目次
- まずは面接時のクールビズの定義を知ることから
- クールビズで面接に臨むときの基本
- ノーネクタイ、ノージャケットである
- 半袖のワイシャツはできるだけ避ける
- インナーは必ず着用する
- ジャケットを持参する
- ハンカチを持参する
- 何を着ていくのが正解? シチュエーション別の正しい服装とは
- スーツ指定の場合
- クールビズ可の場合
- クールビズ指定の場合
- 服装について明記がない場合
- 押さえておきたい! クールビズの服装選びのポイント
- 自分の体型にあったサイズ感
- シンプルな色味やデザイン
- 色味の統一感
- 服装に悩んでいる学生必見! 面接時のクールビズスタイルを紹介
- シャツ
- パンツ
- 靴
- クールビズで面接に臨むときの5つの注意点
- ①清潔感のない服装はさける
- ②腕まくりをしない
- ③インナーが透けないようにする
- ④足元まで気を抜かない
- ⑤汗対策を徹底する
- 正しいクールビズの着こなし方を理解して、面接で好印象を与えよう!
まずは面接時のクールビズの定義を知ることから
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、
「クールビズってどんな服装を言いますか?」
「結局何を着ていくのがいいですか?」
といった質問を受けます。たしかに面接での服装は気にしますよね。
しかし、クールビズといっても企業によって定義はさまざまです。そのため、まずは基本的なクールビズスタイルについての理解が重要です。
この記事では、クールビズの基本やシチュエーション別でのクールビズスタイルなど、夏場の面接時に知っておくべき内容について解説していきます。
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クールビズで面接に臨むときの基本
クールビズで面接に臨むには服装だけでなく、基本の理解が重要です。
服装以外にも些細なことで面接官にマイナスな印象を与えないためにも、これから説明するそれぞれの内容について押さえておきましょう。
ノーネクタイ、ノージャケットである
クールビズはノーネクタイ、ノージャケットが基本スタイルになります。ただし、冒頭でも説明したとおりクールビズの定義は企業によってさまざまなので、服装の指定をされたらそれに従うのが原則です。また、ノーネクタイに抵抗がある学生はノージャケットだけでも良いでしょう。
半袖のワイシャツはできるだけ避ける
企業からの指定がない場合は半袖シャツはできるだけ避けて、長袖シャツを着るのがおすすめです。半袖だとカジュアルな印象が強くなるため、面接の場では長袖のほうが印象が良いとされています。
また、周囲の状況に合わせてジャケットを着るときにも半袖シャツにジャケットの着用は面接の服装のマナーとして好ましくないので、その側面からも長袖シャツのほうが適しているといえるでしょう。
インナーは必ず着用する
汗対策や下着が透けないためにもインナーの着用は必須です。特に夏場の面接では汗をかきやすいので、清潔感を保つことが大切です。そのため、ワイシャツが汗でにじんで汚れないようにインナーの着用を心掛けましょう。
ジャケットを持参する
クールビズスタイルでの面接のときはジャケットも持参すると良いでしょう。面接では周りの状況に対応することも必要です。具体的には周りの学生でジャケットを着ている人が多かったり、室内が思いのほか寒かった場合にはジャケットを着用するほうが好ましいでしょう。面接時のときと場合に合わせるためにもジャケットの持参を忘れないでくださいね。
ハンカチを持参する
面接のときはハンカチを持参しましょう。お手洗いなどのときに使用すること以外にも夏場の面接では汗を拭くときにも使用することが多いと考えられます。
また、くしゃくしゃに丸まったハンカチだと清潔感にかけてしまうので注意です。そのため、面接に参加する際はきれいに畳んだハンカチの持参を心掛けましょう。
面接時の必須な持ち物についてもあわせて押さえておきましょう。
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何を着ていくのが正解? シチュエーション別の正しい服装とは
実際に面接のときに何を着ていくのが正しいのか悩んでいる学生は多いのではないでしょうか。 特に服装自由のときは悩ましいですよね。ここでは企業側からの記載内容とすり合わせてそれぞれの正しい服装について説明していきます。
スーツ指定の場合
「スーツでお越しください」などスーツ指定の場合はネクタイ、ジャケットありのスーツスタイルで行く必要があります。「さすがに暑すぎる」など思う学生もいるかもしれませんが、面接以外のことで評価を下げないためにも指定に従うようにしましょう。
クールビズ可の場合
このような「〇〇可」の場合は学生にとっても一番判断しづらいでしょう。結論、クールビズ可の場合はスーツが無難です。
そもそもクールビズ自体が夏場の面接時の暑さ対策の一貫であるため、面接はスーツで臨むのが基本です。ただし、どうしても暑いときなどスーツを着ることで汗ばんでしまう場合は無理せずにクールビズで臨みましょう。
クールビズ指定の場合
クールビズ指定の場合はクールビズスタイルで行くと良いでしょう。クールビズ指定の企業は比較的ラフな印象があるため、スーツで行くと逆に周りの人と比較したときに暑苦しい印象を与えてしまう可能性があります。
いざクールビズで行くとなると不安に思う学生もいるかと思いますが、企業の指定に従うのが原則なので心配しないで大丈夫ですよ。
服装について明記がない場合
服装について明記がない場合においてもスーツが無難でしょう。ただし、会社の雰囲気はさまざまです。また、猛暑日などはスーツで行くことが苦痛なときもあるでしょう。そんなときは、その企業の社員さんの服装をホームページ(HP)で確認したり、実際に電話やメールで確認してみても良いかもしれませんね。
服装自由のときはこちらの記事も参考にしてみてください。
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押さえておきたい! クールビズの服装選びのポイント
クールビズに限らず、身だしなみを整えるうえでも服装選びのポイントは大切です。誰から見ても違和感がないような服装選びをするためにも、これから説明することはしっかり覚えておきましょう。
自分の体型にあったサイズ感
自分の体型にあったサイズ感を選ぶことはクールビズの服装選びの中でもっとも重要です。なぜなら、サイズ感があっていないと面接では特にだらしないと見られてしまうからです。
たとえば体型が細身の方がブカブカなズボンを履いていて裾をひきずっていたり、体格のいい人がパツパツのワイシャツ着ていてズボンからワイシャツが出てしまっていては良い印象を受ける人はいないでしょう。
「大きめに着たい」、「小さめに着たい」など好みがある場合でも、就活の面接では自分の身なりにあったサイズ感の服装で臨みましょう。
シンプルな色味やデザイン
ついついクールビズだと少しオシャレをしたい学生がいるかもしれませんが、シンプルな色味やデザインの服を選びましょう。スーツでは基本的に黒や濃紺が主流とされているなかで、派手な色や奇抜なデザインの服装だと面接では学生としての誠実さに欠けてしまいます。
そのため、上は白のワイシャツで、下は黒や濃紺の無地のズボンなどスーツときと同じ服装を心掛けましょう。
色味の統一感
色味の統一感がないと身にまとっている一部分が目立ってしまい、相手に違和感を与えてしまいます。スーツのとき同様に上は白のワイシャツで、下は黒や濃紺を意識すればそこまで難しく考える必要はありませんが、ジャケット、ワイシャツ、ズボン、靴など身にまとっているものに色味が「3色」以上にある場合には注意する必要があります。面接時に身に着ける服装の色味はできるだけ少なくしましょう。
スーツ選びについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント吉田 実遊プロフィールをみる
夏場に面接に臨むときには素材にも気を配れるといいでしょう。普段の私服と同様、夏用のスーツは汗を吸い取ったり、通気性がよかったり、薄めの素材が使われていることもあります。冬物のスーツを着ると周囲から暑苦しそうに見えてしまうだけではなく自分自身も着心地が悪くなってしまうため要注意です。
最近では、年間を通して着まわせる素材を使ったスーツなどもあるため購入時に確認をしてみてください。もちろん、リクルートスーツは年間を通して着用できるタイプが多いためあまり気にしすぎる必要はありませんが、働き始めてからも季節感を考えることは大切になってくるため覚えておきましょう。
服装に悩んでいる学生必見! 面接時のクールビズスタイルを紹介
クールビズの基本や服装選びのポイントについて説明したので、ここでは具体的なクールビズスタイルを紹介します。それぞれどんなものが適しているのか覚えておくと、服装選びにも迷わなくなりますよ。
シャツ
シャツは白無の長袖ワイシャツが良いでしょう。ボタンは第一ボタンのみ外しても構いません。また、ボタンダウンの長袖ワイシャツだとノーネクタイでも襟がきれいに立つのでクールビズではおすすめです。
パンツ
パンツは普段のスーツのもので問題ありません。そのため、色は黒もしくは濃紺のパンツが良いでしょう。また、暑がりな人はクールビズ用の通気性の良い素材のパンツを選ぶのもおすすめです。
靴
靴はそれぞれ色は黒でレザーの紐靴やパンプスが良いでしょう。服装とのバランスも考え、それぞれスウェード生地のカジュアルすぎるものや極端にヒールの高い靴は避けましょう。
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クールビズで面接に臨むときの5つの注意点
クールビズで面接に臨むときは5つの注意点があります。正しい服装を身にまとっていても、うっかりやってしまうような癖や習慣についても説明していきます。最後まで気を抜かずにしっかり覚えておきましょう。
①清潔感のない服装はさける
夏場の面接は清潔感がもっとも重要なので、清潔感のない服装はやめましょう。特に汚れやしわのついたワイシャツやズボンはだらしがないので厳禁です。面接官に良い印象を与えるためにも、まずは清潔感のある服装を心掛けましょう。
清潔感をアピールするために就活のヘアスタイルについてもあわせて押さえておきましょう。
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②腕まくりをしない
面接時の腕まくりはラフな印象が強すぎて相手に対して失礼です。また、移動中や面接前の腕まくりもワイシャツのしわの原因となるため控えましょう。どうしても暑い場合は移動中や面接前だけワイシャツのボタンを少し開けるなど工夫してみると良いかもしれません。
③インナーが透けないようにする
白のワイシャツだと下に着ているインナーの色味によっては透けてしまうので、注意が必要です。面接はビジネスシーンのため、派手なインナーを着て透けてしまうと面接官にだらしない印象を与えてしまいます。インナーはできるだけ白で無地のものを着用しましょう。
④足元まで気を抜かない
椅子に座ったときにズボンの裾が上がり、足元が露出するので気を抜かないようにしましょう。クールビズスタイルだからといって丸首のソックスを履くのは面接の服装のマナーとしてふさわしくありません。
そのため、クールビズスタイルでも必ずストッキングを履くように徹底し、 もし靴のムレが気になる人は冷感素材などのムレにくいストッキングを着用するのがおすすめです。
⑤汗対策を徹底する
清潔感を保つうえで汗対策は重要です。夏場の面接は汗をかきやすいので、できる限り対策はしていきたいですよね。面接時の汗対策は主に2つあるので、それぞれ事前に準備して清潔な状態で面接に臨みましょう。
制汗スプレーや汗ふきシートを持参する
汗のニオイを防ぐためには制汗スプレーや汗ふきシートの持参が効果的です。面接前などに汗を拭きとるとニオイを抑えることができ、自身もさっぱりして面接に臨めるでしょう。
しかし、香りの強いものはかえって周りの人に不快な思いをさせてしまう可能性があるので、できるだけ香りの弱いものか、もしくは無香料の製品を使いましょう。
着替えのインナーを持参する
大量に汗をかいてしまったときは面接直前にインナーを着替えるのも1つの手段です。汗でベタベタしてしまったり、ニオイが気になって集中できない人は思い切って着替えてスッキリすると、その後の面接も集中して臨めるでしょう。夏場の面接はインナーの持参も忘れないようにしましょうね。
キャリアアドバイザーコメント北浦 ひよりプロフィールをみる
まだ働き始めていない場合、手持ちのスーツの数に限りがあるでしょう。夏場の面接が連日続く場合には汗をかくため頻繁に洗濯が必要です。普段から気を付けている人は問題ありませんが、実家暮らしなどであまり洗濯をする習慣がない学生は、うっかり乾燥やアイロンが間に合わなくなってしまう恐れもあります。
あまりにもたくさんのスーツを用意する必要はありませんが、どんなに忙しくても常に洋服をきれいに整えておくことで気持ちに余裕を持てるようにしてください。
この他にも、夏場は汗対策をしたり替えのインナーを持ったりして細々とした荷物でかさばる可能性があります。ポーチなどを活用して整理整頓を心がけてください。
正しいクールビズの着こなし方を理解して、面接で好印象を与えよう!
クールビズに限らず服装の着こなしは面接において大切なマナーです。服装一つで良くも悪くも相手に与える印象は変わります。それにより、面接時の服装のだらしなさから、面接官に性格や生活習慣も判断されてしまう可能性は大いにあるでしょう。
そのため、自分が面接で高い評価を得るためにも、正しいクールビズの着こなし方をしっかりと理解をして、面接官に好印象を与えよう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
時々、「スーツ指定ではないから何をしてもいい」と考えてしまう学生がいるのですが、あくまでも初対面の相手と会話をする場であると心得てください。たとえば上記の他には、「オフィスカジュアル可」や「ノーネクタイ可」など様々なシチュエーションを想定することができます。いかなる指定が出た場合でも、ジャケットを着用する、胸元が開きすぎた服装は控える、よれよれのTシャツを着ない、などの身だしなみチェックは怠らないようにしてください。
とても当たり前のように聞こえるかもしれませんが、雑誌やSNSを参考にすると少し派手になりすぎるリスクもあります。初めての場合にはどこまでが許容範囲なのか迷う部分もあると思うので、第三者からのアドバイスをもらうようにしてください。