目次
- 面接で家族構成を聞かれても無理に答える必要はない
- 企業が面接で家族構成を聞く意図
- ①学生の緊張を緩和したい
- ②居住地や転勤の可否を確認したい
- ③どのような環境で育ったか知りたい
- ④家族に同業他社の関係者がいないか知りたい
- ⑤安定性を知りたい
- ケース別! 面接で家族構成を聞かれた際の答え方
- ①基本的な答え方
- ②ひとり親家庭の場合
- ③両親とのかかわりが少ない・ない場合
- ④介護や病気を抱える家族がいる場合
- ⑤回答をしない場合
- 【Q&A】面接での家族構成の答え方についてよくある質問に回答!
- Q.家族構成を答えないと選考に影響する?
- Q.面接官に家族構成を深掘りされたらどうする?
- Q.家族構成の質問に関して嫌な思いをしたらどうすれば良い?
- 面接での家族構成の答え方を押さえて選考を突破しよう!
面接で家族構成を聞かれても無理に答える必要はない
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こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

就活生
就活を始めたばかりの学生から、このような質問を受けることがあります。
結論から言えば、面接で家族構成について聞かれたとしても、答えたくない場合には無理に答える必要はありません。
なぜなら、家族や家庭環境に関する質問は就職差別につながる恐れがあるとして、厚生労働省の指針によって不適切とされているからです。
ただ、対応を誤ると印象が悪くなる可能性もあるため、事前に正しい答え方を理解しておくことが必要です。
この記事では、面接で家族構成を聞かれた際の答え方について解説していきます。
面接対策についておさらいしたい場合には、以下の記事もチェックしておきましょう。
面接対策はこれで完璧! 頻出質問やマナーなど必要な準備を完全網羅
キャリアアドバイザーが読み解く!家族構成が合否にかかわる場合はある?
評価への影響は一切なし!
家族構成が選考結果や評価に影響することは一切ありません。家庭環境を理由に評価が下がったり不採用になったりすることもないので安心してくださいね。
厚生労働省のガイドラインでも家族構成の確認は就職差別につながるため固く禁止されています。現代では企業側も厳格に線引きをおこなっていますが、もし今でも家族構成を質問してくるような古い体質の企業があったとすれば、コンプライアンスの観点から入社自体を避けたほうが賢明と言えます。
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企業が面接で家族構成を聞く意図
面接で家族構成について聞くことは不適切とされていますが、実際の面接現場では家族構成について聞かれるケースがゼロではありません。
そこでまずは、企業が面接で家族構成を聞く意図について解説します。質問の意図を理解することで、適切な答え方の手がかりをつかめるようになりますよ。
面接の受け答えが不安な人はツールで好印象な回答を作ろう
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の回答に自信を持っていますか?
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①学生の緊張を緩和したい
面接では学生の緊張をほぐすために、本題に入る前に軽い雑談がおこなわれることがあります。
雑談の話題はさまざまですが、家族構成は比較的答えやすい話題ということもあり、面接官によってはアイスブレイクとして家族構成を聞いてくることがあります。
この場合はあくまで雑談の一環として聞かれているため、面接官に深い意図はないケースがほとんどです。
そのため、面接の冒頭などで家族構成について聞かれた場合には変に深読みせずに、面接官の気遣いとして前向きに捉えるようにしましょう。
②居住地や転勤の可否を確認したい
全国展開している企業や複数の拠点を持つ企業などでは、居住地や転勤の可否を確認するために家族構成について質問することがあります。
たとえば、「実家暮らしですか?」「ご家族はどちらにお住まいですか?」といった質問から、通勤可能な範囲や転居の可否を確認されることがあります。
ただ、家族構成に関する質問は不適切とされているため、このケースは少ないと考えられます。
居住地や転勤の可否を確認したい場合には、「通勤時間に問題はありませんか?」「転勤は可能ですか?」といったように、直接的に聞いてくることが一般的です。
③どのような環境で育ったか知りたい
家族構成は人格形成に少なからず影響を及ぼします。たとえば、「長子は責任感が強い傾向にある」「大家族で育った人は気配り上手な人が多い」などです。
そのため、企業によっては、人物理解の一つのきっかけとして家族構成を聞いてくることもあります。
もちろん、これらはあくまで一般的な傾向にすぎず、すべての人に当てはまるわけではありません。
人柄は書類選考や面接などを通じて総合的に判断されるため、あくまで参考程度に聞いていると捉えるようにしましょう。
④家族に同業他社の関係者がいないか知りたい
競合が多い企業や機密情報を扱う企業などでは、利益相反や情報管理の観点から、家族に同業他社の社員がいないか確認することがあります。
同様に、研究開発職や金融・法務関連の職種といった、機密性の高い職種でも情報管理上の確認として質問することがあり、いずれもコンプライアンス上の確認である場合が多いです。
なお、仮に家族に同業他社の関係者がいたとしても、選考で不利になることは基本的にありません。
もし家族が同業他社で勤めている場合には、「家族間で仕事の具体的な業務内容について話すことは一切なく、公私を厳格に区別しております」と補足するのがおすすめです。
⑤安定性を知りたい
以前の日本は終身雇用を前提としており、企業は家族のような共同体として捉えられていました。
そのため、かつての日本の採用慣行では応募者本人の身元や出自なども重視されており、その名残で家族構成について聞いてくる企業もあります。
家族構成や家庭の状況から適性や能力などを測ろうとする考え方は、偏見に基づく差別として現在は厳格に禁止されています。
そのため、このような意図で家族構成を聞かれるケースは極めて少ないという認識で問題ありません。
ケース別! 面接で家族構成を聞かれた際の答え方
面接で家族構成を聞かれた際は、「回答する」「回答を控える」のどちらを選択しても問題ありませんが、答え方によっては面接官を不快にさせてしまう可能性もあります。
そこでここからは、面接で家族構成を聞かれた際の答え方をケース別に解説します。これらを参考にしながら、自分なりの回答を考えておきましょう。
①基本的な答え方
面接で家族構成を聞かれた際の基本的な答え方としては、家族構成を簡潔に伝えれば十分です。
面接官が知りたいのは家族の詳細ではなく、学生との会話のきっかけや生活環境の概要であることが多いため、長々と説明する必要はありません。
父、母、兄、私の4人家族です。
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
②ひとり親家庭の場合
ひとり親家庭の場合は、無理に詳しい事情まで説明する必要はありません。
落ち着いて事実を伝え、現在は問題なく働ける状況であることを伝えましょう。
母と私の2人家族です。現在は就職に向けた準備を進めており、仕事に支障はありません。
回答する際は暗い雰囲気にならないよう、自然な表情や声のトーンで話しましょう。
深掘り質問をされた場合には、家庭環境から身に付けた責任感や自立心などを伝えると、前向きな印象につながりますよ。
③両親とのかかわりが少ない・ない場合
関係が良くないなどの理由によって両親とのかかわりが少ない・ない場合も、無理に詳しく話す必要はありません。
事実を簡潔に伝えたうえで、現在の生活や就業に問題がないことを伝えましょう。
父、母、私の3人家族です。現在は一人暮らしをしており、家族とはあまり交流はありませんが、生活面・就業面ともに問題ありません。
※もっと回答例を見たい人は面接回答集をお手本にしましょう。
面接を突破できる質問の回答例がわかる「面接質問リスト&回答集」
④介護や病気を抱える家族がいる場合
介護や病気を抱える家族がいる場合には、事情を詳細に話しすぎると企業側から「仕事に支障が出るのでは?」と不安視される可能性があります。
現在の状況を簡潔に伝えつつ、業務に支障がない旨を明確に示すようにしましょう。
父、母、姉、私の4人家族です。家族に介護が必要な者がおりますが、家族で協力できる体制が整っておりますので、業務に支障はありません。
一方、業務に影響が出る可能性がある場合には、無理に隠さずに誠実に説明して、影響を最小限に抑える姿勢を示すようにしましょう。
父、母、姉、私の4人家族です。家族に介護が必要な者がおり通院に付き添うことがありますが、事前に予定がわかるため、業務への影響が出ないよう調整いたします。
⑤回答をしない場合
家族構成は業務とは直接関係のない情報であるため、回答したくない場合には無理に答える必要はありません。
実際の面接では角が立たないよう丁寧に伝え、仕事には支障がない旨を補足すると良いでしょう。
家族に関することは私的な内容になりますので、恐れ入りますが詳細については回答を控えさせていただければと思います。ただ、業務に支障が出るような家庭上の事情は一切ございませんので、ご心配には及びません。
面接官が現場の責任者などの場合には、家族構成に関する質問が不適切であることを知らない可能性も十分に考えられます。
そういった事情も考慮して、「そのような質問は不適切です」などと強い口調で指摘するのは避けましょう。
40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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【Q&A】面接での家族構成の答え方についてよくある質問に回答!
最後に参考として、面接での家族構成の答え方についてのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
気になる質問があれば、ぜひチェックしてみてください。
Q.家族構成を答えないと選考に影響する?
A.選考に影響することはありません。
家族構成は本人に責任のない事項であり、そもそも質問すること自体が不適切とされているため、回答を控えたとしても選考に影響はありません。
その場合は、「プライベートな内容のため回答は控えさせていただきます」といったように、丁寧かつ誠実に対応するようにしましょう。
Q.面接官に家族構成を深掘りされたらどうする?
A.業務に関係する範囲で簡潔に回答しましょう。
話したくない内容まで深掘りされた場合には、無理に話す必要はありません。
ただ、深掘り質問には「業務への影響を確認したい」という意図が隠れているケースもあるため、業務に関係する範囲で簡潔に答えることをおすすめします。
Q.家族構成の質問に関して嫌な思いをしたらどうすれば良い?
A.その企業とのマッチ度を改めて見直してみましょう。
面接での対応はその企業の社風が表れやすいため、自分の価値観と合わないと感じた場合には、無理に選考を受け続ける必要はありません。
そもそも家族構成は本人に責任のない事項であるため、嫌な思いをしたとしてもすぐに気持ちを切り替えて、過度に引きずらないことが重要です。
なお、あまりに悪質と感じた場合には、大学のキャリアセンターやハラスメント悩み相談室に相談してみましょう。
面接での家族構成の答え方を押さえて選考を突破しよう!
面接で家族構成について聞くことは不適切とされており、答えたくない場合には無理に答えなくても問題はありません。
ただ、「回答する」「回答を控える」のどちらの選択をするにしても、面接官を不快にさせてしまうことがないよう、丁寧かつ誠実に対応することが重要です。
今回解説した内容を参考にしながら、面接での家族構成の答え方をしっかりと理解して、選考の突破につなげましょう。
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面接で家族構成を聞かれた場合は、どのように回答すれば良いでしょうか?