者様」や「人事部の方」と伝えて取り次いでもらいます。ただし担当者の名前はメールの署名欄に記載されていることもあるため、事前にチェックしておきましょう。

例文⑤受付がない場合

例文

お忙しいところ恐れ入ります。
○時からの一次面接に参りました△△と申します。
人事部の□□様/ご担当者様にお取り次ぎいただけますでしょうか。
どちらで待たせていただけばよろしいでしょうか。

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受付がない場合は近くの社員に声をかけて取り次ぎをお願いしましょう。必ずしも面接予定を知っているわけではないため、名前と用件を簡潔に伝えることが大切です。

例文⑥総合受付がある場合

例文

こんにちは。お忙しいところ失礼いたします。
本日○時より××社の面接に参りました△△と申します。
人事部の□□様/ご担当者様にお取り次ぎいただけますでしょうか。

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複数の企業が入るオフィスビルには、総合受付が設けられていることがあります。受付では用件と名前だけではなく、どこの企業に来たのか企業名も伝えましょう。

例文⑦遅刻をしてしまった場合

例文

お忙しいところ失礼いたします。
本日○時より面接予定の××大学の△△と申します。
××線の遅延でお約束の時間に10分ほど遅れてしまい、お待たせして申し訳ございません。

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電車の遅延などで遅れるときは、遅れることがわかった段階で企業に連絡しましょう。到着予定時刻の見通しが立っている場合はおおよその到着時間も伝えるようにしてくださいね。

NG例文

例文

すみません。
本日○時より面接予定の△△です。
担当者様を呼んでもらえますか?

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用件を伝える前にまず「こんにちは」「おはようございます」と挨拶しましょう。また「呼んでもらえますか? 」は失礼にあたるので「取り次いでいただけますか」「お願いできますか」など丁寧な対応を心掛けてくださいね。

面接の受付で避けるべき5つのNG行動

面接の受付で避けるべきNG行動

面接の受付は正式な選考ではありませんが、第一印象を左右する重要な場面です。受付時のマナーは、一般的なビジネスマナーが基本となっています。基本的なマナーが守れていないと、入社してからも基本的なビジネスマナーがわからないのではないかと思う場合もあります。

ここからは受付段階でマイナスイメージを持たれないように、避けるべき行動を5つ解説しますので、面接時に注意してください。

①受付の直前までイヤフォンをつけている

受付の直前までイヤフォンをつけていたり、受付をしながらイヤフォンをしまう行為は相手に対して非常に失礼です。ビジネスシーンではイヤフォンをつけるのはマナー違反とされているため、受付直前までイヤフォンを付けていると「ビジネスマナーが身についていないのかな」とマイナスの印象を持たれてしまうでしょう

またイヤフォンだけでなく、スマホを触りながら受付をするのも印象が良くありません。選考に関係ないものは受付をする前にきちんとしまっておきましょう。

②コートを脱ぎながら受付をおこなう

ビジネスマナーで複数のことを同時におこなう「ながら行動」は失礼にあたるとされているため、コートを脱ぎながら受付をおこなうのは避けましょう。そもそもコートは建物に入る前に脱いでおくのがマナーのため、ながら行動と合わせて2つのマナー違反にあたります。

失礼なながら行動には「挨拶をしながらドアを開ける/閉める」「挨拶をしながら着席/起立する」などがあります。ながら行動をすると適当な印象を持たれてしまうため、一つひとつの行動にメリハリをつけることが大切です

③自分から声をかけずに待っている

受付では自分から声をかけずに待っている行為は避けましょう。面接の受付担当者は必ずしも採用担当者であるとは限らず、さらに学生全員の顔と名前を把握しているわけでもありません。受付の近くでじっと立って待っていても選考を受けに来た学生だと気づかれない場合があります。

また、挨拶もせずに待っているのは相手から失礼な印象を持たれるだけでなく、自信がないようなマイナスのイメージにもつながってしまう場合もあるでしょう。面接の受付をする際は、自分から明るくハキハキと挨拶するようにしてくださいね。

④名乗らずに用件だけを伝える

受付では用件だけでなく名前や学校名なども伝えるようにしましょう。ビジネスシーンでは自分から名乗るのがマナーなので、名乗らずに用件だけを伝えると失礼な印象を持たれてしまう場合もありますよ

また、名乗らずに用件しか伝えないと受付担当者の手を煩わせてしまうケースもあるでしょう。どこの誰かがわからないと受付担当者は「お名前をちょうだいしてよろしいでしょうか」と確認しなければならないので、受付でのやり取りをスムーズにさせるためにも必ず名乗るようにしてくださいね。

⑤無表情で話す

受付だからといって気を抜いて、無表情にならないように注意しましょう。緊張しているとはいえ、受付から明るい表情で話すことで、明るくはきはきとした第一印象になりますよ。

面接に臨む際は企業に入る前から面接モードに切り替え、受付でも明るくハキハキと話すことが大切です

長尾 美慧

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緊張から名乗り忘れてしまう学生は多い

面接の受付では、とくに名乗ることを忘れないようにしましょう。緊張から名乗らずに用件だけしか伝えない学生も多いので、事前に受付で伝える内容を練習しておくのもおすすめですね。

また受付では「おはようございます」や「こんにちは」といった挨拶もあわせて伝えると良いでしょう。また「少々お待ちください」といわれたら、「はい」だけではなく「どうぞよろしくお願いします」などと伝えると丁寧な印象になりますよ。

受付では来館カードが渡されたり、記名をする場合もあります。カードは両手で受け取り、記名する際は丁寧な字を心掛けるなど、言葉以外も意識するようにしてくださいね。

面接は受付から正しいマナーを守って好印象を獲得しよう

受付は選考に関係ないと思っている学生もいますが、実は面接は受付から始まっています。面接で良い印象を残すには、受付のときから丁寧な対応を心掛けること欠かせません。

また受付時の印象が悪いと面接の内容がよくても不合格になる場合もあるでしょう。面接の受付は合否を左右する重要な要素なので、コツや注意点を押さえて好印象を獲得できるようにしましょう。

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