例題あり|eF-1Gは発想力と思考力を鍛えることで高得点を狙える

この記事のアドバイザー

例題で解説! eF-1Gのスコアアップには 〇〇が欠かせない

目次

  1. 適性検査eF-1Gで問われるポイントを理解して自分なりの対策方針を固めよう!
  2. eF-1Gとは? まずは概要を理解しよう
  3. 特徴:194項目から個人のポテンシャルを測定する適性検査
  4. 出題形式:性格診断と能力検査の2つ
  5. 難易度:対策が難しいため難易度は高め
  6. 受検形式:自宅で受検可能なWebテスティング形式
  7. 合格ライン:企業によるものの正答率5~7割が一般的な合格ライン
  8. なぜ使われる? 企業がeF-1Gを導入する理由
  9. 個性を細やかに捉えることで採用や配属・育成に活かしたい
  10. マッチ度を高めて早期離職を減らしたい
  11. 例題付きで解説! eF-1Gの能力検査の出題内容
  12. 言語分野:文章を読み取る力を測定
  13. 非言語分野:数的処理や論理的思考力を測定
  14. eF-1G突破のカギは頭の回転の速さ! 発想力&思考力の2軸で鍛えよう
  15. eF-1Gに活かせる! 社会で求められる【発想力】の5つの鍛え方
  16. ①さまざまな分野の情報をインプットする
  17. ②普段話さない人と交流して多様な価値観に触れる
  18. ③さまざまな人の意見に耳を傾け自分の考えをまとめてみる
  19. ④既存の2つ以上のものを組み合わせて新しいアイデアを考えてみる
  20. ⑤失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返す
  21. eF-1Gに活かせる! 社会で求められる【思考力】の4つの鍛え方
  22. ①ニュースや身の回りのできごとをよく観察する
  23. ②疑問に感じたことについて自分の考えをまとめる
  24. ③日常会話ではなく「ディスカッション」する機会を作る
  25. ④1日の終わりに自分の行動を客観的な視点で振り返る
  26. これで差を付けよう! eF-1Gのスコアを上げるための4つの対策
  27. ①類似問題の多いSPI問題集で問題に慣れる
  28. ②他の企業でeF-1Gを受検する
  29. ③模擬試験をする際は制限時間を意識する
  30. ④受検環境や体調を整える
  31. eF-1Gについてのよくある質問に回答!
  32. eF-1Gは対策できますか?
  33. eF-1Gの合格ラインはどのくらいですか?
  34. eF-1Gの概要と対策法を押さえて突破にむけた行動を始めよう!

適性検査eF-1Gで問われるポイントを理解して自分なりの対策方針を固めよう!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

eF-1Gについて、多くの学生から

「一般的な適性検査とは、何が違うのかわからず不安です」
「対策のやり方を教えてほしいです」

といった声が寄せられています。たしかにeF-1Gは初見では難しいテストですが、ポイントを押さえれば対策が可能です。そこで今回は、eF-1Gについて、例題を交えながらその突破方法を掘り下げて解説します。

検査の概要はもちろん、企業がなぜeF-1Gを採用するのか、またeF-1Gに必要な頭の回転の速め方も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

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eF-1Gとは? まずは概要を理解しよう

eF-1Gの概要
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就活生

eF-1Gという適性検査を受けることになったのですが、まったく聞いたことがない検査で不安です。

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キャリアアドバイザー

eF-1Gは現在、大手有名企業を中心に採用されている適性検査の一つですよ。ちなみにeF-1Gは「エフワンジー」と読みます。

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就活生

SPIなどのメジャーな適性検査と何が違うのですか?

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キャリアアドバイザー

eF-1Gで問われる内容は多岐にわたるため、まったく知らないで受けるとうまく対応できない恐れがありますよ。

eF-1Gは適性検査といっても、発想力や柔軟性が問われる出題、読解力や言語知識、計算力や集中力が問われる問題など、内容が多岐にわたります。一般的な適性検査を想像している方にとっては驚きの内容かもしれませんね。

そのため、eF-1Gの内容を把握し、しっかりと対策しておくことでスコアに大きな差が出る可能性があります。まずはeF-1Gの概要を詳しく見てみましょう。

特徴:194項目から個人のポテンシャルを測定する適性検査

eF-1Gの測定項目は、194項目にも及びます。これらの項目によって測定されるものは、就活生のポテンシャル、つまり可能性や潜在能力です。

「今、何ができるのか」ということだけではなく、将来的にどのようなことができるようになるか。また性格や考え方といった面で自社の価値観に合致しているかどうか、といったことを判断されます

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キャリアアドバイザー

現在だけでなく、未来の可能性から企業とマッチングするかどうかを判断する検査ですよ。

出題形式:性格診断と能力検査の2つ

eF-1Gの出題形式は、性格診断と能力検査に分かれています。

性格診断の問題数は80項目、251問です。とても多いですよね。性格診断では制限時間は特に設けられていませんが、20~40分の所要時間をみておきましょう

性格診断は、出題に対して、「そう思う」「ややそう思う」「思わない」などの選択肢から回答を選ぶ形式です。考え方の傾向や判断基準、特性などが回答にあらわれます。

一方、能力検査の問題数は大問数19、全部で114問です。全体で30分の試験ですが、大問ごとに制限時間があるため、それぞれの問題に素早く回答する必要がありますよ。

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キャリアアドバイザー

能力検査では基礎力や言語能力だけでなく、応用力や発想力も問われます。できるだけ対策をしておきたいですね。

企業や性格適性検査をおこなう理由や対策方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

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難易度:対策が難しいため難易度は高め

eF-1Gは、対策が難しいといわれている試験です。これには、いくつかの理由があります。

まず、問題形式がありきたりでなく、独自性が高いことです。他の適性検査にはあまり見られない問題が多種多様に出題されることで、対策が難しくなっているのです。

出題傾向の予測が難しいだけでなく、市販されている教材も少なく十分な準備ができないと感じる方も多いといえます。また短時間で、たくさんの問題を解かなければならないことも、eF-1Gの難易度が高いといわれる理由です。

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キャリアアドバイザー

対策しづらいことに加えて時間制限が厳しいため、焦りから思ったように正答を導き出せない人が多いようです。

適性検査をなかなか突破できず悩んでいる人はこちらの記事で対策方法をチェックしてみてくださいね。

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受検形式:自宅で受検可能なWebテスティング形式

eF-1Gは、自宅などから受検できるWebテスト形式です。自分が慣れた、静かな環境のなかで受検できるのは、実力を発揮しやすい条件の一つといえますね。

またeF-1Gの受検日程は細かく定められておらず、指定された期間内で自分の都合が良いときに受検できます。学校やアルバイトの予定を調整しなくても、空いた時間に受検できるのはメリットですね。

eF-1Gの受検にかかる時間は、性格診断で最大40分程度、能力検査が30分です。余裕をもって、2時間程度の時間を空けられる日をあらかじめ決めて取り組みましょう。

なお「eF-1Gの受検はWebカメラで監視されるのではないか」と心配する人もいますが、カメラによる監視は2024年時点ではありません。

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キャリアアドバイザー

ただし、代理受検などを防ぐため、企業によってSMS認証が導入されている可能性があります。

企業がWebテスティングをおこなう意図やWebテスティングで結果が出せない原因はこちらの記事で解説しています。

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また、Webテストを練習できるサイトを以下の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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合格ライン:企業によるものの正答率5~7割が一般的な合格ライン

eF-1Gの合格ラインは、一般的に5~7割と言われています。

しかし、定められた合格基準はなく、合格のラインも企業によって異なるため、一概に何割を取れたら合格とは言えないのです。企業側でも、eF-1Gの合格基準について公開していないことがほとんどです

またeF-1Gの特徴として、能力検査だけでなく、詳細な性格診断がおこわれていることも挙げられます。

性格診断は何が正解で、何が間違っているということではありません。企業においてどのような考え方が好ましいか、企業の理念に合致するか、といった観点から判断されるため、どこが合格ラインという決め方はなかなかできないのです。

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キャリアアドバイザー

能力検査においては得点率が問われる面もあるため、出題傾向をとらえて対策をしておきましょう。

自分の強み・適職を知るためにも、まずは自己分析を済ませましょう

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。

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なぜ使われる? 企業がeF-1Gを導入する理由

 企業がeF-1Gを導入する理由

現在、eF-1Gを採用試験に導入する企業が増えつつあります。

従来は、適性検査といえばSPI、そして玉手箱などもよく使われてきました。SPIや玉手箱は言語能力や非言語的能力、そして論理的思考力などから、入社後の職場への適応能力が問われる試験です。

多くの企業で採用されているSPIなどの適性検査ではなく、企業がeF-1Gを選ぶ理由を解説していきます。

SPIや玉手箱などの適性検査の他にもさまざまな適性検査があります。以下の記事ではCUBIC適性検査の対策方法を解説しているので受検予定がある人は参考にしてみてくださいね。

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個性を細やかに捉えることで採用や配属・育成に活かしたい

eF-1Gは、学生をはじめとする受検者の特性を細かく分析できる試験です。受検者の個性を細やかにとらえたいという企業の要求が、より詳細な分析結果を出せるeF-1Gへの注目につながっています。

個人の持っているスキルや考え方を細やかに捉えられれば、より自社が求める人材像に近い学生を採用できますよね。それだけではなく、個性を考慮して配属を決めることもできます。本人のポテンシャルにマッチした部署に配属できれば、社員としてスムーズに育成することも可能です。

実際にeF-1Gは就活や中途採用だけでなく、既存の社員の特性把握にも使われています

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キャリアアドバイザー

より的確に採用をおこない、限られた人材を効率的に配属・育成する工夫をおこなう中で、eF-1Gの注目度が高まっています。

マッチ度を高めて早期離職を減らしたい

企業は、eF-1Gによって自社に合った人材を選り分け、採用することで、早期離職をできるだけ減らしたいと考えています。

少子化が叫ばれる現在、人手不足はどの企業でも問題になりがちです。特に、コストをかけて採用・育成した社員が短期間で退職に至る早期離職は、企業にとって避けたい損失ですよね

早期離職の原因として考えられるのが、企業風土や職場の環境が「思っていたのと違った」「理想通りでなかった」といったミスマッチです。入社後、高いエンゲージメントを保ち長期にわたって勤務してもらえるよう、採用の時点からミスマッチを減らす手段として、eF-1Gを採用する企業が増えているのです。

長尾 美慧

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eF-1Gは自分で気づいていない才能を発見してもらえる

企業側が適性検査を活用する理由の一つに、採用後の配属や育成にも活用したいと考えていることがあります。企業は採用した人材に個性を活かしてできるだけ活躍してもらいたいと考えています。

人間の特徴、能力、個性は自分で気づくのが難しい場合もたくさんあります。言い換えると「気づいていない才能がある」ということです。

たとえば「自分は人と話すのが苦手」と思っている人がいるとします。ただし、適性検査では「気配りができる個性」や「相手の気持ちを想像できる優しさ」といった特徴が色濃く出ていたとします。

その場合、本人は「営業職などは無理」と思っていても、採用後営業に配属されると、相手のニーズをつかみ細やかな対応で成果を上げる人材になった、というケースはよくあります。

eF-1Gの特徴は、採用後にどのような場面で活躍できるかといった将来の可能性まで教えてくれるものなので、企業はもちろん受検者自身にとっても大いにメリットのある適性検査と考えられるでしょう。

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例題付きで解説! eF-1Gの能力検査の出題内容

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就活生

eF-1Gの能力検査は、対策できないのですか?

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キャリアアドバイザー

そんなことはありませんよ。例題をみて出題傾向を把握し、多様な問題に対する心構えをもっておくと役立ちます。

eF-1Gでは、能力検査でどれだけの正解を導き出せるかが合格、不合格を左右します。以下では能力検査の出題内容について例題付きで解説します。具体的な出題の内容や傾向を把握し、準備につなげましょう。

言語分野:文章を読み取る力を測定

eF-1Gで出題される言語分野の問題では、主に、文章を読み取る力が測定されます。またそれだけではなく、問題に即した言葉を導き出したり、言葉を並べたりする、言語に関する問題が出題されていますよ。

一見して国語のテストのような、言葉の問題のように思われがちですが、単に語彙力がある、言葉が使える、読み取れるというだけではなく、特定の条件下で言葉を導き出すことのできる発想力や応用力なども問われるのが、言語分野の問題です

例題①単語の連想問題

単語の連想問題では、制限時間120秒のなかで、1つの単語から条件に合った単語を連想する問題10問に回答します。たとえば次のような問題です。

【例題】

・種 → ( ) → ( ) → 森林

このように、最初に1つの単語が示され、空欄が2つ設けられたうえで、最後の単語も示されています。受検者は、最初の単語と最後の単語をつなぐ2つの言葉を見つけ、空欄を埋める必要があるのです。

上の例題ならば以下のような形で埋めることができますよね。

【回答例】

種 → 発芽 → 成長 → 森林

さらに単語の連想問題は、10問とも同じ単語から始まるのが特徴です。1問目に上の例題が出題された場合、2問目以降は以下のように続きます。

・種 → ( ) → ( ) → 生物
・種 → ( ) → ( ) → 社会
・種 → ( ) → ( ) → 夢

()のなかにどのような言葉を入れるかは受検者の自由です。語彙力が多く、発想力があるほうが解きやすいですね。

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キャリアアドバイザー

日頃から多くの文章に触れ、語彙力を増やしておきましょう。

例題②単語の列挙問題

単語の列挙問題は、制限時間120秒のなかで、1問の出題に沿った単語を可能な限りたくさん答える形式の問題です。

この問題は「○○の代わりになるものを、可能な限り挙げよ」という形で出題されるため、しばしば「代わりになるもの」の問題と呼ばれています。たとえば次のような問題です。

【例題】

「椅子の代わりになるものを、可能な限り挙げよ。」

椅子の代わりになるもの、と考えた時、まずは「座れるもの」と考える人は多いですよね。ただし椅子は踏み台として使うこともあるため、高さを出すものも答えになります。物置として使うこともあるため、置けるものでも良いのです。

回答は以下のように、さまざまな答えが考えられます。思考の柔軟さが試される問題です。

【回答例】

ソファー、バケツ、段ボール箱、岩、石、木の切り株、バランスボール、梯子、花台など

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キャリアアドバイザー

単語の列挙問題では8つ答えられれば良いともいわれていますが、できるだけ多く答えられるよう準備をしておくのがおすすめです。

非言語分野:数的処理や論理的思考力を測定

eF-1Gでは、非言語分野の問題も多く出題されます。非言語分野とは、言葉を使う以外の方法で判断し、解答を導く種類の問題のことを指しますよ。

eF-1Gで出題される非言語分野の問題には、図形や記号を用いた問題や、計算問題などがあります。本項ではeF-1Gにおいて代表的な非言語分野の問題について、例題を挙げながら解説します。

例題③地図の読み取り問題

地図の読み取り問題は、画面上に表示された地図を見ながら、制限時間30秒で添えられた文章の内容が正しいかどうかを判断する問題です。

【例題】

次の文章が正しいかどうかを答えなさい。
「美術館を出たら、正面の道を左に曲がる。左手に大きな図書館が見えてくる。図書館を過ぎて2つめの角を曲がり、すぐのT字路を右に曲がると公園がある。」

落ち着いて、文章と地図を照らし合わせながら読み進めれば、正しいかどうかを判断しやすくなります。焦ってしまうと判断がつかなくなることもあるため、制限時間に惑わされることなく、一文ずつしっかり読んで解くのがポイントですよ。

例題④煙突の見え方問題

煙突の見え方問題は、画面に表示された煙突の図面を見て、制限時間20秒のなかで答える空間把握の問題で、出題は1問のみです。

まず、4本の煙突を真上から見た図が表示されます。またこの図には、「煙突をどこから見ているか(視点)」が明示されています。指定された視点に立って真横から煙突を見た場合、どのように見えるかを答えなければなりません。

ポイントになるのは遠近感です。視点に近い煙突は大きく、視点から遠い煙突は小さく見えますよね。また煙突と煙突の間の距離も、判断基準の一つになります。

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キャリアアドバイザー

真上からの図において、視点を中心にしたときの煙突同士の角度に注目すると、横から見た状況が分かりやすくなりますよ。

例題⑤積み木問題

積み木問題は、積み木が積んであるように見える立体図に対して、正面や側面から見た図が「現実にあり得るものか、そうでないものか」を判断する問題です。

まず、積み木のようなカタマリが積み上げられた立体図が出題されます。これに対して、正面から見た図、左から見た図、右から見た図、上から見た図など、4種類の平面図が提示され、このなかから有り得ないものを選択するのです。

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キャリアアドバイザー

積み木問題を攻略するには、スペースの位置に注目し、スペースの位置が立体図と異なるものを選択するのがおすすめです。

eF-1G突破のカギは頭の回転の速さ! 発想力&思考力の2軸で鍛えよう

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就活生

例題を見ると、特別難しいというわけではなさそうですね。

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キャリアアドバイザー

そうですね。ただ、制限時間内に解こうと思うと、頭の回転の速さが求められますよ。

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就活生

頭の回転って、対策できるものなのですか?

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キャリアアドバイザー

柔軟な発想力と思考力を中心に対策することはできます。ここから解説していきますね。

eF-1Gはどの問題も、時間制限が厳しいため、正確に解くためには頭の回転の速さが求められます。短時間で回答を導き出すためには、発想力と思考力を鍛えると効果的です。

社会人になっても求められるスキルなので、eF-1G対策を兼ねてしっかり伸ばしておきましょう。

また、短時間で何らかの答えを出したい時、焦りが発想や思考の邪魔をすることもありますよね。問題に対してすぐ答えることに慣れておくと、eF-1G受検の際に落ち着いて考えられます。対策や準備をおこなう際は、時間を意識することも忘れないようにしましょう。

eF-1Gに活かせる! 社会で求められる【発想力】の5つの鍛え方

発想力は、eF-1G受検のときだけでなく社会人として仕事をしていく上で必ず活かせる能力です。もちろんeF-1Gには必須のスキルでもあるため、就活をするにあたってぜひ鍛えておきたいですね。

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発想力を鍛えるためには、まず発想の素材を手に入れなければなりません。さらにそれを課題に合った形でアウトプットできるような訓練が効果的です。

①さまざまな分野の情報をインプットする

発想力を高めたいときは、発想の素材となるさまざまな分野の情報を、たくさんインプットする必要があります。

私たちが日常で触れる情報は、勉強や部活で触れる分野や趣味の分野など、ある程度カテゴリーが絞られてしまうものです。したがって、多種多様な分野の情報をインプットするためには、意図的に、普段は触れないような分野に触れてみる努力をしなければなりません

具体的な方法としては、ジャンルを問わず本を読むこと、新聞に目を通したり、国内外のニュースに触れることなどが挙げられます。読書は知らない情報を手に入れるための実に効果的な方法です。

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今まで経験したことのない、まったく新しい趣味を始めることでも、今まで知らなかった情報が手に入りますよ。

②普段話さない人と交流して多様な価値観に触れる

普段は話をしないような相手と交流をもつことでも、発想力を鍛えられます。

誰しも、自分とある程度価値観が共通していたり、考え方や知識の幅が似通ったりしている人となら、話をしやすいものです。しかしそれでは、自分と近しい人が持っている価値観から抜け出し、まったく新しいものに触れることはできません

あえて話をしないような相手だからこそ、交流を持てば多様な価値観に触れられます。これまであまり仲良くしてこなかったクラスメイトなどはもちろん、滅多に会わない親族もおすすめの相手ですよ。

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セミナーやワークショップなどのイベント・ボランティア活動に参加したり、サークルやコミュニティに所属したりすることでも、新しい人間関係を開拓できますよ。

③さまざまな人の意見に耳を傾け自分の考えをまとめてみる

人と交流をする時、思わず自分が話すことに集中してしまう人もいますが、発想力を鍛えたい場合はあえて聞くことに注力するのもおすすめです。さまざまな人の話を聞くと、多様な価値観に触れることができ、自分の考えをまとめることに役立ちますよ

自分が話すことに注力してしまうと、自分の価値観に焦点が当たりすぎてしまうため、せっかく話をした相手の価値観や、自分との違いがなかなか見えてきません。

相手の話を聞くことに集中したうえで、相手の主張を把握し、整理しましょう。

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人の話を聞いたうえで、自分自身はどう思うかをノートや日記、テキストなどでまとめてみると、自分の考えが明確になってきます。

④既存の2つ以上のものを組み合わせて新しいアイデアを考えてみる

新しいアイデアを思いつくために、「既存の2つのものを組み合わせる」という方法はよくおこなわれています。たとえば「電話とカメラ」「運動と音楽」「本屋とカフェ」などが代表例です。

まったく関係のない2つのものの間に、どのような共通点や関連性があるのかを考えることは、eF-1Gにおいては単語の連想問題などで特に役立ちます。単語の連想問題は、そもそも関連のない2つの単語の間に関連性を見出し、穴埋めをするものだからです。

また2つのものを結びつけるためには、たとえば「カメラを電話で代用する」といった発想も必要になるため、代用品を多く答えなければならない単語の列挙問題においても効果的です。

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普段から「2つのものの間に何らかの関連性がある」と考えることに慣れると、いざeF-1Gで発想力を試される問題が出ても焦らず取り組めますよ。

⑤失敗を恐れずトライ&エラーを繰り返す

うまくいかなかったとしても、トライ&エラーを繰り返すことで上達するため、すぐにあきらめないことが大切です

何か一つのことを思いついても、後になって、思ったよりも良いアイデアではなかったことに気付くかもしれません。また、そもそも何らかのアイデアを出そうと頑張っても一つもアイデアが出てこないこともあります。

しかし、「アイデアが出てこなかったから、もうダメだ」「頑張っても意味がない」などと考えるのは、とてももったいないことです。

最初のうちは特に、短時間で思いつかない場合もあります。しかし練習であれば、ある程度長時間をかけても良いですし、友人と相談するのもおすすめです。

吉川 智也

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「正解のない課題」に向き合う社会で大いに役立つ

eF-1G対策のために鍛えた発想力は社会に出た後もさまざまな場面で役に立ちます。発想力は言い換えると「新たな視点で見たり考えたりできる力」とも言えます。

この力があると、今まで常識的に「正しい」と考えられていたことに疑問を投げかけ、新しい価値観を生み出したり、逆に「間違っている」とか「そこに答えはない」と考えられているものに対して「本当にそうかな」と考え、別の視点から見ることで可能性を発見したりできます。

これからの社会はこれまで以上に「正解のない課題に向き合う」という場面が予想されます。従来の常識や固定観念に縛られたままでは行き詰まってしまうこともあります。発想力はその状況を打開する力になり得るのです。

逆に発想力がないと「◯◯でなければならない」という固定化された考え方に縛られやすくなります。もちろん発想力がなければ社会で活躍できないわけではありませんが、その力を伸ばしておくと今後さまざまな場面で役に立つので、今鍛えておいて損はありません。

eF-1Gに活かせる! 社会で求められる【思考力】の4つの鍛え方

eF-1Gでは、思考力の豊かさもスコアを左右するポイントです。

思考力というと、幅広い内容を指しているように思われますが、要は情報収集と分析・処理の能力や、判断力・決断力、論理的思考の有無などを指しています。ここからは思考力を鍛える方法を解説していきます。

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限られた出題の内容から必要な情報を集め、得た情報を正確に処理し、正答にたどり着くために役立つのが思考力です。

①ニュースや身の回りのできごとをよく観察する

さまざまなことを考えられるようになるためには、まず何よりも、身の回りのできごとをよく観察することが大切です。

観察をすると、推理小説の探偵のように、言語化されていないものが見えやすくなります。

また、身近なニュースや出来事をよく見るだけで「なぜ、○○は△△になったのだろう?」「これは、どういう理由だろう?」と思うことも出てくるはずです。

気になったことはすぐに調べるようにすると、今までになかった新しい知識が身に付き、新たな思考の材料が手に入ります。思考の材料が増えると、考えられることも増えていくため、まさに好循環といえますね。

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物事を考える癖がつけば、頭の回転はどんどん速くなっていきますよ。

②疑問に感じたことについて自分の考えをまとめる

日常のなかには疑問がたくさん潜んでいます。ニュースを通して、あるいは身の回りのできごとで疑問に思うことがあれば、ただ調べるだけにとどまらず自分の考えをまとめてみましょう。

自分の考えをまとめるのは、頭のなかの整理につながる行動です。考えをまとめるまでは思考がバラバラで、因果関係さえもあいまいなことがありますが、言葉にしてまとめることで、問題の本質が何なのかが見え、答えも出しやすくなります。

また自分なりにまとめることで、関連する事柄についてさらに深く理解でき、新しい視点が身に付くこともあります。時には新しい疑問が生じ、さらに掘り下げることにつながるかもしれません。

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自分の考えをまとめることで身に付く論理的な思考力は、eF-1Gの地図問題や煙突問題などで正誤を見分けるために必須の能力です。

③日常会話ではなく「ディスカッション」する機会を作る

友達や家族と日常会話をするだけではなく、あえて1つのテーマについてディスカッションをすると、思考をより深めることができます。

日常会話においては、実はディスカッションがおこなわれることはほとんどありません。なぜなら、日常会話で重視されるものは親愛的なコミュニケーションだからです。親愛度を高めるためのコミュニケーションでは、対立的なやりとりは好まれないため、議論を戦わせる機会は少ないといえます

日常会話と違い、ディスカッションは論理的に意見を述べ、さらに相手の意見を聞くことができる機会です。

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相手の意見を理解したり、自分の主張を補強したりするために、たくさんのことを考えなければならず思考力が鍛えられますよ。

④1日の終わりに自分の行動を客観的な視点で振り返る

寝る前に一日を振り返り、今日の自分の行動が思考とアイデアに満ちたものであったかどうかを考えてみましょう。この時、他人の目線で見るような客観性をもっておくと正確な分析ができます。

一日を通して、完璧な生活ができる人はいません。そのときは全力を尽くし、できる限りのことをしたかもしれませんが、後から思い返せば「こういう方法をとれば良かった」「もっと、こんなふうにすれば良かった」と思うようなこともあるはずです。

もし判断をミスしたことや、発想が足りなかったことが見つかったとしても、決して悪いことではありません。後から「こういう方法もあった」と振り返っておくことが、 eF-1Gで類似した発想が必要になった場合に役立ちます

成瀬 遼

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物事の本質を見極めたり論理的に整理する力が社会で役立つ

思考力は、さまざまな「考える力」が複合的につながり合ってできています。たとえば論理的思考(ロジカルシンキング)や批判的思考(クリティカルシンキング)などは思考力の中心的な部分と言えますし、発想力と重なっている部分もあります。

社会で働いていると、これらの力が求められる場面が数多くあります。たとえば、一見バラバラに見える情報を限られた時間の中でまとめ整理することは、市場分析やプレゼン資料作成には欠かせませんが、論理的な思考力がなければできません。

また、優れた思考力があれば課題が発生した時パニックにならず「今、何が問題になっているんだろう」「本当にこれが問題なのか」と考え、物事の本質を見極めて適切な対応を選ぶこともできます。

このように、思考力は社会で活躍する上で非常に役立つ力なので、ぜひ今から鍛えておきましょう。

これで差を付けよう! eF-1Gのスコアを上げるための4つの対策

eF-1Gのスコアを上げるための4つの対策

eF-1Gのスコアを上げるには、事前にeF-1Gに関連する対策をしておくことが重要です。

事前に対策をせずにeF-1Gを受検しても、思ったような成績は取れません。eF-1Gは適性検査としては独自性が高く、他でなかなか類を見ない問題が出題されるためです。

慣れないタイプの問題であることに加えて、時間制限が厳しく、初めての受検で戸惑ってしまうことも少なくありません。

問題を見て大きく動揺しないよう、次のような対策をとっておきましょう。

①類似問題の多いSPI問題集で問題に慣れる

eF-1G対策のための問題集や例題は、Web上などにまとめられていることはあるものの、まだまだ情報が少ないのが実情です。そこで、類似問題も含まれるSPIの対策用問題集を解き、問題に慣れることをおすすめします。

SPIは、従来就活で使われてきた適性検査の一つです。SPIは1960年代に開発された歴史の長いテストで、その後何度かバージョンアップしながらも利用が続けられているため、対策用の問題集もたくさん発売されています。

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基礎的な学力や論理的な思考力が問われるところや、時間配分が求められるところなどが似ているため、SPIの問題がeF-1Gの参考になるところもたくさんありますよ。

SPIで高得点を獲るための対策はこちらの記事で解説しています。

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②他の企業でeF-1Gを受検する

本命企業以外で選考にeF-1Gを取り入れている企業を調べ、本命の企業の前に、他の企業の選考でeF-1Gを受検してみる方法があります。

Web上で例題を調べることも、SPI問題集で対策をすることも重要ですが、eF-1Gの実物を見て難易度や時間制限を体感することは、何よりのヒントになります。一度問題を見ておくことで、どのような対策ができるか、たくさんの対策が必要かどうか、といったことがつかみやすくなりますよ。

また問題の傾向がよりリアルにつかめていることで、本命企業の選考でeF-1Gを受検するときは、落ち着いた気持ちで問題を解くことができるでしょう。

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時間制限の厳しいテストでは気持ちの落ち着きが正答率を左右することがあり、内容や問題の量がつかめていることは大きなアドバンテージとなります。

③模擬試験をする際は制限時間を意識する

eF-1Gの模擬試験を実施する際は、常に制限時間を意識するよう心掛けましょう。

制限時間の厳しさは、eF-1Gが難しいといわれる大きな理由の一つです。どの問題を解くにも長い時間は使えないため、焦りから点数を落とす原因にもなります。

そのため、eF-1Gでは、練習問題を解くときから時間を測っておくのがおすすめです。現状、eF-1Gの模擬試験として実施されているオフィシャルなものはないため、eF-1Gの例題を集め、たくさんの問題を短時間で解く工夫をしましょう。

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問題ごとに指定された制限時間をチェックし、ストップウォッチなどを使って時間内に解くようにすると効果的です。

④受検環境や体調を整える

eF-1Gは自宅で受検できるテストです。受検の際は、周囲の環境や体調を整えた上で実施しましょう

パソコンやタブレットを使って受検をする際、身の回りに集中力を欠くものがあるとeF-1Gをスムーズに進められない可能性があります。受検時、スマートフォンの電源は切るか、音が出ないようにして目に触れない範囲に置くと安心です。受検をする端末の通知も、切れるものは切ってしまうと良いですね。

また体調に不安があるときは、eF-1Gの受検を見合わせ、体調の良いときに受検するのがおすすめです。eF-1Gは受検の期間が決められていますが、早めに受検するよう予定しておくと、予定の日に体調を崩してしまった場合は期間内で先延ばしができますよ。

吉川 智也

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専門家のアドバイスは効率的な準備につながる

対策として早い段階からエージェントなどの専門家に相談するのがおすすめです。なぜかというと、エージェントは豊富な経験を元に、就活全体を見てその時期に応じた力の入れどころなどをアドバイスしてくれるからです。これは大学受験対策と予備校の関係に通じるところがあります。

就活は、スケジュール全体を見通して効率的に準備に取り組むことが大切です。志望する企業がeF-1Gを採用しているからといって、この対策に時間をかけ過ぎて、自己分析やエントリーシート(ES)作成、面接練習などが不十分になってしまってはいけません。

特にeF-1GはSPIや玉手箱といったメジャーな適性検査に比べ、問題集や過去問が見つかりにくく対策に苦労しやすいので予想以上に時間がかかってしまいます。eF-1Gで高得点を取ることが目的ではなく、志望企業の内定を獲得することが大切なので、そこに向けて適切な力配分で準備ができるようにアドバイスしてもらいましょう。

また、エージェントは常に就活に関する情報収集をしていますから、eF-1G自体についても情報提供をしてもらえることが期待できますよ。

eF-1Gについてのよくある質問に回答!

eF-1Gについては、さまざまな疑問が寄せられています。とりわけeF-1Gはまだ歴史が浅く、どのような試験なのかについても、詳しい情報が公開されていません。対策をしようにも、何をしたら良いかがわからずに戸惑ってしまう人も多いですよね。

そこで、eF-1Gに関してよく聞かれる質問にキャリアアドバイザーがお答えします。eF-1Gの試験対策や、心構えをする際に役立ててください。

eF-1Gは対策できますか?

eF-1Gは、こまめに情報収集をおこなうことで対策のできるテストです。

eF-1Gに関する対策問題集や過去問は、残念ながら今のところ、そこまで出回っていません。そのため対策のやり方が分からない、対策そのものができない、と不安になる人が多いのです。

しかしすでにeF-1Gを受検した人からは少しずつ情報が集まりつつあります。本記事でも紹介してきたように、問題の種類や制限時間が明らかとなり、例題を掲載しているWebサイトなども増えてきました。しっかりと情報を集めることで対策は可能になってきています

不安な場合はeF-1Gでの適性検査を実施している企業にエントリーし、実際にeF-1Gを受検してみるのもおすすめですよ。

eF-1Gの合格ラインはどのくらいですか?

eF-1Gの合格ラインは企業によって異なります。一般的には、正答率5割~7割で合格ラインに達すると考えられていますが、企業側からeF-1Gの合格ラインが公開されていることはほとんどありません

そもそもeF-1Gは、学力だけのテストではない、ということも合格ラインをわかりにくくする要因の一つです。能力検査に加えておこなわれる性格診断の結果によって、合格ラインを越えることもあれば、そうでないこともあります。判断基準そのものが企業によって違うため、学生側での判断は難しいですよね。

こうした不確定な要素も頭に入れながら、まずは能力検査での正答率5~7割というラインを目指し、eF-1G対策をおこなうことをおすすめします。

eF-1Gの概要と対策法を押さえて突破にむけた行動を始めよう!

eF-1Gは、確かに難易度が高い試験です。しかし決して、対策のできない試験ではありません。確立されている対策方法は少ないものの、概要を把握し、例題を集めて解けば、eF-1Gの本番で見たこともないような問題に焦ってしまうことは少なくなるでしょう。

また、eF-1Gを突破するには日頃の行動も大切です。発想力や思考力が鍛えられるよう、常に自分の思考を整理したり、1日の終わりに考えを書き留めたりと工夫をしてみてくださいね。

eF-1G実施までの期間が短くても大丈夫です。今日すぐにできるところから、eF-1G対策を始めましょう。

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