目次
- 下書きからきれいな履歴書を書いて内定への第一歩を踏み出そう
- 履歴書は下書きをした方がいいの?
- 履歴書に下書きをするメリット
- うっかりミスを防げる
- 落ち着いて文章を考えられる
- 全体のバランスを確認できる
- 履歴書に下書きをするデメリット
- 手間がかかる
- 履歴書が汚れる可能性がある
- 履歴書の下書きを失敗しないための5つのコツ
- ①作業する前に環境を整える
- ➁書く内容はあらかじめ考えておく
- ③シャーペンや鉛筆は濃さに気を配る
- ④きれいな消しゴムを使用する
- ⑤ボールペンは書き心地を事前に確認する
- 5つのステップで簡単! 下書きから履歴書を書く方法
- ①鉛筆やシャーペンで薄く書く
- ➁ボールペンで清書する
- ③しっかり乾かす
- ④下書きの線を慎重に消す
- ⑤最終チェックをする
- 直接下書きする以外の方法は?
- 履歴書のコピーに下書きする
- パソコンで見本を作る
- 下書きをしてきれいな履歴書を作成しよう
下書きからきれいな履歴書を書いて内定への第一歩を踏み出そう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 手書きで履歴書を作成する就活生から
「間違えたら最初からやり直しで面倒くさい……。」
「下書きはした方がいいの?」
という声が寄せられています。 最近ではパソコンで履歴書を作成するケースも増えていますが、まだまだ手書きの文化が残っている企業に向けて、履歴書を書く場面もありますよね。
履歴書は、採用担当者とのファーストコンタクトです。パソコンであっても手書きであっても、履歴書を丁寧に書くことは好印象につながります。この記事では、手書きで履歴書を作成する場合に下書きをするメリット・デメリットや注意点、下書きの方法について紹介します。手書きの履歴書を作成する予定の人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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履歴書は下書きをした方がいいの?
就活生
キャリアアドバイザー
結論から言うと、履歴書は下書きをするのがおすすめです。下書きをすることで履歴書の見栄えを整えられますし、うっかりミスも防げます。
履歴書は、ボールペンや万年筆など、消せない筆記具で書くのが基本です。「最終的にボールペンや万年筆で書かれていれば、下書きをしてもしなくても関係ないのでは」と考える学生もいるかもしれませんね。
しかし実際は、途中で文字を間違えたり読み返すと違和感のある文章になったり、バランスの悪い仕上がりになることも多いです。履歴書では修正液や修正テープの使用はNGとされているため、清書でミスをすると、最初から書き直しになってしまい大幅なロスとなります。
一方、下書きをすると誤字脱字や内容のブレ、バランスの悪さなどを書きながら修正できます。そのため、下書きをした方が、最終的には体裁の整った魅力的な履歴書に仕上がるでしょう。
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キャリアアドバイザーコメント柴崎 拓也プロフィールをみる
履歴書は見た目の印象も大事です。誤字脱字、用紙にしわや折れ曲がり、汚れがあった場合「最低限の文書作成マナーが身についていない」「慎重さに欠ける」とマイナス評価につながりかねないほか、そもそも読んでもらえない可能性もあります。
入社後は、どんな職種であっても文章作成業務は必要不可欠です。採用担当者は履歴書の内容を読む前に、書き方や見た目の印象から、まずは書き手の仕事ぶりを見ているのです。そのためにも推敲を重ねることが欠かせませんし、ケアレスミスを防ぐためにも下書きは大切です。
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履歴書に下書きをするメリット
履歴書は下書きをした方が良いと説明しましたが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、下書きをすることによるメリットを3つ紹介します。
うっかりミスを防げる
下書き最大のメリットはうっかりミスを防げることです。履歴書に誤字脱字はご法度。また、修正液や修正テープの使用も好ましくありません。たとえ内容のしっかりした履歴書であっても、ミスがあるまま提出すると「いい加減な人」「集中力のない人」と思われてしまう可能性があります。
下書きをすると、その時点で誤字脱字の確認・修正ができるため、清書時のミスを最小限にとどめることができます。そのため、間違いのない完璧な履歴書に仕上がるでしょう。
履歴書の誤字については、こちらも参考にしてください。
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落ち着いて文章を考えられる
下書きは書き直しが可能なので、志望動機や自己PRなどの文章をじっくり考えながら書き進められます。
下書きなしでいきなり清書する場合、ある程度書く内容を決めていたとしても、
就活生
ミスなくキレイな文字で書かなければ…… 。
就活生
記入欄にすべて書ききれるかな。
などあれこれ考えてしまうもの。そうなると、後で読み返したときに違和感のある文章や内容の薄い文章になっている可能性があります。
しかし、修正可能な下書きなら文章の内容を考えることだけに集中できるため、しっかり推敲できます。
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全体のバランスを確認できる
丁寧に文章を書いていたつもりでも、見返してみると
- 文字の大きさがバラバラ
- 行と行の間が不均一
- 文章が斜めになっている
- 書ききれずに文字が小さくなっている
といったように、体裁が乱れているケースはよくあることです。
このような履歴書は、内容が良くても企業からの印象はどうしても悪くなってしまいます。一生懸命書いた履歴書なのに、見栄えで印象が悪くなるのはもったいないですよね。下書きで目安となる線を引いたり文章量を調節したりすれば、全体的に整った履歴書が書けるので、それだけで内定に一歩近づくでしょう。
履歴書に下書きをするデメリット
整った履歴書を作るために有効な下書きですが、必ずおこなわなければならないものではありません。というのも、下書きにはデメリットもあるからです。では、履歴書の下書きにはどんなデメリットがあるのでしょうか。
手間がかかる
最初から清書する場合は一度書くだけで完成しますが、下書きの場合は「鉛筆で下書きをする」「ボールペンで清書する」「下書きの線を消す」といった工程が必要です。同じことを二度書かなければならないため、その分非効率的に感じる人も多いでしょう。
特に新卒採用の場合は、何社も履歴書を書かなければならないときもあります。限られた時間の中で1枚ずつ下書きをするのは、簡単なことではありませんよね。
履歴書が汚れる可能性がある
ミスをしても書き直しができるのが下書きの良いところですが、何度も書き直していると履歴書が汚れてしまいます。鉛筆の跡が残ったり紙が劣化したりすると、最終的にきれいに書けても見た目が悪くなってしまうでしょう。
履歴書は1点の汚れも絶対に許されないというわけではありませんが、ぱっと見て汚れが目立つとそれだけで印象も変わってしまいます。下書きであっても、汚れを目立たせないために書き直しの回数は少ない方が良いでしょう。
キャリアアドバイザー
下書きをする前にある程度書く内容を決めておくか、書き直しが多くなった場合は新しい用紙に変えることをおすすめします。
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履歴書の下書きを失敗しないための5つのコツ
より整った履歴書を作成するためには、下書きをすることがおすすめですが、稀に失敗してしまうこともあります。では、履歴書の下書きを失敗せずにうまく仕上げるにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、上記で紹介したデメリットを踏まえて、失敗しないための5つのコツを解説します。
①作業する前に環境を整える
まずは、作業に取りかかる前に環境を整えましょう。履歴書に限ったことではありませんが、大切な書類を扱うときは、邪魔なものがない作業スペースを確保することが重要です。
たとえば、デスクに飲み物や食べ物があると紙が汚れる可能性がありますし、他の書類や筆記用具があると邪魔になってうまく書けません。そのため、不要なものはデスクから排除し、ティッシュやウェットシートで拭いてから履歴書を広げましょう。
また、雑音や生活音が多い場所では、集中力が落ちる可能性があります。履歴書を書くときは、なるべく静かな環境で落ち着いて作業しましょう。
➁書く内容はあらかじめ考えておく
下書きは修正が可能ですが、何度も書き直していると紙が汚くなってしまいます。そのため、なるべく書き直しを少なくするために、あらかじめ書く内容を考えておきましょう。
たとえば、学歴や資格の欄は、正式名称や年月を確認しておきましょう。自己PRや志望動機など文章は、別の紙に書いてみると文章量や読みやすさを確認できます。文章の推敲が苦手な場合は、パソコンやスマートフォンなどを利用して考えるのもおすすめです。
書き直しの少ない下書きができれば、きれいな履歴書にぐっと近づくでしょう。
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③シャーペンや鉛筆は濃さに気を配る
シャーペンや鉛筆で書いた下書きの線は、後から消せますが、稀に跡が残ってしまうこともあります。消しゴムできれいに消すためには、薄いシャーペンや鉛筆を使いましょう。
というのも、濃い鉛筆やシャーペンは消しゴムで消しても跡が残ったり芯のカスで汚れたりしやすいからです。消したときに紙が破れないようにするためにも、薄い芯がおすすめ。具体的には、HB~Hが良いでしょう。
キャリアアドバイザー
また、なるべく力を入れず弱い筆圧で書くことも大切です。特にシャーペンは紙に凹凸が残りやすいため注意が必要です。薄い鉛筆やシャーペンを使い弱い筆圧で書くことで、完全に跡を消すことができるでしょう。
④きれいな消しゴムを使用する
下書きを消すときは、消しゴムの質にも注意が必要です。消しゴムが汚れていると、消したときに汚れが紙についてしまうため、きれいな消しゴムを使用しましょう。もし表面が汚れている場合は、他の紙で汚れた部分を落とします。
また、消しゴムと紙の相性によっては、紙が黒ずんだりボロボロになったりすることもあります。下書きを消すときは、きれいに消せる消しゴムかどうか確認しながら慎重に進めましょう。
キャリアアドバイザー
もちろん、紙が破れないように優しく消すことを忘れないでくださいね。
⑤ボールペンは書き心地を事前に確認する
下書きの上からボールペンで清書するときは、清書前にボールペンの書き心地を確認しましょう。というのも、ボールペンの中には鉛筆やシャーペンの上から書くとかすれてしまうものもあるからです。このようなボールペンは書きにくいうえ見栄えの悪い仕上がりになってしまいます。
スムーズに美しく清書するためには、鉛筆やシャーペンの上からでもかすれずに書けるボールペンかどうか事前にチェックしましょう。
キャリアアドバイザー
太いボールペンで画数の多い文字を書くとつぶれてしまう可能性が高いため、問題なく書ける太さかどうかも確認しておく必要があります。
消せるボールペンは使用しない
履歴書は、ボールペンや万年筆といった消せない筆記具で書くのが基本です。
近年では、こすると消えるボールペンも人気を集めていますが、履歴書に使用するのはおすすめできません。なぜなら、消せるボールペンのインクは熱を加えると消えるという仕組みであるため、コピーをとったり炎天下の車内に放置したりすると、消えてしまう可能性があるからです。
そもそも履歴書のような大切な書類は、自分以外の人が書き直せるものであってはなりません。消えるボールペンは普通のボールペンよりも薄く、何十枚と履歴書を見る人事担当者はすぐに分かります。消せるボールペンを使っている時点で、社会的信用のない書類、常識のない人と思われる可能性が高いです。
そのため、下書きをするのが面倒でも消せるボールペンは使わないようにしましょう。
キャリアアドバイザーコメント高橋 宙プロフィールをみる
採用担当者によっては、筆圧や筆跡からエネルギーや体力、パワーなどの判断材料にしている場合があります。たとえば小さな字でたくさん書けるからと細字のペンを選んだ場合、細く弱々しい字に見えることで、体力やパワーの強さ、エネルギーの持続性に不安視される可能性もあります。また志望動機欄などの限られたスペースに太字ペンで書いた場合は、行間が狭く字が密になって読みにくく、採用担当者の読む意欲を低下させてしまうことも考えられます。
ボールペンは0.5~0.7mmで使い慣れているものを選ぼう
ボールペンを使う場合は0.5~0.7mmをおすすめします。万年筆は整った美しい字が書きやすい面がありますが、使い慣れていないとスムーズにきれいに字が書けない可能性もありますので、履歴書を書く時にだけ使用することは避けたほうが無難です。握りやすさも書き心地に影響がありますので、字の太ささえ適切であれば普段使い慣れているペンを選んでもかまいません。
また、万年筆のインクは水性です。水性は濡れるとインクがにじんで文字が読みにくくなりるのに加え用紙も汚れるので、万年筆を使う場合は水濡れ・手汗に気をつけましょう。郵送する際は雨で封筒ごしに履歴書が濡れないようにクリアファイルに入れて送ると安心ですね。
履歴書に時間がかかっている人は、「履歴書マニュアル」を活用しよう
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
そんな時は履歴書のポイントを網羅した「履歴書完全マニュアル」を参考にしましょう。この資料を見れば、選考を突破できる履歴書をすぐに書くことができます。
実際に利用できるテンプレートもついているので、書き方を参考にしながら志望企業の選考を突破しましょう。
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5つのステップで簡単! 下書きから履歴書を書く方法
下書きのメリット・デメリットやコツを知ったところで、実践方法について説明します。きれいな履歴書を書くためには、以下のステップで進めましょう。
①鉛筆やシャーペンで薄く書く
まずは、履歴書に鉛筆やシャーペンで薄く下書きをします。このとき、前述したようにあらかじめ書く内容をまとめておき、薄い鉛筆やシャーペンを使いましょう。
修正可能な下書きといっても、書き直すと汚れが残る可能性があるため、清書するつもりで丁寧に書くことが大切です。雑な字で書くと、清書しにくくなったり誤字脱字が見つけにくくなったりするため注意してくださいね。下書きからきれいに書いておけば、文字をなぞるだけなので、後で消す手間も減ります。文字列が斜めになってしまう場合は、定規で薄く線を引いておくと良いでしょう。
自己PRや志望動機などの文章を書くときは、文章量と記入欄の大きさのバランスにも気を付けましょう。
履歴書の日付の書き方については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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➁ボールペンで清書する
下書きができたら、ボールペンで清書します。下書きをそのままなぞる方法でも、調節しながら書く方法でも、自分がやりやすい方法でかまいません。
書きやすいボールペンを用意して、明るい場所で作業します。下書きをなぞる場合は、なぞるだけとはいえミスがないか確認しながら集中して書きましょう。下書きをもとに調節しながら書く場合は、文字の大きさや間隔に注意してください。
また、ボールペンによっては、書いた直後に触るとインクが広がることがあります。書いている最中に手で触らないように慎重に進めましょう。ミスがないか確認する意味も込めて、1行1行一息つきながら書くことをおすすめします。
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そもそも履歴書とは労働契約を結ぶための正式な書類です。ESは就職活動でのみ使用される書類で、その企業の採用活動が終われば破棄されますが、履歴書は学生の入社が決まった時点で企業内で保管されるものになります。
このような公的文書、ビジネス文書など私的文書以外のほとんどの正式な文書は、黒色のペンで書くのが基本です。万年筆の場合は黒以外に、ブルーブラックでもいいでしょう。たとえ自己PRなどで強調してアピールしたい内容があったとしても、他の色を使って目立たせることは、常識的マナーが身についていないと逆にマイナス評価につながります。他の色は使用せずに黒色で統一することは確実に押さえておきましょう。
③しっかり乾かす
清書を終えたら、しばらく放置してインクを完全に乾かしましょう。ここでしっかり乾かさないと、消したときに汚れてしまい、せっかく丁寧に書いた履歴書が台無しになっていまいます。
乾くまでの時間はボールペンによってさまざまですが、失敗を防ぐためには長めに乾かした方が無難。乾いたかなと思ったら、指やティッシュで押さえてみて、インクが滲まないか確認しましょう。
時間に追われているとつい早く作業したくなるため、スケジュールに余裕を持って乾かす時間を十分に確保しておくと良いですね。
④下書きの線を慎重に消す
清書が完全に乾いたのを確認したら、消しゴムで下書きの線を消します。このとき、せっかく書いた履歴書が汚れたり破れたりしないように、慎重におこないましょう。一気にたくさん消そうとすると失敗する可能性があるため、少しずつ進めてください。
下書きの線が残っていると、それだけで雑な印象を与えてしまうため、できれば下書きをしたことがわからないくらい完全に消しましょう。
⑤最終チェックをする
清書をして下書きの線を消したら、最後に不備がないか確認しましょう。
チェックのポイントは以下の通りです。
- 記載内容に間違った情報はないか
- 誤字脱字はないか
- おかしな文章になっていないか
- 下書きの線は残っていないか
- 正しい場所に押印されているか
これらの点について問題なければ、履歴書の完成です。書いた直後だと間違いを見つけにくいので、できれば少し時間を空けて落ち着いてから確認すると良いでしょう。完成した履歴書は、面接前に確認したり他社の履歴書の参考にしたりできるので、コピーをとっておくことをおすすめします。
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書類に不備が見つかった場合は、どんなに小さな不備であれ基本的に最初から書き直すのがおすすめです。もし提出期限が迫っているなどやむを得ない場合は二重線で訂正をしてください。
仮にあなたが採用担当者の立場であったとして、誤字脱字や汚れ、しわのある履歴書と、それらがなく、きちんと書かれた履歴書を提出した人物とどちらかを選ばなければならなかった場合、どちらを選択するでしょうか。また、あなたがお客様であった場合、汚れやしわがあり、記載ミスのある提案書や見積書を提示された場合、その担当者を信頼して仕事を依頼することができるでしょうか。
履歴書作成は書類作成の面において社会人の第一関門といえます。多くの応募書類を見ている採用担当者には、真剣に気持ちを込めて書かれた履歴書か否かは、一目で見抜かれてしまいます。繰り返しになりますが、あなたの人生を左右する大事な履歴書を丁寧に大事に扱い、決して手間を惜しまないようにしましょう。そのためにも期限には余裕をもって履歴書を準備することが大事ですよ。
直接下書きする以外の方法は?
履歴書に下書きすることにはいくつかメリットがありますが、必ず直接下書きをしなければならないわけではありません。手間がかかるのも事実ですし、何もない状態で清書した方が書きやすいという人もいるでしょう。そんなときは、履歴書に直接下書きをするのではなく、以下の方法もあります。
履歴書のコピーに下書きする
履歴書に直接下書きをして消す方法に抵抗がある場合は、コピーに下書きをして、それを見ながら本紙に清書するという方法もあります。この方法のメリットは、下書きの線が残る心配がないこと。後から消す必要がないので、消しゴムで汚したり破れたりせずに済みます。何も書いていない状態の方が集中して書けるという人にもおすすめです。
ただし、別紙を見ながら書きうつすときに、うっかり間違えてしまう可能性もあります。また、下書き通りに書いたつもりでも、文字の大きさや間隔がバラバラになってしまうことも。そのため、直接下書きをするよりも失敗するリスクが高い方法ともいえるでしょう。
パソコンで見本を作る
手書きで内容を整理するのが面倒な場合は、パソコンで見本を作り、それをもとに清書するのもおすすめです。この方法なら、文章を考えるときに削除・加筆しやすく、漢字も正しく変換できます。なるべく手間なく見本となる下書きを作成したい場合は、パソコンをうまく活用しましょう。
ただし、パソコンで下書きを作成する場合も、本紙に清書する段階で間違えてしまう可能性があります。また、パソコン上の文字だとうまく収まっても、実際書いてみると枠からはみ出てしまうケースも。清書の段階でミスをしないといった意味では、最も注意が必要な方法と言えるでしょう。
下書きをしてきれいな履歴書を作成しよう
履歴書は、内容はもちろん見栄えが与える印象も大切です。きれいな履歴書を作成するには、下書きをしてから清書をしましょう。下書きをすると、うっかりミスを防げるだけでなく、文字のバランスや文章の内容も確認しながら進められます。
ただし、何度も下書きを修正すると紙が汚れやすくなります。あらかじめ書く内容を整理しておき、薄い鉛筆やシャーペン、きれいな消しゴムを使いましょう。清書をするときも、ただなぞるだけでなく、ミスのないように集中して書くことが大切です。
下書きをしてきれいな履歴書を作成し、自信を持って就活に臨みましょう。
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