目次
- 企業からの「客観的」の印象
- 評価につながる経験
- 多角的な視点から問題の解決策を考え施策に落とし込んだ経験
- 現状を把握したうえで軌道修正して成果を出した経験
- 注意点
- 「客観的に分析した」「状況を観察した」だけで終わらせない
- 「どんな風に客観的なのか」という具体的な部分まで伝える
- 言い換えられる言葉
- 多角的な視点・データに基づく課題解決力
- おすすめの業界・職種・会社
- 利害関係の調整が必要な総合商社・法人営業職
- データに基づいた戦略を立てるマーケティング職・コンサルティング業界
- 「客観的」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「客観的」を題材にした自己PR例文
- 「客観的」を自己PRにしたい人はこちら!
どちらか一方の視点に偏らず、客観的な意見を出せる。
このような「客観的な姿勢」を自己PRにしたい人もいるのではないでしょうか。
結論、「客観的」は企業にとって魅力的な強みです。ただし伝え方を間違えると、マイナスな印象を抱かれることも。
この記事では、「客観的」を企業に響く自己PRにする方法や注意点を解説します。
なお、まずは自己PRの基本的な書き方から押さえたいという人は、以下の記事も読んでみてくださいね。
自己PRの書き方|就活中の大学生必見の例文5選をアピール別に紹介
企業からの「客観的」の印象
状況を正しく把握し、どんな環境でも合理的な判断や改善ができそう
「冷めている」「当事者意識が薄い」という印象を抱く
評価につながる経験
多角的な視点から問題の解決策を考え施策に落とし込んだ経験
- 売上向上の施策を考える際、「現場オペレーションの負荷軽減」という店舗側の視点も組み込んだ施策を提案した
- 客観的なデータや状況から課題の原因を突き止め、再現性のある改善策を考えた
現状を把握したうえで軌道修正して成果を出した経験
- 伸び悩んでいる要因を冷静に分析し、行動やアプローチ方法を変えて目標を達成した
- 周囲からの指摘や客観的なフィードバックを素直に受け入れ、行動に移した
注意点
「客観的に分析した」「状況を観察した」だけで終わらせない
- 客観的に分析するだけでは「ただ見ていただけ」ととらえられやすい
⇒分析の結果をもとに自分なりに行動し、課題を解決したところまでセットで語る
「どんな風に客観的なのか」という具体的な部分まで伝える
- 抽象的な言葉のままアピールすると、結局どんな力があるのかが伝わりにくい
⇒「顧客や現場の視点に立った」「感情と事実を切り離してデータでとらえた」など、具体的な言葉にして伝える
言い換えられる言葉
多角的な視点・データに基づく課題解決力
- 複数の視点や客観的なデータから本質的な課題を見出し、合理的な改善策を考えられる人として評価されやすい
おすすめの業界・職種・会社
利害関係の調整が必要な総合商社・法人営業職
- 顧客と取引先の間に立ち、異なる立場やニーズを把握することが求められる環境
- 客観的な視点から両者の着地点を見出し、円滑に交渉を進める力が評価されやすい
データに基づいた戦略を立てるマーケティング職・コンサルティング業界
- 客観的な事実に基づいて戦略を立てることが重視される風土
- 多角的な視点から現状を正しく分析し、再現性のある改善策を導き出す力が活かせる
「客観的」に対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「客観的」を題材にした自己PR例文
私の強みは、課題を客観的にとらえ、事実とデータに基づいて原因を突き止め改善につなげる力です。
学生時代、小中学生向けのプログラミング教室で講師として働いていた際、入会後3カ月以内に教室を辞めてしまう生徒が約3割いることが課題となっていました。
ほかのアルバイトからは「最近の子どもは根性がない」といった愚痴も出ていましたが、何か原因があるはずと考えた私は退会した生徒の過去の学習ログを分析してみました。
すると、第3章で発生するエラーで通常の3倍以上の時間がかかっており、そこでつまずいた生徒の8割がそのまま退会しているということがわかりました。そこで私は、エラーの解決手順をわかりやすくまとめた「画像付きトラブルシューティング動画」を作り、教材に組み込みました。
さらに、つまずきやすいポイントで講師から声をかけるというルールを作り、周囲に協力を呼びかけました。結果、第3章でのエラー滞留率が大幅に下がり、3カ月以内に辞めてしまう生徒を30%から8%まで減らすことができました。
この「物事を客観的にとらえて的確な改善策を考えられる」という強みを活かし、現場でもデータという客観的な事実に基づいた的確な課題解決をおこなってまいります。
この例文の評価ポイントは、以下の3点です。
・「最近の子供は根性がない」という思い込みにとらわれず冷静に原因を分析している点
・「3倍以上の時間がかかっている」など定量的な数値を用いて考えられている点
このように冷静に状況を分析して改善までやり抜ける人は、入社後も常に改善を図って組織を良くしてくれる人材として歓迎されるでしょう。
「客観的」を自己PRにしたい人はこちら!
なお客観的に物事を考えられる人は、「観察力」や「状況把握力」も持っているケースが多いです。こういった力も自己PRにしたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
自己PR「観察力」の差がつく伝え方! 回答例文&注意点も紹介
状況把握力とは? 就活でのアピール方法とセルフチェック法を伝授
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「客観的に考えただけ」では評価につながらない!
キャリアアドバイザー
根岸 佑莉子
プロフィールをみる行動に移したところまでを語るべし
「客観的」という強みは、どのような環境でも活かせる資質であり、好印象を抱きやすいです。
しかし、「冷静に状況を分析しました」というエピソードで終わっている人は注意が必要かもしれません。
なぜなら、いくら鋭い視点を持っていたとしても、見ているだけでは「傍観者にすぎない」と思われてしまうからです。
企業が知りたいのは、「客観的に考えた結果をどうアクションにつなげたのか」という点ですよ。
ここからは、私が実際に面談のなかで好印象を抱いた実例を紹介していきます。
高評価につながる! 「客観的」の自己PR例
【どんな課題があった?】
・焼肉店のアルバイトで、店舗の売上向上のための新メニューを考える必要があった
【客観的な視点からどう行動した?】
・顧客の目を引くインパクトのある「塊肉」を提案した
・あえてお肉をカットせずそのまま提供するオペレーションにし、スタッフの仕込みや調理の手間を削減した
【結果どうなった?】
・売上を大きく伸ばした(月680万円→850万円)だけでなく、従業員の業務効率化にも貢献できた
⇒顧客と店舗という複数の立場から客観的に状況をとらえ、両者にメリットのある行動を起こせた点がGOOD!
客観視することは、あくまで課題解決に向けた手段にすぎません。
「組織やチームをより良くするためにどう動いたのか」という点に力を入れてアピールするようにしましょう。