「よさこい」のガクチカの伝え方|企業からの印象や内定者の例文も紹介

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり#自動車業界 出身
    新卒で自動車会社に入社。2021年には買取販売台数で前年比率全国178店舗中1位を記録。その後、現場責任者として新卒・中途教育に従事していた経験から、「人の人生の分岐点によりかかわりたい」と思い、ポートへ。全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-230209002-05661)
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  • #面接官経験あり#大手企業 出身#人材業界 出身
    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000人以上に講演。現在はキャリアアドバイザーグループの責任者として年間約1,000人の学生の相談に乗る。
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目次

  1. 企業からの「よさこい」の印象
  2. アピールできる強み
  3. 注意点
  4. おすすめの業界・職種・会社
  5. 「よさこいのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!
  6. よさこい経験を題材にした内定者例文
  7. 【内定者例文】27卒 北里大学 IT業界
  8. よさこい経験でガクチカを作りたい人はこちら!

「よさこいに打ち込んだ経験をガクチカにしたい」

このように考える人もいるでしょう。よさこいはチームワークや協調性を伝えられるガクチカの一つ。どのように企業に伝え、アピールにつなげれば良いのかをこの記事で解説します。

よさこいのガクチカ作成前に、「ガクチカの基本」を押さえたい人は以下の記事を読んでみてくださいね。
ガクチカの例文15選! ガクチカがないときの見つけ方と書き方

企業からの「よさこい」の印象

プラスの印象

・組織の規律を守れそう
・周囲と足並みを揃えられそう

マイナスの印象

・ダンスと比較して大会などが少ない印象
・お祭りの延長でないか見極めが必要

アピールできる強み

組織が決めた「高い基準」を徹底して守り抜く力
  • チームで定めた完成度の基準や目標を妥協せず、愚直にやりきる力が評価される
    (例)何百人もの大体制で揃える厳しさの中、動きや角度をピッタリ合わせるなど、全員で定めた演舞の基準を徹底して守る
大人数を一つにまとめる力
  • 集団をまとめ上げ、チームの一体感を作る力が評価される
    (例)メンバーごとに熱量や意識の差がある大人数組織の中で、みんなで同じ目標を目指せるよう自ら働きかける

注意点

「よくある無難な話」に終止しない
  • 「チームの一体感を取り戻した」というありがちなエピソードになりがち
    自分ならではの工夫や行動を盛り込んで差別化を図る
他の活動と比べて「熱量が低い」と思わせない
  • 「ただのお祭り」「ダンスより練習が楽そう」と勘違いされやすい
    ⇒ミリ単位の角度合わせや鳴子の止め方など、よさこいならではの厳しい練習を伝える

おすすめの業界・職種・会社

年功序列・規律重視の色が表れている企業
  • 歴史や文化、組織の規律を重んじる風土がある
  • 起立性を持って集団で成果を出す姿勢が評価につながりやすい
デベロッパーや建設などの大規模案件を動かす仕事
  • 大人数を束ねて1つのプロジェクトを作り上げる仕事
  • 多くの関係者を巻き込み、一つの演技を作るよさこいと親和性が高い

「よさこいのガクチカ」に対してキャリアアドバイザーからアドバイス!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「チームの一体感を高めました」は聞き飽きた!

吉川 智也

キャリアアドバイザー

吉川 智也

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大人数ならではの取り組みを思い返して!

「チーム全員の意欲を高めて演舞の完成度を上げました」。

よさこいのガクチカで非常に多いアピールですが、正直これだけでは記憶に残りません。なぜなら、よさこいやダンスのような集団表現において「みんなの足並みを揃えること」は当たり前だからです

評価の分かれ目は、「100人を超えるような大人数の中で、熱量の差や技術のばらつきをどう埋めたか」という具体的な仕組みづくりにあります。それではどのようなエピソードを話したら良いのか、例を見てみましょう。

高評価につながるよさこいの例
【どんな課題があった?】
・100名規模のサークルで、初心者と経験者の間で練習への熱量や技術力に大きな差があった
・全体の動きの統一感が損なわれていた

【どんな行動をした?】
・全体練習以外に、少人数のチーム制を導入した
・隊列の角度や手足を止めるタイミングを動画で撮影し相互フィードバックする仕組みを作った
・練習時間外でもチャットで気軽に質問できる環境を整え、初心者の孤立を防いだ

【結果どうなった?】
・全員の演舞の精度が劇的に向上した
・地域の大型お祭りで過去最高位の賞を獲得した

「動画撮影×少人数制」という具体的な工夫があったからこそ、チーム全体のやる気や技術の向上に結び付いたことがわかりますね。これなら「社会人になっても、組織の課題に対して仕組みで解決できる人だな」と感じてもらえるでしょう。

よさこいは、ヒップホップなどのダンスと比べて老若男女に馴染みがあり、日本の伝統文化としても認知されているため、幅広い年齢層の担当者にイメージが伝わりやすい利点があります。

さらに、何百人という規模で作品を作り上げる経験は、ほかの経験にはない強力な強みです。「自分がいたからこそ、この人数が同じ方向を向けた」と言えるような、あなたなりの工夫や巻き込み方を掘り起こしてみてくださいね。

よさこい経験を題材にした内定者例文

例文について

※本記事の実例文は、キャリアパーク就職エージェントの利用者の許可を得て作成しております。個人情報の保護と例示としてのわかりやすさを重視し、編集部にて固有名詞の変更や内容の編集をおこなっています。

【内定者例文】27卒 北里大学 IT業界

例文

私が学生時代注力したのは、よさこいサークルでの活動です。そこでは大型の旗を操るポジションの責任者として、後輩指導と安全管理を任されていました。

この旗は非常に大きく、風や会場条件によって扱いが左右されるため、限られた演舞空間では高度な技術と判断力が求められます。

私自身、下級生の頃は思うように旗を扱えず悩んだ経験がありました。そのため責任者になってからは、技術指導だけでなく、後輩一人ひとりの不安や心理面に目を向けることを大切にしました。

具体的には、失敗を恐れて思い切り動けなくなる後輩に対し、課題点だけでなく必ず良かった点を伝え、前向きに挑戦できる声かけを続けました

また、事前に会場の広さや風向きを確認し、立ち位置や動線を調整することで、安全に演舞へ臨める環境づくりにも取り組みました

その結果、後輩たちは自信を持ってパフォーマンスができるようになり、演舞全体の完成度と安全性の向上につながりました。

この経験から、相手の立場に立って行動し、周囲を支えることで組織全体の成果に貢献できることを学びました。貴社でもこの強みを活かし、チームの力を最大化できる環境づくりに尽力します。

キャリアアドバイザーが読み解く!感情面と安全面の2点からアプローチできている!

成瀬 遼

キャリアアドバイザー

成瀬 遼

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よさこいのような大人数での活動における「後輩指導」は、学生がよく取り上げるテーマの一つ。「サポートした」と述べるだけではほかの学生との差別化が困難になってしまいます。

この例文は、自分自身が過去に挫折した体験があるからこそ、相手の痛みがわかるという利点を活かして、感情面と安全面の2点からきちんとアプローチできていることが伝わりますね。

状況分析と具体的な対策をセットで示しているため、「現場で自走できる人物像」がしっかりとイメージできるでしょう。

よさこい経験でガクチカを作りたい人はこちら!

よさこいをはじめとしたサークル経験を題材にガクチカを書きたいと考えている人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。ステップ形式でわかりやすく作り方を解説しています。
11例文|ガクチカでサークル活動を魅力的に伝える4ステップ

ガクチカを聞かれた際は、深掘り質問もよくあるものです。この記事から深掘り質問の対策をして、あなたのよさこいの経験を余すことなく伝えましょう。
ガクチカの深掘り質問に答えるための4つの対策【回答例文9つ付き】

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