目次
- 面接で行動力を重視している面接官は多い!
- 面接官が評価する行動力とは
- 行動力のわかりやすい伝え方
- ①「自分の強みは行動力」と初めに伝える
- ②具体的なエピソードを伝える
- ③仕事での活かし方を伝えて締める
- ライバルに差を付ける! 行動力をさらに印象付けるコツ
- ①言い換え表現を使う
- ②行動力の源泉や自分のこだわりを盛り込む
- ③行動による具体的な成果を挙げる
- 行動力の自己PRのOK・NG例文
- OK例文①目標達成に向けて行動する
- OK例文②停滞していた物事を前に進める
- OK例文③周囲を巻き込んで行動する
- OK例文④困難なことに果敢にチャレンジする
- OK例文⑤周囲の人を喜ばせるために行動する
- OK例文⑥やるべきことを見つけてスピーディーに行動できる
- NG例文①マイナスに感じられる
- NG例文②結論から説明しない
- NG例文③具体性がない
- 行動力を自己PRする際に避けるべき2つのこと
- ①自分の意思が感じられない
- ②突発的な行動をアピールしてしまう
- 行動力を自己PRする場合は具体的な表現が大事
面接で行動力を重視している面接官は多い!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。自己PRで行動力をアピールしようとしている学生の中には「他の人と被りそう」「行動力は誰にでもあるんじゃ……」と考える人も多いのではないでしょうか。
行動力は経済産業省が「多様な人々と仕事をしていくために必要な力」として提唱する社会人基礎力の中でも、「前に踏み出す力」として掲げられているほど重要なスキルです。
実際、面接で重視する面接官も多いので、自己PRにおすすめの強みだと言えます。面接官に行動力を評価してもらうには、伝え方が重要です。そこでこの記事では、自己PRで行動力をアピールする際のポイントと例文を紹介していきます。
こちらの記事では、面接でアピールできる長所一覧を紹介しています。社会人基礎力についても詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてください。
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面接官が評価する行動力とは
面接で評価されるには「面接官が求めている行動力」を提示する必要があります。考える際のポイントとしては「チームで発揮できるか」「仕事で活かせるか」を重視するといいでしょう。具体的には、以下のような行動力があげられます。
- 自発的に物事に取り組むことができる
- 課題を解決するために行動することができる
- 周囲を巻き込んで目標を成し遂げる
- 困難なことに果敢にチャレンジする
- 停滞していた物事を前に進めることができる
- やるべきことを見つけてスピーディーに行動できる
このような行動力のアピールで「チームの中で力を発揮しそう」というイメージを与えることができます。
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行動力のわかりやすい伝え方
自己PRする内容を面接官に評価してもらうには、より鮮明に「どのような強みなのか」をアピールする必要があります。ただ「私は行動力があります」と言うだけでは評価されないので、伝え方を工夫しましょう。自己PRする際は、これからご紹介する3つの要素を盛り込むことが大切です。
①「自分の強みは行動力」と初めに伝える
自己PRではまず初めに「私の強みは行動力です」と伝えるようにしましょう。これは、自己PRに限らず面接で回答する際の基本です。自己PRを強みをアピールするものですが、最初に自分の強みを伝えておくことで話の肝をブラさずに話を進めることができます。また面接官も話を整理しながら聞くことができるのです。
②具体的なエピソードを伝える
強みを提示したあとはその行動力を発揮した具体的なエピソードを伝えます。自己PRの内容は、根拠を提示することが大切です。根拠となるエピソードがあることで、アピールに説得力を持たせることができます。
エピソードの題材としては、学業やアルバイト、ゼミ、サークル、ボランティアなどが挙げられますね。行動力を発揮してチームに貢献したエピソードだと「入社後も発揮してくれそう」という期待を面接官に持ってもらいやすいです。職場というチームの中での振る舞いを面接官にイメージしてもらいましょう。
具体的なエピソードがうまく見つけられない人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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③仕事での活かし方を伝えて締める
選考はあくまでも企業に貢献できる人を探す場。そのため自己PRでは強みそのもののアピールだけでなく、強みを活かし企業で働く人材としていかに活躍していけるかも伝える必要があります。「自分には強みがある」という事実で終わらせるのではなく、企業に入社後、その強みをどのように強みを活かすかを伝えることが大切です。つまり、再現性を持たせられるかどうかが自己PRを成否の鍵を握るのです。
「強みを活かして企業に貢献できる」ということを伝えて熱意をアピールしましょう。企業は採用活動において求める人物像を掲げていることが多いので、それに当てはまる学生ほど内定を掴みやすくなっています。「採用後も活躍してくれそう」と思ってもらうためにも、入社後のビジョンを伝えるのは欠かせません。
ライバルに差を付ける! 行動力をさらに印象付けるコツ
ここまでは行動力を自己PRするにあたり基本的な伝え方などを説明してきました。ここからは、ライバルから一歩リードしさらに印象的な自己PRをつけるためのコツをお伝えしていきます。自己PRがある程度完成した後は、こちらにも挑戦してみてくださいね。
①言い換え表現を使う
実は「行動力」は比較的抽象的な言葉であり、多くの学生が使いやすいワードのひとつです。行動力をあなたならではの強みにし具体性を持たせるには、言葉を言い換えることがおすすめです。
そもそも「行動力」と聞いてイメージするスキルは面接官によって違うので、自分の強みを的確に表現する必要があります。「行動力」のままがいいか、それとも言い換え表現を使った方がいいかを考え、より的確に自分の強みをアピールできる言葉を選びましょう。
- チャレンジ精神がある
- 物事に進んで取り組む
- 目標達成に向けて行動する
- 有言実行
- 前向きに行動する
- 周囲を巻き込んで取り組む
- 新しい環境に飛び込める
キャリアアドバイザー
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②行動力の源泉や自分のこだわりを盛り込む
行動力に限りませんが、どうしても自分の強みはほかの学生とかぶってしまうもの。しかし、その行動力が発揮されるまでの思考や目的、そして自分が常日頃心掛けているこだわりなどは十人十色、人それぞれです。自己PRでは、この行動力に紐づくプロセスの部分も盛り込むことで差別化を図りましょう。
以下の例を見てみましょう。
エピソード:
自らすすんで資格取得に励んだ
理由①:何かの経験から悔しさを感じたから
理由②:それとも物事への興味関心から
同じエピソードですが、それぞれの理由からでは感じられる人柄も大きく違いますよね。こういったプロセスの部分こそ差別化を図るチャンスとなるので、ぜひ積極的に盛り込むようにしましょう。
③行動による具体的な成果を挙げる
ただ行動しただけでは、自己満足と捉えられてしまう可能性もあります。その行動力がきちんと結果に結びつき、周囲に何らかの良い影響をもたらしてこそそれは「強み」といえるものです。行動を起こした結果やそれによってどのような良い変化がもたらされたのかもエピソード内に盛り込むようにしましょう。
ここでは、「自身の行動力で売上を上げた」「組織の雰囲気を良くした」など入社後にも出せそうな成果を伝えられると良いですね。自己PR全体としても、その後の締めにつなげやすくなりますし、企業も「学生のうちにこの成果を出せたなら、自社でも同様に活躍してくれるかも」と好印象を持てるでしょう。
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行動力の自己PRのOK・NG例文
行動力を自己PRするポイントをおさえたあとは、例文を参考にしてイメージを膨らませましょう。先ほどのポイントを踏まえつつ例文を確認することで、良い自己PR文がどのようなものなのか理解が深まるはずです。また、NG例文も見ることで、自分も同じところで間違っていないか、何がマイナス評価につながるのかをチェックしましょう。
OK例文①目標達成に向けて行動する
私は、自分で立てた目標を達成するために行動することができます。大学2年生の時、授業がきっかけでプログラミングに興味を持ちました。Web業界で活躍するためにも資格を持っておいた方がいいと感じ、C言語プログラミング能力認定試験の資格取得を目指すことにしました。
3級を取得するために参考書を買って勉強し、プログラミング関連の書籍も読むようにしました。その結果試験に合格することができ、プログラミングに対してさらに関心が深まりました。この経験を活かして、御社でも新たなスキルの習得に励み事業に貢献していきたいと考えております。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
この例文の良い点としては、「資格取得」という目標が明確化されている点と最初の「自分で立てた目標を達成するために行動できる」という文とエピソードが一貫性がある点です。
また、改善したほうがいい点としては、資格取得で勉強した際に「毎日何時間勉強した」 などの定量的な部分をいれることと、勉強した際に自分なりにおこなった工夫を文章に盛り込むといいかと思います。
例えば「1日2時間、5ページずつの勉強、間違ったところはノートにまとめて自分なりの対策本を作成した」のように伝えると、企業に対してより詳細に自分の努力度合いがアピールできると思います。
OK例文②停滞していた物事を前に進める
私は物事が円滑に進まないときに自分の力で前に進めることができます。
大学生の時、年末に専攻生で使用している棟の一斉清掃をおこないました。みんな積極的に参加していたのですが、数名やる気がない学生がおりその学生の担当箇所のみ掃除が終わらず、全員が帰宅できなくなってしまいました。
このままではほかの専攻生にも迷惑がかかると感じた私は、自らその箇所を清掃しにかかり、その学生たちにも「やりたくない気持ちはわかるけど、ほかの学生に迷惑をかけるのは違う」と声を掛けました。その結果、その学生たちも渋々ながらも掃除に参加し、専攻生全員で掃除を終わらせることができました。
この経験とこの強みを活かし、御社においても円滑な物事の進行のために自ら行動していくようにしたいです。
この例文からは行動力だけでなく真面目で責任感のある人柄も垣間見えますね。理由やその結果についても示されており、話全体としてもわかりやすいです。
OK例文③周囲を巻き込んで行動する
私は、周囲を巻き込んで行動の輪を広げることができます。大学時代は、個人経営のカフェでアルバイトをしていました。しかし、近隣に全国チェーンのカフェが新しくオープンしたことで、客足が遠のき売り上げが落ちたことがありました。
この状況を受けて何か行動しなければと感じた私は、新しいメニューを増やすことを店長に提案しました。許可を受けた後は、他のアルバイト生からアイディアを募集しました。最初は面倒臭そうだった子も、次第にSNSで情報収集をしたり友達にアンケートを取ったりしてくれて、活発に動いてくれました。
これは、新しいメニュー開発がうまくいき売り上げアップした場合は、時給を上げてほしいと店長に直訴したためだと思います。私は御社に入社後、この強みを活かしてチーム力の向上に貢献したいです。
キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる
この例文のいい点は、アルバイト先での課題を把握し、解決に向けた動きが具体的に伝えられていることです。特に、店長に新しいメニューの提案をするだけではなく、周りのアルバイト生にも呼びかけながら行動していることは素晴らしいです。
一方で残念だった点は、課題に対しての結果の記載がなかったことです。新メニューの提案をした結果、売上はどうなったかという結果も具体的に伝えましょう! そうすることで「成果を残せる人」というアピールも出来ます。
周囲を巻き込む力のアピールにはこちらの記事も有効です。
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「人を巻き込む力」は伝え方次第でマイナス評価になることも こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「人を巻き込む力って具体的にどんな能力のことですか?」「人を巻き込む力のアピール方法を知りたいです」 選考が本格化す […]
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OK例文④困難なことに果敢にチャレンジする
私は、困難なことにも果敢にチャレンジする行動力が強みです。もともと演技として一輪車を習っていたのですが、チームでの演舞の際、舞台構成的に私がある大技を見せたほうが良いと考えました。かなりの大技だったため、これまで一度もチャレンジしたことがありませんでしたが、お世話になった先輩と一緒に舞台に上がれるラストチャンスだったため挑戦を決めました。
練習は困難で何度も転倒を繰り返しました。しかし、周りのサポートやがんばりたいという強い思いで練習に励んだ結果コツがつかめ、本番までに猶予を持たせて自分のものにすることができました。自分からチャレンジして成功をつかみ取ったこの経験は自分の自信にもつながっています。これで培った強みを活かし、御社においても困難なことにたくさんチャレンジしていきたいです。それが御社の成長にも自身の成長にもつながると思っています。
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前向きにチャレンジする姿勢が感じられ非常に好印象が持てます。経験の内容が具体的でわかりやすく説得力があるので、入社後も同じように自ら行動し成長してくれそうだと期待ができますね。
OK例文⑤周囲の人を喜ばせるために行動する
私は、周囲の人を喜ばせるために行動することができます。大学時代、ボランティアで老人ホームを訪問した際に、ギターを弾くのが得意な男性がいらっしゃいました。その男性が「自分しかギターを弾く人がいなく寂しい」とおっしゃっていたのを聞き、自分が一緒に演奏しようと考えました。
私はギターを弾いたことがなかったのですが、YouTubeを見てコードを覚え、1曲弾けるようになりました。後日、老人ホームのレクリエーションで男性と一緒にギターを演奏することができ、男性や職員の方にも喜んでいただきました。この経験を活かして、人に喜んでもらえるサービスを生み出すために行動し続けていきたいと考えています。
キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる
この例文はストーリー性が明確にあり、何をモチベーションにしてどうアクションしたのかがわかりやすく記載されています。情景が浮かびやすい内容なので、その点は非常にいい内容だと思います! 一方で、ストーリー性に寄りすぎて個人にフォーカスしきれていない部分があるので、その点を追加すればさらにいいでしょう。
締めの一文が少し曖昧になっているので「人」が「どんな人なのか?」、その人を喜ばせるために「何を意識して」行動し続けるのかの部分を追加できると、活躍イメージが膨らんでさらににいい内容になると思います!
OK例文⑥やるべきことを見つけてスピーディーに行動できる
私はその時にやるべきことを見つけ、自分からスピーディーに行動ができます。学生時代はゼミ活動が盛んで、教授交えてさまざまな議論をすることが多くありました。積極的に発言する人が多く、非常に参考になる意見が多かったのですが、あるとき体調不良で休んだ際に、その日の有意義な議論の記録が残っていないことに残念な気持ちを覚えました。
そこで私は次のゼミの日から自ら記録係や書記を務めました。その結果、議論の結果が残りあとから見返せるようになったのはもちろん、その日の記憶を残しやすくまた話をわかりやすくまとめる力が鍛えられると感じました。この話はゼミメンバーに共有し、今では交代制で書記と記録係を回しています。
こういった身近なところにも、工夫次第で状況を良くしたり自分の成長につなげられることがあると学びました。今後御社においても、小さなところから自分にできることを見つけ、びりきながらも組織の向上に貢献できればと思っています。
自らの気づきに対しすぐに行動する、そしてそこから得た学びなどを自ら人に伝える点から、行動力の強さが実証されていますね。
意外とこういった小さなエピソードは学生が当たり前と思いやすく、強みの裏付けになることに気付いていない人が多いです。しかしこういった身近なエピソードこそ自然と出せるものなので、もっとも再現性の高いアピールができるといえますよ。
NG例文①マイナスに感じられる
私の強みは行動力です。欲しい洋服や小物があったら、発売日にすぐに買いに行きます。期間限定で今しか手に入らないものもあるので、購入できた時は達成感を味わうことができます。
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この行動力は、就活での自己PRには不向きです。衝動的に行動しているイメージがあり、自制できていない印象を与えます。面接官は「散財していないだろうか?」「金銭感覚に問題はないだろうか?」といった不安を覚える可能性があります。社員として迎えることにリスクを感じられるのはマイナスです。
NG例文②結論から説明しない
私は居酒屋でアルバイトをしていたのですが、お客様から従業員の態度についてクレームを受けました。そこで、私は業務改善に向けたトレーニングを店長に提案しました。私の長所はこのような行動力です。
この例文は、結論から話していない点がNGです。いきなりエピソードから話し始めているので、面接官が話の要点を掴めずにアピールが弱くなってしまいます。「話がわかりにくい=コミュニケーション力が低い」とも捉えられるので、必ず結論から話すようにしましょう。
NG例文③具体性がない
私の強みは行動力です。スーパーでアルバイトをしていた時に、誰よりも早く行動することを心がけていました。御社でも、この経験で培った行動力を活かして活躍したいと考えております。
この例文には、具体的なエピソードがありません。どのように行動していたのか、誰よりも早く行動した結果どうなったのかなどの説明がないので、信ぴょう性に欠けています。具体的なエピソードと、行動を起こしたことによって起きた変化などを盛り込みましょう。
自己PRで行動力をアピールする場合の例文はこちらでも紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
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例文10選|自己PRのアピールポイントが必ず見つかる5つの方法
アピールポイントの効果的に伝えるコツは、結論を冒頭に述べて具体的なエピソードを後に述べることです。今回はアピールポイントを見つける方法5選とアピールポイントの効果的な伝え方を紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、アピールポイント別の具体例も紹介しているので、自己PR作成の参考にしてみてください。
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行動力を自己PRする際に避けるべき2つのこと
自己PRを作成する際、まずは構成に注目してみましょう。こちらの記事では自己PRの作り方について詳しく解説しています。
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自己PRは構成で差がつく! ESや面接など状況別のポイントも解説
自己PRの構成で印象が変わる! 結論ファーストかつ具体的に作成しよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「自己PRの構成ってどうすればいいんだろう」「面接官の印象に残る自己PRの構成ってありますか?」 こうい […]
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①自分の意思が感じられない
goo国語辞書によると、行動力とは「目的のために積極的に行動する力。」とあります。つまり、目的もなくただなんとなく行動しても、行動力があるとは言えないのです。自分の意思なく行動しても、どうしても他人事になってしまい意欲的に取り組むことができません。
また、自分の意思なく行動した経験は、面接官にも「自分がないな」と思われてしまいます。仕事では、自分の意思で物事を選択して実行することも大切です。周囲に流されて過ごしているような印象を与えないように注意しましょう。
②突発的な行動をアピールしてしまう
今説明したように、行動力とは目的のために積極的に行動する力です。そのため、目的もなく突発的に行動しても、それは行動力があるとは言えないでしょう。これは仕事においても避けたいことであり、大きな失敗に結びつくことも考えられるので、採用するにあたっては逆に不安要素となってしまうかもしれません。突発的な行動をする就活生に対する面接官の評価は厳しくなると言えます。
目的を持って行動するのと、目的もなくただ行動するのとでは、達成率や自分に身につく力にも差があります。目的を達成するために行動すると「達成するためにはどうすればいいか」「効率よく達成できる方法は何か」「自分に足りないスキルは何か」などの考えを深めることができるので、物事に取り組む前よりも成長できるのです。
行動力を自己PRする場合は具体的な表現が大事
行動力を自己PRする場合は、どのような行動力なのかを提示した上で、具体的なエピソードを交えながらアピールします。また、企業に入社後、行動力を活かしてどのように貢献していきたいのかも忘れずに伝えましょう。これは、自己PRは自分の強みを伝えるだけでは不十分で、企業が求める人材とマッチしていることをアピールすることが大切だからです。
行動力と一口で言っても、面接官がイメージする「行動力」は様々です。過去の経験で発揮した、もしくは身につけた行動力を的確に表現しましょう。行動力について工夫して伝えることで、面接官の印象に残る可能性がぐっと高まります。自分なりの行動力と企業での活かし方をアピールしましょう。
「行動力」を自己PRに組み込む方法を紹介!
初めに解説した「面接官が評価する行動力」で言い換えをするのも良いですね!