例5選! 自由形式の自己PRではイラストが最も個性をアピールできる

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目次

  1. 自己PRのイラストの使用方法によって採用担当者に個性をアピールできる
  2. 自由形式の自己PRとは
  3. 通常の自己PRとの違いとは?
  4. イラストを使用した自由形式の自己PRの4つの評価ポイント
  5. 自社との相性はマッチしているか
  6. センスや表現力はあるか
  7. 差別化の工夫ができるか
  8. 入社意欲は高いか
  9. イラストを描く職種以外で自由形式の自己PRを出されやすい業界は?
  10. イラスト付きの自己PRでアピールできる強みを探す3つの方法
  11. ①自分史を作成してみる
  12. ➁少ないコストで結果が伴ったことを洗い出す
  13. ③企業が求める人物像を把握して近い強みを自分の中から探す
  14. 3ステップで簡単! イラストを使用した自己PRの作成方法
  15. ①自分の強みを明確にする
  16. ②アピールしたい箇所にイラストを配置する
  17. ③強みが業務に役立つことをわかるように締める
  18. おすすめの表現方法はこれ!イラストを使用した自由形式の自己PRの例
  19. 例①イラスト+文章
  20. 例②イラスト+キャッチコピー
  21. 例③漫画風
  22. 例④雑誌風
  23. 例⑤図解
  24. 自由形式の自己PRを作成する際の4つの注意点
  25. 色は3色以内でまとめる
  26. 自己PRをイラストだけで作成しない
  27. 独自性のないテンプレートな内容にしない
  28. イラストの作成に時間をかけすぎない
  29. イラストが苦手な学生でも大丈夫! 自由形式の自己PRを作成する際の工夫
  30. 図や表をメインに書いてみる
  31. 文字の大きさや色を変えてみる
  32. キャッチコピーにこだわる
  33. 自由形式の自己PRでのイラストについて悩む学生からよくある質問に回答!
  34. 差別化したイラストを使用して自己PRで選考突破を目指そう

自己PRのイラストの使用方法によって採用担当者に個性をアピールできる

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を控えた学生から

「自己PRのイラストで強みを表すコツを教えてほしい」
「自己PRのイラストって何を書くのが正解なのでしょうか?」

という声が寄せられています。初めてイラストを使用した自己PRを作成するため、不安に感じている学生もいるのではないでしょうか。ただ、イラストの使用方法によっては採用担当者に個性をアピールできます。

この記事では、イラストを使用した自由形式の自己PRの評価ポイントや自由形式の自己PRを出されやすい業界、自己PRでアピールできる内容の探し方、実例をもとにした表現方法を解説します。イラストを使用した自己PRの作成方法がわからない学生はぜひ参考にしてみてください。

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自由形式の自己PRとは

自由形式の自己PR

イラストを盛り込むことができるとされる自由形式の自己PRですが、厳密には主に2種類の形式が挙げられます。

自由記述形式とは、表現方法に決まりがなく、自由記述欄が設けられていたり、「自分の個性を自由に表現してください」とだけエントリーシート(ES)に指示される形式です。そのため、自由記述形式ではイラストや図などを用いて表現するなど自由度はかなり高いでしょう

動画形式は、動画内で表情や話す際のトーンなどで自分の個性を表現する形式です。基本的には対面の面接での自己PRと大きく変わりません。ただ、静かな撮影場所を確保したり、表情を暗く見せないために光の当たり具合を調節したりと動画形式ならではの注意点もありますね。

この記事では主に自由記述式に焦点を当てた解説をしていきます。動画形式の対策について詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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通常の自己PRとの違いとは?

通常の自己PRとの大きな違いは表現方法の幅の広さです。通常の自己PR欄は文字数やスペースに限りがある中で長所や経験をアピールします。その際に差別化を図るポイントは話し方・表情・動きだけです。

一方、自由形式の場合は表現方法に制限がなく、自由度が高いことが特徴になります。そのため、イラストを用いた自己PRを始め自分の魅力が伝わりやすい方法でアピールできるでしょう。

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自由形式の方が他の学生と差がつけやすいかもしれませんね。

イラストを使用した自由形式の自己PRの4つの評価ポイント

イラストを使用した自由形式の自己PRの4つの評価ポイント

企業によっては「図やイラストを用いて」と自己PRの際に条件の指定をかける場合があります。

しかし、企業側がイラストを使用した自由形式の自己PRを出題する意図がわからない学生もいるのではないでしょうか。ここでは企業が自由形式の自己PRを出題する意図を理解して、相手の知りたいことを過不足なく伝えましょう。

自社との相性はマッチしているか

企業側がイラストを使用した自由形式の自己PRを出題する意図として自社とのマッチ度を図っている場合が多いです。イラストを使用した自己PRから企業の雰囲気と合うかどうかを把握できますね。

自由形式の自己PRを求める企業は、形は違えど業務上でも自己表現の能力が必要になる傾向があるため、そういった気質がある人材の方が職場に溶け込めるかもしれません。イラスト形式の自由度に臆せず、自分をアピールできるような人材が評価されやすいでしょう

センスや表現力はあるか

企業側は自分の考えていることを相手にわかりやすく、魅力的に表現できる力があるかを見ていますね。業務では相手に説明する機会が多いです。わかりやすさや的確さに加え、相手を飽きさせないトーク力が求められる傾向があるのです。

トークだけではなく、プレゼンの資料を作成する際もデザインや表現が工夫されていないと、聞く側である顧客に伝えたいことが伝わりません

工夫されたレイアウトや目を引くようなタイトルづけからセンスや表現力が読み取れるため、企業側はイラストを使用した自由形式の自己PRを課していますね。

差別化の工夫ができるか

採用担当者は膨大な数のESに目を通しているため、学生一人ひとりのESをじっくり読み込む時間はほぼありません。

視覚的に印象に残る内容でなければ、埋もれてしまいます。そこで他の学生と差別化を図る工夫を凝らしているかを見ているのです。

多くの業務では課題解決のためにアイデアが必要になるでしょう。

特に「どのように競合他社にない価値を提供するのか?」「新商品のPR方法は?」など発想力が求められる業界や企業では自由形式の自己PRが良く採用されていますね

写真など既存のものを加工して載せる形より、0から作り上げる必要があるイラストは差別化を図る発想力が評価されやすいかもしれません。

自己PRの差別化の方法について詳しく知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてください。

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入社意欲は高いか

イラストを使用した自己PRでは確実に入社意欲の高さを見られていると考えておいた方が良いでしょう。企業への志望度が高い学生はイラストが丁寧であったり、企業研究を踏まえたうえでのイラスト内容であったりするためです

以下のように入社意欲の高い学生は高いモチベーションを維持して自己研鑽を積み、業績に貢献してくれる可能性があることから高い評価が得られる可能性がありますね。

モチベーションの高い社員の自己研鑽の例
  • セミナーに通ってスキルアップを図る
  • 先輩社員から仕事のコツを聞く

入社意欲をアピールするにはイラストの締めに入社後に企業にどのように貢献できるのかをアピールしましょう。入社意欲が高い学生は採用後の解像度が高いため、採用に近づけるかもしれません。

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イラストを描く職種以外で自由形式の自己PRを出されやすい業界は?

「業務で発想力が求められるクリエイティブな業界は自由形式の自己PRが出されやすいのでは?」と思った学生も多いかもしれません。ただ、自由形式の自己PRが出されやすい業界に共通するポイントは、個人の消費者に影響を与える商材を展開していることです

自由形式の自己PRを出されやすい業界
  • マスコミ・広告業界
  • 化粧品・食品メーカー業界
  • 人材業界
  • ブライダル業界

BtoC(個人を相手にする)業界では商材の打ち出し方が重要になるでしょう。実際、日常生活で商品を購入する時、CMや店頭POPなどの第一印象で商品を購入したり、サービスを利用したりする場合もありますよね。

そのため、自由形式の自己PRには学生に自分を商品だと思って売り込んでほしいという狙いがあるのです。

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上記のような業界では発想力があり、売り込みが上手い学生を集めるために自由形式の自己PRを取り入れていますね。

イラスト付きの自己PRでアピールできる強みを探す3つの方法

イラスト付きの自己PRでアピールできる強みを探す3つの方法

企業ごとに効果的にアピールできる強みは異なります。把握している自分の強みが企業から求められていない場合もあるため、その際は今から応募先企業に合った強みを探しましょう。そこでイラスト付きの自己PRでアピールできる強みを探す方法を3つ解説します。

①自分史を作成してみる

自分史とは何かわからない学生もいるのではないでしょうか。自分史とは、自分の過去や現在まで振り返った記録のことを指します。

自分史の役割は強みを見つけるだけではありません。強みが役立った場面がどんな時かなど強みを裏付けるエピソードも把握でき、面接で説得力のある回答ができるようになります

自分史の作成手順
  1. 過去のデータを集める:時系列ごとに自分を振り返り、趣味や人間関係、頑張ったことを思い出す
  2. 図や表にまとめる:自分の価値観を明確化するモチベーショングラフ・自分の経験を深堀できるマインドマップを利用してまとめる
  3. 多角的な視点を重視してデータを分析する:作成したデータから周囲との関わり方の傾向や自分のモチベーションの上下に共通項を探すなど分析してみる

特にモチベーショングラフやマインドマップはそのまま自由形式の自己PRとして使用できる場合もあるため、真剣に作成しましょう。

自分史の詳しい作成方法を知りたい学生はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう

就活をするうえで自分史を作成すると、自己分析を効率的に進められます。今回は自分史の作成方法と自己分析の仕方をキャリアアドバイザーが解説します。自分史を活かせる質問例や回答例も紹介しているので、自己分析の際の参考にしてみてくださいね。

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簡単3ステップ! 自分史を使った自己分析で説得力をアップしよう

➁少ないコストで結果が伴ったことを洗い出す

周りと比べて、労力や時間をかけずに結果が伴った内容は強みかもしれません。

たとえば、「アルバイトの業務をすぐに覚えて、店長からの信頼を勝ち取った」という経験からは、コミュニケーション能力や業務の飲み込みの速さが長所であることがわかります。

自分が簡単にできたのに周りの友人がなかなかできず、不思議に思った経験を思い出してみましょう。周りと比べることで、自分の意外な強みが発覚する場合もありますね。

③企業が求める人物像を把握して近い強みを自分の中から探す

企業が求める人物像は活躍している社員の特徴に近い場合が多いですね。一方、企業が求める人物像に沿ってない人材は環境に馴染めず、結果を残せないかもしれません

活躍できる環境は能力を発揮するために重要です。そこで以下の方法により、企業が求める人物像を把握してください。

企業が求める人物像を把握する方法
  • 企業の採用公式サイトをチェックする
  • OB・OG訪問で質問する
  • 社長のインタビューや著書を読む
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キャリアアドバイザー

発想力など企業が求める能力があることをイラストを使用してアピールしましょう。

高橋 宙

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診断ツールをヒントにしてイメージ化をするのも1つの手

自分史のように感情が可視化されるツールとイラストは相性がいいでしょう。ここから見えてきた中で、粘り強さや困難なことにも諦めないという強み、何事にも前向きに取り組める強みをアピールするときには人物の表情を書いてよりわかりやすく伝えることもできるでしょう。

この他にも強みを探すコツとしては書籍やインターネットで検索ができる性格診断などを行ってみてもいいかもしれません。こうしたツールを使うメリットは、結果の一覧にそのタイプを表すイラストが載っているなど参考になる情報が多い点です。

すべてを鵜呑みにしてしまったり、出てきた診断結果をそのまま使ったりすることはご法度なので、ここからなぜその結果になったのかさらに深掘りをする必要があります。しかし、どうしても思いつかないという人は活用をしてみるのもおすすめです。

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3ステップで簡単! イラストを使用した自己PRの作成方法

イラストを使用した自己PRの作成方法

イラストを使用した自己PRの作成は手間がかかりそうと思う学生もいるのではないでしょうか。ただ、実は3ステップで簡単に作成できます。まだ、自己PRを作成できていない学生はぜひ参考にしてみてください。

①自分の強みを明確にする

まずは作成した自分史から使用できそうな強みを書き出しましょう。強みは一つに絞り、企業が求める人物像に沿った内容だけを伝えてみてください。

自己PR欄に複数の強みを詰め込んでしまうと、「結局何を伝えたかったのか?」と印象がブレてしまう可能性があります。

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就活生

私の強みは計画性です。学生時代は野球部に所属しており、3年生から主将を任されていました。

強みを一つに絞ると、選考が終わった際に「野球部の子ね!」と思い出してもらいやすく、選考突破に近づけるかもしれません。そのため、強みを明確にしたら、一つに絞ってみてはどうでしょうか。

②アピールしたい箇所にイラストを配置する

採用担当者は膨大な数の学生のエントリーシートをチェックしています。ポイントで目立たせないと採用担当者の頭に入りにくく、印象付けられません。アピールしたい箇所にイラストを配置することで一目で見て伝わりやすいだけでなく、他の就活生と差別化しやすくなります

ただ、イラスト自体は他の学生も使用する可能性が高いため、特にレイアウトを工夫しましょう。

特にレイアウトを工夫する

レイアウトとは、何をどこに、どのように配置するかといった割り振りのことです。

イラストのサイズや場所を工夫するだけでも読みやすさが変わります。レイアウトでは、以下のことを意識しましょう。

レイアウトで意識すべきポイント
  • 図は行のはじまりが縦にそろうように並べる
  • 文章やイラストを配置する際は適度にスペースを空ける
  • アピールポイントでは文字のサイズ・フォント・色を変える
  • 数パターン作ってから良い配置の自己PRを提出する

レイアウトを工夫すると自己PR欄がスッキリした印象になったり、アピールポイントが強調されて読みやすくなったりするメリットがありますよ

レイアウトに困った場合は普段読んでいる雑誌やWebサイトを参考にしてみるのをおすすめします。

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キャリアアドバイザー

レイアウトに困った場合は普段読んでいる雑誌やWebサイトを参考にしてみるのをおすすめします。

③強みが業務に役立つことをわかるように締める

どんな優れた長所でも応募先企業の業務に活かせなければ意味がありません。強みが業務に役立つことを伝えられれば、入社後の働く姿を採用担当者にイメージしてもらいやすくなります

たとえば、「部長としてチームをまとめた経験を活かして、プログラマーに的確な指示を出し、業績に貢献したい」などですね。企業にとって、自分は採用するメリットがある人材であることを伝えて締めましょう。

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おすすめの表現方法はこれ!イラストを使用した自由形式の自己PRの例

イラストを使用した自由形式の自己PRの例

イラストを使用した自由形式の自己PRのおすすめの表現方法を紹介します。以下の自己PRの文章を5つの型に当てはめた例を解説するので参考にしてみてください。

自己PRの原文】

私の強みは計画性です。私は学生時代は野球部に所属しており、3年生から主将を任されていました。チームの主力が先輩だったため、新チームの戦力は前チームにかなり劣りました。そこで最終目標をリーグ優勝に定め、逆算して月の目標を決めました。

具体的な対策法として、投手・内野・外野とポジションごとにまとめる選手からそれぞれの状況を聞きました。ポジション別に目標を上方修正したり、下方修正したりしました。適正な努力をしていることが部員全員の自信になり、結果的にチームはリーグ優勝を果たしました。目標から逆算する能力を活かして、御社の業績に貢献したいと思います。

例①イラスト+文章

イラスト+文章

文章中に手書きのイラストがあると、視覚的なインパクトが生まれるだけでなく、全体的に見やすくなりますね。文章では伝えきれない人柄も伝わるかもしれません。

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イラストの上手い下手は評価にさほどかかわりません。差別化を図るために工夫を凝らしたり、熱意のある内容に仕上げたりすることが大切でしょう。

例②イラスト+キャッチコピー

イラスト+キャッチコピー

キャッチコピーを使用することで端的に自分をアピールできたり、相手の興味を一気に惹き寄せられたりします。ただ、採用担当者の気を引くために表現をひねり過ぎるのは逆効果になるかもしれません

自分が一番伝えたい強みやそれを象徴するエピソードのキャッチコピーを作りましょう。キャッチコピーを有効活用できれば、採用担当者の記憶に残りやすくなりますね。

例③漫画風

マンガ風

漫画風では限られたコマ割りで自己PRをする必要があります。イラストとセリフにより、4コマでストーリー仕立てにするのがおすすめです

挫折を乗り越えた過程を提示すれば、採用担当者の感情を動かせるかもしれません。4コマのオチは「この強みを活かして御社に貢献していく」といった内容で締めましょう。

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4コマ漫画はキャッチーで印象に残りやすいため、自己PRで採用してみてはどうでしょうか。

例④雑誌風

雑誌風

スクープを伝える際の雑誌をイメージして、見出しとレイアウトを考えてみてください。文字が多すぎると本当に伝えたい内容が埋もれてしまうため、簡潔に記載することを心掛けましょう

例⑤図解

図解

自分のエピソードや実績を論理的に伝えたい場合は図や表を使用すると、内容に説得力が生まれます。視覚効果が高まり、要点を理解してもらいやすくなるかもしれません

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わかりやすい図解にするには簡潔であることが重要ですね。

自己PRが思いつかない就活生は、AIツールを使うのが一番おすすめ!

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

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自由形式の自己PRを作成する際の4つの注意点

自由度が高い自由形式の自己PRですが読みにくかったり、内容が抽象的だったりするとマイナスな評価につながる可能性があります。効果的にアピールするためにも、マイナス評価になる注意点を押さえておきましょう。自由形式の自己PRを作成する際の注意点を4つ解説します。

色は3色以内でまとめる

「多くの色を使用すれば、他の学生との差別化になる」と考えた学生もいるのではないでしょうか。しかし実際は、色が多いと強調したい部分がわかりにくいうえに読みにくいです。

目立つことを求めて奇抜にする必要はありません。むしろ奇抜すぎると、不快な思いを抱く採用担当者も一定数います。自由形式とはいえ、企業に提出する就活の書類であることを念頭に置いて作成しましょう

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奇抜なデザインではなく、自己PRの内容やおもしろい着眼点のレイアウトで勝負するのをおすすめします。

自己PRをイラストだけで作成しない

絵を描くことに自信があり、「イラストだけで作成したい」と思った学生もいるのではないでしょうか。ただ、イラストだけの自己PRはやや抽象的で、伝えたいことがわかりにくくなってしまう可能性が高く、あまりおすすめできません

自由形式の自己PRでは自分を企業に売り込む能力が見られています。そのため、イラストを説明する能力も加点対象になるでしょう。

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入社後のプレゼン資料作りなどの業務を考えると、イラストだけで伝える能力よりイラストや図を用いて文章で伝える方が重宝される可能性が高いですね。

独自性のないテンプレートな内容にしない

イラストを使用した自己PRは自由な発想が見られています。頑張ったことを文章で羅列するだけなど工夫のないテンプレートな内容では普通のESと変化がなく、「差別化を図る気がない」「手抜き」だと判断されやすいです

差別化を図る姿勢がないと入社意欲の高さをアピールできません。前述した通り、入社意欲の低い人材は採用を避けられる可能性があるため、イラストのレイアウトなどを工夫して、独自性のある内容を目指しましょう。

イラストの作成に時間をかけすぎない

イラストは自由形式の自己PRで重要な役割を担います。しかし、あくまで自己PRでは言葉で伝えることが前提になるでしょう。

イラストの作成に時間をかけ過ぎて、企業が求める人物像に沿った強みやそれを裏付ける具体的なエピソードを伝える文章がおざなりになってしまっては本末転倒ですよね。そのため、イラストの作成時間を抑えて、文章を考えることにも時間を割いてみてはどうでしょうか。

酒井 栞里

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なぜそのイラストを描くのか説明できるようにしよう

イラストに自信がある人ほど、イラストと文字の関連性が見出せない状態に陥りがちです。イラストは、企業側に最初に目に留まる情報になりやすいです。企業は、そのイラストの雰囲気からどのような内容が書かれているのか予想をしながら文字を読み進めていきます。

たとえば料理をしている人や調理用具のイラストが描かれていたら「料理で何かあったのかな」と想像をしながら読み進めていくでしょう。逆に、たとえば文章にはチームでがんばったエピソードを書いているのにイラスト上には人物が1人しかいないと、なぜそのイラストがあるのか読み手が理解することが難しいです。

最初のイラストから企業にどのような印象を持たれるのかを想像することができれば、選考に直接的な影響を与えるのは、イラストが上手か下手かではなくて全体のバランスであることがわかるはずです。ぜひこの点にも注意しながら作成してみてくださいね。

イラストが苦手な学生でも大丈夫! 自由形式の自己PRを作成する際の工夫

自由形式の自己PRを作成する際の工夫
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就活生

絵を描くのが苦手です……。必ずイラストを使用しないといけないのでしょうか?

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キャリアアドバイザー

そんなことはありません。イラスト以外にも効果的な表現方法はありますよ!

絵を描くのが苦手な学生もいるのではないでしょうか。イラスト以外にも自由形式の自己PRで効果的にアピールする方法はあり、工夫次第ではイラストより採用担当者の印象に残るかもしれません。そこで自由形式の自己PRを作成する際の工夫を解説します。

図や表をメインに書いてみる

自分のエピソードや実績を論理的に伝えたい場合は図や表を使用すると、内容に説得力が生まれます。特に「上位〇%に入った」など定量的な内容を表す際におすすめですね

図や表をメインに使用した例
  • マインドマップで強みを伝える
  • 年表形式で経歴を伝える

ただ、図の割合が多過ぎると伝わりにくく、文章の割合が多いと読みにくくなります。そのため、作成する場合は両者の割合に気をつけてください。

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キャリアアドバイザー

研究職やマーケティング志望の場合はレポート形式で図やデータを活用するのをおすすめします。論理的な思考力が伝わりやすく、職種との親和性をアピールできるでしょう。

文字の大きさや色を変えてみる

見出しの文章や特に注目してほしいところでは文字の大きさや色を変えてみましょう。自分が最もアピールしたいポイントが明確化されます。

視覚的な変化があると見やすいだけではなく、印象にも残りやすいですね

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PCで自己PRを作成する場合は要所要所でフォントを変えてみると、センスをアピールできるのでおすすめします。

キャッチコピーにこだわる

キャッチコピーは一瞬で興味を惹くことができます。強みを裏付ける理由はエピソードで納得させられるため、キャッチコピーでは興味を惹く内容にすることだけに集中してください

キャッチコピーのテクニック
  • 数字を使用して説得力を持たせる:専門的な内容でも採用担当者にレベル感が伝わりやすくなる
  • ベネフィットを伝える:企業にとってメリットになる部分を提示する

「全国ベスト8の精神的支柱」などは、定量的な表現によりレベル感が伝わりやすく、精神力の強さから粘り強く業務に取り組んでくれる内容に仕上がっていますね。

イラストと同様に発想力をアピールできる

「イラストが苦手だから発想力を伝えにくい」と思っている学生もいるのではないでしょうか。自由形式の自己PRでは発想力が求められている場合があります。とはいえ、イラストが書けないからといって「発想力がない」と思われて評価を落としたくないですよね。

発想力は変わった着眼点のキャッチコピーを作成することでアピールできます。キャッチコピーでより発想力をアピールするには、語り手を部活の顧問やゼミの担当教授に変えるなどの方法がおすすめです

たとえば、「ゼミの担当教授曰く、完璧な計画を練る精密機械」などですね。着眼点で差別化を図り、発想力をアピールしましょう。

吉川 智也

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イラスト以外にも活用できる方法はいろいろある!

イラストが苦手な場合には、特に何も指定がなければ写真を活用してみるのも手です。働き始めるとプレゼンの資料など、さまざまな書類を作成する場面があります。百聞は一見に如かずという言葉がある通り、「〇〇なイメージの建物を作りたい」と口で説明するよりも、実物のイメージの例を写真などで提示したほうが共通認識を得られることが多いです。

また、図や表を入れる場合は、図表内には余計な情報はなるべく入れず、伝えたいことがすぐにわかるようにしてください。イメージが沸かない場合には、ベンチャー企業の事業紹介資料や動画を調べてみるのもおすすめです。こうした企業は日々投資家などにプレゼンテーションをおこなっているためデータの見せ方などが非常にわかりやすいです。デザインの参考にもしてみてくださいね。

自由形式の自己PRでのイラストについて悩む学生からよくある質問に回答!

自由形式の自己PRを提出する際にイラストを描いていいのか悩む学生や、イラストを描く際の注意点を知りたい学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 自由形式の自己PRではイラストを用いても大丈夫ですか?

    自由形式の自己PRでは、イラストを用いても大丈夫ですよ。文字情報だけでなくイラストを用いることで、視覚的に採用担当者を引きつけることができ、印象に残りやすくなるでしょう。面接官はたくさんの応募書類に目を通しますが、イラストがあると目を引き「何が書いてあるんだろう」と文字への誘導に繋がる効果が期待できます。

    たくさんの応募書類の中からイラストがあると、ほかの応募者との差別化を図かることができるのでおすすめですよ。

  • 自己PRでイラストを描く際の注意点を教えてください。

    自己PRでイラストを描く際、カラフルにしすぎないで色は3色以内でまとめるようにしましょう。イラストは文章を読んでもらうための補足と考えて、そこだけに目がいかないようにすることも大切です。また、イラスト作成に時間をかけすぎないことも注意点として挙げられます。

    たまに、イラストのクオリティーは高いのに対して、文章があいまいだったり、まとまっていなかったりする人がいますので、時間配分をしっかり考えて作成するようにしましょう。

差別化したイラストを使用して自己PRで選考突破を目指そう

自由形式の自己PRでは差別化を図る工夫や表現力が見られています。この記事で紹介したポイントを踏まえれば、企業が求める個性的な自己PRが作成可能です。

差別化を図ったイラストを使用して自己PRで選考突破を目指しましょう。

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