知っておくべき面接のルール|面接の流れに沿ってルールを徹底解説

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    根岸 佑莉子

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コラムの目次

  1. 内定を勝ち取るために面接のルールを守ることは大前提
  2. 面接で良いアピールができてもルールが守れないと評価は厳しい
  3. 面接のルールとマナーの違い
  4. ルールは規則でマナーは思いやり
  5. 面接の流れとルールを紹介
  6. ①受付
  7. ②待機
  8. ③入室
  9. ④面接中
  10. ⑤退室
  11. 面接に臨むにあたって知っておきたい基本ルール
  12. 身だしなみのルール:女性
  13. 身だしなみのルール:男性
  14. 面接前の準備のルール
  15. 言葉遣いのルール
  16. 面接の方法に沿ったルール
  17. ルール違反? 面接でNGな行動5選
  18. ①リクルートスーツではないスーツを着用
  19. ②企業研究があいまいで企業の基本情報を把握していない
  20. ③持ち物を忘れてしまう
  21. ④時間を守らない
  22. ⑤NG質問をしてしまう
  23. 面接で好印象を残す人が意識している4つのこと
  24. 面接中は自然な笑顔でハキハキと話す
  25. 聞かれたことに端的に答える
  26. 面接後のお礼メールを送る
  27. 面接官の顔と名前を覚えておく
  28. 面接のルールを知って有効にアピールしよう!

内定を勝ち取るために面接のルールを守ることは大前提

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「もうすぐ初めての面接があります。面接にはルールがありますか?」
「面接のルールを破ってしまうと、内定はもらえないのでしょうか?」

といった質問を受けます。就活において面接は、結果を大きく左右する重要なものなので、面接の対策として何よりも先にするべきことは、面接のルールの確認です。

面接のルールを守ることは、内定を勝ち取るための大前提です。ルールを守って行動できることを面接の場でしっかりと示して、好印象につなげましょう。

面接で良いアピールができてもルールが守れないと評価は厳しい

面接で良いアピールをすることができれば、必ず高く評価してもらえるだろうと考えるのは注意が必要です。いくら魅力的な自己PRができたとしても、面接でのルール違反となるような行動をしていれば、企業から不信感を持たれてしまう可能性があります。

この記事で紹介する面接のルールを守ったうえで良いアピールをして、高い評価を確実に得られるようにしてくださいね。

面接のルールとマナーの違い

面接のルールについて考える際に気をつけておきたいのは、ルールとマナーは違うということです。これから説明するルールとマナーの違いを理解したうえで、どちらも守ることができるとベストです。好印象を持ってもらうためにも、しっかりと確認しましょう。

面接のマナーについてはこちらで解説しています。

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ルールは規則でマナーは思いやり

まず、ルールとは必ず守るべき規則と考えると良いでしょう。ルール違反をすると、基本的なこともできない人物だと判断されてしまう可能性があります。

ルールに対して、マナーは周囲の人への思いやりです。必ず守るべきことではありませんが、相手への気遣いの意味を含みます。

面接のルールとマナーには、人によってとらえ方が異なる場合があり、はっきりと区別するのが難しいものもあります。これから紹介する面接のルールの中にも、学生によってはマナーと考えられるものもあるかもしれません。

いずれにせよ、相手の気持ちを尊重した行動は好印象につながりやすいと言えます。この記事をよく読んで、面接時の振る舞いの参考にしてください。

どちらも守れていないと印象は悪くなる

面接のルールとマナーのどちらも守れていない人の印象は悪くなってしまうものです。

必ず守るべきルールに違反する場合、不真面目で信頼できないと悪く評価されてしまいます。そして、マナーを守ることができない場合は、気遣いができない人物だと思われかねません。

今後も一緒に働きたいと面接官に感じてもらうには、ルールとマナーの両方を守ることが大切でしょう

キャリアアドバイザーコメント

根岸 佑莉子

根岸 佑莉子プロフィール

日常生活でもルールとマナーを両方守ることは大切です

いまいちイメージが掴めない人は、ぜひ日常生活に置き換えてみてください。たとえばレストランで「お金を払うというルールを守っているから」という理由で料理を食べ散らかしたりジュースで椅子を汚したりしたままお店を出る人がいたらどう感じるでしょうか。これは、ルールを守っていてもマナーが守れていない例です。反対に、どんなにきれいにごはんを食べても最後にお金を払わずにお店を出たらどうでしょうか。こちらはマナーを守っていてもルールが守れていない例です。

どちらも極端な事例に見えるかもしれませんが、これらを読むと最もいい行動はルールもマナーもどちらも守っていることだとすぐに想像できるのではないでしょうか。

就職活動においても同様です。ルールとマナーはどちらか一方を守っているからいい、というものではありません。どちらも守るという意識を忘れずに行動することを心がけましょう。

面接の流れとルールを紹介

ルールを読んで確認できたつもりでも、面接の本番では緊張して忘れてしまう可能性もあります。そのようなことが起きないように、模擬面接をおこなって身体を動かして練習しておくと良いでしょう。

面接の流れに慣れて、自然とルールを守ることができるようにしておくと安心ですよ。

①受付

受付するときのルール

面接が始まる前の受付にもルールがあります。

面接官だけでなく、企業で出会った人全員に好印象を持ってもらえるよう、気を配るようにしましょう

5分前までに受付を済ましておく

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面接の5分前までには受付を済ませておくようにしましょう。

受付が混み合うことも想定して、早めに会場に到着できるよう考えておいてください。ただし、30分や1時間など、あまりにも早く受付におこなってしまうとかえって迷惑になってしまうこともあります。15分前に会場に到着し、5分前に受付が完了するぐらいが良いでしょう

入館時にコートは脱いでおく

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面接会場の建物に入館するときには、コートを脱いでおくようにしましょう。

季節によっては、防寒のためにコートを着て面接会場に向かうという人も多くいると思います。コートに付着した外のホコリや汚れを持ち込むことがないよう、屋内に入るときには脱いできれいに畳むようにしてください。

コートを脱いだ際には、スーツにシワが寄っていないか、襟が乱れていないかなど身だしなみを確認しておくと良いですね

就活の身だしなみについての注意事項はこちらで解説しています。

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携帯電話やスマートフォン(スマホ)の電源はオフにしておく

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入館時には、携帯電話やスマホの電源もオフにしておきましょう。

大切な面接中に携帯電話やスマホの通知音が鳴ってしまうのは避けたいですよね。それに加えて、受付後の控え室でも携帯電話やスマホを操作するのはマナー違反に当たります。

入館時にコートを脱いで身だしなみをチェックするとともに、携帯電話やスマホの電源をオフにすることも忘れずにおこないましょう

遅刻しそうな場合は前もって連絡をする

面接への遅刻はできる限りしないことが重要ですが、公共交通機関の遅延や災害・事故の発生など、予期せぬ理由で間に合わないということもあるでしょう。そのような場合は、遅刻の可能性があるとわかった段階で前もって連絡をするようにしてください。

遅刻の連絡は、すぐに見てもらえるかわからないメールよりも電話でおこなう方が確実です。どれくらいの時間遅れてしまうのかを伝えて、企業の指示に従うようにしましょう。

面接に遅刻しそうなときの対処法はこちらで解説しています。

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②待機

待機中の面接のルール

受付後、面接が始まるまでの待機の時間にも気をつけるべきルールがあります。

面接官以外の社員も、あなたの様子を見ています。勝手な行動は取らず、静かに面接時間を待つようにしましょう

控え室では指示があるまで待つ

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受付を済ませた後、面接の時間まで控え室で待機することがあります。その場合は、指示があるまで静かに座って待つようにしましょう。

面接を目前にして緊張してしまい、つい立ち歩きたくなることもあるでしょう。しかし、勝手な行動は、企業の担当者に加え他の学生にも迷惑をかけてしまいます。座って心を落ち着けて、面接に備えてくださいね

他の学生との会話を控える

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控え室では、他の学生との会話は控えるようにしましょう。

携帯電話やスマホを操作することがマナー違反となるのと同様に、他の学生との会話もルールに反した行動です。静かに座って待機してください。

控え室での学生の姿も、社員がチェックして評価している場合があります。うるさくしたり、勝手な行動を取ったりしてしまうと、悪い印象を持たれかねません。控え室でも気を引き締めておきましょう。

③入室

入室時の面接のルール

面接の会場に入室し、着席するまでにも守るべきルールがあります。

入室のとき、面接官は初めてあなたの姿を目にすることになります。ルールを守り、良い第一印象を持ってもらえるように心掛けましょう

ノックは3回が基本

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入室の際、ノックを3回するようにしましょう。

部屋のドアを自分で開けるときは、いきなり開けるのではなく必ずノックをします。ノックの回数は3回が基本とされています。音が室内に聞こえるように、落ち着いてノックするようにしてください

はじめからドアが開けられている場合は、ノックをせずに挨拶をして入室しましょう。

「どうぞ」の合図で入室

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ノックを3回したら、室内の面接官から「どうぞ」と合図があるはずです。その合図を聞いて入室するようにしてください。

ノックは入室の許可を求めておこなうものですから、合図がないのに先に入室してしまうとマナー違反となります。ノックしても室内から返事がない場合は、もう一度ノックして様子を見てみましょう。それでも室内から何も聞こえなければ、ドアを開けて部屋に入ってください。企業によっては面接官が後から入室することもあるので、室内が無人でも焦らなくて大丈夫ですよ

入室時に「失礼します」と挨拶

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入室時には、必ず「失礼します」と挨拶をするようにしましょう。

「失礼します」の挨拶は、面接官と顔を合わせて初めてのひと言となります。良い印象を持ってもらえるよう、明るくハキハキと挨拶しましょう。

入室したら、面接官に背中を向けることがないように気をつけながら、静かにドアを閉めてください。ただし、コロナ対策などの目的でドアを開けたままにしている場合もあります。自分では判断しにくいときは「ドアは開けたままでよろしいですか」と質問するのも良いでしょう。

椅子の横に立って挨拶する

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入室できたら、置いてある椅子の横まで移動します。そして、椅子の横に立ったまま挨拶をしましょう。

挨拶の内容は

就活生「△△△△と申します。本日はよろしくお願いします」

のように簡単なものでかまいません。面接官から「学校名と名前を述べてください」など、具体的な指示がある場合はそれに従いましょう。

挨拶の最後には、背筋を伸ばして深くお辞儀をしてください。丁寧な振る舞いを心掛けましょう。

着席は合図があってから

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面接官からの合図があってから、椅子に着席してください。

何も合図されないうちに勝手に着席するのは、失礼な振る舞いとなってしまいます。「どうぞご着席ください」などの声掛けがあったら「失礼します」とひと言添えてから椅子に座りましょう。

④面接中

面接中のルール

椅子に座ると、いよいよ面接が始まります。面接中にも気をつけるべきルールがあるので、確認していきましょう。

完璧な態度で面接に臨んで、魅力的な自分をアピールしてくださいね

椅子には浅めに座って姿勢を正しく見せる

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椅子には浅めに座り、姿勢を正しく見せると良いでしょう。

椅子に深く座りすぎると姿勢が悪く見えやすく、場合によっては背もたれを使ってふんぞり返っているように見えてしまう危険性があります。椅子には浅めに座り、背筋を伸ばして手を膝のうえに軽く乗せるようにしましょう

カバンは椅子の横に立てかける(自立タイプにする)

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持ってきたカバンは椅子の横に立てかけておくようにしましょう。

面接中、筆記用具やノートなどを取り出さなければならない場面があるかもしれません。さっと手にすることができるよう、自分の座る椅子のすぐ横にカバンを置いておくと良いでしょう。

就活で使用するカバンは、自立するタイプのものを選ぶことをおすすめします。チャックを閉めた状態で、倒れないようにカバンを置きましょう。畳んだコートは落ちないようにカバンのうえに乗せておいてください。

質問をされてから話始める

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面接が始まったら、面接官から質問をされてから話し始めましょう。

指示がないのに自己紹介を始めてしまうなどの振る舞いはマナー違反であり、自分勝手な人だという悪い印象を持たれてしまいます。面接官の質問は、遮ることなく最後までしっかりと聞いて答えるようにしましょう

面接官からの質問を聞くときは、面接官の目を見て聞くと良いでしょう。話を聞く態度まで気を配るようにしてください。

⑤退室

退室時の面接のルール

面接が終了しても、退室するまでは気を抜かないようにしましょう。

最初から最後まで気持ちの良い態度で振る舞って、ルールとマナーを守ることができると示してくださいね

面接終了時は立ち上がって一礼をして挨拶

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面接官から面接の終了を告げられたら、立ち上がって一礼をして挨拶します。

「本日はお時間をいただきまして、ありがとうございました」といった表現で、面接のお礼を述べましょう。面接官の方をしっかりと見て、笑顔で挨拶ができると良いですね。そして姿勢を正して深くお辞儀をします。

椅子の横に置いたコートやカバンは、お礼を述べてお辞儀をしてから手に持ちましょう

退室時はドアの前で挨拶をしながら退室する

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ドアの前まで移動できたら、挨拶をしながら退室してください。

このときの挨拶は、入室時と同じように「失礼します」のひと言で大丈夫です。面接官の方を見て挨拶してください。ドアの開閉は静かにおこない、部屋の外に出たからと安心して大きな音を立てないように気をつけましょう

退室後は、建物からすぐに出てください。その場にとどまっていると企業に迷惑をかけることになります。面接を終えてひと安心できるのは、建物から離れてしまってからということです。

面接に臨むにあたって知っておきたい基本ルール

ここまで、面接の流れに沿ってルールを紹介してきました。これらのルールのほかにも、身だしなみや面接に向けた準備に関するルールが存在します。また、面接方法によって異なるルールがある場合もあります。

これから紹介する面接のルールは、面接に臨む誰もが知っておきたい基本ルールです。しっかりと確認して役立ててくださいね。

身だしなみのルール:女性

まずは、女性の身だしなみのルールについてです。

男女を問わず、清潔感のある身だしなみであることが大切です。好印象を持ってもらえる身だしなみがどのようなものであるのか解説していくので、参考にしてください。

スーツ

女性がスーツを着用する際に気をつけたいポイントは、ブラウスの選び方です。面接の場ですから、襟付きで白のシンプルなものを身につけましょう。派手なもの、襟のないものはカジュアルで場違いと思われてしまう可能性があります。

また、スカートとパンツのどちらが良いのか気になるという人もいるでしょう。これについてはどちらを選んでも問題ありません。ただしスカートの場合は、着席時に必要以上に肌が見えることのないよう、膝丈のものを選ぶようにしましょう。

カバン・靴

面接時の女性のカバン・靴を見ていきましょう。

まず、カバンは自立するものを選びましょう。すでに述べたとおり、面接中はカバンを椅子の横に置くことになります。倒れないような形のカバンを使うことが無難です。アクセサリーをごちゃごちゃとつけず、シンプルな黒いカバンが良いでしょう。

靴は黒のパンプスが良いでしょう。派手な飾りのついていない、落ち着いたデザインのものを選んでください。また、ヒールの高さは3〜5センチ程度のものをおすすめします

髪型

乱れた髪で面接に臨むと、だらしない印象を持たれる可能性があります。髪の長さに応じてきれいにまとめ、清潔感のある髪型にしましょう

結ぶことのできる長さの人は、黒のヘアゴムを使用してすっきりと束ねると良いでしょう。髪が短い人は、お辞儀をした際などに髪で顔が隠れてしまうことがないよう、顔周りの髪を黒のヘアピンなどで留めておくと安心です。前髪も、目が隠れないような長さにするかヘアピンで留めるようにしましょう。派手なアクセサリーはつけないでくださいね。

また、明るすぎるヘアカラーは避けるようにしましょう。地毛のナチュラルな髪色に戻しておくと安心です。

就活のヘアスタイルのポイントはこちらで解説しています。

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身だしなみのルール:男性

続いて、男性の身だしなみのルールを確認します。

先ほど紹介した女性の身だしなみのルールと重なる部分もあります。しっかりとルールを守って、良い印象を持ってもらえるようにしましょう

スーツ

男性がスーツを着用するときに気をつけるべきポイントは、Yシャツとネクタイの選び方です。

Yシャツは、女性のブラウスと同じように色は白のものを選ぶと良いでしょう。派手なカラーYシャツは避けてください。

ネクタイを選ぶ際にも、派手すぎるものを選ばないよう注意しましょう。キャラクター柄のようにカジュアルな印象のものは、面接の場では適切ではありません。落ち着いた色・柄のネクタイを選び、緩めずきちんと結んでください

カバン・靴

カバンはやはり、自立することが大切です。カジュアルに見えない、丈夫な素材のものを選ぶと良いでしょう。色は黒で、シンプルなデザインのカバンを選んでください。これも、女性と共通ですね。

靴は黒の革靴を選ぶと良いでしょう。面接の前日には砂ぼこりなどの汚れがついていないか確認し、磨いてきれいにしておいてください

髪型

清潔感のある髪型で面接に臨むようにしましょう。

髪で顔が隠れてしまうのは良くありません。前髪は目にかからないように整え、耳周りもスッキリとさせましょう。ヘアワックスなどを使うこと自体に問題はありませんが、髪を立てるなど派手なヘアスタイルにはしないでくださいね。ヘアカラーも避けるようにしましょう。

男性の場合、ヒゲを剃ることも忘れないようにしてください。無精ヒゲはだらしない印象を持たれてしまいます。

面接前の準備のルール

遅くとも面接の前日までに準備をしておくべきことは以下の通りです。

企業は、あなたのために面接の時間を作ってくれています。面接に向けてこれらの準備をし、万全の状態で臨むことで企業へ敬意を払いましょう。熱意ある姿を見せることができれば、高い評価にもつながるはずですよ。

企業について調べておく

「選考にエントリーする前に企業研究は済ませたから、調べ直さなくても大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれません。ですが、気づかないうちに記憶が曖昧になっていることもあります。必ず面接前に企業について調べておきましょう。企業に関する最新のトピックも押さえてください。

企業について調べたことをもとに考えられた志望動機には、説得力があります。企業に真剣に向き合っているという誠意が伝わるよう、準備してくださいね

頻出の質問の回答を準備しておく

頻出の質問の回答はあらかじめ準備しておいてください。

頻出の質問の例
  • 自己紹介をしてください
  • 志望動機を教えてください
  • 自己PRをしてください
  • 強み/弱みを教えてください
  • 長所/短所を教えてください
  • 学生時代に力を入れたことを教えてください

予想できる質問の回答を考えて練習しておくことで、面接本番でもスムーズに話すことができるようになります。

頻出の質問は、企業があなたのことを知るうえで重要だからこそ聞かれるものです。頻出の質問にうまく答えられないと、準備不足で熱意が足りないと思われてしまう可能性もあるので、必ずチェックしておきましょう

面接の頻出質問はこちらを参考にしてみてください。

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逆質問を用意しておく

自分が企業に対しておこなう逆質問を用意しておきましょう。

面接の最後に「何か聞きたいことはありますか」と逆質問を求められることがよくあります。ここで良い逆質問ができると、入社意欲の強い学生だと評価してもらえるでしょう。

企業について調べたことをもとに、さらに深く知りたい内容を逆質問するのも良いでしょう。また、入社後の具体的な働き方についての逆質問も、真剣さが伝わり好印象ですよ。

逆質問の質問例はこちらを参考にしてみてください。

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言葉遣いのルール

質問に対してどのような回答をして自分をアピールしようかと、話す内容を重視して考える人は多いでしょう。しかし、せっかく良い回答を準備して話したとしても、言葉遣いが悪いものだと印象が悪くなってしまいます。

敬語に慣れていないという人は、面接までに敬語を使って話す練習をしておくと良いでしょう。誰かに聞いてもらって、間違いを正していくことが大切です。

また、よく使う言葉でも使い方を間違って覚えている可能性もあります。頻出の質問への回答を考えるときに、辞書で言葉を調べて確認すると安心ですよ

面接での言葉遣いの注意点についてはこちらを参考にしてみてください。

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面接の方法に沿ったルール

ここまでのところで確認してきたルールは、どのような面接にも共通するルールです。これに加え、面接の方法によって特別なルールがあることもあります。これから自分が受ける面接がどのような方法か、事前にチェックして準備するようにしましょう

Web面接

コロナ流行にともない増加した面接方法として、Web面接が挙げられます。

Web面接で気をつけるべきルール
  • Zoomなどの使用するアプリケーションは事前にインストールしておく
  • インターネット接続が安定している環境でおこなう
  • 壁の前などにパソコンを置き、背景に余計なものが映らないようにする
  • カメラとマイクの動作に問題がないか確認する
  • 面接開始の3分前に入室する
  • 面接終了時は面接官が退室するまで待つ

対面の面接と同じように、清潔感のある身だしなみとなるよう整えましょう。トラブルに備えて、緊急連絡先のメモを手元に準備しておくと良いですね

Web面接の注意点はこちらで解説しています。

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集団面接

選考の早い段階では特に、人数が多いため集団面接をおこなうという企業が多くあります。

集団面接では、先頭で入室する人がドアをノックします。続く人たちは「失礼します」といって速やかに入室しましょう。同様に、退室するときも「失礼します」といって順に外に出て、最後尾の人がドアを静かに閉めます。

特に気をつけたいのは、他の人が話しているときの態度です。他の人の話に関して意見を求められることもあるので、きちんと聞くようにしましょう。そして、自分が話すときはダラダラと話さず、簡潔にまとめるようにしてください。限られた面接時間を皆で平等に使うことを意識するのがマナーです

集団面接の流れについてはこちらで把握しておきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

上原 正嵩

上原 正嵩プロフィール

少し意識すれば対処ができるものばかりなので怠らないようにしましょう

Web面接では表示される自分のアイコンや名前の表記にも注意をしましょう。普段学校でも同じツールを使っている場合には学籍番号のみになっている可能性もあります。事前設定の方法を調べて自分の名前がわかるようにしておきましょう。

また、身だしなみについての注意点です。鏡に映る部分は意識しやすいですが、歩いたり礼をするときなどの場面では面接官に背中を向けざるを得ないこともあります。寝ぐせがついていた、新品やクリーニングに出した服にタグがついていた、ストッキングが破れていた、襟が汚れていた、スカートの皺が目立っていた、など自分では気が付かないポイントは誰かに指摘をしてもらうなど必ず事前に確認をしておきましょう。

ルール違反? 面接でNGな行動5選

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就活生

面接で守るべきルールがわかってきました。絶対にやってはいけないNG行動があれば、それも知りたいです。

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キャリア
アドバイザー

たとえば、履歴書を忘れてしまったり、遅刻してしまうことはルール違反になります。NG行動が原因で悪い評価をされることがないよう、注意してくださいね。

これから紹介する5つのNG行動に気をつけて、ルールとマナーを守って面接を乗り切りましょう。

①リクルートスーツではないスーツを着用

リクルートスーツ以外のビジネススーツは、色や柄が豊富で装飾品がついているものもあります。面接の場にこのようなビジネススーツを着用していくと、悪目立ちしてしまう可能性があるでしょう。

学生の就職活動のために作られたスーツですから、リクルートスーツを着用していれば間違いないでしょう

②企業研究があいまいで企業の基本情報を把握していない

企業研究があいまいで、企業の基本情報を把握できていない状態で面接を受けるのはルール違反に当たります。

ろくに準備もせずに面接を受けるのは、あなたのために時間を作った企業に対して失礼なことです。企業研究をしっかりとおこない、企業の基本情報は必ずチェックしておきましょう。自分なりに分析して、志望動機などにその視点を盛り込んでいくと良いですね

企業研究を進めるには就活ノートを活用してみましょう。

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③持ち物を忘れてしまう

事前に指示された持ち物を忘れないように気をつけてください。

面接の日時などを案内する連絡があったら、必要な持ち物の有無を確認しましょう。履歴書やESといった書類、筆記用具を持参するよう求められることが多いです。家を出る前に、カバンにすべての持ち物が入っているか入念にチェックしてください。

提出物を忘れると企業に迷惑をかけることになります。基本的な指示が守れない人物だと思われ、信頼を失ってしまう可能性もあるので注意してくださいね

④時間を守らない

持ち物を忘れることと同じように、時間を守らないことも不誠実な態度と思われてしまいます。

前日までに、会場までの経路や移動方法、所要時間を確認しておきましょう。ギリギリの到着とならないよう、余裕を持って行動することが大切です。会場には面接開始の15分前に到着し、5分前に受付ができるように考えてください。

やむを得ない事情で遅刻する場合は、遅刻がわかった時点ですぐに企業に電話で知らせましょう。無断での遅刻、欠席はルール違反の中でも最もNGな行動です

⑤NG質問をしてしまう

逆質問を求められたとき、何でも聞いて良いわけではありません。「企業理念は何ですか」のように、事前に調べればわかる基本情報を聞くのはやめましょう。また「給与はどれくらいですか」「月に何時間の残業がありますか」のような質問も不適切です。仕事への熱意が感じられる内容の逆質問をしてください

また「質問はありません」と答えるのもNGです。入社意欲があまりないと判断されかねませんから、面接までに逆質問を考えておきましょう。

面接のNGワードについてはこちらでまとめています。

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面接で好印象を残す人が意識している4つのこと

面接で好印象を残す人が意識していること

面接で好印象を残す人が共通して意識している4つのことがあります。

これらは面接のルールというよりマナーに近いものです。面接官に対しての気遣いを行動や態度で示して、プラスアルファの評価をしてもらえるようにしましょう。

面接中は自然な笑顔でハキハキと話す

面接官は、これから一緒に働きたいと思える人を探しています。面接官と目を合わせ、自然な笑顔でいることが明るい印象につながります。そして、ハキハキと話すことで堂々とした姿を見せることもでき、信頼してもらいやすくなるでしょう。

緊張すると顔がこわばり、小さい声でボソボソと話してしまいがちです。面接の練習をしっかりとおこなって、本番でも落ち着いて話すことができるように準備しましょう

聞かれたことに端的に答える

たくさん自分のアピールをしたいと、長く話しすぎてしまう人がいます。話が長いと、最も伝えたいことは何なのかわかりにくくなり、せっかくのアピールが逆効果になりかねません。また、特に集団面接においては、限られた面接時間を消費してしまう自分勝手な行動だと思われる可能性もあります。

要点を押さえた端的な回答ができると、論理的に話すことのできる人だと評価してもらえるでしょう

質問の意図から外れた回答は印象を悪くする

質問されたことに答えるのは当たり前のことですが、気づかないうちに質問の意図から外れてしまっていることがよくあります。「緊張して焦ってしまい、質問が頭に入ってこなかった」「話しているうちに話題が脱線してしまった」などの事態は、面接の場では起こりがちです。

まず、落ち着いて面接官の話を聞くことが大切です。そして脱線を防ぐためには、長く話しすぎず回答を端的にまとめると良いでしょう

面接後のお礼メールを送る

お礼メールには、面接を通して感じた企業の魅力などを感想として書くと良いでしょう。面接中と同じように、敬語などの言葉遣いに注意して、失礼のないようにしてください。

面接が遅い時間におこなわれたときなど、お礼メールを送るタイミングが当日の終業時間を過ぎてしまう場合は、翌日の始業を待ってから送ることをおすすめします。マナーを守ったお礼メールで、良い印象につなげましょう。

お礼メールを送る際に押さえておきたいポイントはこちらで解説しています。

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面接官の顔と名前を覚えておく

誰でも、名前を覚えていてもらえるとうれしいものです。面接中に名前を呼ぶときは「〇〇様」と敬称は様をつけるようにしましょう。次の面接で再び同じ面接官に会ったときにも、名前で呼びかけることができると好印象を持ってもらえるでしょう。

ただし、複数の面接官がいる場合は覚えるのは難しくなります。間違って呼びかけてしまうことはとても失礼なことなので、覚えられなかったときは名前を呼ばなくてもできる会話をするようにしてください

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

何事もやりすぎはマイナスになる可能性があることは心得ましょう

面接によっては、学生の緊張をほぐそうと面接前や帰り際に雑談を交えてくれる企業もあります。少し砕けたような質問をされる可能性もあるため、どのように答えればいいのか迷ってしまう学生もいるかもしれません。しかし、あくまでも初対面の人と話す面接の場であるということを忘れないようにしましょう。学生同士で話すようなノリだけを大切にするのではなく、節度を保ちながらも自分のことをアピールできるようにしてください。

また、当たり前ですが面接の感想を思う存分にも伝えたいと思ってSNSなどで大々的に公開することは避けてください。いいことを書いているから企業の目についたらアピールに繋がる、ということはなくてむしろこのような個人的な話を公にすることに対してマイナスの印象を与えてしまうため注意しましょう。

面接のルールを知って有効にアピールしよう!

ルールやマナーを守ったうえで自分をアピールすることは、良い評価をしてもらうためにとても重要です。

自分が志望する企業の大切な面接の前にルールをしっかりとチェックして、適切な振る舞いができるよう準備してください。ルールを守り、礼儀正しく誠実に面接に臨んで、好印象を持ってもらいましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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