目次
- 企業が抱く「口下手」な人の印象
- 「口下手」な短所を前向きに言い換える方法
- 表現の引き出しが少ない
- 物事を伝える際は慎重になってしまう
- 注意点
- 極端な無口や会話拒否だと誤解されないようにする
- 改善に向けた具体的な工夫や努力を伝え忘れない
- 「口下手」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
- 営業や接客などの対面会話が多い仕事
- 高い訴求力や言語化スキルが求められる仕事
- 短所「口下手」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
- 「口下手」なことを題材にした例文
- 短所で「口下手」なことを伝えたい人はこちら!
- 「口下手」な学生へのリアルな印象
- 「何も話せない人」と思われないためのコツ
- 例に基づいたキャリアアドバイザーからのアドバイス
この記事は現役キャリアアドバイザー・面接官への独自のインタビューをもとに作成しています。
「短所が『口下手』という学生が来たらどう感じますか?」
「『口下手』なことを短所として面接で伝えても大丈夫ですか?」
「『口下手』なことをうまく伝える方法はありますか?」
このような質問を通じて、実際のアドバイスの仕方や面接官からのリアルな視点を紹介しています。また実際の学生の実例や多くの就活生を見てきたからこそわかるキャリアアドバイザーならではの独自の見解も紹介。
就活のプロと面接官の意見を参考に、マイナス評価につながらない短所の伝え方をチェックしましょう。
「口下手」な短所について確認する前に、短所についての基本事項を押さえたい人は、以下の記事を確認してください。
10例文|面接での長所と短所の答え方3ステップ! 題材一覧も紹介
企業が抱く「口下手」な人の印象
- 自分の考えを言葉にする表現の引き出しが少なそう
- 指導や実務経験を通して、入社後に会話力を伸ばしていけそう
- 自身の弱みを客観的に把握しており、向上心や誠実さがありそう
「口下手」な短所を前向きに言い換える方法
表現の引き出しが少ない
- 人と話すこと自体を拒否しているわけではなく、適切な言葉を選ぼうと模索している姿勢として受け取られる
物事を伝える際は慎重になってしまう
- とっさの瞬発力には欠けるものの、ミスを防ぐために慎重なコミュニケーションを心掛けていると理解される
注意点
極端な無口や会話拒否だと誤解されないようにする
- 口数が極端に少なく、人付き合いを避けていると受け取られると、働く前提のスキルがないと思われる可能性がある
⇒話す意思や周囲とかかわる意欲があることを前提とし、表現方法の課題に絞ったエピソードを選ぶ
改善に向けた具体的な工夫や努力を伝え忘れない
- 何も対策していないと、成長意欲や課題解決力がないと判断されかねない
⇒「事前準備に時間をかける」「説明できない点は図や表などの視覚情報で補う」など、口下手に対する自分なりのカバー策を提示する
口下手な学生に対し私がよくアドバイスしているのが、「一度自分の頭で考えてから話そう」ということです。
口下手な人は、沈黙を恐れるゆえに、突発的に話し出して泥沼化しがち。そのため、回答に迷うタイミングでは、頭の中を整理したい旨を企業に伝え、少し考えて」と伝えています。
「口下手」を短所として伝えないほうが良い企業・仕事
営業や接客などの対面会話が多い仕事
- 顧客とリアルタイムで言葉を交わし、その場に応じた柔軟な受け答えが求められる特徴
- 自分の短所と職種に必要な適性がぶつかっており、活躍イメージが湧かないと思われる可能性がある
高い訴求力や言語化スキルが求められる仕事
- キャッチコピーの考案やプレゼンなど、言葉による表現力が仕事の核となる
- とっさの言語化や強い発信力が成果に直結するため、業務において大きな壁を感じやすい
実務レベルの会話力に問題がない人でも、上記で挙げたとっさの言語化や強い発信力が成果に直結する広告・PR・営業職などでは「口下手」な短所を伝えないほうが無難。
「なぜこの仕事で口下手の短所を伝えてるの?」と企業理解の浅さを疑われかねないため、別の短所を伝えるようにしましょう。
短所「口下手」はどう伝えるべき? アドバイザーがアドバイス!
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「口下手」は短所としてアリ!
伝えるべきは「改善のための具体的な工夫」
「口下手」を短所に挙げること自体は、全然良いと思います。支援してきた学生でも、「話す意欲はあるけれど、とっさに適切な表現が出にくい」と自覚し、向上心を持って改善しようとしているタイプは、かえって誠実で伸びしろがあるという印象を受けました。
しかし、「言葉選びが苦手です」と伝えるだけでは不十分。大切なのは、自分が口下手だと自覚したうえで「それをどうカバーしているか」という工夫を一緒に伝えることです。
私がよくアドバイスしているのは、「口下手が発揮されそうな状況でも、事前準備と伝達手段を工夫していることを伝えよう」ということ。たとえば、以下のように伝えられると高評価につながりやすいと思います。
こう伝えて! 事前準備と伝達手段を工夫していることの例
【短所】
・大人数の前で話すときに緊張し、言いたいことがうまくまとめられない
【事前準備の工夫】
・話す内容の要点をあらかじめ整理し、結論から話す(PREP法)トレーニングを重ねた
【伝達手段の工夫】
・図や表などの視覚資料を事前に用意し、仮にうまく言語化できなくても伝わるようにした
【土壇場の工夫】
・回答に迷ったら焦って話し出さずに「頭の中を整理しているので少々お待ちください」と断りを入れるようにした
企業が見ているのは、自分の課題に向き合う誠実さや、物事を論理的に伝えようとする工夫。口下手でも「自分の意見を伝えたい」という意欲が見られれば良いのです。
口下手に対し、カバー策をしっかり提示できれば、「自分の弱みを客観視して改善できる人」という印象に変わりますよ。
「口下手」なことを題材にした例文
私の短所は、伝える際に慎重になりすぎてとっさの対応が遅れる点です。予想外のことを聞かれた際、ミスを防ぎたい思いから言葉を選びすぎてしまい、返答に詰まることがあります。
その改善のため、「少し考える時間をいただけますか」と伝え、頭の中を整理してから話すよう意識しています。
そうすることで、慎重さを活かしつつ確実な会話ができるため、「回答に詰まったけれど的確な返答ができない」という事態に陥らないように心掛けています。
口下手ゆえに起きる「とっさの対応の遅れ」を包み隠さず示しつつ、沈黙を回避するための具体的な工夫を述べることで、誠実さが伝わってきます。
特に良い点は以下の2点です。
・とっさの場面でパニックにならず、一呼吸置く具体的なセリフを提示できている
・回答を曖昧にせず、「的確に答える」という責任感が伝わる
自分の弱点を理解したうえで、短所が発揮されてしまうリスクを減らせる人物だということがわかりますね。
短所で「口下手」なことを伝えたい人はこちら!
口下手な人は、そもそも面接で話す機会を苦手に感じているかもしれません。以下の記事で面接の苦手意識の乗り越え方を解説しているため、目を通してみてくださいね。
面接が苦手……就活生と乗り越えたアドバイザーが向き合い方を語る
「短所を魅力的に伝えるにはどうすれば良い?」と悩む人は、以下の記事もおすすめです。短所を魅力的に表現する方法を解説しているため、早速取り入れてみましょう。
自己PRで短所を魅力的に書く4ステップ|8例文×言い換え例も紹介
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個人的には、〇×△で評価するなら「〇」ですね。
口下手というと「話す意欲はあるけれど、うまく表せない」ということだと思うので、話す意欲と向上心さえ見えれば良いのではと思います。