目次
【ゼミ長を務めた経験のガクチカ】企業からの印象・注意点・アピールできる強みまとめ
企業からの印象
○
周囲の意見を調整しながら、主体的にチームをまとめられそう
△
「役職名」を盾にした指示出しになっていないか、周囲との人間関係の築き方は慎重に見極めが必要
アピールできる強み
集団の方向性を揃える調整力・巻き込み力
学問に対するモチベーションの差や意見の食い違いなど、多様な背景を持つゼミ生の間に入り、共通の目標へ向けて周囲を納得させ動かす力が評価される
組織の課題を発見し解決する主体性
ゼミの出席率低下や議論の活性化不足など、運営上の問題に対して自ら解決策を講じ、組織のパフォーマンスを向上させる力が評価される
注意点
成果が「ゼミ長になったこと」自体に終始しやすい
「ゼミ長を任された」という単なる役割の説明(役職アピール)ではなく、そのポジションで直面した集団特有の課題と、それに対して自身がどう周囲を巻き込んで行動したかのプロセスを掘り下げる
主体性と独善性の境界線を誤解されやすい
「自分がすべてを決めて引っ張った」という強引なエピソードの羅列ではなく、周囲の意見をどう傾聴し、どのようなアプローチで納得してもらったかという協調性をふまえたエピソードを語る
おすすめの業界・職種・会社
メーカーなどの他部署との連携が多い企業
開発・製造・営業といった異なる立場の人々と利害を調整しながらプロジェクトを進めるため、ゼミでの互いの利害を調整して双方が納得できる案に落とし込んだ経験は評価につながりやすい
コンサルティングなどのチームで成果を出す企業
専門とする領域が異なるメンバーが結集して課題解決に挑むため、個性の強い集団をまとめ上げたチームビルディングの経験が評価されやすい
ゼミ長を務めた経験からガクチカを作りたい人はこちら!
ゼミ長を務めた経験をガクチカにしたいなら、書き方にも注意が必要です。特にエピソードに力を入れる必要があるので、以下の記事に必ず目を通しておきましょう。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
またゼミについてのエピソードをガクチカにしたい場合は、いかにわかりやすくまとめるかが課題になります。言語化が難しい場合は、以下の記事を参考にしてください。内定者のESも紹介しているので、参考になりますよ。
【内定者のES公開】ガクチカ「ゼミ」テーマで高評価を得る3つの掟
「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」26卒内定者の例文
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!ありきたりなエピソードだとスルーの可能性大
キャリアアドバイザー
北浦 ひより
プロフィールをみる「ゼミ長なら誰でもやる」はNG!
実際のところ、ゼミ長を務めた経験は就活市場ではあまり珍しいものではありません。第一印象としては「悪くはないな」というところではないでしょうか。採用担当者としても「よく聞くからありきたりなものだと印象に残らない」というのが本音だと思います。
【ありがちなエピソード】
・ゼミのメンバーへの声かけを盛んにおこなった
・スケジュール管理を徹底した
・ゼミの合宿が楽しくなるよう尽力した
こういったエピソードだと、深掘りしても本人の魅力が見えません。ゼミ長として誰もがやるようなことなので、あなた個人の強みにはつながらないのです。
ここから一歩抜けるには、組織(ゼミ)内の関係構築やコミュニケーションを活発化するためにいかに自主的に、熱意を持って行動したかを伝えること。たとえば、私が過去に担当した学生は以下のようなエピソードを持っていました。
【印象に残ったエピソード】
ゼミをサボってばかりいる幽霊部員をいかに授業に出席させるか、という課題に熱量に向き合った。授業終わりにサボり癖のあるメンバーを待ち伏せしたり、ゼミの後には必ずその日の内容をまとめて連絡をしたりと、説得を繰り返した。結果としてサボり癖のあるメンバーの出席率が増え、最後にはゼミ発表を一緒にすることができた。
ここまで熱意を持ってメンバーを呼び戻すことができる人はほとんどいません。これくらいの行動力と周囲を動かす力を示すエピソードがあって初めてアピールになることが多いのです。
ゼミのエピソードならではの注意ポイント
もう一つゼミ長のエピソードでありがちなミスが、話の内容が専門的すぎること。自分がかかわっていた分野に精通する企業なら問題ない場合もありますが、そうでないなら専門用語は可能な限り使わないようにしましょう。実績や努力の過程が伝わりにくくなってしまい、非常にもったいないです。
なぜその成果を出せたのか、どのように周囲を行動させたのかという強みについて、誰が聞いても納得できる内容にまとめることを忘れないでくださいね。