【研究室での経験のガクチカ】企業からの印象・注意点・アピールできる強みまとめ
企業からの印象
○
一つのことに熱中して取り組めそう
△
自分の殻にこもりやすく、周囲と協調できるかは見極めが必要になりそう
アピールできる強み
主体的な行動力・巻き込み力
教授やメンバーを巻き込み、自分発信で新しい検証方法やアイデアを提案して開発を進めた力が評価される
高い学習意欲・知的好奇心
自ら興味を持った専門分野を深く学び、知識を吸収して成果へつなげる姿勢が評価される
注意点
専門性が高すぎて入社後の活躍イメージを伝えにくい
専門用語を多用せず、仕事でどう活きるか想像してもらえるよう噛み砕いて説明する
受動的な姿勢に映りやすい
先輩のやり方をただ引き継いだだけではなく、自分なりの工夫や挑戦したプロセスを掘り下げる
おすすめの業界・職種・会社
メーカーなどの技術開発をおこなう企業
新素材や新技術などの開発経験があり、自発的に検証を繰り返す姿勢はそのまま実務に直結しやすい
ITなどの継続的な学びが求められる企業
未経験の領域でも学び続けることが不可欠な環境であり、知的好奇心の高さがそのまま評価につながる
研究室での経験からガクチカを作りたい人はこちら!
研究室での経験をガクチカにしたいなら、書き方にも注意が必要です。特にエピソードは誰にでも伝わるかどうかを意識する必要があるので、まずは以下の記事に目を通し基本的な構成を理解しましょう。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方
また研究室でのエピソードをガクチカにしたい場合は、いかに専門用語をなくすか、研究内容をわかりやすくまとめられるかが課題になります。不安な場合は、以下の記事を参考にしてください。
内定者の例文が見たい:
【内定者のES例文つき】ガクチカで研究をアピールするコツを解説!
「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」26卒内定者の例文
大学院での研究活動の伝え方を知りたい:
大学院生必見! ガクチカで研究活動を伝える3ステップ×ケース例文
研究概要書の書き方を知りたい:
理系就活に必須の研究概要書の書き方|学部別の例文付きで解説
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!研究室のガクチカならではの落とし穴に要注意!
キャリアアドバイザー
乾 花穂子
プロフィールをみる高評価になりやすいが「伝わらない」という問題も!
前提として、研究室での経験のガクチカは非常に好印象です。特に理系学生の場合、難解な研究に打ち込み日々多くの時間を費やした経験は、それ自体が大きなアピール材料になるもの。何より、興味・関心を持ったものに強く熱中する姿にはどのようなものであれ好印象を抱きますね。
専門性が高いすぎて話が伝わらないと致命的
一方で注意したいのが、専門用語を多用してしまうこと。研究内容と関係の深い領域の企業であれば良いのですが、専門の領域以外の企業や担当者に必ずしも知見があるとは限らない場合は特に注意してください。
研究内容が伝わらないと、成果の良し悪しでなく「入社した後に周囲とコミュニケーションが取れるのだろうか」「仕事でどう活きるのか想像がつかない」という観点で大きなマイナスになってしまいます。結果として不採用になってしまってはもったいないですよね。
過去に私が担当した学生のなかにも、数学系の研究室で非常に高度なテーマを扱っている人がいました。その学生は自分の研究を懸命に説明してくれたのですが、専門用語の壁が厚く、こちらが何度質問を重ねても結局何をやっているのかが最後までイメージできませんでした。
「誰が聞いても成果がわかるか」が評価の分かれ目
研究内容を伝えるなら、小学生でもわかるかという視点で読み返してみてください。たとえば、
バイオ系の専門性の高い話
↓
生物学的な現象を身近な例にたとえる
というように、日常生活に落とし込んでみるだけでもかなり伝わりやすくなります。
配慮ある伝え方はビジネススキルのアピールにもなる!
こういった誰にでもわかる内容に翻訳する力が活きるのは、研究の成果を示すときだけではありません。周囲への気遣いや言語化能力といった、どのような企業でも必要とされるスキルに変換できます。
実際に面接官として話を聞く機会もありますが、難しい話をわかりやすく伝えてくれる人からは地頭の良さを感じるもの。どのような領域でも活躍してくれるだろうという信頼感にもつながりますね。