目次
- ESの趣味欄「絵を描くこと」の書き方を解説!
- 内定を獲得した学生の例文を紹介!|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文】26卒 金沢学院短期大学 製造アウトソーシング業界
- NG例文|アドバイザー添削付き
- ①協調性を感じさせない伝え方になっている
- ②技法やツールをアピールしてしまっている
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。
学生と面談するなかで、エントリーシート(ES)の趣味欄に「絵を描くこと」と記載するのは有りかどうか聞かれることがあります。たしかにビジネスとは少し遠い趣味のため、書くことがためらわれる気持ちはよくわかります。
そこでこの記事では、実際に内定を獲得した26卒学生による「趣味:絵を描くこと」の例文を紹介。採用担当者がどこを評価したのか、また避けるべきNG例文の特徴について解説します。
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。 なお、NG例文については解説の便宜上、生成AIを活用して作成。その後、編集部にて内容の精査と編集を加えて完成させたものです。
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ESの趣味欄「絵を描くこと」の書き方を解説!
内定を獲得した学生の例文を紹介!|アドバイザー解説付き
【内定者例文】
26卒 金沢学院短期大学 製造アウトソーシング業界
趣味はイラスト制作です。大学入学時から週に3回、欠かさず作品を描き続けています。
単に描くだけでなく、自分の課題を客観視するため、SNSで作品を公開して閲覧者の反応を分析し、表現方法を改善する試行錯誤を繰り返してきました。
また、大学の学園祭では広報ポスターの制作を任され、周囲の要望を丁寧にヒアリングしながら修正を重ね、集客に貢献して喜ばれた経験もあります。
この趣味を通じて培った、課題に対して粘り強くアプローチする探究心や、他者のニーズに応える柔軟な姿勢は、貴社での業務においても必ず活かせると考えています。
キャリアアドバイザーが読み解く!プロセスに焦点を当てて語ろう!
ただ「絵を描くのが好き」で終わらせずに、「SNSで作品を公開して閲覧者の反応を分析する」という上達のためのプロセスを語れている点が評価ポイント。
そのプロセスで養ったスキルを「課題に対して粘り強くアプローチする探究心」と言語化して、ビジネスに直結する経験として伝えられている点も素晴らしいです。
また、「週3回描いている」「大学の学園祭では広報ポスターの制作を任された」といった、定量的な数値や第三者からの評価を盛り込めている点もお見事。この2つはエピソードの説得力を上げるのに有効な戦略なので、ぜひ真似してくださいね。
NG例文|アドバイザー添削付き
①協調性を感じさせない伝え方になっている
趣味は絵を描くことです。幼い頃から絵を描くのが好きで、休日には部屋に引きこもり、一日中誰とも話さずにキャンバスに向かって黙々と作業をしています。
絵を描いている間は周囲の音が一切耳に入らなくなるほどの集中力を発揮し、何時間でも一人で作業を続けることができます。
この圧倒的な集中力は、社会に出てからも強みになると考えています。
ビジネスでは協調性が必要不可欠
「部屋に引きこもり誰とも話さず」といった表現は、「コミュニケーション能力や協調性に欠けているのでは……」という懸念を抱かせてしまいます。
企業に入社後はチームで働くことが多いです。そのため、協調性の欠如を感じさせる表現は避けることを意識しましょう。
趣味は絵を描くことです。描いた作品をSNSで発信したり、友人に見せたりして意見をもらうことを大切にしています。
客観的なフィードバックをもとに、「どうすればもっと魅力的に伝わるか」を考えて表現を改善していく過程にやりがいを感じています。
貴社に入社後も顧客のアンケートや、先輩方からのフィードバックをもとに、改善点を模索して成長していきます。
②技法やツールをアピールしてしまっている
趣味はデジタルイラストの制作です。おもにクリスタを使用し、ラフから線画を起こした後、ベース塗りを経て厚塗りやグリザイユ画法で立体感を出しています。
最近はレイヤーの描画モードを駆使し、オーバーレイやスクリーンで光の表現を調整したり、トーンカーブで色調補正をおこなったりすることに凝っています。
また、パース定規を活用して三点透視図法を用いた背景の作画にも挑戦しており、解像度350dpiでA4サイズのキャンバスに細部まで描き込むスキルがあります。
技法を身につける過程にフォーカス!
企業が知りたいのは、あなたの技法やツールではなく、絵を描くことで養われた強みです。
専門的な用語は取り除き、そのぶん「その技術を身につけるためにどう努力したか」を掘り下げて伝えるようにしましょう。
趣味はデジタルツールを用いたイラスト制作です。頭のなかにあるイメージを視覚的にわかりやすく相手に伝えるため、構図や配色の見せ方を日々研究しています。
最初は操作に慣れず苦労しましたが、専門書を読んだり動画チュートリアルを見たりして、独学で表現の幅を広げてきました。
よりリアリティのある絵を描くために、日常風景の観察を欠かさず、光の当たり方や遠近感を意識して作品に落とし込んでいます。
この「新しい知識を自ら学び、形にする探究心」は、仕事の場でも活かせると考えています。
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!上達のためのプロセスや養われたスキルを語ろう
キャリアアドバイザー
堀内 康太郎
プロフィールをみる結論から言うと、趣味欄に「絵を描くこと」と記載することはまったく問題ありません。ただ、たしかにデザイン職などではない場合、ビジネスとは少し離れる印象であるのは事実。
そこで大切なのが、ビジネスに活用できるソフトスキルと結びつけて伝えることです。
たとえば、画力を上げるためには地道な練習が必要不可欠。コツコツと継続的に練習した経験を、「貴社に入社後も目標に向けて粘り強く努力します」と入社後の活躍イメージを想起させる形で伝えられると魅力的な内容になります。
ただ「好きで描いてます」「絵が上手いです」といった伝え方では不十分。プラスαの評価をもらいたいのであれば、上達するためのプロセスやそこで培われたソフトスキルに焦点を当てましょう。