目次
- 企業からの「論理的思考力」の印象
- 評価につながる経験
- データや事実をベースに課題を分析・解決した経験
- ゴールから逆算して主体的に行動・成果を出した経験
- 注意点
- 具体的な行動・課題解決を伝え忘れない
- 面接でのコミュニケーションにも論理性を徹底する
- 言い換えられる言葉
- データや事実に基づく課題解決力
- おすすめの業界・職種・会社
- 形のない課題に対して仮説検証が求められるコンサルティングなどの仕事
- 「論理的思考力」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 26卒内定者の例文を紹介|アドバイザー解説付き
- 【内定者例文】26卒 筑波大学 IT業界
- 「論理的思考力」を自己PRにしたい人はこちら!
事実に基づいて思考できる点が強み。こう感じる人もいるでしょう。
結論、論理的思考力は自己PRになります。しかし、伝え方を誤ると、マイナスな印象にもつながりかねない強みです。
それでは、どのように伝えれば良いのか、この記事で解説します。
「論理的思考力」の自己PRを作る前に、自己PRの作り方を基礎から知りたい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。
就活の自己PR完全ガイド|26の強み別で書き方や例文を紹介
企業からの「論理的思考力」の印象
・筋道を立てて考え、データや事実に基づいた課題解決ができそう
・ゴールから逆算して行動し、成果を出してくれそう
・理屈っぽくてプライドが高そう
・「言うだけ・分析して満足するタイプ」でないかは見極めが必要
評価につながる経験
データや事実をベースに課題を分析・解決した経験
- データや客観的事実をもとに筋道を立てて対処する力が評価される
(例)アプリ開発で、ターゲット層の動向やデータを分析したうえで「どのような施策を打つべきか」を論理的に仮説検証し、成果につなげた
ゴールから逆算して主体的に行動・成果を出した経験
- 目的から逆算して行動を計画し、課題解決までやり切る力が評価される
(例)ゼミのグループワークで、自分の思考プロセスを開示しながら、筋道立てたアプローチで課題を解決に導いた
注意点
具体的な行動・課題解決を伝え忘れない
- 行動がともなわないと、「理屈っぽくて扱いづらい」「分析して満足しているだけ」と受け取られるリスクがある
⇒何を分析し、その結果どのようなデータや事実に基づいて行動し、最終的にどう課題を解決したのかまでを一貫したストーリーで説明する
面接でのコミュニケーションにも論理性を徹底する
- 実際の面接での回答が、結論ファーストでなかったり支離滅裂だったりすると、説得力を失う
⇒結論から話すことを意識し、普段の行動や日常の判断でも目的から逆算して思考している姿勢を受け答え全体から感じさせる
言い換えられる言葉
データや事実に基づく課題解決力
- 客観的な事実や数値を元に根拠を持って行動・解決できる人材として、業務上の課題に対処する具体的イメージを与えられる
おすすめの業界・職種・会社
形のない課題に対して仮説検証が求められるコンサルティングなどの仕事
- 正解が存在しない状況で、データを元に仮説を立てて分析・提案することが必須な環境
- 形のないサービスや経営課題を扱うため、筋道立てた高い思考力と自頭の良さがダイレクトに評価へつながりやすい
「論理的思考力」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
26卒内定者の例文を紹介|アドバイザー解説付き
※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。
【内定者例文】
26卒 筑波大学 IT業界
私の強みは、複雑な課題に対して論理的な道筋を立て、周囲と協力しながら解決に導く力です。
大学では数学を専攻し、幾何学の研究室に所属して論理的思考力を磨いてきました。抽象的な概念や難解な問題に直面した際は、疑問点を友人たちと共有して多角的に議論を重ねることで、問題を正しく構造化し、解決に向けた論理を組み立てるスキルを培いました。
また、3年間継続している大手飲食店でのアルバイトでは、キッチンからホール、店舗の立ち上げ・締め作業まで全業務を習得しました。その経験を活かして新人教育を担当したほか、店舗のデータ入力作業なども自主的に引き受け、業務の効率化に貢献しました。現状の課題を見極め、自発的に動く主体性と継続力を培ってきたと自負しております。
この「論理的に課題を紐解く力」と「現場で主体的に行動する実行力」を活かし、貴社の事業や企画開発において仲間と連携しながら成果に貢献してまいります。
研究で培った高度な思考力が伝わる例文ですね。特に良いポイントは、以下の2点です。
・論理的思考をチームに還元できている
・合わせて主体性のエピソードも入れることで、論理的思考力を活かしながら行動できることが明らかになっている
学業での「構造化する思考プロセス」とアルバイトでの「現場課題への応用」が結びついており、難解な課題にも論理的にアプローチできる即戦力としての期待感が高まる自己PRに仕上がっていますね。
「論理的思考力」を自己PRにしたい人はこちら!
論理的思考力を伝えるには、合わせて「行動力」も伝えられるとより魅力的な自己PRになります。以下の記事から、行動力の自己PR方法を押さえましょう。
自己PR「行動力」の差がつく伝え方|企業が評価する回答例文も紹介
論理的思考力を伝えるなら、面接での話し方も気を付けたいところです。以下の記事では、面接での話し方について解説しているため、是非チェックしてみてくださいね。
面接の話し方で絶対押さえたいポイント6選|避けるべき話し方も解説
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!思考から行動につなげた経験を語ろう
キャリアアドバイザー
堀内 康太郎
プロフィールをみる「課題解決」とセットで語れてる?
「私の強みは論理的思考力です」。自己PRでよく聞く言葉ですが、実はこれだけだと「ただ理屈っぽい人」「口だけで動かない人」という印象を与えてしまう危険があります。
企業が評価したいのは、「その思考を使ってどう動いたか、どんな課題を解決したか」という実行力です。実際にどのようなエピソードだと高評価につながるのか、良い例を紹介しますね。
ここまで語れるとGOOD! 思考と行動が連動した例
【どんな課題があった?】
・研究で開発した学習支援アプリの利用率が伸びず、ユーザーが定着しなかった
【どのような「論理的アプローチ」をした?】
・感覚で修正するのではなく、ユーザーの利用データ(離脱率や滞在時間)を分析した
・ターゲット層の利用傾向から「初期設定の手順が複雑すぎる」という説得力のある仮説を立てた
【具体的にどう行動した?】
・仮説に基づき、操作画面を3ステップで完了できるよう仕様を変更した
・変更前後でABテストを実施し、数値の変化を客観的に検証した
【結果どうなった?】
・アプリの継続利用率が従来より30%向上し、学会発表で最高評価を得た
「データに基づいて仮説を立て、動いて検証する」というプロセスが伝わると、「自社に入っても課題を見つけて成果を出してくれそうだ」と、働くイメージを重ねやすくなります。
「自頭の良さ」は日常の逆算思考から
論理的思考力を語るなら、エピソードだけでなく、面接での話し方や思考の背景まで一貫していることが求められます。
「目標から逆算して日常の行動をどう設計しているか」という説得力のある根拠を提示できて初めて、あなたの本当の強みとして伝わります。自分なりのロジックで問題をどう捉え、解決まで導いたのか、その足跡を言葉にしてみてくださいね。