適性検査で落ちる人が絶対やるべき6つの対策|原因や回答法も解説

この記事のアドバイザー

油断は禁物! 適性検査で落ちる原因 は〇〇だった!

目次

  1. 適性検査で落ちる人は多い! 落ちてしまう原因を一つずつ解消しよう
  2. そもそも適性検査とは? 落ちることがある理由を確認しよう
  3. 適性検査は大きく2つの検査がある
  4. 公平な評価ができるとして企業も重視している
  5. 通過率は企業によって異なるがかなり絞られるケースも
  6. 適性検査で落ちる原因は? 能力・性格検査別に解説
  7. 能力検査①問題の傾向や解法を理解できていない
  8. 能力検査②暗記で解ける内容を覚えられていない
  9. 能力検査③問題を解くことに慣れていない
  10. 能力検査④適切な時間配分ができていない
  11. 性格検査①企業と相性が合っていない
  12. 性格検査②回答に嘘や矛盾がある
  13. 性格検査③極端な回答をしている
  14. 【事前準備編】適性検査で落ちないための6つの必須準備
  15. 能力検査①問題の種類と出題傾向を把握しておく
  16. 能力検査②1つの問題集を何度も解く
  17. 能力検査③苦手分野を重点的に解く
  18. 能力検査④問題の種類ごとに時間配分を決めておく
  19. 性格検査①自己分析をして自分のことを理解する
  20. 性格検査②受ける企業の社風や働き方を調べておく
  21. 【本番編】適性検査で落ちないための回答のコツ5選!
  22. 能力検査①未回答をなくす
  23. 能力検査②わかる問題を優先して解く
  24. 性格検査①素直に回答する
  25. 性格検査②最低限の常識やマナーから外れないようにする
  26. 性格検査③回答に一貫性を持たせる
  27. 適性検査に落ちたときは「次」に目を向けることが最重要!
  28. 適性検査で落ちる理由を理解して対策指針に活かそう!

適性検査で落ちる人は多い! 落ちてしまう原因を一つずつ解消しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「適性検査で落ちることはあるのか知りたいです」
「適性検査で落ちてしまいました……どんな対策をすれば受かるのでしょうか」

選考が本格化するなかで、就活生からこのような声を聞くことが増えてきました。就活の選考において用いられることの多い適性検査ですが、どうすれば受かるのかと不安を抱いている人もいるでしょう。

適性検査を突破するには、まずはどういったケースで落ちることがあるのか、その実例と原因を正しく理解する必要があります。

この記事では、能力検査と性格検査の両面から落ちる原因と対策方法について解説していきます。適性検査の対策がわからない人や苦手に感じている人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

適性検査で落ちる人がやるべき6つの対策!落ちる人の傾向や対策法も解説【就活】

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そもそも適性検査とは? 落ちることがある理由を確認しよう

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就活生

適性検査ってどのくらい重要なものなのでしょうか? 面接対策のほうが大切ですよね?

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アドバイザー

そう考える学生が多いですが、油断は禁物ですよ。適性検査を重視している企業は多く、ここで学生を一気に絞り込むケースも珍しくありません。

適性検査とは、企業が応募者が持つ本来の性格や基礎能力を客観的に把握するためにおこなう検査のことです。特に新卒採用では、まだ職務経験がない応募者の「ポテンシャル」や「職務適性」を判断する手段として広く活用されています。

適性検査で落ちてしまうのは、単なる点数不足だけが原因ではありません。検査の目的や構成を知らずに受けてしまうと、自分の力を十分に発揮できないまま評価が下されることもあります。

まずは、適性検査の基本と企業側がなぜ重視するのかについて整理していきましょう。

適性検査は大きく2つの検査がある

適性検査は大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の2つで構成されています。それぞれ測っているものがまったく異なるため、受検する前にどのタイプの検査がおこなわれるのかを把握しておくことが重要です

企業によっては両方を実施するケースもあれば、どちらか一方のみを用いる場合もあります。それぞれの検査が「何を見ているのか」を理解しておけば、無駄な不安を減らし、効率的に準備ができるはずです。

能力検査

能力検査とは?
  • 能力検査:業務遂行上必要不可欠な知的能力や論理的思考力を測る検査

能力検査はおもに「言語」「非言語」の2分野に分かれ、種類も1つだけでなく筆記試験やWeb形式などさまざまあります。

言語では語句の意味や話の要旨をきちんととらえられる力を測る問題が多数出題されます。また、非言語では数学的な処理や論理的思考力を測る問題が出題されます。

能力検査の種類
  • SPI
  • CAB
  • 玉手箱
  • GAB

以下に各能力検査の詳細や対策方法を解説している記事をまとめましたので、あわせてチェックしておきましょう。
SPI:7つの手順で必ず高得点! SPI勉強法を分野別・形式別に徹底解説
CAB:Web-CAB対策方法5選を紹介|科目別の勉強法を例題付きで解説
玉手箱:玉手箱の言語問題を解くコツ|特徴を掴めば攻略は可能
GAB:Web-GAB受験者は必読!スコアアップの3つのコツと問題例

性格検査

性格検査とは?
  • 性格検査:日常の行動や考え方、人柄、向いている組織などを把握するための検査

性格検査では、入社後の企業風土に適合性があるかどうかや、チームワークをもって社内で協調性を発揮できるかどうかといった点をおもに判定材料としています。

能力検査と違って回答に困るものではありませんが、書類選考のみならず面接の場面や入社後の配属・育成の場面まで使われることがあるという点は押さえておきましょう。

なお、就活生の内面などをより深掘りして確認するために、「TAL」という潜在的な人間力を測ることができる適性検査を実施する企業もあります。TALについてはこちらの記事が参考になりますよ。

関連記事

適性検査「TAL」の攻略ガイド|検査内容と回答ポイントを徹底解説

適性検査を設ける企業の中には、TALと呼ばれる適性検査を課すケースもあります。TALは絶対の正解があるものではなく、対策が難しい検査になるため、事前に傾向を理解しておくことが大切です。この記事ではキャリアアドバイザーが例題を用いて解説します。

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適性検査「TAL」の攻略ガイド|検査内容と回答ポイントを徹底解説

公平な評価ができるとして企業も重視している

企業が選考で重視する項目

企業が適性検査を導入する最大の理由は、「応募者を客観的・公平に評価する」ためです。特に新卒採用では、応募者全員に職務経験がないため、ポテンシャル採用として適性検査の結果を参考にする企業が増えています

実際、就職みらい研究所が2024年に全国の大学生・大学院生を対象として就職活動の振り返りについて調査した 『就職白書2025』データ集 によると、企業が採用基準で重視する項目として、企業の39.9%が「性格適性検査の結果」を、29.5%が「能力適性検査の結果」を重視していると回答しています。

そのため、適性検査を単なるテストと軽視してしまうのはもったいないのです。

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特にエントリー数が1,000件を超える人気企業では、履歴書やエントリーシート(ES)をすべて目を通すのは非現実的です。そうした場合、適性検査のスコアである程度絞り込み、面接する候補者を選抜します。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!企業が適性検査を実施する本当の理由

吉川 智也

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吉川 智也

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客観的に評価をするために企業は適性検査を重視する

企業が適性検査を重視する理由として、客観的に学生を評価したいという意図もあります。人の目を通して学生の人間性を判断すると面接官の主観が生じるため、ときには公平な評価が難しくなります。また、複数の面接官がいる場合は評価基準にばらつきが出てしまうことも起こり得ます。

しかし適性検査をおこなうことで、企業が重視する人間性や志向性を数値化することができます。点数として可視化することで、公平かつより客観的な判断を下すことができるのです。

会話からは気づきにくい資質や能力が適性検査では把握できる

また、適性検査ではESや面接では見えづらい学生の資質や能力がわかるといった側面もあります。

面接などの限られた時間のなかでは、学生によって話すエピソードの種類や時間の長さが異なるため、企業が求める情報をすべて得ることはなかなか難しいでしょう。また、面接官の器量によっては聞くべき情報をうまく学生から引き出せないこともあります。しかし、適性検査では企業が評価項目に入れている資質を均等に測定するため、学生の資質や能力を平等に把握することができます。

このように、適性検査は人力の選考のみでは判断できないものを補完するといった役割もあり、重宝する企業が多いのです。

通過率は企業によって異なるがかなり絞られるケースも

適性検査の通過率は企業によって大きく異なります。形式的に実施されるだけでほとんどが通過するケースもありますが、学生を一気に絞り込む手段として適性検査を実施する企業も多くあります

さらに、SPIや玉手箱の点数が一定基準に満たないと、自動的に不合格になる仕組みを採用している企業もあるため、「ESや履歴書で勝負しよう」と思っていたとしても、その前に門前払いとなる可能性があるのです。

通過率が低い傾向にある企業の特徴
  • エントリー数が多い大手企業
  • 外資系など応募者に高いレベルの能力を求める企業
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適性検査は最初の関門であり、軽視してはいけない選考プロセスです。しっかりと特徴を理解し、準備を重ねることが大切ですよ。

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適性検査で落ちる原因は? 能力・性格検査別に解説

適性検査で落ちる理由
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就活生

先日、とある企業で適性検査を受けたんですけど、結果的に面接に呼ばれず、たぶん落ちたんだと思います。何が悪かったのかもよくわからなくて……。

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それは悔しかったですね。適性検査で落ちる理由は「能力検査」と「性格検査」でそれぞれ違います。どちらも「自分をきちんと理解しているか」「適切な準備ができているか」が問われるポイントなんですよ。

適性検査で落ちてしまう理由は、「実力不足」だけではありません。出題傾向への理解不足や事前練習の不足、性格検査でのミスマッチや回答の一貫性の欠如など、さまざまな要因が重なって不合格となるケースがあります。

ここからは、能力検査・性格検査それぞれで見られる典型的な落ちる原因を具体的に解説していきます。「自分はどこでつまずいていたのか」に気づくヒントにもなるので、一つずつ確認してみましょう。

能力検査①問題の傾向や解法を理解できていない

能力検査は短時間で非常に多くの問題を解く必要がありますが、あらかじめ問題の傾向や解法を理解できていないとスムーズに解答ができず時間切れとなってしまいます。

また、能力検査は毎回どんな問題が出るかはわかりませんが、問題傾向はある程度決まっています。そのため、志望企業の能力検査の問題の傾向を正しく把握して、それに合わせた最適な解法を理解しておくことが大切です

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問題の傾向や解法を理解することはもちろんのこと、能力検査には時間制限もあるので時間も意識して解けるようにしておきましょうね。

能力検査②暗記で解ける内容を覚えられていない

能力検査は基本的に問題パターンに対して最適な解法を理解し、それを当てはめていくという作業で乗り越えられますが、なかには暗記で解ける内容もあります。

たとえば国語の言語関係の問題であれば、パターンというよりは意味を暗記することで、時間をかけることなくスムーズに解くことができます。

時間を無駄にしないためにも、暗記できる問題は暗記しておくようにしましょう

暗記で解ける問題例
  • 言語:反意語
  • 言語:語句の意味
  • 非言語:公式を当てはめると解ける問題

能力検査③問題を解くことに慣れていない

能力検査の問題傾向はある程度決まっているため、問題数をこなしていれば自然と解くことに慣れ、本番でも解けるようになります。

また、いくら公式や解法を覚えていたとしても、それをすぐに使うことができないと意味がありません。能力検査を突破するコツは時間をかけて正確に解くというよりも、問題を見た瞬間に自分のなかで自然と解法が出てくるくらいに問題を何度もこなすという点を理解しておきましょう

能力検査④適切な時間配分ができていない

能力検査は限られた時間のなかで、数多くの問題を解かなければなりません。そのため、1つの問題にかけられる時間は限られています。

しかし、時間を意識せずに一つひとつ丁寧に計算をするなどの方法で解いていては時間内にすべてを終えることは難しいです。このように適切な時間配分ができていないことも、能力検査で落ちてしまう原因になります。

能力検査を突破するには、テンポよく回答すること、そしてより多くの問題を解くことが重要です。特に、Webでの能力検査であれば解くスピードや正答率によって問題のレベルが変わってくるため適切な時間配分を意識しましょう。

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能力検査で高得点を獲得してアピールにつなげるには、解くスピードと正答率を担保する必要があります。日頃からテンポよく回答できるように練習しておきましょうね。

性格検査①企業と相性が合っていない

性格検査では、回答から導き出されたあなた自身の特徴が企業が求めている人物像から大きく外れていないかという点が大切になります。つまり、あなた自身が企業との相性が合っていない場合、落とされてしまうこともあります。

たとえば、性格検査で導き出されたあなたの特徴が「組織で協調性を重んじる」タイプである一方で、企業側は「個の創造性を発揮する」ことを重視している場合だと相性が合っていないため性格検査で落とされる可能性もあるということです。

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性格検査を受ける際は、その企業の求める人物像や目指す方向性を把握しておくと良いですよ。

性格検査②回答に嘘や矛盾がある

性格検査では多くの質問に回答をしていきますが、そのなかで何度か似たような質問をされることがあります。

その際に、すでに回答した内容と異なる回答をした場合に矛盾が生じてしまい嘘をついていると判断されることがあります。これを防ぐには、素直に回答することを心掛けて一貫性のある回答をしていくことが大切です

就活で嘘をつくリスクについてはこちらで解説しています。

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性格検査③極端な回答をしている

性格検査で極端な回答をしていると落ちてしまうことがあります。特に「あなたはこれまで一度も~ない」といった強い否定の入った質問がある際は要注意です。

極端な回答につながりやすい質問例
  • これまで一度も嘘をついたことがない
  • これまで勉強をサボったことはない
  • 人の悪口を一度も言ったことがない
  • 人との約束を破ったことは一度もない

自分を良く見せようと思うあまり、強い否定の入った質問に対して「Yes」という回答をしてしまうと、極端すぎる回答から虚偽の回答をしていると判断されてしまうかもしれません

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性格検査で落ちないためには、特別な対策はそれほど必要ありません。何度も言っているように、素直に一貫性のある回答を心掛けましょう。

性格検査の落ちる原因をさらに詳しく知りたいという場合は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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性格適性検査で落ちる6つの理由|実施理由から対策まで解説

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!回答のコツとしては何がある?

加藤 大智

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適性検査は時間をかけすぎず回答しよう

適性検査に落ちてしまう人の傾向として、時間をかけすぎてしまうパターンも見受けられます。

学生の性格や価値観を多角的な視点から判断するため、質問項目が非常に多いのが適性検査の特徴です。しかし、制限時間に余裕があるわけではないため、一つひとつの質問に時間をかけすぎると、制限時間をオーバーしてしまうこともあるでしょう。

回答に偏りが生まれないように注意が必要

ほかにも、特定の項目で著しく点数が高かったり低かったりすることも要注意です。たとえば、ストレス耐性が低すぎないか、感情的な面が強すぎないかといった点で判断されることも多いです。

悲観的か、楽観的か、意見に流されやすいか、など社会人として問題なく仕事をこなすことができる精神面を持ちあわせているかも確認されます。誰しも感情的な面やストレスを感じる面を持ち合わせていますが、それらが目立ってしまうと、企業から扱いづらいのではないかと感じられてしまう可能性もあります。

素直に回答することは大切ですが、あまりに極端な回答にならないよう意識できると良いですね。

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【事前準備編】適性検査で落ちないための6つの必須準備

適性検査で落ちないための対策
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就活生

適性検査をする目的や、落ちてしまう原因は理解することができました。ところで、適性検査の対策というのはどういったものがあるのでしょうか。

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理解できたならよかったです。適性検査に対する対策もさまざまなものがあるので、検査の種類別に伝えていきますね。

適性検査で落ちないようにするためには事前準備がとても大切です。ここからは検査別に対策法を伝えていくので、しっかりと理解していきましょう。

能力検査①問題の種類と出題傾向を把握しておく

能力検査は大きく「言語(語彙・論理)」と「非言語(計算・図形・表読み取り)」に分かれており、それぞれの領域で頻出パターンがあります。加えて、SPI・玉手箱・GABなど、企業によって使われる検査形式が異なり、出題傾向や難易度もバラバラです。

まずは、自分が受ける企業の適性検査の形式を調べることが第一歩です。そのうえで、形式ごとの頻出問題を理解し、解法をインプットしておきましょう

問題の種類と出題傾向を把握する方法
  • 企業の採用サイトをチェックする
  • 就活経験者の体験談をチェックする
  • 就活情報サイトを確認する
  • 適性検査の対策本・問題集で形式を確認する
  • YouTubeなどで実際の出題画面を見ておく
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問題集やインターネットでは頻出質問が載っていることが多いので、参考にしてみましょう。

能力検査②1つの問題集を何度も解く

適性検査対策は、何冊も問題集を解くより、1冊を極めるほうが効果的です。出題形式がある程度パターン化されているため、同じ問題を繰り返し解くことで、解き方が定着し、処理スピードが格段に上がります

効率的な学習方法
  • SPI形式の問題集を1冊決め、3周以上繰り返す
  • 間違えた問題には付箋を貼り、翌日再挑戦
  • 通学時間・スキマ時間に1日30分だけでも継続
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種類ごとに1冊の問題集を購入して完璧に解けるようになるまで何度も解いておくようにしましょう。1日30分でも良いので継続的に問題に触れておくことがおすすめですよ。

能力検査③苦手分野を重点的に解く

苦手を放置したままだと、検査本番で焦りにつながり、ケアレスミスが増えます。本番前に自分自身が詰まるポイントを解消しておくことが大切です

苦手を克服する対策例
  • 計算が苦手:基礎の分数・割合・比率を復習(中学レベルの復習も◎)
  • 表の読み取りが苦手:グラフ問題に特化した問題集を活用
  • 時間が足りない:苦手パターンだけを10分演習で繰り返す
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特に非言語分野では、「速さ・割合・表の読み取り」が苦手な人が多いため、そこを中心にトレーニングしておくと得点効率がアップします。

能力検査④問題の種類ごとに時間配分を決めておく

能力検査は「いかに早く、正確に解けるか」がカギです。能力検査の種類によっては約40分で100問近くの問題を解くことが求められるため、時間をかけすぎると最後まで辿り着けず、大幅に点数を落とすことにもなりかねません

問題集によっては問題ごとに時間の目安が載っていることもあります。あらかじめ問題の種類ごとに「自分が何秒以内に解くべきか」を意識しながら練習しておくと、本番でも落ち着いて対応できます。

効果的な時間配分トレーニング方法
  • 1問30秒以内を目標に、ストップウォッチで測りながら演習
  • 苦手な問題は1問1分以内、得意な問題は20〜30秒以内を目指す
  • 模擬テスト形式で「制限時間内に完走できるか」も定期的に確認
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少しでも多くの問題をこなすためには、即答できない問題を切り捨てる判断も大事になりますよ。

こちらの記事では、SPIの時間切れを回避する対策方法やコツについてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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SPIの適切な時間配分|時間切れを回避するための10個の対策付き

SPIで時間切れを防ぐためには、問題の傾向を把握しておくことが大切です。今回はSPIの種類や時間、それぞれの特徴を紹介していきます。またキャリアアドバイザー監修のもとSPIで時間切れを回避するための対策も紹介していきます。SPIでの時間切れを回避する対策をして高得点を狙っていきましょう。

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SPIの適切な時間配分|時間切れを回避するための10個の対策付き

性格検査①自己分析をして自分のことを理解する

性格検査では、嘘をつかず素直に答えることが大前提ですが、その前に「自分がどんな価値観・思考傾向を持っているか」を把握しておかないと、一貫性のない回答になりやすくなります。

自己分析をしっかりおこなうことで、「企業の求める人物像と自分の強みがどの程度一致しているのか」も見えてきます

自己分析の方法例
  • 自分史を作る(幼少期〜現在までの経験を振り返る)
  • 他己分析(友人・家族に「自分の長所・短所」を聞いてみる)
  • 価値観マップや適職診断ツールを使う

自己分析の方法についてはこちらで解説しています。

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性格検査②受ける企業の社風や働き方を調べておく

自己分析をして素直な選択をすることは大事ですが、本当に行きたい企業の社風や働き方と真逆の回答をしてしまうと、落ちてしまう可能性が高くなります。

適性検査で落ちないようにするには、受ける企業の社風や働き方を理解し、そこから大きく外れた回答をしないようにすることを心掛けましょうね

企業の社風を把握する方法
  • OB・OG訪問をする
  • 会社ホームページ(HP)を見る
  • 会社説明会で質問する

なお、社風の調べ方についての具体的な方法は以下の記事にまとめています。これから社風を調べたい人はぜひチェックしてみてください。
OB・OG訪問をする:OB・OG訪問攻略ガイド|企業理解や選考に役立てるコツを解説
会社説明会で質問する:社風を科学しよう! 自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!適性検査はどう対策するのがベスト?

上原 正嵩

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問題集だけでなく模擬形式の問題にも取り組んでみよう

能力検査の対策では、基本的な問題集のほかにも模擬形式の参考書にも取り組むと良いでしょう。

能力検査では時間配分が肝となります。いくら得意分野を伸ばしたり苦手分野を克服しても、時間内に設問を解き終わらないと落ちてしまう可能性があります。そのため、ある程度問題を解けるようになってきたと感じた段階で、模擬形式の問題集で実際に時間を測って解いてみることをおすすめします。

また、普通の問題集ではすぐに解くことができた設問でも、模擬形式になると焦ってしまい解けなくなってしまうといったこともあり得ます。本番と同じ形式に慣れるために、模擬問題のような実践的な勉強も進めておきましょう。

性格検査は対策しすぎないこともポイント

性格検査では、対策は自己分析と企業研究にとどめておくことがベストです。あまりにも対策しすぎてしまうと不自然な回答になったり、面接での受け答えが性格検査の内容と異なり不信感を与えてしまうかもしれません。受ける企業の社風を意識しつつ、嘘はつかずに素直に回答することが何よりも大切ですので、かまえすぎずに適度な準備を心掛けましょう。

WEBテストを対策なしで臨むのは危険!
本番の問題を解いてみよう

WEBテストは「対策しなくても点数がとれるだろう」と油断していると、慣れない問題形式にとまどってしまう場合も。

WEBテスト対策がまだできていない人は「WEBテスト模試」実際の問題を受けてみましょう。言語と非言語の問題を網羅的に収録しているので、受けてみるだけで頻出質問の対策が簡単にできます

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【本番編】適性検査で落ちないための回答のコツ5選!

適性検査本番の回答方法

限られた時間のなかで多くの回答をしなければならない適性検査では、回答方法にもコツがあります。せっかく念入りに対策をしたのに、本番でうまく回答できずに成果を発揮できないなんてことは避けたいですよね。

ここからは、能力検査と性格検査に分けて適切な回答方法を解説します。本番前にしっかり押さえておきましょう。

能力検査①未回答をなくす

能力検査では、わからないから飛ばすのではなく、最後まで何かしら答えるのがおすすめです。わからないからといって未回答の場合は正解する確率はゼロになってしまうため、未回答は極力避けましょう。

迷ったときの判断軸
  • どうしても解けない場合は、1つの選択肢に絞ってマークし続ける(例:常に3番)
  • 答えが浮かばなくても、選択肢から消去法で2択まで絞って直感でマークする
  • 最後の5問など時間が足りない箇所は一括でマークを入れる癖をつけておく
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ただし、「わからない問題は回答しないでください」といった指示がある場合は誤謬率を測定している可能性もあるので、むやみに回答するのは控えましょうね。

能力検査②わかる問題を優先して解く

時間が限られている能力検査において、一問ずつじっくり回答している時間はありません。

タイムオーバーを避けるためにも、解けない問題に悩むのではなく「わかる問題」を優先して解くようにしましょう。わかる問題から優先して解くことで全体に時間の余裕がうまれ、結果として難しい問題に時間を充てられます

検査本番の具体的な進め方
  • 問題を見た瞬間に手が止まったら即スキップ
  • 1周目はわかる問題だけ解いて、残り時間で難問に挑戦する
  • 全体をざっと見て、自分の得意な形式から先に取りかかる
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「SPIのように問題が1問ずつしか表示されない場合は、「判断に5秒以上迷ったら次へ」などの自分ルールを決めておきましょう。1問にこだわりすぎないことが大事です。

性格検査①素直に回答する

「自分をよく見せたい」「企業の好みに合わせたい」という気持ちはわかりますが、作為的な回答は高確率でバレます。

性格検査は模範解答を探すテストではなく、自分らしさと企業との相性を見るためのものです。そのため、まずは素直に回答することを心掛けましょう。

性格検査で自分を良く見せようと嘘をつくリスク
  • 回答に一貫性に欠け、「矛盾あり」と判定され不合格になる
  • 偽った姿で合格=ミスマッチのため入社後にギャップに苦しむ
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素直な回答が結果的に自分に合う企業とマッチする近道です。性格検査は自分を売り込む場所ではなく、企業とすり合わせる場所と考えましょう。

性格検査②最低限の常識やマナーから外れないようにする

性格検査のなかには、「社会人としての基本的な価値観」を問う項目も含まれています。個性よりも、常識的な行動が取れるかが見られていると考えましょう

よくある「常識チェック系」の質問と回答例
  • 「期限は守る」→ Yes
  • 「嘘をついてもバレなければ問題ない」→ No
  • 「遅刻はあまり気にしない」→ No
  • 「他人に責任を押し付けることがある」→ No
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正直すぎる回答が逆効果になることもあります。あくまで社会で求められる最低限のマナーを意識して回答してくださいね。

性格検査③回答に一貫性を持たせる

性格検査で最も重視されるのが、回答の一貫性(整合性)です。たとえば、「協調性がある」と答えたのに、別の設問で「集団行動は苦手」と答えてしまうと、矛盾が生じて評価が下がる恐れがあります。

一貫性を保つための対策
  • 自分の心に従って素直に答える
  • 自己分析で「自分の強み・価値観」を明確にしておく
  • 「強く同意」「強く反対」など極端な回答ばかり避け、「やや同意」などを織り交ぜる

「どんな社会人として見られたいか」よりも、「自分が自然体で働ける環境はどこか」を軸に考えると、回答にブレが出にくくなりますよ

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何度も言うように、性格検査は「正解を探す」ものではありません。嘘のない、自分らしい回答が結果的に企業とのマッチング精度を上げてくれることを忘れないでくださいね。

適性検査に落ちたときは「次」に目を向けることが最重要!

ここまで、事前の準備や本番での回答のコツをお伝えしてきましたが、どれだけ対策を重ねても、結果がともなわないことはあります。特に性格検査においては、企業ごとに評価の基準や重視する人物像が異なるため、結果は「合う・合わない」の問題でしかない場合も多いのです

だからこそ、たとえ適性検査で落ちてしまったとしても、「自分が劣っているからだ」と必要以上に自分を責める必要はありません。

就職活動は、ひとつの企業に縁がなかったからといって終わるものではありません。世の中には数えきれないほどの企業があり、そのなかには、あなたの価値観や強みをしっかり受け止めてくれる企業がきっと存在しています。

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落ち込んでしまう気持ちは自然なものです。無理に前を向こうとせず、少し気持ちを整える時間をとったうえで、次どうするかを考えてみましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!適性検査に落ちて気分が持ち直せないときは?

酒井 栞里

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酒井 栞里

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落ちた原因の判断は難しい! 切り替えることが大切

適性検査で落ちてしまった時、本当に適性検査が原因だったかまではわかりません。選考では、基本的に適性検査の結果を教えられることはありませんし、不採用だった理由も公表されませんよね。

そのため、選考に落ちてしまったとしても、適性検査だけが原因だと特定することは難しいです。適性検査はあくまで選考結果を左右する要素に過ぎないため、あまり気に留めず、落ち込まないようにしましょう。

また、適性検査をどれほど重要視するかは企業によっても異なります。重要視する企業であれば、7〜8割の正答率が担保できなければ通過しないこともあるので、通過そのものが非常に難しいです。もしそのような環境で落ちてしまったとしたら、自分以外にも通過できなかった人は大勢いると考え、気持ちを切り替えられると良いですね。

加え、適性検査は企業との相性で判断されることも多いです。落ちてしまったとしても「仕方がなかった」と割り切り、自分に合う企業をほかに見つけられるように前向きに考えて次に挑みましょう。

適性検査で落ちる理由を理解して対策指針に活かそう!

適性検査で落ちるのには必ず理由があります。適性検査で落ちることを回避するためには、事前対策をして臨むことが大切です。

適性検査は問題傾向やパターンから対策することができるため、事前対策を重点的に実施することで落ちる可能性をグッと下げられますよ。

面接対策や企業分析など、就活でやることは多いですが、適性検査も重要な選考の1つです。油断せずに事前対策をおこなっていきましょう。

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