【13例文】ゼミ題材の自己PRは行動×学びでマッチ度をアピール!

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目次

  1. ゼミを題材にした自己PRは自分ならではのエピソードを盛り込んだ差別化が必須
  2. まず理解しよう! 自己PRの題材をゼミにする場合の前提
  3. ゼミでの自己PRで魅力をアピールすることは十分に可能
  4. ゼミを自己PRに選ぶ学生は多いため差別化のための対策が必須
  5. 効果的にマッチ度アピール! ゼミを題材にした自己PR作成前の下準備5ステップ
  6. ステップ①ゼミに入りたいと思ったきっかけを書き出す 
  7. ステップ②ゼミに入ってからの経験を整理する
  8. ステップ③特に印象的な経験をピックアップし当時の行動を振り返る
  9. ステップ④ピックアップした経験から得た学びを書き出す
  10. ステップ⑤志望企業が求める人物像を調べ合致するものを題材にする 
  11. 絶対に押さえておきたい! ゼミで自己PRを作成する際の構成と5つのポイント
  12. 結論|自己PRの主題にする強みを伝える
  13. 理由|根拠となるゼミでのエピソードを伝える
  14. 行動|当時起こした行動や工夫を伝える
  15. 結果|得た結果を具体的に伝える
  16. 学び|結果から得た学びと入社後にどのように活かすか伝える
  17. 自己PRの題材をゼミにする場合の要注意ポイント
  18. 専門用語は使わない
  19. ゼミの説明に終始する内容にしない
  20. アピールできる強み別! ゼミを題材にした自己PR例文10選
  21. ①専門性の高い知識
  22. ②コミュニケーション能力
  23. ③高いリーダーシップ
  24. ④プレゼンテーション能力
  25. ⑤課題発見力
  26. ⑥課題解決力
  27. ⑦主体性
  28. ⑧マネジメントスキル
  29. ⑨根気強さ
  30. ⑩洞察力
  31. こんな自己PRに要注意! 魅力を十分にアピールできていない3つのNG例文
  32. ①専門用語ばかり使っている
  33. ②内容がゼミの説明になっている
  34. ③具体的な行動や成果が示されていない
  35. 自己PRの題材をゼミにする場合についてよくある質問に回答!
  36. ゼミが題材の自己PR作成時は5ステップで準備してライバルと差をつけよう!

ゼミを題材にした自己PRは自分ならではのエピソードを盛り込んだ差別化が必須

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「ゼミを題材に自己PRを作成したいのですが、コツはありますか?」
「ありきたりな自己PRになってしまうのですが、どうすれば良いでしょうか。」

といった相談をよく受けます。ゼミでの出来事を自己PRの題材に選ぶ学生は多いので、自己PRを作成する際にはライバルと差をつけることが重要です。そこで大きな差別化ポイントになるのが、いかにゼミでの経験を丁寧に振り返るかですよ。

この記事では、ゼミを題材にした自己PRを作成する前の準備や作成法まで詳しく解説しています。一緒にゼミを題材にした自己PRでライバルと差をつける方法を確認し、内定獲得へ一歩前進しましょう。

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まず理解しよう! 自己PRの題材をゼミにする場合の前提

自己PRの題材をゼミにする場合の前提
  • ゼミでの自己PRで魅力をアピールすることは十分に可能
  • ゼミを自己PRに選ぶ学生は多いため差別化のための対策が必須
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就活生

ゼミでの出来事を題材にした自己PRを作ろうと思っているのですが、どうでしょうか?

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キャリアアドバイザー

ゼミの経験をとおして学ぶことも多いので、とても良いテーマだと思いますよ。ただ、作成前に前提を理解しておく必要があります。

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就活生

前提とは何でしょうか……?

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キャリアアドバイザー

たとえば今あなたが不安に思ったように、ゼミでの自己PRで自分の魅力をアピールすることは可能なのかといったことですね。ここから詳しく解説していきます。

自己PRでゼミのエピソードを取り上げる場合、まず知っておきたい2つのことがあります。ゼミでの経験は伝え方次第で非常に良いアピールになるということと、差別化が欠かせないということです。ここから詳しく解説していくので、作成前にしっかりとチェックしておきましょう。

ゼミでの自己PRで魅力をアピールすることは十分に可能

そもそも自己PRの題材としてゼミは適切なのか、自分の魅力をしっかりとアピールできるのかが気になる人もいますよね。結論から言うと、ゼミをテーマにした自己PRは十分にあなたの魅力をアピールできます。

ただし、それにはどのようなエピソードを選ぶのかが重要です。ゼミでの経験から何を学んだのか、その学びを志望企業でどう活かすかを明確に伝えられるエピソードであれば、あなたの魅力をしっかりと企業に伝えることができます。

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キャリアアドバイザー

つまり、ゼミでの経験をテーマに自己PRを作成する場合には、志望企業に合わせて何をアピールすれば良いのかを理解することが重要です。

就活では自己PRのほかにガクチカを求められることもあります。ガクチカでもゼミをアピールしたいと思ったときは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

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ゼミを自己PRに選ぶ学生は多いため差別化のための対策が必須

ゼミでの経験は学習意欲の高さのアピールになったり、場合によっては企業で活かせるスキルを持っていることのアピールにもなるため、多くの学生が自己PRの題材にします。ライバルたちの自己PRに埋もれないためには、いかに内容で差別化を図るかが重要ですよ。

入念な自己分析と企業研究を重ね、志望企業とのマッチ度の高さや、入社後に活かせるスキルを持っていることを伝えることが選考通過のカギです。自分にしか言えないエピソードを伝え、自己PRを魅力的な内容にしてほかの学生と差別化をしましょう

そもそも自己PRの作成法から知りたいという人は、まずこちらの記事を読んで自己PR作成のコツを理解してくださいね。

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効果的にマッチ度アピール! ゼミを題材にした自己PR作成前の下準備5ステップ

ゼミを題材にした自己PR作成前の下準備5ステップ
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就活生

ゼミをテーマにした自己PRを作成するには、ライバルとの差別化を意識することが大切なんですね。ということは、個性的なエピソードがあった方が良いのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

そういうわけではありません。たとえ些細なエピソードであっても、企業に十分に魅力を伝えることができます。大切なのは、いかにマッチ度をアピールできているかです。

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就活生

マッチ度ということは、自分がどれくらい企業に合っているか、今の時点で持っている強みがどれくらい活かせるか、ということでしょうか?

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キャリアアドバイザー

そのとおりです! それを明確に企業に伝えるためには、自己PR作成前の下準備が重要になります。この先で解説していきますね。

企業とのマッチ度をアピールするには、あなたのどのような点が企業に合っているのか、入社後どのように活躍できるのかを明確に伝えることが大切です。そのためにはゼミでの経験を丁寧に振り返り、得た学びを志望企業でどう活かせるのかを言葉にする必要があります。

ここからは、自己PRをとおして企業とのマッチ度をアピールするために必要な経験の振り返り方や、下準備の方法を解説していきます。

ステップ①ゼミに入りたいと思ったきっかけを書き出す 

自己PR作成前の下準備の第一段階として、そもそもなぜそのゼミに入りたいと思ったのかを思い返してみましょう。

ゼミに入りたいと思ったきっかけ例
  • そのゼミの教授に教わりたいと思ったから
  • ゼミで研究できる内容に興味があったから
  • あこがれの先輩がいたゼミだから

ゼミに入りたいと思ったきかっけを深掘りすることで、どのようなことに興味・関心があるのか、どのような価値観を持って学びを深めたいと思ったのかが明らかになります。この点をしっかりと整理して、自己PRに盛り込みましょう。

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キャリアアドバイザー

ゼミに入りたいと思ったきっかけを掘り下げて整理していくときには、自分史を活用するのがおすすめです。これまでの経験を時系列順に振り返っていくことができるので、自己分析に役立ちますよ。

自分史の作成法や効果的な使い方はこちらの記事で解説しているので、自己分析の際に参考にしてくださいね。

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吉川 智也

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ちょっとしたきっかけから自分なりの理由を見つけよう

ゼミを選んだ理由に心当たりがなく、何となく選んだという人もなかにはいますよね。この場合は、自分がゼミに一歩足を踏み入れたきっかけを思い出してみましょう。特別な経験はなくとも、ちょっとしたことで構いません。

たとえばシラバスに書いてあった言葉が目にとまったことや、「社会人になって役立ちそう」という感覚でも十分に選んだ理由として話すことができます。また、ゼミに入ってから思ったことや成し遂げられたことを、「そのためにゼミに入った」と話すのもありです。

自分がそのゼミに対して何を求めているのか、どのような成長が遂げられたのかなど、今思うことを選んだ理由として整理してみてください。実際に時系列は異なっていますが、企業からすると違和感はありません。自分なりのゼミに入った理由を見出して伝えてくださいね。

ステップ②ゼミに入ってからの経験を整理する

ゼミに入りたいと思ったきっかけが明らかになったら、次にゼミに入ってからの経験を棚卸ししてみましょう。

ゼミでの経験を整理するうえで確認すること・もの例
  • ゼミで研究した題材
  • 研究をとおして得た学び
  • 使った教材やノート

ゼミでどのようなことを学んできたのか、どのような活動をしてきたのかを丁寧に振り返ることで、エピソードとして伝えることをピックアップしやすくなります。当時使っていた教材などを改めて確認し、ゼミで何をしていたのかを整理してみましょう。

ステップ③特に印象的な経験をピックアップし当時の行動を振り返る

次にゼミに入ってからどのようなことがあったか、印象的な成功体験や挫折経験はなかったかを振り返ってみてください。

ゼミに入ってからの印象的な経験例
  • 研究を深めていくなかで教科書には載っていない新しい知識を得た
  • ゼミのグループの人と意見が割れてケンカをしてしまった

あなたにとって印象的ということは、あなたが積極的に行動した結果生じた出来事や、何らかの功績を残したり、大きな成長につながった出来事である可能性が高いです。そういったエピソードは企業へのアピールになりやすいので、ピックアップして自己PRに盛り込むのがおすすめですよ。

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キャリアアドバイザー

印象的な出来事をピックアップする際には、モチベーショングラフを使うのがおすすめです。モチベーションの上がり下がりが可視化されるので、効率的に過去を振り返ることができます。

モチベーショングラフの作成法はこちらの記事で解説しています。参考にしながら自己分析を進めてくださいね。

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堀内 康太郎

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ゼミでの成果は自分軸で考えることが大切

よく「ゼミをしていても特に目立った成果や印象的な出来事がない」と相談を受けますが、その場合周囲と比べて自己評価を下げてしまっているパターンが多いですよ。あなたもそれに当てはまらないか、今一度考えてみましょう。

人と比べてどうかではなく、自分がゼミを通じて得た経験や学びがないかを整理することが大切です。たとえば、ゼミのディスカッションやプレゼンテーションで、初めは話すことができなかったのに、経験を積むことでできるようになったこともあるかもしれませんよね。ほかにも、新しい知識や視点を得ること自体が学びの幅や深さにつながっているはずなので、必ず何らかの成長を見出すことはできます。

どうしても現時点で印象的な出来事が思いつかない人は、今後どのような活動をしたいのか、何を学びたいのかといった目標について話してみるのもおすすめですよ。

ステップ④ピックアップした経験から得た学びを書き出す

印象的な経験がピックアップできたら、その経験からどのような学びを得たのかを書き出してみてください。これはゼミでの研究内容に限定しなくても問題ありません。

ゼミでの経験から得た学び例
  • 研究を深めていくなかで教科書には載っていない新しい知識を得た:スキルや知識
  • ゼミのグループの人と意見が割れてケンカをしてしまった:コミュニケーションの大切さや円滑にコミュニケーションを取るコツ

自己PRをするうえで重要なのは、この学びの部分です。何を学び、それを今後にどう活かせるのかをしっかりと言語化しましょう。それを企業にアピールすることで、あなたの魅力が企業に伝わりますよ。

ステップ⑤志望企業が求める人物像を調べ合致するものを題材にする 

最後に志望企業が求める人物像を把握して、それに合致するような学びを得た経験を見つけましょう。ここで大切なのが、入念に企業研究をして企業がどのような人材を求めているのかを明確に理解することです。

企業が求める人材を見極める方法
  • 採用ページに明記されていないか確認する
  • 社長インタビューや社員インタビューを読み込む
  • 公式SNSからどのような社員が活躍しているのかチェックする
  • OB・OG訪問を利用して聞いてみる
  • 就職エージェントに相談する

ゼミでの経験からどんなに良い学びを得たとしても、それが企業が求める人物像と合致していなかったり、実際の業務に活かせなければ十分なアピールにならない可能性があります。入社後に活かしやすい学びを題材にして、マッチ度の高さを伝えることが大切です

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キャリアアドバイザー

業務で活かせるスキルや知識のほかにも、人柄や価値観が企業にマッチしていると判断できるポイントがあれば十分なアピールになります。しっかり共通点を探してみてくださいね。

志望企業がどのような人材を求めているのかを正確に理解するには、入念な企業研究が欠かせません。企業研究のポイントはこちらの記事で解説しているので、参考にしながら進めてくださいね。

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OB・OG訪問を利用する際のポイントをこちらの記事でまとめて解説しているので、実施予定がある人は欠かさずにチェックしておきましょう。

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絶対に押さえておきたい! ゼミで自己PRを作成する際の構成と5つのポイント

ゼミで自己PRを作成する際の構成と5つのポイント
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就活生

下準備で思っていた以上に企業との共通点が見つかりました!

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キャリアアドバイザー

それは良かったです。あとはその共通点をわかりやすく伝えられればばっちりですね。企業に自己PRを伝える際のポイントについては理解できていますか?

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就活生

わかりやすく、ということは、自己PRの組み立て方でしょうか?

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キャリアアドバイザー

そのとおりです! 自己PRは結論、理由、行動、結果、学びの5段階構成を意識しましょう。またそれぞれに意識すべきポイントがあるので、この先で解説しますね。

どんなに自己PRの題材やエピソードが魅力的でも、それがしっかりと企業に伝わらなければあなたの魅力もうまくアピールできません。大切なのは相手に伝わりやすい構成を意識し、あなたの強みを理解してもらうことです。

ここからは実際に自己PRを作成する際に意識しておきたい5段階の構成と、それぞれのポイントについて解説していきます。この先の内容をチェックしながら、一緒に自己PRを作成してみてくださいね。

結論|自己PRの主題にする強みを伝える

相手に伝わりやすい話の組み立て方の基本は、結論ファーストです。自己PRで何を伝えたいのか、ゼミをとおしてどのような強みを得たのかを最初に伝えましょう。

ゼミを自己PRの題材にすることでアピールできる強み例
  • 身に付けたスキルや知識
  • 勤勉さ
  • 真面目さ
  • 学習意欲の高さ
  • コミュニケーション能力

最初に伝えたいことを明確にすることで、聞き手も「何の話をされているんだろう」というストレスを感じることなく要点をとらえながら話を聞くことができます。話の主旨がぶれることなく相手に伝わるので、理解しやすい内容にできますよ。

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キャリアアドバイザー

面接の際にいきなり結論ファーストで話そうとすると難しい場合もあるので、普段から情報共有の際に結論から話す習慣をつけておきましょう。

理由|根拠となるゼミでのエピソードを伝える

自分の強みは何かという結論を伝えたら、次にその根拠となるエピソードを伝えましょう。ここでこれまで整理してきたゼミでの出来事を盛り込みます

どんなに魅力的な強みであっても、それを強みとする根拠が明確でなければ「どうしてそれが強みだと思ったんだろう」「本当に強みと言えるのかな」と企業に懸念を抱かれてしまう可能性がありますよ。

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キャリアアドバイザー

このときピックアップするエピソードは一つに絞りましょう。一度に複数のエピソードを伝えると話の主旨がずれてしまったり、間延びした印象になってしまう可能性があります。

就活の際にゼミの研究の概要を解説する方法について悩んだときは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

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研究概要は簡潔にわかりやすく、読み手を意識してまとめることが重要です。今回は企業が研究概要を聞く理由や伝える際の注意点・ポイントを紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、研究概要に盛り込むべき要素やブラッシュアップするコツも紹介しているので、研究概要をまとめる際の参考にしてください。

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自己PRで悩んだら、AIツールを活用しよう!

自己PRを書こうとしても、ネタが思いつかなかったり、忙しくて手つかずのままだったりする人は多いでしょう。

そんな就活生に活用してほしいのが最新の「自己PR作成ツール」です。AIが自己PRを自動生成してくれるため、ネタがなく悩んでいたり、忙しい就活生にはぴったりです!

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行動|当時起こした行動や工夫を伝える

エピソードを伝える際には、当時あなたがどのように行動し、課題解決や目標達成に向けてどのような工夫や努力を重ねたのかを明確にすることが大切です。

努力の過程や考え方は、入社後あなたが活躍できるかどうかを確かめるために企業側も注目しているポイントです。仕事に対してどのように向き合うのか、困難な状況をどうやって乗り越えるのかを見極める材料になる部分なので、しっかりと伝えましょう。

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キャリアアドバイザー

課題や目標に対して真摯に向き合い努力する姿勢は、どのような企業でも求められるものです。できるだけ詳細に伝えることで、企業により鮮明な活躍イメージを持ってもらうことができますよ。

結果|得た結果を具体的に伝える

次に、行動を起こしたことでどのような結果を得たのかを具体的に伝えましょう。ここでポイントになるのが、客観的に評価ができる基準を盛り込むことです。

客観的に評価ができる基準を伝える方法
  • 数値で表せるものは数値をふまえて伝える
  • 周りから得た評価を伝える

たとえば賞を受賞した経験や、実際に上げた成果、周囲の評価を言葉にすることで、自己PRの説得力が増します。アピールの際には、どのような結果を得たのかもできるだけ具体的に伝えましょう。

上村 京久

キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる

客観的な目線で評価する基準がないときは周囲の声を聞いてみよう

ゼミで個人的に成果を残したと感じられる経験があるものの、数値で表せない場合や特に表彰を受けていない場合など、客観的な目線で評価できる基準が見つからないという人もいますよね。

その場合、先生やメンバーからの評価を話すのもおすすめです。かけられた言葉そのものが他者目線の評価なので、十分アピールになります。リーダーシップをとったことで先生に評価されたり、問題解決をしたことでメンバーから感謝の言葉をかけられたことでも良いですね。

今からでも「あのときの自分どうだった?」とメンバーに聞いてみるのもおすすめです。客観的な基準で評価できない場合でも、周りの人が示す評価をもらうことができれば、自信を持ってアピールできます。悩んだときは、ぜひ一度聞いてみてくださいね。

客観的な評価を盛り込む際には、他己分析が非常に役立ちます。詳しい方法はこちらの記事で解説しているので、試してみてください。

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他己分析は自己理解アップに役立つ奥の手|ステップでやり方を解説

他己分析をすると、周囲の人からの評価も取り入れられて自己理解が深まりますよ! この記事では他己分析をするメリット、やり方、質問項目、活用方法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考に実践して自分の長所・短所を把握しましょう。

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学び|結果から得た学びと入社後にどのように活かすか伝える

最後に、ゼミでの経験から得た学びを伝えましょう。このとき入社後に活かせるものをピックアップし、学びを活かしてどのように企業に貢献できるかを伝えることを意識してくださいね

職種別の活かせる強み例
  • 営業:コミュニケーション能力、企画力
  • 事務:洞察力、課題発見力

企業での再現性がある強みとエピソードを伝えることで、企業側もより明確にあなたの入社後の活躍をイメージすることができます。マッチ度の高さをアピールすることにもつながるので、企業でいかに学びを活かせるかをしっかりと伝えましょう。

自己PRの題材をゼミにする場合の要注意ポイント

自己PRの題材をゼミにする場合の要注意ポイント
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就活生

自己PRができました! 添削をお願いしても良いでしょうか?

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キャリアアドバイザー

あ、ここに専門用語を使っていますね。専門用語は誰にでも伝わるわけではないので、なるべく使わないようにしましょう。

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就活生

そうなんですね、気を付けます。ほかにも注意するポイントはあるのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

ほかにはアピールの内容があなたの強みではなく、ゼミそのものになってしまわないように注意する必要がありますね。ここから詳しく解説します。

自己PRでゼミの題材を選ぶ際には、誰にでも伝わる内容か、しっかりと自分の強みをアピールできているかを意識することが大切です。ここからは誰が読んでも理解できる内容にするための2つの注意点を解説します。

専門用語は使わない

ゼミでの出来事を説明するとなるとつい専門用語を使ってしまいたくなりますが、そうすると企業の人事担当者に意味が伝わらず、あなたの魅力を十分にアピールできない可能性があります。専門用語はできるだけ使わず、意味を噛み砕いて伝えましょう。

作成した自己PRが誰にでも伝わる内容にできているか不安なときは、第三者に確認してもらうのがおすすめです。その際同じゼミの人ではなく、家族やほかの学部の友人など、あなたが専攻している分野の知識がない人に読んでもらうのが良いですよ。

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キャリアアドバイザー

志望企業があなたの専攻分野にかかわる業界で、ほぼ確実に専門用語が伝わる場合は問題ありません。自己PRをする企業に合わせて内容を調整しましょう。

長尾 美慧

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専門用語を言い換えられないときは聞き手に配慮したうえで伝えよう

どうしても専門用語以外にその物事を表す言葉が思い浮かばない場合は、専門用語を使っても大丈夫です。無理にわかりやすい言葉に置き換えようとすると、かえってわかりにくくなる場合もあります。

専門用語を使ったうえで補足をすることで不明点を補ったり、前後の文脈で理解できることもありますよね。面接官が専門用語を知っている可能性もあるので、どうしても言い換えが思い浮かばない場合は思いきって使ってみましょう。

また面接の際であれば前置きで「専門用語になってしまうのですが」と添えることで聞き手への配慮も伝わるので、イメージダウンを防ぐことができます。面接官の表情や態度から理解度を汲み取って、言葉を添えられると良いですね。

ゼミの説明に終始する内容にしない

自己PRを伝える際には、ゼミの説明や研究内容の説明で終わってしまわないように注意しましょう。アピールするべきはゼミでの研究内容ではなく、あなたがどのような強みを持っていて、それを企業でどのように活かすことができるかです

ゼミの活動をどんなに頑張っていたとしても、そこから一歩踏み込んで何を得たのかを伝えないとあなたの魅力を十分にアピールできない可能性があるので、しっかり強みを伝えるようにしましょう。

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アピールできる強み別! ゼミを題材にした自己PR例文10選

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就活生

自己PRを作成するうえでの注意点は理解できたのですが、何となく自分の自己PRに自信が持てなくなってきました……。

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キャリアアドバイザー

確かに、お手本があった方が自己PRを作成する際には安心ですよね。では、ここからはゼミを題材にした自己PRの例文を見ていきましょう。

自己PRを作成する際には、お手本があった方が完成イメージがわいて作成しやすいこともありますよね。ここからはアピールする強み別の自己PR例文を紹介していくので、自分に当てはめたらどのような内容になるかを考えながら確認してみてください。

①専門性の高い知識

専門性の高い知識をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、熱意を持ったものに対する強い知識欲を満たせるように追い求め、成長につなげることができるところです。

ツーリズムマーケティングが研究テーマのゼミの合宿では、限られた期間で多くの知見を身に付け合宿を有意義な時間にするために、可能な限り多くの施設を巡り、学びを得たいと考えました。この思いをかなえるために、観光地に関する本やインターネットの記事など、さまざまな情報チャネルを活用して日本各地の観光地を調べ尽くしました。

また合宿期間中は観光名所や歴史的建造物を観るだけでなく、可能な限り資料館なども訪問して各地域の文化や歴史的背景を学び、知識を深めることに取り組みました。

貴社に入社してからも、常に知識やスキルの探求に取り組み、吸収し、そして成果を残せるように行動してまいります。

選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう

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キャリアアドバイザー

ゼミでの学びから専門性の高さをアピールする以外にも、専門性を高めようと行動している過程を伝えることで入社後の再現性の高さがわかりますね。

②コミュニケーション能力

コミュニケーション能力をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、人とのかかわりを恐れず、目的達成のために対話を重ねることができるコミュニケーション能力です。

この強みは、所属しているゼミでの地域貢献をテーマに取り組んだ、地元特産品を使った商品開発企画プロジェクトの際に発揮しました。

特産品である味噌を使いたいと考えた私は、製造メーカーに電話し、アポイントを取り、工場見学をさせてもらいました。その後担当者の方へプレゼンテーションをおこない、商品企画への了承を取り付けました。この目で見てきた事実に基づいたプレゼンテーションをして熱意を伝えることで、商品化に向け前進できたと感じております。また企業の方との関係構築のためにも密なコミュニケーションを取っており、それも商品化につながったと感じております。

プロジェクトを終え、企業の方からフィードバックをいただいた際に行動力と交渉力を褒めていただき、大きな自信を得ることができました。入社後は、持ち前の行動力とコミュニケーション力を活かして、貴社の商品価値向上に貢献してまいります。

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キャリアアドバイザー

コミュニケーション力は定義が広い言葉なので、「プレゼンテーションをおこなって了承を得た」という過程と結果をセットにしてアピールしたり、「交渉力」という形で評価されたポイントをアピールしましょう。

コミュニケーション能力を自己PRとしてアピールする際には、こちらの記事がおすすめです。

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「長所はコミュニケーション能力」で差がつく10個の言い換えとは

③高いリーダーシップ

高いリーダーシップをアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、自分の役割を自覚してまっとうすることができるところです。

私が所属しているゼミでは、企業と協力して商品企画から販売までをおこなう実践型のワークがあり、そこで私は店長を務めて商品完売を目標と定めました。半年間の準備期間では、販売する商品の種類や個数、仕入れ値、売値、商品のPR方法について企業の方との販売会議を何度も繰り返し、ほかのゼミ生に会議の内容を細かく伝えることを徹底しました。またゼミ生の得意不得意を理解したうえで担当する分野の振り分けをしたことで、販売日までの準備を滞ることなく進めていきました。

その結果販売開始当日から多くのお客様に購入いただき、当初の販売計画を20%上回る売り上げを出すことができました。企業の方からも「とても良い企画だった」とうれしいお言葉を頂戴し、非常に大きな達成感を得ました。

貴社に入社後も、このワークを通して高めることができたリーダーシップを高め続け、周囲の人と協力してより良い店舗作りに貢献してまいります。

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キャリアアドバイザー

「リーダーシップ」を内容に合わせて「役割をまっとうできる」と表現している点が良いですね。少し表現を変えることで、差別化された強みとしてアピールしましょう。

リーダーシップを題材にした自己PRをする際は、実際にリーダーシップを発揮したエピソードの深掘りが欠かせません。こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

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④プレゼンテーション能力

プレゼンテーション能力をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、所属しているゼミでの活動を通して身に付けた論理的で納得感を生み出すことができるスピーキングスキルです。

マーケティングを学びたいと思い選んだゼミでは、毎月1回30名のゼミ生に向けて自分の研究内容を発表する機会があります。さらに発表内容に対して8割のゼミ生から賛同を得られないと次のステップに進めることができません。そのため、自分の研究を進めながらプレゼンテーションスキルを向上させたいと考え、ロジカルシンキングや心理学を応用した営業スキルなどを紹介している書籍や動画を見ることにも時間を費やしました。

その結果、これまでの10回の発表すべてで9割以上のゼミ生から賛同を得ることができ、卒論制作は誰よりも順調に進めることができております。

入社後は、このスピーキングスキルを活かして貴社のサービスの魅力を多くのお客様に届けていきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

アピールしたい強みに対してエピソードを添えながら、スキルを身に付けるまでの過程がきちんと説明できていますね。強みをどう活かすことができるかも示されていて、入社後の活躍イメージも浮かびます。

⑤課題発見力

課題発見力をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、常に振り返りをして自分自身の課題に気付き、改善を図ることができることです。

ゼミ内で実施している好きなものを紹介するスピーチ大会に初めて参加した際、ほかのゼミ生と比べてスライドのデザイン、発表のための原稿の作り込み、練習量などすべてにおいて大きな後悔の残る出来栄えでした。だからこそ、2回目が開催される際には前回の上位入賞者と自分の発表内容の比較から、改善すべきポイントを具体的に把握することから始めました。また週3時間の練習をとおして発表自体の質向上に取り組み、自信を持って当日に臨みました。

結果として3位に入賞することができ、悔いなく大会を終えることができました。

このように、貴社に入社後も常に自分の仕事の結果や過程に対して振り返りを怠らず、ブラッシュアップし続けてまいります。

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キャリアアドバイザー

課題発見力をアピールするためには、どのようにして課題を発見したのかを伝える必要があります。例文のように課題発見のための自分の行動習慣を言語化することで、課題発見力を裏付けるエピソードが見つかりますよ。

課題発見力の自己PRを作成する際には、こちらの記事がおすすめです。

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⑥課題解決力

課題解決力をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、目標を達成できるように創意工夫を凝らし、全力を尽くすことができることです。

協賛先の売上低迷を改善するためバウムクーヘンの新商品開発をおこなったゼミ活動では、約200名の若者に市場調査を実施し、バウムクーヘンのイメージや購買頻度などについての情報収集をおこないました。

収集した情報を分析した結果、売上低迷の原因は消費者層が若年齢化しているのに対し、商品のコンセプトが若者のニーズと合致していないことにあると仮説を立てました。そのうえで企業の方たちと仮説と検証を繰り返し、8回に及ぶ会議の末、フルーツ風味の板チョコをはさんだバウムクーヘンを開発し、商品化が決定しました。

結果として若年層の方々に多く商品を手に取っていただくことができ、バウムクーヘンを完売させることができました。

この経験を通して学んだ情報収集や分析の方法、仮説の立て方などを活かして、貴社に入社後も商品開発の部署で活躍したいと思っております。

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キャリアアドバイザー

課題解決力をアピールするなら、物事を解決したエピソードが効果的です。ゼミ活動のなかで、解決、改善、ブラッシュアップしたことがあれば、そのエピソードでアピールしてみるのもおすすめです。

⑦主体性

主体性をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、自己目標達成のためにひたむきに挑戦と行動を重ねることができるところです。

所属しているゼミ活動の一環で、日韓相互理解プロジェクトに参加しました。K-POPや韓国ドラマなど身近な存在となった韓国という国の価値観を知りたいと思い、在日韓国人に焦点を当て、コリアタウンのフィールド調査とコリアNGOセンターの方にインタビュー調査をしました。また、日韓関係に関するアンケート調査や今後の日韓関係改善の考察を主題とした研究発表をおこないました。

初めは異文化交流への不安や恐怖心がありましたが、相互理解に向け密なコミュニケーションを取り、交流に臆せずに取り組んだこの経験から、国際文化を通じ広い視野を持つことができました。

貴社に入社後も、さまざまなプロジェクトや新しい業務などに積極的に挑戦していき、昨日より今日、今日より明日と成長できるように行動してまいります。

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キャリアアドバイザー

物事に取り組んだ動機と行動過程が明確に示されており、主体性がしっかりとアピールできていますね。魅力の伝わる自己PRです。

⑧マネジメントスキル

マネジメントスキルをアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、掲げた目標に対して綿密な行動計画を立て、計画通りに進めていくことができることです。

所属しているゼミメンバーで地域活性化のために開かれているマルシェに参加することが決まり、そのリーダーに推薦されました。リーダーとして掲げた目標は「用意した商品を完売すること」「当日来店されたお客様に喜んでいただくこと」の2点でした。

この目標を達成するためには、まずゼミメンバーの売上や接客に対する意識を高めることが必要です。そのため接客や数値分析に関する教本を読み込み、要点をピックアップしてゼミメンバーに共有したほか、接客の質を一定基準まで上げるためにロールプレイングを実施しました。

結果としてマルシェ当日は大盛況、用意した商品も完売することができました。またお客様からも「気持ちの良い接客でとても楽しかった」とうれしいお言葉をいただくこともできました。このようなリーダー経験で培ったマネジメントスキルを、貴社に入社後も発揮しながら貢献していきたいと思っております。

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キャリアアドバイザー

行動面に注目し、うまくマネジメントスキルがアピールできています。自分の行動を時系列で整理して伝えることで、面接官にもうまく伝わりやすくなりますよ。

⑨根気強さ

根気強さをアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、目標達成するまで粘り強く取り組み、行動を地道に積み重ねていくことができることです。

私は統計学を学ぶゼミに所属しており、卒業論文でも統計学についてのテーマで執筆をすることを決めていました。そのため3年生のときのゼミ活動では卒業論文の執筆に必要な情報や検証データを収集していました。

しかし、私の論文テーマを執筆するためには1,000人近い同年代のアンケート収集をする必要がありました。そのため約3カ月間を費やして、キャンパス内だけでなく街頭アンケートも実施し、必要なデータの収集に取り組みました。途中予期せぬハプニングに阻まれましたが、持ち前の前向きな性格と堅実さを活かして乗り越えることができました。

結果としてゼミでの発表を成功させることができ、優秀発表賞をいただきました。貴社に入社後も、望む結果を得るために日々着実に行動を積み重ねてまいります。

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キャリアアドバイザー

根気強さをアピールするために必要なのは、小さなことでも地道に努力を積み重ねていく過程を伝えることです。今回も行動の積み重ねをうまくアピールしており、良い自己PRにできていますね。

洞察力をアピールする場合の自己PR例文

私の強みは、常に周囲の状況を把握して今すべきことに気付き、行動に移すことができることです。

この強みは、所属しているゼミにおいて有志で募ったメンバーと学部内開催の旅行企画コンテストに出場した際に最も発揮しました。6名で参加したのですが、普段から一緒に過ごしている友人ではなく、学年も異なるメンバーもいました。そのため副リーダーとしてリーダーを支えながら、メンバー全員が常に「楽しい」「参加して良かった」と思えるように進めていくことを意識していました。

準備期間が3カ月と短期間でしたが、常にメンバーの言動や表情を意識していたことで、一人のメンバーが抱えていた悩みに気付くことができ、解消できるよう話を聞きながらアドバイスをしたところ、悩みを解消することができました。

その結果互いの結束力が高まり、コンテストの準備を効率的に進めることで2位に入賞することができました。

この経験のように、貴社に入社後も周囲の変化に敏感に気付き、すべき行動を見極めながら縁の下の力持ちとして事務職の職務をまっとういたします。

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キャリアアドバイザー

洞察力を活かし、メンバーが悩みを抱えているのを見抜いた後の行動までアピールできていますね。どのように行動し課題を解決したのかも伝わるため、非常に良いアピールになります。

洞察力を自己PRの題材にする人は、こちらの記事も参考にしてください。

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こんな自己PRに要注意! 魅力を十分にアピールできていない3つのNG例文

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就活生

自己PRの完成イメージができました! ただ、先ほどの注意点に該当する部分がないかまだ少し不安で……。

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キャリアアドバイザー

では、ここからは注意点が意識できていないNG例文も見ていきましょう。

自己PRを作成する際には、相手に確実に伝わるか、しっかりとあなたの魅力がアピールできているかをチェックすることが大切です。ここからはNG例文を紹介するので、あなたの作った自己PRに該当する点がないかを確認してみましょう。

①専門用語ばかり使っている

専門用語ばかり使っているNG例文

私の強みは、収集した情報を徹底的に分析し、活用することができることです。

この強みを最も発揮したのは、所属している統計学を学ぶゼミで研究を進めていくときでした。収集したデータから仮説を立て検証をするために、記述統計学を使用してデータの特徴をまとめ、その後、推測統計学を使用して推測を立てました。結果の信頼性を評価したことで、初めに立てた仮説は正しかったと証明することができました。

このように、与えられた情報に対してこれまで学んできた統計学の知識を活かして、仮説や検証をすることができます。貴社に入社後も、この強みを活かして結果につなげていきたいと考えております。

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キャリアアドバイザー

「記述統計学」や「推測統計学」といった専門用語が多用されており、相手によっては内容が伝わらない可能性があります。できるだけ専門用語を使わず、聞き手が誰でも理解しやすいように工夫をしましょう。

②内容がゼミの説明になっている

内容がゼミの説明になっているNG例文

私の強みは、所属しているゼミでの活動を通して身に付けた論理的で納得感を生み出すことができるスピーキングスキルです。

私が所属しているゼミでは、研究の過程と結果をスライドにまとめてほかのゼミ生に進捗を発表します。ゼミ生は私と同じ3年生が15名、卒論の執筆を始めている4年生が15名の30名が所属しており、一人の発表に対して教授だけでなく、ほかの29名のゼミ生からも賛同してもらえるように発表内容を作り込まなければいけません。

そのため、自分だけでなくほかのゼミ生が指摘されている内容も理解してスライドやスピーチ原稿を作成していくことで、スピーキングスキルを高めていくことができました。

貴社に入社後も身に付けたスピーキングスキルを活かし、トップを走る営業として活躍してまいります。

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キャリアアドバイザー

ゼミそのものに関する説明が多く、どのように行動し、どのような結果を残したのかがうまく表現できていません。強みをアピールする際は、具体的なエピソードを添えることが大切ですよ。

③具体的な行動や成果が示されていない

具体的な行動や成果が示されていないNG例文

私の強みは、目標達成のために質の向上に取り組み続けることができることです。

所属しているゼミでは、SDGsを若い世代に広める方法を研究しています。その研究の一環としておこなった、SDGsの3項目に着目し幅広い世代の人が利用できるよう半年間考えたホテルビジネスの提案書を作成したときに、この強みを最も発揮することができました。

私のグループでは、ホテルを利用される人の楽しみ方や考え方などに合わせ、環境問題に興味を持ってもらえるようなプランを考えて提案しました。

貴社に入社後は、この強みを自分自身に対して発揮し、業界の知識の習得と営業スキルの向上にまずは取り組んでまいります。そして、一人の営業として経験を積みながら成長していき、将来は誰からも頼られる営業を目指してまいります。

選考の通過率を上げたい人は、自己PR作成ツールを活用しましょう

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キャリアアドバイザー

具体的に何をしたのか、どのような成果が出たのかがわかりませんね。「質の向上に取り組み続ける」ことが強みなら、どのように向上に取り組んだのか、その結果どうなったのかを伝えましょう。

自己PRの題材をゼミにする場合についてよくある質問に回答!

ゼミをテーマに自己PRを作成する際、そもそもゼミをテーマにするのはありなのか、どのようなことを意識すれば良いのか疑問に思うこともありますよね。そのような学生の疑問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 自己PRの題材をゼミにするのはありでしょうか?

    自己PRの題材をゼミにするのは、企業へ専門性の高い知識があることやコミュニケーション能力、課題解決力などをアピールするうえで非常に効果的です。志望企業にマッチする強みをアピールすることで、ゼミを題材にした自己PRであなたの魅力を十分にアピールすることができますよ。

  • ゼミでの出来事を題材に自己PRを作成する場合は何を意識すれば良いですか?

    ゼミでの出来事を題材にする場合は、ライバルとの差別化ができているかを意識しましょう。ゼミのことをテーマに自己PRを作成する学生は多いので、ライバルたちに埋もれない内容にすることが大切です。そのためには、自己PRをとおしてしっかりと企業とのマッチ度をアピールしましょう。ゼミでの学びをどのように企業に活かすか、ゼミでの経験をとおして得た強みがどの程度企業にマッチするかを伝えることで、あなたならではの魅力をアピールすることができますよ。

ゼミが題材の自己PR作成時は5ステップで準備してライバルと差をつけよう!

ゼミを題材に自己PRを作成する際には、企業とのマッチ度をしっかりとアピールすることが大切です。特にゼミを自己PRのテーマに選ぶ学生は多いので、ライバルといかに差をつけられるかを意識する必要がありますよ。

ライバルと差をつけるには、自己PR作成の前にしっかりとこれまでの経験を振り返り、あなたにしか言えない内容にすることが重要です。5ステップで徹底した下準備をしたうえで自己PRを作成し、ライバルに負けない魅力的な内容にして内定を獲得しましょう。

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