目次
- 「働くのが怖い」は甘えじゃない! 原因から対処法を見つけよう
- 働くのが怖いと感じる原因と対処法
- ①働いたことがないため不安
- ②働くことへのハードルを高くしすぎている
- ③一度仕事を辞めてブランクがある
- ④自分に自信が持てない
- ⑤働くことへのトラウマがある
- ⑥人間関係に不安がある
- ⑦心の病気の可能性がある
- 【現役キャリアアドバイザーに聞いた!】 「働くのが怖い」を克服に導いた体験談
- 体験談①過去の経験をヒントに恐怖を払拭!
- 体験談②取り入れる情報を変えて恐怖を払拭!
- 働くのが怖いと感じている人にこそおすすめの仕事5選
- リモートワークができる仕事
- 1人で完結しやすい仕事
- プレッシャーの少ない仕事
- 単純作業の多い仕事
- 初心者でも採用されやすい仕事
- 「働くのが怖い」を克服する考え方
- ①失敗は学びに変えることができる
- ②働くことにも楽しいことはある
- ③環境を変えることで解決できることもある
- ④行動をしないと現状を変えることはできない
- 【Q&A】「働くのが怖い」と感じる人からよくある質問に回答!
- Q.働くのが怖いと感じる原因は?
- Q.働くのが怖いと感じたときの対処法は?
- Q.選考でブランクについて聞かれるのが怖い……。
- Q.また同じようなつらい環境だったらどうしよう……。
- Q.どんな環境でもやっていけないと感じてしまう……。
- 働くのが怖い原因と対処法を理解して自分に合った働き方を見つけよう
「働くのが怖い」は甘えじゃない! 原因から対処法を見つけよう
「社会人になったら、ちゃんと働けるのかな……」
「最近なんとなく働くことに前向きになれない……」
就活を進めるなかで「働くこと」が急に怖く感じる学生や、一度働いた経験があるからこそ怖くなっている既卒・第二新卒の人は少なくありません。
仕事への責任や人間関係、失敗への不安など、将来を考えるほど気持ちが重くなってしまうことはよくあります。
ですが、そうした不安があるのは当たり前のことで、「甘えだ」と自分を責める必要はありません。働くことに不安を感じるのは、それだけ真剣に将来と向き合っている証拠でもあります。
この記事では、「働くのが怖い」と感じる原因と、不安を少し軽くするための対処法を解説します。一人で悩み続ける前に、ぜひ最後までチェックしてみてください。
働くのが怖いと感じる原因と対処法
「働くのが怖い」という感情は、経験不足や考え方のクセ、過去の体験など、いくつかの要素が重なって生まれるものです。
まずはその原因を整理することで、不安から抜け出すことができます。
ここからは、「働くのが怖い」と感じる代表的な7つの原因と、それぞれの向き合い方を解説します。
①働いたことがないため不安
- 仕事の全体像を把握することから始めよう
働いた経験がない段階では、「仕事とは実際に何をするのか」「自分に本当にできるのか」がイメージしにくく、不安が大きくなりやすくなります。
これは能力の問題ではなく、単純に情報や経験が足りないことで起こる自然な状態です。
対処法は、「働く」という言葉をそのままとらえるのではなく、仕事内容や働き方を具体的に知ることです。
たとえば「1日の仕事の流れ」「どんな人とかかわるのか」「どんなスキルが必要か」といった形で細かく見ることで、全体像が少しずつ見えてきます。
- 企業の採用サイトや職種紹介ページを確認する
- OB・OG訪問や社員インタビューで実際の働き方を直接聞く
- 会社説明会で質問してみる
- 就活サイトや口コミサイトで実際の仕事内容の傾向を調べる
- インターンシップに参加して実務の一部を体験する
たとえば、営業職を志望している場合、「毎日外回りで飛び込み営業をする」と想像して不安が大きくなるケースがあります。
しかし実際には、既存顧客との定期フォローや社内での資料作成が中心の日も多く、「一日中外を回る」という働き方ばかりではありません。
このようにイメージと実態のギャップを埋めるだけで、不安が軽くなるケースは多いですよ。
企業研究の方法やOB・OG訪問、インターンについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
該当するコラムを見る
②働くことへのハードルを高くしすぎている
- 「最初から完璧でなくて良い」と考えてみよう
「失敗してはいけない」「常に成果を出さないといけない」といった考えが強いと、働くこと自体がとても重いものに感じられてしまいます。
特に真面目な人ほど、自分に対して高い基準を設定してしまい、不安を強めてしまう傾向があります。
対処法は、最初から完璧な社会人を目指すのではなく、「最初はできなくて当たり前」という前提に立つこと。
仕事は入社後に少しずつ覚えていくものであり、最初からすべてをこなす必要はありません。
できない状態からスタートすること自体が自然だと理解することで、心理的な負担は軽くなりますよ。
働くことへのハードルが高くなっている人ほど、「社会人はすごいことをしている」「自分にできるわけがない」と感じていることがあります。
ただ実際は、周囲に見えていないだけで、悩みながら働いている人も少なくありません。
特に働き始めた直後は、わからないことを確認しながら進める時期なので、最初から一人前を目指さなくても大丈夫ですよ。
③一度仕事を辞めてブランクがある
- ブランク期間を「今後の働き方を考えた時間」と整理しよう
経歴にブランクがある状態だと、「また続けられないのではないか」という不安が生まれやすくなります。
また、退職した経験が整理できていないと、「働くこと=つらいもの」というイメージが強く残ってしまうこともあります。
対処法は、ブランクを単なる空白期間としてとらえるのではなく、「自分に合う働き方を見直すための時間だった」と整理すること。
たとえば「どんな働き方が合わなかったのか」「どんな環境なら続けやすそうか」を振り返ることで、今後の仕事選びの軸が見えてきます。
また、就活では「なぜ辞めたのか」「今後はどう働きたいのか」を自分の言葉で説明できるようにしておくことで、不安も整理しやすくなります。
ブランクが長い人ほど、「空白期間を悪く見られるのでは」と不安になりやすいです。ただ実際には、その期間に何をしていたかを整理して伝えられれば、就活で極端に不利になることは少ないので安心してくださいね。
④自分に自信が持てない
- 小さな「できた」を増やしていこう
自信が持てない状態では、「どうせうまくいかないのではないか」といった思考が先に立ち、働くこと自体への不安につながります。
これは性格というより、過去の経験の積み重ねによって形成された思考のパターンであることが多いです。
対処法は、大きな成功体験を求めるのではなく、小さな成功経験を増やしていくことです。
たとえば、「企業を1社調べられた」「説明会に参加できた」など、小さなことでもかまいません。
こうした経験が積み重なることで、「自分でも行動できる」という実感を持ちやすくなります。
自信がない人ほど「周りはちゃんとできているのに、自分だけできていない」と感じやすい傾向があります。ただ、就活や仕事に慣れるスピードは人それぞれなので、最初から他人と同じペースで進める必要はありません。
まずは昨日の自分を基準にすると、気持ちが楽になる人も多いですよ。
⑤働くことへのトラウマがある
- 「何がつらかったのか」を整理してみよう
過去のアルバイトや職場で強いストレスを経験している場合、「また同じようなことが起きるのではないか」という不安が残ることがあります。
対処法は、「何がつらかったのか」を具体的に整理することです。
たとえば、「人前で怒られることがつらかった」「常に急かされる環境が苦手だった」など、原因を明確にすることで、次に避けたい環境や自分に合う働き方が見えやすくなります。
働く=同じ環境が続くわけではありません。
たとえば、接客アルバイトでクレーム対応がつらかった人が、次はバックオフィス業務(事務・データ入力など)に移ることで、ストレスが大きく減るケースもあります。
⑥人間関係に不安がある
- 無理に全員と仲良くしなくても大丈夫だと理解しよう
職場では長い期間にわたって人とかかわるため、「うまくやっていけるのか」という不安が生まれやすくなります。
特に人間関係で悩んだ経験があると、その不安はさらに強くなりやすいです。
対処法は、「すべての人と仲良くする必要はない」と理解すること。仕事上の関係は友人関係とは異なり、必要なコミュニケーションが取れていれば成立します。
無理に距離を縮めようとせず、適切な距離感を保つことが大切です。
人間関係への不安が強い人は、「誰と働くか」で仕事の続けやすさが大きく変わることもあります。そのため、仕事内容だけでなく、「落ち着いた雰囲気か」「質問しやすそうか」など、職場環境も含めて見ることが大切です。
説明会や面接で社員同士の雰囲気を観察してみるのもおすすめですよ。
⑦心の病気の可能性がある
- 一人で抱え込まず周囲を頼ろう
強い不安や恐怖が長期間続いている場合、心の病気になっている可能性も否定できません。
特に日常生活にも影響が出ている場合は、気持ちだけで解決しようとすると負担が大きくなるため、慎重に対応する必要があります。
- 朝起きるのがつらく、学校や仕事へ行く準備ができない
- 理由がはっきりしない不安や動悸が続くことがある
- 何をしていても気持ちが落ち着かず、集中できない
- 以前楽しめていたことに興味が持てなくなっている
対処法は、一人で抱え込まず、必要に応じて専門的なサポートも視野に入れることです。まずは自分の状態を正しく把握し、安心できる環境をつくることを優先しましょう。
この場合、心療内科・精神科などに通ったほうが良いケースもあります。「いきなり病院に行くのはハードルが高い」と感じる場合は、まずは大学の学生相談室やキャリアセンターに相談したり、家族や友人を頼ってみたりしましょう。
一人で抱え続けるよりも、第三者に状況を整理してもらうことで気持ちが軽くなることも少なくありませんよ。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ医療機関を受診する基準を知ろう
日常生活に支障がでるならすぐに医療機関に相談しよう
もし「心の病気かもしれない」と感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
就活は誰もが少なからずつらい思いをするものです。しかし、度を超えるとうつ状態になってしまい、普段は問題なくできることができなくなってしまう可能性もあります。結果として、就活が思ったように進まなくなってしまうのです。
心のSOSサイン
心の病気になってしまった場合の症状として、以下のようなものが挙げられます。
・常に焦りや不安を感じる
・何事もネガティブに捉えてしまう
・不眠症気味
・食欲がわかない
・注意力が散漫になる
・めまいや頭痛など身体の不調が現れる
これらはあくまで一例であり、症状は人によってさまざまなため一概にはいえません。しかし、複数当てはまる場合や、少しでも自覚がある場合は、まずは一度医療機関を受診することをおすすめします。
医療機関を受診して「心の病気である」と診断された場合は薬を処方してもらえたり、薬以外の対処方法も教えてもらえたりします。また、「心の病気ではない」という診察結果であれば、安心材料になるでしょう。結果がどうであれ、医療機関を受診することでマイナスに働くことはないため、少しでも不安を感じる場合は医療機関に頼りましょう。
【現役キャリアアドバイザーに聞いた!】
「働くのが怖い」を克服に導いた体験談
「働くのが怖い」という悩みは、あなただけが抱えている特別なものではありません。
実際、キャリアアドバイザーのもとにも、就活中の不安や仕事でのつらい経験から「働けないかもしれない」と相談に来た人は少なくありません。
しかし、そのなかでも少しずつ考え方や環境を変えながら、自分に合った働き方を見つけていった人もいます。
ここからは、現役キャリアアドバイザーが実際に求職者を支援するなかで、「働くのが怖い」を乗り越えた体験談を紹介します。
体験談①過去の経験をヒントに恐怖を払拭!
「働くのが怖い」という感情は、日常生活の近しい経験に照らし合わせて考えることで払拭できるケースがあります。
ここからは、実際にそのようにして求職者の恐怖心克服につなげた事例を紹介します。
キャリアアドバイザーの体験談これまでの経験に重ね合わせて恐怖心を和らげる!
私生活の経験に落とし込むと◎
私が以前支援した人のなかにも、働くのが怖いと言っている人はいました。おもに実施した対処法は、身近な私生活のレベルに落とし込んでイメージしてもらうことです。
たとえば、アルバイト経験があるなら「初めてアルバイトをした日も、緊張して行きたくないと思わなかった? でも、やっていくうちに仕事を覚えて楽しくなったよね」と振り返ってもらったり、「中学や高校に入学した初日も、周りがわからなくて怖かったよね。それと同じだよ」と言葉をかけて背中を押しました。
結果として恐怖心が和らぎ、無事に就職先を見つけることができていましたよ。
「知らない」をなくすことで恐怖を克服!
思うに、「怖い」と感じる一番の原因は先が見えないこと(無知)であり、SNSなどの情報によって「ブラック企業ばかりではないか」「休みがないのではないか」というネガティブなイメージが先走ってプレッシャーになっているケースが多いのではないでしょうか。
先のことを不安に思うのは誰しも同じ。実際に経験してみなければ、どうなるかはわかりません。少しだけ恐怖を和らげたら、思い切って一歩を踏み出すことが大切なのではないかと思いますね。
体験談②取り入れる情報を変えて恐怖を払拭!
会社の口コミなど、有益である一方で不安をあおりやすい情報を目にしたために恐怖心が強くなり、働くのが怖いと感じるようになる例もあります。
ここからは、そのような状況でいかに恐怖心を克服したのかをキャリアアドバイザーが解説します。
キャリアアドバイザーの体験談ネガティブイメージの払拭で克服!
知りすぎることが恐怖につながる場合も
私が以前担当した人に、口コミサイトの情報を鵜呑みにしすぎて働くのが怖いと感じている人も居ました。特に悪い部分だけを切り取って蓄積してしまい、大きな恐怖になっていたようです。
現代は口コミサイトだけでなく、SNSなどからも簡単に情報を得ることができます。しかも、ネガティブな情報のほうが印象に残りやすいですし、目に入りやすいもの。それによってネガティブなイメージが払拭できなくなってしまったのです。
情報はネガティブ・ポジティブのバランスが大事
対処法として実践したことは、あえて評価の良い口コミを見せてバランスを取ったり、ネットで「社会人になって良かったこと」などを調べてもらい、ネガティブな固定観念を払拭していくことです。
社会や仕事に対する解像度を少しずつ上げていくことが、恐怖心の克服には一番大切ですよ。
働くのが怖いと感じている人にこそおすすめの仕事5選
「働くのが怖い」と感じている場合、その原因は仕事内容そのものよりも「働く環境が合うかどうか」にあることが多いです。
無理のない環境を選ぶことで、不安がぐっと軽くなることもあります。
ここからは、不安を感じやすい人でも比較的スタートしやすい仕事を5つのタイプに分けて紹介します。
「どんな仕事か」だけでなく、「どんな働き方なら安心して続けられるか」という視点でチェックしてみてください。
リモートワークができる仕事
人との直接的なやり取りや通勤ストレスが不安につながる人には、在宅で働ける仕事が向いています。
自分のペースで環境を整えながら働けるため、心理的な負担を抑えやすいのが特徴です。
- Webライター
- データ入力
- Webデザイナー
- 動画編集
これらの仕事は、基本的にPCを使った作業が中心で、チャットやオンライン会議で業務が完結するケースが多いです。
ただし、リモートワークでも「完全に一人で完結する仕事」ではない点は注意が必要です。実際はチャットでのやり取りや納期調整など、最低限のコミュニケーションは必ず発生します。
ただ、対面で常に気を遣う必要がない分、人間関係の疲れはかなり軽減される傾向があります。
1人で完結しやすい仕事
チームでの連携や頻繁なコミュニケーションに不安がある人には、個人作業の比重が高い仕事が向いています。
- プログラマー
- データ入力
- 工場の軽作業
- 校正・校閲
これらは、基本的に自分一人で仕事を完結させることができる場合が多く、人とのかかわりを最低限にできる仕事です。
もちろん最低限の報告・連絡・相談は必要ですが、ずっと人とかかわり続けるような働き方ではないため、落ち着いて仕事に取り組みやすいのが特徴です。
「人とかかわらない仕事が良い」という人もいますが、実際には完全に人とかかわらない仕事はほとんどありません。
ただし、かかわり方の濃さはかなり違います。たとえば雑談や即時対応が少ない環境を選ぶだけでも、ストレスを大きく軽減できる場合がありますよ。
プレッシャーの少ない仕事
ノルマや成果責任に強い不安を感じる人には、比較的プレッシャーが少ない仕事が向いています。数字に追われる環境を避けることで、精神的な負担を減らせるケースも多いです。
- 事務職
- 図書館スタッフ
- 公的機関の補助業務
- 受付業務
これらの仕事は、安定したルーティン業務が中心で、「短期間で大きな成果を出すこと」よりも、「ミスなく丁寧に続けること」が重視される傾向があります。
そのため、強いプレッシャーのなかで結果を出し続けることに不安がある人でも、比較的取り組みやすい仕事です。
プレッシャーの強い環境が合わない人の場合、無理を続けることで気持ちに余裕がなくなってしまうこともあります。そのため、「どんな仕事なら安心して続けやすいか」という視点で仕事を選ぶことが大切です。
自分の性格や特性に合った環境を選ぶことで、働くことへの不安も軽減しやすくなりますよ。
それぞれの仕事の詳細や選考のコツ、ストレスを避けやすい仕事についてはこちらの記事で紹介しています。
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単純作業の多い仕事
複雑な判断や臨機応変な対応に不安がある人には、作業手順が決まっている仕事が向いています。考える負担が少ない分、安心して取り組みやすいのが特徴です。
- 工場ライン作業
- 倉庫内ピッキング
- 検品作業
- 清掃スタッフ
これらは基本的にマニュアル化されている業務が多く、「まず何をすれば良いかわからない」という不安が起きにくい仕事です。慣れるほど作業スピードも安定しやすくなります。
単純作業の仕事の場合、仕事内容よりも、毎日の流れが大きく変わらないことに安心感を持っている人も多いです。逆に言うと、変化が少ないことを退屈に感じるタイプの人には合わない場合もあります。
清掃業の志望動機のコツはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
例文付き|清掃業の志望動機は5ステップで完成! 業界知識も解説
初心者でも採用されやすい仕事
社会人経験を積むこと自体に不安がある人には、未経験前提で受け入れてもらいやすい仕事を選びましょう。最初の一歩をふみ出しやすいのが特徴です。
- 販売スタッフ(アパレル・雑貨など)
- 飲食店スタッフ
- コールセンター
- 営業アシスタント
これらは未経験から始める人が多い職種のため、研修制度やマニュアルが整備されているケースが多いです。
仕事の進め方を一から教えてもらえる環境も多く、「何をすれば良いかわからない」という不安を感じにくい傾向があります。
「未経験歓迎」の仕事は、単にハードルが低いという意味ではなく、「育成を前提にした採用」という意味合いが強いです。
そのため、最初からできるかどうかよりも続けながら吸収できるかが重視される傾向があります。
不安が強い人ほど、最初の一歩として選びやすい分野です。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ就活ばかりにとらわれない姿勢も大切
仕事で人生が決まるわけじゃない!
働くことが怖いと感じている人は、仕事への責任感が強い人が比較的多い傾向にあります。「仕事で人生が決まってしまう」といった思いから「就活は絶対に失敗できない」と強く構えてしまいがちです。しかし、人生は仕事だけではありません。
趣味を見つけたり、友人と楽しむ時間を確保して、プライベートを充実させている社会人はたくさんいます。社会人になると稼げるお金も増えるため、学生時代よりも良いお店に行くことができたり、趣味にお金をかけることもできます。学生時代は趣味がなくても、社会人になってから何か楽しめることを見つける人もいるでしょう。
「仕事に人生のすべてを捧げなくても良い」と考えれば、就活も少し気楽になるかもしれません。
少し気を緩める意識も大切
就職後に没頭できることを探すのはもちろんですが、もし今もつらいと感じているのであれば、小さなことでも良いので就活の合間に楽しめることを見つけてみるのはいかがでしょうか。
就活中の息抜きになるのはもちろん、就職後も続く趣味にもつながるかもしれませんよ。
「働くのが怖い」を克服する考え方
働くことへの不安は、考え方の癖や受け取る情報によって大きく左右されます。
同じ状況でも「どうとらえるか」によって感じる怖さは変わるため、視点を少し変えることで不安が和らぐことも。
ここからは、不安を和らげるための考え方を4つ紹介します。
①失敗は学びに変えることができる

就活生
一度ミスをしたら終わりなのではないか。

就活生
失敗したら社会人としての信用がなくなるのでは……?
と考えてしまうと、仕事に対して強いプレッシャーを感じやすくなります。
たとえば、メールの宛先を間違えたり、資料の数字を修正されたりするような小さなミスでも、「自分は向いていないのでは」と不安が大きくなってしまうことがあります。
しかし、実際には1回のミスで評価が大きく変わることはほとんどなく、むしろ同じミスを繰り返さない工夫ができるかどうかが見られる傾向があります。
失敗をどう扱うかのほうが、長い目で見ると重要になりやすいですよ。
上司や先輩社員も、新入社員が最初から完璧に仕事をできるとは思っていません。社会人は、小さなミスを前提にしながら少しずつ成長していくもの。最初から完璧にできることよりも、間違いを修正しながら覚えていく過程そのものが重要になります。
②働くことにも楽しいことはある
働くことは大変なイメージが先に来やすいですが、実際には達成感ややりがいを感じる場面もあります。
- 「ありがとう」と感謝の言葉をもらえたとき
- 最初はできなかった仕事が一人でできるようになったとき
- 自分がかかわった仕事が誰かの役に立っていると感じたとき
- 周囲から頼ってもらえたとき
- 目標を達成できたとき
もちろん最初から大きなやりがいを感じられることは少ないですが、最初の数カ月でも少しずつできるようになることは増えます。
特に、「前は時間がかかっていた作業が早く終わるようになった」「質問しなくてもできることが増えた」といった小さな変化が、自信につながるケースは多いです。
最初は不安が大きかった人ほど、こうした成長を実感したときに働くことへの見方が変わりやすい傾向がありますよ。
特にやりがいを感じやすい仕事はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事例24選|やりがいのある仕事とは? 適職の見つけ方を徹底解説
③環境を変えることで解決できることもある
「働くのが怖い」と感じていると、「自分の性格に問題があるのでは」と考えてしまうことがあります。しかし実際には、働く環境との相性によって感じる負担は大きく変わります。
「働くことそのもの」が合わないのではなく、今まで経験した環境が自分に合っていなかっただけというケースも少なくありません。
- 対面中心の仕事からリモートワーク中心の仕事に変えた
- 人との会話が多い仕事から黙々と進める仕事に変えた
- 少人数で落ち着いた職場に変えた
- サポート体制が整っている環境に移った
不安が強い人ほど「自分が変わらないと」と考えがちですが、実際には環境の影響のほうが大きいケースも少なくありません。自分の努力だけで解決しようとしすぎない視点も必要です。
たとえば、常に周囲に気を遣いながら動かなければならない環境が苦手でも、落ち着いて作業できる職場では安心して働けるケースがあります。
また、頻繁にマルチタスクを求められる環境では疲れてしまっても、業務範囲が明確な仕事では力を発揮しやすい人もいます。
④行動をしないと現状を変えることはできない
不安が強いと、「まだ準備が足りないから動けない」と感じてしまうことがあります。
たとえば、企業研究を完璧にしてから応募しようと考えたり、自己分析が終わるまで動けない状態になったりするケースです。
また第二新卒の場合は、「今の仕事を続けるのもつらいけど、転職してまた失敗するのも怖い」と感じ、悩みながら現状に耐え続けてしまう人も少なくありません。
しかし、行動を起こさなければ現状は変わらないまま。最初から大きな目標を掲げる必要はないので、できそうなことから少しずつ始めてみましょう。
- 気になる企業の説明会に参加する
- 就活サイトで求人を見る
- キャリアアドバイザーに相談する
- インターンや職場見学に参加する
- 働いている人の体験談を読む
「今のままではつらい」と感じていても、環境を変えることが怖くて動けなくなってしまう人は多いです。特に、我慢し続けることに慣れている人ほど、「まだ耐えられるかも」と無理を重ねてしまう傾向があります。
ただ、実際には少し環境を変えたり、誰かに相談したりするだけでも、気持ちが整理されて次の選択肢が見えやすくなることがありますよ。
就活の準備についてはこちらの記事で解説しているのであわせてチェックしておきましょう。
就活準備はいつから何をするのが正解? 全ステップを徹底解説
【Q&A】「働くのが怖い」と感じる人からよくある質問に回答!
「働くのが怖い」という悩みは、あなただけが感じている特別なものではありません。実際に、多くの学生や既卒・第二新卒の方が同じような不安を抱えています。
ここからは、特によく寄せられる質問や相談について、キャリアアドバイザーの視点で回答します。
Q.働くのが怖いと感じる原因は?
A. 過去のつらい経験や、働くことへのネガティブなイメージが不安につながっているケースが多いです。
働くのが怖い原因は一つではなく、いくつかの不安が重なっていることがほとんどです。たとえば、アルバイトで怒られた経験が強く残っていたり、SNSなどで「仕事がつらい」という話ばかり見てしまったりすることで、働くこと全体に怖いイメージを持ってしまうケースがあります。
また、真面目な人ほど「失敗してはいけない」「ちゃんとできないといけない」と考えやすく、自分で働くことのハードルを上げてしまう傾向があります。不安を放置すると心身の負担につながることもあるため、「なぜ怖いのか」を整理することが大切です。
Q.働くのが怖いと感じたときの対処法は?
A. まずは不安の正体を整理し、小さな行動から少しずつ慣れていくことが大切です。
「働くのが怖い」と感じるときは、いきなり大きく変わろうとする必要はありません。まずは、何が怖いのかを整理することが大切です。たとえば、「人間関係が不安」「仕事についていけるか心配」など、不安を具体的にすると対処しやすくなります。
そのうえで、本を読んで働き方を知る、説明会に参加してみる、働いている人の話を聞いてみるなど、自分ができそうなことから始めてみましょう。小さく行動していくことで、「思っていたより大丈夫かもしれない」と感じられることもあります。
Q.選考でブランクについて聞かれるのが怖い……。
A. ブランクは「空白期間」ではなく、「今後を考える時間」として整理することが大切です。
ブランクがあると、「うまく説明できない」「悪く思われるのでは」と不安になる人は多いです。
ただ、無理に取り繕おうとする必要はありません。大切なのは、その期間を通して何を考え、今後どうしたいと思うようになったかを整理することです。
たとえば、「働き方を見直したかった」「自分に合う環境を考えていた」など、経験を通して得た気づきを言葉にできると、気持ちも整理しやすくなります。短期間でも、自己分析や生活の立て直しをしていた時間には意味がありますよ。
Q.また同じようなつらい環境だったらどうしよう……。
A. 過去の経験を整理しておくことで、同じ失敗を避ける準備はできます。
以前つらい経験をしていると、「また同じことになるのでは」と不安になるのは自然なことです。ただ、その経験を振り返ることで、「自分はどんな環境だと負担を感じやすいのか」が見えてくることがあります。
たとえば、「相談しづらい雰囲気がつらかった」「業務量が多すぎた」など、具体的に整理できると、次は同じ環境を避けやすくなります。働くことそのものが合わないのではなく、「合わない環境だった」と視点を変えることも大切ですよ。
Q.どんな環境でもやっていけないと感じてしまう……。
A. 働けないのではなく、自分に合う環境や働き方がまだ整理できていない状態の可能性があります。
一度強い不安や失敗を経験すると、「どこに行っても無理かもしれない」と感じてしまうことがあります。ただ、実際には環境が変わることで働きやすくなるということも多いものです。
また、自分では「何もできていない」と思っていても、過去の経験のなかで身に付いている力は意外とあります。たとえば、短期間でも人とかかわった経験や、つらい状況のなかで自分なりに向き合おうとしてきた経験は、今後働くうえでも役立つことがあります。
まずは自分に合う条件を少しずつ整理していくことが大切です。
働くのが怖い原因と対処法を理解して自分に合った働き方を見つけよう
「働くのが怖い」と感じるのは、決して甘えではありません。
働いた経験が少ないことによる不安や、過去のつらい経験、自分に自信が持てないことなど、さまざまな理由から不安を抱える人は多くいます。
しかし、働くことへの怖さは、原因を整理して少しずつ対処することで軽くしていくことができます。
また、「どんな仕事なら安心して働けそうか」「どんな環境なら無理なく続けられそうか」を知ることで、自分に合った働き方も見つけやすくなります。
最初から完璧に働ける人はいません。大切なのは、不安を抱えたままでも少しずつ行動し、自分に合う環境や働き方を探していくことです。
焦らず、自分のペースで一歩ずつ前に進んでいきましょう。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ働くのが怖いのは当たり前のこと
キャリアアドバイザー
津田 祥矢
プロフィールをみる恐怖のもとを見つけるのが第一歩
まず、働くのが初めてだからこそ怖いと感じる方へ。働くのが怖いと思うのは「当たり前のこと」。それはまず覚えておいてほしいです。誰であれ、未知の領域に飛び込むときは恐怖を感じます。実際に働いてみると「意外とこんなものか」と思えることも多いので、まずは安心してくださいね。
次に、第二新卒など「過去に働くなかでつらい経験をして、次の一歩が怖くなっている方」に向けてです。まずは、何が恐怖の原因になっているのか(人間関係、業務内容、待遇など)を一度振り返ってみることをおすすめします。原因がクリアになれば、それを避けた業界や職種を探すことができます。
「一度経験したからこそ、自分に合わない働き方がわかった」とポジティブに捉えることができますよね。チュートリアルを1回終えた感覚で次に活かしていけば大丈夫ですよ。
「甘え」の指標は理想が先走っていないかどうか
また、甘えと言える指標についてですが、何の努力もせず「楽をして大金を稼ぎたい」のような理想だけが先走ってしまっている状態は、厳しい言い方をすれば「甘え」になってしまうかもしれません。
高い理想を持つこと自体は素晴らしいのですが、相応の成果を出すためには一定の努力やプロセスの積み重ねが必要になります。それを一つの指標として、自分の状況を客観視してみてください。