目次
- 企業からの「冷静」の印象
- 評価につながる経験
- 状況を分析して課題解決に導いた経験
- トラブル時などでも焦らず対処した経験
- 注意点
- 「冷静です」だけで終わらせない
- 「自己満足」と思われないようにする
- 言い換えられる言葉
- 状況分析力
- おすすめの業界・職種・会社
- ミスが許されない金融・医療業界
- エンジニア・プログラマーなど突発的な対応が必要な職種
- 「冷静」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「冷静」の自己PR例文
- 「冷静」を自己PRにしたい人はこちら!
どんなときでも慌てない。落ち着いていると言われる。
そのような「冷静さ」を自己PRしたい人もいるかもしれません。
結論、「冷静」を自己PRにするのは「アリ」です。しかし、言葉のチョイスやエピソードは吟味する必要があるでしょう。
「冷静」の自己PRの作り方を知る前に「まずは基本的な自己PRの作り方から押さえたい」という人は以下の記事も目を通してみてください。
就活の自己PR完全ガイド|26の強み別で書き方や例文を紹介
企業からの「冷静」の印象
プレッシャーのかかる状況でも、焦らず淡々と対処してくれそう
伝え方によっては「熱量がない」「無関心」「人を見下している」という印象を受ける
評価につながる経験
状況を分析して課題解決に導いた経験
- チームが壁にぶつかった際、一歩引いて状況を分析し、周囲を巻き込んで解決した
- 課題を解決するためにチームメンバーに的確な指示を出した
トラブル時などでも焦らず対処した経験
- 想定外のトラブルに直面した際に自ら仮説を立てて行動し、状況を立て直した
- クレーム対応においても感情的にならず事実関係を整理し、的確な対応で事態を収拾した
注意点
「冷静です」だけで終わらせない
- 言葉として抽象的であるため、「どんな冷静さなのか」を深掘りしないと良さが伝わりにくい
⇒「冷静な状況分析力がある」など、具体的に何ができるのかをセットで伝える
「自己満足」と思われないようにする
- 課題を見つけて1人で解決したというエピソードは、「組織への影響力が弱い」と思われやすい
⇒分析をもとに周囲をどう巻き込み、どう組織の成果につなげたかというプロセスを語る
言い換えられる言葉
状況分析力
- 根本的な課題を的確に見つけ出すスキルとして企業に伝わりやすくなる
おすすめの業界・職種・会社
ミスが許されない金融・医療業界
- いかなる時も感情に流されず、的確な判断能力が重視される
- 金銭や人命を扱うため、プレッシャーのかかる状況でも冷静に状況を見て正しい選択ができる力が高く評価される
エンジニア・プログラマーなど突発的な対応が必要な職種
- 通信障害などのトラブルに対して迅速かつ的確な対応が求められる
- 正確に原因を分析し、焦らず対処する力との親和性が高い
「冷静」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「冷静」の自己PR例文
私の強みは、思わぬトラブルが起きたときでも焦らず冷静に状況を整理できる力です。
学生時代に5人で参加したWebアプリの開発コンテストで、締切の24時間前にアプリが動かなくなるというトラブルが発生しました。残り時間が少なく全員が焦ってしまい、「誰のコードが原因か」と犯人捜しが始まったことで作業が完全に止まってしまいました。
このままでは間に合わないと感じた私は、一度落ち着いて「今何が起きているのか」という客観的な事実から整理しようとメンバーに声をかけました。発生していた100件のエラーを手分けして集計・分類してみたところ、特定のデータ処理に負荷が集中していることがわかりました。
その後「データを軽くすること」と「エラー処理の迂回」の2つに作業を分け、メンバーの得意分野に合わせた役割分担を提案しました。その結果、締切までに無事システムを復旧させることができ、参加20チームのなかで1位を受賞することができました。
審査員の方からも「トラブルが起きたときの素早く論理的な対応が見事だった」と評価していただけました。この状況分析力を活かし、プレッシャーがかかる場面でも焦らず冷静に対応することで、貴社に貢献します。
この例文の評価ポイントは、以下の2点です。
・チームの雰囲気に呑まれず冷静にトラブルに対処したことを示せている
・エラーの集計や復旧作業など、すべて周囲を巻き込んで行動できている
このように、冷静さを発揮してチームで成果を上げられる人は、入社後もチームを前に進めてくれる人材として高く評価されるでしょう。
「冷静」を自己PRにしたい人はこちら!
「冷静」に近い強みとして、「周りを見て行動できる」点があります。こういった表現でのアピールを考えてみたい人はぜひ読んでみてください。
「周りを見て行動できる」の自己PR例文! 26卒内定者の例を紹介
また「冷静」が強みな人は、課題を発見することも得意な傾向にあります。課題発見力をアピールしたい人は以下の記事もチェックしましょう。
「課題発見力」の自己PRを魅力的に伝える方法|企業の印象も紹介
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「冷静」単体ではあまり良い印象にならない
キャリアアドバイザー
石川 愛
プロフィールをみるチームへの貢献を盛り込むのがポイント
「冷静」と聞くと、正直ちょっと警戒していまいます。
というのも、冷静という言葉だけ見ると「人に関心がなさそう」「熱意に欠けていそう」という印象を抱いてしまうからです。
こういったイメージを払拭するためには、「冷静さを活かしてトラブルやチームの課題解決につなげた」などいかに周囲と力を合わせ、組織に貢献できたかをアピールすることが重要になりますよ。
たとえば、以下のような自己PRであれば高く評価できると感じます。
「冷静さ」が評価される自己PR例
【どんな課題があった?】
・チームで取り組む活動において、予期せぬ壁にぶつかり行き詰まってしまった
【どんなアクションをした?】
・周囲が混乱するなかで自分は一歩引き、客観的な視点で「何が原因か」を分析した
・分析結果をもとに自分なりの仮説を立てた
・考えた解決策を周囲に共有し、メンバーを巻き込みながら軌道修正をおこなった
【結果どうなった?】
・全員の目線が揃ったことで作業がスムーズに進み、無事にトラブルを乗り越えられた
⇒自己完結するのではなく、チームのために能力を発揮できている点が高評価ポイント!
このようにチームへの貢献を織り交ぜながらアピールをすると、企業の懸念が払しょくでき、高評価につながりやすくなりますよ。