目次
- 吸収力は仕事で重宝される! 伝え方を工夫して就活で効果的にアピールしよう
- まず確認しよう! 吸収力とは?
- さまざまな知識や技術を早く正確に習得する力
- 新卒でもすぐ仕事に活かすことができるアピールポイント
- エピソード別! すぐ使える「吸収力」をアピールする例文10選
- 習得や成長の早さにフォーカスした例文
- 新しいことに挑戦する姿勢にフォーカスした例文
- 環境への適応の早さにフォーカスした例文
- 例文から徹底解説! 就活で吸収力をアピールする自己PRの基本構成
- ①吸収力が強みであることを端的に説明する
- ②吸収力があると実感したエピソードを説明する
- ③吸収力を活かして入社後にどう活躍したいか説明する
- 吸収力を強みとして伝えるには「どう成長したか」のアピールが欠かせない!
- 「成長」はどう伝える? 自己PRのエピソードを組み立てる際の4つのポイント
- ①エピソードの場面を端的に説明する
- ②最初の頃にどれだけ知識や技術がなかったかを具体的に説明する
- ③知識や技術を習得するためにどんな工夫をしたか説明する
- ④工夫をした結果として通常よりも短期間で習得できたことを伝える
- 吸収力を長所・短所として説明したい場合は? 一貫性のある答え方【例文付き】
- 長所:吸収力によってうまくいった出来事や周囲からの意見を根拠として説明する
- 短所:吸収力が裏目に出ないように普段から心掛けていることを説明する
- 吸収力があることを魅力的に伝えるためのキャッチコピー例10選
- 具体的なエピソードを交えながら吸収力をアピールして内定に一歩近付こう
吸収力は仕事で重宝される! 伝え方を工夫して就活で効果的にアピールしよう
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。自己PRを作成している学生から、
「吸収力が高いのは就活でアピールになりますか? 」
「そもそも吸収力は仕事で役立ちますか? 」
といった質問をよく受けます。仕事では覚えることが多くあるため、吸収力の高さは重宝されます。しかし、ただ「吸収力が高いです」と表現するだけでは企業側に自分の魅力を伝えられないため、いくつか工夫する必要がありますよ。
この記事では、吸収力の高さを就活の自己PRで伝える方法について解説します。キャッチコピーの例や長所・短所の答え方なども説明するので、就活で吸収力を自分のアピールポイントにしたい人はぜひ参考にしてください。
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まず確認しよう! 吸収力とは?

就活生

キャリアアドバイザー
それは吸収力が高い理由を自分でうまく理解できていないからかもしれませんね。吸収力が高い人に共通する特徴から自分に当てはまるものを参考にしてみましょう。
ここからは、「吸収力」とはどんな力なのかを詳しく解説していきます。自己PRを説得力あるものにするためにも、まずは理解を深めましょう。
さまざまな知識や技術を早く正確に習得する力

「吸収力」とは、さまざまな知識や技術を早く正確に習得する力のことを指します。新しい環境に飛び込んでも素早く状況を理解し、知識やスキルを仕事に活かせるため、新卒のうちから即戦力として期待されやすいアピールポイントです。
吸収力が高い人には、共通する3つの特徴があると言われています。以下でその特徴を詳しく解説しますので、自己分析や自己PR作成に役立ててください。
①物事を俯瞰的に捉えることができる
吸収力が高い人は、物事を細かく見るだけでなく、全体像やゴールをイメージしながら行動できる特徴があります。
- 目の前の課題だけでなく、将来のゴールや全体の流れを考えられる
- 長期的な視点で、今すべきことを素早く判断できる
俯瞰的に物事を見られることで、「どの順番で学ぶと効率的か」「どうすれば早く成果が出せるか」を考え、スピーディーに習得していくことが可能になります。

キャリアアドバイザー
吸収力が高い人は、視野が広く、今だけでなく先を見すえて動けるのが強みです。就活では「長期的な視点」や「全体把握」を意識してエピソードを語ると説得力がアップしますよ。
②物事の関連性や法則を見出せる
吸収力がある人は、複数の情報から共通点やパターンを見つけるのが得意です。
- 複雑な状況のなかでも、要素同士のつながりや因果関係に気づける
- 学んだ内容を整理し、自分なりに理解しやすい形にできる
法則を見出すことで、一つひとつ暗記するのではなく、効率的に知識を身に付けることができ、ほかの分野にも応用が利くようになります。

キャリアアドバイザー
「物事の関連性を見つける力」は周囲との差別化ポイントになります。就活では、「どのようにパターンをつかんだのか」「習得までの工夫」を具体的に伝えると好印象ですよ。
③知らないことや指摘されたことを素直に受け入れられる
吸収力を高めるうえで最も大切なのは、自分の知らないことや間違いを素直に受け入れる姿勢です。
- 自分の未熟さを認め、すぐに新しい知識を吸収しようとする
- 指摘された内容を前向きに受け止め、改善につなげられる
逆に、プライドが高く間違いを認めたくない人は、新しい学びのチャンスを逃してしまい、成長スピードが遅くなります。

キャリアアドバイザー
知らないことを受け入れる素直さは、社会人になってからの成長を大きく左右します。面接では、「失敗を活かした経験」や「他者から学んだエピソード」を交えて伝えると好印象です。
自己PRで素直さをアピールする際は、要点を押さえないとうまく伝わらない可能性が高くなります。適切に人事に強みを伝えるためにも、以下の記事も確認しておきましょう。
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自己PRで素直さをアピールする時は、まず素直さの定義を押さえることが重要です。今回は自己PRで素直さをアピールする時に必要な3つの要素を紹介していきます。キャリアアドバイザー監修のもと、効果的にアピールする方法やアピールする際の注意点も例文付きで解説していきます。
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新卒でもすぐ仕事に活かすことができるアピールポイント
「吸収力が高い」ということは、新しい環境に素早く順応できるということです。
社会に出ると、業務内容も、職場の人間関係も、毎日が新しい学びの連続です。吸収力のある人は、会社に入ってすぐに知識やスキルを習得し、早い段階で成果を出せる人材として高く評価されます。
- 仕事を覚えて早く一人前になれる
- 新しいアイデアや解決策を生み出せる
- スムーズにキャリアアップを実現できる
このように、吸収力は社会人として非常に重宝されるアピールポイントなのです。

キャリアアドバイザー
しっかりと自分の強みを整理し、企業に「入社後、早く活躍できそうだ」と思ってもらえるアピールを目指しましょう。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「吸収力」と同時に「素直さ」をアピールできる
「主体性」を加えて説得力を持たせよう
もしあなたが「吸収力」を強みとしてアピールするつもりなら、気をつけてほしいことがあります。それは単に吸収力を発揮した行動を伝えるだけでなく、その背景にある「思考のプロセス」を伝えることです。思考部分にフォーカスすることで、「吸収力」のアピールと同時に「素直さ」もアピールできるからです。
たとえば、「ダンス未経験だったけれどスキルを上げるため、週に一度尊敬する先輩にフィードバックをもらいにいっていた。言われた通りにやってみて腹落ちしたことは継続し、自分なりに解釈を加えたやり方も考案して、テクニックを磨いた」というエピソードがあるとします。
このとき、ただ行動を述べるだけでなく、「先輩からのアドバイスを受けて、自分はこう考えた。だから、このように実践することを意識した」という思考の部分まで伝えることが重要です。言われたことをそのままやるのではなく、素直に受け止めたうえで、自分なりに解釈して改善につなげたという姿勢を見せることで、より説得力のあるアピールになるでしょう。
エピソード別! すぐ使える「吸収力」をアピールする例文10選

就活生
吸収力をアピールしたいんですが、どんなエピソードを話せば良いのか悩んでいます。

キャリアアドバイザー
吸収力は習得の早さだけでなく、「新しいことへの挑戦」や「環境適応力」など、いろいろな角度でアピールできますよ。あなたの経験に合う切り口を見つけることが大切です。
ここらは、吸収力を3つのタイプに分け、それぞれ自己PRの例文を紹介します。ぜひ参考にしてください。
また、就活では、応募先の企業から自分自身の強みに関するキャッチコピーを求められることもあります。
各例文のエピソードから作成したキャッチコピーは「吸収力があることを魅力的に伝えるためのキャッチコピー例10選」で紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
習得や成長の早さにフォーカスした例文
「成長スピードの速さ」は吸収力のわかりやすい強みです。努力を継続しながら、なぜ早く成果を出せたのかもセットで説明できると、説得力が増します。
例文①人より3倍早く成長できる
私は新しいことを短期間で習得し、周囲よりも早く成長することを得意としています。
飲食店でアルバイトを始めた当初、通常は業務を一通り覚えるまでに3カ月かかるところ、私は1カ月で独り立ちすることができました。マニュアルを事前に読み込み、業務の全体像と優先順位を把握したことで、効率的にスキルを身に付けられたからです。
この経験から、物事を俯瞰的に捉え、必要な情報を素早く吸収する力が自分の強みだと実感しました。入社後もこの吸収力を活かし、早期に戦力として貢献したいと考えています。

キャリアアドバイザー
自分なりの工夫と具体的な成果をセットで語っているので、説得力の高い自己PRになっています。
自己PRでアルバイト経験をアピールしたい場合には、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
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例文②飲み込みの早さでビリからトップに立つ
高校時代、苦手だった英語の成績を短期間で大きく伸ばした経験があります。
入学当初はクラスで最下位でしたが、全体像をつかみながら学ぶ勉強法を実践したことで、半年後にはトップクラスに入ることができました。わからない部分を放置せず、先生や友人に積極的に質問し、間違いを素直に受け入れて改善し続けたことが成功の要因です。
この経験を通じて、自分は吸収力が高く、努力を成果につなげる力があると自信を持てました。

キャリアアドバイザー
苦手を克服したエピソードは、吸収力だけでなく向上心や努力の継続力も伝わるので高評価につながります。
向上心や継続力をアピールしたい場合にはこちらの記事も参考になりますよ。
23例文|向上心の自己PR作成4ステップ! 刺さる言い換え例付き
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例文③何事も要領良くコツをつかめる
私は物事のコツをつかむのが早く、効率的に習得できることが強みです。
大学のサークルで新入生の指導担当を任された際、自分が習得したスキルをわかりやすく伝える工夫を重ねた結果、例年よりも早くメンバー全体のスキル向上を実現しました。自分自身が「全体を俯瞰し、要点を素早く理解すること」を日頃から意識していたことが、スムーズな指導にもつながったと感じています。
この強みを活かし、入社後も新しい知識を吸収し続け、周囲に良い影響を与えられる存在になりたいです。

キャリアアドバイザー
「要領の良さ」を再現性のある強みに昇華しており、周囲への貢献まで語れている点が良いですね。
自己PRやガクチカでサークルをテーマにしたい場合は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
【例文付き】自己PRではサークル活動をアピール|作成のコツも解説
11例文|ガクチカでサークル活動を魅力的に伝える4ステップ
新しいことに挑戦する姿勢にフォーカスした例文
「未知のものに積極的に挑む姿勢」は、吸収力の根本にある重要な要素です。チャレンジした理由や、学び取った工夫を伝えると印象に残ります。
例文④挑戦の数を極めて多方面のスキルを身に付ける
私は学生生活のなかで、意図的にさまざまなことに挑戦してきました。アルバイト、ボランティア、プログラミングなど幅広い経験を重ねることで、常に新しい知識を吸収し、環境ごとに求められるスキルを迅速に習得してきました。
新しいことに対して物怖じせず、まずやってみる姿勢が自分の強みです。こうした経験を通じて、分野が異なっても共通点を見つけ、自分なりの学び方を確立することができました。御社でもこの吸収力を活かし、積極的に成長の機会をつかんでいきたいと考えています。

キャリアアドバイザー
挑戦の「量」にフォーカスすることで、多様な状況に適応できる強みがしっかり伝わっています。
例文⑤未経験分野でも素早く本質をつかむ
私は未経験の分野にも素早く適応し、本質をつかむことが得意です。
大学では経済学を専攻していましたが、プログラミングにも興味を持ち、独学で学び始めました。最初は苦戦しましたが、基礎を重点的に理解し、実践的な課題に取り組むことで、半年で簡単なアプリを作れるまでに成長しました。知識ゼロからスタートしたからこそ、「何が重要なのか」を見極めて効率良く学べたと実感しております。
入社後も新たな領域に積極的に挑戦し、早期に戦力になれるよう努力を続けます。

キャリアアドバイザー
未経験から短期間で結果を出した事例は、適応力と成長意欲が強く伝わる好例です。
例文⑥経験や知識を増やすことが好き
私は新しい知識や経験を積むことを純粋に楽しめる性格です。大学ではゼミや講義以外にも、異業種のインターンやオンライン講座に積極的に参加し、興味の幅を広げてきました。
特に印象的だったのは、営業職のインターンで、未経験ながら短期間で成果を出せたことです。初めは戸惑いましたが、わからないことはすぐに質問し、自分で調べ、実践するサイクルを徹底したことで吸収力が一気に高まりました。
入社後も貪欲に知識を吸収し、日々成長を楽しみながら仕事に取り組みたいと考えています。

キャリアアドバイザー
「吸収することが好き」というスタンスは継続性を感じさせ、成長し続けるイメージを持たせられます。
インターンシップの経験は、大きなアピール材料になります。これから応募・参加するという場合はこちらの記事もあわせてチェックしましょう。
インターンとは? 就活への活かし方や種類・目的を徹底解説
インターンの目的とは|持つべき心構えや充実度アップのコツを解説
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例文⑦自分の限界を更新し続ける
私は「昨日の自分を超えること」をモットーに、常に新しい挑戦を続けてきました。
高校時代は陸上部に所属し、自己ベストを更新するために毎日の練習で工夫を重ねました。記録が停滞した際も、動画で自分のフォームを確認したり、他校の選手の練習法を取り入れたりと、柔軟に学びを吸収することで限界を突破することができました。
この経験を通じて、自分には向上心と素早い適応力があると感じています。仕事でも現状に満足せず、挑戦し続ける姿勢を大切にしたいです。

キャリアアドバイザー
自己成長を楽しみ、壁を乗り越えた具体的なエピソードは、継続的な成長力を強く印象付けます。
自己PRの内容は、高校時代の経験でも問題ありません。こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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環境への適応の早さにフォーカスした例文
「環境適応力が高い」ことも吸収力の一つの形です。周囲の状況に素早く慣れ、自分の力を発揮した経験は、即戦力としての魅力を伝えることができます。
例文⑧新しい環境にすぐ適応できる
私は新しい環境に早く馴染み、成果を出すまでのスピードを強みとしています。
大学では地方から上京し、環境が大きく変わりましたが、積極的に友人を作り、短期間で生活リズムを整えました。また、アルバイト先でもすぐに周囲のやり方を観察し、独自に効率化の工夫を加えたことで、3カ月でリーダーを任されるまでになりました。
初めてのことでも、周囲をよく見て学び、自分の力に変える吸収力を活かして、入社後も早く組織に貢献したいと考えています。

キャリアアドバイザー
環境適応力を、スピードと成果に結びつけて語れている点がとても好印象です。
例文⑨トラブルを自分の成長につなげる
私は予想外のトラブルにも柔軟に対応し、自分の学びに変えることを大切にしています。大学のイベント運営で、急遽メンバーが欠けるトラブルが発生した際、私は役割を即座に引き受け、周囲と連携しながら問題を乗り越えました。
トラブルのなかでも、相手の動きを素早く観察し、自分が学ぶべきポイントを瞬時に整理できたことが、成功につながったと感じています。この経験から、変化を受け入れ、むしろ吸収のチャンスに変える力が身に付きました。入社後も同様に柔軟に成長していきます。

キャリアアドバイザー
トラブル経験は成長の大きなアピール材料になります。ポジティブに乗り越えた点がしっかり伝わっています。
トラブルへの対応力をアピールしたい場合には、「柔軟性」という言葉を使うのもおすすめです。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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例文⑩変化に合わせて考えをアップデートできる
私は状況の変化に合わせて、考え方や行動を柔軟にアップデートすることが得意です。
アルバイト先では、新型コロナウイルス感染症の影響により急に業務内容が変わり、慣れた仕事ができなくなった時期がありました。しかし、私は新しい環境を受け入れ、先輩の動きを観察しながら自分のやり方をすぐに切り替え、1週間以内に新しい業務にも順応しました。
この経験から、変化を前向きに捉え、速やかに吸収・実践する力が自分の強みだと実感しています。入社後も時代や状況の変化に柔軟に対応していきたいです。

キャリアアドバイザー
時代の変化を乗り越えた経験は「今求められる柔軟性」と直結し、企業にも響きやすいです。
自己PRでアルバイトの経験を用いる場合はこちらの記事も参考になりますよ。
例文10選|アルバイト経験の自己PRは4ステップの振り返りが必須
例文10選! アルバイトで学んだことを魅力的に伝える方法
例文から徹底解説! 就活で吸収力をアピールする自己PRの基本構成


就活生
成長の過程や結果を自己PRにまとめるときは、具体的にどうしたら良いですか?

キャリアアドバイザー
まずは基本の構成を押さえることから始めましょう。
就活の自己PRで吸収力をアピールしたいと思ったら、自分の成長を効果的にアピールする説明が必要です。これから解説する「3段落の基本構成」を参考に、自分なりの自己PRを考えましょう。
基本構成をしっかり押さえれば、上記で紹介した例文のような自己PR文を作成できますよ。
自己PRは、どのようなテーマであっても必須要素は共通しています。以下の記事で自己PRの王道構成を解説しているので参考にしてみてくださいね。
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①吸収力が強みであることを端的に説明する
まず最初の段落では、吸収力の高さが自分の強みであることを端的に説明しましょう。結論となる部分を先に話す「結論ファースト」を心掛けると、相手があなたの話の要旨をつかみやすくなり、自分が伝えたいことを理解してもらいやすくなります。
また、ただ「私は吸収力が高いです」と伝えるよりも「吸収力が高く〇〇ができる」といった形で具体的な内容に言い換えると、より企業側に自分の強みが伝わりやすくなりますよ。
- コツをつかむのが得意で、新しいことを素早く吸収できる
- 物事を俯瞰的に捉えて、何事も効率的に習得することができる
- 必要なスキルや知識を短い期間で習得して、周囲よりも早く成長できる

キャリアアドバイザー
結論ファーストの考え方は自己PRに限らず、志望動機や長所・短所の説明など、さまざまな場面で役に立つのでぜひ覚えてくださいね。
自己PRの書き出しで詰まってしまう人は、こちらの記事を参考にして人事を惹きつける書き出しに必要な要素を把握しましょう。
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②吸収力があると実感したエピソードを説明する
最初に結論を述べたら、次の段落では「自分は高い吸収力がある」と実感したエピソードを話しましょう。
ここで一番重要なのは、エピソード選びです。これまでの経験を振り返り、自分の理解力の高さや飲み込みの早さをわかりやすく伝えられそうなエピソードを選ぶことが大切ですよ。以下の基準を参考に選んでみることをおすすめします。
- 未経験や知識ゼロの状態から始めた
- 短期間で一定の結果を出せた
- 習得したことを数字としてわかりやすく示せる
- 習得するために工夫したことを具体的に説明できる
具体的なエピソードの構成方法については「「成長」はどう伝える? 自己PRのエピソードを組み立てる際の4つのポイント」で説明しますね。

キャリアアドバイザー
勉強やサークル、アルバイト、インターンなどの経験からいくつかエピソードの候補を出し、それぞれ実際に自己PRの内容を考えてみるとより選びやすくなりますよ。
③吸収力を活かして入社後にどう活躍したいか説明する
エピソードで吸収力の高さを裏付けしたら、最後にこの能力を活かして応募先の会社でどのように活躍したいかを説明しましょう。
「会社の利益や業務効率化に貢献したい」など抽象的にまとめるのではなく、以下の要素を明確に示すと企業側に自分の入社後の活躍を具体的にイメージしてもらいやすくなりますよ。
- 入社何年以内に
- どんなポジションで
- どんな業務をしたいのか
具体的なポジション名などは就活の時点でわからない場合も多いので、すべての要素を説明に入れる必要はありませんが、キャリアプランについて具体的にイメージしていることが伝わるよう、「入社何年以内に」の要素は欠かさず入れるようにしましょう。
- 入社半年で基本の業務を習得して入社1年後には一人で案件を担当したい
- 入社2年目でリーダーを経験して入社4年以内にマネジメントポジションに就きたい
- 入社後に国内業務を一通り経験して5年以内に海外プロジェクトを担当したい

キャリアアドバイザー
新卒採用はポテンシャル重視であるため、この部分でいかに企業側に自分の入社後の成長に期待してもらえるかどうかが、選考の合否を大きく左右する可能性があります。
自己PRは書き出しだけでなく締め方も重要です。こちらの記事で適切な締め方の例を確認しましょう。
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キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ求める人物像に無理して合わせなくても良い
テーマは「自分らしく伝えやすいもの」にしよう
この記事を読んでいる人のなかには、志望する企業の「求める人物像」に合わせたり、面接官に刺さりやすそうな強みとして「吸収力」というテーマを選んでいる人もいるかもしれません。しかしもし「吸収力」が本来の自分の個性とかけ離れている場合、アピールする内容を考えるのはとても難しいですよね。
自己PRで「吸収力」をテーマにするのが難しい場合は、無理に吸収力に固執せず、ほかの特徴をテーマに選び直すことも選択肢の一つです。特徴を選ぶ際には、これまでの経験を振り返り、自分がどのように行動し、何を達成したかを考えてみましょう。
その際、大きな成功体験である必要はありません。たとえば、小さな目標を達成したり、苦手な分野に挑戦したりした経験からだとしても、あなたの努力や工夫が見えることが重要です。
企業が求めるのは結果だけでなく、その過程でどのように考え、行動したかというあなたの姿勢です。過去の経験を細かく掘り下げ、自分らしい魅力を伝える材料を見つけていきましょう。その魅力にポテンシャルを感じてくれる企業は必ずありますよ。
吸収力を強みとして伝えるには「どう成長したか」のアピールが欠かせない!
吸収力の高さを自己PRにする場合、まず企業側の懸念を払拭できるような説明が必要です。
また、吸収力は新しい知識やスキルを習得する力であるため、さらに効果的な内容を目指すためには「吸収力によって自分がどう成長したか」について十分説明することも大切ですよ。
- どのような過程で新しいことを身に付けたのか
- どのような工夫をおこなったのか
- 最終的にどこまで成長したのか
説明の方法やコツは以降で詳しく解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
「成長」はどう伝える? 自己PRのエピソードを組み立てる際の4つのポイント


就活生
どうエピソードを組み立てたら、自分の成長や吸収力がうまく伝わるのかわかりません……。

キャリアアドバイザー
自分の「変化」がわかりやすい説明の仕方が重要になりますよ。
自己PRのエピソード部分では、吸収力の高さを活かしてどれくらい自分が成長したのか、変化を示すことが大切です。そのためには、これから解説する4つのポイントを押さえておく必要がありますよ。
たとえば以下の例文でも、この4つのポイントを意識したエピソードが採用されています。自分のエピソードを組み立てる際の参考にしてくださいね。
①大学2年生の時、百貨店内のスーパーで初めてのアルバイトを経験しました。
②富裕層向けの店舗で敬語や商品知識に苦戦し、店長から一日に何度も指導を受ける日々でした。
③そこで勤務後は毎回必ず30分間の復習の時間をとり、指導された点を整理したり接客の一連の流れをシミュレーションしたりと、自主的に改善を図りました。
④その結果、2週間で敬語のミスがほぼなくなり、お客様からの質問にもほとんど対応できるようになり、店長からは「1年前から働いていると思うくらい成長した」と評価をいただきました。
①エピソードの場面を端的に説明する
エピソード部分では、まず最初に場面の説明をおこないましょう。以下の要素を入れると端的な場面説明になりますよ。
- いつ(例:大学2年生)
- どこで(例:百貨店内のスーパー)
- 何を(例:アルバイト)
- どうした(例:初めて挑戦した)
特に「いつの話であるのか」はエピソードを相手に話すときに欠けてはならない要素です。自己PRに限らず志望動機などほかの部分でも必ず明確に伝えるようにしてくださいね。
また、吸収力の高さを説明するためのエピソードであるため、「初めて取り組んだ」「これまでやったことがない」などの表現を使い、それまで経験や知識がなかったと伝わるように工夫すると良いですよ。

キャリアアドバイザー
最初の場面説明で要素が欠けてしまうと、後に続く内容の理解に大きく影響してしまうので、必要な情報を端的に説明できるよう練習しておくことをおすすめします。
②最初の頃にどれだけ知識や技術がなかったかを具体的に説明する
エピソードの場面を設定した後は、その経験において最初の頃どれくらい自分の知識や技術がなかったのかを具体的に説明しましょう。
吸収力の高さを裏付けるためには、「最初はまったくできなかったが最後には完璧にできるようになった」など、最初と最後の比較が必要不可欠です。
最初と最後の差が大きければ大きいほど、その分成長したといえるため、最初の頃にどれくらいできなかったかを企業側にわかりやすく伝えられる説明が求められますよ。
- 数値で示す
(例:1時間に1回以上店長から呼び出されて個別の指導を受けた) - 他者からの評価や対応を入れる
(例:アルバイトの初日に社員から「そんなにできないと困る」と言われた) - 当時の感情や状況を入れる
(例:想像以上に難しいと感じて初日は泣きながら帰った)

キャリアアドバイザー
自分のスケジュールや日記、SNSなどを見返すと、当時どのような状況だったか思い出しやすくなるのでおすすめです。
③知識や技術を習得するためにどんな工夫をしたか説明する
最初の頃の状況を説明した後は「状況を改善するためにどんな工夫をして知識や技術を身に付けたか」を説明しましょう。
ここで大切なのは、工夫の説明を「多くの時間や労力をかけた」で終わらせないことです。吸収力の高さを示すためには、新しい物事をどのように「効率的に」習得したのかという点にフォーカスする必要があります。
- その日に学んだ知識を自分が理解しやすい形に整理し直した
- アルバイトで、自分の業務の前後にどのような作業があるのかを確認した
工夫したことをどのように説明したら良いか悩んだときは、前に解説した吸収力についての定義「さまざまな知識や技術を早く正確に習得する力」に立ち戻ると、なぜ物事を効率的に習得できるのか背景を思い出すことができて説明の仕方を考えやすくなりますよ。

キャリアアドバイザー
多くの時間や労力をかけたから物事を習得できたという場合は、「吸収力が高い」というよりも「努力家である」という説明のほうが適切かもしれません。
④工夫をした結果として通常よりも短期間で習得できたことを伝える
どのような工夫をしたか説明したら、最後にその結果として通常よりも短期間で習得できたことを説明しましょう。吸収力の高さを示すには、どれくらい早く習得できたかを数値や周囲からの反応などをふまえて具体的に伝えることが大切です。
- 習得に平均的にかかる期間と自分がかけた期間を示す
(例:通常は3カ月くらいかかるところを1カ月で終わらせた) - 周囲からもらった高い評価や反応を入れる
(例:先輩から「飲み込みが早いね。普通はあと1カ月くらいはかかるよ」と評価してもらえた)
ここで重要なのは、「普通の人はどれくらいかかるのか」を忘れずに説明することです。
自己PRを聞く面接官は、あなたが習得したことがどれくらい難しいのか詳しく知らないため、ただ「普通よりも短い時間で身に付けた」と説明しても、本当に吸収力が高いのかどうか判断できません。

キャリアアドバイザー
面接官があなたの吸収力の高さを具体的にイメージできるよう、エピソードの説明は細かな部分までこだわりましょう。
キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ自己PRの最終チェックはここに注目!
入社後に活躍するイメージが浮かぶ内容にしよう
完成した自己PRが、企業に自分の魅力や特性をしっかり伝えられるかどうかを確認するためには、いくつかの観点でチェックすることが大切です。
まず、「エピソードに再現性があるか」を見直しましょう。再現性とは、自己PRで語った行動や成果が、入社後の業務でも活かせるかどうかという点です。たとえば、チームで協力しながら成果を出した経験があるなら、それが新しい環境でも発揮できるかを考えます。
また、一貫性も重要です。自己PRの内容が、履歴書やほかのエピソードと矛盾していないかを確認しましょう。さらに、面接官が納得しやすいように、数字や具体的な例を用いて説得力を高める工夫も心がけましょう。
吸収力を長所・短所として説明したい場合は? 一貫性のある答え方【例文付き】


就活生
吸収力の高さが自分の長所だと思っているのですが、短所はどう説明したら良いでしょうか?

キャリアアドバイザー
「長所と短所は表裏一体であると考える」と説明しやすくなりますよ。
就活では、自分の長所・短所の説明を求められることがあります。長所と短所は表裏一体なので、吸収力の高さを自分の長所とする場合、短所は吸収力が高いからこそ裏目に出てしまうことを説明しましょう。たとえば以下のような説明がイメージになります。
私の長所は、物事の吸収力が高いことです。説明された内容は一度で理解できることが多く、周囲からも成長スピードが早いとよく言われます。はじめてのアルバイトでも最初の1週間で対応方法をマスターしました。
一方、あらゆるテーマの物事を広く吸収しようとするため、一つの分野について学びが深まらない点は短所だと思っています。そのため現在は最終的なゴールをイメージし、目的意識を持ったインプットを心掛けています。
具体的な内容は以降で解説するので、吸収力をテーマにした自分なりの長所・短所の説明を考えたいと思ったときに参考にしてくださいね。
長所を短所に、短所を長所に言い換えるイメージが湧かない人は、以下の記事がおすすめです。
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例文20選|短所を長所に置き換えることで回答に説得力が生まれる!
短所を長所に置き換えれば、回答に説得力が生まれ、採用担当者の納得感が得られます。 この記事では、採用担当者が長所や短所を質問する意図や、置き換えのポイント、置き換え例文20選をキャリアアドバイザーが解説します。 一貫性のあるアピールで選考を突破しましょう!
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長所:吸収力によってうまくいった出来事や周囲からの意見を根拠として説明する
- 自分の長所(「私の長所は〇〇」)
- 長所があるからできること・得意なこと(「〇〇できることが多い」)
- 周りからの意見(「周りからも〇〇だとよく言われる」)
- 長所によってうまくいった出来事(「(長所がうまく働いて)〇〇できた」)
長所を説明するときは、まず結論ファーストで「私の長所は吸収力の高さである」と自分の長所を端的に答えましょう。「説明された内容を一度で理解できる」など長所によって自分ができることも説明すると、企業側に自分の長所をイメージしてもらいやすくなりますよ。
そして最後に、長所の裏付けとして、周りからの意見や長所によってうまくいった出来事などを補足的に説明に加えれば説得力が増します。

キャリアアドバイザー
長所の説明と自己PRの内容が似てしまうケースがよくあります。長所は単純に自分が得意なこと、自己PRは自分の長所やキャリアプランなどを含めた入社後の活躍イメージを伝えると理解しておきましょう。
短所:吸収力が裏目に出ないように普段から心掛けていることを説明する
- 自分の短所(「(長所の裏返しで)〇〇の点は自分で短所だと思っている」)
- 裏目に出ないように心掛けていること(「そのため〇〇を心掛けている」)
自分の短所は、長所が裏目に出てしまうときを想像すると考えやすくなります。長所があるからこその悩みを自分の短所とし、普段気をつけていることとセットで解説すると、改善の姿勢が伝わって好印象につながりやすくなりますよ。
- 一つの分野の学びが深まらない(目的意識を持ってインプットする)
- 周りの考えに納得してしまい自分の意見が主張できない(議論の場では先に自分の意見を言う)
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!自己PRと長所(強み)のエピソードは使い分けよう
補完しあうような関係性を目指すと良い
自己PRと長所の説明は似てしまいがちですが、より効果的に自分をアピールするためには、両者を区別することが大切ですよ。
自己PRの目的は、これまでの経験や行動をもとに、自分がどのように企業に貢献できるかを具体的に伝えることです。これまでの経験や行動から、自分が新しい環境でどう活躍できるかを具体的なエピソードを用いて説明するようにしましょう。
一方長所は、もっと広い意味で自分の性格や能力、資質のなかでどの部分が特に優れているかを示すものです。自己PRとできるだけ内容が重複せず、補完し合うような関係になるように工夫すると良いでしょう。
長所と短所の答え方については以下の記事で詳しく解説しています。併せて確認してみてくださいね。
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吸収力があることを魅力的に伝えるためのキャッチコピー例10選
就活で自身の魅力を伝え、印象を強く残すにはキャッチコピーを活用するのも効果的です。
以下は、前に紹介した「エピソード別! すぐ使える「吸収力」をアピールする例文10選」をそれぞれ一言キャッチコピーに落とし込んだ例です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 「知識やスキルを急速に吸収して人より3倍早く成長するスポンジ人間」
- 「飲み込みが早く圧倒的なスピードでビリからトップになった下剋上経験者」
- 「どんなこともコツをいち早くつかんで習得してしまう要領の塊」
- 「新しいことに次々取り組み多方面のスキルを身に付けた万能人間」
- 「未経験分野にも臆さずトライして素早く習得するチャレンジャー」
- 「知らない世界に飛び込んで知識を増やすことが生きがいの挑戦大好き人間」
- 「学習と挑戦を繰り返して自分の限界を更新し続ける未来創造人」
- 「理解力の高さでどんな環境でもすぐ適応するカメレオン人間」
- 「トラブルも自分の成長エネルギーに変えてレベルアップするポジティブ人間」
- 「環境の変化に合わせて自分をアップデートできる柔軟性抜群人間」
キャッチコピーを作成する方法やコツなどについて、詳しくは以下の記事で解説しています。併せて参考にしてくださいね。
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キャッチフレーズは自分の強みを把握してわかりやすい言葉で表現すると魅力的なPRになりますよ! この記事ではキャッチフレーズ例文20選、作り方、注意点などをキャリアアドバイザーが解説します。 企業が質問する意図も理解し、魅力的なフレーズを作りましょう。
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キャリアアドバイザーの体験談キャッチコピーで差をつけろ!
インパクトを残すために積極的に活用しよう
キャッチコピーを活用することは、多くの応募者のなかで自分の存在感を際立たせるために非常に有効な方法です。企業側は多くの応募者と面接をおこなうため、印象に残らない応募者は次第に埋もれてしまいがちです。
そこで、「インパクトのあるキャッチコピー」を用いることで、面接官の記憶に自分の特徴を刻むことができます。キャッチコピーを作成する際には、自分の長所や特性を短くまとめ、聞いた人が「なるほど」と納得するようなフレーズを目指しましょう。
企業から明確に求められなくても、自分の魅力を伝える手段として、キャッチコピーを積極的に活用してみましょう。
具体的なエピソードを交えながら吸収力をアピールして内定に一歩近付こう
この記事では、物事の吸収力の高さを就活のアピールにつなげる方法について解説しました。吸収力の高さは目に見てわかるような特徴ではないため、過去のエピソードを交えて企業側に具体的なイメージを持ってもらうことが重要になります。
吸収力が高い人は、仕事を早く覚えられたり新しいアイデアを提案できたりと、職場での大きな活躍が期待できるため、この能力を最大限アピールして内定に一歩近付きましょう。
自分は吸収力が高いほうだと思いますが、選考でどのように伝えたら自分のアピールになるのかわかりません……。