目次
- 「働くのが怖い」を解消! 経営者が贈る不安を希望に変えるヒント
- 「働くのが怖い」は甘えじゃない。誠実である証拠ととらえよう
- 【経営者の声を紹介】「働くのが怖い」の正体と向き合い方
- ①きちんと働いていく自信が持てない
- ②新しい環境への不安が大きい
- ③仕事での失敗が怖い
- 「働くのが怖い」ままでも良い。まずは小さな一歩を踏み出そう
- オールアバウト 取締役Chief Administrative Officer 森田 恭弘さん
▶ この人のインタビュー記事を見る - 一寸房 代表取締役社長 上山 哲正さん
▶ この人のインタビュー記事を見る - ビザスク 執行役員CFO 小風 守さん
▶ この人のインタビュー記事を見る - シーイーシー 代表取締役社長 姫野 貴さん
▶ この人のインタビュー記事を見る - エヌリンクス 代表取締役社長 栗林憲介さん
▶ この人のインタビュー記事を見る - コアコンセプト・テクノロジー 取締役CTO 田口 紀成さん
▶ この人のインタビュー記事を見る
「働くのが怖い」を解消! 経営者が贈る不安を希望に変えるヒント
「社会に出るのが怖い」「自分に責任なんて負える気がしない」……。就活を目前にして、そんな漠然とした恐怖を感じることもあるのではないでしょうか。周りの友達が前向きに見えるほど、「自分だけが甘えているのではないか」と自責してしまうかもしれません。
ですが、安心してください。実は、今第一線で「経営者」として活躍する大人たちの多くも、かつてはあなたと同じように「働きたくない」と考えていた人もいます。
本記事では、450社以上の経営者インタビューをおこなってきた知見をもとに、経営者の言葉のなかから「今のあなたに届けたい言葉」を厳選しました。ぜひ参考にして、状況を打開する足掛かりにしてください。
本記事で紹介する経営者の発言や実例文は、キャリアパーク!就職エージェントが「経営者と描くキャリア地図」で独自に実施した経営者インタビューでの実例に基づき引用しています。なお、インタビュー対象者の肩書や語られている事業内容、キャリアに対する考え方はすべて取材当時のものです。
「働くのが怖い」は甘えじゃない。誠実である証拠ととらえよう
就活を前にして「働くのが怖い」と感じてしまう自分に対し、「周りは頑張っているのに、自分は甘えているのではないか」と責めてはいませんか?
まず覚えておいてほしいのは、その恐怖心は、決して甘えなどではないということ。
むしろ、あなたが「やるからには責任を果たしたい」「周囲に迷惑をかけたくない」と、これからの仕事に対してどこまでも誠実に向き合おうとしている証なのです。どうでもいいことに対して、人は恐怖を感じません。
あなたがそれほどまでに怖がっているのは、自分の人生や、これから出会う人たちを大切に思っているからこそではないでしょうか。
【経営者の声を紹介】「働くのが怖い」の正体と向き合い方
多くの学生が抱く「働くのが怖い」の正体。それは大きく3つに分けられます。まずはあなたが抱えている恐怖心の原因を紐解いてみましょう。
そのうえで、それぞれの原因に応じた経営者の言葉を参考に、不安を解消するヒントを見つけてください。
①きちんと働いていく自信が持てない
「働くのが怖い」の正体の一つに、社会人としてきちんとやっていける自信がない、というものがあります。これまで学生だった自分が、急に社会人として責任を負ったり、大層な仕事を請け負うのはハードルが高く感じてしまっている状態ですね。
しかし、経営者のなかには「最初は自信がなくて当たり前」という意見を持つ人も。実際に見てみましょう。
社会に出るにあたって、自信家タイプのような“みなぎる自信”が持てていなくても、まったく問題はありません。私自身もそうでした。ただし、「最後は自分を信じてあげる」という類の「自信」はぜひ持っていてほしいですね。どんな出来事があっても、結果に満足いかなかったとしても、そんな自分も含めて許容してあげてください。
オールアバウト 取締役Chief Administrative Officer 森田 恭弘さん
将来像を持たないキャリアもある|スキルよりも「心がしっかりしている人」を目指そう
私の見解ですが、会社は良い意味で、新卒の皆さんにそれほど大きな期待はしていません。もちろん「良い形で育ってくれて、いずれ活躍してくれたらいいな」という大きな希望は持っていますが、即戦力を求めているわけではないので、気負いすぎず、焦りすぎずに、まずは目の前の仕事に向き合ってみてほしいです。
一寸房 代表取締役社長 上山 哲正さん
キャリアのなかに「面白がれること」を見つけよう|人や環境のせいにして思考を止めないことが成長のカギ

キャリア
アドバイザー
②新しい環境への不安が大きい
慣れ親しんだ大学生活やコミュニティを離れ、まったく未知の「会社」という場所に飛び込む。その変化を前に「今の生活が壊れてしまうのではないか」「うまくやっていけるのだろうか」と怖くなるのは、誰しもあることです。
しかし経営者インタビューを読み解くと、経営者は新しい環境を「何かを奪われる場所」ではなく、「自分の世界を広げ、新しい武器を手に入れる場所」と捉えています。
就活も就職後の仕事も、新卒学生にとっては初めての体験ですし分からないことだらけで不安がいっぱいです。辛いこともあるはずです。でも新しい状況や難しい状況に身を置いて、不安さや辛さを感じているときこそ自分が成長している最中なのだと解釈してみてください。
今日、明日には分からなくても3年後、5年後にはそれが事実だったと分かるはずです。逆に変化がなく、緊張しないほど慣れてしまい不安もない状態にばかり居る人は成長できません。
ビザスク 執行役員CFO 小風 守さん
選択肢を自ら狭めるな|不安も糧にして未来へ進め
新しい環境に慣れるためには新天地で出会う人とたくさんコミュニケーションをとらなければいけないので、その度に謙虚な気持ちになりますし、気持ちだけでなく発想までもが新たなものへと変わっていく感覚でした。
さらに不思議なことに、知らない土地に赴任した際に出会った人たちこそが(それは社内の人脈のみならず、パートナー企業さんなどさまざまですが)、私自身の考え方や仕事への取り組み姿勢などに大きな影響を与えてくれました。
シーイーシー 代表取締役社長 姫野 貴さん
「尖った人」を目指して挑戦し続けたキャリア|経験から好きや得意を見つけよう

キャリア
アドバイザー
新しい環境へ飛び込むことを「今の安定を失うこと」と捉えると、足がすくんでしまうのは当然です。しかし、お二人の言葉が教えてくれるのは、「変化の先には、今の自分では想像もつかない成長と出会いが待っている」という確信。
「不安」を感じているのは、あなたが新しい世界に真剣に向き合おうとしている証拠。小風さんがおっしゃるように、そのドキドキこそが成長のサインであり、姫野さんのように新天地で出会う人々が、あなたの価値観を広げる一生の財産になります。
③仕事での失敗が怖い
「もし大きなミスをしたらどうしよう」「自分一人のせいで会社に損害を出したら……」そんな不安から、社会に出ること自体をためらってしまう。それは、あなたがそれだけ責任感の強い人だからこそかもしれません。
しかしインタビューに登壇した経営者の考えを見てみると、彼らは「失敗」をまったく別の角度から捉えています。
仕事をしていく上で壁にぶつかることもあるかもしれませんね。そんなときは、「失敗から学べばいい」という心構えを持ってください。私は大学受験の挫折があったからこそ言えることですが、大抵のことは失敗しても死ぬわけじゃないですよね(笑)。大事なのは、そこから何を学んで次につなげるかです。
エヌリンクス 代表取締役社長 栗林憲介さん
具体を追求しろ|小さな成功体験が自信と成果につながる
若手のうちはどれだけ失敗しても大丈夫だということを覚えておいてほしいです。最初から大きな責任の伴う仕事を与えられることはありません。裏を返せば、どんな失敗をしても企業に大きな影響を及ぼしてしまうことはないため、安心してどんどんチャレンジして、失敗を繰り返しながら、成功への道筋を見つけていけたら十分です。
コアコンセプト・テクノロジー 取締役CTO 田口 紀成さん
「目標以上の達成」でキャリアアップを実現! 代表の“コトバ”でどんな企業か判断しよう

キャリア
アドバイザー
「失敗して迷惑をかけたくない」と思うのは、あなたが目の前の仕事に誠実であろうとしている証です。しかし、お二人の言葉からわかるとおり、会社という組織は「新人は失敗するものである」という前提で設計されています。
失敗は「学びのチャンス」であり、そこから立ち上がる経験こそが真の強さを作ります。そして、組織は一人の新人のミスで揺らぐほど脆くはありません。
450人の経営者から話を聞いてきた私たちが確信しているのは、若手のうちの失敗は「損失」ではなく、将来の活躍に向けた「投資」だということです。失敗できる特権を使い倒して、安心して最初の一歩を踏み出してみてください。
「働くのが怖い」という気持ちを根本から解決する方法について知りたい人は、こちらのコラムを読んでみてください。
働くのが怖いのは甘えじゃない! 原因の見つけ方や克服法を徹底解説
「働くのが怖い」ままでも良い。まずは小さな一歩を踏み出そう
結局のところ、社会に出る前の不安がゼロになることはありません。それは、あなたがそれだけ自分の人生に対して「本気」で向き合っている証でもあります。
今回ご紹介した経営者たちの言葉も、一つの「答え」ではありますが、すべてではありません。大切なのは、今は経営者である人もあなたと同じ場所で悩み、足踏みをしていたという事実です。
「働くのが怖い」という今の感情を、無理に消し去ろうとする必要はありません。まずは今日できる小さなことから始めましょう。一歩踏み出した先で出会う景色や人々が、きっと少しずつ、あなたの不安を「新しい自分への期待」に変えてくれるはずです。
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お二人の言葉から共通して見えるのは、「最初から完成された自分である必要はない」というメッセージ。
つい「期待に応えなければ」と自分にプレッシャーをかけがちですが、会社側は、今のあなたに完璧な成果を求めているわけではありません。まずは「自信がない自分」を許容し、目の前の小さな一歩を面白がってみることが大切ですよ。