「働きたくない」から一歩進む14の方法！ 根本の原因解明がマスト

働きたくないときは現状分析をして自分に合った対処法を見つけよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

働きたくないと感じている人から、よくこんな相談をもらいます。

働きたくないと思った時、つい自分を責めて気持ちが落ち込んでしまったり、仕事に意欲的になれず出社することを苦痛に感じることもあると思います。

そのようなときはまず現状を分析し、なぜ働きたくないと思うのかを知ることが大切です。そのうえで理由に合わせた対処法を打ち出し、働きたくない思いを解消するための行動につなげましょう。

この記事では、働きたくないと思う理由別の対処法や、働きたくない気持ちを解消するためにできることを紹介しています。一緒に働きたくない気持ちを打開し、仕事に前向きになる方法を見つけましょう。

「働きたくない」と思ったときに忘れないでほしいこと

「働きたくない」と感じた時、自分を責めてしまったり、「こんな悩みを抱えているのは自分だけかも」と不安になってしまい気持ちがふさぐこともあると思います。そのような状況が続くと心身への負担となり、ますます自分を追い詰めてしまいますよ。

まずは働きたくない気持ちに冷静に向き合うことができるよう、考え方を変えることから始めましょう。ここからは、働きたくないと思ったときに忘れないでほしいことを解説します。

まず忘れないでほしいのは、働きたくない気持ちが大きくなり思い悩んでいるのがあなただけではないということです。

厚生労働省が実施した、国内で働く人が感じるストレスについての調査結果をまとめた「労働安全衛生調査」によると、仕事に関して強いストレスとなっているものがあると感じている人は82.2%います。

つまり、多くの人が仕事に対するストレスを感じながら仕事をしているということです。なかには働きたくないと思う人もいるでしょう。働きたくないと思うのは決して甘えではなく、仕事をしていれば誰しも考える可能性のあることですよ。

どんなに働きたくないと思っても、例外を除いてまったく働かずに生活をしていくということはできません。生きていくには資金が必要になるため、最低限の収入は必要になりますよね。

働きたくない気持ちを我慢しすぎるのは避けたいところですが、生計を立てるにはいずれ働く必要が出てきます。その事実も真摯に受け止め、今後どうしていくべきなのかを考えることが大切です。

働きたくないからといってそれを避け続けていると、働かずにいる自分を責めてしまい、いっそう気持ちに負担がかかる可能性があります。そのような事態に陥るくらいなら、少しの我慢をして働いた方が気が楽になる場合もありますよ。

仕事をして企業に貢献することで、存在意義を感じられる場合があります。そのような環境があることで、自己肯定感を上げることにもつながることは覚えておきましょう。

働く意味は、存在意義を感じる以外にもたくさんあります。あなたなりの働く意味を知ることで意欲がわく可能性もあるので、こちらの記事を参考にあなたにとっての働く意味を探してみてください。

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「働きたくない」から一歩進むには原因の究明が重要

働きたくない気持ちを我慢して働き続けたり、働き出すことができない自分を責め続けるのは、心身に大きな負担がかかります。自分を追い詰めてしまう一方なので、対策を打ち出す必要がありますよ。そこで一番に取り掛かるべきは、働きたくないと思う原因を見つけることです。

なぜ働きたくないと思うのかを理解すれば、それに合わせた対策を立てることができます。まずは自分自身としっかり向き合い、働きたくないと感じる原因を探しましょう。

この先では、すでに働いている第二新卒と働けずにいる既卒、それぞれの「働きたくない」と感じる要因としてよくあるものと、対処法を解説しています。参考にしながら今の自分と向き合い、この先どう行動をするべきなのかを考えてみましょう。

【第二新卒】現職から原因解明！ 働きたくない7つの原因と対処法

すでに働いており仕事をするなかで働きたくないと感じてしまう場合、多くは職場環境に原因があります。そのため第二新卒ならまずは現職での経験を振り返り、いつ働きたくないと感じるのかを明確にすることで解決策を導き出すことができますよ。

ここからは、第二新卒が「働きたくない」と感じる原因としてよくあるものと、それに合わせた対処法を解説していきます。自分自身に当てはめ、どのような対策が有効なのかを確認しましょう。

●うまくいかないポイントを明確にして対策をしよう

働きたくないと感じる原因としてよくあるのが、仕事がうまくいかないことです。仕事に苦手意識を持っており「ほかの仕事の方が自分に向いているのでは？」と感じてしまうなら、この原因が当てはまるでしょう。

そのようなときは、まず仕事のなかでどの作業が苦手なのかを明確にする必要があります。ただ、すべての作業が苦手というわけではない人もいますよね。そのようなときは、特に苦手と感じる作業をピックアップしてください。

苦手な作業がわかったら、次はそれが得意な同僚や先輩、上司に仕事のコツを聞いてみましょう。コツをつかめば苦手意識が緩和され、次第に働きたくない気持ちを緩和できるようになる可能性がありますよ。

今の仕事が合っていないと感じてしまうときは、こちらの記事を見てみてください。あなたが今どのように行動すべきか、どうすれば改善できるかがわかりますよ。

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●より責任感ある仕事を任せてもらえるよう目の前の仕事で成果を出そう

日々仕事をしていて達成感が得られないと、仕事への意欲がなくなってしまうこともありますよね。そのような状態が働きたくない気持ちにつながることも十分に考えられます。

これに該当する場合は、責任感がありやりがいを感じられる仕事を任せてもらうことで打開できる可能性がありますよ。そのためには実績を上げ、より裁量権のある仕事をさせてもらいたい姿勢をアピールすることが重要です。

まずは成果を上げるための個人的な目標を設定し、それを着々と達成していきましょう。それを繰り返すことで周囲にもあなたの努力が伝わり、より責任ある仕事を任せてもらえる可能性が上がります。

●周りよりも過去の自分と今の自分を比べる意識をしよう

仕事をしていると周囲の人が成果を上げているのを見るシーンもあるでしょう。そのようなときに自分と比較してしまい、劣等感に駆られて働きたくない気持ちが募ることも考えられます。

もしこのような状況に陥っているなら、比べる対象を周りから自分自身にすり替える意識をするのがおすすめです。比べるべきは昨日の自分であり、昨日の自分から今日の自分がいかに成長できているかに目を向けてみましょう。

自分の成長に目を向けることで、モチベーションが上がり仕事に前向きになれます。自分の努力を素直に認め、少しずつでも確実に成長していることを確認する意識を持つことが大切ですよ。

●できるだけ人間関係を気にせずにいられる環境作りをしよう

職場の人間関係は、仕事へのモチベーションを大きく左右するものです。たとえば苦手な人がいたりすると、それだけで働きたくないと感じてしまうこともあるでしょう。

そのようなときは、できるだけ人間関係を気にせずにいられる環境を作ることが重要です。

人間関係についてはあなた自身の努力では解決できない場合も多いので、必要に応じて周囲の力を借りながら極力影響を受けない環境を作ることが重要です。信頼できる上司に相談し、アドバイスをもらうのもおすすめですよ。

職場の人間関係が原因で「辞めたい」と感じてしまうときは、こちらの記事を参考にしてください。現状を改善するための対処法について詳しく解説しています。

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●上司にほかの人のキャリアパスについて聞いてみよう

働きたくないと感じている人のなかには、その企業で働き続ける未来が見えずに手詰まり感を覚えている人もいるでしょう。将来のイメージができないと不安に感じたり、仕事に対するモチベーションが下がったりすることもあると思います。

そのような場合は、自分の場合は企業内で将来どのようなキャリアを積んでいける可能性があるのか、一度上司に聞いてみるのがおすすめです。ほかの人が実際に歩んでいるキャリアなどを教えてもらうことで、将来についてイメージしやすくなる可能性がありますよ。¥

●労働条件の不満によって起きている悪影響を明確にして上司に相談しよう

労働条件に不満を抱えていると、モチベーションが上がらず働きたくないと感じることも多くなるでしょう。そのようなときは、労働条件に不満があることでどのような影響が出ているのかを明確にし、そのうえで上司に相談するのがおすすめです。

上司に相談する際には、あなたの抱く不満が正当なものなのかも確認しておきましょう。普段から勤務態度が悪いのに労働時間が長いと言われても、「それはきちんと仕事をしないからなのでは？」と疑問を抱かれ、解決につながらない可能性があります。

●速やかに周囲に相談し適切な対処をしよう

もしあなたが今の職場でハラスメントを受けていると思うなら、すぐに周囲に相談して適切な対処をする必要があります。ハラスメントを自分で解決するのは難しいので、積極的に周囲の手を借りましょう。

仮に相談する余裕もないほど追い詰められていると感じるなら、一刻も早く職場を離れるのも一つの手です。何よりも自分の身を守るためにはどうするべきかを考えてくださいね。

もし今の職場の上司と合わないと感じているなら、こちらの記事を参考にして打開策を考えてみてください。

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【既卒】未来への不安を解消！ 働きたくない7つの原因と対処法

大学を卒業してから社会人として働いた経験がない人の場合は、社会人に対するマイナスなイメージや不安から働きたくないと感じてしまっている可能性があります。経験のないことなので、不安に思うのも無理はありません。

まずは働きたくない気持ちがどういった不安から来るのかを考え、それを解消するための対策を打ち出しましょう。社会人へ向けて一歩踏み出すためにも、ここで不安を払拭してくださいね。

●非正規雇用から始めて実務経験を積んでいこう

これまで正社員やアルバイトとして働いた経験がほとんどない場合、社会人になることを不安に感じたり、働きたくないと感じるのは仕方のないことです。そのようなときは、パートやアルバイトといった非正規雇用から始めるのが良いですよ。

非正規雇用であっても仕事をする以上は、ある程度の責任が求められます。そのような環境下で実務経験を積むことで働くことへの理解が深まり、働きたくないという気持ちが緩和できる可能性がありますよ。

「働くのが怖い」と感じてしまう人は、こちらの記事を参考にしながら一緒に対処法を考えてみましょう。

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●実際に働いている人から話を聞いてみよう

働くことそのものに不安を抱えており、考えるだけでも後ろ向きな気持ちになってしまう場合は、働くことへの悪いイメージばかりが先行している可能性があります。そのようなときは、まず社会人として働くことへの理解を深めることが重要です。

この状況に該当する場合は、実際に社会人として働いている人に話を聞いてみましょう。家族や友人やもちろん、就職エージェントのような就活のプロから話を聞いてみるのもおすすめです。

話を聞く際には、やりがいや楽しいことのようなプラスイメージにつながることはもちろん、大変なことや挫折経験といったことも聞いておくのが良いですよ。どのような困難に直面する可能性があるのかを知れるので、心構えができます。

●職業訓練を受けてスキルを身に付けておこう

自分が社会人としてきちんと仕事をしているイメージができず、働きたくないと感じる人もいますよね。そのようなときは、あらかじめ仕事をするうえでのスキルを身に付けて自信をつけることから始めましょう。

おすすめは、ハローワークで応募できる職業訓練に参加することです。求職者であれば誰でも無料で受けられるものが多いので、「本当に働けるのかな」と不安に感じるときは積極的にチャレンジしてみてください。

職業訓練に興味がある人は、こちらの記事を参考にしてどのように受講できるのかを確認しておきましょう。

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●社風や社内の雰囲気を重視した企業選びをしよう

社会人として働き出すということは、まったく新しい環境に身を置くということです。慣れないことが多く、精神的な負担がかかることを考えて働きたくないと思ってしまうこともあるでしょう。

そのようなときは、社風や社内の雰囲気を重視した企業選びをすることが重要です。職場の雰囲気が自分に合っていると、モチベーションが上がり働きやすくなります。企業についてよく調べ「この企業ならやっていけそう」と思える環境を探しましょう。

企業について調べるときは、できるだけ多くの手段を駆使してリサーチをしてください。一方的な視点だけでなく、その企業について多角的に知ることで職場の雰囲気をイメージしやすくなりますよ。

●怒られることは人格否定ではないことを覚えておこう

働きたくないと感じる人のなかには「社会人は厳しく怒られるもの」というマイナスイメージがある人もいるかもしれません。企業で働いていくうえでは誰しも責任がともなうものなので、怒られるシーンももちろんあるでしょう。

そこで、怒られることは決して人格否定ではないことを覚えておいてください。期待されていたり、将来的にあなたが大きな負担を背負うことを避けるために怒られるという場合がほとんどです。それを理解しているだけでも、言葉の受け取り方が変わってきますよ。

●一人で取り組みやすい仕事を探してみよう

職場には多くの人が働いており、性格や相性は人それぞれです。うまくやっていけるか不安になり、働きたくないと感じることもあるでしょう。そのような場合は、できるだけ一人で黙々と取り組めるような仕事を探すのも一つの手です。

仕事をするうえでは人とのかかわりは避けられませんが、最低限にすることはできます。人間関係への不安が大きいときは、そういった仕事を探すのが良いですよ。

仕事をするとしたら一人で黙々とできることを選びたいと考えている人は、こちらの記事を参考に職種を探してみてください。

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●さまざまな雇用形態のなかから自分に合った働き方を探そう

仕事をするとなると、どうしても一日の時間が仕事中心になることも考えられます。それに抵抗があり、働きたくないと感じることもありますよね。そのようなときは、雇用形態を正社員に限定せず、自分に合った働き方ができる方法を探すのがおすすめです。

初めから正社員としてフルタイムで働くことへの不安が大きい場合は、ほかの雇用形態で就職し、慣れたら正社員になる道も考えられます。

フレックスタイム制度に魅力は感じるものの、詳しいことはわからないという人にはこちらの記事がおすすめです。

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「働きたくない」から一歩踏み出す！ 行動指針を決める4ステップ

働きたくない思いを解消するためには、何よりもまず一歩を踏み出すことが大切です。とはいえ何から始めれば良いのか、どのように解消すれば良いのかがわからなければ身動きが取れませんよね。

ここからは、働きたくない気持ちを打開するためにどのように行動していけば良いのかを見極める方法を4ステップで解説していきます。

ステップ①自分が置かれている状況を整理する

働きたくない気持ちを打開しようと思ったときは、まず今自分が置かれている状況を整理することから始めましょう。今働いているのかどうかで、働きたくない原因がいつの時点にあるのかおおよその検討をつけることができますよ。

行動指針を立てるには、現在の自分の立ち位置を知ることが大切です。ここで一度自分と向き合い、現状を冷静に分析してみましょう。

ステップ②気持ちが落ち込んでしまう瞬間を考える

自分の状況が整理できおおよそいつの時点に原因があるのかが明確になったら、次は原因となった期間を振り返りどのようなタイミングで気持ちが落ち込んでいたのかを考えてみてください。

このときおすすめなのが、モチベーショングラフを使った分析法です。原因となる出来事があった可能性の高い期間に焦点を当て、当時のモチベーションの動きを可視化し、特にモチベーションが落ち込んでいるときのことを振り返ってみてください。

モチベーショングラフを使ったことがない人は、こちらの記事を参考にしてください。作成法や使い方、テンプレ―トを解説しています。

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ステップ③なぜ働きたくないと思うのか原因を考える

働きたくないと感じる原因となった出来事がわかったら、次はそのときに何が起こったのかを細かく振り返り、具体的な要因を探りましょう。

具体的な要因が明確にできれば、働きたくない気持ちを解消できる環境がどのようなものなのかがわかります。対策が打ち出しやすくなるので、丁寧に過去を振り返っていってくださいね。

働きたくない理由がなかなか明確にできないときは、あわせてこちらの記事も参考にしてみてください。理由を明確にするためのヒントがあります。

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ステップ④解決するには何が必要か考える

働きたくないと感じる要因が明らかになったら、最後にそれを解消するにはどのような環境が必要なのかを考えてみてください。

これから就職をするにしても、社内での環境改善を図るにしても、どのような方向性で動いていくべきなのかは明確にする必要があります。今のあなたにとって必要な環境を理解し、できることから一歩ずつ解決に向けて踏み出しましょう。

負担なくできる仕事は？ 「働きたくない」と思ったときにおすすめの職種15選

もし働きたくない気持ちを解消するために転職がしたい、働きたくない気持ちをできるだけ解消したうえで就職がしたいと思ったら、そのハードルはできるだけ低い方が良いですよね。

そのためには、ストレス要因別にできるだけ負担なくできる仕事を探してみるのもおすすめです。以下で紹介しているので、参考にしてください。

ほかにも自分に合った仕事を知りたいと思った人は、こちらの記事を参考にしてどのような仕事が向いているのかを考えてみてください。

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要注意！ 働きたくないと思ったときに絶対避ける5つの行動

働きたくないと思った時、つい気持ちが落ち込んだり視野が狭くなることで、自分を責めたり急に仕事を辞めたくなることもあるかもしれません。しかしそういった行動は、よりいっそう自分を追い詰めてしまう可能性がありますよ。

ここからは、働きたくないと思ったときに避けたい行動について解説します。冷静に現状を改善するための方法を考えるためにも、この先の内容に目をとおしておきましょう。

①自分を責める

働きたくないと思った時、「働きたくないと思うのは自分が悪い」「こんな自分なんて……」と自分を責めてしまうことがあるかもしれません。そのように考えて自分を追い詰めてしまうと、よりいっそう気持ちが塞いでしまいますよ。

もし今自分を責めてしまうなら、まずはその考え方をやめましょう。働きたくないと感じる自分を受け入れ、その気持ちと向き合いながら今できることを探してください。

②働きたくない気持ちを我慢し続ける

仕事をしながらも「働きたくない」と思っている人のなかには、長いことその気持ちを我慢し続けて働いている人もいるかもしれません。

もし働きたくない気持ちを時間が解決してくれる可能性があるなら、一定期間我慢するのは悪いことではないでしょう。しかし、解決の余地が見えない場合は早急に行動を起こすことが大切です。

「みんな同じ気持ちで働いている」と思うこともあるかもしれませんが、それにどの程度耐えられるか、どの程度ストレスを感じているのかは人それぞれです。つらいときは我慢し続けるのではなく、解消のための行動をしましょう。

③急に退職したり無断欠勤をする

日頃から働きたくないと思っていると、仕事を休みたくなったり辞めたくなることもあると思います。そのような時、後先考えずに突然退職をしたり感情のまま無断欠勤をすることは避けましょう。

急な退職や無断欠勤をするくらいなら、きちんと職場に連絡を入れて一日仕事を休んだり、休職をして心身を休める期間を作りましょう。何よりも自分を大切にした決断をすることが大切です。

④周りの人と自分を比較する

働きたくないと思った時、つい周囲と自分を比較して「周りは頑張っているのに、自分はできていない」といったように後ろ向きに考えてしまうこともあると思います。そのような考え方は、自己肯定感を下げてしまうので避けましょう。

働きたくないという気持ちからどの程度ストレスを感じているのか、そのストレスにどの程度耐えられるのかは人それぞれです。そもそもほかの人と比べられるものではないことを覚えておいてくださいね。

⑤自分一人で抱え込む

働きたくない気持ちを自分一人で抱え込むのも、避けたい行動の一つです。一人で悶々と考えていても解決策が見つからないばかりか、視野が狭まりいっそう現状を冷静に見られなくなってしまう可能性がありますよ。悩んだときは遠慮なく周囲に頼りましょう。

悩みを口に出して第三者に伝えるだけでも、頭のなかが整理しやすくなり冷静になることができます。直接の解決策は見つからなくても、働きたくないという気持ちと向き合うきっかけになりますよ。

「働きたくない」から一歩踏み出すために覚えておきたいこと

働きたくない気持ちと向き合い、改善のために行動を起こそうとする時、ハードルが高く思えたり負担を感じたりすることもあるでしょう。そのようなときに、忘れないでほしいことがあります。

ここからは、働きたくない気持ちを解消するために一歩踏み出すあなたに覚えておいてほしいことを解説していきますよ。

働きたくないと思ってしまう状況を変えるために行動を起こすのは、ハードルが高いものですよね。「うまくいかないかも」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし仮に思いどおりの結果にならなかったとしても、自分を見つめ直し行動を起こした経験は必ずあなたの力になります。それがきっかけとなり状況が良くなることは必ずあるので、それを忘れずにまず一歩を踏み出すことが大切です。

これから一歩を踏み出すとなった時、「行動を起こしても何も変わらないかも」「失敗してしまうかも」と不安になることもあると思います。しかし、まだ起きてもいないことを不安がっても状況を変えることはできません。

ある程度のリスクを想定し備えることはもちろん大切ですが、それを不安視しすぎて動き出せないのでは本末転倒です。今のままでいても、働きたくない気持ちを抱えたまま悶々とする日々は変わりませんよ。それを忘れず、不安よりも行動を起こすことを第一に考えましょう。

「働きたくない」と思ったら自分に合った対処法を見つけて現状を変えよう

ここまで、働きたくないと思ったときの状況別の対処法や、働きたくない原因を見極める方法について解説してきました。

働きたくない気持ちに駆られるのは、誰しもあることです。まずはそう思っている自分を受け入れ、状況を改善するために今の自分に必要なものは何かを見極めることが大切ですよ。

行動を起こせば、状況は必ず変えることができます。何よりもあなた自身の身を守ることを考え、焦らずに一歩ずつ対策を積み重ねていきましょう。