目次
- 企業からの「記憶力」の印象
- 評価につながる経験
- 注意点
- 言い換えられる言葉
- おすすめの業界・職種・会社
- 「記憶力」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
- 「記憶力」の自己PR例文
- 「記憶力」を自己PRにしたい人はこちら!
「記憶力を自己PRにしたい」。このように考えている人もいるでしょう。
一見アピールが難しい「記憶力」ですが、伝え方のコツを押さえれば企業に響く自己PRにできます。
それではどのように伝えれば良いのか。この記事で確認していきましょう。
「記憶力」の自己PR作成前に、基本的な自己PRの作り方を理解したい人は、以下の記事もチェックしてくださいね。
【例文9選】大学生必見!自己PRの考え方や書き方を徹底解説
企業からの「記憶力」の印象
・顧客との信頼関係構築や接客・営業の場面で、細やかな心遣いができそう
・新しい知識や業務のインプットが速く、即戦力になれそう
・情報を暗記しているだけでは、仕事上の成果や具体的な行動に結びつけられないのではないかという懸念を抱く
評価につながる経験
- 顧客との信頼関係を構築し成果につなげる行動力が評価される
(例)常連客の顔や名前、会話内容を記憶しており、再来店時に即座に駆け寄って声をかけることで満足度を高め、リピート利用に貢献した
- インプットの速さとそれをアウトプットに転換して成果を出す力が評価される
(例)法律や複雑な商品プランの情報を記憶し、顧客の状況に合わせて「この制度を適用すれば〇%割引になる」といった最適な提案をし、成果につなげた
注意点
- 覚えているだけでは、仕事での再現性や成果につながらないと判断されてしまう
⇒記憶した情報を使ってどんな具体的なアクションを起こしたか、それによってどう成果・信頼につながったかという「行動と成果」まで伝える
- 「頭で記憶できるからメモを取らない」などのアピールをしてしまうと、不真面目な印象を持たれる可能性もある
⇒記憶力に頼り切るのではなく、「即座にメモを取り、それを迅速に自分の中に落とし込んで行動に移す」といった確実性と素早さを兼ね備えた姿勢を示す
言い換えられる言葉
- 一度見た・聞いた情報を素早く自分のものにして即座に行動へ移せるというポテンシャルを示せるため、入社後の立ち上がりの早さをイメージさせやすい
おすすめの業界・職種・会社
- 顧客の顔や過去の会話、細かな特徴を覚えることがプラスに働く環境
- 記憶を呼び起こし即座に気の利いた対応ができれば、売上や契約獲得に結び付けやすい
- 法律や多様な商品知識などの膨大な情報を記憶する必要がある環境
- 顧客の状況に応じて瞬時に最適な提案をおこなう能力が強みとして活きる
「記憶力」の自己PRに対してキャリアアドバイザーがアドバイス!
「記憶力」の自己PR例文
私の強みは、膨大な情報を素早く吸収・整理し、顧客への最適な提案へと繋げる「インプットの速さと活用力」です。
長期インターン先の営業業務で多数の複雑な商品プランや制度内容を扱う中で、この強みを発揮しました。
業務の際は記憶だけに過信せず、教わった知識や顧客ごとの要望を即座にメモに記録し、終業後に整理して素早く知識として定着させました。そのうえで、商談や接客の場では蓄積した情報から瞬時に必要なデータを引き出し、お客様の状況に合わせて「このプランを適用すれば月額〇%削減できる」といった、気の利いた提案を先回りしておこないました。
正確な知識に基づく迅速なアプローチを徹底した結果、お客様からの深い信頼を獲得し、新規契約率を前年比で15%向上させることができました。
この「情報を正確に吸収し、即座に相手のメリットとなる行動に変える力」を活かし、迅速なキャッチアップで即戦力となり、最適な提案を通じて事業成果に貢献いたします。
「記憶力」をビジネスで即戦力になれるインプット・活用力として示せている例文ですね。特に良いポイントは、以下の2点です。
・「記憶力に頼り切らない誠実さ」と「吸収速度」を両立できている
・インプットを「相手のメリットになる提案」へ変換できている
インプットの過程と即座の知識活用が描かれているため、入社後のキャッチアップの早さや、即戦力を期待できる自己PRですね。
「記憶力」を自己PRにしたい人はこちら!
記憶力は、「顧客の特徴を覚えて提案につなげる」ことでより強い自己PRにできます。顧客とかかわる必要がある接客経験についてもアピールするために、以下の記事も見てみてください。
自己PR「接客」でライバルと差をつけるコツ|強み一覧表付き
記憶力を活かして他者とコミュニケーションを取った経験のある人は、以下の記事からコミュニケーション能力の強みをアピールする方法も押さえてみましょう。
「長所はコミュニケーション能力」で差がつく10個の言い換えとは
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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!行動につなげてビジネスのポテンシャルを見せて!
キャリアアドバイザー
石川 愛
プロフィールをみる記憶しただけで終わるのはNG
「人より記憶力が良い」「一度聞いたことはすぐ覚えられる」。そうアピールしたくなる気持ちもわかりますが、記憶力があること自体は、「それが仕事でどう活きるの?」という疑問で終わってしまうのが本音です。
現代ではデータやメモを残せば補える部分も多く、覚えていることそのものの価値は下がりつつあります。そんななかで評価を高めるポイントは、覚えた情報を活用してどのような具体的な行動を起こしたかまで伝えられるかどうか。
実際に評価が高まる具体的なエピソードの例を紹介します。
パン屋でのアルバイトで記憶力を仕事の武器に変換させた例
【覚えたこと】
・よく来る顧客の顔や前回の会話内容、毎回必ず頼むメニュー
【起こした行動】
・来店時には必ず「いつもご注文されるパンが焼き立てですよ」「本日は違う商品もいかがですか」などの声掛けをした
・雨の日は割引クーポンを配布していることなど、常連客しか知らない情報を伝えた
【結果】
・顧客側から声をかけてもらう機会が増えた
・リピーターとして店舗を利用してくれる人が前年比で20%増加した
「覚えていること」はあくまでスタート地点。記憶した情報を「瞬時に取り出して行動した」「提案の切り札にした」というプロセスまで語れて初めて、「入社後もすぐ現場の動きを吸収して活躍してくれそうだ」とポテンシャルを感じさせることができるのです。
自慢の記憶力をきっかけに、自分がどう思考し、相手や組織のためにどう動いたのか。その「+αの行動」を振り返ってみてくださいね。