目次
- 「就活がしんどい」は誰もが通る道! 現状を打開して悩みに終止符を打とう
- 「就活がしんどい」と感じる4つの状況
- ①内定が無く就活の終わりが見えない
- ②選考に対して過度に緊張してしまう
- ③やりたいことが見つからない
- ④就活自体に違和感を感じている
- 「就活がしんどい」から一歩前進するための10の処方箋
- ①現状を把握して課題を明確にする
- ②情報収集して選択肢を広げる
- ③SNSと適切な距離をとる
- ④準備を徹底して自信をつける
- ⑤模擬面接で選考の場に慣れる
- ⑥完璧な回答ではなく自分らしい回答を考える
- ⑦自己分析を再度おこなう
- ⑧OB・OG訪問で働くイメージを持つ
- ⑨少しでも興味があれば応募してみる
- ⑩キャリアアドバイザーに相談する
- 就活がしんどい時に心を楽にする考え方
- うまくいったことに目を向ける
- 不合格ではなく「縁がなかった」と考える
- 休息も就活には必要と捉える
- 内定をゴールとしない
- どうしてもしんどい時は無理せず医療機関や公的サービスに相談してみよう
- 就活をしんどいと感じている学生からの質問に回答!
- 就活がしんどい時期を乗り越えて納得のいく就職を実現しよう
「就活がしんどい」は誰もが通る道! 現状を打開して悩みに終止符を打とう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活しんどい、やめたい」
「早く内定を得て楽になりたい」
就職活動を一生懸命におこなっているからこそ、こうした気持ちになってしまう就活生も多いでしょう。
体力的な疲労に加え、思い通りに進まないことによる精神的な負担も大きいため、そうした気持ちになるのは当然と言えます。しかし、就活でつらいと感じているのはあなただけではありません。
誰しもが経験する可能性があるこの「しんどい時期」。この記事では、そんな時期を乗り越えるための10の処方箋を紹介していきます。
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「就活がしんどい」と感じる4つの状況

就活中に「しんどい」と感じる状況はさまざまですが、ここでは多くの就活生が陥りやすい4つの状況について解説します。
自分の状況を正しく理解することを、適切な対策を講じる第一歩としましょう。
①内定が無く就活の終わりが見えない
最終選考まで進んでもすべて不合格。また書類選考や一次面接からやり直し。周囲は次々に内定を獲得しているのに……と就活の終わりが見えず、焦りを感じている人もいるでしょう。
また、何十社も受けているのに一次選考すら通らず、先の見えない絶望感を感じている人もいるかもしれません。
終わりが見えない就活に対する不安や、無い内定という現実が重くのしかかり、精神的な疲弊を感じる人は、一度休息を取り入れることも視野に入れてみましょう。心身を十分に回復させて、前向きな気持ちで就活に取り組むことで視野が広がるかもしれません。一歩前進するための対処法は後ほど解説していきます。
就活がうまくいかないと感じている人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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②選考に対して過度に緊張してしまう
人生の大きな転換期である就活を成功させようと強く思うあまり、「面接で一度でもミスしてはいけない」「回答は完璧でなければならない」と、選考で過度な緊張を感じてしまう就活生も少なくありません。
特に、年上の初対面の人とのコミュニケーションが求められる面接や、自分の意見が否定されるような圧迫面接など、緊張やストレスを感じやすい場面が連続することで、精神的に大きな負担となるのは当然のことと言えるでしょう。
趣味や運動などで気分転換を図ろうとしても、気持ちが焦ってしまい、なかなかリラックスできない人は、選考に対する心構えやリラックスする方法を身に付けることが、つらい状況から抜け出すための鍵となります。
面接で緊張してしまう人は以下の記事を参考にしましょう。頭が真っ白になってしまったときの対処法も紹介しています。
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③やりたいことが見つからない
自分の志望する業界や本当にやりたい仕事が明確に定まらないまま就職活動を進めていると、明確な目標を持って活動している周囲を羨ましく感じることがあるかもしれません。
「総合商社でグローバルに活躍したい」「IT業界で最先端の技術にかかわりたい」といった具体的な目標を持つ友人たちの言葉を聞くたびに、「自分には本当に興味のあること、情熱を注げるものがないのではないか」不安に思ってしまったことはありませんか。
周囲にあわせてなんとなく就活を続けていると、企業に自分の熱意が伝わらず不合格が続き、後戻りできない袋小路に入り込んでしまう可能性があります。このような状況を打開するためには、改めて自己分析を深め、自分の価値観や興味関心を探ることが重要です。
以下の記事でも就活がうまくいかない人の特徴を解説しているので、気になる人はあわせて確認してみましょう。
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④就活自体に違和感を感じている
周囲の友人たちが一斉に就職活動を始め、リクルートスーツに身を包み、同じような髪型で企業説明会に参加する様子を見て、就職活動の形式そのものや社会に出ることに対して漠然とした違和感を感じている就活生もいます。
疑問をなんとなく感じているとはいえ、大半の学生はこうしたスタイルのなかで就活をおこなっています。「自分だけ特別なのかな」と不安に思う気持ちや疎外感がしんどさを感じる理由の一つになります。
働くことへのモチベーションが見出せない場合や、就活の形式に疑問を感じている場合は、違和感を言葉にしてキャリアアドバイザーやキャリアセンターのスタッフに相談してみると良いでしょう。
就活に違和感を感じているのはあなただけではありません。以下の記事では就活が気持ち悪いと感じる原因や今後とるべきアクションについて解説しています。
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キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへしんどい時に大切なのは「頼ること」
就活は誰にとっても初めての経験! しんどいときは無理せず頼ろう
いままで多くの学生の就職活動に伴走してきましたが、記事の中でも紹介されている「内定が無く就活の終わりが見えない」という悩みを抱える人が圧倒的に多いです。
不合格通知が続くと、自分を否定してしまい、どうしても視野が狭くなってしまいます。そんなときに大切なのが「人に頼ること」です。家族や友人、大学のキャリアセンター、そして私たちのようなキャリアアドバイザーにぜひ相談してください。誰かに相談することで少し気持ちが楽になり、視野が広がって前向きな一歩を踏み出せる学生さんをこれまで何人も見てきました。
もし今この記事を読んでいて、就活に疲れてしまっている人がいたら「無理をせず、頼れる人に頼ってほしい」と伝えたいです。就職活動は誰にとっても初めての経験。うまくいかなくて当たり前です。周囲の頼りやすい人や、それが難しければ私たちのような専門のアドバイザーを頼って、一緒に頑張っていきましょう。
「就活がしんどい」から一歩前進するための10の処方箋
就活がしんどいと感じる原因が明確になったら、次は具体的な解決策を試してみましょう。ここでは、つらい状況から一歩前に進むための10の処方箋を紹介します。
複数の原因が複合的に絡み合っている場合もあるため、自分に合った方法をいくつか組み合わせて実践してみてください。
また、こちらの記事では就活のストレス解消法を紹介しています。しんどいと感じるストレスと向き合うことは大切なので、あわせて確認してみてくださいね。
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①現状を把握して課題を明確にする
まず最も重要なのは、自分が今どのような状況に置かれていて、何に対してしんどさを感じているのかを正確に分析することです。
自分がどの段階にいるのか、周囲の状況と比較して遅れているのかどうかなど、客観的に現状を把握しましょう。もし焦りを感じているのであれば、その原因は一体何なのかを具体的に掘り下げて考えます。
内定がないことへの不安なのか、希望する業界が見つからないことへの焦りなのか、あるいは漠然とした就活そのものへの抵抗感なのか。自分の心境や状況を明確にすることで、次に取るべき行動が見えてくるはずです。
キャリアアドバイザーが読み解く!反省するのではなく冷静に振り返ることが大切
落選するフェーズの基本を見直してみよう
何がうまくいっていないかわからないときは、落ち着いて原因を分析しましょう。いつも落選するのは、ES(エントリーシート)・GD(グループディスカッション)・一次面接・二次面接・最終面接の内どのフェーズでしょうか。
①ES
文字数は足りていますか。丁寧さに文字は書けていますか。企業に対する意欲が伝わる文章になってますか。確認して、第三者に添削をお願いしてみましょう。
②GD
とにかく実践を積みましょう。同じチームの人からも「信頼できる」「一緒に働きたい」と思ってもらえるような対応を心掛けましょう。基本は笑顔で明るく快活なコミュニケーションをとること。そして、人の意見を否定せずまずは受け入れ、自分の意見も主張できるようにしましょう。
③一次・二次面接
過去の経験・実績および自己PRがしっかりその会社で活かせるようになっているのか確認しましょう。
④最終面接
将来のビジョンは語れますか。入社意志が問われる企業が多いため、「なりたい姿」と「なしとげたいこと」がその企業で叶えられる根拠を述べられるように準備しましょう。
ぜひ上記を振り返ってみてくださいね。ただ、一回一回の選考で落ち込む必要はありません。「この企業は運命の企業じゃなかったんだ」と思い、次!次!という切り替えが大事です。頑張りましょう!
②情報収集して選択肢を広げる
内定が無かったり、やりたいことが見つからない場合は視野が狭まっている可能性があります。
積極的に情報収集をおこない、自分がまだ知らない企業や業界、働き方があることを知ることで、新たな選択肢が見つかるかもしれません。
企業のWebサイトや説明会、就活情報サイトはもちろん、逆求人サイトや企業の公式SNS、業界のニュースサイトなどを活用し、興味のある分野だけでなく、これまで全く目を向けていなかった分野にもアンテナを張ってみましょう。情報収集を通じて、自分の興味や価値観に合致する企業や職種を発見できる可能性が広がります。
情報収集の仕方については以下の記事で詳しく解説しています。
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③SNSと適切な距離をとる
SNSは情報収集に役立つ一方で、他者の内定報告や華やかな就活の様子を目にすることで、焦りや不安を感じやすくなる側面もあります。
特に、就活がうまくいっていないと感じている時期には、SNSの利用時間を1日1時間までと決めるなど情報過多による精神的な負担を軽減することが重要です。共感できる就活体験談などを探すのは有効ですが、ネガティブな情報や信頼度の低い情報に踊らされないように注意し、自分にとってプラスになる情報だけを選び取るように心掛けましょう。
就活での賢いSNSの活用方法については以下で解説しています。SNSをうまく使って就活を成功させましょう。
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④準備を徹底して自信をつける
選考に対する過度な緊張は、準備不足からくる不安が原因であることも少なくありません。自己分析を深め、自分の強みや経験をしっかりと整理し、企業研究を徹底的におこなうことで、自信を持って選考に臨めるようになります。
ESの作成や面接対策も、繰り返し練習することで不安を解消でき、本番でのパフォーマンス向上につながります。十分な準備は、緊張を和らげ、自分らしい力を発揮するための自信になることを覚えておきましょう。
自信を持って「面接準備は万端!」をと言えるように、以下の記事の参考に準備を進めましょう。
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⑤模擬面接で選考の場に慣れる
面接本番で極度に緊張してしまう人は模擬面接をおこなうことが効果的です。
大学のキャリアセンターや就職エージェント、友人同士など、さまざまな機会を利用して模擬面接を繰り返しおこない、選考の雰囲気に慣れることが大切です。
模擬面接を通して、自分の話し方や態度、回答内容の改善点などを把握し、本番で落ち着いて対応できるよう練習を重ねましょう。
模擬面接をより効果的におこなうために、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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模擬面接は、面接対策として非常に有効な手段です。しかし、その効果を最大限引き出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。この記事では、模擬面接の具体的な流れや、よく聞かれる質問などについて、キャリアアドバイザーが丁寧に解説します。模擬面接を上手に活用して、志望企業の面接を突破できるよう、一緒に準備を進めましょう!
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⑥完璧な回答ではなく自分らしい回答を考える
面接で「完璧な回答をしなければならない」と思い込むことは、過度な緊張を生む原因となります。企業が知りたいのは、用意された模範解答ではなく、あなたの個性や考え方です。
自己分析で深めた自分の強みや経験に基づき、飾らない言葉で自分らしい回答を心掛けることが、面接官に良い印象を与え、緊張を和らげることにもつながります。
また、自分らしい回答をすることで、入社後のミスマッチのリスク回避にもつながるでしょう。
⑦自己分析を再度おこなう
就職活動の軸が定まらない、やりたいことが見つからない人は、改めて自己分析の時間を取りましょう。
自分の過去の経験を振り返り、どのような時にやりがいを感じたのか、どのような価値観を大切にしているのか、自分の強みや弱みは何かなどを深く掘り下げることで、本当に興味のある分野や仕事が見えてくるはずです。自己分析ツールなども活用しながら、客観的な視点も取り入れると良いでしょう。
おすすめの自己分析ツールや自己分析本については以下の記事で詳しく紹介しているのでチェックしてみてください。
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⑧OB・OG訪問で働くイメージを持つ
働くイメージが持てなかったり、やりたいことが見つからない人は、実際に社会で働いている先輩社員を訪問し、仕事内容や職場の雰囲気、やりがいや苦労などを直接聞いてみましょう。
OB・OG訪問を通して、自分がどのような働き方をしたいのか、どのような企業文化に惹かれるのかなどを具体的に考えるきっかけが得られます。
OB・OG訪問でどのような質問をしたらよりリアルな情報を得られるのかは以下の記事で解説しています。
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⑨少しでも興味があれば応募してみる
「自分には何もやりたいことがない」と考えてしまう人は、少しでも興味を持った企業や業界があれば、積極的に応募してみましょう。
なぜなら、実際に選考を受ける中で、その企業や仕事に対する理解が深まり、新たな興味関心を発見できることもあるからです。たとえ不合格になったとしても、選考の経験は決して無駄にはなりません。
まずは説明会に参加してみる、ESを提出してみるなど、一歩踏み出して行動することで、あなたに合った企業に出会える可能性が広がります。
⑩キャリアアドバイザーに相談する
就職活動に関する専門的な知識や豊富な経験を持つキャリアアドバイザーは、就活生のさまざまな悩みに寄り添い、今のあなたにあったアドバイスを提供してくれます。
ESの添削や面接対策はもちろんのこと、求人紹介、自己分析サポートなど、幅広い支援を受けることができます。
一人で悩まずに、積極的にキャリアアドバイザーに相談することで、現状を打開するための具体的なアドバイスや、新たな視点を得られるはずです。
キャリアアドバイザーから就活に悩むあなたへ10の処方箋の中でも特におすすめなのは最後の2つ
応募や相談のハードルを下げてみよう
記事の中で、「就活がしんどい」状況から一歩前進するための10の対処法を紹介しましたが、その中でも特におすすめの組み合わせは最後の2つ、「⑨少しでも興味があれば応募してみる」と「⑩キャリアアドバイザーに相談する」です。
これらの2つに共通するのは「視野が広がる」ということです。たとえば、少しでも興味があれば応募してみることで「意外と面白そう」という発見があるかもしれません。実際、「当初、志望度はそこまで高くなかったけれど、選考を進めるにつれて企業への理解が深まり、いつの間にか第一志望になっていた」というケースは少なくありません。
また、キャリアアドバイザーに相談することで、自分では気付けなかった自分の魅力がわかったり、隠れた良い企業に出会えることもあります。
思い込みから解放され、もっと広い世界があることに気付けると、そこからぐっと就活が進む学生さんが多いので、応募のハードルや相談のハードルを下げてみることをおすすめします。
就活がしんどい時に心を楽にする考え方
就職活動が長引いたり、なかなか思うような結果が出なかったりすると、精神的に疲弊してしまうことがあります。
そんな時は、少し考え方を変えてみることで、気持ちが楽になるかもしれません。ここからは就活に対する考え方に焦点を当てて解説していきます。
以下の記事でも就活で絶望したときの挽回法や思考法を解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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就活で絶望… 挽回するための6つの対処法と大切な思考法を解説
就活に絶望してしまった人が今すぐやるべき6つの対処法を紹介していきます。就活がうまくいかない理由を分析したり、視野を広げてみたりすることで、就活に対する絶望を乗り越えることができるかもしれません。キャリアアドバイザーが就活に絶望しないために心がけたいことも紹介しているので、参考にしてみてください。
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うまくいったことに目を向ける
毎日小さなことでも良いので、「面接に自分らしく臨めた」「ESを1枚書き終えた」など、自分が頑張ったこと、うまくいったことを意識的に見つけて認めるようにしましょう。
たとえ選考の結果が良いものでなかったとしても、就活を通して自分に向き合ったことや努力したことは変わりません。自分の成長や学びに目を向けて就活を進めましょう。
不合格ではなく「縁がなかった」と考える
選考に落ちてしまった時は、自分を責めるのではなく、「その企業とは縁がなかった」と捉えるようにしましょう。
合否は能力だけでは決まりません。企業が求める人物像に当てはまっていたかや、選考タイミングなどさまざまな要因が重なって決まるものです。
自分を否定されたような気持ちになってしまうこともあるかもしれませんが、必要以上に落ち込まないようにしてくださいね。
休息も就活には必要と捉える
疲れていると感じたら、無理せず休息を取ることも大切です。自分の好きなことや趣味に没頭する時間を設けて、就活から一時的に距離を置いてみましょう。
「サボっているのではないか」と自分を責めてしまうときは、自分の充電期間と捉え、就活の効率を高めるための必要な時間と考えましょう。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ適度なリフレッシュが近道になることも
休憩する目的に沿って時間の使い方を変えてみよう
休憩は誰しも必要です。ただし、目的がある休憩にしたいですよね。休憩したいと踏み切る背景があるはずです。きっと何かがうまく回らずに疲れているケースが多いのではないでしょうか。その背景に沿って時間の使い方を変えましょう。
たとえば、エンジニアを目指していたがチャンスをつかめない場合は、プログラミングのゲームで訓練してみるなど、日常生活でトライしながら休憩し、実践した経験をもとに再スタートを切ることもできます。
営業希望だがアピールポイントが語れないという場合は「バイト先でリピーターを〇名獲得する」「おすすめメニューを提案して注文率を上げるように出勤してみる」など、日常生活の中で意識することで自信をつけたり、話の引き出しを増やしたりできますよ! 体力的な問題で休憩したいのであれば、目一杯の睡眠に尽きますね。
内定をゴールとしない
就職はあくまで人生の通過点であり、内定を得ることが最終的なゴールではありません。
周囲が内定が出始めていることに焦り、内定を得ることをゴールとしてしまうと、就活の軸があいまいになってしまいがちです。また、企業と自分のマッチ度などを深く考えずに入社を決めてしまうと、ミスマッチにつながる恐れもあります。
自分に合った企業で活躍するためにも納得のいく形で就活を終えましょう。
どうしてもしんどい時は無理せず医療機関や公的サービスに相談してみよう
就職活動による精神的な負担が限界を超えてしまい、不眠や食欲不振、強い不安感などが続く場合は、無理せずに医療機関や地域の公的相談窓口に相談してみてください。
厚生労働省の「まもろうよこころ」や「こころの耳」では、悩みを抱えている人向けに、相談できる電話窓口を設置しています。電話はハードルが高いという人はSNSでの相談窓口もあるため、ぜひ気軽に利用してみてくださいね。
就活をしんどいと感じている学生からの質問に回答!
就活がしんどいと感じてしまったり、就活がしんどいと感じる状況から抜け出すためには何をすれば良いか悩む学生は多いですよね。ここではそのような学生からの質問に、キャリアアドバイザーが回答していくのでぜひ参考にしてくださいね。
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就活がしんどいと感じてしまう原因を教えてください。
就活がしんどいと感じる原因はさまざまです。とくに内定がもらえずに悩む学生は多いですよね。周囲が内定を獲得するなか自分だけ内定がもらえなかったり、書類選考に落ちてしまうと、周りと比較して落ち込んでしまいやすい傾向にあります。特に何十社受けても内定をもらえない状態であると、精神的なダメージは大きくなりますよね。
また、就活の緊張に耐えられず、プレッシャーを感じてしまうパターンも見受けられます。「面接でミスをしてはいけない」などと気を張りすぎてしまうと、緊張が大きくなりストレスになってしまうことも多いといえるでしょう。
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就活がしんどい状態から抜け出す方法が知りたいです。
就活がしんどい状態を抜け出すには、まずはしんどいと感じる原因を分析しましょう。行きたい企業が見つからないからなのか、友人と比較してしまうからなのか、就活自体がしんどいのかなど、人によって原因はさまざまです。原因がわかると、おのずと対処方法も明確になるでしょう。
また、何もやる気が起きないときは、思い切って休息をとるのも1つの手段です。忙しい中では、体力的にも精神的にもなかなか回復することが難しいです。1日や2日で良いので、就活から離れる時間をとってみると、意外とスッキリとするかもしれませんよ。
就活がしんどい時期を乗り越えて納得のいく就職を実現しよう
就職活動は長く、時につらい道のりとなることもありますが、しんどいと感じるのは決してあなた一人ではありません。
まずは、なぜ自分がしんどいと感じているのかを分析し、今回紹介した10の処方箋の中から、自分に合った方法を試してみてください。適切な対処をすることで、必ずこのつらい時期を乗り越え、納得のいく就職を実現できるはずです。
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自己分析を突き詰めることが大切
キャリアアドバイザー
塩田 健斗
プロフィールをみるできることや強みから考えてみよう
やりたいことが見つけられていない学生さんは、自己分析の面で突き詰められていないことが多いです。「やりたいこと」=「好きなこと」ではないので、「自分がやりがいを感じる瞬間はどんな時なのか?」など過去を振り返って自己分析しましょう。
また、やりたいことが見つからない学生は、「自分に自信がない」というケースも考えられます。そんな人は「留学に行っていないから」「ゼミに所属していないから」「部活をやっていないから」など消極的になってしまいがち。そんなに大きなことを成し遂げていなくても誰しもが適性や長所があります。
バイトを1年以上続けている、実家の仕事の手伝いをしているなど些細なことでも構いません。自分が当たり前に続けていることでも、他者ができないことや他者より優れていることはたくさんあるはずです。人と比べて少しでも良いと思う点や、強いて言うならここは自信があるという点を書き出してみましょう。やりたいことからでなく、できること・強みを考えることで、何か導き出せることがあるはずです!