目次
- 企業が抱く「釣り」の印象
- 「釣りのガクチカ」でアピールできる強み
- 情報収集力・仮説を検証する力
- 粘り強さ・目標を達成する力
- 「釣りのガクチカ」を伝える際の注意点
- 思い出話や熱量のアピールにならないようにする
- 仮説検証の過程や行動をきちんと示す
- おすすめの業界・職種・会社
- マーケティングや検証作業が求められるIT・Web系企業
- 集客に対し仮説検証が求められる観光・地域創生系の企業
- ガクチカ「釣り」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「釣り」を題材にした内定者例文
- 【内定者例文】26卒 大阪学院大学 小売業界
- 釣りを題材にガクチカを作りたい人はこちら!
- ガクチカが「釣り」の学生へのリアルな印象
- 「ただの趣味」と思われないためのコツ
- 実例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
※この記事では、現役キャリアアドバイザーに独自インタビュー。インタビューの音声データをもとに生成AIを駆使しながら再構成し、社内の編集者が編集・チェックしています。
インタビューでは「釣り」をガクチカとしてアピールしようとしている学生を想定して編集者が質問。
「そもそも、『釣り』をガクチカにしても良いですか?」
「『釣りはガクチカではなく趣味では?』と思われませんか?」
といった、面談で就活生から実際に寄せられる質問を再現。そして、実際の現場でおこなわれるようなリアルなアドバイスをふんだんに盛り込んでいます。
就活のプロの意見を参考に、アピールにつながるガクチカの伝え方をチェックしましょう。
なお、ガクチカを伝えるうえでの注意点や考え方を知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
企業が抱く「釣り」の印象
自ら仮説を立てて粘り強く課題解決できそう
趣味の延長線上に留まっており、ビジネスにおける再現性が低そう
「釣りのガクチカ」でアピールできる強み
情報収集力・仮説を検証する力
- 釣れない原因を探るために情報収集し、餌や時間帯を変えるなどの試行錯誤を通じて仮説検証を繰り返す力が評価される
粘り強さ・目標を達成する力
- 釣りたい特定の魚を設定し、失敗しても諦めずに実践を繰り返して釣り上げる姿勢が評価される
「釣りのガクチカ」を伝える際の注意点
思い出話や熱量のアピールにならないようにする
- 「ただ楽しかった」「釣れて嬉しかった」では感想に留まってしまう
⇒目的の魚を釣り上げるための工夫や思考に焦点を絞り話を展開する
仮説検証の過程や行動をきちんと示す
- 魚が釣れた要因が、本当に自身の仮説検証のおかげなのかがわかりづらい
⇒仮説検証の過程や、それまでの行動を具体的にアピールする
ガクチカにするなら、釣った魚の種類も気になるところ。「アジを釣った」と「マグロを釣った」では、残念ですが印象が変わってきてしまいます。
試行錯誤の過程がきちんと伝われば評価にはつながりやすいため、それぞれの魚を釣るために、適切なアプローチがとれていたのかも教えてほしいです。
おすすめの業界・職種・会社
マーケティングや検証作業が求められるIT・Web系企業
- 数値データを根拠に動く環境
- 「なぜ釣れないのか」を思考し、仮説検証を重ねて結果を出す過程がマーケティングや検証業務の再現性として評価されやすい
集客に対し仮説検証が求められる観光・地域創生系の企業
- 現地に足を運び、自らの目で課題やターゲットの動きを観察するアプローチが求められる
- 「どうすれば目当てのターゲットを引き寄せられるか」という思考・検証が、観光地の集客や課題解決の業務と親和性が高い
釣りをガクチカにするなら、水産業界などもおすすめです。
好きという気持ちがそのまま活きやすいですよ。
ガクチカ「釣り」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「釣り」は趣味と思われがち!
あえて釣りをガクチカにした理由を明確にしよう
「釣り」というのは就活では趣味として伝えられることが多く、ガクチカとして取り上げられるケースは珍しいです。実際、趣味の域を出ないエピソードでは、面接官の心は動きません。
あえてガクチカで話すからには、「部活でもアルバイトでもなく釣りを選んだ意味」を厳しく見られます。そのため、「釣れて嬉しかった」と思い出話を語っては、「それはガクチカなの?」と思われてしまうでしょう。
仮説検証ができる力をアピールしよう
そこで私がおすすめしたいのが、狙いの魚を釣り上げるまでの過程を語ることです。
・潮の満ち引きや海水温を複合的に分析し、ターゲットの釣りやすい時間帯を特定する
・地元の漁師や遊漁船の船長と信頼関係を築き、船を出してもらう
・ターゲットの口の形状、硬さ、エサの吸い込み方に合わせて針の形を変える
上記のような試行錯誤を繰り返した結果、最後には釣り上げることができたというエピソードを示すことで、ビジネスにも活きる高い課題解決力があると評価してもらえますよ。
この部分の解像度が低いと、「ただ運が良くて釣れただけでは?」と思われてしまいます。そのため、仮説検証の中身は具体的に伝えるのが重要です。
「釣り」を題材にした内定者例文
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】26卒 大阪学院大学 小売業界
私が学生時代に注力したのは、趣味である釣りにおいて、目標とする釣果を上げるために粘り強く試行錯誤を重ねた経験です。
当初は何度挑戦しても結果が出ず、成果を上げている周囲と比較して自分の力不足を痛感しました。そこで現状を打破するため、まずは釣れない原因の分析に着手しました。
専門書やインターネットで魚の生態や習性をリサーチしたうえで、道具の選定、時間帯や天候、潮の流れなどの条件を細かく分類し、自分なりの仮説を立てました。
その知識をもとに、毎週末異なる条件で実践を繰り返しました。さらに、ネットの情報だけに頼らず、釣り場に通う熟練者の方々に積極的にヒアリングをおこない、生きた知識を吸収しました。
結果として、数カ月後には念願の釣果を上げることに成功し、大きな達成感を得ました。
この経験から、困難な壁にぶつかった際にも状況を客観的に分析し、自ら情報を取りにいって解決策を実行する「粘り強い課題解決力」を身につけました。
貴社においてもこの強みを活かし、困難な業務に対しても泥臭く解決策を模索し、成果創出に貢献してまいります。
この例文は、以下の2点が良いですね。
・原因の分析から仮説検証、専門家へのヒアリングまで、具体的な行動が書かれている
・生の情報を自分で取りに行く行動力が伝わる
知識と行動の両面から主体的に試行錯誤できる「粘り強い実行力」がしっかりと伝わる内容に仕上がっています。
釣りを題材にガクチカを作りたい人はこちら!
例文にもあるように、行動力を発揮して釣りに臨んでいた人は、以下の記事もおすすめ。自己PRで行動力をアピールする方法を押さえましょう。
自己PR「行動力」の差がつく伝え方|企業が評価する回答例文も紹介
釣りの経験をガクチカにする人は珍しいため、面接官から深掘り質問が飛んでくる可能性が高いです。以下の記事を参考に、深掘り質問の対策をしておきましょう。
ガクチカの深掘り質問に答えるための4つの対策|回答例文9選
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
個人的には、「釣り」のガクチカはあまり刺さらないかもしれません……。
なぜなら、よほど内容が魅力的でなければ「楽しかった」「釣れて嬉しかった」という思い出話や熱量のアピールに終始してしまうから。
ガクチカにするなら、感想文で終えないことが大前提です。