自分に合った仕事の見つけ方4ステップ|理想の働き方別の適職も解説

この記事のアドバイザー

理想の働き方から適職を発見! 自分に合った仕事は○○から見つける!

目次

  1. 誰でも自分に合った仕事がある! 適職を見つける方法を理解しよう
  2. まず知っておきたい! 「自分に合った仕事」の定義
  3. 自分に合った仕事を探すうえで覚えておきたいこと
  4. ①好きな仕事とは限らない
  5. ②完璧な会社があるとは限らない
  6. ③自分だけでは気づけないことがある
  7. ④軸によって大きく異なる
  8. ⑤業務に加えて社風も重要
  9. 自分に合った仕事の見つけ方4ステップ
  10. ステップ①仕事をするうえで大切にしたいことを明確にする
  11. ステップ②興味や関心が持てることを書き出す
  12. ステップ③自分の持つ強みを見つける
  13. ステップ④キャリアビジョンを設定する
  14. 理想の働き方別! 自分に合った仕事の傾向を解説
  15. 人の役に立つ実感を得ながら働きたい
  16. 興味のあるものにとことん向き合いながら働きたい
  17. 自分の信念を曲げずに働きたい
  18. 自分のペースを大切にして働きたい
  19. 自分の時間も大切にしながら働きたい
  20. どうしても自分に合った仕事が見つからないときに試したい6つの分析法
  21. ①直観的に「好き」「嫌い」を挙げて掘り下げていく
  22. ②他己分析をして自分に合っていそうな仕事を探す
  23. ③求人サイトなどを見て多くの職種を知る
  24. ④WillとCanで考える
  25. ⑤就職エージェントに相談する
  26. ⑥適職診断ツールを利用する
  27. 本当に自分に合った仕事を見つけて理想の就職をかなえよう!

誰でも自分に合った仕事がある! 適職を見つける方法を理解しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「自分に合った仕事なんてないのかも」
「自分に合った仕事の見つけ方が知りたい」

学生と面談していると、こうした声を聞くことがよくあります。就活がなかなかうまくいかなかったり自己分析が思うように進まないと、自信がなくなってしまうのも理解できます。

しかし、どんな学生であっても、その人に合った仕事は存在するものです。この記事では、自分に合った仕事を探すための方法を解説します。

自分に合った仕事の見つけ方を伝授|5つの方法から解説

まず知っておきたい! 「自分に合った仕事」の定義

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就活生

そもそも「合う」「合わない」ってどういう状態を指すんでしょうか? 実際に働いてみないとわからないような……。

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キャリアアドバイザー

もちろん就活の時点で100%合う仕事を見つけるのは難しいことです。ただ、適切な手順で考えていけば、ある程度の傾向は見極められますよ。

多くの就活生が就活開始後に持つのが「自分に合った仕事は何だろう」という疑問でしょう。アルバイトやインターンシップで「仕事」をした経験はあっても、それが本当に自分に合っているのかを判断するのは難しいことだからです。

自分に合った仕事を考えるうえで重要なポイントの一つは「自分のスキルや特性を活かせるかどうか」という視点です。この点は、自己分析を掘り下げていくことである程度イメージできるようになるでしょう。

一方で、自分のスキルや特性を活かせるとしても、職場の雰囲気が肌に合わなかったり、自身の求める働き方と異なったりする企業では「自分に合っている」とは感じにくくなります。

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キャリアアドバイザー

自分に合った仕事を考える際には、 自分のスキルや特性を活かせる業務内容や職業であるかどうかに加えて、社風や企業の雰囲気、条件も重要な要素となってくるのです。

キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ自分に合った仕事はわからなくて良い

吉川 智也

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将来のビジョンから逆算して見極めよう

まず、正直なところ、「自分に合った仕事」なんてわからなくて当然です。ですから、そこで行き詰まっているのであれば、探し方を少し変えてみることをおすすめします。

「好きなこと」や「得意なこと」から探すのではなく、まず「将来どうなりたいか」「どんな人生を送りたいか」という将来のビジョンを具体的に設定し、そこから逆算して、それを実現できる企業を探していくのです。

たとえば「年収1,000万円稼ぎたい」というビジョンと、「ワークライフバランスを重視したい」というビジョンでは、合う企業はまったく異なります。興味がある業界・職種の働き方と本人が本当に望む働き方が乖離していることも少なくありません。

自己分析を繰り返しながらそういったズレを徹底的に修正し、将来像から逆算して企業を探すことで、自分自身の納得のいく道を見つけましょう。

まずはあなたが受けないほうがいい職業を確認しましょう

自分に合った職業・合わない職業を見つけることは、就活の成功に不可欠です。しかし、見つけることが難しいと感じる人も多いでしょう。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや性格が分析され、向いている職業・向いていない職業が診断できます

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自分に合った仕事を探すうえで覚えておきたいこと

自分に合った仕事の探し方のポイント

自分に合った仕事の探し方には、いくつかのポイントがあります。「とにかく行動しなければ」と思って就活をしていると、なかなか見つからず自信を失ってしまうことや、実際に見つからない可能性があります。ポイントを一つずつ見ていきましょう。

①好きな仕事とは限らない

就活をしている学生のなかには「自分に合った仕事は、自分の好きな仕事だ」と考える人が多く見られますが、実際にはそうとは限りません。

理想は「自分に合った仕事=好きな仕事」ですが、誰にでも向き不向きがあり、それは自分の好き嫌いとは別問題です

たとえば、自分では「コツコツ事務作業をするのが好きだ」と思っていても、計算ミスや誤字脱字を連発するようでは「この人は事務職に向いていない」と判断されてしまいます。

社会ですでに活躍している人たちでも、就活当時は思いもよらなかった仕事が自分に合っていたという例は、決して珍しいものではないのです。

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キャリアアドバイザー

自分に合った仕事を探す際には「自分の好きな仕事」とは別の角度からも検討してみることが重要です。

②完璧な会社があるとは限らない

完璧な会社があるとは限らないということも、把握しておくべき大切なポイントです。

ときどき、少しでもいい会社を探そうとして、次第に完璧な会社を求めようと考えてしまう学生が見られます。いい会社を探すことは大切ですが、すべてが理想通りの完璧な会社というものはなかなか見つかりません。

完璧を追い求めるあまり、その企業が持つ良い部分を見逃してしまったり、一向に就職が決まらなくなったりしては本末転倒です

企業の良し悪しを判断する基準のなかには、就活中には気づけない要素もたくさんあります。そのため、就活で100%完璧な会社を見つけようという思考に陥るのは、避けておいたほうが無難です。

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一般的に優良企業と言われている会社でも合わなかったというケースも珍しくありませんよ。

以下で紹介する記事を参考にしながら「自分にとっての優良企業」を見つけるようにしましょう。
優良企業の特徴とは|新卒の定着率が高い企業5社を紹介
優良企業の探し方25選|就活ナビサイトだけじゃない情報収集術

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ完璧な会社は存在しない

塩田 健斗

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本当に自分が求めている条件を明確にしよう

完璧を求める学生は自分の要望がとても多い傾向があります。たとえば「上場企業」「社員数は1万人」「風通しがいい」「研修制度の充実」などの条件です。そんな人にぜひ考えてほしいことが2つあります。

一つ目は、その条件が必要な理由が明確かどうかです。「親や友達が言っていたから」「ないよりはあったほうがいいから」は理由になりません。「将来〇〇になりたくて〇〇の環境がどうしても必要」とまで言えてはじめてそれはあなたにとっての必要条件になりえます。

二つ目は、「会社が提供してくれるもの」と「自分で努力するもの」を区別できているかです。「優秀なエンジニアになりたいから、研修制度がしっかりしていてほしい」と思っている場合、どんなにいい環境・制度があっても努力が伴わなければなりたい姿をかなえることはできません。

完璧な会社はないと考えたほうが良いです。むしろ、「自分の努力で完璧な会社にしてやろう!」くらいの勢いで臨めると良いですね。

③自分だけでは気づけないことがある

「自分に合っている仕事が何なのか」は、自分だけではなかなか気づけないことがあります。

1人で考えていると、どうしても視野が狭くなってしまったり、1つの考えに固執してしまったりします。そのため「自分だけでは気づけないことがある」という事実を理解したうえで、周りの人にアドバイスを求めてみるのがおすすめです。

はじめのうちは、アドバイスをもらうことを恥ずかしいと感じたり「嫌なことを言われたらどうしよう」と思ったりするかもしれません。

しかし、仕事をするうえでも客観的なアドバイスをもらうのはとても大切なことです。まずは身近な人に「私に合う仕事ってどんなものだと思う?」と率直に聞いてみましょう。

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仕事に関することなので、すでに社会に出ている家族や先輩に相談してみるのがおすすめです。

④軸によって大きく異なる

自分が就職先に何を求めるのか、という点も大切なポイントです。なぜなら「就職先に求めること」によって、マッチする企業も職種も大きく異なるからです

いくら自分がしたい仕事や、向いていると感じた仕事があったとしても、求める軸と合わないと長く働くのは難しくなってしまいます。

そのため、自分が求める軸は何なのかを明確にし、適切な就活をすることが必要になります。

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まずは自分の軸を明確にし、何を目指していくのかを優先しましょう。

就活の軸について再確認したい人は、こちらの記事を読んでみてください。

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⑤業務に加えて社風も重要

自分に合った仕事を見つけるときは、業務だけではなく社風も重要なポイントです。なぜなら、社風が合わない場合、仕事を続けていくことが苦痛になってしまう可能性があるからです

たとえば「挑戦的な社風」を掲げる会社の場合、常に新しい発想や挑戦を求められ、周りにもそうした社員が多くなります。自分自身が慎重に物事に取り組みたいタイプであれば、こうした環境ではストレスを感じる可能性が高くなります。

さまざまな社風の例
  • 実力主義
  • 若手が活躍できる
  • チームワークを重んじる
  • プライベートと両立しやすい
  • コミュニケーションを最優先にする

自分に合う社風を見つけるためには「自分がそのなかで活躍している姿」をイメージしてみるのがおすすめです。

社風についてはこちらの記事で詳しく解説しています。自分に合った社風を知る参考にしてくださいね。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自分の性格に合った社風を選ぼう

吉川 智也

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学びたいことから会社を選ぶのもアリ

仕事を選ぶ際「社風」は非常に大切な要素ですよね。

たとえば、知的好奇心が旺盛な学生は、資格や専門的な知識を身に付けられる職場環境、そうしたおこないを推奨する社風がマッチしています。そういった会社には同様に継続した学びが充実感につながるタイプの人が集まるため、とても仕事がしやすいはずです。

飽き性で若いうちに多様な経験を積みたい学生なら、さまざまな挑戦を次々に後押ししてくれる社風の会社が向いているでしょう。ベンチャー企業では事業戦略に応じて受け持つ仕事も変わりやすい傾向があるので、向いている可能性も高いはずです。

自分の性格やなりたい像を思い浮かべて、どのような社風の会社が合っているか考えてみてくださいね。

あなたが受けないほうがいい職業を診断しよう

就活では、自分に合った仕事が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「適職診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけあなたの性格や強みを分析し、適職・適さない職業を提案してくれます

自分の適職・適さない職業を知ることで、自信を持って就活を進めましょう。

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自分に合った仕事の見つけ方4ステップ

ここからは、自分に合った仕事を見つける方法を4つのステップに分けて解説します。一つずつ取り組みながら自己理解を深め、自分にぴったりの仕事を見つけるヒントにしてみてくださいね。

ステップ①仕事をするうえで大切にしたいことを明確にする

まずは、自分自身が仕事をするうえで最も大切だと感じることを言語化しましょう。同じ業界、同じ職種を目指している人であっても、本当に大事にしている要素はそれぞれ異なるものです。

仕事を選ぶうえで重んじる項目の例
  • 得意なことを活かして活躍したい
  • 社会に貢献したい
  • どんどん新しいことに挑戦したい
  • 人に誇れる仕事をしたい
  • 無理なく長く働きたい
  • しっかり稼げる仕事がしたい

自分の「大切にしたいこと」を見つけるには、初めは思いつくままに書き出していき、そのなかから特に重要度の高いものを絞り込んでいくという方法がおすすめです

こちらの記事では、仕事を選ぶための基準についてさらに詳しく解説しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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ステップ②興味や関心が持てることを書き出す

自分がどのような方向性で働きたいかが見えてきたら、もう少し具体的に「やりたいこと」を探っていきます。これまでの経験を振り返りながら、自分がどのような活動に興味や関心を持ちやすいかを考えてみましょう

仕事に活かせる興味・関心の例
  • 人をサポートするのが好き
  • 皆をまとめてリードするのが得意
  • 周囲と協力して物事を進めるのが得意
  • コツコツ着実に進めることに快感を覚える
  • これまでにないものを生み出すときにテンションが上がる

思い付くままに書き出していくという方法でも自分の関心を掘り下げることは可能ですが、自己分析のフレームワークを活用することで効率良く見つけられるようになります。

以下の記事ではそれぞれ「モチベーショングラフ」「自分史」という方法について詳しく解説していますので、ぜひ自己分析の際に役立ててみてください。
テンプレ付き! モチベーショングラフの作り方と就活活用法を大公開
簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう

ステップ③自分の持つ強みを見つける

ここまでは自分自身の性格や興味・関心を軸にして自分に合った仕事を探す方法を紹介してきましたが、現場で働くうえではそれが「実際にできること」かどうかも問われます。

そこで、自分の強みを明確にし、どのような仕事で活躍できそうかを具体的にイメージしておくことも重要です。

自分の強みの例
  • 論理的思考力がある
  • 行動力がある
  • 継続力がある
  • 臨機応変に対応できる
  • 逆境に強い

強みを見つけるためには、これまでの経験を振り返ってうまくいったことを思い出し、その成功の要因となった性質を考えてみると良いでしょう

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キャリアアドバイザー

「自分の強み」は仕事探しに役立つだけでなく、面接でも頻出の質問の一つです。具体的なエピソードとセットで考えておくのがおすすめです。

「自分の強みがわからない、そんなものは見つからないような気がする…」と不安になっている学生もいるかもしれませんね。そんなときはこちらの記事を参考にしてみましょう。

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ステップ④キャリアビジョンを設定する

ある程度「この仕事なら合っていそうだな」というものが見えてきたら、その仕事を5年、10年続けた後の姿もイメージしてみましょう。活き活きと働いている姿を想像できるのであれば、その仕事はあなたに合っている可能性が高いと言えます

キャリアビジョンを考える方法
  1. 10年後の理想の姿をイメージする
  2. 理想をかなえるために必要なことを書き出す
  3. 必要なことを実現するためにやるべきことを考える

面接などでキャリアビジョンを話す際には、志望先の企業に合わせて内容をアレンジする必要があります。しかし、まずはそういった調整は抜きにして、自分の本音をベースに自由に想像してみましょう。

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「実現できなかったらどうしよう」などとは考えず、理想の自分をイメージしてみてくださいね。

キャリアビジョンを考える際のヒントが欲しい人は、こちらの記事をチェックしてみましょう。

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キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!

就活においてキャリアビジョンを考える際は、例を参考にするのも方法の1つです。この記事では例だけでなく、キャリアビジョンの考え方についてもキャリアアドバイザーが詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください

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キャリアビジョン例11選|例文から選考で刺さるビジョンを作成!

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージやりたいことが見つからなくても大丈夫

塩田 健斗

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「将来なりたい姿」をイメージしよう

仕事を選ぶうえで「やりたいこと」を重視しがちですが、やりたいことが心から明確になっている学生はなかなかいないものです。そういうこともあって、学生と面談する際には、ストレートに「どんな仕事がしたいの?」とは基本的には聞かないようにしています。

その代わり、「こうありたい」と思う姿や、「将来こうなりたい」と思う姿を答えてもらうことで、その人が感じている「理想の状態」の輪郭をはっきりさせていきます。「親になるとしたらどんな父親・母親になりたいか?」といった考えやすい質問から、「仕事場でどんなふうに活躍したいのか?」といった仕事に関する質問まで広げ、数年後の自分像を逆算して考えてもらいます。

これはとある本で読んだ知識ですが、本当にやりたいことがある人は100人いればたった1人いるかどうかという割合だそうです。「やりたいことがない」と悩むときは、ぜひこのような考え方も試してみてくださいね。

あなたが受けないほうがいい職業を確認しておこう

就活の成功は、自分に合う仕事・合わない仕事を知ることが鍵です。しかし、それがどんな仕事なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

そんな時におすすめなのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけあなたの強み・弱みを分析したうえで、合う仕事・合わない仕事を診断できます

早めに自分に合う仕事・合わない仕事を知って、就活を成功させましょう。

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理想の働き方別! 自分に合った仕事の傾向を解説

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就活生

自分のやりたいことの傾向は絞り込めてきたけど、実際に何の仕事をしたらいいんだろう……?

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キャリアアドバイザー

もともと特定の職種へのこだわりがないのであれば、これまでの分析内容を活かして仕事を探していくと良いですよ。

ここまで、さまざまな角度から「自分に合った仕事」の見つけ方を紹介してきました。

しかし、なかには「仕事の傾向はわかったけれど、具体的にはどんな職業を選べばいいのかわからない」という学生もいるのではないでしょうか。

ここからは、そんな人に向けて、理想の働き方別に向いている仕事の傾向について解説します。まだ具体的に目指したい職種が決まっていない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

人の役に立つ実感を得ながら働きたい

仕事を選ぶ際に「人の役に立っていると感じられる仕事をしたい」と考える学生は多いです。かかわった人たちから感謝され、社会に貢献していると感じられる仕事はたしかに素晴らしく、大きなやりがいをもたらします。

このような仕事を目指したい人は、自分がどのような形で貢献できるか考えてみましょう

人の役に立つ仕事の考え方
  • 今までどのようなことで感謝されたかから考える
  • 任されるとうれしいことから考える
  • 自分が人の役に立ったと実感した経験から考える

自分の強みが見えてきたら、それを具体的にどのような場で活かしたいかを考えます。大学で学んでいることやこれまでに取得した資格など、総合的に見ながら業界や職種を検討してみましょう。

向いている仕事の例
  • 接客
  • コンサルタント
  • プランナー
  • 医療・福祉分野

人の役に立つ仕事はほかにもたくさんあります。以下の記事を参考にして、自分に合った仕事を探してみてください。

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【人の役に立つ仕事23選】自分に適した仕事の選び方や注意点を解説

人の役に立つ仕事に就きたいなら、「どのように役に立ちたいのか」を具体的にすることが大切です。この記事では、キャリアアドバイザーが人の役に立つ仕事の選び方やタイプ、職種例を紹介します。仕事が絞り切れていない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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【人の役に立つ仕事23選】自分に適した仕事の選び方や注意点を解説

興味のあるものにとことん向き合いながら働きたい

これまで特定のものに強い関心を持ち、じっくり突き詰めてきたという学生も多いでしょう。そういう人であれば、自分の興味のあるものに向き合いながら働ける仕事がおすすめです

プログラミングや研究など、強い関心を持って積み重ねてきたものがある場合、それを仕事にも活かせる可能性は高くなります。自分の興味・関心を活かせる仕事を検討してみましょう。

自分の興味に合わせた仕事の考え方
  • 一日中でもできることを考える
  • 人に熱く語れる趣味や好きなことを考える
  • 好奇心が刺激される瞬間から考える

上記のような内容で当てはまると感じる人には、以下のような職業が向いています。

向いている仕事の例
  • 研究職
  • クリエイター
  • 特定の分野の情報を発信するライター
  • 趣味や関心を活かせる業界(エンタメ・アート)

何かにエネルギーを注ぎ、努力した経験は、就活の場面でも高く評価されます。実際に取り組むうえで工夫したことや苦労を乗り越えたエピソードも添えて、積極的にアピールしてみてください。

自分の信念を曲げずに働きたい

これまでの人生経験を通じて、大切にしている信念があるという学生もいるかもしれません。強い思いを持って活動できる人は、ふさわしい職場に巡り合えれば大いに活躍できる可能性があります

以下のような観点から、自分自身のポリシーを探ってみましょう。

自分の信念に沿った仕事の考え方
  • 仕事選びの軸から考える
  • 自分の仕事を通してどのような社会を実現したいかから考える
  • 世の中にどのような影響を与えたいかから考える

自分の信念を活かして働ける職業としては、以下のようなものが挙げられます。

向いている仕事の例
  • 教育業界
  • 企業理念に共感できる企業での仕事
  • NPO

こういった観点から会社を選ぶ際には、企業規模や待遇面だけで判断せず、職場見学やOB・OG訪問を活かして実際の雰囲気もしっかり調べるのがおすすめです。

仕事への価値観を掘り下げるためには、以下の記事も参考になりますよ。ぜひ目を通しておきましょう。

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「仕事に対する価値観」の3つの見つけ方|面接での回答方法と例文

仕事に対する価値観を定めることは、就活をスムーズに進めることや入社後のやりがいにつながます。 この記事では、価値観を定めるメリットや見つけ方、面接で価値観を問われる理由などをキャリアアドバイザーが解説します。 就活で悩んでいる人にも参考になりますよ。

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自分のペースを大切にして働きたい

長い社会人生活を過ごすためには、無理をしすぎず自分のペースを守ることも重要です。そういった観点から仕事を見つけるのも、決して悪いことではありません。

以下のようなポイントから、自分自身の価値観を深掘りしてみましょう。

自分のペースに合わせた仕事の考え方
  • 理想の仕事の進め方から考える
  • アルバイトなどの経験から一番働きやすかった環境を考える
  • 期限を守るために工夫した経験を考える

自分のペースを守りながらコツコツ積み上げていく能力も、立派なスキルです。こういった適性が高い人には、以下のような仕事が向いているでしょう。

向いている仕事の例
  • 事務職
  • データ入力
  • ルーティンワーク

就活の場では、継続力や計画性を示せるようなエピソードと併せてアピールするのがおすすめです。

継続力や計画性をアピールする方法は以下の記事で解説しています。
「継続力」の自己PRは3段階で伝えよう! 13例文と注意点も紹介
自己PRで計画性を魅力的に伝えるポイント|言い換え表現や例文

自分の時間も大切にしながら働きたい

プライベートの時間を充実させたい、副業でスキルを磨きたいといった考えから、自分の時間を大切にしたいと思っている人も多いでしょう。

そういった人は、以下のような要素から考えていくと、自分に合った仕事を見つけやすくなります。

時間を大切にできる仕事の考え方
  • 集中しやすい環境から考える
  • 理想の働き方やスケジュールから考える
  • 時間を有効活用できた経験から考える

自分の時間を大切にしながら働ける仕事としては、以下のようなものが考えられます。

向いている仕事の例
  • シフト制の仕事
  • フレックスタイムを導入している仕事
  • リモートワークが可能な仕事

自宅からの距離なども、会社選びの基準に入ってくるかもしれませんね。幅広い情報を調べながら、自分にぴったりな会社を探しましょう

ホワイト企業を見つけるためのポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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あなたが受けないほうがいい職業は?
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入社後の早期離職を避けるためには、自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。しかし、それがどんな職業なのかが分からず悩む人も多いでしょう。

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どうしても自分に合った仕事が見つからないときに試したい6つの分析法

自分に合った仕事が見つからないときの分析法
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就活生

いろいろな仕事をする自分をイメージしてみたものの、いまいちぴんと来るものがありません……。

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キャリアアドバイザー

実際に経験してみないとわからない部分も多いですし、すべてを事前にイメージするのは難しいですよね。そんなときは、少し角度を変えて考えてみるのも効果的ですよ。

ここからは、どうしても「これだ」という仕事が見つからない人向けに、6つの方法を紹介します。

自己分析をより詳細におこなったり、調べる仕事の幅を広げてみることによって、自分に合っていると感じられる仕事と出会える可能性が高くなります。ぜひ実践して、自分に合った仕事を見つけてくださいね。

①直観的に「好き」「嫌い」を挙げて掘り下げていく

自分に合う仕事が思いつかない場合、まずは「好きなこと」「嫌いなこと」を大まかに分けてみるのがおすすめです。特に「嫌い・やりたくない」と感じることは、仕事を選ぶ際の重要な判断材料となります

好き・嫌いの例
  • 好き:人と話すのが好き 嫌い:一人で物事を進めるのが嫌い
  • 好き:決められた作業を進めるのが好き 嫌い:臨機応変さが必要な場は嫌い
  • 好き:新しいことに取り組むのが好き 嫌い:ルーティンワークの繰り返しは嫌い
  • 好き:互いの感情を思いやるのが好き 嫌い:論理的な正しさを追求するのが嫌い

自分の好きなことを複数実現できそうな仕事を見つけられると、それは自分に合っている可能性が高い仕事であると言えるでしょう。

自分の「好き」という気持ちを掘り下げたいと感じた人には、以下の記事もおすすめです。

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好きなことを仕事にすることは可能です。ただ、そのことのメリット・デメリット両面の理解が大切です。この記事ではキャリアアドバイザーが好きなことを仕事にするための方法から、その注意点までを解説します。理想をかなえる就活の役に立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてくださいね。

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好きなことを仕事にする方法4選|「好き」の具体化が適職発見の近道

②他己分析をして自分に合っていそうな仕事を探す

自分自身の特徴や適性がわからない場合には、周囲の人に協力してもらい「他己分析」をおこなうのも効果的です。家族や友人、先輩など身近な人に「私ってどんな仕事が合っていると思う?」と聞いてみるだけでも、参考になります。

他己分析をするときの質問例
  • 自分にはどんな仕事が合っていると思うか
  • その仕事が合っていると思うのはなぜか
  • どんなエピソードからそう思うようになったか

自己分析の沼に陥っていると、自分で自分のことがわからなくなりがちです。周囲の客観的なコメントによって「たしかに!」という意外な仕事が見つかるかもしれませんよ

③求人サイトなどを見て多くの職種を知る

学生のなかには、そもそも知っている職種が少ないことが原因で、自分に合う仕事を見つけられないという人もいます。まずは、世の中にどのような職種があるのか、幅広く調べてみましょう。

求人サイトを使うとき、多くの人は「絞り込み機能」などを使って自分の知りたい情報だけを調べるようにしています。一度それを解除して、さまざまな企業の求人を眺めてみてください。

なんとなく見るだけでも「こういう会社もあるんだ」「こういう職種もあったのか」と、意外な発見ができるかもしれませんよ

代表的な職種の概要については、以下の記事で解説しています。知らない職種もあるかもしれませんので、ぜひ一度目を通しておきましょう。

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④WillとCanで考える

WillとCanで考える

「自分のしたいこと」と「自分にできること」を考え、そこから可能性を探っていくという手もあります。

ここでいうWillとは「私は◯◯をするつもりだ」という本人の希望です。一方でCanというのは「私は◯◯ができる」という現在身に付いているスキルのことを指します。

将来やりたいことと今できることを組み合わせて考えることで「将来〇〇するためにまずは〇〇をしよう」とプランを立てられるのです

Will
  • 自分は何をしたいのか
  • どういった企業に勤めたいのか
  • 将来どうなりたいのか
Can
  • 簿記の資格を持っているから、経理に向いているかもしれない
  • 栄養士の資格を持っているから、病院で働きたい
  • 人と話すことが好きだから、営業に向いているかもしれない
  • 一つのことに集中するのが得意だから、コツコツできる仕事がしたい

Will・Canを軸に自己分析をおこなうと、目の前の「自分に合った仕事」だけでなくその先のキャリアプランを考える際にも役立ちます。以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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自己分析をするときはノートを活用すると、しっかり整理できるので就活の成功につながりますよ。 この記事では自己分析に効果的な自分史の作り方やノートの活用方法をキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に、分析により自分の強み・弱みや適性を把握してくださいね。

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自己分析ノートの活用術を伝授! 基本の作り方から徹底解説

⑤就職エージェントに相談する

就職エージェントは毎日多くの学生と面談をし、企業の情報にも精通しているため、適切なアドバイスをしてくれます。幅広い情報のなかから、あなたに合った仕事を複数提案してくれるでしょう。

自己分析やキャリアプランを練ったあとに相談することで、今まで自分では気づかなかった点に気づくきっかけになるかもしれませんよ

⑥適職診断ツールを利用する

適職診断ツールを利用することで、自分の適職を知ることができます。自分に合う仕事を手軽に見つけたい場合に最適な手法の一つです。

適職診断ツールとして有名なものは、以下が挙げられます。

適職診断ツール
  • 適職診断ツール
    あなたの強みと適職が36の質問でわかる、キャリアパーク独自開発の診断ツール。
  • キャリアインデックス
    全39の設問で、詳細な診断が可能。意外な資質が見つかる可能性も
  • 適職診断NAVI
    会員登録不要だが、自分専用のURLからいつでも診断結果にアクセス可能
  • 適職診断MATCH plus
    300万人が受けたマイナビの人気のツールの進化版。低学年でも使用できる
  • 適職診断
    リクナビNEXTの全22の設問に回答するだけで結果がわかる手軽なツール

いずれも短時間で実施できるので、スキマ時間を利用して診断できます。適職診断ツールは、自分に向いている仕事がわかるだけでなく、自分の性格も分析してくれるため、自己分析ツールとしても利用することも可能です

本当に自分に合った仕事を見つけて理想の就職をかなえよう!

自分に合った仕事を見つけるためには、まず自分自身の好みや価値観を丁寧に探ってみることが必要です。自分は社会に出てどんな形で活躍したいのか、どのような働き方をしたいと考えているのか、さまざまな側面から考えてみてください。

まずやるべきことは自己分析ですが、ときには周囲の人やツールの力を借りるのも効果的です。多くの情報を活用しながら、自分の将来の可能性を探っていきましょう。

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は適職診断を活用して、志望する職業と自分の相性を確認してみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

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