目次
- 思いやりの自己PR方法を押さえよう!
- 「思いやり」の自己PRに対して企業が抱く印象
- ①集団行動に適している
- ②相手の立場に立って物事を考えられる
- ③細かいところまで気配りができる
- ④仕事に全力で励んでくれる
- 「思いやり」の自己PRの作り方
- ①自分なりの「思いやり」を考える
- ②思いやりが発揮されたエピソードを考える
- ③思いやりを発揮して周囲にもたらした変化を考える
- ④思いやりをどう仕事に活かせるか考える
- 「思いやり」を自己PRした例文|経験別で紹介
- 例文①部活動で周囲のサポートをした経験
- 例文②部活動で相手を思って行動した経験
- 例文③アルバイトで実際に周りのために行動した経験
- 例文④アルバイトで人の立場になって考えた経験
- 例文⑤ボランティアで感謝を述べられた経験
- 思いやりを自己PRする際の注意点
- 気持ちの側面のみを伝えないようにする
- 相手の気持ちを優先しすぎないようにする
- 思いやりを発揮した成果が伝わるようにする
- 思いやりの自己PRを作成する際の疑問に回答!
- Q:「思いやりがあるのは当たり前」と思われない?
- Q:「思いやり」をアピールしない方がいいケースはある?
- Q:ビジネス的に聞こえる言葉に言い換えるべき?
- Q:「思いやり」を仕事での再現性に結び付けられない……
- 「思いやり」を深掘りして印象的なアピールをしよう
思いやりの自己PR方法を押さえよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。自己PRを考えている学生から
「自己PRで思いやりをアピールするのはありきたりすぎますか?」
「どのようにアピールすると効果的でしょうか」
などという相談を受けます。思いやりは誰もが持つべきものではあるので、アピール材料になるのかと心配になる学生も多いかもしれません。しかし、自己PRで魅力的に伝えることができれば、思いやりも立派な自分の強みになります。
この記事では思いやりをアピールして企業が持つ印象や自己PRを作るときのコツを紹介します。最後には例文も用意しているので、自分ならどのようにアピールするか考えながら読んでみてくださいね。
なお、以下の記事では自己PRを考える前に知っておきたい基礎知識について解説しています。基礎的な部分から押さえたい人はぜひ読んでみてください。
自己PRの意味は自分を売り込むこと|強みが見つかる4つの分析方法
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自己PRのエピソードは3ステップで発見! ないときの対処法も解説
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「思いやり」の自己PRに対して企業が抱く印象


就活生

キャリアアドバイザー
はい、思いやりは自分の立派な強みになりますよ。まずは思いやりをアピールすることで、企業がどのような印象を持つか見てみましょう。
思いやりとは、相手の立場になって物事を考えられたり、さりげなく気配りができたりすることです。ありきたりだと考える人もいるかもしれませんが、社会人として思いやりは大切なスキルです。
まずは思いやりをアピールすることで企業が持つ印象を知りましょう。
なお、思いやりは「優しさ」とも言い換えられます。優しさをアピールしたい人は以下の記事もチェックしてくださいね。
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長所で優しいところを魅力的に伝えるためには、企業がどのような優しさを求めているかを深堀りすることが重要です。今回は企業が求める優しさの意味を解説するとともに、長所は優しいところというのを魅力的に伝えるコツを3つ紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、長所で優しさをアピールする際の例文も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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①集団行動に適している
会社という組織はさまざまな人が集まって成り立っています。そのような集団の中で、自分のことだけを考えていては仕事がスムーズに進みません。他人を思いやる意識を持ち、周囲に気を配りながら行動することが必要です。
思いやりがある人は周りを気にしながら行動できるため、集団行動に適していると捉えられて、会社でも周りと調和しながら働いてくれるだろうと思われやすいです。特にチームワークを重要視する企業では必須のスキルと言えるでしょう。
キャリアアドバイザーコメント乾 花穂子プロフィールをみる
チームワークや集団行動を重視する仕事はさまざまなものがありますが、代表的なものに広告代理店の営業が挙げられます。
広告代理店での仕事は、プロジェクトごとにチームとして動き、各部署の担当者と協力し企画をつくって広告主に提案します。営業は、各部署の担当者を取りまとめながらスケジュールを調整したり進行管理をおこなうため、チームリーダーの役割を担います。もちろん営業以外の職種もチームで1つのものをつくりあげるという点で、協調性が重視されます。
IT業界もチームワークが評価される
ほかにも、IT業界でもチームワークが評価される傾向にあります。エンジニアはPCに向かって黙々と作業を進めるイメージが強いかもしれませんが、エンジニアが最初から最後まで1人で開発することはあり得ません。基本的にはプロジェクトごとにチームで取り組みながら、メンバー同士でフォローしあうことが求められます。チームで動いた経験がある人には向いている仕事ともいえるでしょう。
このようにチームワークが重視される仕事は多いですが、共通しているのはチームで1つのプロジェクトに取り組んだり、チームで同じ目標を目指すといった点です。そのような企業や仕事においては、思いやりは非常に刺さるアピールになりますよ。
②相手の立場に立って物事を考えられる
思いやりを持っている人は、相手の求めることを求められるより前にすることができます。つまり、相手の立場に立って物事を考えられているということ。言い換えれば、客観的な視野を持って動くことに長けているということです。
客観的な視野を持つことは仕事においても大切なスキルです。たとえば顧客に対して何か提案をするときは、その顧客がすでに持っているものを提案しても買ってもらうことはできませんよね。
困っていることや改善すべき点を推察して提案する必要があります。相手の立場まで降りて、顧客視点で物事を考えることが大切です。
なお、相手の立場に立って考えられる力を自己PRにする方法については以下の記事で解説しています。
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③細かいところまで気配りができる
思いやりがある人は客観的な視野を持っているだけでなく、視野が広いため些細なところにも気が回る人が多いです。困っている人をよく見つけることができるうえに、その人に対して何をすればいいのかをすぐに判断できる気遣いも備えています。
このような細かな気配りは、さまざまな人とかかわり協力し合って仕事をおこなうためには欠かせないスキルです。また、社内外問わず良好な人間関係を築くことにも活きてきます。
以下の記事では、気配りを自己PRにする際のコツを解説していますよ。併せて読んでみましょう。
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④仕事に全力で励んでくれる
思いやりがある人は、自分よりも誰かのためにと考える自己犠牲の精神が強いことが多いです。それは企業においても同じことが考えられ、会社のためにと全力で仕事に励む姿が想像できます。
採用した人材には自社で長く働いてほしい、愛社精神を持ってほしいと考える企業もよくあります。また、自社が危機に陥った場合にも会社を支えるために尽力してくれるだろうと考えることもできます。思いやりをアピールすることで、仕事に全力で取り組み会社に尽くすことをアピールできるのです。
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
思いやりがある人は「先を読んで行動ができる」という印象も抱かれやすいです。
先ほどお伝えした「細かいところまで気配りができる」点とかかわりますが、思いやりがある人は相手が喜んでくれることを率先して取り組もうという意欲が高く、クライアントや社内のチームメンバーのために積極的に行動を起こす人が多いです。
たとえば営業として成果を出す人の特徴の1つに、顧客に言われたことをこなすだけではなく「顧客が他に必要としているものはないか」と一歩踏み込んだ提案をできることが挙げられます。これは顧客が潜在的に求めているものを汲み取る力が必要になるため、誰でもできることではありません。
企業や面接官が感じる印象はさまざま
社内においても、上司が依頼しようと思っていた仕事を先回りして取り組んだり、チーム内で後々問題が発生しそうなことを先回りして解決していれば、周りからの信頼も厚くなるでしょう。
「思いやり」という強みで企業や面接官が感じる印象はさまざまです。具体的に相手にどのようなイメージを持ってほしいか想定したうえでアピールができると良いですね。
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「思いやり」の自己PRの作り方
ただ「私の強みは思いやりがあることです」とアピールしても企業には刺さりません。
ここからは、企業に自分の強みをきちんと伝えるために、自己PRを実際に作成する方法を押さえましょう。
①自分なりの「思いやり」を考える
一口に「思いやり」とは言っても、人によってその捉え方はさまざまです。たとえば「相手に喜んでもらえる行動が思いやり」と考える人もいれば「相手が成長するような言動が思いやり」と考える人もいます。まずは自分が考える思いやりを考え、定義付けておきましょう。そうすることで論理的な回答を作ることができますよ。
- 相手に感謝されるような言動
- 相手が成長できるような言動
- 周りが過ごしやすい環境を作る言動
②思いやりが発揮されたエピソードを考える
「思いやりがあります」と伝えるからには、それを立証するエピソードも欠かせません。「思いやりがある」と言うのは誰でもできますが、思いやりが本当にあるという人は必ずそれを発揮したエピソードがあるからです。
エピソードを思い起こすときは、思いやりが生まれた経験をヒントにして考えてみると良いでしょう。エピソードが誰から見ても思いやりだと感じられるものでなければ、逆に「思いやりがない人」「自己分析ができていない人」と捉えられてしまうことも。
独りよがりなエピソードになっていないか、ここで確認しておきましょう。
③思いやりを発揮して周囲にもたらした変化を考える
その「思いやり」の行動が、他人の役に立っているか再度考えてみましょう。他人の望んでいることを推察することと、相手の気持ちを勝手に決めつけることは似ているようで大きく違います。
相手が求めていないことを自分本位でおこなってはいなかったか今一度振り返ってみましょう。
思いやりとおせっかいは紙一重です。「別の行動のほうが助かった」「相手が少し困っていた」などの評価があれば、それは思いやりのエピソードではなくおせっかいのエピソードかもしれません。
他者からの感想や評価はあなたが思いやりのある行動を取ったことを裏付ける一つの要素にもなり得ますよ。
④思いやりをどう仕事に活かせるか考える
最後は、自分のその思いやりという強みを企業でどう活かせるかを伝えましょう。企業は自社に貢献してくれる人を求めています。そのため、自分の強みが何かを知らせるだけでなく、自分が入社した際にはどう企業に貢献できるかを述べるようにしましょう。
たとえば、「思いやりを活かして些細なことにも気を配り、周りの人が働きやすい環境づくりをする」などと述べると良いでしょう。企業や職種の特徴を盛り込むことで、自分の将来像をイメージしやすくしましょう。
一方、上述の通り、企業や職種によっては思いやりがマイナスに響いてしまうこともあります。そのため、志望企業で思いやりが必要なのかを先に把握しておくのがポイントです。

キャリアアドバイザー
それぞれの企業で必要な思いやりも「仲間と調和するため」「周りの動きをサポートするため」などさまざまな役割が考えられます。
その企業や仕事に合った思いやりの形も一緒に考えるようにしましょう。
「思いやり」を自己PRした例文|経験別で紹介
これまでの説明を踏まえて、ここからは自己PRで思いやりをアピールするときの例文を紹介していきます。エピソードを学生が使いやすい部活動・アルバイト・ボランティアを例にしているので、自分の経験に近い例文を見つけて参考にしてみてくださいね。
ほかにも、チームワークや協調性などの例文を確認したい人は、こちらの記事にまとめています。
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自己PR例文500選|強み・経験別の例文と書き方のポイントを解説
経験別の自己PR例文 まずは、自己PRの根拠となる経験別の例文を紹介します。自分の経験の中でどのようなエピソードを自己PRにしたら良いかわからない人は、ぜひ参考にしてくださいね。 強み別の自己PR例文 次に、強み別の例文 […]
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例文①部活動で周囲のサポートをした経験
私の強みは周囲の変化にもよく気付く思いやりがあるところです。学生時代は野球部のマネージャーをしていました。見た目ですぐわかるような怪我はもちろんですが、選手の動きが少し鈍くなっていたり、選手の表情から、すぐに怪我などに気付いて手当てをすることがよくありました。小さな不調にいち早く気付けたことでその後大けがになることを防げたこともあり、選手からも監督からも感謝を述べられたことがあります。
このような周りによく気付く強みを活かし、今後取引先と良い関係を築いていくことや、相手の求めていることを察知することで貴社に貢献していきたいと考えております。
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キャリアアドバイザー
自分の思いやりをしっかり定義づけられており非常に良いですね。また、他者からの感謝もエピソードに含まれており思いやりという強みに説得力があります。
部活動の経験をアピールする方法はこちらの記事で解説してあります。
関連記事
自己PRで部活動を魅力的に伝えるコツ| 強み早見表・例文付き
就活の自己PRにおいて、部活動の経験を話そうと思っている学生は多いのではないでしょうか。部活の自己PRは採用側に評価されやすい一方で、実績や肩書があるから大丈夫と油断して本当にアピールするべきポイントを理解しないまま就活を進め、上手くいかないケースも。そこでこの記事では就活のプロであるキャリアアドバイザーが、部活動で自己PRを作る際のポイントや注意点を詳しく解説していきます。
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例文②部活動で相手を思って行動した経験
私の強みは思いやりがあるところです。私は思いやりとは真に他人のためになる行為を選択できる強さだと考えています。学生時代はバスケ部で主将を務めておりました。後輩の一人で、うまく結果が残せずに一人で悩み、よく泣いている姿を目にすることがありました。
一緒に練習をしようと声をかけることもできましたが、私自身同じような状況を体験したこともあり、一人でこの困難を乗り越えてこそ成長につながると身をもって感じていたため、何も言わずに見守ることにしました。
その結果、彼女は壁を乗り越えて大きく成長し、同期や本人から、一人で考え乗り越える時間を与えてくれたおかげだと声をかけられました。この強みを生かして、自分も周りに頼るだけでなく一人で悩み考える時間を大切にして成長につなげるのはもちろんですが、周りの人たち一人一人を深く理解し、相手のためになるような行動をすることで、チームを大きく成長させていきたいと考えています。

キャリアアドバイザー
思いやりを「相手のために何かすること」ではなく「相手のために何もしないこと」と定義しているパターンです。独りよがりな決断ではなく、しっかりと周りからの評価も得ているところから一種の思いやりであると考えることができますね。
また、強みの活かし方も強みを派生させて答えており、印象的です。
例文③アルバイトで実際に周りのために行動した経験
私は人のためを思って行動ができる思いやりを持っていることが強みです。私は、学生時代に知り合いの経営している会社の事務としてアルバイトをしていました。その中で、社員の皆さんが会議や取引で使う資料を探すのに手間取っていることを多く目にしてきました。実際に私も、積んである資料の中から欲しい資料を探し出すのには非常に苦労しました。
そこで私は、資料を五十音順に並び替えて、それぞれのファイルにナンバリングラベルを貼ることでわかりやすく整理をおこないました。このような工夫に対し、社員の方からとても見やすくなったとお褒めの言葉をいただきました。貴社でも事務職として、周りの人が働きやすい環境づくりを目指してこの強みを活かしていきます。

キャリアアドバイザー
自分の強みやそのエピソードも詳しく伝えられており、非常にわかりやすい文章になっています。特に活かし方では募集職種についてしっかりと触れられており、入社後の姿もイメージしやすいですね。
アルバイト経験を魅力的にアピールするためにはこちらの記事を読んでみましょう。
関連記事
自己PR「アルバイト」で差別化するコツ|就活のプロの本音も解説!
就活で自己PRを作成する際、アルバイトでの経験をテーマに選ぶ学生は多いのではないでしょうか。アルバイトは入社後の再現性が高く好印象を残しやすいものの、ただアルバイトをしていた経験を伝えただけでは印象に残りにくかったり、かえって印象が悪くなる可能性もあります。そこでこの記事では、これまで数々の学生をサポートして経験をもとにキャリアアドバイザーがアルバイトの自己PRを作成するコツを解説します。
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例文④アルバイトで人の立場になって考えた経験
私の強みはさまざまな相手の立場になって考えられる思いやりがあるところです。学生時代は居酒屋でアルバイトをしていました。特に繁忙期になると一部のお客様からクレームをつけられることもありましたが、相手の立場になって考えると、たしかに改善すべきところがあると感じたこともあり、その際は必ず店長に改善案を申し出るようにしていました。
また、クレームに対して同期がイライラしているようなそぶりを見つけたときは、営業終了後に必ず声をかけ、ストレス発散してもらえる機会を作っていました。
その結果、年に一度おこなわれる会社の感謝祭でその働きぶりを表彰してもらえました。この強みを活かして、良い組織を作るために、さまざまな立場で物事を考え、相手の求めることをできる限りかなえられるよう尽力します。
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キャリアアドバイザー
顧客と同期の話をしていることから、さまざまな立場で物事を考えられるという強みに説得力がついています。また、この経験から考えたことはしっかりと実行に移す行動力のアピールにもつながりそうですね。
例文⑤ボランティアで感謝を述べられた経験
私は、自分が苦しい状況でも他者を優先する思いやりが強みです。震災をきっかけにボランティアに興味を持ち、瓦礫を集める作業や炊き出しなど、被災地ボランティアに出向きました。
そんな中、ある日1人の被災者の方に「いつも私たちのために一生懸命動いてくれてありがとう」と声をかけられ、非常にあたたかい気持ちになり、やりがいを感じました。それからは、人のためを思い、自分が苦しい状況でも他者を優先することを意識するようになりました。
たとえば「電車では周囲を見渡して自分が座っても良いか考える」など、小さなことでも大切なことであると考えて行動しています。貴社でもこの人を気遣う力を活かして、チームが円滑に回ったりスムーズな人間関係を築けるよう、誠心誠意努めて参ります。

キャリアアドバイザー
強みとエピソードに整合性があり、わかりやすい自己PRになっています。このエピソードから真面目さや積極性などのアピールに膨らませることもできそうですね。
エピソードとしてボランティア経験を使いたい学生はこちらの記事も読んでみると良いでしょう。
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ボランティア経験は自己PRとして適切な題材と言えます。ただし「なぜボランティアに参加しようと思ったか」という動機を明確にすることが重要です。この記事では、ボランティア経験の自己PRに対する採用側の本音から、魅力的な自己PRを作るコツ、強み・エピソード別の例文までをキャリアアドバイザーが解説します。
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思いやりを自己PRする際の注意点
思いやりは自己PRとしてプラスに作用するだけではなく企業や職種によっては逆にマイナスの評価につながってしまうこともあります。
思いやりを強みとしてアピールできるよう、注意点も押さえておきましょう。
気持ちの側面のみを伝えないようにする
思いやりは仕事をするうえでとても大切なこと。しかし、企業が自己PRで知りたいのは、「その強みを活かしてどのように活躍してくれるか」です。
自己PRで「かわいそうだと思い、思いやりを発揮しました」「大変そうで気の毒に思い、思いやりを発揮しました」と伝えるだけでは、ただ優しい人物だとしか捉えられない可能性があります。
そのため、どのように思いやりを発揮したのかまで提示すると、仕事での再現性も見えてきやすくなりますよ。
相手の気持ちを優先しすぎないようにする
「思いやりとは何か」をしっかりと捉えきれていなければ、流されやすい気弱な性格などとマイナスな印象に受け取られてしまうこともあります。
たとえば「部活で忙しい友人に頼まれたから代わりに提出予定の課題をやってあげる」というのは思いやりでしょうか。困っている友人を助けたい気持ちはわかりますが、その行動では正しい意味で友人の助けにはなっていませんよね。
相手の都合通りに動くことと相手に思いやりの気持ちを持って接することはまったく違うので、その線引きをきちんとおこなっておきましょう。思いやりはあくまでも相手を慮って自ら動くことです。そして本当に思いやりがある人はときには厳しい態度を見せることもあります。アピールする際は、そのようなエピソードも一緒に盛り込めると良いでしょう。
- 気弱
- 流されやすい
- 自分の意思が感じられない
- リーダーシップがない
思いやりを発揮した成果が伝わるようにする
ただ「思いやりを発揮しました」では、その事実しか企業に伝わりません。
成果が伝えられないと、ノルマが大きく競争が激しい仕事などでは、競争力がなく周りに圧倒されてしまいすぐに辞めてしまわないかと思われる可能性があります。
思いやりを発揮した結果、周囲がどのように変わったのか、どのように良い影響が出たのかという点まできちんと整理し、成果まで伝えるようにしましょう。
思いやりの自己PRを作成する際の疑問に回答!
「思いやりを自己PRにしたいけど、本当にこれで良い?」というように、疑問や不安は絶えず出てくるものでしょう。
ここでは、現役のキャリアアドバイザーが、学生が抱きがちな疑問について回答します。
Q:「思いやりがあるのは当たり前」と思われない?
A.社会人として当然と思われやすいため、「優しい」と伝えるだけでは印象に残りません。
「思いやり」は社会人として当然の素養です。そのため、「優しい」と伝えるだけでは印象に残りにくくなってしまいます。
差別化のコツは、「主体的な行動と成果」をセットで伝えることです。相手の潜在的なニーズや困りごとに先回りして気づき、課題解決のために自分がどう具体的に動いたのか、その結果組織にどんなプラスの影響をもたらしたかを述べましょう。
「状況を察知し、先回りして行動できる強み」などと言い換えると、ビジネスで活きる実用的なアピールになりますよ。
Q:「思いやり」をアピールしない方がいいケースはある?
A.「他者の意見に流されやすい」「優柔不断」という印象になる場合はアピールを控えるべきです。
個人の主体性や数字目標への執着、強いリーダーシップが求められる営業職やベンチャー企業の選考では、「思いやり」は主体性がないと誤解されるリスクがあります。
相手の顔色をうかがう「受け身の優しさ」ではなく、相手のためにあえて厳しい提案もできる「先回りした行動力」として言い換えるなど、企業の求める人物像に合わせて表現を変えると、思いやりを十分にアピールできますよ。
Q:ビジネス的に聞こえる言葉に言い換えるべき?
A.企業に伝わりやすくなるためビジネス的な言葉に言い換えるべきです。
「思いやり」という言葉は、単なる性格の良さと受け取られる可能性が高いです。
そのため、仕事への活かし方がイメージされにくく、企業の利益や成果にどう貢献できるのかが企業に伝わりにくい強みでもあります。だからこそ、言い換えはしたほうが良いと思いますね。
言い換える際は、「潜在的なニーズを汲み取る傾聴力」や「先回りした気配りと行動力」などというように、どんな思いやりなのかを細かく提示してみましょう。
Q:「思いやり」を仕事での再現性に結び付けられない……
A.主体的な行動とセットにして思いやりを伝えましょう。
「思いやり」を仕事に結びつけるには、それを「相手のニーズを先回りして察し、行動する力」と言い換えるのがポイントです。
たとえば営業や接客、チーム作業でも、相手が困る前に「今、何を求めているか」に気づいて動ける人は、トラブルを防ぐことができ、信頼を得ている傾向がありますよね。
相手に寄り添えるというのは、思いやりの基本です。そこに加えて、「相手の立場に立ち、先回りして行動した結果、課題を解決した」という流れでエピソードを伝えましょう。
主体的な行動とセットにすることで、立派な強みになりますよ。
「思いやり」を深掘りして印象的なアピールをしよう
思いやりはアピールする強みとして非常に有効なものです。ただし、企業によっては響かないところや、多くの就活生が使う強みであるため、思いやりをアピールする際は注意が必要です。
効果的なアピールをするためにはしっかりと自分の思いやりがどういったものであるか深掘りして、定義づけておくことが欠かせません。自分の思いやりがどういったものであり、企業にどう活かせるかを明確にして、企業に刺さる思いやりのアピールをしましょう。
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思いやりって当たり前に持っているべきものですよね? 自分の強みとしてアピールはできるのでしょうか……。