目次
- 就活に適したカバンがないときは落ち着いて冷静に対処することが大切
- まずは就活に適したカバンの6つの要素を知っておこう
- 色:落ち着いた色味で無地のもの
- 素材:革製もしくはナイロン
- 形:肩掛けタイプがスタンダード
- サイズ:A4サイズの書類が入る大きさ
- 機能①:自立するもの
- 機能②:雨の日であれば防水・撥水加工のもの
- 就活にカバンが必要な3つの理由
- ①就活に必要なものを持ち歩くため
- ②企業から受け取ったものを入れるため
- ➂ビジネスの場に沿ったスタイルが求められるため
- 3ステップで解決できる! 就活用のカバンがないときの対処法
- ステップ①代用品がないか探す
- ステップ②ほかの人に借りられるか検討する
- ステップ③新たに購入する
- 就活カバンの代用ができるOKカバンとNGカバン
- OKカバン一覧
- NGカバン一覧
- 就活カバンを代用する際の注意点
- 傷や汚れがないかを確認する
- キーホルダーやチャームは外しておく
- カバンが複数にならないようにする
- 代用品がないからといって手ぶらはNG
- 就活カバンを購入する際のチェックポイント
- 就活カバンの基本を押さえているか
- スーツとの相性が良いか
- 持ちやすいか・使いやすいか
- 就活で持ち歩くアイテムがすべて入るか
- ポイントを押さえて就活に適したカバンを選ぼう!
就活に適したカバンがないときは落ち着いて冷静に対処することが大切
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を始めたばかりの就活生から
「就活用のカバンが無いのですが、買わないといけないのでしょうか? 」
「面接用のカバンを家にあるもので代用したいのですが、どんなものが良いのでしょうか? 」
など、就活や面接の際に使用するカバンがないという人から多くの相談が寄せられます。特に、説明会や面接の日程が迫っている状況であれば、カバンがないことに焦ってしまいますよね。
ここでは、就活カバンや面接カバンがないときの対処法や注意点について詳しく解説します。就活カバンの代用品として使うことができる具体的なカバンも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
まずは就活に適したカバンの6つの要素を知っておこう
まず就活に適したカバンとはどういったものなのかを押さえていきましょう。就活はビジネスの場なので、日常生活で使っているカバンを使用してしまうと、良くない印象を持たれてしまう可能性があります。
これから解説する6つの要素は、就活カバンや面接カバンを新たに購入する際はもちろん、代用品を選ぶときの基準にもなるので、ぜひこの機会に覚えておくと良いでしょう。
色:落ち着いた色味で無地のもの
まずはカバンの色です。就活カバンの定番の色は黒ですが、茶色や紺色などの落ち着いた色味であれば問題ありません。また、柄や装飾のない無地のものであることが大切です。
逆に、カバンの色が明るかったり柄や装飾が派手だったりすると、カジュアルな印象が強まってしまい、ビジネスの場である就活に適しているとは言えません。就活や面接の際に使うカバンは、落ち着いた色味のものがおすすめです。落ち着いた色味のものを選んでおくと、社会人になってからも使い続けることができますよ。
素材:革製もしくはナイロン
就活カバンは素材も非常に重要です。革やフェイクレザーなどはフォーマルな場にマッチした素材なのでおすすめです。
ナイロンやポリエステルなどの素材のカバンでも問題ありません。軽くて丈夫な素材のため、長時間就活で持ち歩いていても疲れません。また、ナイロンなどの素材のカバンは革製のものよりも安価であったり手入れがしやすかったりするため、就活生が使う際にも向いている素材と言えます。
一方で、キャンバス生地やデニム生地などのカジュアルな素材のものを選んでしまうと、どんなに色味が落ち着いていたとしても就活で使うカバンとしては不適切なので、注意しましょう。
形:肩掛けタイプがスタンダード
就活カバンに適しているカバンの形は、肩掛けタイプです。肩掛けタイプは名前の通り、肩にかけて持ち運ぶことができるため、移動時も邪魔になりません。また、すぐに書類を取り出しやすいというのも嬉しいポイントです。
肩掛けタイプよりも取っ手が短い手持ちタイプのカバンも定番の形と言えます。ただし、カバンを肩に掛けることができず常に手で持っておかなければいけないので、人によっては使いづらいと感じる場合もあるでしょう。
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リュックタイプのカバンは肩掛けタイプや手持ちタイプと比べるとカジュアルな印象になってしまうので、場合によっては良くない印象を持たれてしまう可能性があるということは知っておきましょう。
サイズ:A4サイズの書類が入る大きさ
就活では履歴書やESを持ち歩くので、A4サイズがすっぽりと入るサイズのカバンを選びましょう。A4 よりも小さいサイズだと書類が入らなかったり、入ったとしても折れてしまうことがあります。
また、カバンの厚みも重要です。就活では、書類や筆記用具以外にも、折り畳み傘や化粧直し用の道具、整髪剤など何かと持ち物が多くなるので、これらがしっかりと入るサイズ感のものが望ましいでしょう。
機能①:自立するもの
就活カバンは機能面も非常に重要といえます。特に大切なのが自立することです。
就活では、企業説明会や面接の際にカバンを床に置くことが多いため、床に置いたときに倒れないものを選びましょう。企業説明会や面接の最中にカバンが倒れてしまうと不格好ですし、焦ってしまう原因になる可能性もあります。
また、自立するカバンは側面がしっかりとしているので、移動時にカバンの中が乱れたりすることがなく、書類が汚れたり折れたりしにくくなっていることもおすすめできる点ですね。
機能②:雨の日であれば防水・撥水加工のもの
就活カバンの機能面でもう一つ重要なのが、防水・撥水加工です。就活カバンの中には、企業に提出する履歴書やESを入れることが多いため、雨で濡れてしまわないようにする必要があります。
この点については、カバン自体に防水や撥水の機能がなかったとしても、専用のスプレーをかけておけば防水・撥水ができる場合もあるので、カバンを選ぶ際の一つの判断軸として覚えておくと良いでしょう。
キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる
就活カバンには上述した内容のほかにさまざまな機能性があるものもあります。たとえばカバンに底鋲(カバンの底にある金具)がついているものもおすすめです。底鋲があると底の部分が床にべったり付かないためカバンが汚れずに済み、倒れにくくもなります。また防水・撥水機能に加えて、防汚機能付きのものがあれば、カバンの劣化の防止にもなるでしょう。
また、バックの中の構造も重要です。メインの収納部分とは別に複数のポケットがあると、スマホ、財布、筆記用具、鏡など細々としたアイテムの整理整頓に役立ちます。よく使う小物類をその都度カバンのチャックを開け閉めして取り出さずに済むように、外側にポケットがあるカバンを選ぶのもおすすめですね。
また肩かけの取り外しができて、ショルダーにも手持ちにもできる2WAYで使えるカバンもあります。説明会や面接時は肩掛けを取り外して手持ちカバンにし、移動中に肩掛けを取り付けてショルダーにすると両手が自由になりますし、手も疲れませんよ。
就活にカバンが必要な3つの理由
就活ではカバンを持つことが必須となりますが、「なぜカバンが必要なのか分からない」「手ぶらで行ったほうが、身動きが取りやすい気がする」などと思う人もいるかと思います。
そこでここからは、就活にカバンが必要な3つの理由を解説します。就活になぜカバンが必要なのか疑問に思っている人や手ぶらで就活に参加しようと考えている人は、一度目を通してみてください。
①就活に必要なものを持ち歩くため
1つ目の理由は、就活に必要なものを持ち歩くためです。就活の持ち物というと履歴書やESを思い浮かべるかもしれませんが、ほかにもいろいろなものを持ち歩く必要があります。
メモ帳やスケジュール帳、筆記用具、飲み物、スマホの充電器、身だしなみを整えるための化粧品や整髪剤、ブラシなど、多くのものを持ち歩くのです。これらのものを、落としたり汚れたりしないように持ち歩くためにも、就活カバンは必須だと言えます。
②企業から受け取ったものを入れるため
企業説明会や面接では、企業からパンフレットや書類などを配られる場合があります。それらを入れるためにも就活カバンが必要です。
特に企業から受け取った書類は、記入して提出する必要がある場合もあるので、汚れや傷がつかないように持ち帰る必要があります。カバンがなく手で持っていると書類が汚れてしまったり折れてしまう原因となるでしょう。
➂ビジネスの場に沿ったスタイルが求められるため
最後の理由としては、就活ではビジネスの場に沿ったスタイルが求められるからです。就活では、ビジネスマナーとしてビジネスの場に適した服装や身だしなみが求められます。就活カバンを持つこともその一部なのです。
就活マナーが身に付いていることや社会人としての振る舞いができることを企業側にアピールするためにも、就活カバンを持って就活に参加することが大切と言えます。
反対に就活カバンを持たずに参加してしまうと、就活マナーが身についていない、社会人になるための自覚が足りないなどと、良くない評価をされてしまう可能性もあるので注意しましょう。
就活におけるマナーの重要性についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
就活では就活に必要な持ち物はもちろんのこと、応募書類や、説明会や面接で企業から配布されたパンフレットや資料で荷物が多くなります。1日に複数の企業を訪問する場合はさらに増えていき、カバンに入りきらないこともあるでしょう。
カバンに強引に詰め込み過ぎると、提出書類が折れたり破れてしまうだけでなく、カバンが変形してしまうほどパンパンに膨らんだり、チャックが閉まらなくなってしまいます。そうすると見映えが悪くなり、雑でだらしない人物と思われてしまう危険性があるので、ものは入れすぎないように注意しましょう。
あまりにも荷物が多くなる場合は、訪問する企業に必要なものだけをカバンに残し、それ以外のものは駅のコインロッカーに預けることも検討してくださいね。
3ステップで解決できる! 就活用のカバンがないときの対処法
- 代用品がないか探す
- ほかの人に借りられるか検討する
- 新たに購入する
説明会や面接の日程が迫っているときに就活カバンがないと気づくと焦ってしまいますよね。しかし、今手元に就活カバンがなかったとしても問題ありません。まずは落ち着いて自分が今できる行動を考えることが重要です。
ここでは、就活カバンがないときの対処法をステップ形式で解説します。順番に対応していけば就活に適したカバンを用意できるので、行動に移してみてくださいね。
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状況によっては、ステップを踏まずともこれから紹介するいずれかの対処法をすぐに取れる場合もあるので、自分に合う方法からおこなってみましょう。
ステップ①代用品がないか探す
まずは、自分が持っているカバンの中から就活用に代用できるカバンがないか探してみましょう。
日常使いしているカバンであっても、就活カバンとして使える場合があります。特に、大学入学時にスーツと一緒に購入したカバンは就活で使える可能性が高いので、自宅にないか見てみましょう。
たとえば、以下のようなカバンは代用しやすいです。
- 黒のレザーのトートバッグ
- PC用のブリーフケース
- 黒のショルダーバッグ
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また、代用できるカバンを探す際には、先ほど解説した就活に適したカバンの6つの要素を参考に探してみると見つかりやすいですよ。
ステップ②ほかの人に借りられるか検討する
自分が持っているカバンのなかで代用できるものがない場合は、友人や家族、知人などの周りの人に就活カバンを借りられるか聞いてみると良いでしょう。
たとえば、すでに就活を始めている友人であれば就活カバンを持っている可能性が高く、カバンを借りたい日に就活関連の予定がなければ貸してもらえる場合があります。
また、近くに家族がいる場合は頼ってみるのも1つの手段です。就活を経験している兄弟姉妹がいればカバンを持っている可能性がありますし、両親が仕事用に買ったカバンなどを借りられるかもしれません。
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「自分だけでどうにかしなければ」と考えると選択肢が狭まってしまうので、自分で解決できない場合は、視野を広げてほかの人を頼ることも考えてみると良いですね。
ステップ③新たに購入する
家にも代用できるカバンがなくほかの人に頼んでも見つからない場合は、新たに就活用のカバンを購入することを検討しましょう。
就活カバンは、一般的にスーツを取り扱っているお店であれば就活カバンを置いています。また、ファストファッションのお店でも、就活用に使えるカバンが置いてあることが多いので、まずは近くのお店で探してみましょう。
購入するならば、以下のようなお店やサイトがおすすめです。実際に店舗に足を運び実物を見てからの購入のほうが望ましいですが、店舗まで足を運べない場合はネットで購入することも選択肢に入れてみましょう。
就活カバンの相場は3,000円~8,000円ほどです。一時的にお金はかかってしまいますが、今後の就活や仕事でも使用できると考えると必要な買い物だと言えるので、ぜひ一度購入を検討してみてください。
就活カバンの代用ができるOKカバンとNGカバン
自宅にあるカバンの中で就活カバンが代用できるといっても、どのようなカバンを選べば良いか迷ってしまう人も多いと思います。また、選ばないほうが良いカバンについても知っておくと安心ですよね。
そこでここからは、就活カバンの代用ができるOKカバンと就活では使わないほうが良いNGカバンを解説しますので、カバンを選ぶときにぜひ参考にしてみてください。
OKカバン一覧
就活カバンの代用ができるカバンは、さきほど紹介した就活に適したカバンの6つの要素に当てはまっているものです。ただし、急遽カバンが必要という場合は、6つの要素にすべて当てはまるカバンを見つけることは難しいでしょう。
そのため、取っ手がついている肩掛けタイプか手持ちタイプで、A4サイズの書類が入るものを最低限の基準として選ぶようにしましょう。ショルダーバックを選んだ場合は、斜めがけをしてしまうとカジュアルな印象になるので、取っ手を肩にかけられる長さに調節してくださいね。
また、代用できるカバンの候補が複数ある場合は、当てはまる要素が多いものを選びましょう。
NGカバン一覧
NGカバンの共通点は、カジュアルな印象を持たれやすいものです。形やサイズが就活に適していたとしてもキャンバス生地やデニム生地はカジュアルすぎる場合があります。アウトドアなどで使われるようなリュックやウエストポーチもビジネスの場では避けたほうが無難です。
また、革製で落ち着いた色味であったとしても、小さなショルダーバックやクラッチバックは、就活に必要な持ち物が入らないためあまり適さないと言えますね。
また、面接で普段使用しているリュックで行くことも選択肢にある人がいるかと思いますが、あまりおすすめはできません。おすすめできない理由についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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就活カバンを代用する際の注意点
就活カバンの代用ができるカバンが見つかったとしても、就活に適さない場合もあります。そこでここからは、就活カバンを代用する際の注意点について解説します。すでに代用できるカバンを見つけた人も、注意点に当てはまっていないかを再度確認してみてくださいね。
傷や汚れがないかを確認する
まずは傷や汚れがないか確認しておきましょう。就活に適したカバンの要素が揃っていたとしても、目立つ傷や汚れがあるとだらしない印象を持たれてしまう可能性があります。
傷や汚れの度合いによっては、直したり隠したりすることもできるので、ほかに良いカバンがない場合は、自分で手入れをすることがおすすめです。
キーホルダーやチャームは外しておく
代用するカバンにキーホルダーやチャームがついている場合は、外しておきましょう。
キーホルダーやチャームがついていると、カジュアルな印象になってしまうのはもちろん、フォーマルな場である就活にはあまり適しません。場合によっては、志望度が低いと思われる可能性もあるので気を付けましょう。
就活カバンを代用する際は、キーホルダーやチャームを外し、就活に適した状態に整えておくようにすると良いですね。
カバンが複数にならないようにする
小さいカバンを選んでしまうと持ち物が入らず、複数のカバンを使おうと思う人もいるかもしれません。しかし、企業説明会や面接に持って行くカバンは1つにしておきましょう。
カバンが複数あると、どこに何を入れたか忘れてしまったり、ものを取り出すときに荷物が邪魔になってしまったりすることがあり、素早く動くことができなくなってしまいます。
どうしてもカバンを複数持っていかなければならない場合は、企業説明会や面接の会場には持ち込まず、最寄り駅や会場周辺のコインロッカーなどに預けるようにしましょう。
代用品がないからといって手ぶらはNG
どんなに探しても就活カバンの代用ができるカバンがないという場合でも、手ぶらで企業説明会や面接に参加するのは避けましょう。
先の就活にカバンが必要な3つの理由でも解説した通り、企業説明会や面接ではパンフレットや書類を配られる可能性があるため、それらを入れるカバンが必要となります。
また、カバンを持つことはビジネスマナーの一つなので、手ぶらだと「勉強不足の学生かもしれない」「社会人になるための自覚がないかもしれない」など、少し良くない印象を持たれてしまう可能性があります。
そのため、代用品が見つからないという場合は、新しいカバンの購入を検討しましょう。
就活カバンを購入する際のチェックポイント
就活カバンの代用品が見つからず新たなカバンを購入するとなると、スーツを扱うお店で売られているカバンをなんとなく選んでしまうという人も多いでしょう。
しかし、なんとなく選んでしまわないように注意が必要です。スーツを扱うお店で売られているからといって、すべてのカバンが就活に適しているというわけでありません。就活カバンは自分に合っていることがとても重要だからです。
そこでここからは、就活カバンを購入する際のチェックポイントを解説します。就活カバンを購入しようと考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
就活カバンの基本を押さえているか
まず大切なのが、就活カバンの基本を押さえられているかどうかです。就活カバンの基本とは、この記事の冒頭で解説した就活に適したカバンの6つの要素であり、色や素材、サイズ感などのことです。
新たにカバンを購入する場合は、これらの要素がすべて備わっているものを選ぶようにしましょう。そうすると、企業説明会や面接で良くない印象を持たれることはなくなるうえ、社会人になってからも使い続けることができます。
スーツとの相性が良いか
新たなカバンを購入するときは、自分が持っているスーツとの相性が良いかということを確認しておきましょう。
スーツが黒や濃紺など落ち着いた色味あれば、黒や茶色のカバンとの相性は問題ないですが、スーツの色が明るい場合などは慎重に選ぶ必要があります。
また、靴やベルトの色などとの組み合わせも大切なので、気になる人はスーツや靴、ベルトなどの写真を撮ってからお店に向かうと良いでしょう。
就活用のベルト選びについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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持ちやすいか・使いやすいか
就活中は、就活カバンを毎日のように使うことになるので、カバンの持ちやすさや使いやすさも重要になります。
持ちやすさは主に取っ手の部分に左右されることが多く、取っ手の部分が長く肩掛けタイプになっていると疲れにくく長時間持ち続けることができます。また、取っ手が丈夫なつくりになっているかということも大切です。持ち手の厚みや幅、補強されているかを確認しておきましょう。
使いやすさについては個人差があるかもしれませんが、ポケットなどの収納スペースを確認しておきましょう。収納スペースが多いと持ち物を分類して収納できるので、ものをなくしたり取り出す時間が長くなってしまったりすることを防ぐことができますよ。
就活で持ち歩くアイテムがすべて入るか
先ほども解説しましたが、就活で持ち歩くアイテムは案外多いため、すべてのアイテムが入る大きさかどうかを確認しておきましょう。
少し面倒かもしれませんが、カバンを買いに行く前に就活で持ち歩くであろうものを集めてみて、どのくらいの大きさのカバンが必要になるのかイメージを膨らませておくことをおすすめします。
特に、飲み物や折り畳み傘は場所を取るので、どのくらいの大きさか計っておくと最適な大きさの就活カバンを購入できるでしょう。
就活で必要な持ち物についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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就活の面接で必須な持ち物は、提出書類や腕時計などさまざまあります。今回は、キャリアアドバイザーが就活の面接で必須な持ち物8選と面接であると便利な持ち物を紹介していきます。持ち物チェックリストや当日に忘れてしまった際の対処法も紹介しているので、参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント石川 愛プロフィールをみる
本文でも記載されている通り、就活のバックを選ぶ前に就活で必要な物が入るか確認することは非常に重要です。
就活時に必要な持ち物としては、現金、交通系ICカード、クレジットカード、メモ帳、スケジュール帳、筆記用具、印鑑、学生証、提出書類、提出済みの履歴書・ESのコピー、ハンカチ、ティッシュ、企業から渡された書類を保管するクリアファイル複数枚、携帯電話、緊急連絡先電話番号と人事担当者名を書いたメモ、などが考えられます。最近はキャッシュレス決済が増えてきましたが、電車が遅延したり運休になった場合にタクシーを利用することも想定し、ある程度の現金を用意しておくと安心です。また、スマホでスケジュールを管理したり、メモをしている学生も見受けられますが、充電が切れた場合に備え、手書きのメモ帳やスケジュール帳は持っておくと良いでしょう。
これ以外にも手鏡、折りたたみ傘、歯磨きセット、くし、スーツのゴミ取り用エチケットブラシ、携帯用靴磨き、化粧ポーチ、モバイルバッテリー、予備のコンタクトレンズや眼鏡、予備のマスク、ウエットティッシュ、ヘアスプレーもしくは整髪料、予備のストッキングなども持っておくと安心です。また、夏には着替え用のYシャツやブラウスを準備しておくと汗をかいたときにも焦りません。夏場は暑くなるので、熱中症予防の飲料水も持ち歩くと良いですね。必要なものは人それぞれ異なることもあるので、自分で取捨選択して準備しておきましょう。
ポイントを押さえて就活に適したカバンを選ぼう!
就活や面接で使用するカバンは、専用のものを買うことが最も無難です。しかし、買いに行く時間がない、金銭的に厳しいという場合は、自宅にあるものでも代用することができます。
就活時のカバンは、何でも良いというわけではありません。印象を大きく左右することもあるため、しっかりとポイントを押さえて就活に適したカバンを選ぶようにしましょう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
キャリアアドバイザーコメント酒井 栞里プロフィールをみる
就活のカバンを選ぶ際は、高すぎず安すぎないものを選ぶようにしましょう。たとえば高級ブランドのカバンを持っていると、場合によっては自己顕示欲の強い人物ではないかと懸念される場合もあります。
反対にあまりにも安いカバンだと、安っぽく見えたり、使っていく中ですぐにくたびれてしまう可能性もあります。そのため就活のカバンを選ぶときは、高すぎず安すぎない物を選ぶようにしましょう。
また就活時だけでなく、入社後にビジネス用のカバンが必要になる職種もあります。その場合は就活や仕事で着用する頻度が多い黒系のスーツや靴との組み合わせを考え、黒色でシンプルなデザインのカバンを選ぶと良いでしょう。