就活がしんどい人の特徴は?つらい時期を乗り越える10の処方箋

この記事のアドバイザー

五反田 誉司

大学卒業後、大手アパレル企業にて販売と人材育成を経験。販売では個人成績で全国1位を獲得。また、店長として店舗のマネジメントも行い、赤字店舗を12か月連続予算達成店舗へと改善する。人材育成において、人の人生に関われる喜びを感じ、より多くの人の人生の選択のお手伝いをしたいと思い、人材業界に転身。 人の無限の可能性を信じ、広げるお手伝いをしております。 人と話すのが何よりも好きなのでまずはお気軽に何でもご相談ください。

長尾 美慧

大学卒業後、アミューズメント業界において3年間店長として従事。年間売上高2億円を超える店舗を2店舗兼任し、新店舗の立ち上げと新卒教育を担当して参りました。店舗開発の経験から組織の課題を解決するには『人』が一番大事だということに気づき、人を扱うプロになりたいという想いで人材業界へ転身、キャリアアドバイザーとして入社2か月後に新人賞・ベストチーム賞獲得いたしました。就活も仕事も『だるいもの』ではなく『楽しいもの』です。一緒に楽しみながら内定を勝ち取りましょう。

コラムの目次

  1. 誰しもが就活をしんどいと感じるときはある
  2. しんどいと感じる4つの原因
  3. しんどいを乗り越える10つの処方箋
  4. これだけはやってはいけない! 3つのNG
  5. 就活がしんどいときは理由を把握し、適切な対処をしよう

誰しもが就活をしんどいと感じるときはある

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「就活がしんどい、やめたい」
「はやく受かって楽になりたい」

就活を一生懸命やっている就活生ならば、多くの人がこうした気持ちになっているのではないでしょうか。体力的なきつさを感じてしまうことに加えて、自分の思い通りに進まないことも多々あり、精神的にまいってしまうことも少なくありません。まずは、就活をしんどいと思っている人はあなただけではないということを理解してください。

誰しもが経験する可能性のある「就活がしんどい時期」ですが、その理由と向き合ったり、気分転換を図ったりしてうまく対応することで、しんどい気持ちを上手に克服することができます。しんどさのその理由が整理できれば、その対応方法もおのずと見えてきます。10の処方箋とともに紹介していきます。

しんどいと感じる4つの原因

就活生

就活がしんどいです……。

キャリア
アドバイザー

自分を追い込まないようにしてくださいね。どうしてしんどいと感じているのでしょうか。

就活生

わかりません。やる気がまったく起きません。夜は眠れないし、食欲もありません。疲れました。

キャリア
アドバイザー

それは大変。まずはしんどい理由を探ってみましょう。

就活中、しんどいと感じるときは、大きくわけて4つの理由が考えられます。もちろん一つだけが原因でなく、以下の理由が複合的にあわさってしんどいと感じている人もいるはずです。理由を整理することで、気の持ちようや対処法も変わってきますよ。

就活がしんどい人の4つの原因

①周りに取り残されそう「無い内定型」

周囲が次々と内定をもらうなか、自分は面接すら進まない……。そうした焦りとともに、終わりが見えないしんどさを感じる就活生は多いのではないでしょうか。「自分が他人よりも劣っているのではないか」「何十社に落ち、社会に必要とされていないのではないか」と自己嫌悪に陥りがちです。

こうした人が一番しんどいのは、最終選考まで何社か進んでいたけれど、すべて落ちてしまったとき。就活が振り出しに戻った精神的ダメージは大きいでしょう。こうしたときは無い内定の事実が重くのしかかってくるのではないでしょうか。

以下の記事では就活がうまくいかない理由とその解決策を示していますので、参考にしてください。

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就活がうまくいかないのはなぜ?内定がもらえない人の特徴と打開策

②緊張に耐えられない「重圧ストレス型」

「面接で一度でもミスしてはいけない」「あいさつも敬語も完璧に」、人生の分岐点である就活をうまく乗り越えようとするあまり、就活中は緊張しっぱなしという人もいます。また、年上かつ初対面の人とコミュニケーションをしなければならない面接や、自分の意見を否定されるような圧迫面接など、緊張やストレスを感じる場面が非常に多いのも特徴です。何か月もこうした状況が続くと精神的にしんどくなるのは、当たり前です。

趣味や運動などでリフレッシュをしようとしても、気持ちが急いてなかなか心までリラックスできない就活生も多くいます。

③やりたいことが見つからない「就活迷子型」

自分の志望業種ややりたい職業が定まらないなか、明確な目標や将来のビジョンを持って就活をしている仲間をうらやましいと思ったことはないでしょうか。「総合商社に内定をもらって世界で活躍できる人になる」、就活仲間たちのこんな輝かしい言葉を聞くたびに、「自分は興味があるものはないなぁ」と焦りや不安を感じてしまうかもしれません。

友達に誘われて説明会に参加したり、興味のない企業に一応応募してみたり。なんとなく就活をしていると、企業に情熱も伝わりにくく、結果に結びつかないことも多々あります。後戻りができない袋小路に迷い込んでしまう可能性があります。

④周囲の人に違和感「就活疑問型」

周囲の空気や就活の解禁にあわせてなんとなく就活をはじめたけれど、そもそも働くことにモチベーションを感じない人もいます。もしくは、「リクルートスーツを着て同じ髪型」といった新卒の就活スタイルに疑問を感じている人ではないでしょうか。

疑問をなんとなく感じているとはいえ、大半の学生はこうしたスタイルのなかで就活をおこなっています。「自分だけ特別なのかな」と不安に思いつつ、周囲の空気に流されながらの疎外感に近いしんどさを感じる理由の一つになります。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

まずは人より優れているところを探してみよう

働く意欲が低い学生さんの傾向としては次の2点が多いと思います。①やりたいことが見つけられていない②自分に自信がない学生①のやりたいことが見つけられていない学生さんは、自己分析の面で突き詰められていないことが多いです。やりたいこと=好きなことではないので、自分がやりがいを感じる瞬間はどんな時なのか?など過去を振り返って自己分析しましょう。②の自分に自信がない学生さんの場合は、他者と比較しすぎてネガティブに考えているように思えます。

「留学に行っていないから」「ゼミに所属していないから」「部活をやっていないから」など消極的になってしまっています。しかし、そんなに大きなことを成し遂げていなくても誰しもが適性や長所があります。バイトを1年以上続けている、実家の仕事の手伝いをしているなど些細なことでも構いません。自分が当たり前に続けていることでも、他者が出来ないことや他者より優れていることはたくさんあるはずです。人と比べて少しでもいいと思う点や、強いて言うならここは自信がある! という点を書き出してみましょう。そこから何か導き出せることがあるはずです!

しんどいを乗り越える10つの処方箋

自分が当てはまる理由がわかったところで、しんどいを乗り越える方法をご紹介します。しんどいと感じるのにはさまざま理由がかさなっているように、1つの対応策で解決する場合もあれば、いくつかの対応を組み合わせることでより効果的に乗り越えられます。自分に合った処方箋を試してみてください。

①しんどい原因を正確に分析する

まず、どの原因でも就活をしんどいと感じる人すべてに必要なのは、自分の心境や現状を正確に分析するということです。「いま自分は就活の〇合目にいるのか」「周囲と比べて遅れているのかそれとも同じくらいなのか」、就活における現状を見直してみてください。

焦りを感じている人は、何に焦りを感じているのでしょうか。「自分のやりたいことが見つからないから」「友達が内定をもらった」などさまざまな理由があるはずです。また、「なんとなくしんどい」と漠然とした気持ちの人もいるでしょう。こうした人も「就活自体がしんどいのか」「働くこと自体がしんどいのか」「企業に落ちるのがつらいのか」と根本的な部分まで突き詰めていけば、何らかの原因が思い当たるはずです。

②自己分析をやり直す

「無い内定型」や「就活迷子型」に特に効果的でもっとも根本的な解決策は、自己分析をやり直すというものです。そもそも「自分のことは自分がわかっている」と考え、就活開始当初に自己分析を面倒に感じてしっかりやっていないのではないでしょうか。

志望業種など就活の軸が定まらない人は、自分の価値観やビジョンが明確化されておらず、自己分析が不十分な可能性が大いにあります。自分の強みやモチベーションを明確にでき、企業に自分の魅力をうまく伝えられるので、就活がうまく行くきっかけにもなります。

以下の記事では自己分析の効果や適切な方法を解説していますので、参考にしてください。

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キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

誰に何をしたいかを軸に具体化していこう

就活の軸を決めるのは難しいと思っている方が多いと思います。しかし、決め方さえ分かってしまえば、後はどれだけ自己分析ができているかで簡単にできてしまいます。

「軸」=「誰に」+「何をしたいか?」
例)人を幸せにしたい・自分を成長させたいという大枠から「どんな?」や「そう考えた背景」「それを実現するために必要な力」を考えていくことで作り上げることが出来ます! そこから徐々に具体化していき、そう思った理由、背景を考えていくことで説得力のある「軸」ができあがります。
例)「軸」=「多くの人に」+「影響を与えたい」⇒「多くの人」⇒具体的にどれくらいの人?どんな人? ⇒「影響を与えたい」⇒どんな風に?どんな影響を与えたい? 「社会に出ていない学生や若い人に」+「働く楽しさや大切さを伝えたい」

背景①日本の労働環境やミスマッチに対して疑問やおかしいと思うことがあったから。②自身が本当に楽しいと思える仕事に出会うためには誰かの助けが必要だと実感したから。上記は私が人材業界に入りたいと思った時の実際の就職活動の軸です。このように作り上げることで、その軸に合う業界⇒広告・マーケティング、人材、コンサルティングなどを見定めることもできますし、様々な企業を受けていく中で自分の一番大切に思う部分とどれだけマッチしているのかがわかります。このように進めていくことで、ミスマッチなく企業を選ぶことが出来ます。

③落ちた原因を客観分析する

落ちた原因は、企業から教えてもらえるわけではありません。テストのように答えがあるわけでないのが、しんどくさせている理由の一つです。しかし、客観的に分析する方法を使うことで、確度の高い原因を知ることはできます。「無い内定型」が原因と考ええる人はぜひ試してみてください。

面接の場合は、スマートフォンで録画して見直す方法がおすすめです。自分ではしっかりできたと思い込んでいたものが、身だしなみや話し方など意外に改善点が見るものです。就活仲間など第三者に意見を求めてもいいでしょう。

以下の記事では面接のフィードバックについて詳細なやり方を紹介しているので、参考にしてください。

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面接を成功に導く練習方法を伝授|チェックポイントもご紹介

エントリーシートの場合はしっかりコピーをとっておき、面接後などに見直すと当初は気づかなかったことが見えてきます。たとえば誤字脱字、ほかにも自己PRや志望動機に説得力がないと感じるなどです。面接と同じく第三者からの意見は思わぬ欠点に気づくきっかけになります。

自分の欠点や改善点と向き合うのは苦しい作業ですが、最終目標である内定への近道だと信じて乗り越えましょう。

キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧

落選するフェーズの基本を見直してみよう

何が上手くいっていないかわからないときは、落ち着いて原因を分析しましょう。いつも落選するのは、ES・GD・一次面接・二次面接・最終手前面接・最終面接の内どのフェーズでしょうか?

①ES(エントリーシート)文字数は足りていますか?丁寧さに文字は書けていますか?企業に対する意欲は伝わる文章になってますか?確認して、第三者に添削をお願いしてみましょう。

②GD(グループディスカッション)とにかく実践を積みましょう。「リーダーシップ力が求められる会社」「協調性が求められる会社」など、企業によって違います。同じチームの人からも「信頼できる」「一緒に働きたい」と思ってもらえるような対応を心がけましょう。基本は笑顔で明るく元気よく快活なコミュニケーションをとること。そして、人の意見を否定せずまずは受け入れ、自分の意見も主張できるようにしましょう。③一次・二次面接過去の経験・実績および自己PRがしっかりその会社で活かせるになっているのか確認しましょう。④最終手前・最終将来のビジョンが語れること・入社意志が問われる企業が多いです。

【なりたい姿・なしとげたいこと】がその企業で叶えられる根拠を述べられるように準備しましょう。こちらポイントに振り返りしてみてくださいね。ただ、一回一回、落ち込む必要はないので『この企業は運命の企業じゃなかったんだ』と思い、次!次!という切り替えが大事です。頑張りましょう!

④周囲の人に相談する

周囲の人に相談することで、気持ちがふっと軽くなったり、思いもよらない解決策を提案してくれることがあります。就活をしんどいと感じているいずれの人にも有効ですが、自分の置かれた状況や求めているアドバイスによって相談する人は大きく異なってきます。親にエントリーシートの書き方をアドバイスされてもぴんとこないですよね。

自分の悩みは何なのか、ある程度は明確にしたうえで、相談することをおすすめします。雑談のついでのように切り出すのではなく、「相談したいことがあるんだけど」と真剣に相談すれば、かならず親身に聞いてくれるはずですよ。

相談リスト
  • 就活生仲間
  • 就活を終えた先輩
  • OB・OG
  • 指導教員
  • キャリアセンター、就職支援課
  • 家族

⑤エージェントを利用する

相談相手のなかで、就活生のあらゆるしんどいに対して適切な解を導いてくれるが、エージェント会社などに所属するキャリアドバイザーです。ESや面接に関しては何百何千と添削・助言しているプロですから、企業側の視点に立って「合格するアドバイス」をしてくれます。

「無い内定型」にとっては内定に導いてくれる近道になるだけでなく、「就活迷子型」「就活に疑問型」にも有益なアドバイスをくれます。

「重圧ストレス型」には「第一志望に落ちた」など精神的なしんどさをやわらげてくれるのも、キャリアアドバイザーの心強いところです。これまで数々の就活生と接してきたアドバイザーの話は、挫折を乗り越えた仲間や先輩のエピソードをまじえながら背中を押してくれる言葉をくれるはずです。

キャリアアパーク!就職エージェントではさまざまな経歴を持つ経験権豊富なアドバイザーがいますので、ぜひ一度相談してみてください。

⑥共感できる記事やコメントを探す

人に相談するのが億劫な人は、インターネットや雑誌などから共感できる記事やコメントを探してみてください。あなたは抱えている就活のしんどさは、あなた特有の特別なものではないはずです。共感できる記事やコメントに出会い、「誰もが乗り越えたしんどさ」と思えれば、気分はいくぶんかは晴れるでしょう。すべての原因に対応できます。

また、「無い内定型」「重圧ストレス型」が原因の人は成功体験談も多く見つかるはずですし、成功のイメージを持ってモチベーションを燃やす燃料にしましょう。注意してほしいのは、悪口やマイナス感情ばかりのものを見てしまい、余計に鬱々としてしまうことです。なるべく前向きな記事・コメントを見ましょう。

⑦休息をとってリカバリーする

常に忙しく動き回っている就活では、体力的にかなりつらいときがあります。「重圧ストレス型」の人は特にそうではないでしょうか。ESの作成や面接の準備など寝る間を惜しんで活動している就活生も多いと思います。しかし1日か2日就活を一切せずに休息をとっても問題はありません。

身体的なしんどさを感じるときは、心も弱りがちです。早寝早起きを心がけてしっかり睡眠時間を確保する、バランス・栄養のある食事をとるようにこころがける、こうした生活の見直しをすることです。心もリフレッシュされ、就活へのやる気も復活します。

キャリアアドバイザーコメント

休憩する目的に沿って時間の使い方を変えてみよう

休憩は誰しも必要です。ただし、目的がある休憩にしたいですよね。休憩したいと踏み切る背景があるはずです。きっと何かがうまく回らずに疲れているケースが多いのではないでしょうか。その背景に沿って時間の使い方を変えましょう。

例えば、エンジニアを目指していたがチャンスを掴めない。それならば、プログラミングのゲームで訓練してみるなど、日常生活でトライしながら休憩し、実践した経験をもとに再スタートを切ることもできます。営業希望だがアピールポイントが語れないという場合は「バイト先でリピーターを〇名獲得する」「おすすめメニューを提案して注文率を上げるように出勤してみる」など、日常生活の中で意識することで自信をつけたり、話の引き出しを増やしたりできますよ! 体力的な問題で休憩したいのであれば、目一杯の睡眠に尽きますね。

⑧一度就活を忘れる

合格に向けて就活と向き合うことはとても大切ですが、企業とは縁の側面もあります。能力以前にフィーリングが最後の決め手になるのが、就活です。一度、就活を忘れて好きなことや趣味に没頭してみてはどうでしょうか。日常から離れられる小旅行もいいでしょう。「無い内定型」「重圧ストレス型」にとっては良い気晴らしになるはずです。

一度距離をおいてみることで、就活の現状を俯瞰してみられます。「無い内定型」は、自分の人生を左右すると思っていた企業の合否が、それほど悲観する必要がないと気づくこともあります。「就活に疑問型」あるいは「就活迷子型」は、企業に就職するのではなく、「留学や休学などほかの選択肢の方が自分にとっていいかも」といった気づきになるかもしれません。

⑨マインドチェンジで就活を楽しむ

心の持ちようによって景色がずいぶんと変わって見えることがあります。「本命企業に落ちても、死ぬわけではない」「落ちても受ける企業は山ほどある」と考えることはできませんか。「無い内定型」「重圧ストレス型」はずいぶん気が楽になるはずです。

たとえば、総務省の統計調査によると、日本の企業の数は400万近くあります。すべての企業が新卒を採用しているわけではないとはいえ、とてもすべて受けられる数ではありませんよね。

別の角度から考えてみましょう。「しんどかった」と振り返る先輩、「しんどいことばかり」とため息をもらす友人。あなた自身もこうした言葉を周囲から聞くことで、就活がしんどいものだと思い込んでいる節はないでしょうか。

そうした側面があるのは否定できませんが、「就活をはじめた当初より、言葉遣いも話し方もうまくなった」「ただでさまざまな企業を知れる機会」などをマインドチェンジをすれば、意外に楽しいと感じられることもありますよ。

⑩就職浪人や休学でモラトリアムをもうける

「就活に疑問型」は、一定期間、就活から離れてみるのも人によっては有効です。そもそも自分の気持ちとしては、「まだ働きたくない」「大学に残って勉強をしたい」という人もいるでしょう。

就活は、自分の就きたい職業、やりたいことを見つけるための手段に過ぎません。そう考えれば、これらの選択肢は決して逃げではありません。

「就活迷子型」もいざ就活を再開するとなっても、前向きな姿勢で臨めるでしょう。

これだけはやってはいけない! 3つのNG

「多くの企業を受けて志望業種をかためていく」「絶対に航空業界に入りたい」など就活のスタイルは人それぞれ。しかし、どの就活生に共通するやってはいけないNGな行動もあります。結果をうまく得られなかったり、就活で迷子になってしまいかねません。

①周囲に流されて就活をする

周囲がなんとなく就活を始めたから自分も始めた。そんな人は、就活に主体的に取り組むのは難しいのではないでしょうか。「受かった会社にいけばいいや」と安直に考えている人なのかもしれません。「この職業に就きたい」「大企業で働きたい」といった目的意識が希薄なので、就活そのものが目的化してしまいがちです。

こうした人に起こりがちなのは、就活に身が入らずに思うような結果が出ないことです。自己分析や企業研究も怠ってしまい、企業側にも熱意は伝わりにくいです。就活を始めるまえ、もしくは「周囲に流れて就活をしている」と感じた人は、一度立ち止まって「一度自分がなぜ就活をするのか」を真剣に考えてみてください。

②インターンなどで社会人経験を積まない

夏期インターンなどで経験を積んだ人と就活解禁から開始する人とでは、さまざまな面で大きく差が開いてしまいます。マナーやルール、ビジネスをするうえで必要な考え方などといった就活に必要な知識や能力はもちろんですが、働く意義や企業選びの意識といった面でも大きく異なってしまいます。

③大企業や大本命をいきなり受ける

どれだけ完璧な準備をしても、いざ面接となれば思わぬ質問に答えられないなど不十分な点は多々あります。いきなり本命を受けて落ちてしまっては立ち直るのに時間がかかってしまい、結果としてだらだらと就活を続けてしまうことになりかねません。練習のつもりで本命のまえに同じ業界などから複数の企業を受けましょう。

キャリアアドバイザーコメント

五反田 誉司

消費者目線だけで「好き」を仕事にしたいはNG

多くの学生さんが「好き」を仕事にしたいと言います。それは決して悪いことではありません。しかし、好きを仕事にするのであれば必ず考えて欲しいのが”提供する側としての好きかどうか”ということです。例えば、「音楽が好きだから音楽レーベルに就職したい!」「ファッションが好きだからアパレル業界に就職したい!」という学生さんもいます。

しかし、この学生さんたちに共通しているのは好きが消費者としての好きになってしまっていることです。今までは「英語を学びたいから国際学部に行こう!」「あのキャンパスで勉強したいからここの大学に行こう!」という基準で選べました。しかし、それは皆さんが大学にお金を払った上で得られる権利として好きなものを選べました。就職する以上は、企業からお金をもらって仕事をします。その時に、自分が「消費者として好きだから」という理由で企業が皆さんを雇うメリットはなんでしょうか? そこにメリットはありません。

だからこそ、提供者として「音楽業界を〇〇のようにしたい!」「ファッションで悩んでいる人たちを救ってあげたい!」というような思い、それに至った背景がしっかりとあるかどうかが大切になってきます。好きを仕事にしたいのであれば、好きを「誰に」、「何の為」に伝えたいのか?それはなぜなのか?をしっかりと考えた上で就活を進めていきましょう。

就活がしんどいときは理由を把握し、適切な対処をしよう

しんどい時期は誰しもありますが、乗り越えられない人はいません。就活がしんどいと感じるときは、理由が必ずあります。まずはその理由を自分なりに分析してみてください。適切な対応さえすれば、しんどい時期をはやく脱せられたり、脱したときは一段と成長しているはずです。まずは、10の処方箋から解決のヒントが探してみてください。

この記事の監修者

北原 瑞起 (きたはら みずき)

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。詳細

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