自己PRで「空気が読める」はあり? 内定者例文や企業からの印象を解説

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり
    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で長期インターンを経験。採用型マッチングイベントの開催を機に人材業界に興味を持ち始め、ポートに新卒入社。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230209002-05665)
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  • #面接官経験あり#理系学生支援#法人営業経験あり
    大学時代は300人が在籍するESSという英語サークルに所属し、その1部門であるディスカッションセミナーで副代表を務める。頑張っている人が活躍できる仕組みづくりをしたいと思い、ポートに新卒入社。就活に悩んだ自分だからできるアドバイスをします。
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目次

  1. 企業からの「空気が読める」の印象
  2. 評価につながる経験
  3. 状況を読み取って適切な修正プランを提示した経験
  4. 周囲の状況に応じた役割を察して行動した経験
  5. 注意点
  6. 「空気が読める」という言葉自体を直接伝えない
  7. 「空気を読んで黙った」「周りに合わせた」で終わらせない
  8. 言い換えられる言葉
  9. 状況把握力・状況分析力
  10. 柔軟な対応力
  11. おすすめの業界・職種・会社
  12. その場に合った空気感やホスピタリティが求められる仕事
  13. 伝統やルールが重んじられる保守的な企業
  14. 「空気が読める力」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
  15. 26卒内定者の例文を紹介|アドバイザー解説付き
  16. 【内定者例文】26卒 帝京大学 アウトソーシング業界
  17. 「空気が読める」を自己PRにしたい人はこちら!

状況を把握して、その時々に必要な行動ができるのが「空気が読める」ことです。

あまり自己PRで見られないかもしれませんが、「空気を読んだうえでの行動」が示せていれば、企業に魅力がしっかり伝わるアピールになります

それでは具体的にどう伝えれば良いのか、この記事で確認していきましょう。

空気が読める力の自己PRを作成する前に、自己PRの作り方の基礎を知りたい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。
【例文9選】大学生必見!自己PRの考え方や書き方を徹底解説

企業からの「空気が読める」の印象

プラスの印象

周囲の雰囲気や場面に応じた行動・発言ができそう
状況を正しく把握し、柔軟に対応できそう

マイナスの印象

・周囲に合わせて発言を控えたり、空気を読んで何も動かなかったりしそう

評価につながる経験

状況を読み取って適切な修正プランを提示した経験

具体的にはどんな経験?
  • チーム全体の進行や意見が間違った方向へ進みそうになった際、周囲の状況や違和感を推察したうえで適切な意見を述べ、正しい方向へ修正した

周囲の状況に応じた役割を察して行動した経験

具体的にはどんな経験?
  • その場の空気感や相手の雰囲気を読み取り、周囲が求める役割や今自分にできる行動を察して主体的に動いた

注意点

「空気が読める」という言葉自体を直接伝えない

  • そのまま使うと受動的・八方美人などのネガティブな印象を与えるリスクがある
    ⇒「状況把握力」「状況分析力」「柔軟な対応力」などに言葉をリライトしてアピールする

「空気を読んで黙った」「周りに合わせた」で終わらせない

  • 空気を読むだけでは「何も行動しない」「周囲に迎合しているだけ」と見なされる
    ⇒空気を読んだうえで「どのような行動や発言を起こし、状況を良い方向へ変化させたか」まで合わせて伝える

言い換えられる言葉

状況把握力・状況分析力

  • 周囲の環境や人の状態を観察・分析し、的確な判断を下せるスキルとしてビジネス場面での活躍が想起しやすくなる

柔軟な対応力

  • 変化する状況に応じて自分の動きや役割を最適化できる能力として信頼感を与えられる

おすすめの業界・職種・会社

その場に合った空気感やホスピタリティが求められる仕事

  • 顧客の雰囲気や、要望のタイミングを察知する力がダイレクトに活きる環境
  • 相手の状態を読み取った対応が顧客満足度や成果に直結するため親和性が高い

伝統やルールが重んじられる保守的な企業

  • 従来の習慣を壊す革新的な行動よりも、既存の調和や秩序を守ることが好まれる環境
  • 悪目立ちせず周囲に馴染みながら役割をこなす動き方が肯定的に受け入れられやすい

「空気が読める力」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「空気を読む=行動しない」はNG!

高橋 宙

キャリアアドバイザー

高橋 宙

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空気を読んだだけで終わってない?

「空気が読める力」は、一見すると円滑な人間関係を築くための強みに思えます。しかし、「ただ顔色をうかがって黙っているだけでは?」「周りに流されやすいのでは?」と懸念を抱きやすいテーマでもあるのです。

評価が分かれるポイントは、「空気を読んだ結果、あなた自身が具体的にどう動いたか」まで語れているか。どのようなエピソードを伝えれば良いのか、実例を紹介します。

実際に聞いた! 評価につながる「状況把握からの行動」例
【どのような状況(空気)だった?】
・アルバイト先のカフェで、新商品の提供遅れにより店内が混雑していた
・客席からピリピリとした不満の空気が漂っていた

【空気を読んだうえで、どのようなプラスの行動をした?】
・状況を察し、注文待ちのゲストへ「お待たせして申し訳ありません」と先に声をかけて回った
・提供目安の時間を丁寧に伝えた
・レジの混雑を緩和するため、列に並んでいる段階でメニュー表を配り、事前注文を聞き取るオペレーションへと瞬時に切り替えた

【結果どうなった?】
・顧客の不満やクレームが爆発することを未然に防ぎ、店内の混乱を最短で解消できた

ただ空気を読んで立ち止まるのではなく、場を円滑にするために自ら判断して介入したからこそ、価値のある行動として評価できます。

自分なりの「空気の読み方」を言語化しよう
面接では、「空気を読めます」と直球で伝えるよりも、「周囲の状況を察知して柔軟に対応できる」「場の課題を察して自ら役割を見つけられる」といった表現に言い換えるほうが、社会人としての仕事ぶりがイメージしやすくなります。

あなたがこれまでに状況を察して一歩踏み出した瞬間はどこにあったか、ぜひ当時の自分の動きを掘り起こしてみてくださいね。

26卒内定者の例文を紹介|アドバイザー解説付き

例文について

※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。

【内定者例文】
26卒 帝京大学 アウトソーシング業界

例文

私の強みは、気配り力とチームへの貢献です。私は人や物事の変化に気づきやすく、友人や職場の仲間の髪型や体調の変化にもすぐに気づいて声をかけることが多いです。

この強みは飲食店のキッチンスタッフとしても活かされており、スタッフの動きを見て手が足りないところをサポートすることで、スムーズな業務遂行に貢献してきました

また、仕事の質と感情は連動していると考えています。キッチンの雰囲気が悪くなると、一人の機嫌が周囲に影響し、コミュニケーションが減り、料理や洗い物も雑になってしまいます。そこで、私はキッチン内の雰囲気を良くすることを意識し、明るく挨拶をするなど積極的にコミュニケーションをとることでチームの士気を高めました

さらに、ホールとキッチンの雰囲気のバランスにも気を配り、レストラン全体が円滑に回るよう広い視野を持って仕事をしてきました

この経験を通じて、周囲に気を配りながら良い環境をつくることの大切さを学びました。今後もこの強みを活かし、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献していきたいです。

乾 花穂子

乾 花穂子

空気を読んだことにより行動を起こし、周囲にも良い影響を与えられていることがわかる例文ですね。

・「空気を読んだこと」を思いやりで終わらせず、「業務の質・効率を高める手段」としてとらえられている
・キッチン内のみならず、店舗全体まで広い視野を持てている

この2点が特に伝わってきます。「空気が読める」は抽象的になりやすいテーマですが、「変化に気づく→行動→成果」という流れがきちんと語られているため、説得力がある内容に仕上がっていますね。

「空気が読める」を自己PRにしたい人はこちら!

空気が読めることを自己PRにする場合は、「読める」で終わらせない行動力が必須です。以下の記事では行動力の自己PRについて解説しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
自己PR「行動力」の差がつく伝え方|企業が評価する回答例文も紹介

空気が読めるのは、思いやりの気持ちがあるからとも言えるでしょう。以下の記事で「思いやり」の自己PR方法を押さえ、強みをより良いものにしていきましょう。
自己PR「思いやり」の作り方|経験別例文・注意点も解説

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