新卒の経理就職は資格取得が成功のカギ! 今からできる対策を解説

この記事のアドバイザー

学生時代にすべきことを解説! 新卒で経理に 就職するには◯◯が必須!

目次

  1. 新卒でも経理になれる! 今からすべき3つのことを知って就職成功を目指そう!
  2. そもそも経理とはどんな仕事? 経理に関する3つの基礎知識
  3. ①仕事内容|会社のお金や取引の流れの管理
  4. ②平均年収|400万円〜550万円前後
  5. ③キャリアパス|経営企画や役員を目指せる
  6. 新卒で経理配属を目指せる? 経理就職のリアルな実態をチェック
  7. 新卒で経理配属は目指せる
  8. 経理専用の採用枠が少なく競争率が高い
  9. 新卒でも実務経験を求められることが多く間口が狭い
  10. 経理には何が必要? 経理職に求められる5つのスキル・能力
  11. ①計算力や分析力
  12. ②コミュニケーション能力
  13. ③PCスキル
  14. ④自己管理能力
  15. ⑤誠実さと注意力
  16. 新卒で経理になるのは難しい? 知っておきたい2つのルート
  17. ①新卒で経理を募集している企業へ就職する
  18. ②他の部署に入社し経理への異動を目指す
  19. 新卒で経理に就職したいなら即実践! 学生時代にしておくと役立つ3つのこと
  20. ①日商簿記2級以上を取得する
  21. ②会計系のゼミに参加する
  22. ③会計系の長期インターンに参加する
  23. 簿記以外の資格で周囲と差別化! 経理就職に近づくプラスアルファの資格3選
  24. ①FASS検定
  25. ②ビジネス会計検定
  26. ③ファイナンシャルプランナー
  27. 例文付き! 新卒で経理を目指す際の志望動機作成3ステップ
  28. ①なぜ経理として働きたいのか理由を明確にする
  29. ②自分の強みを経理職でどう活かせるのかアピールする
  30. ③経理としての将来のキャリアビジョンを示す
  31. 異動を狙うのも手! 入社後に経理職を目指してできる4つのこと
  32. ①経理部に入るために必要な条件を把握する
  33. ②配属された部署で成果を出す
  34. ③経理部への異動希望を継続的に出してアピールする
  35. ④働きながら経理のスキルを磨いて経理職として転職する
  36. 新卒で経理になるには学生時代の行動が重要! 就活対策にも力を入れて就職を目指そう

新卒でも経理になれる! 今からすべき3つのことを知って就職成功を目指そう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「新卒で経理にはなれますか?」
「新卒で経理になるために学生時代にしておくと良いことはなんですか?」

といった質問を受けます。新卒でも経理として採用してもらえるかどうかは気になりますよね。結論からいうと、新卒で経理になることはできますよ。

ただし経理はほかの職種に比べて新卒の採用枠が少なく、競争率が高い傾向があります。そのため経理職に求められるスキルや能力を理解し、学生時代のうちにやれるべきことはしておこうという意識が必要ですよ。

この記事では、経理の基礎知識や採用の実態、経理の志望動機を作成するステップなどを解説します。早めにこれらを理解しておくことで、経理職の内定獲得のチャンスを大幅に広げられますよ。

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そもそも経理とはどんな仕事? 経理に関する3つの基礎知識

経理に関する3つの基礎知識

経理というと、なんとなく「お金を扱う業務」というイメージがあるかもしれませんが、会社でおこなった取引の管理や財務状況の記録・分析など、その業務内容は多岐にわたります。

はじめに、経理を目指すあなたに向けて、経理の仕事内容や平均年収、キャリアパスを解説します。これらを理解すれば自分が経理として就職したときのイメージを具体的に持つことができますよ。

①仕事内容|会社のお金や取引の流れの管理

経理のおもな仕事内容は、企業の資金や取引の流れを正確に管理することです。業務は以下のように、日々の「日次業務」と月ごとの「月次業務」、一年の締めくくりの「年次業務」があります。

経理の仕事内容の具体例
  • 日次業務:帳簿の記載や経費精算、領収書や請求書の整理、預金の預け入れや引き出しなど
  • 月次業務:請求書の発行や経費の支払い、社員の給与計算、月次決算書の発行など
  • 年次業務:決算書の作成や年末調整、確定申告、棚卸資産の計算など

経理が作成する財務データは、会社の経営陣が事業運営について意思決定をする際に欠かせない資料となります。業務をこなすには会計や法律に関する知識が必要で、専門性が高い仕事ですよ。

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キャリアアドバイザー

経理はお金の流れを整理することで企業の経営を支え、事業の成長を促進する重要な職種といえます。

②平均年収|400万円〜550万円前後

2024年10月に求人情報掲載サイト「求人ボックス」が公開した「求人統計データ」によると、初任給の相場は21万円で、平均年収は421万円です。経験を積んだ中堅層では550万円前後に達することもありますよ。

経理職は専門知識が求められるため、会計や税務の専門資格を取得したり長期的にキャリアを積んだりすれば、管理職などへの昇進も見込めます。転職市場でも評価されやすく、経験やスキルが増えれば年収も上がりやすいのが経理の特徴といえます

また、経理だけに限りませんが、年収は企業の規模や業界によっても幅があり、大手企業では平均年収が高くなる傾向がありますよ。

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経理職は自分自身の専門性を磨くことで安定的な収入が得られる仕事といえます。

③キャリアパス|経営企画や役員を目指せる

経理で経験を積んでスキルアップすれば、企業の財務状況や経営戦略に深くかかわることができ、将来的には「経営企画」や「財務部門」への異動も目指せます。

経営企画や財務部門へ異動すれば、企業の成長戦略や資金計画の立案に携われるため、より経営に近い視点で仕事ができます。さらに経理のスキルを土台にして、役員や経営層を目指すこともできますよ。

経理のキャリアパスの例
  • ステップ①会計処理や報告書作成などの日常業務で基礎スキルを身に付ける
  • ステップ②決算や予算管理にかかわり財務分析・管理の経験を積む
  • ステップ③スキルと経験を活かして経営企画や財務部門へ異動する

日商簿記1級や中小企業診断士などの資格取得や社内での研修プログラム参加などに力を入れると昇進をかなえやすくなります

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経理として長く働くと、会社の経営のサポートに留まらず、企業の中心として活躍する道もひらけていることがわかりますね。

経理職志望でエントリーをするときは、その企業の経理職として働くイメージをなるべく鮮明にすることが大切です。この記事も併せて参考にし、企業研究を徹底しましょう。

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新卒で経理配属を目指せる? 経理就職のリアルな実態をチェック

経理就職のリアルな実態をチェック

新卒で経理就職を目指したいと考える人は少なくありませんが、競争率や経験の観点で考えると、ほかの職種に比べて難易度は高いと言わざるを得ません。

ここからは、競争率や求められるスキルなど、新卒経理のリアルな就職状況について詳しく見ていきます。経理職を目指す際に役立つ情報をまとめて解説するので、就職活動の準備の参考にしてくださいね。

新卒で経理配属は目指せる

新卒で経理配属は難しいのではないかと思う人もいるかもしれませんが、新卒でも目指すことは可能です。特に中小企業や成長企業では、一から経理職を育てていく方針で、新卒を積極的に採用する会社もありますよ。

経理に関連する資格を取得している場合や会計や簿記の基礎知識を持っている場合は、採用の可能性が高まります。さらに、インターンシップやアルバイトなどで経理業務を少しでも経験していればより前向きな評価を得られるケースが多いですよ。

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新卒で経理として就職するには「資格」「知識」「経験」をどうやって選考までにそろえるかが重要になります。

経理専用の採用枠が少なく競争率が高い

経理職は企業の財務管理や経営戦略にかかわる業務を担当するため、少数精鋭の体制をとる企業が多く、採用枠も限定的になりがちです。

また、新卒の経理の採用枠があるかどうかは、その年の企業の人員状況にも大きく左右されます。経理担当者が辞めたり異動したりする予定があれば企業側が「今年は新卒で経理を採用しよう」となる可能性があります。

反対に、企業の採用計画の段階で「今年の新卒採用は必要ない」となり、採用枠がなくなるケースも珍しくありません。そのため経理職を希望する新卒の人は、企業がそもそも経理職を今年採用する予定があるのか確認する必要がありますよ。

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新卒経理を目指すなら、競争率が高いことを前提に就活の戦略を考えておくことが大切です。

新卒でも実務経験を求められることが多く間口が狭い

経理職では即戦力としての実務経験が重視される傾向があるため、そもそも未経験の新卒者が入社できる機会が少なく、採用の間口が狭いという現実もあります。

特に大企業では専門性の高い業務が必要になるケースが多く、即戦力としての活躍が期待できる経験者を優先し、新卒の採用枠自体が設けられない場合もあります。

中小企業であっても、まったくの未経験者よりは、経理の基礎知識があったり会計ソフトを使用した基本的な経理処理ができたりなど、学生であっても何かしらのスキル・経験がある人のほうが優遇されやすくなります。

そのため、新卒で経理就職を目指すなら、少ない採用枠を勝ち取るために資格取得やインターンなどに取り組み、ほかの候補者と差別化を図る必要がありますよ

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経理を目指して就活するなら、エントリーシートや面接など選考対策だけに注力していても内定を獲得できない可能性があると認識して、早めに準備を始めましょう。

堀内 康太郎

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新卒での経理就職を諦めるのは早い! 新卒だからこそ準備で変わる

新卒の経理職は採用枠が少なく就職前に専門知識も求められる関係で、実際に入社してすぐ経理になれる人はあまり多くはありません。ただし、新卒で実務経験がなくても、経理知識や資格を持っていれば採用される可能性としては十分にあります。

実際、新卒でも経理知識や簿記・中小企業診断士などの資格資格を持っていれば、「育成コストもそれほどかからず、長く働いてくれるだろう」と前向きに採用を考える企業もありますよ。

そのため「新卒で入社できる枠が少ないから」と諦めず、就職に向けて勉強を続けるなど、前向きな努力を重ねましょう。

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経理には何が必要? 経理職に求められる5つのスキル・能力

経理は企業の健全な経営を支える重要な役割を担うため、専門的なスキルや資質が求められます。計算や分析をする力はもちろん、他部署との連携やスケジュール管理も欠かせません。

ここからは、経理職で特に重要とされる5つのスキルや能力について詳しく解説します。どのようなスキルや能力が必要なのか理解しておけば、選考でアピールすべきポイントを検討しやすくなりますよ。

①計算力や分析力

経理職では、日々の業務で多くの数値データを扱います。売上や費用、利益などを正確に把握して会社の財務状況を見極めるためには、計算力が重要です。

特に数値の間違いや見落としは会社の信用に直結するため、数字を正確に扱う力が求められます。単なる計算だけでなく、財務データから会社の現状や課題を読み解く分析力も必要です

分析力を高めるには、日頃からニュースや経済データなどに目を通し、数値データから自分なりに考察する習慣を持つと身に付けられますよ。さらに過去の決算書や財務レポートを読み解く練習をすると、計算力を鍛えられ、数値がどのように経営に影響するかの理解も深まります。

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ぜひ計算力や分析力を養う習慣を取り入れてみてくださいね。

②コミュニケーション能力

経理の仕事は、企業全体の財務状況を把握して適切な情報を各部門へ提供する役割もあるため、他部署や外部関係者とのコミュニケーションが欠かせません。具体的には、以下のような業務が日常的に発生します。

コミュニケーションが必要な経理業務の具体例
  • 営業部門への経費精算の確認
  • 管理部門との予算調整 など

他部署とかかわる場合、相手の要望を的確に理解してわかりやすく説明するスキルが重要です。サークル活動やアルバイトなどチームワークが求められる環境で、相手の意図を汲み取る力や説明力を意識して磨いておくと、経理職で役立ちますよ

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コミュニケーション能力は経理職にかかわらずすべての職種に必要な基本スキルであるため、どのような職種を目指すにしても意識的に高めていくことが大切です。

③PCスキル

経理職では、Excelや会計ソフトを駆使して多くのデータを管理するため、PCスキルが必須です。

Excelでは基本的な関数操作からデータの集計、ピボットテーブルを使った分析などのスキルが求められます。Excelの機能を使いこなせば作業の効率化が図れ、ミスも防げるため、実務でとても重宝されますよ。

またVLOOKUP関数やマクロなどを活用できると「複雑なデータ処理ができる」と選考でも前向きな評価がもらえる可能性があります。さらに会計ソフトの使用経験があると、即戦力での活躍を期待してもらえることもありますよ。

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日頃からExcelの練習や無料で利用できる会計ソフトの操作を試してみると、PCスキルが向上し、就職に役立ちますよ。

④自己管理能力

経理では月末や決算時期などに多くの業務が集中し、期限を守って正確に仕事を進めることが求められます。そのため、以下のような自己管理能力が欠かせません。

自己管理をするために必要な力の具体例
  • タスクの優先順位をつけて計画的に進める力
  • 進捗をこまめに確認し、必要に応じて調整する力
  • ストレスを抱え込まず適切に処理する力 など

学生時代からスケジュール管理をしっかりして、自分のペースで進める習慣を付けておくと役立つので、ぜひ試してみてくださいね。締切を意識して行動すれば、就職後に納期に追われるようなプレッシャーがかかったとしても、冷静に対処できるようになります

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プレッシャーに強くなるためにリラックス方法を見つけておくのもおすすめです。

上村 京久

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自己管理能力はすべての仕事の基本! 身に付ければ自分の大きな強みになる

経理の仕事は手順やパターンが決まっている業務も多いですが、臨機応変な対応が必要な業務が発生することがあります。そのため、突然の業務にも対応できるスケジュール管理能力があると、いざというときに焦りやミスを軽減することができますよ。

この能力は経理だけでなく、営業や開発などすべての仕事に求められる基本の能力です。そのため、経理を目指すか目指さないかにかかわらず今のうちから意識しておきましょう。

スケジュールをうまく管理できるようになれば就活でも自分の強みとしてアピールできますよ。

⑤誠実さと注意力

経理は「お金」にかかわる仕事であるため、誠実さと注意力がとても重要です。わずかなミスが会社経営に大きな影響を及ぼす可能性があるため、丁寧に業務を進めることが求められます。

また経理データは社内外から信頼されるべきものであるため、すべての仕事に対して慎重に対応する姿勢が欠かせません。たとえば以下のように、より注意して取り組む必要がある業務も多くあります。

注意して取り組む必要がある業務の例
  • 経費の不正防止
  • 確定申告
  • 資金繰り など

自分の行動が会社全体の信頼に影響することを意識し、丁寧かつ慎重な業務を心掛けることが重要になります。

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普段から小さなことにも注意を払って誠実な姿勢で物事に取り組めば、社内でも経理職として信頼される存在へと成長できますよ。

新卒で経理になるのは難しい? 知っておきたい2つのルート

新卒で経理になるための2つのルート

新卒で経理になるのは難易度が高いと感じるかもしれませんが不可能ではないため、諦めずに「どうやったら新卒で経理就職をかなえられるのか」と実現方法を前向きに考えていきましょう。

ここからは、新卒で経理職に就くための2つのルートについて解説します。自分の目標と今の状況をよく考えながら、将来のプランを立ててみてくださいね。

①新卒で経理を募集している企業へ就職する

1つ目のルートは、新卒で経理を募集している企業へ就職することです。経理は専門知識が必要なので、多くの企業が経験者を採用する傾向にありますが、若手の柔軟性や学びの姿勢を評価して新卒を積極的に採用する企業もあります。

特に中小企業や成長中のベンチャー企業は、経理部門の拡充や後継育成を視野に入れて新卒枠を設けることがあるため、そこにターゲットを絞って就職活動を進めることが成功のカギといえますよ。

また新卒での経理配属以外にも、会計や伝票処理など経理に関連するサポート業務をおこなう「アシスタントポジション」などが設けられていることもあります。このようなポジションで経理の基礎を学び、のちに本格的な経理担当へステップアップできる場合もあるため、まずは応募要項を確認してみましょう。

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経理に関する自分の強みや意欲をアピールできれば、経理職の採用枠をつかむチャンスが高まりますよ。

②他の部署に入社し経理への異動を目指す

2つ目のルートは、他の部署で経験を積みながら、将来的に経理への異動を目指す方法です。

新卒で経理になれなくても、他部署で基礎的な業務経験を積みつつ異動のタイミングを図ることで、社内でキャリアチェンジできる可能性があります。この方法は、ジョブローテーション制があるなど柔軟な配置転換をおこなう企業に入ることで実現しやすくなります。

以下のような他部署で培った業務理解や社内の知識は、経理職でも大いに役立ちますよ。

経理職で役立つスキルや知識の具体例
  • 営業で培った数字感覚やコミュニケーション能力
  • 総務での手続きや事務スキル など

新卒で経理以外の配属になったら、まずは配属先で数字管理や事務処理スキルを高め、成果を出せるよう努めましょう。このようなスキルを積極的にアピールし、経理部への異動希望を継続的に伝えることが、経理配属への近道となりますよ。

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新卒で経理になれなくても、社会人として経験を積む過程でスキルを磨き、経理になることは可能です。そのため長い目でキャリアを考えて経理就職を目指していきましょう。

新卒で経理に就職したいなら即実践! 学生時代にしておくと役立つ3つのこと

経理の現場では、正確な知識やスキルが求められるだけでなく、数字に対する責任感や冷静な判断力も重視されるので、新卒で経理職に就きたいと考えているのであれば、学生時代から準備しておくことが大切ですよ。

学生時代に少しでも実践に沿った経験を積んでおけば、就職活動でのアピールになるうえ、経理職に必要なスキルも磨けます。ここからは、3つの具体的な準備方法を紹介するので、参考にしてくださいね。

①日商簿記2級以上を取得する

経理職に就きたいと思ったら、まず日商簿記2級以上の取得がおすすめです。日商簿記では商業簿記だけでなく工業簿記も学ぶことができ、会計の基礎知識を証明できる資格です。

財務諸表の読み方や仕訳の実践スキルも身に付くため、経理職で即戦力として活かせますよ。特に2級以上を持っていると、企業からの信頼度が高まります。

日商簿記(2級)の概要
  • 合格率:約30%
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 試験内容:商業簿記と工業簿記(財務諸表の作成、取引の仕訳など)
  • 必要な学習時間・期間の目安:約150~200時間(約3~6カ月)

まずは日商簿記の教材や過去問を用意し、計画的に学習を始めましょう。日々の学習時間を確保し、基礎を確実に固めることが資格取得への近道です。

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就職活動の面接でも、資格取得を通じて得た知識やスキルを具体的に説明すれば、あなたの経理への熱意や意欲が伝わりやすくなりますよ。

②会計系のゼミに参加する

学生時代に会計や経理をテーマにしたゼミに参加することも、就職に役立つ経験の一つです。ゼミでは実際の企業の財務諸表を題材にして分析をしたり、グループワークを通じて複雑な会計課題に取り組んだりする機会もあるため、実践に沿った形で経理について学べます。

会計系ゼミでできること
  • 財務諸表の分析
  • 経営課題のケーススタディ
  • ディスカッション
  • プレゼンテーション

ゼミでの経験はただ知識を学ぶだけでなく、分析力や論理的思考力も鍛えられるため、経理職で必要なスキルの基盤作りに役立ちます。またゼミ活動を通じて、同じ分野に興味を持つ仲間と交流できる点も魅力です。

まずは興味のある会計系ゼミがあるか大学内で調べ、募集期間や活動内容を確認しておくことをおすすめします。また事前に会計の基礎知識を学んでおくと、ゼミでの活動がスムーズに進められますよ。

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会計系の学部でない場合も、大学や教授の考え方によっては他学部生でも研究に参加させてもらえるケースがあるので、検討してみてくださいね。

③会計系の長期インターンに参加する

会計系のインターンに参加するのも、経理職への就職に役立ちます。実際の職場で経理業務を体験すれば、大学の講義や書籍などでは得られないリアルな知識や実践スキルを身に付けられますよ。一般的な長期インターンの期間は3カ月〜1年間で、週2〜3日の勤務をするケースが多いです

長期インターンでできること
  • 伝票処理
  • データ入力
  • 会計ソフトの操作
  • 決算補助

インターン先での具体的な業務経験は就職活動で活かせるだけでなく、経理の仕事のやりがいや難しさを実感する良い機会にもなります。特に長期インターンでは、短期間の経験では見えない企業の流れやチームでの仕事の進め方を学べるため、職場での適応力も鍛えられますよ。

まずはインターンの募集情報をチェックし、興味のあるプログラムへの参加準備を進めることがおすすめです。基礎的な会計知識やExcelスキルを身に付けておくと、インターンの選考を突破しやすくなったり、インターン先での業務がスムーズに進められたりしますよ。

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本選考の面接ではインターンで携わった業務や成果を伝え、経理職に必要な実務スキルをアピールしましょう。

気になる企業を見つけたら、OB・OG訪問をおこなって、経理として就職するために必要そうな経験について現役社員に聞いてみるのもおすすめです。この記事を参考にしながらトライしてみてくださいね。

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長尾 美慧

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる

自分の希望にマッチするインターン先を選ぼう! 中小企業のプログラムもおすすめ

インターン先を選ぶ際にまずチェックするべきポイントは、「自分の理想のキャリアや興味関心と、企業の理念や事業などとマッチしている会社かどうか」です。自分の希望に近い企業でインターンができれば、本当にその業界や職種で良いのかどうか、頭だけでなく経験を通して知ることができますよ。

また、大手企業だけでなく中小企業にも目を向けてプログラムを探すのもおすすめです。ネームバリューに惹かれて大手企業のインターンを狙う学生は少なくありませんが、中小企業のなかにも優良企業は数多く存在しますよ。

インターンに参加する際は、企業に属する社員という意識を持って会社のルールや基本のビジネスマナーを守ることが大切です。

簿記以外の資格で周囲と差別化! 経理就職に近づくプラスアルファの資格3選

経理就職に近づくプラスアルファの資格3選
  1. FASS検定
  2. ビジネス会計検定
  3. ファイナンシャルプランナー

経理職を目指す人にとっては簿記は欠かせない基本的な資格ですが、さらにプラスアルファの資格を持っていると、知識やスキルの面でのアピールポイントが増えて周囲との差別化が図れますよ。

ここからは、経理就職に有利なプラスアルファの資格として、FASS検定とビジネス会計検定、ファイナンシャルプランナーの3つを紹介します。自分の興味や目標に合わせて資格を選び、新卒経理就職の可能性を広げましょう。

①FASS検定

FASS検定の概要
  • 難易度:中程度(幅広い経理・財務の知識が求められる)
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 試験内容:経理・財務業務の基礎知識、資金管理、税務、財務報告など
  • 必要な学習時間の目安:約60~70時間

FASS検定は、経済産業省が策定した「経理・財務スキルスタンダード」に基づいた経理・財務の知識と実務スキルを評価する検定試験です。この資格を取得すれば、経理の基礎から実務で必要とされる実践的なノウハウまで、幅広い知識を持っていることを証明できますよ。

特に企業の経理部門では財務や資金管理などのスキルが重要視されるため、FASS検定は有力な資格です。実務に沿った問題も多く出題されるため、実際の仕事に役立つスキルが身に付きやすい点も魅力です。

まずはFASS検定の公式教材や過去問を入手し、重点分野を確認しましょう。また経理の基礎知識がない場合は、日商簿記の学習も合わせておこなうと理解が深まり、FASS検定の対策にもなりますよ。

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面接でも「FASS検定を通じて実務的な経理スキルを習得した」とアピールできるため、経理職を目指す方にとっては強力な武器といえます。

②ビジネス会計検定

ビジネス会計検定の概要
  • 難易度:1級は難しいが、2〜3級は比較的易しい
  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 試験内容:財務諸表の構造理解や財務分析手法、企業評価など
  • 必要な学習時間の目安:3級は50~100時間、2級は100〜200時間程度

ビジネス会計検定は、財務諸表の読み方や分析のスキルを習得できる資格です。経理の現場では、会社の経営状況や財務状況の理解が重要で、この検定を通じて財務諸表分析の基礎から応用まで幅広く学べます。

特に経理としてステップアップを目指す場合には、財務分析のスキルが欠かせません。この資格を持っていると、単に数値を記録するだけでなく、会社の財務体質を把握し、経営戦略に貢献できる人材であるとアピールできますよ。

まずは公式テキストや過去問題集を活用し、計画的に学習を進めましょう。財務諸表の実例を分析する練習を積めば、実践的な理解が深まりますよ。

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ビジネス会計検定を取得しておけば、将来経理職でのキャリアを築くうえでも大きな武器となりますよ。

③ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーの概要
  • 難易度:1級は難しいが2〜3級は国家資格のなかでは比較的易しい
  • 受験資格:3級は誰でも受験可能、2級は3級合格者または一定の実務経験者
  • 試験内容:ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用など
  • 必要な学習時間の目安:3級は30~120時間、2級は150~300時間

ファイナンシャルプランナー(FP)は、主に個人の資産管理やライフプラン設計に関する資格で、経理の仕事でも資金計画や財務の相談業務において活かせる知識が多く含まれています

FPを取得しておけば、企業の経理職としてお金に関する相談やアドバイスを求められる際に、対応力が高まりますよ。

まずは3級の学習から始め、公式テキストや過去問題集を活用して計画的に勉強を進めましょう。また実生活での資金管理や保険の見直しなどを通じて、学んだ知識を実践的に活用すればより理解が深まりますよ。

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FP資格は仕事でも個人の資産管理でも役立つ一石二鳥の資格といえます。

高橋 宙

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資格はただ取ればいいわけではない! 取得の過程や仕事への活かし方のアピールも重要

就職の際に、業務に関連する資格を保有していることはアピールの一つになります。ただし、現在は学生が同じような資格を持っていることが多く、周囲と差をつけにくい部分もあることも事実です。

たとえば、ファイナンシャルプランナーの資格であれば、2級までは実は1〜2週間の勉強で取得できる人もいます。

そのため就活では、「資格を取るまでにどのような過程があり、どれくらいの努力をしたのか」「入社後にどう活かしたいか」を併せて伝え、差別化につなげることが大切ですよ。

例文付き! 新卒で経理を目指す際の志望動機作成3ステップ

新卒で経理を目指す際の志望動機作成3ステップ

新卒で経理職を目指す際、志望動機は採用担当者にあなたの真剣な思いや適性を伝えるための大切なポイントです。しかし、「どんな志望動機が好印象なのか」「具体的にどう書けば良いのか」と悩む人も多いですよね。

ここからは新卒で経理を目指す人に向けて、志望動機作成のコツを伝えます。コツを押さえればあなたの志望動機がより説得力を持ち、採用担当者の心に響く内容になるので、ぜひ試してみてくださいね。

新卒で経理として働きたい場合の志望動機については、この記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。企業・自分についての理解を深め、説得力のある志望動機を作りましょう。

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新卒学生は知っておきたい! 経理の業務と目に留まる志望動機の書き方

新卒で経理職の志望動機を考える際、業務内容をしっかり理解しておくことが重要です。 この記事では経理の業務やおすすめスキル、志望動機の書き方などをキャリアアドバイザーが解説します。 なぜその業界、会社がいいのかを整理し、自分らしい志望動機を作りましょう!

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新卒学生は知っておきたい! 経理の業務と目に留まる志望動機の書き方

①なぜ経理として働きたいのか理由を明確にする

志望動機作成の1ステップ目は、「なぜ経理を選んだのか」という理由を明確にすることです。単に「安定していそうだから」や「得意だから」といった当たり障りのない理由に留めるのではなく、以下のように自分の経験や興味を元に具体的な内容を考えてくださいね。

なぜ経理として働きたいのかという理由の具体例
  • 大学でのゼミ活動で財務諸表の分析をした際に数字の奥深さを感じた
  • アルバイトで売上管理に携わり収支を管理する仕事にやりがいを感じた など

上記のようにあなたがなぜ経理として働きたいのか、そのきっかけとなるような個別のエピソードがあると志望動機の説得力が格段に増しますよ

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キャリアアドバイザー

特に「事務系の職種のなかでもなぜ経理職にこだわっているのか」が伝わる理由を考えましょう。

②自分の強みを経理職でどう活かせるのかアピールする

2ステップ目は、自分の強みやスキルをどのように経理職に活かせるかを具体的にアピールすることです。「自分がほかの応募者と比べてどのような点で優れているか」が明確に伝わるように工夫しましょう。

自分の強みをアピールする具体例
  • 大学時代に学んだ簿記の知識と集中力を活かし、貴社の経理業務に迅速かつ正確に取り組むことができる
  • ゼミの研究活動を通じて培った課題分析力を活かし、経理業務でのデータ分析や予算管理の分野で柔軟に対応し、改善策を提案できると考えている など

どのような経験を通して自分の強みを培ったのか、それをどのような業務で活かそうと思っているかを伝えることがポイントです

強み別の自己PRの例文は、以下の記事でくわしく紹介しているので併せて参考にしてくださいね。

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キャリアアドバイザー

「この人になら安心して業務を任せられそうだ」と採用担当者に思ってもらえるアピールが大切です。

③経理としての将来のキャリアビジョンを示す

3ステップ目は、経理としてのキャリアビジョンを示すことです。「将来どのような経理のプロフェッショナルになりたいのか」や「どのようにして会社に貢献していきたいのか」を具体的に伝えることが大切です。例をいくつか示すので、参考にしてくださいね。

経理としてのキャリアビジョンの具体例
  • 将来は財務分析の専門知識を深め、企業の経営戦略に貢献できる存在を目指したい
  • 部門全体の業務効率化を図り、経理部門の成長に貢献したい など

自分の成長と会社への貢献をリンクさせた内容にすると、面接官に「長く活躍してくれる人材だ」と感じてもらうことができますよ

以下の記事ではキャリアビジョンの例を解説しています。魅力的なキャリアビジョンを作成するための事前準備やキャリアビジョンを作成する手順もわかるので、併せて目を通してみてくださいね。

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キャリアアドバイザー

新卒採用は今の実力も大切ですが「将来どれくらい活躍してくれそうか」というポテンシャルがより重視されるので、キャリアビションの伝え方には特に力を入れましょう。

異動を狙うのも手! 入社後に経理職を目指してできる4つのこと

新卒で希望通りに経理職に就けなかった場合でも、諦める必要はありません。多くの企業では異動が可能であるため、入社後に経理部門への異動を目指すことも一つの手ですよ。

ここからは、入社後に経理職を目指すための4つのステップを紹介します。まずは新卒で経理就職を目指しつつ、それがうまくいかなかったときの代替案としてこれから解説する内容も理解しておきましょう。

①経理部に入るために必要な条件を把握する

経理部に異動するためには、どのような条件やスキルが求められるのかを事前に確認しておくことが重要です。企業によっては異動希望を出すために以下のような条件が必要な場合があります。

経理部への異動条件の具体例
  • 在籍年数
  • 経理関連の資格取得
  • 会計ソフトの使用経験があること など

人事部や経理部の先輩にどのようなスキルや知識が異動に必要かを前もって聞いておけば、異動に向けての準備がスムーズに進みますよ。たとえば日商簿記資格取得や、社内研修・外部セミナーに参加してスキルを磨くのもおすすめです。

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キャリアアドバイザー

必要な条件が理解できれば目標が明確になり、日々の業務のモチベーションアップにもつながります。

②配属された部署で成果を出す

経理への異動を希望していたとしても、まずは配属先でしっかりと成果を出すことが重要です。企業にとって、異動を検討する際にはその人のこれまでの実績や評価が大きくかかわってくるからです

配属された部署で以下のような結果を出すことができれば、「経理でも活かせる能力がある」とアピールでき、経理部への異動希望が通りやすくなりますよ。

経理異動に近づく成果の例
  • 営業部:コミュニケーション能力を活かした予算調整など
  • 総務部:事務処理の正確さや効率化の提案など

また、成果だけでなくその背景にある「周囲を巻き込むコミュニケーション力」や「仕事をより良くしようという向上心・積極性」も大切です。これらのスキルや姿勢がある人は、経理にかかわらずどのような組織であっても周囲にプラスの影響を与えてくれるからです。

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キャリアアドバイザー

経理以外の仕事に全力で取り組むことは、遠回りのようで実は一番の近道になる場合もありますよ。

③経理部への異動希望を継続的に出してアピールする

配属希望の調査があるたびに異動希望を出すことも、経理への異動をかなえるために必要です。異動希望を申告できる制度や年次評価の面談など、さまざまな機会を最大限活用して会社側に経理希望の意思を伝えるようにしましょう。

異動希望を伝える際には、現職での成果と併せて、以下についても具体的に説明できるよう準備しておくと会社側を説得しやすくなりますよ。

異動希望を伝える際に重要なこと
  • 経理として働きたい理由
  • 自分が経理で活かせるスキル・経験
  • 経理に配属された場合の目標 など

配属希望が一度や二度通らなくても諦めるのではなく、継続的に伝えることも大切です。自分のキャリアを長期的な視点で捉え、好機を逃さないようにしましょう

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キャリアアドバイザー

現在の仕事で成果を挙げて社内で一目置かれる存在になれば周囲の信頼が得られ、経理部に異動した後の仕事も取り組みやすくなりますよ。

④働きながら経理のスキルを磨いて経理職として転職する

社内での異動にチャレンジしても実現が難しそうな場合は、現在の仕事をしながら経理のスキルを磨き、転職して経理職を目指すのも一つの方法です。働きながら日商簿記やFASS検定などの資格を取得すれば、経理職としての基礎を固め、即戦力としてアピールできますよ。

転職の場合は「中途採用枠」で入ることになるため、経理経験者と同じ土俵で戦わなければなりません。そのため、資格取得など知識の習得だけに注力するのでなく、最初の会社と同じ業界の企業を狙うなどして、少しでも経験者との差を埋める工夫が必要になります

また大企業や有名企業だけにこだわらず、未経験者にも経理職への挑戦機会を提供している中小企業や成長中のベンチャー企業も就職先の選択肢として検討しましょう。

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キャリアアドバイザー

経理職に転職するための準備を少しずつ進めながら、希望に沿ったキャリアを築いていきましょう。

新卒で経理になるには学生時代の行動が重要! 就活対策にも力を入れて就職を目指そう

新卒で経理に就くためには、学生時代から簿記資格の取得や会計ゼミ参加、インターン参加など積極的に行動して内定獲得のチャンスを広げる必要があります。

また、志望動機や自己PRを工夫して採用担当者に熱意と適性を伝えることも成功のカギですよ。早めに就活の戦略を立てて行動に移せばその分ほかの就活生と差をつけることができるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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